JP4583088B2 - ストローブ信号遅延装置及び同装置を備える半導体装置 - Google Patents

ストローブ信号遅延装置及び同装置を備える半導体装置 Download PDF

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本発明は、DLL(Delay Locked Loop;ディレイ・ロックド・ループ)を使用するストローブ信号遅延制御装置に関する。
半導体装置における高速なデータのインターフェースの場合、クロック若しくはストローブ信号とデータとの同期を取るために、電圧又は温度の変動に関わらず一定のタイミングでデータを取り込む機構が必要とされる。このことを実現するための手段の一つとして、DLL(ディレイ・ロックト・ループ)回路を使用することがあげられる。
上記のDLL回路について更に説明する。デバイス間のデータインターフェース手法として、デバイス間で位相制御された単一のクロックを用いてクロックに同期してデータを送受信する手法や、データを送信するデバイスがストローブ信号とデータとを出力しデータを受信するデバイスが受け取ったストローブとデータとを用いて内部に取り込む手法などがある。後者の例として、ハードディスクにおけるウルトラDMA、DDR(ダブルデータレート)−SDRAM、DDRII−SDRAMなどのデータインターフェースがある。これらのうち、ウルトラDMAについては、例えばウルトラDMA100であってもストローブ信号は最大50MHzであるため、ハードディスクインターフェースをもつASIC設計において困難な点は特に生じない。しかし、DDR−SDRAMの場合、400MHzや266MHzなどの高速なストローブ信号に同期してデータを受けなくてはならないこと、ストローブ信号とデータのタイミング規定が厳しいことなどから、ASIC設計において専用の機構を用いなければ適切なデータインターフェースが困難である。更に、DDRII−SDRAMの場合、400MHz以上の周期でデータを受け取らなければならないから、上記の困難な点はより顕著になる。
上記の問題点を解決するための公知の技術として、DLLを用いる手法が知られている。この手法を用いたデータを受信するデバイスの構成の一部の例を、図8に示す。図8に示される構成によるデータの入力タイミングを、図9に示す。
DLL回路104内部では、入力されたクロックの1周期分に関するDLL内部にある遅延素子106の設定値を、遅延制御回路110がクロック位相と遅延素子106を通過したクロックの位相とを比較することにより算出する。算出された遅延素子106の遅延設定値と、(外部134から与えられる)ギア比設定値とから、遅延設定値算出回路112がストローブ信号を遅延させる遅延素子126の遅延設定値を算出する。このギア比設定値が45%ならばストローブ信号用遅延素子126にはクロック周期の45%の遅延値が設定される。ここで、DLL104内部にある遅延素子106とストローブ信号用遅延素子126とは、同じ構成の遅延素子であることが前提である。これら遅延素子106,126には、0%の遅延設定であっても少しであるが遅延値が備わる。従って、最小遅延素子118は、0%の遅延設定がなされた場合の遅延素子106、126の遅延値と同一の遅延値を持つ。図9において、“td”がストローブ用遅延素子による遅延値である。
図10(a)は、図8に示されるデバイス構成におけるストローブ遅延の理想的なタイミングを示す。TDDは、複数のデータ信号の入力から最小遅延素子118を介しフリップフロップ120に至るまでの遅延を示す。TD1がストローブ遅延値である。遅延素子126は小さな遅延単位の選択により遅延値が決まるためジッタが存在する。J1がそのジッタを示す。
ASIC設計において、複数のデータ信号間でTDDが一定になることが必要である。従って、図8に示すように、フリップフロップ120は最小遅延素子118の近傍に配置され、各データ線のTDDの差が無いように設計される。一方、遅延素子126により補正されるストローブ信号は、遅延素子126から出力後クロックツリーシンセシスを用い各フリップフロップ120までのスキューが小さくなるように設計されるのであるが、ここで問題となるのは、遅延素子126からフリップフロップ120までの距離が長くなることである。更に遅延素子126からフリップフロップ120までの遅延は、温度、電圧の変動により変動が大きいことも問題となる。図10(b)に示される “TC”が遅延素子126からフリップフロップ120までの遅延値に相当し、“J2”が遅延値の変動量に相当する。したがって、図10(a)の理想的なタイミングの有効なデータウィンドウTDWにおいてマージンが“M1A”、“M1B”になるのに対し、現実のASIC設計においてはマージンが(図10(b)の)“M2A”、“M2B”のようになってしまい、図から明白なようにデータウィンドウに対するバランスおよびマージンが減少してしまう。
Micron Design Line "DDR SRAM Functionality and Controller Read Data Capture".
本発明は、図10(b)のTCおよびJ2を無くすことを目的とする。即ち本発明は、DLLを用いるデータ受信デバイスのインターフェース部分において、遅延素子により補正されるストローブ信号の、フリッププロップまでの遅延値とその変動量を無くすことを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために為されたものである。本発明に係る請求項1に記載の遅延装置は、
遅延値が可変である遅延素子と遅延素子の遅延を制御する遅延制御回路とを有し、
遅延素子の出力と遅延素子の最小遅延単位の遅延値を持つ最小遅延素子の出力が位相比較器に接続され、
遅延素子の入力と最小遅延素子の入力は共通であり、且つストローブ信号若しくはリファレンスクロックのいずれかが共通の入力として選択され、
位相比較器の比較結果により遅延制御回路が制御され、
遅延素子の出力が複数のデータラッチのクロックとして使用され得る遅延装置である。その遅延装置において、
遅延素子の入力及び最小遅延素子の入力としてリファレンスクロックが選択された場合、
位相比較器の一つの入力が、リファレンスクロック入力を起点とし、少なくとも複数のデータラッチのためのクロックラインと遅延値が可変である遅延素子とを通過する信号であり、
位相比較器のもう一つの入力が、前記起点から少なくとも前記遅延素子の最小遅延単位の遅延値をもつ最小遅延素子を通過する信号であり、
位相比較器の比較結果を用いて遅延制御回路が遅延素子の遅延値を決定し、
遅延素子の入力及び最小遅延素子の入力としてストローブ信号が選択された場合、ストローブ信号は前記遅延素子および前記クロックラインを通過し前記データラッチのクロックに接続されることを特徴とする。
本発明に係る請求項2に記載の遅延装置は、
少なくとも前記最小遅延素子と同じ遅延値を持つ遅延素子を通過する複数の信号が複数のデータラッチの入力にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1に記載の遅延装置である。
本発明に係る請求項3に記載の遅延装置は、
前記最小遅延素子と同じ遅延値を持つ遅延素子を通過する信号が複数のデータラッチの入力になっていることを特徴とする請求項2に記載の遅延装置である。
本発明に係る請求項4に記載の半導体装置は、
請求項1に記載の遅延装置を備える半導体装置であり、
遅延素子の出力から、クロックラインに接続される複数のデータラッチのクロック入力まで、およびクロックラインに接続される位相比較器の入力までの、それぞれの配線遅延のスキューが少なくなるように、複数のデータラッチおよび位相比較器が配置された構造であることを特徴とする半導体装置である。
本発明に係る請求項5に記載の半導体装置は、
前記クロックラインにてクロックツリーシンセシスが用いられ配線遅延のスキューが少なくなるように配置されたことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置である。
本発明に係る請求項6に記載の遅延装置は、
パルス発生器が備わり、
リファレンスクロックの代わりにリファレンスクロックの1周期を示すパルス信号が前記パルス発生器から入力されることを特徴とする請求項1に記載の遅延装置である。
本発明に係る請求項7に記載の半導体装置は、
請求項1に記載の遅延装置が二対((38a、40a、42a、44a、46a)、(38b、40b、42b、44b、46b))備えられ、そのうちの一対にはストローブ信号の代わりにストローブ信号を反転した信号が入力されることを特徴とする半導体装置である。
本発明に係る請求項8に記載の半導体装置は、
二対のデータ遅延装置(21a、21b)を含み、夫々のデータ遅延装置(21a、21b)はデータラッチを備え、
上記二対のデータ遅延装置(21a、21b)のうち一つのデータ遅延装置(21a)の、クロックラインに接続されるデータラッチの入力は、もう一つのデータ遅延装置(21b)の、クロックラインに接続されるデータラッチの入力と共通の信号が接続されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置である。
本発明に係る請求項9に記載の半導体装置は、
ストローブ信号の隣り合う二つの立ち上がり信号または立ち下がり信号の周期と同期する外部クロックが入力され、その外部クロックの逓倍されたクロックがリファレンスクロックとして入力されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置である。
本発明に係る請求項10に記載の半導体装置は、
ストローブ信号はDDR−SDRAMのストローブ信号と接続され、それに対応する4本あるいは8本のDDR−SDRAMのデータバスがデータラッチの入力に最小遅延素子を介して接続されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置である。
本発明に係る請求項11に記載の遅延装置は、
補正モード信号がアクティブの場合、リファレンスクロックが入力として選択され、遅延制御回路が位相比較器の出力に応じ遅延素子の遅延値を決定することを特徴とする請求項1に記載の遅延装置である。
本発明に係る請求項12に記載の半導体装置は、
DDR−SDRAMのリフレッシュサイクルに同期して、遅延装置の補正モード信号をアクティブにすることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置である。
本発明を利用することにより、DLLを用いるデータ受信デバイスのインターフェース部分において、遅延素子により補正されるストローブ信号の、フリッププロップまでの遅延値とその変動量を無くすことができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
《第1の実施形態》
図1は、本発明に係る好適な第1の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部2の概略の回路図を示す。図2は、図1の遅延素子42の簡単な回路例を示す。図2では、バッファ52の一つが最小遅延単位を構成する。選択回路50で最小単位の遅延が選択されても(即ち、図2の選択回路50の最下位の信号が選択されても)、選択回路その他による遅延は必ず付加される。この時の遅延値が、最小遅延素子40のもつ遅延値と同等であることが望ましい。最小遅延素子40は、遅延素子で最小単位が選択されている場合、位相比較器46の比較結果が大きな遅延差になる(遅延素子42が最小単位の遅延になっているとしても、所望以上の遅延が生じてしまうこと)を防ぐための回路である。
図3では、遅延素子42の入力がリファレンスクロックの場合、位相比較器入力1が最小遅延素子40を通過する線路による入力を示し、図3の“tD_min”がその最小遅延素子40による遅延値を示す。また、位相比較器入力2が遅延素子42とクロックラインを通過する線路による入力を示す。ここで位相比較器入力2の初期状態では、遅延素子42の遅延設定は最小若しくは最小に近い設定である。その時のタイミングを図3の位相比較器入力2(a)に示す。遅延素子42の遅延値の初期設定が最小である場合(即ち、最小遅延素子40の遅延値が設定されている場合)、位相比較器入力1とのタイミングの差は、クロックラインの遅延が付加されていることから生じる。初期状態に対して、遅延制御回路44は遅延素子42の遅延単位を増加するように制御する。そうすると、位相比較器入力は、“位相比較器入力2(b)”から“位相比較器入力2(c)”へと変化していく。
図3に示される位相比較器入力2(c)のタイミングのように、位相比較器入力1のエッジより遅くなれば、遅延制御回路44は遅延値を減らすように制御する。以後、遅延制御回路44は、二つの入力(位相比較器入力1と位相比較器入力2)のエッジが近似するように遅延素子42の遅延値の増減を制御する。このとき、図3のtD_lockは、図1の遅延素子およびクロックラインを通過する遅延時間を示すが、リファレンスクロックの一周期と一致する。図1の遅延素子出力から、位相比較器入力、および各フリップフロップの入力までの遅延が等しければ、遅延素子入力からフリップフロップ(20a、20b)のクロック入力までが、リファレンスクロックの周期に等しくなるように制御されたことになる。
遅延素子42の遅延値の制御は、図1の補正モード信号がアクティブの時に、リファレンスクロックがマルチプレクス38により選択されることで行われる。補正モード信号が非アクティブの場合はストローブ信号が選択され、ストローブ信号がリファレンスクロックの一周期分の遅延時間後にフリップフロップ(20a、20b)のクロックに到達することになる。
図4に示すように、各ストローブエッジの中間に有効データが有る場合、ストローブ信号がバスクロックと同期しており、リファレンスクロックが図4の4逓倍クロックに相当するのであれば、フリップフロップ(20a、20b)のクロックにはストローブの90度位相遅延させた信号が入力されることになる。このとき、データの有効範囲の中間地点でデータを取り込むことが可能となる。
図1のデータ遅延装置(21a、21b)のフリップフロップ(20a、20b)の前に付加されている最小遅延素子(18a、18b)は、図4のtD_minをデータ遅延として付加し、tcycのストローブ遅延が適切に付加されることを補完するものである。図1のデータ遅延装置(21a、21b)は、最小遅延素子(18a、18b)の出力が一つのフリップフロップ(20a、20b)と接続しているが、図5に示すように複数のフリップフロップ(20−1、20−2、20−3、20−4)と接続してもよい。複数のフリップフロップが接続する場合、後段の回路(図5の場合、D0OUT0〜D0OUT3のデータを取り込む回路)がデータを取り込みやすくなる。
《第2の実施形態》
図6は、本発明に係る好適な第2の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部2の概略の回路図を示す。ストローブ遅延装置36はリファレンスクロックの一周期分の遅延をストローブ信号に与える動作をする際、リファレンスクロックを入力するのではなく、図6のパルス発生器49によりリファレンスクロック周期相当のパルスを与えるようにしてもよい。
《第3の実施形態》
図7は、本発明に係る好適な第3の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部2の概略の回路図を示す。半導体装置へ入力されるストローブ信号22は、IOバッファやその他のバッファを介してストローブ遅延装置36に入力される。ストローブ信号の立上がりと立下りにおいて、品質(遅延、信号の傾斜)が異なる場合がある。ストローブの立上がりでラッチするデータと立下りでラッチするデータとに対して、それぞれ異なる遅延装置を介して補正されたストローブ信号を利用することにより、エッジによって遅延値が異なるということを防げる。
本発明に係る好適な第1の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部の概略の回路図である。 図1の遅延素子の簡単な回路例である。 リファレンスクロックと位相比較器入力の例である。 レファレンスクロック、バスクロック、データ、ストローブ、及び補正後ストローブの例である。 複数のフリップフロップと接続する回路の例である。 本発明に係る好適な第2の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部の概略の回路図である。 本発明に係る好適な第3の実施形態であるDLLを備えるデータ受信デバイスのインターフェース部の概略の回路図である。 公知の技術である、DLLを用いるデータ受信デバイスの構成例の一部である。 図8に示されるデバイス構成によるデータの入力タイミングの例である。 図8に示されるデバイス構成におけるストローブ遅延の理想的なタイミング例(a)と、公知の技術によるストローブ遅延の実際のタイミング例(b)である。
符号の説明
18、18a、18b・・・最小遅延素子、21、21a、21b・・・データ遅延装置、36・・・ストローブ遅延装置、38・・・マルチプレクス、40・・・最小遅延素子、42・・・遅延素子、46・・・位相比較器。

Claims (12)

  1. 遅延値が可変である遅延素子と遅延素子の遅延を制御する遅延制御回路とを有し、
    クロックラインを介した遅延素子の出力と遅延素子の最小遅延単位の遅延値を持つ最小遅延素子の出力が位相比較器に接続され、
    遅延素子の入力と最小遅延素子の入力は共通であり、且つストローブ信号若しくはリファレンスクロックのいずれかが共通の入力として選択され、
    位相比較器の比較結果により遅延制御回路が制御され、
    遅延素子の出力が複数のデータラッチのクロックとして使用され得る遅延装置において、
    遅延素子の入力及び最小遅延素子の入力としてリファレンスクロックが選択された場合、
    位相比較器の一つの入力が、リファレンスクロック入力を起点とし、少なくとも複数のデータラッチのためのクロックラインと遅延値が可変である遅延素子とを通過する信号であり、
    位相比較器のもう一つの入力が、前記起点から少なくとも前記遅延素子の最小遅延単位の遅延値をもつ最小遅延素子を通過する信号であり、
    位相比較器の比較結果を用いて遅延制御回路が遅延素子の遅延値を決定し、
    遅延素子の入力及び最小遅延素子の入力としてストローブ信号が選択された場合、ストローブ信号は前記遅延素子および前記クロックラインを通過し前記データラッチのクロックに接続されることを特徴とする遅延装置。
  2. 少なくとも前記最小遅延素子と同じ遅延値を持つ遅延素子を通過する複数の信号が複数のデータラッチの入力にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1に記載の遅延装置。
  3. 前記最小遅延素子と同じ遅延値を持つ遅延素子を通過する信号が複数のデータラッチの入力になっていることを特徴とする請求項2に記載の遅延装置。
  4. 請求項1に記載の遅延装置を備える半導体装置において、
    遅延素子の出力から、クロックラインに接続される複数のデータラッチのクロック入力まで、およびクロックラインに接続される位相比較器の入力までの、それぞれの配線遅延のスキューが少なくなるように、複数のデータラッチおよび位相比較器が配置された構造であることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記クロックラインにてクロックツリーシンセシスが用いられ配線遅延のスキューが少なくなるように配置されたことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. パルス発生器が備わり、
    リファレンスクロックの代わりにリファレンスクロックの1周期を示すパルス信号が前記パルス発生器から入力されることを特徴とする請求項1に記載の遅延装置。
  7. 請求項1に記載の遅延装置が二対((38a、40a、42a、44a、46a)、(38b、40b、42b、44b、46b))備えられ、そのうちの一対にはストローブ信号の代わりにストローブ信号を反転した信号が入力されることを特徴とする半導体装置。
  8. 二対のデータ遅延装置(21a、21b)を含み、夫々のデータ遅延装置(21a、21b)はデータラッチを備え、
    上記二対のデータ遅延装置(21a、21b)のうち一つのデータ遅延装置(21a)の、クロックラインに接続されるデータラッチの入力は、もう一つのデータ遅延装置(21b)の、クロックラインに接続されるデータラッチの入力と共通の信号が接続されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. ストローブ信号の隣り合う二つの立ち上がり信号または立ち下がり信号の周期と同期する外部クロックが入力され、その外部クロックの逓倍されたクロックがリファレンスクロックとして入力されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  10. ストローブ信号はDDR−SDRAMのストローブ信号と接続され、それに対応する4本あるいは8本のDDR−SDRAMのデータバスがデータラッチの入力に最小遅延素子を介して接続されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  11. 補正モード信号がアクティブの場合、リファレンスクロックが入力として選択され、遅延制御回路が位相比較器の出力に応じ遅延素子の遅延値を決定することを特徴とする請求項1に記載の遅延装置
  12. DDR−SDRAMのリフレッシュサイクルに同期して、遅延装置の補正モード信号をアクティブにすることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
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