JP4578293B2 - 外壁材および外壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅等の建物の外壁を構成する外壁材およびこの外壁材を使用した外壁構造に関する。
丸太材を複数本並設した様な仕上がり外観が得られるログハウス調の外壁材の一例として特許文献1に記載のものが知られている。
この特許文献1に記載の外壁材は、繊維板の表面に断面略円弧状で長手方向の凸脈を複数脈相互に隣接させて並設し、該表面に凸脈に沿って木質薄単板を貼着してなるものである。
この外壁材を製造する場合、繊維板の表面に接着剤を介して木質薄単板を貼着する際に、プレス面に断面略円弧状で長手方向の凹脈が複数脈相互に隣接して並設された熱圧プレスの同プレス面を木質薄単板上に圧接させている。
そして、上記のような外壁材では、表面は木質薄単板で構成されているので、ログハウス調の良好な外観に仕上がり、又、各凸脈間に隙間が発生することもない。
また、熱圧プレスによって繊維板の表面に木質薄単板が貼着されると同時にこの表面にプレス面の凹脈に対応する複数の凸脈を形成できる。
特開平8−39510号公報
ところが、前記従来の外壁材は、繊維板の表面に断面略円弧状で長手方向の凸脈を複数脈相互に隣接させて並設し、該表面に凸脈に沿って木質薄単板を貼着したものであるため、繊維板と木質薄単板という2種類の材料を必要とし、しかもこれらを接着剤によって貼着するため、材料のコストが高くなるとともに、製造に手間がかかるという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、材料コストを抑えることができるとともに容易に製造できる外壁およびこの外壁材を使用した外壁構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形した外壁材1であって、
前記押出成形によって、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が前記押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設するように形成され、
前記湾曲板部2の内側には、背面壁部5が前記湾曲板部2の両端部間に形成され、
前記背面壁部5と前記湾曲板部2との間には、この湾曲板部2の周方向中央部から前記背面壁部5に向けて延びる仕切壁6が押出し方向に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、例えば図6に示すように、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形した外壁材1であって、
前記押出成形によって、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が前記押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設するように形成され、
前記湾曲板部2の内側には、背面壁部5が前記湾曲板部2の両端部間に形成され、
前記背面壁部5が前記湾曲板部2と同様に湾曲していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の外壁において、
前記背面壁部5と前記湾曲板部2との間には、この湾曲板部2の周方向中央部から前記背面壁部5に向けて延びる仕切壁6が押出し方向に沿って形成されていることを特徴とする。
ここで、前記セルロース系微粉粒とは、例えば、廃材等の木材の粗粉砕物、バカスの祖粉砕物、稲藁の粗粉砕物等における各種植物細胞体の原料材粗粉砕物を出発原料とし、これを磨砕処理することによって得ることができる。
磨砕処理とは、粉砕処理と研磨処理とを併せ持つ処理を言うものであり、これら粉砕処理と研磨処理とを同時に行う処理であっても、粉砕処理を行った後、研磨処理を行う二工程からなる処理であってもよい。すなわち、ここで言う磨砕処理とは、後述するように、粗粉砕物から微粉砕物にする粉砕処理と、微粉際された粉粒を、繊維状態のものが絡み合い、その表面が繊毛で覆われている状態の粉粒形状から、表面に繊毛が少ない状態となるように表面研磨する研磨処理とを併せた処理を指している。
前記セルロース系微粉粒は、上記のように磨砕処理により粒径状に形成されることで、通常の木粉のような繊毛上の突出部分が少なくなり、水(湿気を含む)や溶剤などを吸着しにくくなっている。
また、前記樹脂とは、硬質樹脂や軟質樹脂のことであり、塩化ビニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂等が用いられるが、中でも塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂が、成形部材を形成するには好適である。また、樹脂は廃材の樹脂から得るようにしてもよい。
請求項1に記載の発明によれば、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設しているので、このような構成の外壁材を建物の外面に並設することによって、ログハウス調の外観に容易に仕上げることができる。
また、この外壁材1はセルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであるので、それ自体が木質感を呈することができる。したがって、従来と異なり1種類の押出材料で形成でき、また、接着剤等によって2種類の材料を貼着するといった手間もかからないので、材料コストを抑えることができるとともに容易に製造できる。
請求項2に記載の発明によれば、背面壁部5が湾曲板部2と同様に湾曲しており、背面壁部5と下地不燃材8との間に通気層31を形成することができるので、図2に示すような横胴縁9を省略することができる。また、背面壁部5によって湾曲板部2を補強することもできる。
また、請求項1および2に記載によれば、背面壁部5が湾曲板部2の両端部間に形成されているので、この背面壁部5によって湾曲板部2を補強できる。また、背面壁部5を建物の外面に当接することによって、外壁材1を建物の外面に安定的に取り付けることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の外壁材において、
両端部に位置する湾曲板部2の端部には、前記外壁材どうしを連結するための連結部3,4が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、湾曲板部2の端部には、前記外壁材1どうしを連結するための連結部3,4が形成されているので、外壁材1,1どうしを容易かつ確実に連結することができ、建物の外面の広さに応じてログハウス調の外観に容易に仕上げることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の外壁材において、
前記湾曲板部2と背面壁部5との間に形成された中空部7に、機能部品(例えば断熱材7a)が設けられていることを特徴とする。
ここで、機能部品としては、例えば、断熱材、シャッター、インターホン、コンセント、縦樋等が挙げられる。
請求項に記載の発明によれば、中空部7に機能部品7aを設けることによって、外壁材1に容易に機能を付加することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の外壁材によって構成された外壁構造であって、
建物の外面に、前記外壁材1を鉛直方向に向けて、水平方向に複数並設したことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、丸太を上下に向けて水平方向に並設したようなログハウス調の外壁を容易に形成できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の外壁構造において、
セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形してなり、円筒の外周部の約3/4の部位を構成するコーナ用部材15を用意しておき、
前記建物の外面が直交するコーナ部に前記コーナ用部材15を鉛直方向に向けて配置し、このコーナ用部材15に、前記外壁材1を並設したことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、建物のコーナ部を含めて、丸太を上下に向けて水平方向に並設したようなログハウス調の外壁を容易に形成できる。
請求項に記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載の外壁材によって構成された外壁構造であって、
前記外壁材1を水平方向に向けて、鉛直方向に複数並設したことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、丸太を水平に向けて鉛直方向に並設したようなログハウス調の外壁を容易に形成できる。
請求項に記載の発明は、例えば図7〜図9に示すように、請求項に記載の外壁構造において、
円筒部材37,37が直角に交わって形成された円筒直交部材36を、前記円筒部材37の軸方向と直交する方向に複数連設するようにして形成されたコーナ用部材35を用意しておき、
前記建物の外面が直交するコーナ部に前記コーナ用部材35を水平にして配置し、このコーナ用部材35に、前記外壁材1を並設したことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、建物のコーナ部を含めて、丸太を水平に向けて鉛直方向に並設したようなログハウス調の外壁を容易に形成できる。
本発明の外壁材によれば、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部が押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設しているので、この外壁材を建物の外面に並設することによって、ログハウス調の外観に容易に仕上げることができる。
また、この外壁材は、従来と異なり木質感を呈することができる1種類の押出材料で形成でき、また、接着剤等によって2種類の材料を貼着するといった手間もかからないので、材料コストを抑えることができるとともに容易に製造できる。
また、本発明の外壁構造によれば、ログハウス調の外壁を容易に形成できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示すものである。
図1は、本発明に係る外壁材によって外壁が構成された建物の正面図であり、図2は外壁材を示す平断面図である。
図1に示すように、外壁材1は建物の外面に縦貼りされているとともに、窓の上に位置する外壁材101,102および窓の下に位置する外壁材1は横貼りされている。
前記外壁材1は、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであり、図2に示すように、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が押出成形の押出し方向と直交する方向に2つ連設するように形成されている。
すなわち、図2において、押出成形の際の押出し方向は紙面と直交する方向であり、湾曲板部2,2は左右に連設するように形成されている。一方(図2において左方)の湾曲板部2の左端部には連結部3が形成されており、他方(図2において右方)の湾曲板部2の右端部には連結部4が形成されている。
連結部3,4は隣り合う外壁材1,1どうしを連結するものであり、以下のように構成されている。
すなわち、連結部3は凹溝3aと、この凹溝3aの下側に形成された押え部3bとを有している。凹溝3aは湾曲板部2の押出し方向(図2において紙面と直交する方向)に沿って形成されている。押え部3bも、湾曲板部2の押出し方向に沿って形成されており、該押え部3bは背面壁部5より一段上側に位置している。したがって、押え部3bの下側には凹所が形成されている。
連結部4は、凸条4aと、この凸条4aの下側に形成された被押え部4bとを有している。凸条4aは湾曲板部2の押出し方向(図2において紙面と直交する方向)に沿って形成されており、この凸条4aと、該凸条4aと隣り合う連結部3の凹溝3aとは凹凸嵌合するようになっている。被押え部4bも湾曲板部2の押出し方向に沿って形成されており、該被押え部4bは凸条4aより外側に突出しており、この被押え部4bと隣り合う連結部3の押え部3bの下側に挿入され、該押え部3bによって上から押えられるようになっている。
また、外壁材1の湾曲板部2の内側には、背面壁部5が湾曲板部2の両端部間に形成されている。2つの湾曲板部2に形成された背面壁部5は連続しておりその裏面は平面となっている。
さらに、背面壁部5と湾曲板部2との間には仕切壁6が押出し方向に沿って形成されており、この仕切壁6によって、外壁材1の内部に形成された中空部が2つに分割され、これによって外壁材1の内部には2つの中空部7,7が設けられている。この中空部7には、例えば、断熱材7aが充填されている。
そして、上記のような構成の外壁材1は、建物1の外面に該外壁材1を鉛直方向(図2において紙面と直交する方向、図1において上下方向)に向けて、水平方向(図2および図1において左右方向)に複数並設されている。
建物1の外面は、板状の下地不燃材8によって構成されており、この下地不燃材8は横胴縁9を介して壁パネル10に固定されている。横胴縁9は角材や合板等によって形成された水平方向に長尺なものであり、該横胴縁9は鉛直方向に所定間隔で互いに平行に配置されている。横胴縁9は下地不燃材8と壁パネル10との間に通気層を形成するためのものであり、この通気層によって結露を防止するようになっている。
壁パネル10は、建物1の躯体となる壁本体を構成するものであり、矩形枠状に形成された枠体の表裏両面に合板等の面材を貼り付けるとともに、枠体の内部に補強桟材を縦横に組み付けて構成されている。
下地不燃材8の表面に複数並設された外壁材1は、その背面壁部5を下地不燃材8の表面に当接するとともに、互いに隣り合う外壁材1,1の連結部3,4どうしを連結するとともに、この連結部位においてビス等の止着材11を下地不燃材8を通して横胴縁9までねじ込むことによって、下地不燃材8の表面に固定されている。
前記連結部3,4どうしの連結は、連結部3の凹溝3aに、連結部4の凸条4aを凹凸嵌合するとともに、連結部3の押え部3bの下側に連結部4の被押え部4bを挿入することによって行われている。
また、被押え部4bに前記止着材11を下地不燃材8を通して横胴縁9までねじ込むことによって、該被押え部4bが下地不燃材8の表面に固定されている。
外壁材1を下地不燃材8の表面に並設していく場合、まず、最初の外壁材1を下地不燃材8の表面の所定の位置に設置するとともに、その被押え部4bを止着材11によって固定する。その後、次の外壁材1を最初の外壁材1に隣接して設置し、その連結部3の凹溝3aを最初の外壁材1の連結部4の凸条4aに嵌合するとともに、最初の外壁材1の連結部4の被押え部4b上に、次の外壁材1の連結部3の押え部3bを当てる。前記凸条4aと凹溝3aとの凹凸嵌合においては、凸条4aの傾斜面と凹溝3aの傾斜面とが係合しているので、凹溝3aは凸条4aによって下方に押付けられ、これによって押え部3bが被押え部4bを押圧する。したがって、連結部3,4の連結部位が下地不燃材8の表面に確実に固定される。同様にして、次の外壁材1にさらに次の外壁材1を連結部3,4によって連結していく工程を所定回数繰り返すことによって、複数の外壁材1・・・を並設しながら、これらを互いに連結していく。
また、建物のコーナ部においては、図3および図4に示すように、コーナ用部材15が設けられている。このコーナ用部材15も、外壁材1と同様に、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであり、円筒の外周部の約3/4の部位を構成するような形状となっている。コーナ用部材15は外壁材1とほぼ等しい長さに形成されており、鉛直方向に向けて前記コーナ部に配置されている。
前記コーナ用部材15は、円弧板部16と、この円弧板部16の両端部に形成された連結部17,18と、円弧板部16の内側において、円弧板部16の両端部間に形成された背面壁部19とを備えている。
前記円弧板部16は、円筒面の約3/4に相当する外周面を備えたものである。
連結部17,18は外壁材1,1と連結するために形成されたものである。連結部17は、前記外壁材1の連結部3と同様に形成されたもので、凹溝17aと、この凹溝17aの下側に形成された押え部17bとを有している。凹溝17aは円弧板部16の押出し方向(図3において紙面と直交する方向)に沿って形成されており、この凹溝17aと隣り合う外壁材1の連結部4の凸条4aと凹凸嵌合するようになっている。押え部17bも、円弧板部16の押出し方向に沿って形成されており、該押え部17bは背面壁部19より一段上側に位置している。そして、押え部17bの下側には隣接する外壁材1の連結部4の被押え部4bが挿入されるようになっている。
連結部18は、前記外壁材1の連結部4と同様に形成されたもので、凸条18aと、この凸条18aの下側に形成された被押え部18bとを有している。凸条18aは円弧板部16の押出し方向(図3において紙面と直交する方向)に沿って形成されており、この凸条18aと、該凸条18aと隣り合う外壁材1の連結部3の凹溝3aとは凹凸嵌合するようになっている。被押え部18bも円弧板部16の押出し方向に沿って形成されており、該被押え部18bは凸条18aより外側に突出しており、この被押え部18bと隣り合う外壁材1の連結部3の押え部3bの下側に挿入され、該押え部3bによって上から押えられるようになっている。
前記背面壁部19は直交した二つの壁部19a,19aによって構成されており、これら壁部19a,19aは、建物の外面が直交するコーナ部の外面に当接されるようになっている。
また、背面壁部19の角部と円弧板部16との間には仕切壁20が押出し方向に沿って形成されており、この仕切壁20によって、コーナ用部材15の内部に形成された中空部が2つに分割され、これによってコーナ用部材15の内部には2つの中空部21,21が設けられている。この中空部21には、例えば、縦樋21aが挿入されている。
そして、建物のコーナ部に配置されたコーナ用部材15は、その背面壁部19をコーナ部の外面に当接するとともに、コーナ用部材15に並設された外壁材1,1に連結するとともに、この連結部位においてビス等の止着材11を下地不燃材8を通して横胴縁9までねじ込むことによって、コーナ部の外面に固定されている。
一方の外壁材1の連結部3とコーナ用部材15の連結部18との連結は、連結部3の凹溝3aに、連結部18の凸条18aを凹凸嵌合するとともに、連結部3の押え部3bの下側に連結部18の被押え部18bを挿入することによって行われている。
また、被押え部18bに前記止着材11を下地不燃材8を通して横胴縁9までねじ込むことによって、該被押え部18bがコーナ部の外面に固定されている。
コーナ用部材15の連結部17と他方の外壁材1の連結部4との連結は、連結部17の凹溝17aに、連結部4の凸条4aを凹凸嵌合するとともに、連結部17の押え部17bの下側に連結部4の被押え部4bを挿入することによって行われている。
また、被押え部4bに前記止着材11を下地不燃材8を通して横胴縁9までねじ込むことによって、該被押え部4bがコーナ部の外面に固定されている。
図4および図5に示すように、窓の上に位置する外壁材101,102は横貼りされている。
外壁材101は、外壁材1と同様に、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであり、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が形成されている。この湾曲板部2は、前記外壁材1の湾曲板部2と同形状のものであり、その下端部には、連結部3が形成されている。この連結部3も前記外壁材1の連結部3と同形状のものである。また、外壁材101の湾曲板部2の内側には、背面壁部5が湾曲板部2の両端部間に形成されている。さらに、背面壁部5と湾曲板部2との間には仕切壁6が押出し方向に沿って形成されており、この仕切壁6によって、外壁材1の内部に形成された中空部が2つに分割され、これによって外壁材1の内部には2つの中空部7,7が設けられている。この中空部7には、例えば、図示しない断熱材が充填されている。
そして、このような外壁材101は、その長手方向(押出方向)を横向きにして下地不燃材8の表面に取り付けられている。外壁材101の上端部には、延出部101aが前記背面壁部5を上方に延出することによって形成されている。この延出部101aは軒天23の端面と下地不燃材8との間に挿入されており、延出部101aは、止着材11を下地不燃材8を通して縦胴縁9aまでねじ込むことによって、下地不燃材8に固定されている。
外壁材102は、外壁材1,101と同様に、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであり、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が形成されている。この湾曲板部2は、前記外壁材1の湾曲板部2と同形状のものであり、その上端部には、連結部4が形成されている。この連結部4も前記外壁材1の連結部4と同形状のものである。
また、湾曲板部2の上端部には、水平方向に延出する上板部102aが一体的に形成されており、その先端部は壁パネル10に形成された窓用の開口部内まで延出されている。上板部102aの先端は、壁パネル10、縦胴縁9a、下地不燃材8を備える外壁の厚さの約半分の位置まで達している。上板部102aの先端部には下方に垂下する背面壁部102bが一体的に形成されており、この背面壁部102bの下端と湾曲板部2の下端との間は開口している。そして、この開口部からシャッタ28が中空部27に収納されている。なお、背面壁部102bの下端と、湾曲板部2の下端とはほぼ同じ高さに位置している。このような外壁材102では、湾曲板部2が外側に向けて湾曲しており、背面壁部102bが壁パネル10、縦胴縁9a、下地不燃材8を備える外壁の厚さの約半分の位置に位置しているので、中空部27は前記外壁材1や外壁材101の中空部7より横方向の幅が大きくなる。
外壁材1,101の中空部7は、その背面壁部5が外壁の表面に位置しているので、横方向の幅が小さくて、シャッタ28を収納するには不十分であるが、外壁材102の中空部27は、湾曲板部2の円弧と、外壁厚の半分を利用して横方向の幅を大きくできるので、この大きい中空部27内にシャッタ28を容易に収納することができる。
また、前記壁パネル10の開口部内の上部には、壁103が開口部の内周の上面に当接した状態で設けられている。この壁103は断面コ字状の枠材103aの両面に、石膏ボード等の面材103b,103cを取り付けてなるものであり、壁103の裏面は、壁パネル10の裏面とほぼ面一となっている。
そして、このような外壁材102は、その長手方向(押出方向)を横向きにして、前記壁103の面材103bに背面壁部102bを当接もしくは近接したうえで、この面材103bに固定されている。この固定は、例えば接着剤やビス等を使用すればよい。また、湾曲板部2の上端部に形成されている連結部4の凸条は、前記外壁材101の下端部に形成された連結部3の凹溝に凹凸嵌合しており、これによって、上下の外壁材101,102が連結されている。
また、前記壁103の下側に形成されている開口部には、窓枠25とサッシ窓104が設けられている。窓枠25は開口部内周面に内側から挿入されており、その端部には開口部の周囲に当接するフランジ部25aが形成されている。
サッシ窓104の上端部には上方に延出する延出板104aが形成されており、この延出板104aが外壁材102の下端の開口から中空部27に挿入され、背面壁部102bの内面に当接されている。また、サッシ窓104の上枠は外壁材102の下端の開口から中空部27に挿入されており、これによって上枠は外部から見えないように隠されている。
さらに、サッシ窓104の上端部と湾曲板部2の下端との間には、隙間が形成されており、前記シャッタ28はこの隙間を通して下方に巻き出されることによって、窓を閉鎖できるようになっている。
なお、前記外壁材101と外壁材102とは別体に形成したが、これらは押出成形によって一体的に形成してもよい。この場合、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2,2が押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設するように形成すればよい。
窓の下に横貼りされている外壁材1は その長手方向を横向きにして下地不燃材8の表面に取り付けられている。外壁材1の上端部には、連結部4が形成されており、この連結部4の被押え部4bは、止着材11を下地不燃材8を通して縦胴縁9aまでねじ込むことによって、下地不燃材8に固定されている。
また、下側の湾曲板部2は、その略下半分が切断除去されており、同様に背面壁部5も略下半分が切断除去されている。そして、背面壁部5の下端部は、止着材11を下地不燃材8を通して縦胴縁9aまでねじ込むことによって、下地不燃材8に固定されている。また、下半部分が除去された下側の湾曲板部2は水切りとして機能するようになっている。
なお、図5において、符号29は基礎、符号30は基礎29上に設置される床パネルを示す。
本実施の形態によれば、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部2が押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設した外壁材1となっているので、このような構成の外壁材1を建物の外面に並設し、さらに、建物の外面が直交するコーナ部にコーナ用部材15を配置し、このコーナ用部材15に、前記外壁材1を並設することによって、コーナ部を含めてログハウス調の外観に容易に仕上げることができる。
また、この外壁材1はセルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形したものであるので、それ自体が木質感を呈することができる。したがって、従来と異なり1種類の押出材料で形成でき、また、接着剤等によって2種類の材料を貼着するといった手間もかからないので、材料コストを抑えることができるとともに容易に製造できる。
さらに、湾曲板部2の端部には、前記外壁材1,1どうしを連結するための連結部3,4が形成されているので、外壁材1,1どうしを容易かつ確実に連結することができ、建物の外面の広さに応じてログハウス調の外観に容易に仕上げることができる。
また、背面壁部5が湾曲板部2の両端部間に形成されているので、この背面壁部5によって湾曲板部2を補強できる。また、背面壁部5を建物の外面に当接することによって、外壁材1を建物の外面に安定的に取り付けることができる。
加えて、縦貼りの外壁材1の中空部7に断熱材7aを挿入したので、外壁材1に断熱機能を付加できる。また、窓の上にある横貼りの外壁材1の中空部27にシャッタ28を収納したので、外壁材1にシャッタボックスとしての機能を付加できる。さらに、コーナ用部材15の中空部21に縦樋21aを挿入したので、コーナ用部材15に縦樋21aとしての機能を付加できるとともに、縦樋21aが外部に露出しないので、建物としての仕上がりが良好なものとなる。
なお、本実施の形態では、外壁材1の背面壁部5が平面状に形成されていたが、図6に示すように、背面壁部5が湾曲板部2と同様に湾曲していてもよい。この場合、背面壁部5と下地不燃材8との間に通気層31を形成することができるので、図2に示すような横胴縁9を省略することができる。また、背面壁部5によって湾曲板部2を補強することもできる。
(第2の実施の形態)
図7〜図9は第2の実施の形態を示すものである。
図7は、本発明に係る外壁材1によって外壁が構成された建物の正面図であり、本実施の形態では、外壁材1を水平方向に向けて、鉛直方向に複数並設した外壁構造となっている。鉛直方向つまり上下に隣り合う外壁材1,1どうしの連結は、図2で示した外壁材1,1どうしの連結と同様に行われている。したがって、本実施の形態において、外壁材1,1どうしの連結は、図2を90度回転させた状態と同じであるので、該連結構造の説明は省略する。
また、本実施の形態では、図8および図9に示すように、コーナ用部材35を用意しておき、建物の外面が直交するコーナ部にコーナ用部材35を水平にして配置し、このコーナ用部材35に、前記外壁材1を並設した外壁構造となっている。
コーナ用部材35は、円筒直交部材36を軸方向と直交する方向に複数連設するようにして形成されたものである。円筒直交部材36は、円筒部材37,37が直角に交わって形成されたものであり、これら円筒部材37,37には、それぞれ連結部38,38が形成されている。
円筒部材37の端面は蓋部材37a,37aによって閉塞されている。また、連結部38は、前記外壁材1の湾曲板部2と同様に湾曲して形成された板状のものであり、湾曲板部2と同幅でかつ同じ曲率で湾曲形成されている。そして、このような連結部38,38は、コーナ部に該コーナ部を挟んで配置された外壁材1の湾曲板部2,2と連結されるようになっている。この連結は、例えば、湾曲板部2の端面と連結部38の端面とを接着剤等によって接着したり、また、互いに対向する端面に、互いに係合する係合部を形成しておき、これらを係合することによって行ってもよいし、この係合に加えて接着剤による接着を併用してもよい。
また、コーナ用部材35の円筒部材37の互いに上下に対向する外周壁には、開口部39,39が形成されており、該開口部39,39によって、コーナ用部材35には上下に貫通する貫通部が形成されている。そして、この貫通部に縦樋40が挿通されている。
本実施の形態では、前記第1実施の形態と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、外壁材1を水平方向に向けて、鉛直方向に複数並設し、さらに、コーナ用部材35を用意しておき、建物の外面が直交するコーナ部にコーナ用部材35を水平にして配置し、このコーナ用部材35に、外壁材1を並設したので、建物のコーナ部を含めて、丸太を水平に向けて鉛直方向に並設したようなログハウス調の外壁を容易に形成できる。
本発明に係る外壁材によって外壁が構成された建物の正面図である。 本発明に係る外壁材の一例を示すもので、その平断面図である。 本発明に係る外壁構造におけるコーナ用部材を示す平断面図である。 本発明に係る外壁構造の要部を示す斜視図である。 本発明に係る外壁構造の要部を示す側断面図である。 本発明に係る外壁材の変形例を示す平断面図である。 本発明に係る外壁材によって外壁が構成された他の建物の正面図である。 本発明に係る外壁構造におけるコーナ用部材を示す平面図である。 本発明に係る外壁構造におけるコーナ用部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 外壁材
2 湾曲板部
3,4 連結部
5 背面壁部
7 中空部
7a 断熱材(機能部品)
15 コーナ用部材
27 中空部
28 シャッタ(機能部品)
35 コーナ用部材
36 円筒直交部材
37 円筒部材

Claims (9)

  1. セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形した外壁材であって、
    前記押出成形によって、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部が前記押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設するように形成され、
    前記湾曲板部の内側には、背面壁部が前記湾曲板部の両端部間に形成され、
    前記背面壁部と前記湾曲板部との間には、この湾曲板部の周方向中央部から前記背面壁部に向けて延びる仕切壁が押出し方向に沿って形成されていることを特徴とする外壁材。
  2. セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形した外壁材であって、
    前記押出成形によって、円筒の外周部の半分より小さい部位を構成する湾曲板部が前記押出成形の押出し方向と直交する方向に複数連設するように形成され、
    前記湾曲板部の内側には、背面壁部が前記湾曲板部の両端部間に形成され、
    前記背面壁部が前記湾曲板部と同様に湾曲していることを特徴とする外壁材。
  3. 請求項2に記載の外壁において、
    前記背面壁部と前記湾曲板部との間には、この湾曲板部の周方向中央部から前記背面壁部に向けて延びる仕切壁が押出し方向に沿って形成されていることを特徴とする外壁材。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の外壁材において、
    両端部に位置する湾曲板部の端部には、前記外壁材どうしを連結するための連結部が形成されていることを特徴とする外壁材。
  5. 請求項に記載の外壁材において、
    前記湾曲板部と背面壁部との間に形成された中空部に、機能部品が設けられていることを特徴とする外壁材。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の外壁材によって構成された外壁構造であって、
    建物の外面に、前記外壁材を鉛直方向に向けて、水平方向に複数並設したことを特徴とする外壁構造。
  7. 請求項に記載の外壁構造において、
    セルロース系微粉粒と樹脂とを混合して押出成形してなり、円筒の外周部の約3/4の部位を構成するコーナ用部材を用意しておき、
    前記建物の外面が直交するコーナ部に前記コーナ用部材を鉛直方向に向けて配置し、このコーナ用部材に、前記外壁材を並設したことを特徴とする外壁構造。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の外壁材によって構成された外壁構造であって、
    前記外壁材を水平方向に向けて、鉛直方向に複数並設したことを特徴とする外壁構造。
  9. 請求項に記載の外壁構造において、
    円筒部材が直角に交わって形成された円筒直交部材を、前記円筒部材の軸方向と直交する方向に複数連設するようにして形成されたコーナ用部材を用意しておき、
    前記建物の外面が直交するコーナ部に前記コーナ用部材を水平にして配置し、このコーナ用部材に、前記外壁材を並設したことを特徴とする外壁構造。
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