JP4577844B2 - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4577844B2 JP4577844B2 JP2005362377A JP2005362377A JP4577844B2 JP 4577844 B2 JP4577844 B2 JP 4577844B2 JP 2005362377 A JP2005362377 A JP 2005362377A JP 2005362377 A JP2005362377 A JP 2005362377A JP 4577844 B2 JP4577844 B2 JP 4577844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- value
- brightness
- lightness
- image processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 115
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 15
- 238000003705 background correction Methods 0.000 claims description 92
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 77
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 74
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 11
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000012015 optical character recognition Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 2
- 125000000205 L-threonino group Chemical group [H]OC(=O)[C@@]([H])(N([H])[*])[C@](C([H])([H])[H])([H])O[H] 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000010606 normalization Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 description 1
- 230000008022 sublimation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
と定義した際、前記x0に所定値を与え、一次元画像のあるxにおける明度を前記式に代入することで前記bを推定し、一次元画像の明度分布を求めるステップと、陰影補正手段が、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法にて解決する。
a: 中心線から漸近線までの距離
b: 曲線の傾き(b ≧ 0 の場合)を規定する。
(b < 0 の時は、x=x0 を漸近線とした、±∞に発散した概形になる)
c: y(明度) = 0 から中心線までの距離
x0: 中心線と交わる点の x 座標
a>0 かつ x0 が小さい場合は、1次元画像中の図9の左側の明度分布に対応し、a < 0 かつ x0 が大きい場合は図9の右側の明度分布に対応する。
地肌補正処理1では図11のフローチャート図に示すように、以下の1〜7の処理を順次実行する。
1.スキャン画像の明度(Value)、彩度(Saturation)、色相(Hue)を求める。
入力画像の赤、緑、青成分を用いて、各画素における明度(Value)、彩度(Saturation)、色相(Hue)の値を求める。
各画素の座標(x,y)における赤、緑、青成分をそれぞれ、R(x,y),G(x,y),B(x,y)、明度、彩度、色相の値をそれそれV(x,y),S(x,y),H(x,y)とする。V、S、Hは、R・G・Bを用いて次にように表すことができる。
V(x,y) = 0.3*R(x,y) + 0.59*G(x,y) + 0.11*B(x,y)
C1(x,y)= R(x,y) - V(x,y)
C2(x,y) = B(x,y)‐ V(x,y)
H(x,y)= Tan^(-1)(C1(x,y)/C2(x,y))
S(x,y) = √(C1(x,y)^2 +C2(x,y)^2)
2. 有彩色、無彩色の判定
S(x,y) と適当なしきい値St(例えば、閾値St = 15)を用いて、各画素を有彩色または無彩色に分類する。
S(x,y) ≦ St ならば、無彩色
S(x,y) > St ならば、有彩色
3. 明度プロフィールの作成
V(x,y)を用いて、綴じ部に垂直な方向に沿った明度プロフィールV(y)を作成する。具体的には、
・各yにおけるV(x,y)の1次元画像V(x)についてヒストグラムを求め、明るい方からVt個(以上)の画素が存在する明度の範囲(v1,v2とする)を求める。Vtの値は、例えば、Vt = (画像の幅の画素数)×0.1である。
・v1からv2の範囲について明度の平均値を求め、それをv(y)とする。これをライン毎に(y毎に)求める。
明度プロフィールv(y)を、雑音除去のため平滑化する。
各yについて、yを中心にしたv(y−n)からv(y+n)の平均値をv(y)の値にする。これを数回繰り返す。例えば、3〜10回繰り返す。
具体的には、明度プロフィールv(y)から平坦部分の明度を算出する。
図13は明度プロフィールv(y)の画素と明度の関係の一例を示す。図13に示すように明度が小さい部分がスキャン画像の綴じ部である。
まず、
・v(y)の値(明度)についてのヒストグラムを作成する。
図14はv(y)のヒストグラムの一例を示す。図14ではX軸が明度、Y軸が画素数である。そして、
・最も頻度が高い明度が平坦部分の明度に対応すると考えられることから(図13では左右の平坦部)、その明度を中心に、±Vmの範囲について明度の平均値を求め、それを平坦部の明度Vflatとする。例えば、VmはVm =2である。
正規化明度プロフィールvn(y)を以下の式で算出する。
平坦部分の値を1.0となるようにそのほかの明度を1以下の値で表し(比で表し)明度プロフィール全体に乗じ、0〜1の範囲に正規化する。
vn(y) = v(y) / Vflat
7. 地肌補正
各画素(x,y)について、
・その画素が有彩色の場合は、
S'(x,y) =S(x,y)/ vn(y)
V'(x,y) = V(x,y)/ vn(y)
として彩度と明度を補正し、H(x,y)、S'(x,y),V’(x,y)から、R,G,Bの値を求める。
・その画素が無彩色の場合は、
V’(x,y) = V(x,y)/vn(y)
として明度のみ補正し、H(x,y),S(x,y),V’(x,y)から,R,G,Bの値を求める。
地肌補正処理2では図15のフローチャート図に示すように、以下の1〜6の処理を順次実行する。地肌補正処理2では地肌補正処理1とは異なり、有彩色/無彩色に分別せずに、R,G,B値を直接補正する。
入力画像の赤、緑、青成分を用いて、各画素における明度(Value)の値を求める。座標(x,y)における赤、緑、青成分をR(x,y),G(x,y),B(x,y)、明度の値をV(x,y)とする。
明度の値Vは、例えば、
V(x,y) = 0.3*R(x,y) + 0.59*G(x,y) + 0.11*B(x,y)
となる。なお、グレースケール画像の場合は、画素値そのものをV(x,y)として扱い処理を行う。
V(x,y)を用いて、綴じ部に垂直な方向(y方向)に沿った明度プロフィールv(y)を作成する。具体的には、
・各yにおけるV(x,y)の1次元画像V(x)についてヒストグラムを求め、明るい方からVt個(以上)の画素が存在する明度の範囲(v1,v2とする)を求める(図12参照)。例えばVtは、Vt = (画像の幅の画素数)×0.1 である。
・v1からv2の範囲について明度の平均値を求め、それをv(y)とする。
明度プロフィールv(y)を、雑音除去のため平滑化する。
各yについて、yを中心にしたv(y−n)からv(y+n)の平均値をv(y)の値にする。これを数回繰り返す。例えば、3〜10回繰り返す。
明度プロフィールv(y)から平坦部分明度を算出する(図13参照)。
・v(y)の値(明度)についてのヒストグラムを作成する。
・最も頻度が高い明度が平坦部分の明度に対応することから、その明度を中心に、±Vmの範囲について明度の平均値を求め、それを平坦部の明度Vflatとする(図14参照)。例えば、Vm=2である。
正規化明度プロフィールvn(y)を以下の式で算出する。平坦部分の値を1.0とする比を明度プロフィール全体に乗じ、0〜1の範囲に正規化する。
vn(y) = v(y) / Vflat
6. 地肌補正
各画素(x,y)について、R,G,Bの値を直接補正する。
R'(x,y) = R(x,y)/vn(y)
G’(x,y)= G(x,y)/vn(y)
B’(x,y)= B(x,y)/vn(y)
地肌補正処理2では、地肌補正処理1とは異なりV(x,y) のみ求めればよく、有彩色、無彩色の分類処理は必要ないため、処理速度を向上させ、処理に必要なメモリ容量を低減できる。
地肌補正処理3では図16のフローチャート図に示すように、以下の1〜5の処理を順次実行する。地肌補正処理3では地肌補正処理1及び2とは異なり、画素値R,G,B の各画像について、直接正規化(R,G,B)プロフィールを求め、それを用いて、対応するR,G,B画像の補正を行う。
R,G,Bの各画素値について、各1次元画像における画素値の最大値(ヒストグラムを求め、値の大きい方から、p%の画素値の平均値)を求め、それをr(y),g(y),b(y)とする。グレースケール画像の場合は、画素値そのものをg(y)として扱い同様の処理を行う。
プロフィールr(y),g(y),b(y)を、雑音除去のため平滑化する。各yについて、yを中心にしたr(y−n)からr(y+n), g(y−n)からg(y+n),b(y−n)からb(y+n)の平均値をr(y),g(y),b(y)の値にする。これを数回繰り返す。例えば、3〜10回繰り返す
3. プロフィールから平坦部分明度を求める
プロフィールr(y),g(y),b(y)から平坦部分を算出する。
・r(y),g(y),b(y)についてのヒストグラムを作成する。
・最も頻度が高い値が平坦部分に対応することから、その値を中心に、±mの範囲について平均値を求め、それを平坦部の基準値をrflat,gflat,bflatとする。例えば、m = 2である。
正規化明度プロフィールpr(y),pg(y),pb(y)を以下の式で算出する。平坦部分の値を1.0とする比をプロフィール全体に乗じ、0〜1の範囲に正規化する。
pr(y) = r(y) / rflat
pg(y) = g(y) / gflat
pb(y) = b(y) / bflat
5. 地肌補正
各画素(x,y)について、R,G,Bの値を直接補正する。
R’(x,y) = R(x,y) / pr(y)
G’(x,y) = G(x,y) / pg(y)
B’(x,y) = B(x,y) / pb(y)
地肌補正処理3では、地肌補正処理1及び2と異なりV(x,y),S(x,y),H(x,y)を求める必要がなく、有彩色、無彩色の分類処理も必要ないため、処理速度を向上させ、処理に必要なメモリ容量を低減できる。
R’(x,y)=R(x,y)/(rn(y)* p(x))
G’(x,y)=G(x,y)/(gn(y)* p(x))
B’(x,y)=B(x,y)/(bn(y)* p(x))
となる。
補正範囲の限定は、ブック原稿の曲がり始めの位置を検出することで可能となる。
・綴じ部両端点の座標から、入力画像を上下に2分割する
・上下それぞれの画像について、水平方向に N 個に分割し、地肌補正を行う
・補正した上下の画像を結合する
ついで、ステップS23 における境界線上の1次元画像の明度分布を求め、曲面部についてのみ、綴じ部両端における陰影補正を行う(S25)。
はなく、Y軸方向に対して画像を分割し、それぞれの領域Lにおいてプロフィールを求め
、補正を行うものである。具体的には、次の1.2.の処理による。
続いて、図10のステップS2におけるゆがみ形状補正について説明する。
ャートである。
まず、ステップS211におけるスキャン画像からのページ外形の抽出処理について説明する。図28は、スキャン画像の上端にページ外形が存在するスキャン画像の一例を示す。また、図29は図28に示したスキャン画像の綴じ部境界線左側の黒画素ヒストグラムである。
続くステップS212においては、スキャン画像からの罫線の抽出処理を実行する。
図30は罫線が存在するスキャン画像の一例を示す説明図である。本実施の形態では、罫線の矩形抽出を導入し、図28に示すようなスキャン画像に存在する罫線を1つの矩形として抽出する。なお、詳細については後述するが、ただ単に矩形抽出を行うだけでは罫線が単独で抽出できない場合もあるために、ランの登録に制限を設けた矩形抽出を行う。
そこで、罫線を単独で抽出するために、ランの登録に制限を設けた矩形抽出を行う。図31に示すような罫線とノイズが接触している画像に対して、主走査方向(垂直方向)に一定値未満のランのみを登録し矩形を抽出すると、図33に示すように罫線を構成する黒画素は登録対象のランとなるが、ノイズを構成する黒画素はランとして登録されない。罫線を構成する黒画素を対象として矩形抽出を行うため、罫線を単独で抽出することができる。
表など、副走査方向(水平方向)の罫線と主走査方向(垂直方向)の罫線とが交差している画像に矩形抽出を行うと、主走査方向の罫線はランとして登録されないため、副走査方向に矩形が細切れに抽出されてしまう。すると、図34に示すように、副走査方向に長い罫線があるにもかかわらず、その罫線は1つの矩形として抽出されず、複数の細切れの矩形となって抽出される。
次いで、一定値未満のランのみを登録した矩形抽出を行い、副走査方向に細長い矩形の有無にて罫線の有無を判定する。このような罫線の有無の判定は、画像の左上・左下・右上・右下の4箇所それぞれにおいて行う。例えば、図36に示す画像の場合、左上にのみ罫線が存在しないということになる。ある箇所にて複数罫線が存在する場合は、補正に利用する罫線を以下の優先順位で決定する。
例えば、図36に示す画像の右下の場合、綴じ部付近まで食い込んでいる罫線が補正に利用される。
例えば、図36に示す画像の右上の場合、双方の罫線は綴じ部付近まで食い込んでいるため、長さが長い方の罫線が補正に利用される。
例えば、図36に示す画像の左下の場合、双方の罫線は綴じ部付近まで食い込んでいて、なおかつ、長さがほぼ同じため、画像の外側に位置する罫線が補正に利用される。
以上のようにして最適罫線を選択した後、各罫線の座標値を検出する。罫線の位置座標は、抽出された矩形の座標から得ることができる。なお、特殊な例として、副走査方向に細長い矩形の位置が画像の上端や下端に接している場合は、その矩形がノイズである可能性を考慮して、罫線とはみなさないものとする。また、左右のページそれぞれで細長い矩形が抽出された場合(例えば、左上と右上、左下と右下)、画像によっては、綴じ部をまたがる形で左右ページの矩形が統合されることがある。すると、水平方向画像全体に細長い矩形が抽出されることから、抽出された矩形にそのような特徴が見られた場合は、綴じ部位置を境にその矩形を分割する。
続くステップS213においては、スキャン画像からの文字行の抽出処理を実行する。本実施の形態においては、まず、スキャン画像中の文字行が縦書き文字行なのか、横書き文字行なのかの判別を行う。
スキャン画像中の文字行が縦書き文字行なのか、横書き文字行なのかの判別手法について説明する。ここで、図37は図50に示したスキャン画像の副走査方向の黒白反転数ヒストグラムである。図37の横軸は、副走査方向(左右方向)の黒画素(スキャン画像を黒白反転させた画素の中でその濃度値が予め定めた濃度値よりも濃い画素)の主走査方向上での位置を示し、図37中の縦軸はその位置毎の黒画素数を示すものである。
以上のようにして文字行を判別した後、まず、各横書き文字行の座標を検出する。横書き文字行の座標の検出にあたっては、文字単位の外接矩形抽出処理を行うとともに、横書き文字行の抽出処理を行う。なお、文字認識処理については周知の技術であるので、その説明は省略する。ここで、スキャン画像の文字外接矩形抽出処理および文字行抽出処理の結果の一例を図39に示す。そして、各文字の外接矩形の中心点の座標をその文字の座標とみなし、横書き文字行の座標を検出する。
次に、抽出した横書き文字行の中から歪み補正に最適な横書き文字行を選択する。複数の横書き文字行が検出される場合、どの横書き文字行を用いて歪み補正するかを選択する必要がある。最適な横書き文字行の選択基準の一例としては、前述した最適な罫線の選択基準と基本的に同様であって、図40に示すように横書き文字行の長さBCが予め定められた閾値より長く、かつ、綴じ部境界線を挟んだ左右の一定幅領域内(図40の網掛け領域)に横書き文字行の一部Cがかかっていることを条件とし、その中で上下何れかのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するようにする。ここで、Bは文字行の一番左の矩形の中心であり、Cは一番右の矩形の中心である。なお、最適な横書き文字行の選択は、左右ページから各1本ずつのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するものであっても良いし、左右ページをさらに上下部分に分け、その各4ブロックにおいて1本ずつのページ外形に最も近い横書き文字行を選択するものであっても良い。
最適な横書き文字行が選択された場合には、横書き文字行の(主走査方向の)座標値を決定する。横書き文字行の(主走査方向の)座標値は、横書き文字行内の各文字外接矩形の中心点を連結し、直線部分と曲線部分とを近似して抽出することにより横書き文字行の(主走査方向の)座標値を決定することになる。より詳細には、図40に示すDは綴じ部境界線であり、BDの間は多項式近似曲線で(主走査方向の)座標値を推定し、一番左端のAとBとの間は近似直線の値で(主走査方向の)座標値を推定する。
最後に不適切な横書き文字行を排除する。これは、前述したように多項式近似により座標値を推定する際に、多項式近似による推定曲線の形状が不適切である場合には補正の際にかえって歪みが増大する恐れがあるので、このような横書き文字行を排除するものである。不適切な近似曲線形状の例としては、前述した罫線の場合と同様であって、特に図示しないが、曲線がブック原稿の外側へ向かうような場合や、中心線を超えて大きく内側へ食い込むような場合である。
次に、各縦書き文字行から横書き文字行を抽出する。
図41は、各縦書き文字行からの横書き文字行の抽出処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図41に示すように、まず、縦書き文字行の行切り出し矩形を抽出する(S221)。なお、縦書き文字行の行切り出し矩形の抽出処理は、OCR等で一般に用いられている周知の技術をそのまま利用することができるので、その説明は省略する。図42は、抽出した行切り出し矩形を例示的に示す説明図である。
1.y座標の正方向(図45中、上方へ向かう方向)に関して、着目行Hの先頭位置から一定範囲内b1(例えば平均文字行幅の1/2)に抽出する縦書き文字行の先頭が存在すること
2.y座標の負方向(図45中、下方へ向かう方向)に関して、着目行Hの先頭位置から見てx座標の正方向(綴じ部境界線へ向かう方向)に対して予め定めた一定角度(ここでは、角度を直線の傾き(b2/a1)で表している)の範囲内に抽出する縦書き文字行の先頭が存在すること
すなわち、着目行Hの次の縦書き文字行Iの先頭は上記の範囲外なので除外することになるが、さらに次の縦書き文字行Jの先頭は範囲内に存在するので抽出することになる。以下、縦書き文字行Jを新たな着目行として同様の処理を続ける。
1.y座標の負方向(図46中、下方へ向かう方向)に関して、着目行Lの先頭位置から見てx座標の正方向(綴じ部境界線へ向かう方向)に対して予め定めた一定角度(ここでは、角度を直線の傾き(b3/a2)で表しているが、歪みを生じている部分では基本的にページの内側へ文字行の先頭が食い込んでいくのを考慮して、b2/a1<b3/a2とする)の範囲内に抽出する縦書き文字行の先頭が存在すること
2.着目行Lの先頭位置と抽出する縦書き文字行の先頭位置を結ぶ直線の傾き(b4/a2)が、着目行Lの先頭位置と直前の抽出行Kの先頭位置を結ぶ直線の傾き(b5/a3)から一定値αを引いた値よりも大きい。すなわち、“b4/a2>b5/a3−α”を満足すること(基本的には、“b4/a2>b5/a3”で良いが、誤差を考慮して一定値αを導入する。一定値αは予め定めた値である)
すなわち、着目行Lの次の縦書き文字行Mの先頭はこの条件外なので除外することになるが、さらに次の縦書き文字行Nの先頭は条件を満足するので抽出することになる。以下、縦書き文字行Nを新たな着目行として同様の処理を続ける。
2 コンタクトガラス
3 線光源(露光ランプ)
19 メイン制御部
20 画像処理部
40 ブック原稿
41 綴じ部
41A,B 綴じ部両端付近
Claims (20)
- コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を読み取る画像読取手段と、
前記ブック原稿のスキャン画像の画素値から前記ブック原稿の平坦部を特定し、該平坦部の画素値を基準に、綴じ部両端を結ぶ方向の一次元画像と直交する方向の位置yに対する前記スキャン画像の明度を正規化して正規化明度プロフィールを生成する第一の手段と、
前記正規化明度プロフィールを用いて前記スキャン画像の綴じ部付近の地肌を補正する地肌補正手段と、
一次元画像と平行な方向の位置xに対する明度の分布に対し、明度が一次元画像の明度分布の略中央値となる位置をx0、略中央値と漸近的に一定となる明度との差をa、略中央値を通る位置xに対する明度の傾きをb、明度分布の略中央値をc、として、明度を
と定義した際、前記x0に所定値を与え、一次元画像のあるxにおける明度を前記式に代入することで前記bを推定し、一次元画像の明度分布を求める第2の手段と、
前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正する陰影補正手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記第2の手段は、一次元画像の画素値にフィルタ演算を施し、前記スキャン画像の両端の座標xl、xrを推定し、座標xlよりも外側又は座標xrよりも外側の位置を前記x0の所定値とする、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記地肌補正手段は、画素毎にRGB値から明度、彩度及び色相を求め、
前記ブック原稿の画素毎に有彩色か無彩色かを判定し、
有彩色の場合には彩度と明度の両方に前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行い、
無彩色の場合には明度にのみ前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行い、
画素毎に、明度、彩度及び色相からRGB値を求める、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 前記地肌補正手段は、画素毎に明度を求め、
画素値のR値、G値、B値のそれぞれに前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 前記地肌補正手段は、
画素値のR値、G値、B値のそれぞれの前記正規化明度プロフィールを求め、
R値、G値、B値のそれぞれに、R値、G値、B値それぞれの前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 前記陰影補正手段は、
一次元画像と直交する方向の位置yに対応づけて、前記スキャン画像の明度分布を示す明度プロフィールを生成し、
前記スキャン画像の綴じ部にて前記明度プロフィールが下向きのピークを示す位置yを中心に所定の領域を特定し、
前記明度分布を用いて前記スキャン画像の前記領域のみ、綴じ部両端付近の陰影を補正する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記陰影補正手段は、
前記領域の前記スキャン画像を一次元画像と平行な複数の領域に分割し、
前記第2の手段は、分割後の前記領域の境界の一次元画像についてのみ一次元画像の前記明度分布を求め、
一次元画像と直交する方向に前記明度分布を補完して、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正する、
ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 前記陰影補正手段は、
前記スキャン画像を、一次元画像と直交する方向の複数の領域に分割し、
分割された領域毎に、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記スキャン画像の外縁が内側に入り込んでいる形状に基づき、一次元画像と直交する方向の前記スキャン画像の中央部を特定して、中央部から2つの領域に分割し、
前記地肌補正手段は、分割された領域毎に地肌補正を行い、
前記陰影補正手段は、分割された領域毎に前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 画像読取手段が、コンタクトガラス上に載置されたブック原稿を読み取るステップと、
第一の手段が、前記ブック原稿のスキャン画像の画素値から前記ブック原稿の平坦部を特定し、該平坦部の画素値を基準に、綴じ部両端を結ぶ方向の一次元画像と直交する方向の位置yに対する前記スキャン画像の明度を正規化して正規化明度プロフィールを生成するステップと、
地肌補正手段が、前記正規化明度プロフィールを用いて前記スキャン画像の綴じ部付近の地肌を補正するステップと、
第2の手段が、一次元画像と平行な方向の位置xに対する明度の分布に対し、明度が一次元画像の明度分布の略中央値となる位置をx0、略中央値と漸近的に一定となる明度との差をa、略中央値を通る位置xに対する明度の傾きをb、明度分布の略中央値をc、として、明度を
と定義した際、前記x0に所定値を与え、一次元画像のあるxにおける明度を前記式に代入することで前記bを推定し、一次元画像の明度分布を求めるステップと、
陰影補正手段が、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第2の手段は、一次元画像の画素値にフィルタ演算を施し、前記スキャン画像の両端の座標xl、xrを推定し、座標xlよりも外側又は座標xrよりも外側の位置を前記x0の所定値とする、
ことを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段が、画素毎にRGB値から明度、彩度及び色相を求めるステップと、
前記ブック原稿の画素毎に有彩色か無彩色かを判定するステップと、
有彩色の場合には彩度と明度の両方に前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行い、無彩色の場合には明度にのみ前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行うステップと、
画素毎に、明度、彩度及び色相からRGB値を求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段が、画素毎に明度を求めるステップと、
画素値のR値,G値、B値のそれぞれに前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行うステップと、
を有することを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段が、
画素値のR値,G値、B値のそれぞれの前記正規化明度プロフィールを求めるステップと、
R値,G値、B値のそれぞれに、R値,G値、B値それぞれの前記正規化明度プロフィールによる地肌補正を行うステップと、
を有することを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段は、
一次元画像と直交する方向の位置yに対応づけて、前記スキャン画像の明度分布を示す明度プロフィールを生成するステップと、
前記スキャン画像の綴じ部にて前記明度プロフィールが下向きのピークを示す位置yを中心に所定の領域を特定するステップと、
前記明度分布を用いて前記スキャン画像の前記領域のみ、綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、
を有することを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段が、前記領域の前記スキャン画像を一次元画像と平行な複数の領域に分割するステップと、
前記第2の手段が、分割された前記領域の境界の一次元画像についてのみ一次元画像の前記明度分布を求めるステップと、
一次元画像と直交する方向に前記明度分布を補完して、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、
を有することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。 - 前記陰影補正手段が、前記スキャン画像を、一次元画像と直交する方向の複数の領域に分割するステップと、
分割された領域毎に、前記明度分布を用いて前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、
を有することを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。 - 前記スキャン画像の外縁が内側に入り込んでいる形状に基づき、一次元画像と直交する方向の前記スキャン画像の中央部を特定して、中央部から2つの領域に分割するステップと、
前記地肌補正手段が、分割された領域毎に地肌補正を行うステップと、
前記陰影補正手段が、分割された領域毎に前記スキャン画像の綴じ部両端付近の陰影を補正するステップと、
を有することを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。 - コンピュータに、請求項10ないし18いずれか記載の画像処理方法を実行させるためのプログラム。
- 請求項19記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005362377A JP4577844B2 (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005362377A JP4577844B2 (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007166429A JP2007166429A (ja) | 2007-06-28 |
JP4577844B2 true JP4577844B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=38248787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005362377A Expired - Fee Related JP4577844B2 (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4577844B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5001115B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2012-08-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP7380270B2 (ja) | 2020-01-31 | 2023-11-15 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
-
2005
- 2005-12-15 JP JP2005362377A patent/JP4577844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007166429A (ja) | 2007-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7016081B2 (en) | Image distortion correction apparatus, distortion correction method therefor, recording media, image scanner and image construction apparatus | |
US20050280849A1 (en) | Correcting background color of a scanned image | |
US7149349B2 (en) | Scanning and detecting a number of images | |
JP4646130B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP4162633B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4577844B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP4111697B2 (ja) | 画像輝度補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP3983721B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP2009303164A (ja) | 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法 | |
JP4577845B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2000261653A (ja) | 画像処理装置 | |
JP4507124B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4318874B2 (ja) | ボケ画像補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP3979639B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4073877B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及び画像形成装置並びにコンピュータプログラム | |
JP2003143407A (ja) | 画像輝度補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4093970B2 (ja) | 画像歪み補正装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4480291B2 (ja) | 画像歪み補正装置、記憶媒体、プログラム、画像歪み補正方法、画像読取装置および画像形成装置 | |
JP4198613B2 (ja) | 画像歪み補正装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2003069807A (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP4257708B2 (ja) | 影付き文字領域判定方法、画像処理方法、影付き文字領域判定装置、画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP2003204428A (ja) | 画像補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4061256B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム | |
JP2004328705A (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、画像歪み補正方法、画像歪み補正プログラム、及び記録媒体 | |
JP3877142B2 (ja) | 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラム及び記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081211 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4577844 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |