JP4575845B2 - 配線接続構造および液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置などに適用される配線部分の接続構造に関し、特に基板上に実装された駆動用ICなどの素子とフレキシブルプリント基板とを隙間無く接続できるようにした技術に関する。
液晶表示装置は一般に、上下の透明基板間に液晶を封入した液晶パネルと、そのドライバ回路と、映像信号処理装置と電気的に接続される回路基板とから構成される。ドライバ回路は、所定の配線パターンを形成したフィルム基板に駆動用ICや電源部品等を搭載した構成とされ、液晶パネルと回路基板との間を接続するフレキシブル接続基板として構成されるのが一般的である。
フレキシブル接続基板と回路基板との接続方式として、近年では、液晶画面の解像度の向上を図るために、回路基板の接続リードのピッチ間隔及び接続基板の電極のピッチ間隔が微細に形成される傾向にあり、接続基板と印刷回路基板との接続は、ACF(Anisotropic Conductive Film )を用いたTAB(Tape Automated Bonding)搭載方式が広く適用されている。
ACFとは、粘着力のある樹脂のバインダに導電粒子を分散させたものからなり、通常はテープ状に形成される。そして、このACFテープは回路基板の接続リードの上に貼り付けられて、接続基板を印刷回路基板にアライメントした状態でACFテープ上に貼り付けられ、加熱した状態で接続基板と印刷回路基板とを圧着することによって、まずバインダ樹脂を軟化させて、圧縮する間に導電粒子を介して接続基板の電極と回路基板の接続リードとを電気的に接続させ、更なる加熱によりバインダ樹脂を硬化させることによって、接続基板と回路基板との間を固着して接続を完了する構造とされている。
図5、図6は駆動用ICを備えた一般的な液晶表示装置の一例を示している。
この例の液晶表示装置は、液晶層を挟む一対の基板101、102のうち、片側の基板102に駆動用IC103がCOG(Chip On Glass)実装等により搭載されている。この駆動用IC103に対になる基板の一方の透明電極及び他方の透明電極を接続する必要があり、インジウム錫酸化物(ITO)等の透明導電性材料によって引出配線を延出する形で基板102上に形成することで、駆動用IC103と各透明電極との接続を行っている。
また、この駆動用IC103に駆動信号を供給するための電気回路などを接続するフレキシブルプリント配線基板(FPC)106を接続する必要があり、従来は図6に示すように基板102の外縁部側に透明導電材料によって接続用配線104bを形成し、この接続用配線104bの一方の端部(基板102の内側寄りの端部)に駆動用IC103を接続し、前記接続用配線104bの他方の端部(基板の外周縁寄りの端部)とFPC106との間にACFフィルム107を挟み込み、加熱加圧することにより接続用配線104bとFPC106の配線106aをACFフィルム107中の導電粒子を介して電気的に接続している。
ところで本発明者らは、液晶層を挟んで対向する一対の基板を具備してなり、基板に駆動ICを実装し、駆動ICを実装した基板に駆動ICとフレキシブルプリント配線基板を接続するための接続用配線を形成し、該接続用配線の端部に駆動ICを接続し、駆動ICの近傍にACFフィルムを配置し、ACFフィルムを介して接続用配線とフレキシブルプリント配線基板とを電気的に接続し、フレキシブルプリント配線基板の配線パターンの端部を駆動ICの近傍まで延出形成し、駆動ICとフレキシブルプリント配線基板を電気的に接続した構造の液晶表示装置について特許出願している。(特許文献1参照)
特開2004−61979号公報
前記COG実装並びにACFフィルムによる接続構造を更に発展させた構造として本発明者らは、図7に示す如く基板102の表示領域に近い引き出し配線領域側にCOG用のACFフィルム111を配置し、基板110の上であって先のACFフィルム111の若干外側にFPC用のACFフィルム112を配置し、駆動用ICをACFフィルム111に圧着接続し、FPCをACFフィルム112に圧着接続する構造を採用し、配線接続構造の簡略化を図っている。
図5、図6に示す従来構造の液晶表示装置においては、駆動用IC103とACFフィルム107との間にFPC106が配置されているものの、駆動IC103とACFフィルム106との間に必然的に隙間110が空くために液晶表示装置の狭額縁化という面では配置効率の悪い構造であった。
また、図7に示す構造を採用しても、ACFフィルム111、112を基板110上に貼り付ける作業の際の交差が±0.3mm程度必然的に生じるので、ACFフィルム111、112を最低0.6mm程度離して貼り付ける必要があり、この最低0.6mmほどの幅の領域でも携帯電話等の小型化がなされている電子機器においては無視できない無駄な領域となってきている。
このように貼り付け時の交差が最低限±0.3mm程度必要になるのは、図8と図9に示す如く駆動用IC120の接続端子121をACFフィルム111に押し付けて接合する場合と、FPC106の接続端子をACFフィルム107に押し付けて接合する場合とを比較すると、駆動用ICの接続端子121とFPC106の接続端子との比較では、端子の大きさやギャップの差異が大きく、押し付け圧力と、温度などの望ましい条件が個々に異なるので、図8に示す加圧ヘッド123で駆動用IC120を押圧して圧着接続した後で、図9に示す別の大きさ、加圧力の異なる加圧ヘッド124でFPC106をACFフィルム107に圧着接続する必要があり、両方のヘッドの干渉やクリアランスなどを考慮して、必然的に僅かながらクリアランスを設ける必要があることに起因する。
なお、駆動用IC120の接続端子121用のACFフィルム111とFPC106用のACFフィルム107とを別々に設けるのは、駆動用IC120の接続端子121がピッチ数10μmであるのに対し、FPC106の接続端子部分はピッチ0.1〜1mm程度であり、端子の大きさやピッチが異なり、当然、ACFフィルムに対する押し付け力も異なるので、ACFフィルムを構成する樹脂の粘度も異なり、それらが起因して加熱処理温度も異なるので別々のACFフィルムとして用意する必要があるためである。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、素子直下の配線接続とFPC直下の配線接続を共用化して1つのACFで行うことができるようにすることで配線構造の簡略化と共用化、並びに、配線接続時の作業性の向上と接続の信頼性向上を図ることができる配線接続構造の提供を目的とする。
また、本発明は、液晶駆動用素子直下の配線接続とFPC直下の配線接続を共用化して1つのACFで行うことができるようにすることで液晶基板における配線構造の簡略化と共用化、並びに、配線接続時の作業性の向上と接続の信頼性向上を図ることができる液晶表示装置の提供を目的とする。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、基板上に離間して素子接続領域とFPC配線領域が設けられ、前記素子接続領域と前記FPC配線領域とに亘って樹脂のバインダーに導電粒子を分散させた構成のACFフィルムが配置され、前記素子接続領域上のACFフィルム上には接続端子を備えた素子が、その接続端子をACFフィルムを介して前記素子接続領域の配線に電気的に接続させた状態で設置されるとともに、前記FPC用配線領域上のACFフィルム上にはFPCフィルムが、その配線部をACFフィルムを介して前記FPC用配線領域の接続配線に電気的に接続した状態で設置されてなり、前記素子に備えられた複数の接続端子が表面積1000〜8000μm 、高さ9〜20μm、端子間距離8〜20μm、20〜50μmのピッチで形成され、前記FPCフィルムの配線部の導体端子幅が0.03〜1mm、厚みが10〜80μm、導体間のスペースが0.03〜2mmとされ、前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μm、前記バインダーの弾性率が1.0〜3.0GPa、前記バインダーに分散配合された導電粒子の径が3μm〜5μm、前記導電粒子の密度が100万個/mm 〜750万個/mm の範囲とされてなることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置は、液晶層を挟んで対向する一対の基板が具備されてなり、各基板の液晶層側の面に配線が各々設けられてなる液晶表示装置であって、前記各配線が前記一方の基板の駆動用素子接続領域に配線され、前記基板周縁部に前記駆動用素子接続領域と離間されてFPC用配線領域が形成され、前記駆動用素子接続領域と前記FPC用配線領域には両方の領域に亘って樹脂のバインダーに導電粒子を分散させた構成のACFフィルムが配置され、前記駆動用素子接続領域上のACFフィルム上には駆動用素子が、その接続端子をACFフィルムを介して前記駆動用素子接続領域の配線に接続された状態で設置されるとともに、前記FPC用配線領域上のACFフィルム上にはFPCフィルムが、その配線部をACFフィルムを介して前記FPC用配線領域の接続配線に接続した状態で設置されてなり、前記素子に備えられた複数の接続端子が表面積1000〜8000μm 、高さ9〜20μm、端子間距離8〜20μm、20〜50μmのピッチで形成され、前記FPCフィルムの配線部の導体端子幅が0.03〜1mm、厚みが10〜80μm、導体間のスペースが0.03〜2mmとされ、前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μm、前記バインダーの弾性率が1.0〜3.0GPa、前記バインダーに分散配合された導電粒子の径が3μm〜5μm、前記導電粒子の密度が100万個/mm 〜750万個/mm の範囲となることを特徴とする。
上記いずれの構造においても、素子直下の配線接続とFPC直下の配線接続を1つのACFで共用化して行うことができ、配線構造の簡略化と共用化、並びに、2つのACFフィルムを用いる場合よりも配線接続時の作業性の向上と接続の信頼性向上を図ることができる。また、別々のACFフィルムを配置する場合と比較し、加熱して圧着する場合に別々の条件で加圧圧着する必要がないので、ACFフィルムを圧着する場合のクリアランスを設ける必要が無くなり、素子とフレキシブルプリント基板を可能な限り密着して配置できる。
本発明は、前記素子の接続端子の部分のピッチ及び厚みと、前記FPCフィルムの配線部のピッチ及び厚みが異なる値とされてなることを特徴とする。
上述の構造は、素子の接続端子の部分とACFフィルムの配線部のピッチや厚みが異なる場合であっても適用できる。
本発明は、前記素子の接続端子が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の配線に対し熱圧着して接続され、前記FPCフィルムの配線部が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の接続配線に対し熱圧着して接続されてなることを特徴とする。
本発明において、前記エポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなるバインダーの厚みが前記の範囲であって、弾性率が前記の範囲、導電粒子の径と密度が前記の範囲、素子の接続端子の表面積と高さと端子間距離とピッチとFPCフィルムの導体端子幅、厚み、導体間のスペースが前記の範囲であるならば、素子の接続端子とフレキシブルプリント基板の電極が、ピッチや大きさが異なる構造であっても支障なく接続ができる。
本発明によれば、素子直下の配線接続とFPC直下の配線接続を1つのACFで共用化して行うことができ、1つのACFフィルムとすることで2つのACFフィルムを用いていた従来の構造に比べて配線構造の簡略化と共用化ができる。また、2つのACFフィルムを設置して個々に圧着接続していた従来構造に比べ、1つのACFフィルムを圧着することで配線接続時の作業性を向上できるとともに、1つのACFフィルムを圧着する際の条件を整えることで接続の信頼性向上も図ることができる。
また、別々のACFフィルムを配置する場合と比較し、加熱して圧着する場合に別々の条件で加圧圧着する必要がないので、ACFフィルムを別々に圧着する場合に必要であったクリアランスを設ける必要が無くなり、素子とフレキシブルプリント基板を可能な限り密着して配置できる。また、素子とフレキシブルプリント基板を液晶表示装置の基板に取り付ける構造に採用することで、液晶表示装置用基板の狭額縁化、小型化に寄与する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。また、以下の図面においては各構成部分の縮尺について図面に表記することが容易となるように構成部分毎に縮尺を変えて記載している。
図1は、第1の実施形態の液晶表示装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は図1の液晶表示装置のII−II線に沿う断面図である。
図中において、1は液晶セルであって、この液晶セル1は2枚の透明の基板2、3をそれらの間にセルギャップを形成するようにして重ね合わせ、基板2、3の間に注入された液晶5を基板2、3とこれらの対向面側の周縁部に形成された封止材6により取り囲んで挟持した基本構造とされたものである。図1、図2において下側に位置する基板2は、上側の基板3より大きいサイズとされたものであり、基板2の張り出し部分2aに後述する駆動用素子接続領域7、FPC配線領域8が形成され、駆動用素子接続領域7に駆動用素子(駆動用IC)9が実装され、FPC配線領域8にフレキシブルプリント基板(FPC)10が接続されて液晶表示装置Aが構成されている。
この形態で用いる液晶セル1に備えられる液晶駆動用の回路は特に限定されるものではなく、単純マトリックス型あるいはアクティブマトリックス型のいずれでも良い。例えば表示領域を区画する各画素毎に薄膜トランジスタを配置し、駆動制御用のソース線とゲート線を縦横に配置した構成のTFT型の回路構成、あるいは、一方の基板側に短冊状の電極を複数配列し、他方の基板側に短冊状の電極を複数配列した構成の単純マトリックス型のいずれの構成にも適用できる。また、液晶セル1が透過型、反射型、半透過反射型のいずれの構成でも適用することができる。
この形態の液晶セル1では、液晶駆動用の回路の配線Sが複数、液晶セル1の表示領域に形成され、これらの配線Sが表示領域から外側に延出するように形成されて基板2の張り出し部分2aの上面側に引き出され、張り出し部分2aにおいて基板3の縁部3aに沿って区画された細長い駆動用素子接続領域7に延出配線11として密集配列されている。 この駆動用素子接続領域7においては駆動用素子9のバンプなどの接続端子の整列ピッチに合うように必要本数の延出配線11が整列形成されている。これらの延出配線11は液晶セル1の一部を構成する液晶駆動用の回路配線をそのまま延出させて形成されたものが好ましいので、通常はITOなどの透明導電膜から形成されるが、金属配線などの導電膜を別途基板2上に形成したものでも良い。
次に、基板2の張り出し部分2aの上面において外側の端部(張り出し部分2aの上面において基板3側と反対側の端部)には、先の駆動用素子接続領域7と同じ程度の長さと幅のFPC配線領域8が形成され、このFPC配線領域8にはフレキシブルプリント基板10に形成されている後述の配線部25のピッチに合致するようなピッチで複数本の短冊状の接続配線15が互いに平行に配列形成されている。これらの接続配線15は、先の延出配線11と同じように通常はITOなどの透明導電膜から形成されるが、金属配線などの導電膜を別途基板2の張り出し部分2a上に形成したものでも良い。
そして、先の駆動用素子接続領域7に配列されている複数本の延出配線11とFPC配線領域8に配列されている複数本の接続配線15とに跨るようにACFフィルム16が装着され、駆動用素子接続領域7上のACFフィルム16上に駆動素子9の一側の複数の接続端子9aが電気的に接続され、配線領域8上のACFフィルム16上であって、駆動用素子接続領域7に近い側の部分に駆動素子9の他側の複数の接続端子9bが電気的に接続されている。前記駆動素子9はチップ状で内部に半導体などの機能素子を含んでなる本体部9Aを有し、その底面側の一側と他側に20μm〜50μm程度のピッチでバンプなどの複数の接続端子9a、9bが突出形成されたものである。
これらの接続端子9a、9bは、例えば表面積1000〜8000μmサイズ程度、高さ9μm〜20μm程度、端子間距離8μm〜20μm程度の大きさに形成されたものであり、例えば本体部9Aの一側に数10〜数100個程度形成されている。
前記ACFフィルム16は、エポキシ樹脂あるいはアクリル樹脂からなるバインダーの内部に、導電粒子が多数分散された構成とされている。
図3にこの形態で用いるACFフィルム16の概念構造の一例を示すが、この形態のACFフィルム16は、基層20と分散層21とからなる上下2層構造とされ、基層20は導電粒子が分散されていない樹脂のバインダーのみの構造とされ、その上の分散層21には粒子径3μm〜5μm程度の導電粒子22が100万個/mm〜750万個/mm程度の密度で、樹脂のバインダー23内に分散配合された構造とされている。
上述のような2層構造とすることでバインダーの流動性が向上し、導電性粒子がバインダーに均一に分散されやすくなる効果を奏するので好ましい。
前記ACFフィルム16は例えば全体として20μm〜25μm程度の厚みとされ、基層20の厚みが例えば9μm〜15μm程度、分散層21が例えば10μm〜14μm程度の厚みとされる。
ACFフィルム16が厚すぎる場合、樹脂が多すぎ、接触抵抗が上昇する傾向となり、逆に薄すぎる場合、樹脂が足りずにバインダーが流動し過ぎてしまい、導電粒子の保持ができなくなる問題がある。
前記ACFフィルム16を構成する樹脂のバインダーは弾性率が例えば1.0〜3.0GPa程度(30℃において)、0.05GPa以下(150℃において)とされることが好ましい。また、バインダーの結晶化温度Tgは100〜150℃の範囲が好ましい。
弾性率が30℃において、1GPa以下の場合、接続抵抗が上昇してしまう。また、3GPa以上の場合、ACFフィルム16の密着性が低下する。また、バインダーの結晶化温度Tgが100℃未満の場合、仮止めで反応してしまう傾向が強くなるため、取り扱いが困難となり易く、Tgが150℃を超える場合、反応温度が高すぎるので、圧着温度を高くしなければならず、取り扱いが難しくなる。
前記駆動素子9は、それらの接続端子9a、9bをACFフィルム16に対して加熱した状態で加圧して、複数の接続端子9a、9bをACFフィルム16のバインダー内に侵入させ、複数の接続端子9aを複数の導電粒子22を介して延出配線11に電気的に接続するとともに、複数の接続端子9bを導電粒子22を介して接続配線15に電気的に接続させ、その後の加熱によりバインダーを流動固化させて各接続端子9a、9bを各配線11、15に圧着することにより接合されている。
次に、前記基板2の張り出し部分2aにおいて駆動素子9が接合された部分の外側における配線15の上には、ACFフィルム16がそのまま基板2の端部に達するように延出形成され、その部分のACFフィルム16上にフレキシブルプリント基板10の配線部25が接合されている。
このフレキシブルプリント基板10はポリイミドからなる基材層に銅箔やメッキ層などからなる配線部25が複数所定のピッチで形成されてなる。
これらの配線部25の具体構造として、以下の積層構造を例示できる。例えば、接着層と銅箔とThメッキ層とNiメッキ層とAuメッキ層の積層構造、接着層と銅箔とThメッキ層と鉛あるいは鉛フリーのメッキ層の積層構造、接着層と銅箔と鉛あるいは鉛フリーのメッキ層の積層構造、銅箔とTh層とNiメッキ層とAuメッキ層の積層構造、銅箔と鉛あるいは鉛フリーのメッキ層の積層構造などを例示することができる。
また、フレキシブルプリント基板10において配線部25のピッチは0.06mm〜4mm程度、フレキシブルプリント基板端部の配線部の幅(導体端子幅)は0.03mm〜1mm程度、厚みは10μm〜80μm程度、配線部25の各導体間のスペースは0.03mm〜2mm程度である。
前述の如く駆動素子9の接続端子9bのピッチや幅、高さは数μm〜数100μmオーダーであり、これらのピッチや幅に対してフレキシブルプリント基板10の配線部25のピッチや幅は0.1mm〜数mm程度の範囲であるので、互いの大きさは異なるオーダーとされている。従来、これらのようなオーダーの異なる端子や導体の接続は、1枚のACFフィルムでは良好な圧着性を得ることが難しかったが、先に説明した構造のACFフィルム16であるならば、特定の樹脂のバインダーの種類と厚みに加えて良好な導電粒子の大きさであって、導電粒子の分散状態を適切な範囲としたACFフィルム16を用いているので、異なる大きさやピッチの接続端子9a、9bと配線部25であっても、1枚のACFフィルム16を用いて共用化でき、いずれの部分であっても良好な接合性でもって圧着接合することができる。
例えば従来、駆動素子9の接続端子が数10μmオーダーのピッチと幅であり、フレキシブルプリント基板の配線部のピッチが0.1mm〜0.6mm程度であり幅であると、圧着する際にACFフィルムの樹脂を熱で溶融させて流動させて接合することになるので、ピッチや幅の異なる端子や配線部を同じACFフィルムでは圧着できなかったが、上述の如きACFフィルム16を用いることで両者を共用化して圧着しても、良好な接合部信頼性、強度を実現できる。
また、駆動素子9の接続端子9bの下地とフレキシブルプリント基板10の配線部25の下地がいずれも同一のACFフィルム16からなるので、接続端子9bと配線部25の加圧接着を同一の加圧ヘッドで行うことができるようになる。
図4はこの状態を示すが、段差部を介して隣接する押圧面26a、26bを有する加圧ヘッド26を用い、駆動素子9とフレキシブルプリント基板10を同時に押圧することにより、1枚のACFフィルム16でもってピッチや大きさの異なる駆動素子9とフレキシブルプリント基板10を同時に圧着接合することができる。
これにより、駆動素子9の接続端子9bとフレキシブルプリント基板10の配線部25を可能な限り接近させても支障なく同一の加圧ヘッド26で圧着できるので、駆動素子9の接続端子9bの圧着接合部分とフレキシブルプリント基板10の配線部25の圧着接合部分をこれまで以上に接近させて配置することができ、例えば、0.2mm程度の間隙で接合できるので、基板2の張り出し部分2aにおいて隙間のない無駄空間の無い接合構造を提供できる特徴を有する。
これに対して従来構造では、駆動素子9の接続端子の接続部分とフレキシブルプリント基板の配線部の接合を別々のACFフィルムを用いた構造で行っていたので、それぞれの場所を加圧ヘッドで加圧して圧着する際の±0.3mm程度のクリアランスが最低限必要であり、そのクリアランスの部分のみ無駄な空間を生じ、ひいては基板2の張り出し部分の面積を小さくすることができない問題があったが、この実施の形態の構造を採用するならば、基板2の張り出し部分2aをこれまで以上に小型化できる。従ってこの形態の液晶表示装置Aは、小型化が押し進められている携帯電話等の小型電子機器に用いて省スペースの面で好適な特徴を有する。
例えば従来、駆動素子用の接続領域とフレキシブルプリント基板接続用の領域に別々のACFフィルムを用いる場合は、両者を圧着するための加圧ヘッドの位置制御の関係から0.6mm〜数mm程度のクリアランスを絶対的に必要としていたが、この形態の構造を採用してACFフィルムを共用化することで、0.2mm程度の間隙まで無駄な空間を狭小化できる。これにより、本実施形態の構造では0.4mm〜数mm程度の小型化が可能となるが、携帯電話の内部構造ではわずか数分の1mmであっても液晶表示装置が小型化することが望まれているので、その効果は大きい。
また、従来2種類用いていたACFフィルムを1種類に統一できるので、ACFフィルムの共用化が可能となり、ACFフィルムの必要コストを1/2程度に低減することが可能となる。更に、従来の如くACFフィルムを2種類保管していると、バインダーの樹脂の種類により経時的にバインダーが硬化するので、ACFフィルムの保管や保守自体が煩雑であり、バインダーの樹脂の種類に応じて2種類のACFフィルムの保管期限を管理しなくてはならなかったが、ACFフィルムを1種類に統一できることから、ACFフィルムの保管自体が容易となり、ACFフィルム16を用いた構造の製造工程の簡略化に寄与する。
なお、これまでの実施形態では液晶表示装置の駆動用ICなどの駆動素子9とフレキシブルプリント基板10との接続部分に本発明を適用した例について説明したが、本発明構造はこれに限るものではなく、接続端子を複数備えた素子とフレキシブルプリント基板の配線部とを基板上で接合する場合に広く適用することができ、特に素子側の接続端子の大きさやピッチとフレキシブルプリント基板の配線部の大きさやピッチとが異なる場合の接続構造一般に広く適用できるのは勿論である。
ガラス基板上に形成されたITOからなる幅27μm、ピッチ42μmの第1の配線群と、ガラス基板端部上に形成されたITOからなる幅0.08mm、ピッチ0.16mmの第2の配線群に対し、第1の配線群と第2の配線群に跨るように厚さ24μmのACFフィルムを配置した。
第1の配線群の上のACFフィルム上に幅27μm、ピッチ42μmなど、高さ15μmの金属パッドを808個有する液晶駆動用ICを設置し、第2の配線群の上のACFフィルム上に幅0.08mm、ピッチ0.16mmの配線部を備えたフレキシブルプリント基板を配置し、両者の上から10MPaの加圧力で加圧ヘッドを押し付け、200℃に加熱して接合した。この加圧ヘッドは押圧面に段差を有する構造とされていて、液晶駆動用ICとフレキシブルプリント基板とを同時に均一な加圧力で押し付けつつ加熱できる構造のものを採用した。
ここで液晶駆動用ICの端部とフレキシブルプリント基板の端部は0.2mmの間隙として接合した。
ここで用いたACFフィルムは、エポキシ樹脂製の総厚24μm、導電粒子の無い部分の基層厚12μm、導電粒子の分散された分散層の部分の厚み12μm、粒径4μmの導電粒子を310万個/mmの密度で分散させたものを用いた。エポキシ樹脂製のバインダーの弾性率は2.6GPa(30℃)とした。
前記駆動用ICとフレキシブルプリント基板を前記配線群に対し50個ずつ接合し、フレキシブルプリント基板の配線部を介して駆動用ICに高温高湿通電試験を行ってみたが、接合不良を生じることなく全数通常通り動作した。
よって、前記配線接続構造により、1つのACFフィルムでもって駆動用ICの接続端子とフレキシブルプリント基板の配線部の接合が可能であることが判明した。
次に、ACFフィルムの層厚を35μmとしたACFフィルムを作成して上述の試験に供したが、接続端子の導通不良による表示不良が100%発生した。
これは、ACFフィルムが厚すぎて上述の加圧接合では導電粒子が配線に当接できなかったものと思われる。
ACFフィルムの層厚を15μmとしたACFフィルムを作成して上述の試験に供したが、接続端子の導通不良による表示不良が100%発生した。これは、ACFフィルムが薄すぎて上述の加圧接合ではバインダー部分が流動しすぎて導電粒子のバインダーによる保持が満足に行われなかったものと思われる。
ACFフィルムの層厚を22μm、平均導電粒子径4μm、導電粒子密度200万個/mmとして、用いる樹脂のバインダーの弾性率の異なるものを用いて前記と同様に50個の駆動用ICを接合する試験を行い、通電試験してみたところ、弾性率0.5GPaのバインダーでは100%の表示不良が接続端子不良にて生じ、3.3GPaのバインダーでも100%の表示不良が接続端子接続不良にて生じた。
これらに対し、1.0GPaのバインダー樹脂を用いた試料と2.0GPaのバインダー樹脂を用いた試料と3.0GPaのバインダー樹脂を用いた試料では接続不良を生じなかった。これは以下の理由によるものと推定される。
弾性率が0.5GPaの試料は、バインダーの流動性が良すぎてしまい、ACFフィルムの密着に問題が発生したものと思われる。また、弾性率が3.0GPaの試料は導電粒子の凝集により端子間のショートが発生したものと思われる。
ACFフィルムの層厚を22μm、導電粒子密度200万個/mmとして、用いる導電粒子径の異なるものを用いて前記と同様の接合試験を行い、通電試験してみたところ、平均2μmの導電粒子を用いた試料では100%の表示不良が接続端子接続不良にて発生し、平均6μmの導電粒子を用いた試料でも100%の表示不良が接続端子接続不良にて生じた。
これらに対し、平均3μm径の導電粒子を用いた試料と平均5μmの導電粒子を用いた試料では接続不良を生じなかった。
これは以下の理由によるものと推定される。導電粒子が2μmの場合、駆動素子(駆動IC)のバンプの高さのばらつきを吸収できずに接続不良になったものと思われる。また、導電粒子が6μmの場合、駆動ICのバンプ間で導電粒子がショートしてしまい、不具合になった。
以上の試験結果から、バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、バインダー厚みが20〜25μmの場合、前記バインダーの弾性率が1.0〜3.0GPaの範囲が好ましいことが判明した。
また、前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μmの場合、前記バインダーに分散配合された導電粒子の径が3μm〜5μmの範囲が好ましいことが判明した。
また、前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μmの場合、前記バインダーに分散配合された導電粒子の密度が100万個/mm〜750万個/mmの範囲が好ましいことが判明した。
本発明においては、素子とフレキシブルプリント基板を他の基板に配線接続する構造に広く適用可能であり、例えば液晶表示装置の駆動用ICの接続部分とフレキシブルプリント基板との接続構造部分に本発明構造を適用できるが、その他一般構造の接続配線部分に広く適用できるのは勿論である。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す液晶表示装置の斜視図。 図2は図1の液晶表示装置のII−II線に沿う部分断面図。 図3は前記液晶表示装置に組み込まれているACFフィルムの断面図。 図4は本発明構造を1つの加圧ヘッドで製造している状態を示す説明図。 図5は従来の液晶表示装置の一例を示す斜視図。 図6は図5に示す液晶表示装置のIX−IX線に沿う部分断面図。 図7は従来の液晶表示装置の駆動用ICの接続領域とフレキシブルプリント基板の接続領域を示す平面図。 図8は従来の液晶表示装置において駆動用ICをACFフィルムを介して基板上の配線に接続している状態を示す説明図。 図9は従来の液晶表示装置においてフレキシブルプリント基板をACFフィルムを介して基板上の配線に接続している状態を示す説明図。
符号の説明
A 液晶表示装置、
1 液晶セル、
2、3 基板、
5 液晶、
6 封止材、
7 駆動用素子接続領域、
8 FPC配線領域、
9 駆動用素子(駆動用IC)、
9a、9b 接続端子、
10 フレキシブルプリント基板、
11 延出配線、
15 配線部、
16 ACFフィルム、
20 基層、
21 分散層、
22 導電粒子、
23 バインダー、
25 配線部、
26 加圧ヘッド、



Claims (6)

  1. 基板上に離間して素子接続領域とFPC配線領域が設けられ、前記素子接続領域と前記FPC配線領域とに亘って樹脂のバインダーに導電粒子を分散させた構成のACFフィルムが配置され、前記素子接続領域上のACFフィルム上には複数の接続端子を備えた素子が、それらの接続端子をACFフィルムを介して前記素子接続領域の配線に電気的に接続させた状態で設置されるとともに、前記FPC用配線領域上のACFフィルム上にはFPCフィルムが、その配線部をACFフィルムを介して前記FPC用配線領域の接続配線に電気的に接続した状態で設置されてなり、
    前記素子に備えられた複数の接続端子が表面積1000〜8000μm 、高さ9〜20μm、端子間距離8〜20μm、20〜50μmのピッチで形成され、
    前記FPCフィルムの配線部の導体端子幅が0.03〜1mm、厚みが10〜80μm、導体間のスペースが0.03〜2mmとされ、
    前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μm、前記バインダーの弾性率が1.0〜3.0GPa、前記バインダーに分散配合された導電粒子の径が3μm〜5μm、前記導電粒子の密度が100万個/mm 〜750万個/mm の範囲とされてなることを特徴とする配線接続構造。
  2. 前記素子の接続端子が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の配線に対し熱圧着して接続され、前記FPCフィルムの配線部が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の接続配線に対し熱圧着して接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の配線接続構造。
  3. 前記ACFフィルムが導電粒子を分散させていない基層と導電粒子を分散させている分散層とからなる2層構造とされ、前記基層の厚みが9〜15μm、前記分散層の厚みが10〜14μmとされてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線接続構造。
  4. 液晶層を挟んで対向する一対の基板が具備されてなり、各基板の液晶層側の面に配線が各々設けられてなる液晶表示装置であって、前記各配線が前記一方の基板の駆動用素子接続領域に配線され、前記基板周縁部に前記駆動用素子接続領域と離間されてFPC用配線領域が形成され、前記駆動用素子接続領域と前記FPC用配線領域には両方の領域に亘って樹脂のバインダーに導電粒子を分散させた構成のACFフィルムが配置され、前記駆動用素子接続領域上のACFフィルム上には駆動用素子が、その接続端子をACFフィルムを介して前記駆動用素子接続領域の配線に接続された状態で設置されるとともに、前記FPC用配線領域上のACFフィルム上にはFPCフィルムが、その配線部をACFフィルムを介して前記FPC用配線領域の接続配線に接続した状態で設置されてなり、
    前記素子に備えられた複数の接続端子が表面積1000〜8000μm 、高さ9〜20μm、端子間距離8〜20μm、20〜50μmのピッチで形成され、
    前記FPCフィルムの配線部の導体端子幅が0.03〜1mm、厚みが10〜80μm、導体間のスペースが0.03〜2mmとされ、
    前記バインダーがエポキシ樹脂またはアクリル樹脂からなり、前記バインダー厚みが20〜25μm、前記バインダーの弾性率が1.0〜3.0GPa、前記バインダーに分散配合された導電粒子の径が3μm〜5μm、前記導電粒子の密度が100万個/mm 〜750万個/mm の範囲とされてなることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記駆動用素子の接続端子が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の配線に対し熱圧着して接続され、前記FPCフィルムの配線部が前記ACFフィルムの導電粒子を介して前記基板上の駆動用素子接続領域の接続配線に対し熱圧着して接続されてなることを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記ACFフィルムが導電粒子を分散させていない基層と導電粒子を分散させている分散層とからなる2層構造とされ、前記基層の厚みが9〜15μm、前記分散層の厚みが10〜14μmとされてなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の液晶表示装置。
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