JP4570896B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4570896B2
JP4570896B2 JP2004111703A JP2004111703A JP4570896B2 JP 4570896 B2 JP4570896 B2 JP 4570896B2 JP 2004111703 A JP2004111703 A JP 2004111703A JP 2004111703 A JP2004111703 A JP 2004111703A JP 4570896 B2 JP4570896 B2 JP 4570896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
semiconductor device
electrode
manufacturing
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004111703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005294773A (ja
JP2005294773A5 (ja
Inventor
茂 竹内
昌洋 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2004111703A priority Critical patent/JP4570896B2/ja
Publication of JP2005294773A publication Critical patent/JP2005294773A/ja
Publication of JP2005294773A5 publication Critical patent/JP2005294773A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4570896B2 publication Critical patent/JP4570896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、ウェハの表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定に適用して有効な技術に関する。
たとえば、半導体装置の製造技術において、パワー半導体素子のプローブ測定技術に関しては、日本特開平5−333098号公報(特許文献1)、日本特開平8−153763号公報(特許文献2)、日本特開平7−245401号公報(特許文献3)、日本特開平8−330372号公報(特許文献4)に記載される技術などが挙げられる。
特許文献1には、パワー半導体素子をウェハ状態でプロービングを可能にするため、ウェハの平坦度が多少変化してもウェハ載置側で導電接触状態を良好に保持する手段(圧縮バネ)を設けた測定装置が記載されている。
特許文献2、特許文献3には、表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子をウェハ状態で検査する方法が記載されている。
特許文献4には、ウェハの裏面をダイシング用シートに固定し、この状態で表面の電極にプローブ端子のプロービングを行う検査方法が記載されている。
特開平5−333098号公報 特開平8−153763号公報 特開平7−245401号公報 特開平8−330372号公報
ところで、半導体装置の製造技術において、パワー半導体素子のプローブ測定技術に関しては、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
たとえば、近年、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、縦型パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などのパワー半導体素子では、特性向上、小型パッケージ対応のために薄ウェハ化が進められている。このような薄ウェハ化のパワー半導体素子では、ウェハの厚さが薄いために、ハンドリング方法でプロービングすることは難しい状況となっている。
また、薄ウェハ化の半導体素子では、ウェハの裏面にダイシングテープを貼り付けた状態で検査を行う方法も考えられるが、パワー半導体素子は表面のみならず裏面にも電極があるために、ウェハの裏面にダイシングテープを貼り付けた状態でのプローブ測定が不可能となっている。
そこで、ウェハの表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子において、このパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定に適用可能な方法が必要となり、それを実現するための技術が望まれている。
本発明の目的は、半導体装置の製造技術において、ウェハの表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定を容易に実現することができる測定技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、半導体装置の製造方法に適用され、ウェハに集積回路を形成する工程、ウェハの表面に開口部を有する測定用保持部材を貼り付け、集積回路の電気的特性を測定する工程、ウェハの表面に貼り付けた測定用保持部材を剥離し、ウェハの裏面に切断用保持部材を貼り付けて個々の集積回路チップに切断する工程、集積回路チップを収納して半導体装置を組み立てる工程を含むものである。
具体的に、集積回路はウェハの表面および裏面に電極を有し、この集積回路の電気的特性を、測定用保持部材の開口部を介したウェハの表面の電極と、ウェハの裏面の電極とに電気的に接続して測定するものである。ウェハは厚さが120μm以下、100μm以下、70μm以下、または60μm以下とするものである。集積回路は発熱が多い回路に適用するものである。
また、測定用保持部材は、ウェハの外形寸法より小さい寸法の開口部を有し、開口部の部分が剥離可能な構造からなり、ウェハの表面に測定用保持部材を貼り付けた後、開口部を剥離して集積回路の電気的特性を測定するようにしたり、またはウェハの外形寸法より小さい寸法の開口部を有する第1の保持部材と、第1の保持部材に粘着された第2の保持部材との二重構造からなり、ウェハの表面に測定用保持部材を貼り付けた後、第2の保持部材を剥離して集積回路の電気的特性を測定するようにしたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
ウェハの表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定を容易に実現することが可能となる。
以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部品の説明を原則として繰り返さない。
さらに、以下の実施の形態では、便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数など(個数、数値、量、範囲などを含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップなどを含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合などを除き、必ずしも必須のものではないことはいうまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素などの形状、位置関係などに言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図5に基づいて、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置の一例を説明する。それぞれ、図1はIGBTの上面を示す図、図2はIGBTの下面を示す図、図3はIGBTの縦構造(トレンチ型)を示す図、図4はIGBTの縦構造(プレーナ型)を示す図、図5はパワーMOSFETの縦構造(トレンチ型)を示す図、図6はIGBT、パワーMOSFETをパッケージングした半導体装置の構造を示す図、図7はモールド前の半導体装置の配置を示す図、である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置は、たとえば図1〜図4に示すようなIGBT、図5に示すようなパワーMOSFETに適用され、各構造を以下において説明する。
IGBTは、図1に示すように、チップの上面にゲート電極(G)1、エミッタ電極(E)2が設けられ、図2に示すように、チップの下面にコレクタ電極(C)3が設けられている。このIGBTの構造には、トレンチ型、プレーナ型などがある。
トレンチ型のIGBTの縦構造は、図3に示すように、ベース(p)11およびエピタキシャル層(n-)12の積層構造からなるウェハの表面上に、絶縁膜13、ゲート配線層14、絶縁膜15、エミッタ電極2および図示しないゲート電極1が順に積層され、図1に示すようにエミッタ電極2とゲート電極1が上面に露出されている。このベース(p)11およびエピタキシャル層(n-)12の積層構造の部分には、トレンチ技術により深さ方向にゲート16が埋め込まれ、このゲート16の周囲はゲート酸化膜17で覆われている。さらに、ウェハの表面層のゲート16間にはウェル領域(n+)18が形成されている。一方、ベース(p)11およびエピタキシャル層(n-)12の積層構造からなるウェハの裏面には、n+層19、p+層20、コレクタ電極3が順に積層され、図2に示すようにコレクタ電極3が下面に露出されている。
プレーナ型のIGBTの縦構造は、図4に示すように、エピタキシャル層(n-)31からなるウェハの表面上に、ゲート酸化膜32、ゲート33、配線層34、エミッタ電極2および図示しないゲート電極1が順に積層され、図1に示すようにエミッタ電極2とゲート電極1が上面に露出されている。このウェハの表面層には、ウェル領域(p)35と、このウェル領域(p)35内にウェル領域(n+)36が形成されている。一方、エピタキシャル層(n-)31からなるウェハの裏面には、n+層37、p+層38、コレクタ電極3が順に積層され、図2に示すようにコレクタ電極3が下面に露出されている。
パワーMOSFETは、IGBTと同様(図1,図2)に、チップの上面にゲート電極(G)1a、ソース電極(S)(エミッタ電極に代えて)2aが設けられ、チップの下面にドレイン電極(D)(コレクタ電極に代えて)3aが設けられている。このパワーMOSFETの構造にも、トレンチ型、プレーナ型などがあり、たとえばトレンチ型のパワーMOSFETの縦構造は、図5に示すように、IGBTに比べて、ウェハの裏面にp+層がなく、n+層にドレイン電極が積層されている。すなわち、パワーMOSFETには、ベース(p)41、エピタキシャル層(n-)42、絶縁膜43、ゲート配線層44、絶縁膜45、ゲート46、ゲート酸化膜47、ウェル領域(n+)48、n+層49が設けられている。なお、プレーナ型のパワーMOSFETの縦構造においても、ウェハの裏面にp+層がない以外は同様である。
このような構造のIGBT、パワーMOSFETのチップをパッケージングした半導体装置は、たとえば図6に示すような構造で、図7に示すような配置で製造され、マルチチップICとして製品化される。
このマルチチップICの例では、IGBT、パワーMOSFETなどの2つのパワー半導体素子のチップ51,52と、1つの制御用のチップ53が同じリードフレーム54上に実装され、パワー半導体素子のチップ51,52上の電極と制御用のチップ53上の電極とリードフレーム54上のパッドとがワイヤ55により接続され、レジン56によりモールドされている。このモールドされたマルチチップICは、リードフレーム54の外部端子となる部分が裏面に露出され、またパワー半導体素子のチップ51,52および制御用のチップ53が実装されたリードフレーム54の裏面部分も放熱効果を高めるために露出されている。
次に、図8〜図12に基づいて、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する。それぞれ、図8〜図11はデバイス形成から選別までの各工程および処理フローを示す図、図12はウェハテスト工程を具体的に示す図、である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、たとえば図3に示したトレンチ型のIGBTのパワー半導体素子の製造方法に適用され、以下の手順により製造される。なお、図4に示したプレーナ型のIGBTについても同様であり、また図5に示したパワーMOSFETのパワー半導体素子の製造においても、ウェハの裏面にp+層を形成しない以外はIGBTと同様である。
(1)デバイス形成・配線・パッシベーション工程
この工程では、ウェハ61に、集積回路であるIGBTのパワー半導体素子を形成する各種のウェハ処理を行い、さらに共通端子などを電気的に接続する配線を形成した後、電気的な露出部分を除いて表面にパッシベーション膜を形成する。この工程の終了後は、図3に示した、ゲート電極1、エミッタ電極2、ベース11、エピタキシャル層12、絶縁膜13、ゲート配線層14、絶縁膜15、ゲート16、ゲート酸化膜17、ウェル領域18が形成される。
(2)補強材(テープ/剛体)貼り付け工程
この工程では、ウェハ61の表面に、このウェハ61の反りを防止するための高剛性テープ62を貼り付ける。
(3)裏面研削(BG)保護テープor補強材貼り付け工程
この工程では、ウェハ61に貼り付けた高剛性テープ62の表面に、さらに次の裏面研削工程における研削粉を除くための熱発泡テープ63を貼り付ける。
(4)裏面研削工程
この工程では、ウェハ61の裏面を所定の厚さになるまで研削する。たとえば一例として、ウェハ61の厚さは、120μm以下、100μm以下、70μm以下、60μm以下など、特性向上、小型パッケージ対応のために所定の厚さで研削される。
(5)テープor補強材剥がし工程
この工程では、ウェハ61上の高剛性テープ62の表面に貼り付けた熱発泡テープ63を剥がす。
(6)スピンエッチ工程
この工程では、ウェハ61の裏面の凹凸を化学研磨剤などを使用してスピンエッチングし、ウェハ61の裏面を平坦化する。
(7)裏面インプラ(1),(2)工程
この工程では、ウェハ61の裏面からリン(P+)、ボロン(B+)のイオン打ち込みを行い、N+層19、P+層20を形成する。
(8)補強材(テープ/剛体)剥がし工程
この工程では、ウェハ61の表面に貼り付けた高剛性テープ62を剥がす。
(9)表面洗浄工程
この工程では、ウェハ61の表面を洗浄する。
(10)インプラアニール工程
この工程では、ウェハ61の裏面に形成したN+層19、P+層20を熱処理する。
(11)成膜前処理工程
この工程では、次の裏面メタル成膜工程においてメタル膜を成膜するための前処理を行う。
(12)裏面メタル成膜工程
この工程では、ウェハ61の裏面に、コレクタ電極3となるメタル膜を成膜する。たとえば一例として、メタル膜は、ニッケル(Ni)/チタン(Ti)/ニッケル(Ni)/金(Au)などの材料からなる。
(13)アロイ工程
この工程では、ウェハ61の裏面に成膜したメタル膜を熱処理してコレクタ電極3を形成する。
(14)ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程
この工程では、ウェハ61の表面に、開口部を有する測定用保持部材であるテープ64を貼り付け、さらにテープ64にダイシングフレーム65を貼り付ける。たとえば一例として、テープ64には、ポリ塩化ビニルなどの材料からなるUV照射剥離シートまたは加熱剥離シートなどがある。この工程の詳細は、後述する図13,図14のような処理フローとなる。
(15)ウェハテスト工程
この工程では、ウェハ61の裏面を裏面用測定端子を持つプロービングステージ66に搭載し、裏面のコレクタ電極3を電気的に接続し、テープ64の開口部を介して表面のゲート電極1、エミッタ電極2に表面用測定端子67,68を電気的に接続させて、IGBTのパワー半導体素子の電気的特性を測定する。たとえば一例として、電気的特性の測定には、耐圧、リーク電流、Gm、オン抵抗などの測定がある。
具体的には、図12に示すように、ウェハ61の表面に開口部を有するテープ64が貼り付けられ、このテープ64の裏面に開口部を有するダイシングフレーム65が貼り付けられ、そしてウェハ61の裏面がプロービングステージ66に搭載された状態において、電気的特性の測定が行われる。この電気的特性の測定時には、ウェハ61の表面は外周部の無効エリアのみがテープ64に貼り付けられ、この表面に形成されているゲート電極1およびエミッタ電極2が露出された状態となっており、またコレクタ電極3が形成されているウェハ61の裏面は全面が露出されてプロービングステージ66に搭載された状態となっている。
この測定に使用される測定装置は、フォーシング用の定電流源76、ゲート信号用の定電圧源77および電圧計78を備えており、定電流源76にはコレクタ電極3と接触させるためのプロービングステージ(フォーシング:F)66およびエミッタ電極2とプロービングするためのエミッタフォーシングピン68aが、電圧計78にはコレクタ電極3と接触させるためのプロービングステージ(センシング:S)66およびエミッタセンシングピン68bがそれぞれ電気的に接続されている。
一方、ゲート信号用の定電圧源77には、エミッタ基準電位としてゲートに定電圧信号を印加するため、定電圧源77の負極は、エミッタ電極2のフォーシング線(68a)およびセンシング線(68b)に、正極はゲート電極1をプロービングするため、ゲートフォーシングピン67aおよびゲートセンシングピン67bに電気的に接続されている。
測定に際しては、ウェハ61をプロービングステージ(フォーシング、センシング)66の上にセットしてコレクタ電極3と接触させ、エミッタ電極2にエミッタフォーシングピン68aおよびエミッタセンシングピン68bを、ゲート電極1にゲートフォーシングピン67aおよびゲートセンシングピン67bをそれぞれ接触させる。これにより、各測定ピンとウェハ61の各電極が電気的に接続された状態となる。
たとえば、オン抵抗を測定するときには、測定装置のゲート信号用の定電圧源77より、IGBTのパワー半導体素子をオンさせるために十分な電圧をゲートフォーシングピン67aおよびゲートセンシングピン67bを通じて供給し、フォーシング用の定電流源76により大電流をコレクタ電極3とエミッタ電極2との間にプロービングステージ(フォーシング)66およびエミッタフォーシングピン68aを通じて供給して、電圧計78によりオン電圧を測定することによって、この電圧と電流の関係からオン抵抗を求めることが可能となる。
(16)表面テープ剥がし工程
この工程では、ウェハ61の表面からUVを照射し、ウェハ61の表面に貼り付けたテープ64を剥がす。
(17)ダイシングテープ貼り付け工程
この工程では、ウェハ61の裏面に、切断用保持部材であるダイシングテープ69を貼り付ける。たとえば一例として、ダイシングテープ69には、ポリ塩化ビニルなどの材料からなるUV照射剥離シートまたは加熱剥離シートなどがある。
(18)ダイシング工程
この工程では、ウェハ61の裏面にダイシングテープ69を貼り付けた状態で、ウェハ61の表面から砥石70で個々のIGBTのパワー半導体素子のチップに切断する。なお、切断方法は、砥石70に限らず、レーザなどの他の方法でも可能である。
(19)組み立て工程
この工程では、IGBTのパワー半導体素子のチップを収納して半導体装置であるパッケージを組み立てる。この工程では、たとえば図6および図7に示したように、2つのパワー半導体素子のチップ51,52と、1つの制御用のチップ53を同じリードフレーム54上に実装し、パワー半導体素子のチップ51,52上の電極と制御用のチップ53上の電極とリードフレーム54上のパッドとをワイヤ55により接続した後、レジン56によりモールドしてパッケージ構造のマルチチップICを完成させる。
(20)選別工程
この工程では、組み立てたパッケージ構造の半導体装置をテストして、良品の半導体装置を製品として出荷する。
以上説明した半導体装置の製造方法では、チップ51,52,53上の電極とリードフレーム54上のパッドとをワイヤ55により接続するワイヤボンディングを例に説明したが、その他に、チップの電極をボール状のバンプに形成して、リードフレーム上にフリップチップボンディングするパッケージ構造とすることも可能である。
次に、図13〜図16に基づいて、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、前述した(14)ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程を詳細に説明する。それぞれ、図13,図14はウェハセットからウェハ・フレーム取り出しまでの各工程および処理フローを示す図、図15はテープを示す図((a)は剥離部分を剥離する前の状態の平面図、(b)は剥離した後の状態の平面図)、図15は別のテープを示す図((a)は平面図、(b)は断面図)、である。
(141)ウェハセット工程
この工程では、ウェハ61をホルダ71に入れ、このホルダ71に設けられた貫通孔を通じてバキューム72でウェハ61を吸着する。そして、ダイシングフレーム65をホルダ71にセットする。
(142)テープ貼り付け工程
この工程では、ウェハ61の表面に、テープ64を貼り付ける。このテープ64は、たとえば図14(a)に示すように、テープ64を扱い易くするために、ウェハ61の外形寸法より小さい寸法の剥離可能な開口部である剥がす部分64aが数箇所の接続部64bでつながった状態のものを用いる。
(143)UV照射工程
この工程では、次のテープ剥がし工程においてテープ64を剥がす部分64a以外の部分にマスク73を搭載し、ウェハ61の表面に貼り付けたテープ64の剥がす部分64aにUVを照射する。
(144)テープ剥がし工程
この工程では、テープ64の剥がす部分64aを接続部64bで切り離して、ウェハ61の表面から剥がす部分64aを剥がす。この剥がす部分64aを剥がした状態は図14(b)のようになり、テープ64には開口部を有する構造となる。
(145)ウェハ・フレーム取り出し工程
この工程では、バキューム72を切り、ダイシングフレーム65と一緒にテープ64で貼り付けられたウェハ61を取り出す。これにより、ウェハ61の表面に開口部を有するテープ64が貼り付けられ、さらにこのテープ64の裏面に開口部を有するダイシングフレーム65が貼り付けられた状態となる。
以上説明したウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程では、図15(a),(b)に示すような、開口部である剥がす部分64aを接続部64bでつないだ状態のテープ64を用いた例を説明したが、その他に、たとえば図16(a),(b)に示すように、ウェハ61の外形寸法より小さい寸法の開口部81aを有する保持部材であるテープ81と、このテープ81の上に粘着された保持部材であるテープ82との二重構造からなるものを用いることも可能である。
この二重構造からなるテープ81,82を用いた場合には、この二重構造のテープ81,82をウェハ61の表面に貼り付けた後、たとえばUV照射などによって表面のテープ82のみを剥がし、開口部を有するテープ81は貼り付けたままとすることで、図15のテープ64と同様に、ウェハ61の表面に開口部を有するテープ81が貼り付けられ、さらにこのテープ81の裏面に開口部を有するダイシングフレーム65が貼り付けられた状態にすることができる。
従って、本実施の形態によれば、IGBT、パワーMOSFETなどのパワー半導体素子において、ウェハ61にパワー半導体素子を形成し、ウェハ61の表面に開口部を有するテープ64を貼り付け、パワー半導体素子の電気的特性を、テープ64の開口部を介したウェハ61の表面の電極と、ウェハ61の裏面の電極とに電気的に接続して測定し、ウェハ61の表面に貼り付けたテープ64を剥離し、ウェハ61の裏面にダイシングテープ69を貼り付けて個々のパワー半導体素子のチップに切断し、パッケージ構造の半導体装置を組み立てることにより、ウェハ61の表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定を容易に実現することができる。
また、ウェハ61の裏面をプロービングステージ66に搭載し、プロービングステージ66にウェハ61の裏面を密着できるので、パワー半導体素子などのような発熱が多い集積回路の放熱が可能となり、大電力のテストを実施することができる。
(実施の形態2)
図17に基づいて、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置の一例を説明する。図17は小信号トランジスタの縦構造を示す図である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置は、前記実施の形態1のIGBT、パワーMOSFETのパワー半導体素子と異なり、たとえば図17に示すような小信号トランジスタの半導体素子に適用され、その構造を以下において説明する。
小信号トランジスタの縦構造(NPN型の例)は、図17に示すように、ウェハ61aの基板(n-)91の表面層に、ウェル領域(p)92と、このウェル領域(p)92内にウェル領域(n+)93が形成されている。このウェハ61aの表面上には、ベース電極(B)94とエミッタ電極(E)95が露出され、一方、ウェハ61aの裏面はコレクタ電極(C)として露出されている。
次に、図18,図19に基づいて、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する。それぞれ、図18,図19はデバイス形成からアロイまでの各工程および処理フローを示す図、である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、図17に示した小信号トランジスタの半導体素子の製造方法に適用され、以下の手順により製造される。なお、図18,図19において、No.および工程は実施の形態1と対応するが、処理フローが空白の部分は処理がない工程である。
すなわち、小信号トランジスタの半導体素子の製造方法では、(1)デバイス形成・配線・パッシベーション工程において、ウェハ61aに集積回路である小信号トランジスタを形成した後、(2)補強材(テープ/剛体)貼り付け工程を同様に行い、(3)裏面研削(BG)保護テープor補強材貼り付け工程における熱発泡テープの貼り付けがなく、(4)裏面研削工程では高剛性テープ62のみを貼り付けた状態でウェハ61aの裏面を研削し、(5)テープor補強材剥がし工程で高剛性テープ62を剥がし、(6)スピンエッチ工程を同様に行った後、(7)裏面インプラ(1),(2)工程から(9)表面洗浄工程の処理がなく、その後は(10)インプラアニール工程から(13)アロイ工程までを同様に実施する。
以降の、(14)ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程から(20)選別工程は、前記実施の形態1と同様である。
従って、本実施の形態によれば、小信号トランジスタの半導体素子の製造においても、前記実施の形態1と同様に、小信号トランジスタの半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定を容易に実現することができる。
(実施の形態3)
図20,図21に基づいて、本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する。それぞれ、図20,図21はデバイス形成からアロイまでの各工程および処理フローを示す図、である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、前記実施の形態1と同様のIGBT(パワーMOSFET)のパワー半導体素子において、特にウェハの厚さが50μm以下のものに適用され、以下の手順により製造される。なお、図20,図21において、No.および工程は実施の形態1と対応するが、処理フローが空白の部分は処理がない工程である。
すなわち、ウェハの厚さが50μm以下のIGBTのパワー半導体素子の製造方法では、(1)デバイス形成・配線・パッシベーション工程において、ウェハ61bに集積回路であるIGBTを形成した後、(2)補強材(テープ/剛体)貼り付け工程で熱発泡両面テープ感圧粘着剤62aを貼り付け、(3)裏面研削(BG)保護テープor補強材貼り付け工程でガラスやセラミックなどの補強材63aを貼り付けて、(4)裏面研削工程を同様に行い、(5)テープor補強材剥がし工程の処理がなく、(6)スピンエッチ工程から(7)裏面インプラ(1),(2)工程を同様に行った後、(8)補強材(テープ/剛体)剥がし工程において補強材63a、熱発泡両面テープ感圧粘着剤62aを剥がし、(9)表面洗浄工程から(13)アロイ工程までを同様に実施する。
以降の、(14)ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程から(20)選別工程は、前記実施の形態1と同様である。
従って、本実施の形態によれば、ウェハ61bの厚さが50μm以下のIGBT(パワーMOSFET)のパワー半導体素子の製造においても、前記実施の形態1と同様に、パワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定を容易に実現することができ、また発熱が多いパワー半導体素子の放熱が可能となるので大電力のテストを実施することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の半導体装置の製造方法は、IGBT、パワーMOSFETなどのパワー半導体素子、発熱が多い集積回路などが形成された半導体装置に適用され、特に、ウェハの表面および裏面に電極を有するパワー半導体素子の薄ウェハ化対応のプローブ測定に適用して効果的である。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、IGBTの上面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、IGBTの下面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、IGBTの縦構造(トレンチ型)を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、IGBTの縦構造(プレーナ型)を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、パワーMOSFETの縦構造(トレンチ型)を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、IGBT、パワーMOSFETをパッケージングした半導体装置の構造を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、モールド前の半導体装置の配置を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、デバイス形成からスピンエッチまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、図8に続く、裏面インプラからアロイまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、図9に続く、ウェハ表面テープ貼り付けから表面テープ剥がしまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、図10に続く、ダイシングテープ貼り付けから選別までの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において、ウェハテスト工程を具体的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の、ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程において、ウェハセットからUV照射までの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の、ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程において、図13に続く、テープ剥がしからウェハ・フレーム取り出しまでの各工程および処理フローを示す図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の、ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程において、テープを示す図である。 (a),(b)は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の、ウェハ表面テープ貼り付け・ダイシングフレーム貼り付け工程において、別のテープを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法により製造される半導体装置において、小信号トランジスタの縦構造を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法において、デバイス形成からスピンエッチまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法において、図18に続く、裏面インプラからアロイまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法において、デバイス形成からスピンエッチまでの各工程および処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法において、図20に続く、裏面インプラからアロイまでの各工程および処理フローを示す図である。
符号の説明
1,1a ゲート電極
2 エミッタ電極
2a ソース電極
3 コレクタ電極
3a ドレイン電極
11 ベース
12 エピタキシャル層
13 絶縁膜
14 ゲート配線層
15 絶縁膜
16 ゲート
17 ゲート酸化膜
18 ウェル領域
19 n+
20 p+
31 エピタキシャル層
32 ゲート酸化膜
33 ゲート
34 配線層
35 ウェル領域
36 ウェル領域
37 n+
38 p+
41 ベース
42 エピタキシャル層
43 絶縁膜
44 ゲート配線層
45 絶縁膜
46 ゲート
47 ゲート酸化膜
48 ウェル領域
49 n+
51,52 パワー半導体素子のチップ
53 制御用のチップ
54 リードフレーム
55 ワイヤ
56 レジン
61,61a,61b ウェハ
62 高剛性テープ
62a 熱発泡両面テープ感圧粘着剤
63 熱発泡テープ
63a 補強材
64 テープ
64a 剥がす部分
64b 接続部
65 ダイシングフレーム
66 プロービングステージ
67,68 表面用測定端子
67a ゲートフォーシングピン
67b ゲートセンシングピン
68a エミッタフォーシングピン
68b エミッタセンシングピン
69 ダイシングテープ
70 砥石
71 ホルダ
72 バキューム
73 マスク
76 定電流源
77 定電圧源
78 電圧計
81 テープ
81a 開口部
82 テープ
91 基板
92 ウェル領域
93 ウェル領域
94 ベース電極
95 エミッタ電極

Claims (13)

  1. (a)ウエハに複数の半導体素子を形成する工程と、
    (b)前記ウエハの表面に第1保持部材を貼り付ける工程と、
    (c)前記半導体素子の電気的特性を測定する工程と、
    (d)前記ウエハの表面に貼り付けられた前記第1保持部材を剥離し、前記ウエハの裏面に第2保持部材を貼り付けて個々の半導体チップに切断する工程と、
    (e)前記半導体チップを収納して半導体装置を組み立てる工程と、を有し、
    前記(b)工程で使用する前記第1保持部材は第1開口部を有し、
    前記(b)工程は、前記第1保持部材の前記第1開口部から前記ウエハの表面に設けられた第1電極及び第2電極が露出するように貼り付けられ、
    前記(c)工程は、前記第1保持部材の前記第1開口部を介して前記第1電極及び前記第2電極のそれぞれに第1測定端子及び第2測定端子を電気的に接続させ、前記ウエハの裏面に設けられた第3電極に第3測定端子を電気的に接続させて行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1開口部の寸法は前記ウエハの外形寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記(b)工程において、前記第1保持部材は、前記ウエハの表面の外周部の無効エリアにのみ貼り付けられることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1保持部材の前記ウエハが貼り付けられた側には、さらに第2開口部を有するフレームが前記第2開口部内に前記ウエハが位置するように貼り付けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ウエハの前記第3電極は、前記ウエハの裏面であり、
    さらに前記第3測定端子はプロービングステージであり、
    前記(c)工程は、前記ウエハの裏面と前記プロービングステージとが対向するように前記ウエハが前記プロービングステージ上に搭載される工程を含み、前記ウエハの裏面の全面が前記プロービングステージと接触した状態で前記半導体素子の電気的特性が測定されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記半導体素子は、パワーMOSFETであり、前記第1電極はゲート電極、前記第2電極はソース電極、前記第3電極はドレイン電極であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体素子は、IGBTであり、前記第1電極はゲート電極、前記第2電極はエミッタ電極、前記第3電極はコレクタ電極であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記半導体素子の前記電気的特性の測定は、オン抵抗の測定であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記半導体素子の前記電気的特性の測定は、オン抵抗、耐圧、リーク電流、及びGmのいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1測定端子は、フォーシングピンとセンシングピンを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第2測定端子は、フォーシングピンとセンシングピンを有することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記ウエハの厚さは、120μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  13. (a)ウエハに複数の半導体素子を形成する工程と、
    (b)前記ウエハの表面に測定用保持部材を貼り付ける工程と、
    (c)前記半導体素子の電気的特性を測定する工程と、
    (d)前記ウエハの表面に貼り付けられた前記測定用保持部材を剥離し、前記ウエハの裏面に切断用保持部材を貼り付けて個々の半導体チップに切断する工程と、
    (e)前記半導体チップを収納して半導体装置を組み立てる工程と、を有し、
    前記(b)工程で使用する前記測定用保持部材は開口部を有し、
    前記(b)工程は、前記測定用保持部材の前記開口部から前記ウエハの表面に設けられた表面電極が露出するように貼り付けられ、
    前記(c)工程は、前記測定用保持部材の前記開口部を介して前記表面電極に表面用測定端子を電気的に接続させ、前記ウエハの裏面に設けられた裏面電極に裏面用測定端子を電気的に接続させて行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2004111703A 2004-04-06 2004-04-06 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4570896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004111703A JP4570896B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004111703A JP4570896B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 半導体装置の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005294773A JP2005294773A (ja) 2005-10-20
JP2005294773A5 JP2005294773A5 (ja) 2007-05-31
JP4570896B2 true JP4570896B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=35327324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004111703A Expired - Fee Related JP4570896B2 (ja) 2004-04-06 2004-04-06 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4570896B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4967472B2 (ja) * 2006-06-22 2012-07-04 富士電機株式会社 半導体装置
JP5431777B2 (ja) * 2009-04-20 2014-03-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
JP5706258B2 (ja) * 2011-07-08 2015-04-22 株式会社東京精密 ウェハの電気特性検査方法
JP5591852B2 (ja) * 2012-03-19 2014-09-17 株式会社東芝 半導体装置の検査方法、半導体装置の製造方法、検査用治具
JP2022155345A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 有限会社Mtec パワー半導体及びその製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330372A (ja) * 1995-03-31 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の検査方法
JPH1116965A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Sharp Corp 半導体ウエハの特性検査方法
JPH11177087A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置
JP2004071887A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Renesas Technology Corp 縦型パワー半導体装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330372A (ja) * 1995-03-31 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の検査方法
JPH1116965A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Sharp Corp 半導体ウエハの特性検査方法
JPH11177087A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置
JP2004071887A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Renesas Technology Corp 縦型パワー半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005294773A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106024710B (zh) 制造半导体器件的方法
US6803294B2 (en) Semiconductor wafer and manufacturing method of semiconductor device
US9099454B2 (en) Molded semiconductor package with backside die metallization
US8889526B2 (en) Apparatus for thinning, testing and singulating a semiconductor wafer
JP5560538B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8546244B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
TW200303071A (en) Manufacturing method of semiconductor device
US9000495B2 (en) Semiconductor apparatus having penetration electrode and method for manufacturing the same
CN109417045B (zh) 调准夹具、调准方法及转移粘接方法
US9870938B2 (en) Semiconductor element producing method by flattening protective tape
US20180233470A1 (en) Handling thin wafer during chip manufacture
TW200522236A (en) Semiconductor device manufacturing method cross-reference to related applications
JP4570896B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2016095272A (ja) 半導体評価装置、半導体評価方法および試験治具
US8536709B1 (en) Wafer with eutectic bonding carrier and method of manufacturing the same
TW201628144A (zh) 超薄半導體元件封裝結構的製造方法
JP4179491B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法、ならびにその特性評価方法
TWI825395B (zh) 具有邊緣支撐之經薄化半導體晶片
US20060032834A1 (en) Method of manufacturing semiconductor wafer and method of manufacturing semiconductor device
JP2008141111A (ja) 半導体装置及び半導体装置のチップクラック検査方法
WO2008114094A1 (en) Thin profile packaging with exposed die attach adhesive
WO2007049356A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH09330992A (ja) 半導体装置実装体とその製造方法
JP4724729B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TW200305026A (en) Semiconductor apparatus, fixture for measuring characteristics therefor, and semiconductor device characteristics measuring apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070404

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees