JP4565633B2 - 曲げ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業者が、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能とすることにより、作業者に危険の度合いを的確に知らせ、また、ラム速度を危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、安全を確保した曲げ加工装置に関する。
従来の曲げ加工装置は、例えば特公昭62−34446号公報や、実開昭59−16738号公報に開示されている。
このうち、特公昭62−34446号公報に開示された曲げ加工装置は、前方に投光器と受光器を配置し、ピンチングポイント(パンチがワークに接触する位置)より上方6mm以降は、作業者に危険が及ばないと見做し、光線が遮光されてもラムを停止させることなく、加工を続行している。
また、特公昭62−34446号公報に開示された曲げ加工装置は、ラムの両端部に投光器と受光器を設け、光線を、パンチとダイ間に、且つパンチ先端からラム最大慣性下降値(ラム停止信号が発生した後、ラムが直ちに停止することなく慣性により下降する場合の最大値)より下方に位置させている。
特公昭62−34446号公報 実開昭59−16738号公報
しかし、上記従来曲げ加工装置は、いずれも光学式安全装置を使用しているが、加工時間を短縮するために、ラムは、所定ストローク経過した後も、上死点には復帰せずに、ワーク(フランジを含む)を挿入できる程度の刃間距離(パンチとダイ間の距離)が得られる程度までしか復帰しない。
そのため、前後方向に短いワークの場合には、前記刃間距離が短いパンチとダイ間に、該ワークを挿入するときに、作業者の手とパンチとが接触することがある。又は、上記ワークが既に加工されている場合には、刃間距離が短いパンチとダイ間にワークを挿入することが困難となり、作業性が著しく低下している。
また、刃間距離が短いために、作業者は、パンチの先端位置がどこかなどの加工状況が、目視により、明確に確認できない。
その結果、作業者にとっては、従来の光学式安全装置を使用した曲げ加工装置は危険状態を完全に払拭することはできず、作業者に不安を与えている。
この課題は、光学式安全装置を使用しない曲げ加工装置についても、同様であり、既述したように、刃間距離が短い場合には、ワーク挿入時に、作業者の手とパンチとが接触するなど作業者の危険状態を完全に払拭することはできず、不安を与えている。
本発明の目的は、作業者が、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能とすることにより、作業者に危険の度合いを的確に知らせ、また、ラム速度を危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、安全を確保した曲げ加工装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、
請求項1に記載したように、加工位置の近傍に、ラム位置に基づいて、パンチPとダイD間の刃間距離Lの程度を作業者Sに伝達する刃間距離伝達手段13、14を設け、該刃間距離伝達手段13、14は、光を出力する発光手段13又は音を出力する発音手段14により構成され、予め設定された刃間距離の程度に基づいて、発光手段13は、色が変化した光を出力し、発音手段14は、間隔が変化した音を出力することを特徴とする曲げ加工装置と、
請求項に記載したように、ラム位置に基づく刃間距離Lの程度を予め設定し、実際の曲げ加工の際には、該予め設定した刃間距離Lの程度に基づいて、加工位置近傍に設けられた刃間距離伝達手段13、14を制御すると共に、ラム4の速度を制御する制御手段を有し、該制御手段には、第1モードと第2モードと第3モードがあり、第1モードは光学式安全装置1を使用しない手段であり、第2モードと第3モードは光学式安全装置1を使用する手段であり、いずれのモードも、刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容を変化させる伝達媒体制御手段20Eと、ラムの速度を変化させるラム制御手段20Jを有し、切換スイッチ手段20Dを介して各モードに切り換え可能であり、
上記第2モードと第3モードは、ラム4両端部の投光器2と受光器3から構成されていて光軸KがパンチP先端の下方に配置された光学式安全装置1を制御する光学式安全装置制御手段20Hを有し、
上記第2モードは、試し曲げのラム4駆動時に、位置決めされたワークWが遮光されたときのラム4の位置である遮光位置Zを記憶する記憶手段20Cを有し、
上記第3モードは、ワーク位置決め姿勢状態図αに基づいて、位置決めされたワークWが遮光されたときのラム4の位置である遮光位置Z を演算する演算手段20Gを有し、
上記第2モード又は第3モードにおいて、実際の曲げ加工の際に、記憶又は演算された遮光位置Z 以外の位置Z で遮光された場合には、作業者に異常事態の発生が伝達されるように、伝達媒体制御手段20Eは、刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容を変化させ、ラム制御手段20Jは、ラム4の速度を変化させることを特徴とする曲げ加工装置という技術的手段を講じている。
上記本発明の構成によれば、例えば上部テーブル4の(図1)前面に、刃間距離伝達手段13を設け、該刃間距離伝達手段13を、例えば発光手段の一例である発光ダイオードで構成し、予めラム位置に基づく刃間距離Lの程度A、B、Cを設定しておけば(例えば図2の第1モード(光学式安全装置1を使用しない手段))、実際の曲げ加工の際には(図3)、該予め設定された刃間距離Lの程度に応じて、発光ダイオード13が出力する光の色とラム4の速度を、青色と100mm/sec(図3(A))、黄色と50mm/sec(図3(B))、赤色と10mm/sec(図3(C))と変化させることにより、作業者は、ラム4が下降するにつれて刃間距離Lが徐々に狭まって来るのが認識でき、危険の度合いが分かると共に、その危険の度合いにラム速度を合わせることにより、作業者はより不安なく作業ができる。
上記のとおり、本発明によれば、作業者が、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能とすることにより、作業者に危険の度合いを的確に知らせ、また、ラム速度を危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、安全を確保した曲げ加工装置を提供するという効果がある。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の全体構成図であり、図示する曲げ加工装置は、例えばプレスブレーキである。
このプレスブレーキは、機械本体の両側に側板8、9を有し、該側板8、9の上部には、ラム駆動源である例えば油圧シリンダ6、7が設けられ、該油圧シリンダ6、7により、上部テーブル4が上下動し、該上部テーブル4には、パンチPが装着されている。
また、側板8、9の下方には、下部テーブル5が配置され、該下部テーブル5には、ダイDが装着されている。
即ち、図2の曲げ加工装置は、下降式プレスブレーキであり、下部テーブル5の後方に配置されたバックゲージの突当10、11に、作業者SがワークWを突き当てて位置決めした後、フットペダル12をONすることにより、油圧シリンダ6、7を作動しラムである上部テーブル4を下降させれば、前記パンチPとダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる。
更に、ラム4の近傍(例えば側板9)には、該ラム4の位置を検出するラム位置検出手段15(例えばリニアスケール)が設けられている。
このラム位置検出手段15は、例えば後述する第2モードの場合には(図2)、試し曲げ時に(図4、図7のステップ102〜ステップ105)、位置決めされたワークWが遮光されたときのラム4の位置(遮光位置Z1 (図4(1)の(B)))を検出してそれを記憶させる(図7のステップ104)。
また、ラム位置検出手段15は(図1)、その後の実際の曲げ加工時に(図5、図7のステップ106〜ステップ115)、実際のラム4の位置を検出し、これにより、予め設定されたラム位置に対応する刃間距離Lの程度に応じて(図2)、後述する伝達媒体制御手段20E(図1)を介して、刃間距離伝達手段である例えば発光ダイオードが出力する光の色を変化させると共に、ラム制御手段20J(図1)を介して、ラム4の速度を変化させる(図7のステップ107、110、113)。
ラム4(図1)の両端部には、図示するように、投光器2と受光器3により構成された光学式安全装置1が設置され、光軸KがパンチPの先端の下方に配置されている。
また、上部テーブル4の前面には、刃間距離伝達手段13が設けられ、該刃間距離伝達手段13は、前記ラム位置検出手段15により検出されたラム4の位置に基づいて、パンチPとダイD間の刃間距離Lの程度を作業者Sに伝達する。
この刃間距離伝達手段13は、所定の伝達媒体を出力し、予め設定した刃間距離Lの程度に基づいて、内容が変化した伝達媒体を出力する。
例えば、刃間距離伝達手段13が、伝達媒体である光を出力する発光手段(例えば発光ダイオード)により構成されている場合がある。
この場合には、作業者が認識し易い伝達媒体の内容としては、光の色があり、従って、発光ダイオード13は、実際の曲げ加工の際には、予め設定された刃間距離Lの程度(図2)に基づいて、色が変化した光を出力することにより、該刃間距離Lの程度を作業者Sに伝達する。
例えば、後述する第1モードの場合には(図2、図3)、作業者S(図1)が予め操作盤20Bのキーボードなどを操作することにより、前記発光ダイオード13が出力する光の色を変化させる場合のラム位置に応じた刃間距離Lの程度(A〜C)とラム速度を設定しておく。
そして、この設定された刃間距離Lの程度とラム速度をデータテーブルとして記憶手段20C(図1)に記憶させておけば、実際の曲げ加工の際には、発光制御手段20E1が、ラム位置検出手段15からのラム位置信号を入力すると共に、前記データテーブルを(図2)参照しながら、該当するラム位置に対応した刃間距離Lの程度に応じて、発光ダイオード13(図1)が出力する光の色を変化させる(例えば青色(図2の第1モード)、黄色、赤色)。
また、例えば、刃間距離伝達手段14が(図1)、伝達媒体である音を出力する発音手段(例えばスピーカ)により構成されている場合がある。
この場合には、作業者が認識し易い伝達媒体の内容としては、音の間隔があり、従って、スピーカ14は、実際の曲げ加工の際には、予め設定された刃間距離Lの程度(図2)に基づいて、間隔が変化した音を出力することにより、該刃間距離Lの程度を作業者Sに伝達する。
例えば、第1モードの場合には(図2、図3)、同様に、作業者S(図1)が予め操作盤20Bのキーボードなどを操作することにより、前記スピーカ14が出力する音の間隔を変化させる場合のラム位置に応じた刃間距離Lの程度(A〜C)とラム速度を設定しておく。
そして、同様に、この設定された刃間距離Lの程度をデータテーブルとして記憶手段20C(図1)に記憶させておけば、実際の曲げ加工の際には、発音制御手段20E2が、ラム位置検出手段15からのラム位置信号を入力すると共に、前記データテーブルを(図2)参照しながら、該当するラム位置に対応した刃間距離Lの程度に応じて、スピーカ14が(図1)出力する音の間隔を変化させる(例えばピー(継続音)(図2の第1モード)、ピーピーピー・・・(中間断続音)、ピピピピピ・・・・(最短断続音))。
更に、前記刃間距離伝達手段13、14の設置箇所は、加工位置近傍(作業者Sが伝達媒体の内容の変化を認識できるところ)であればどこでもよく、前記上部テーブル4の前面の他に、フットペダル12のボックスや両手操作盤、操作ペンダントなどがある。
このような刃間距離伝達手段13、14を加工位置近傍に設けたことにより、本発明によれば、作業者は、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能となる。
また、本発明によれば、この刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容を変化させることにより、作業者に刃間距離を確認させ、危険の度合いを知らせるだけでなく、既述したように、刃間距離の程度に応じて(図2)、ラム制御手段20J(図1)を介して、ラム4の速度を変化させ(図2)、ラム速度を危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、安全を確保している。
上記構成を有する曲げ加工装置の制御手段としては、NC装置20があり、該NC装置20は、CPU20Aと、入出力手段20Bと、記憶手段20Cと、切換スイッチ手段20Dと、伝達媒体制御手段20Eと、ワーク位置決め姿勢状態図作成手段20Fと、演算手段20Gと、光学式安全装置制御手段20Hと、ラム制御手段20Jにより構成されている。
CPU20Aは、本発明を実施するための動作手順に従って(例えば図7)、伝達媒体制御手段20E、光学式安全装置制御手段20H、ラム制御手段20Jなど図1に示す装置全体を制御する。
入出力手段20Bは、例えば上部テーブル4に移動可能に設けられた操作盤であり、キーボードなどの入力手段、画面などの出力手段から成り、例えば前記第1モードの場合には(図2)、作業者Sが(図1)この入出力手段20Bを用いて、既述した刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容(光の色や音の間隔)(図2)を変化させる場合と、後述するラム4の速度を変化させる場合(図2の右欄)のラム位置に基づく刃間距離Lの程度を設定する。
記憶手段24Cは(図1)、例えば光学式安全装置1を使用する第2モードの場合に(図2)、試し曲げ時に(図4)ラム4を下降させて(例えば図4(1)の(A))、位置決めされたワークWが遮光された(図4(1)の(B))ときのラム4の位置Z1 (遮光位置)を記憶する。
そして、この記憶された遮光位置Z1 に基づいて、例えば作業者S(図1)が前記入出力手段20Bを用い、第2モードにおける刃間距離Lの程度を設定しておく(図2)。
そして、前記したように、この刃間距離Lの程度は、データテーブルとして記憶手段20Cに記憶させておき、実際の曲げ加工の際に(図5)、同様に、例えば発光制御手段20E1(図1)とラム制御手段20Jがラム位置検出手段15からのラム位置信号を入力すると共に、前記データテーブルを(図2)参照しながら、該当するラム位置に対応した刃間距離Lの程度に応じて、発光ダイオード13の光の色を変化させると共に、ラム4の速度を変化させる。
切換スイッチ手段20Dは、前記第1モードか(図2)第2モードか、また後述する第3モードか(図6)を切り換えるスイッチである。
伝達媒体制御手段20Eは(図1)、各モード(図2)を構成し、予め設定した刃間距離Lの程度に応じて、前記した刃間距離伝達手段13、14を制御し、該刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容を変化させる。
この伝達媒体制御手段20Eが、刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容を変化させるのは、一般には、作業者Sに対してラム位置に基づく刃間距離Lの程度を伝達するためである。
しかし、例えば光学式安全装置1を使用する第2モードにおいては(図2、図4、図5、図7)、光学式安全装置1は、既述した遮光位置Z1 (位置決めされたワークWが遮光されたときのラム4の位置Z1 )以外の位置ZC での遮光を検知する場合がある(図7のステップ108、111のYES)。
この場合には、ワークW以外による(作業者の手足など)遮光と見做し(図5(1)のカッコ内)、伝達媒体制御手段20Eは(図1)、作業者Sに対して異常事態の発生を伝達するために、刃間距離伝達手段13、14の伝達媒体の内容を変化させる(図7のステップ114)。
この伝達媒体制御手段20Eは、既述したように、例えば発光制御手段20E1又は発音制御手段20E2により構成され、実際の曲げ加工の際には、ラム位置検出手段15からのラム位置信号を入力し、データテーブルを(図2)参照しながら、該当するラム位置に対応する刃間距離Lの程度に応じて、刃間距離伝達手段13、14が出力する伝達媒体の内容(光の色や音の間隔)を変化させる。
ワーク位置決め姿勢状態図作成手段20Fは(図1)、光学式安全装置1を使用する第3モードの場合に、製品情報J(CAD情報)に基づき、曲げ順、金型、金型レイアウトを決定後、曲げ工程ごとに、ワーク位置決め姿勢状態図αを(図6)作成する。
演算手段20Gは(図1)、前記第3モードの場合に、ワーク位置決め姿勢状態図作成手段20Fにより作成されたワーク位置決め姿勢状態図α(図6)に基づき、位置決めされたワークWが遮光されるときのラム4の位置Z1 (遮光位置)を演算する。
また、演算手段20Gは、前記遮光位置Z1 に基づいて、実際の曲げ加工の際に、発光ダイオード13が出力する光を変化させ、ラム速度を変化させるラム4の位置Z1 ′(=遮光位置Z1 +10mm)(例えば図5(1)の(B)に相当、青色→黄色、及び100mm/sec→50mm/sec)を演算する。
更に、演算手段20Gは、前記ラム4の位置Z1 ′(変色位置(変速位置)Z1 ′(図5(1)の(B)に相当))や、ラム4の上死点Z0 (図5(1)の(A)に相当)、ラム4の最終ストローク位置Z2 (図5(1)の(C)に相当)といったラム位置に基づく刃間距離の程度を演算する(図2の第2モードにおける刃間距離の程度A〜Cに相当)。
光学式安全装置制御手段20Hは(図1)、前記した光学式安全装置1を構成する投光器2を駆動し(例えばレーザ発振器を起動)、光線を受光器3側へ投光することにより、該光学式安全装置1を制御する。
例えば、光学式安全装置制御手段20Hは、第2モードにおける試し曲げにおいて(図7)、位置決めされたワークWが遮光されたことを検知した場合には(図7のステップ103のYES)、遮光信号を記憶手段20Cに送信し、そのとき、ラム位置検出手段15により検出されたラム4の位置Z1 (遮光位置)を、該記憶手段20Cに記憶させる(図7のステップ104)。
ラム制御手段20Jは(図1)、例えば実際の曲げ加工において、作業者Sがフットペダル12をONしたときに、油圧シリンダ6、7を作動させ、ラム4を上下動させる。
この場合、ラム制御手段20Jは、各モードを(図2)構成し、予め設定したラム位置に基づく刃間距離Lの程度に応じて、ラム4を制御し、該ラム4の速度を変化させる。
そして、ラム制御手段20Jが、ラム4の速度を変化させるのは、一般には、ラム速度を、刃間距離Lの程度に応じた(図2)危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、作業者が安心して作業ができるようにして安全を確保するためである。
しかし、ラム制御手段20Jは、光学式安全装置1を使用する第2モードの実際の曲げ加工において(図5、図7のステップ106〜ステップ115)、その前段階の試し曲げ時に記憶された遮光位置Z1 (位置決めされたワークWが遮光されたときのラム4の位置Z1 (例えば図4(1)の(B)))以外の位置ZC (図5(1)のカッコ内)で遮光されたときは(例えば図7のステップ108のYES)、ワークW以外による遮光と見做し、油圧シリンダ6、7(図1)の作動を停止し、ラム4を非常停止させることにより(図7のステップ115)、作業者の安全を確保する。
即ち、この場合には、ワークW以外による遮光と見做し、ラム制御手段20Jは(図1)、前記した伝達媒体制御手段20Eと同様に、作業者Sに対して異常事態の発生を伝達するために、ラム速度を変化させる(図7のステップ115)。
前記したNC装置20から成る制御手段を用い、本発明では、予めラム位置に基づく刃間距離Lの程度を設定し、該設定した刃間距離Lの程度に基づいて、実際の曲げ加工の際に、刃間距離伝達手段13、14とラム4を制御するが、その場合の制御手段としては、第1モード(図2)と第2モードと第3モードがある。
このうち、第1モードは、光学式安全装置1を使用しない手段であり、第2モードと第3モードは、光学式安全装置1を使用する手段である。
第1モードは、図3に示すように、ラム4が(図3(A))上死点Y0 (又はラム復帰点)から所定位置Y1 までは、刃間距離Lの程度がL0 >L≧L1 であると設定し(例えばA領域)、実際の曲げ加工の際には、このA領域(安全領域)では、発光ダイオード13が青色に発光し、ラム速度が100mm/sec(高速)となるように制御する。
この場合、ラム4が所定位置Y1 にあるときは、パンチPの先端が、位置決めされたワークWの上面から例えば30mmの位置にある。
また、ラム4が(図3(B))所定位置Y1 からY2 までは、刃間距離Lの程度がL1 >L≧L2 であると設定し(例えばB領域)、実際の曲げ加工の際には、このB領域(注意領域)では、発光ダイオード13が黄色に発光し、ラム速度が50mm/sec(中速)となるように制御する。
この場合、ラム4が所定位置Y2 にあるときは、パンチPの先端が、位置決めされたワークWの上面から例えば10mmの位置にある。
更に、ラム4が(図3(B))所定位置Y2 からY3 までは、刃間距離Lの程度がL2 >Lであると設定し(例えばC領域)、実際の曲げ加工の際には、このC領域(危険領域)では、発光ダイオード13が赤色に発光し、ラム速度が10mm/sec(低閉じ速度)となるように制御する。
この場合、ラム4が所定位置Y3 にあるときは、パンチPの先端が、所望の角度まで曲げられたワークWに食い込んで停止しており、最終ストローク位置である。
このような光学式安全装置1を使用しない第1モードによる上記ラム位置に基づく刃間距離Lの程度の設定は、既述したように、例えば作業者Sが、切換スイッチ手段20D(図1)を介して第1モードに切り換えた後、前記入出力手段20Bを用いて設定し、その結果は、データテーブル(図2)として記憶手段20Cに記憶させておく。
これにより、実際の曲げ加工の際には、発光制御手段20E10(図1)及びラム制御手段20Jが、ラム位置検出手段15からのラム位置信号を入力すると共に、データテーブルを(図2)参照し、予め設定されたラム位置に基いた刃間距離Lの程度に基づいて、所定の光の色を呈するように発光ダイオード13を制御すると共に、所定のラム速度を呈するようにラム4を制御する。
従って、本発明によれば、作業者は、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能となり、特に、C領域においては(図2、図3(C))、発光ダイオード13が赤色に発光するので、作業者は、危険の度合いを的確に知ると共に、その危険の度合いに合わせたラム速度が10mm/sec(低閉じ速度)に低下することにより、一層危険を察して加工を行うことにより、安全が確保される。
第2モードは、金型情報(パンチハイト、パンチの種類(グーズネック型か直剣型かなど)、ダイハイト、ダイV幅など)が入力されていなかったり、金型情報がない場合に行う。
この第2モードは、既述したように、光学式安全装置1(図1)を使用し、試し曲げと(図4)、実際の曲げ加工(図5)により構成されている(図7)。
(1)試し曲げ。
試し曲げにおいては、光学式安全装置1を作動させた状態で(図7のステップ101)、曲げ工程ごとに、ラム4を低速下降させて(図7のステップ102)、位置決めされたワークWが遮光された場合には(図7のステップ103のYES)、遮光時のラム4の位置Z1 (遮光位置Z1 )を記憶させ(図7のステップ104)、更に、最終ストローク位置Z2 を記憶させる(図7のステップ105)。
即ち、作業者Sが(図1)、既述した切換スイッチ手段20D(図1)を介して、NC装置20を第2モードに切り換えると、それを検知したCPU20Aは、光学式安全装置制御手段20Hを介して光学式安全装置1を作動させる。
この状態で、1工程目では(図4(1))、例えばハンドパルサを用いてラム4を低速下降させると(ほぼ10mm/sec)(図4(1)の(A))、パンチP先端の下方に配置された光軸Kが(図4(1)の(B))、位置決めされたワークWによって遮光される。
その旨を、前記光学式安全装置制御手段20H(図1)を介して検知したCPU20Aは、ラム位置検出手段15を制御して、そのときのラム4の位置Z1 (遮光位置Z1 )を、記憶手段20Cに記憶させる。
更に、ラム4(図4(1)の(C))を低速下降させ、前記ラム位置検出手段15(図1)を介して検出した最終ストローク位置Z2 を(図4(1)の(C))、記憶手段20Cに(図1)記憶させる。
この場合、前記遮光位置Z1 (図4(1)の(B))を記憶させるときには、一旦ラム4を停止させ、再度低速下降させてもよい。
次に、2工程目では(図4(2))、1工程目で形成されたフランジFを有するワークWを位置決めして、前記1工程目(図4(1))と同じ動作を行い、遮光位置Z1 と(図4(2)の(B))、最終ストローク位置Z2 とを(図4(2)の(C))記憶手段20Cに(図1)記憶させる。
このようにして、各曲げ工程ごとに試し曲げを行った後、実際の曲げ加工において(図5(1)、(2))、作業者に対して刃間距離の程度を伝達する場合に、例えば発光ダイオード13が青色で、ラム速度が100mm/sec(高速)のときには、刃間距離の程度は大であってA領域であり(安全領域)、同様に黄色で50mm/sec(中速)のときには、刃間距離の程度は中であってB領域であることを(注意領域)、また発光ダイオード13が消灯し、ラム4が停止したときには、C領域であることを(加工終了)それぞれ作業者に認識させるものとする(図5(A)〜(C))。
この場合、発光ダイオード13が青色から黄色に変化し、ラム速度が100mm/sec(高速)から50mm/sec(中速)へ変化するときのラム4の位置Z1 ′を(図5(1)の(B))、例えば記憶した遮光位置Z1 (図4(1)の(B))より上方10mmの位置とする。
即ち、発光ダイオード13が、青色から黄色に変化し、ラム速度が100mm/sec(高速)から50mm/sec(中速)へ変化するときのラム4の所定位置Z1 ′を(図7のステップ109のYES)、遮光位置Z1 +10mmと設定する。
そして、このようなラム4の所定位置Z1 ′(変色位置(変速位置))と(図5(1)の(B))、上死点Z0 (又はラム復帰点)と(図5(1)の(A))、最終ストローク位置Z2 (図5(1)の(C))といったラム位置に基づく刃間距離の程度と、該刃間距離の程度を作業者に伝達する場合に発光ダイオード13が呈すべき光の色及びラム4が呈すべき速度の対応を、既述したように、曲げ工程ごとに、データテーブル化して記憶手段20Cに(図1)記憶させておく(図2の第2モード)。
また、既述したように、実際の曲げ加工の際に、遮光位置Z1 以外の位置ZC で(図5(1)のカッコ内)遮光された場合には、発光ダイオード13とラム4は,作業者に対して刃間距離の程度ではなく、異常事態が発生したことを伝達する必要がある(例えば図7のステップ108のYES→ステップ114、115)。
従って、その場合のラム4の位置ZC (非常停止位置)と、発光ダイオード13が呈する光の色(例えば異常事態を表す赤色)及びラム4が呈する速度(例えば異常事態を表す停止又は10mm/sec(低閉じ速度)との対応も、曲げ工程ごとに、データテーブル化しておく(前記図2の第2モード)。
(2)実際の曲げ加工。
前記した試し曲げによる設定動作が終了すると、実際の曲げ加工を行う(図7のステップ106〜ステップ115)。
この実際の曲げ加工では、光学式安全装置1(図1)を作動させた状態で、曲げ工程ごとに、ラム4を高速(100mm/sec)下降させ(図7のステップ106)、発光ダイオード13を青色に発光させ(ステップ107)、記憶された遮光位置Z1 以外の位置ZC で遮光されなければ(ステップ108のNO)、ラム4が所定位置Z1 ′(変色位置(変速位置))に到達したか否かを判断し(ステップ109)、所定位置Z1 ′(変色位置(変速位置))に到達していれば(ステップ109のYES)、発光ダイオード13を黄色に発光させると共に、ラム4を50mm/sec(中速)で下降させ(ステップ110)、記憶された遮光位置Z1 以外の位置ZC で遮光されなければ(ステップ111のNO)、ラム4が最終ストローク位置Z2 に到達した否かを判断し(ステップ112)、最終ストローク位置Z2 に到達していれば(ステップ112のYES)、発光ダイオード13を消灯させると共に、ラム4を停止させる(ステップ113)。
即ち、1工程目では(図5(1))、例えば作業者Sが(図1)フットペダル12をONすることにより、ラム4を高速下降させると(図5(1)の(A))、それを検知したCPU20Aは(図1)、ラム位置検出手段15と発光制御手段20E1及びラム制御手段20Jを制御することにより、ラム4が上死点Z0 から所定位置Z1 ′(変色位置(変速位置))までは(図2の第2モード)、発光ダイオード13が青色を呈すると共に、ラム4が100mm/sec(高速)を呈する。
次いで、ラム4が(図5(1)の(B))所定位置Z1 ′(変色位置(変速位置))に到達すると、それを検知したCPU20Aは(図1)、発光制御手段20E1とラム制御手段20Jを制御することにより、発光ダイオード13が(図5(1)の(B))出力する光を青色から黄色に変色させると共に、ラム速度を100mm/sec(高速)から50mm/sec(中速)へ変化させる。
そして、ラム4が最終ストローク位置Z2 に到達するまでは、発光ダイオード13は、上記黄色の光を出力し続け(図2の第2モード)、また、ラム4は、上記50mm/sec(中速)で下降し続け、ラム4が最終ストローク位置Z2 (図5(1)の(C))に到達すると、それを検知したCPU20Aは(図1)、発光制御手段20E1とラム制御手段20Jを制御することにより、発光ダイオード13を消灯させると共に、ラム4を停止させる。
このようにして、本発明は、発光ダイオード13から出力される光の色を変化させることにより、作業者に対してラム位置に基づく刃間距離の程度を伝達すると共に、その刃間距離の程度に応じた危険の度合いに、ラム速度を合わせることにより、作業者が安心して作業が出来るようにする。
しかし、前記図7のステップ108又は111において、記憶された遮光位置Z1 以外の位置ZC で遮光された場合には(YES)、それを検知したCPU20Aは(図1)、ワークW以外の例えば作業者の手足などによる遮光と見做す(図5(1)のカッコ内)。
これにより、CPU20Aは(図1)、作業者Sに対して異常事態の発生を伝達すべく、発光制御手段20E1を制御し、発光ダイオード13がそれまで出力していた青色又は黄色の光を赤色に変化させ、該発光ダイオード13に赤色を発光させる(図7のステップ114)と同時に、ラム制御手段20Jを制御し、ラム4を非常停止させる(図7のステップ115)。更に、作業者が安全を確認し、加工を続行する場合には、発光ダイオード13は赤色のままで、ラム4を10mm/sec(低閉じ速度)で下降させる(図7のステップ115のカッコ内)。
このため、現場にいる作業者以外の者にも、異常事態の発生が瞬時に認識され、作業者の救助活動や加工再開のための調整作業などが極めて迅速に行われ、安全が確保されると共に、治具などを追加することにより、想定外の前記ラム位置ZC での遮光(図5(1)のカッコ内)であっても、作業者は安全を確保しながら作業ができる。
次に、2工程目において(図5(2))、1工程目で形成されたフランジFを有するワークWを位置決めして、前記1工程目(図5(1))と同じ動作を行う(図7のステップ106〜ステップ115)。
更に、第3モードは(図2)、金型情報、曲げ情報、ワーク情報などが分かっている場合に行われ、既述した第2モードと同様に、光学式安全装置1(図1)を使用するが、ワーク位置決め姿勢状態図α(図6)に基づき、遮光位置Z1 などを演算する点が第2モードと異なる。
例えば、作業者Sが(図1)、切換スイッチ手段20Dを介してNC装置20を第3モードに切り換え、入出力手段20Bを介して製品情報J(CAD情報)を入力すると、該製品情報Jに基づいて、曲げ順、金型P、D、金型レイアウトが決定された後、前記したワーク位置決め姿勢状態図作成手段20Fが、曲げ工程ごとのワーク位置決め姿勢状態図α(図6)(工程図)を作成する。
このワーク位置決め姿勢状態図αは、曲げ工程ごとに、ワークWを突当10、11に突き当てて位置決めした姿勢状態を表す図であり、前記した演算手段20Gが(図1)参照することにより、ワークWの位置や、形状により、遮光位置Z1 を演算する。
また、演算手段20Gは、既述したように、前記遮光位置Z1 に基づいて、実際の曲げ加工における変色位置(変速位置)Z1 ′(例えば図5(1)の(B)に相当、青色→黄色、及び100mm/sec(高速)→50mm/sec(中速))を演算すると共に、ラム4の上死点Z0 (例えば図5(1)の(A)に相当)や、前記変色位置(変速位置)Z1 ′、最終ストローク位置Z2 (図5(1)の(C)に相当)といったラム位置に基づく刃間距離の程度を演算する(図2の第2モードにおける刃間距離の程度A〜Cに相当)。
そして、前記演算したラム位置に基づく刃間距離の程度を作業者に伝達する場合に、刃間距離の程度A〜Cと、発光ダイオード13が呈すべき光の色及びラム4が呈すべき速度との対応などを、曲げ工程ごとに、データテーブル化して記憶手段20Cに(図1)記憶させておき(図2の第2モードに相当)、実際の曲げ加工時には、ラム位置検出手段15(図1)からのラム位置信号を入力した発光制御手段20E1及びラム制御手段20Jは、このデータテーブルを(図2)参照しながら、発光ダイオード13を制御すると共に、ラム4の速度を制御する。
この第3モードは、第2モードの試し曲げのように(図4)、ラム4を駆動させて遮光位置Z1 を記憶させるといった動作は必要なく、動作が極めて迅速に行われ、加工時間が短縮される。。
実際の曲げ加工時の動作は、既述した第2モードの場合と同様である(図7のステップ106〜ステップ115)。
本発明は、作業者が、パンチとダイ間の刃間距離を確認可能とすることにより、作業者に危険の度合いを的確に知らせ、また、ラム速度を危険の度合いに合わせることにより、作業者の不安を除去し、安全を確保する場合に有用であり、具体的には、光学式安全装置を使用しない第1モード(図2)、光学式安全装置を使用する第2モード(試し曲げ→実際の曲げ加工)又は第3モード(演算→実際の曲げ加工)といった各モードに利用可能であり、更には、下降式プレスブレーキのみならず、上昇式プレスブレーキに適用されて極めて有用である。
本発明の全体構成図である。 本発明による各モードを示す図である。 本発明による第1モードの説明図である。 本発明による第2モードにおける試し曲げの説明図である。 本発明による第2モードにおける実際の曲げ加工の説明図である。 本発明による第3モードの説明図である。 本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 光学式安全装置
2 投光器
3 受光器
4 上部テーブル
5 下部テーブル
6、7 油圧シリンダ
8、9 側板
10、11 突当
12 フットペダル
13 発光ダイオード
14 スピーカ
15 ラム位置検出手段
20 NC装置
20A CPU
20B 入出力手段
20C 記憶手段
20D 切換スイッチ手段
20E 伝達媒体制御手段
20E1 発光制御手段
20E2 発音制御手段
20F ワーク位置決め姿勢状態図作成手段
20G 演算手段
20H 光学式安全装置制御手段
20J ラム制御手段
D ダイ
P パンチ
W ワーク

Claims (2)

  1. 加工位置の近傍に、ラム位置に基づいて、パンチとダイ間の刃間距離の程度を作業者に伝達する刃間距離伝達手段を設け、該刃間距離伝達手段は、光を出力する発光手段又は音を出力する発音手段により構成され、予め設定された刃間距離の程度に基づいて、発光手段は、色が変化した光を出力し、発音手段は、間隔が変化した音を出力することを特徴とする曲げ加工装置。
  2. ラム位置に基づく刃間距離の程度を予め設定し、実際の曲げ加工の際には、該予め設定した刃間距離の程度に基づいて、加工位置近傍に設けられた刃間距離伝達手段を制御すると共に、ラムの速度を制御する制御手段を有し、該制御手段には、第1モードと第2モードと第3モードがあり、第1モードは光学式安全装置を使用しない手段であり、第2モードと第3モードは光学式安全装置を使用する手段であり、いずれのモードも、刃間距離伝達手段が出力する伝達媒体の内容を変化させる伝達媒体制御手段と、ラムの速度を変化させるラム制御手段を有し、切換スイッチ手段を介して各モードに切り換え可能であり、
    上記第2モードと第3モードは、ラム両端部の投光器と受光器から構成されていて光軸がパンチ先端の下方に配置された光学式安全装置を制御する光学式安全装置制御手段を有し、
    上記第2モードは、試し曲げのラム駆動時に、位置決めされたワークが遮光されたときのラムの位置である遮光位置を記憶する記憶手段を有し、
    上記第3モードは、ワーク位置決め姿勢状態図に基づいて、位置決めされたワークが遮光されたときのラムの位置である遮光位置を演算する演算手段を有し、
    上記第2モード又は第3モードにおいて、実際の曲げ加工の際に、記憶又は演算された遮光位置以外の位置で遮光された場合には、作業者に異常事態の発生が伝達されるように、伝達媒体制御手段は、刃間距離伝達手段が出力する伝達媒体の内容を変化させ、ラム制御手段は、ラムの速度を変化させることを特徴とする曲げ加工装置。
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