JP4565037B2 - 光源モジュールおよびそれを備えた光源装置と電子機器 - Google Patents

光源モジュールおよびそれを備えた光源装置と電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、一例として発光ダイオード(LED)を光源とする光源モジュールに関する。
従来、線状の導光体を利用した面状または線状の光源モジュールは、蛍光灯の代替といった一般照明用途、液晶テレビ用バックライト、スキャナ、コピー機などに用いられている。このような導光板を用いた光源モジュールとしては、例えば特許文献1(特開2002−100224号公報)、特許文献2(特開2006−511050号公報)などに記載のものがある。
図21は、このような導光板を利用した従来例の光源モジュールを説明するための断面図である。図21に示すように、この従来の光源モジュールは、導光体101と、導光体101に光を結合させるための結合部品(リフレクタ)を含む光源102および光源103と、光取り出し構造を構成する複数の散乱体104とを備える。光源102、103から放射された光は、導光板101に結合され、全反射を繰り返すことによって導光体101内を導光して行く。このとき、導光体101に形成されている散乱体104に入射した光は、反射,散乱され、全反射条件を満たさなくなって導光体101の外に出射される。図22は、図21に示す導光体101からの出射光の強度分布を計算した結果を示す。図22の横軸は導光体101において光源102から光源103へ向かう方向における位置座標Xを表しており、X=0を光源102と光源103との間の導光体101の中央の位置座標としている。また、図22の縦軸は上記出射光の相対強度を表している。また、ここで、上記導光体101の出射面101Aの法線方向Yの導光体101の寸法(高さ)を6mmとし、光源102から光源103へ向かう導光方向(光軸方向)Xと上記法線方向Yとに直交する方向Zの導光体101の寸法(幅)を10mmとしている。また、上記出射光の強度は、上記出射面101Aから法線方向Yへ14mmだけ離れた平面での値を示している。
ところで、近年、液晶テレビはデザイン性、省スペース性、および、省資源性等の理由から、さらなる薄型化の実現が求められている。また、液晶テレビ全体の薄型化を実現するため、バックライトの薄型化が必須である。このため、バックライトに用いる光源モジュールから光を高拡散に出射させることが必要である。例えば線状の光源モジュールを液晶テレビのバックライト用の光源に用いる場合も、光を高拡散に出射させることが望ましく、図20に示される光の強度分布がより広がるようにすることが望ましい。
これに対し、従来例ではこの光の拡散性のことは何ら考慮されていない。このため、従来例の構成では、出射光の拡散性が不十分であり、バックライト装置の薄型化ができないという問題がある。また、一般照明用途としても、高拡散に出射できるということは、より広い領域を均一に照らすことが可能となることを意味することから、必要となる。
特開2002−100224号公報 特開2006−511050号公報
そこで、この発明の課題は、導光体から光を高拡散に出射させることが可能な光源モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光源モジュールは、光源と、
上記光源からの光が入射する少なくとも1つの入射面と上記入射面から入射した光を出射させる出射面とを有する導光体と、
上記導光体の入射面に隣接する上記導光体の隣接面に形成されていると共に上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体とを備え、
上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体は、上記導光体の入射面に隣接していると共に上記入射面に連なる少なくとも3つの隣接面に形成されており、
上記3つの隣接面のうちの1つの隣接面の両側の2つの隣接面は、
上記1つの隣接面に隣接している第1の領域と、上記第1の領域よりも上記1つの隣接面から離隔している第2の領域とを有し、上記第1,第2の領域のうちの一方の領域では上記散乱体上に上記導光体からの光を反射する反射体が形成されており、上記第1,第2の領域のうちの他方の領域では上記散乱体上に上記導光体からの光を反射する反射体が形成されていないことを特徴としている。
この発明の光源モジュールによれば、上記導光体の少なくとも2つの隣接面に散乱体を形成したので、上記導光体の複数の面で入射光を散乱させて、上記2つの隣接面の反対側の面から光束を出射でき、より高拡散に光を出射可能となる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体は、線状パターンに形成されていて、上記線状パターンの散乱体の線幅、線間距離のうちの少なくとも1つが上記光源から離隔している距離に応じて変化している。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記散乱体のパターン形状を上記光源から離隔している距離に応じて変化させることでもって、上記導光体の導光方向における出射光の強度分布を制御可能になる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体の線状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の線幅が増加している領域を有する。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体の線状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の線間距離が減少している領域を有する。
この実施形態の光源モジュールによれば、光源から離れるに従って導光体内で導光される光が減少して行くに従い散乱体による散乱が起り易くなるので、出射光強度の均一化を図れる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体は、斑点状パターンに形成されていて、上記斑点状パターンの散乱体の大きさ、密度のうちの少なくとも1つが上記光源から離隔している距離に応じて変化している。
上記実施形態の光源モジュールによれば、上記散乱体のパターン形状を上記光源から離隔している距離に応じて変化させることでもって、上記導光体の導光方向における出射光の強度分布を制御可能になる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体の斑点状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の大きさが増大している領域を有する。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記散乱体の斑点状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の密度が増大している領域を有する。
上記実施形態の光源モジュールによれば、光源から離れるに従って導光体内で導光される光が減少して行くに従い散乱体による散乱が起り易くなるので、出射光強度の均一化を図れる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記2つの隣接面に形成された上記散乱体は、同じパターンで形成されている。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の上記2つの隣接面において光を同じ様に散乱させることができる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記2つの隣接面のうちの一方の隣接面に形成された散乱体の形成パターンと上記2つの隣接面のうちの他方の隣接面に形成された散乱体の形成パターンとが異なっている。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の上記2つの隣接面の一方の隣接面と他方の隣接面とで光の散乱状態を異ならせることができる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記導光体は、上記入射面から入射した光を導光する導光方向に対して直交する方向に延在する直交平面による断面形状が多角形状であり、かつ、上記直交平面による断面の面積が上記導光方向に一定である。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の上記導光方向に亘る光出射面積の均一化を図れる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記導光体は、上記入射面から入射した光を導光する導光方向に直交する平面による断面形状が多角形状であり、かつ、上記導光方向に対して直交する方向に延在する直交平面による断面の面積が上記導光方向に向かって減少している。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の上記導光方向に向かって光出射面積を減少させることができる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記導光体は、上記出射面の法線方向の寸法が、上記直交平面において上記法線方向と直交する幅方向の寸法の10分の1以上である。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の高さ(上記法線方向の寸法)を、上記導光体の幅の10分の1以上にしたことで、上記出射面、および、上記法線方向に延在する上記導光体の両側面から光を出射でき、光束の出射の異方性を抑えて、より高拡散に光を出射可能となる。よって、広範囲に光束を照射することが可能な光源モジュールを得ることができる。
また、一実施形態の光源装置では、上記光源モジュールを複数備え、各光源モジュールは、上記散乱体が形成された導光体の隣接面の方向を揃えて基板に配列されている。
この実施形態の光源装置によれば、高拡散に光を出射可能な光源モジュールを備えたことで、薄型の面状光源装置を実現可能となる。
また、一実施形態の光源装置では、上記配列の一端に位置する光源モジュールと上記配列の一端側の上記基板の縁との間の第1距離が、上記配列の他端に位置する光源モジュールと上記配列の他端側の上記基板の縁との間の第2距離よりも短く、かつ、
上記配列の一端に位置する光源モジュールは、上記配列の一端側の上記基板の縁に対向する面に上記散乱体が形成されていなく、かつ、上記配列の他端に位置する光源モジュールは、上記配列の他端側の上記基板の縁に対向する面に上記散乱体が形成されている。
この実施形態の光源装置によれば、上記配列の一端の光源モジュールと基板の縁との間の第1距離を、上記配列の他端の光源モジュールと基板の縁との間の第2距離よりも短くしたことで、全体としての出射光強度分布の均一化を図れる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記出射面の反対側の上記導光体の底面と、上記入射面に隣接すると共に上記出射面と底面に隣接する2つの側面とに上記散乱体を形成した。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の底面および2つの側面の3面に散乱体を形成したので、この3面で入射光を散乱させて、より高拡散に光を出射可能となる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記2つの側面に形成された上記散乱体は同じパターンで形成されている。
この実施形態の光源モジュールによれば、上記導光体の上記2つの側面において光を同様に散乱させることができる。
また、一実施形態の電子機器では、上記光源モジュールを備えた。
この実施形態の電子機器によれば、広範囲に光束を照射することが可能な光源モジュールを備えた照明用光源,液晶表示装置のバックライト光源等の電子機器を実現できる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体は、
上記導光体の入射面に隣接していると共に上記入射面に連なる少なくとも3つの隣接面に形成されており、
上記3つの隣接面のうちの1つの隣接面の両側の2つの隣接面は、
上記1つの隣接面に隣接していると共に上記散乱体が形成されていない第1の領域と上記第1の領域よりも上記1つの隣接面から離隔していると共に上記散乱体が形成されている第2の領域とを有する。
この実施形態の光源モジュールによれば、出射光量分布の均一化を図れる。
また、一実施形態の光源モジュールでは、上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体は、
上記導光体の入射面に隣接していると共に上記入射面に連なる少なくとも3つの隣接面に形成されており、
上記3つの隣接面のうちの1つの隣接面の両側の2つの隣接面は、
上記1つの隣接面に隣接していると共に上記散乱体が形成されている第1の領域と上記第1の領域よりも上記1つの隣接面から離隔していると共に上記導光体からの光を反射する反射体が形成されている第2の領域とを有する。
この実施形態の光源モジュールによれば、出射光量分布の均一化を図れる。
この発明の光源モジュールによれば、上記導光体の少なくとも2つの隣接面に散乱体を形成したので、上記導光体の複数の面で入射光を散乱させて、上記2つの隣接面の反対側の面から光束を出射でき、より高拡散に光を出射可能となる。
この発明の光源モジュールの第1参考形態が備える導光体11の側面図である。 上記導光体11の端面図である。 上記導光体11に形成される散乱体の配列ピッチの分布を示す配列ピッチ分布図である。 上記第1参考形態の光源モジュールの側面図である。 上記第1参考形態の光源モジュールの端面図である。 上記第1参考形態の光源モジュールからの出射光の強度分布を示す分布図である。 この発明の光源モジュールの第2参考形態の側面図である。 上記第2参考形態の導光体に形成される散乱体の配列ピッチの分布を示す配列ピッチ分布図である。 上記第2参考形態の変形例を示す側面図である。 上記第1参考形態の光源モジュールを複数備えた本発明の第3参考形態としての面状光源装置の平面図である。 上記第3参考形態の面状光源装置の側断面図である。 この発明の光源モジュールの第4参考形態が備える導光体51の側面図である。 上記導光体51の端面図である。 上記第4参考形態の導光体に形成される散乱体の配列ピッチの分布を示す配列ピッチ分布図である。 上記第4参考形態の側面図である。 上記第4参考形態の端面図である。 上記第4参考形態の光源モジュールからの出射光の強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の導光体の比較例を示す端面図である。 上記第4参考形態の導光体の一例を示す端面図である。 上記第4参考形態の導光体の他の一例を示す端面図である。 上記第4参考形態の導光体のさらに他の一例を示す端面図である。 上記第4参考形態において断面形状の異なる導光体を有する場合の出射光の強度分布特性を示す図である。 この発明の光源モジュールの第5参考形態の側面図である。 上記第5参考形態の導光体に形成される散乱体の配列ピッチ分布を示す分布図である。 上記第5参考形態の変形例を示す側面図である。 上記第4参考形態の光源モジュールを複数備えた本発明の第3参考形態としての面状光源装置の平面図である。 上記第4参考形態の面状光源装置の側断面図である。 上記第1参考形態の変形例を説明するための導光体の端面図である。 上記第4参考形態の変形例を説明するための導光体の端面図である。 従来の光源モジュールの側面図である。 上記従来の光源モジュールからの出射光の強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の第1参考例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の第1参考例の比較例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の第1参考例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の第2参考例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の第2参考例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の実施例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の実施例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の実施例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の実施例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の実施例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の実施例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。 上記第4参考形態の実施例が有する導光体の端面を示す図である。 上記第4参考形態の実施例および比較例の出射光強度分布を示す分布図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の参考の形態)
図1Aはこの発明の光源モジュールの第1参考形態が備える導光体11の側面図であり、図1Bは上記導光体11の端面を示す端面図である。
この第1参考形態では、上記導光体11の一例として、幅6mm×高さ10mm×長さ530mmのアクリル樹脂を採用している。ここで、長さとは、導光体11の入射面となる一方の端面11Aからもう1つの入射面となる他方の端面11Bへ向かう導光方向Xの寸法であり、高さとは導光体11の出射面となる上面11Cの法線方向Yの寸法であり、幅とは上記導光方向Xと法線方向Yとに直交する方向Zの寸法である。
なお、導光体11の材料としては、アクリル樹脂の他、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂またはガラスなど、透明性が良く、透過率の大きな材質のものであれば、上記アクリル樹脂と同様の効果が得られるので、上記導光体11の材料は上述の樹脂等に限定されるものではない。
この参考形態の光源モジュールは、図3Aに示すように、導光体11の一方の端面11Aに隣接して第1の光源2が設置され、他方の端面11Bに隣接して第2の光源3が設置される。第1,第2の光源2,3は、結合部品2A,3Aとこの結合部品2A,3Aに取り付けられたLED(発光ダイオード)2B,3Bとで構成されている。
また、導光体11の上面11Cの反対側の隣接面としての底面11Dには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体14が形成され、この底面11Dに隣接する隣接面である側面11Eには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体15が形成されている。図1Bに示すように、上記散乱体14は上記底面11Dにおいて上記方向Zに線状に延在している。また、図1Aに示すように、上記散乱体15は側面11Eにおいて上記方向Yに線状に延在している。また、この参考形態では、上記散乱体14,15を、透明樹脂中に拡散微粒子を混ぜ合わせて、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷技術によって導光体11に線状にパターニングしたものとした。
なお、上記散乱体14,15の形状としては、線状ではなく、斑点状でも同様の効果を得ることが可能である。さらに、上記散乱体14,15としては上記の拡散微粒子を印刷したものに替えて、マイクロプリズムとしてもよい。また、上記散乱体14,15に替えて、V型形状の溝、マイクロレンズ構造等の光を散乱、反射させる効果を有する形状による散乱体としてもよい。
上記光源2,3から導光体11に入射して導光体11内を伝播して行く光が、散乱体14,15に入射すると、この入射光は上記散乱体14,15で反射,散乱されて、全反射条件を満たさなくなり、散乱体14,15を設けた底面11D,側面11Eの反対側の出射面である上面11C,出射面である側面11Fから上記反射,散乱された光が出射されることとなる。ここで、前述の通り、この参考形態の光源モジュールが備えた導光体11は、従来例の場合と異なり、導光体11の底面11Dに散乱体14を形成しただけでなく、底面11Dに隣接する側面11Eにも散乱体15を形成した。この構成によって、導光体11の上面11Cと側面11Fの両方から光が出射されることになる。その結果、この参考形態の光源モジュールによれば、従来例に比べて、光を高拡散に出射することが可能となる。
次に、図2に、この参考形態の導光体11に形成される上記散乱体14,15の配列ピッチ(mm)の分布を示す。図2の横軸は、導光体11の一方の端面11Aから他方の端面11Bに亘るX方向の位置座標Xを表し、図2の縦軸は、散乱体14,15の配列ピッチ(mm)を表す。上記位置座標Xにおいて零は、端面1Aと端面1Bとの間の中央の位置を表し、この中央の位置よりも他方の端面11Bに近づくほど位置座標Xが増加している。
図2に示すように、上記散乱体14,15は、端面11A,11Bから離れるほど配列ピッチが減少しており、上記中央の位置(X=0)において配列ピッチが最小になっている。つまり、上記中央の位置(X=0)において散乱体14,15は、密度が最大になっている。なお、この図2に示した配列ピッチ分布の一例は、照射面上の照度分布が均一になるように、光線追跡の解析ソフトを用いて求めた。
また、この参考形態では、上記散乱体14と15を、導光方向Xにおいて同じ位置に形成したが、散乱体14と15の導光方向Xにおける形成位置がずれていてもよい。例えば、導光方向Xにおいて隣り合う2つの散乱体14の間の中央の位置に相当する位置座標Xに散乱体15を形成してもよい。
次に、図4に示す出射光強度分布を参照して、この参考形態の光源モジュールからの出射光の強度分布を説明する。図4の横軸は、上記方向Zにおける位置座標Zを表し、縦軸は出射光の相対強度を表している。上記横軸における位置座標Z=0の位置は、図3Bに示されるように、導光体11のZ方向の中央の位置を表している。なお、導光体11のサイズは、前述の様に、幅(Z方向寸法)を6mm、高さ(Y方向寸法)を10mm、長さ(X方向寸法)を530mmとしている。
さらに、図4に示す出射光の強度分布は、導光体11の上面11Cから方向Yに14mmだけ離隔した平面における強度分布、つまり、導光体11の底面11Dから方向Yに20mmだけ離隔した平面での分布を示している。また、図4に示す特性K1は、導光体11の側面11Eに散乱体15を形成せずに導光体11の底面11Dだけに散乱体14を形成した比較例における出射光の強度分布を表している。これに対して、特性K2は、導光体11の底面11Dと側面11Eの両方に散乱体14,15を形成した本参考形態における出射光の強度分布を表している。
図4を参照すれば、この参考形態の特性K2は、比較例の特性K1に比べて、より高拡散に出射光が分布していることがわかる。特に、本参考形態では、散乱体15を設置したことにより、位置座標Zにおける負の領域(つまり散乱体15に近い領域)に出射光がより拡散していることがわかる。
このように、この第1参考形態の光源モジュールでは、導光体11の隣接する2つの面11D,11Eに散乱体14,15を形成したことでもって、導光体11の上面11Cと側面11Fの両側に光束を出射することができる。よって、この参考形態によれば、従来の構成に比べて、より高拡散に光を出射することが可能となって、広範囲に光束を照射することが可能な光源モジュールとなる。また、この参考形態の光源モジュールを液晶ディスプレイのバックライトに用いた場合、薄型のバックライトを実現することが可能となる。
なお、図1A、図1Bに示した導光体11では、底面11Dに散乱体14を形成し側面11Eに散乱体15を形成したが、底面11Dに替えて上面11Cに散乱体14を形成し側面11Eに散乱体15を形成してもよい。
さらに、導光体11の底面11Dに反射率の高い光学シート、例えば反射シートを設置することで、光利用効率の高いバックライトを得ることができる。特に、散乱体14を導光体11の上面11Cに形成した場合、散乱体14にて反射された光をこの図示しない光学シートで反射させ光路長を長くできるので、より高拡散となり、結果として薄型のバックライトを実現できる。
(第2の参考の形態)
次に、図5に、この発明の光源モジュールの第2参考形態を示す。この第2参考形態は、導光体21と、この導光体21の入射面である一方の端面21Aに隣接して配置された光源22と、上記導光体21の他方の端面21Bに隣接して配置された反射体36とを備える。上記光源22は、結合部品22Aとこの結合部品22Aに取り付けられたLED22Bとで構成されている。
また、導光体21の出射面である上面21Cの反対側の隣接面である底面21Dには、導光体21の一方の端面21Aから他方の端面21Bへ向かう導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体34が形成されている。また、上記底面21Dに隣接する側面21Eには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体35が形成されている。上記散乱体34は、上面21Cの法線方向Yと上記導光方向Xとに直交する方向Zに線状に延在している。また、上記散乱体35は、側面21Eにおいて上記法線方向Yに線状に延在している。
この第2参考形態では、前述の第1参考形態と異なり、導光体21の他方の端面21Bに反射体36を配置している。図6には、この参考形態の導光体21に形成される散乱体34,35の配列ピッチ(mm)の分布を示す。図6の横軸は、導光体21の一方の端面21Aから他方の端面21Bに亘るX方向の位置座標Xを表し、図6の縦軸は、散乱体34,35の配列ピッチ(mm)を表す。上記位置座標Xにおいて零は、端面21Aと端面21Bとの間の中央の位置を表し、この中央の位置よりも他方の端面21Bに近づくほど位置座標Xが増加している。この参考形態では、上記配列ピッチは、端面21Aから端面21Bに向かって減少している。つまり、上記散乱体34,35の配列間隔は光源22から離れるほど密になっている。このような散乱体34,35の配列分布により、導光方向Xに向かって導光体21内で導光される光が少なくなって行くのに応じて散乱体34,35の配列密度を増やして、導光方向Xにおける出射光強度の均一化を図っている。
また、この第2参考形態によれば、導光体21の底面21Dに散乱体34を形成しただけでなく、底面21Dに隣接する側面21Eにも散乱体35を形成したので、導光体21の上面21Cと側面21Eの反対側の側面の両方から光が出射される。したがって、この参考形態の光源モジュールによれば、従来例に比べて、光を高拡散に出射することが可能となる。なお、図5に示した導光体21では、底面21Dに散乱体34を形成し側面21Eに散乱体35を形成したが、散乱体34を底面21Dに替えて上面21Cに形成してもよい。
よって、この参考形態の光源モジュールによれば、長手方向(導光方向X)に均一でかつ、高拡散に出射光を放射することが可能となる。このため、例えば、液晶ディスプレイのバックライトに本参考形態の光源モジュールを用いた場合、薄型のバックライトを実現することが可能となる。
尚、上記第2参考形態では、導光体21を直方体としたが、図7に示すように、一方の端面26Aから他方の端面26Bに向かって、断面積が減少している導光体26を備えてもよい。
(第1変形例)
次に、図19の端面図を参照して、前述した第1参考形態の変形例を説明する。図19に示すように、この変形例では、前述の第1参考形態の導光体11の底面11Dと側面11Eに接着層201で貼り付けた透明フィルム202を有する点が、前述の第1参考形態と異なる。
すなわち、前述の第1参考形態では、導光体11の底面11D,側面11Eに直接に散乱体14,15が形成されていたが、この変形例では、導光体11の底面11D,側面11Eに接着層201で貼り付けた透明フィルム202に散乱体14,15が形成されている。
上記透明フィルム202は、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹脂、PET樹脂などの透明性が良く、透過率の大きい材質により構成される。そして、上記散乱体14,15は、上記透明フィルム202上にスクリーン印刷、オフセット印刷等により形成される。また、上記透明フィルム202は、接着層201でもって導光体11の底面11D,側面11Eに密着されているが、この接着層201としては、エポキシ系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系等の透明性の高い接着剤を使用する。
この変形例によれば、導光体11に接着する前の透明フィルム202に、予め、上記散乱体14,15を印刷してから、この散乱体14,15が印刷された透明フィルム202を接着層201で導光体11の底面11D,側面11Eに貼り付けることで、1回の印刷で導光体11へ散乱体14,15を形成することが可能となる。また、散乱体14と15を透明フィルム202に同時に印刷できるので、導光体11に散乱体14,15を直接に印刷する場合に比較して、散乱体14と15との位置あわせが容易になる。よって、この変形例によれば、設計通りの光学特性を実現することが可能になると共に、散乱体の印刷回数を2回から1回に減らすことが可能となる。
また、導光体11へ散乱体14,15を直接形成する場合では、導光体11の表面状態が悪くて導光体11の内部において光の全反射条件を満たさなくなる場合に漏れ光が生じ、この漏れ光の影響で出射光の均一性が乱されることとなるので、導光体11の表面の鏡面仕上げを要することとなる。一方、この変形例では、透明フィルム202の表面を平滑にすればよく、透明フィルム202の表面を平滑化することは、一般的に、導光体11の表面を平滑化することに比べて容易である。この変形例では、導光体11の表面に透明フィルム202を貼り付けた構成により、仮に導光体11の表面状態がよくない場合でも接着層201を介して密着させた透明フィルム202により、全反射条件を満たす状態にでき、漏れ光の発生を回避して出射光の均一性を確保できる。よって、この変形例によれば、出射光の均一性を確保できる光源モジュールを実現することが可能となる。
また、この変形例によれば、透明フィルム202上への散乱体14,15の印刷は容易であり、導光体11に散乱体14,15を直接印刷する場合に比較して、散乱体14,15の印刷を高速に行えるという利点がある。また、設計変更等により散乱体14,15の印刷パターンを変更する必要がある場合、透明フィルム202を貼り替えることで、導光体11に対する散乱体14,15の印刷パターンを容易に変更できるという利点がある。
尚、上記変形例では、前述の第1参考形態の導光体11の底面11D,側面11Eに接着層201で透明フィルム202を貼り付け、この透明フィルム202に散乱体14,15を形成したが、この構成に替えて、上面11C,側面11Eに上記接着層201で透明フィルム202を貼り付け、この透明フィルム202に散乱体14,15を形成してもよい。さらに、前述の第2参考形態の導光体21の底面21D,側面21Eに接着層201で透明フィルム202を貼り付け、この透明フィルム202に散乱体34,35を形成してもよいし、上面21C,側面21Eに透明フィルムを貼り付け、この透明フィルム202に散乱体34,35を形成する構成としてもよい。
(第3の参考の形態)
次に、図8A,図8Bを参照して、この発明の光源モジュールを備えた光源装置としての面状光源装置を説明する。図8Aは上記面状光源装置の平面図であり、図8Bは上記面状光源装置の側断面図である。
この面状光源装置は、上述した第1参考形態の光源モジュール38を複数備えており、この複数の光源モジュール38は、略四角形状の基板40の溝40Aに嵌め込まれている。各光源モジュール38は、幅方向Zに間隔を隔ててほぼ平行に配列されている。この面状光源装置は、一例として液晶テレビのバックライトとして用いられる。
また、この面状光源装置では、各光源モジュール38の導光体11の上面11Cを覆う拡散シート等の光学シート(図示せず)が設けられる。さらに、上記導光体11の底面11D側にも反射シート等の光学シート(図示せず)が設けられており、光利用効率の向上が図られている。
また、この面状光源装置では、光源モジュール38の導光体11の側面11F側の上記基板40の縁40Bと上記光源モジュール38との間の第1距離D1を、導光体11の側面11E側の上記基板40の縁40Cと上記光源モジュール38との間の第2距離D2よりも小さくした。これは、図4に示した出射光の強度分布特性K2のように、幅方向Zにおいて側面11F側と側面11E側とで出射光強度の異方性を有することに起因する。つまり、出射光強度が大きな側面11Eと基板40の縁40Cとの間の距離を、出射光強度が小さな側面11Fと基板40の縁40Bとの間の距離よりも大きくしたことで、出射面40Eにおける出射光強度分布の均一化を図れる。
また、この参考形態の面状光源装置によれば、従来に比べて光を高拡散に出射できる光源モジュール38を備えたことにより、薄型化を実現可能である。
(第4の参考の形態)
図9Aは、この発明の光源モジュールの第4参考形態が備える導光体51の側面図であり、図9Bは上記導光体51の端面を示す端面図である。
この第4参考形態では、上記導光体51の一例として、幅6mm×高さ10mm×長さ530mmのアクリル樹脂を採用している。ここで、長さとは、導光体51の一方の端面51Aから他方の端面51Bへ向かう導光方向Xの寸法であり、高さとは導光体51の上面51Cの法線方向Yの寸法であり、幅とは上記導光方向Xと法線方向Yとに直交する方向Zの寸法である。なお、導光体51の材料としては、アクリル樹脂の他、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂またはガラスなど、透明性が良く、透過率の大きな材質のものであれば、上記アクリル樹脂と同様の効果が得られるので、上記導光体11の材料は上述の樹脂等に限定されるものではない。
この第4参考形態の光源モジュールは、図11Aに示すように、導光体51の一方の端面51Aに隣接して第1の光源42が設置され、他方の端面51Bに隣接して第2の光源43が設置される。第1,第2の光源42,43は、結合部品42A,43Aとこの結合部品42A,43Aに取り付けられたLED(発光ダイオード)42B,43Bとで構成されている。
また、導光体51の上面51Cの反対側の底面51Dには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体54が形成され、この底面51Dに隣接する側面51Eには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体55が形成され、上記側面51Eの反対側の側面51Fにも上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体56が形成されている。
上記散乱体54,55,56は、透明樹脂中に拡散微粒子を混ぜ合わせて、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷技術によって導光体51に線状にパターニングしたものとした。なお、上記散乱体54,55,56の形状としては、線状ではなく、斑点状でも同様の効果を得ることが可能である。さらに、上記散乱体54,55,56としては上記の拡散微粒子を印刷したものに替えて、マイクロプリズムとしてもよい。また、上記散乱体54,55,56に替えて、V型形状の溝、マイクロレンズ構造等の光を散乱,反射させる効果を有する形状による散乱体としてもよい。
上記光源42,43から導光体51に入射して導光体51内を伝播して行く光が、散乱体54,55,56に入射すると、この入射光は上記散乱体54,55,56で反射,散乱されて全反射条件を満たさなくなり、散乱体54,55,56を設けた底面51D,側面51E,側面51Fの反対側の上面51C,側面51F,側面51Eから上記反射,散乱された光が出射されることとなる。ここで、前述の通り、この参考形態の光源モジュールが備えた導光体51は、従来例の場合と異なり、導光体51の底面51Dに散乱体54を形成しただけでなく、底面51Dに隣接する両側面11E,11Fにも散乱体55,56を形成した。この構成によって、導光体51の上面51Cおよび両側面11E,11Fの3面から光が出射されることになる。その結果、この第4参考形態の光源モジュールによれば、従来例に比べて、光を高拡散に出射することが可能となる。
次に、図10に、この第4参考形態の導光体51に形成される上記散乱体54,55,56の配列ピッチ(mm)の分布を示す。図10の横軸は、導光体51の一方の端面51Aから他方の端面51Bに亘るX方向の位置座標Xを表し、図2の縦軸は、散乱体54,55,56の配列ピッチ(mm)を表す。上記位置座標Xにおいて零は、端面51Aと端面51Bとの間の中央の位置を表し、この中央の位置よりも他方の端面51Bに近づくほど位置座標Xが増加している。
図10に示すように、上記散乱体54,55,56は、端面51A,51Bから離れるほど配列ピッチが減少しており、上記中央の位置(X=0)において配列ピッチが最小になっている。つまり、上記中央の位置(X=0)において散乱体54,55,56は、密度が最大になっている。なお、この図10に示した配列ピッチ分布の一例は、照射面上の照度分布が均一になるように、光線追跡の解析ソフトを用いて求めた。
また、この第4参考形態では、上記散乱体54,55,56を、導光方向Xにおいて同じ位置に形成したが、散乱体54と散乱体55,56とは導光方向Xにおける形成位置がずれていてもよい。もっとも、互いに対向する散乱体55と散乱体56とは導光方向Xにおいて同じ位置に形成することが望ましい。
次に、図12に示す出射光強度分布を参照して、この参考形態の光源モジュールからの出射光の強度分布を説明する。図12の横軸は、上記方向Zにおける位置座標Zを表し、縦軸は出射光の相対強度を表している。上記横軸における位置座標Z=0の位置は、図11Bに示されるように、導光体51のZ方向の中央の位置を表している。なお、この図12の特性では、導光体51のサイズは、幅(Z方向寸法)を10mm、高さ(Y方向寸法)を6mm、長さ(X方向寸法)を530mmとしている。
図12に示す強度分布特性K11は、図13Aに示すように、導光体51の両側面51E,51Fには散乱体を形成せずに導光体51の底面51Dだけに幅寸法10mmの散乱体54を形成した比較例の幅方向Zの出射光強度分布を示している。また、図12の強度分布特性K12は、図13Bに示すように、導光体51の底面51Dに幅寸法8mmの散乱体54を形成すると共に導光体51の両側面51E,51Fに高さ寸法6mmの散乱体55,56を形成した場合の幅方向Zの出射光強度分布を示している。また、図12の強度分布特性K13は、図13Cに示すように、導光体51の底面51Dに幅寸法6mmの散乱体54を形成すると共に導光体51の両側面51E,51Fに高さ寸法6mmの散乱体55,56を形成した場合の幅方向Zの出射光強度分布を示している。また、図12の強度分布特性K14は、図13Dに示すように、導光体51の底面51Dに幅寸法3mmの散乱体54を形成すると共に導光体51の両側面51E,51Fに高さ寸法6mmの散乱体55,56を形成した場合の幅方向Zの出射光強度分布を示している。
図13B〜図13Dの構成は、この第4参考形態に相当しており、図12に示す強度分布特性K12〜K14はこの第4参考形態の特性に相当している。
この第4参考形態の強度分布特性K12〜K14によれば、比較例の強度分布特性K11に比べて、高拡散に出射光が分布していることが分る。また、図13B,図13Cの構成のように、散乱体54の幅寸法が6mm以上であれば、図13Dのように散乱体54の幅寸法が3mmの場合の特性K14のような位置座標Z=0付近での強度分布の落ち込みがなく、図12の特性K12,K13のように位置座標Z=0からなだらかに強度が低下して行く。つまり、散乱パターンをなす各散乱体54の幅寸法は、両側面51E,51Fの高さ方向Yの寸法(6mm)とほぼ同等程度が望ましいことがわかる。
また、この第4参考形態の図12の特性K12〜K14を参照すれば、先述の第1参考形態の図4の特性K2とは異なり、位置座標Z=0に関して左右対称の強度分布を示している。これは、散乱体55,56を導光体51の両側面51E,51Fに配置したことにより、両側面51E,51Fに均一に光が出射されることに起因する。したがって、この第4参考形態の光源モジュールによれば、先述の第1参考形態よりもさらに高拡散な出射光の分布が得られる。
続いて、図14には、導光体51のY‐Z平面により断面形状の違いによる出射光の強度分布特性の変化を示す。図12と同様に、図14において横軸は幅方向Zにおける位置座標Zを表し、縦軸は出射光の相対強度を表している。
図14に示す特性K21,K22,K23,K24は、それぞれ、導光体51の幅と高さを下記(1),(2),(3),(4)の寸法とした場合の強度分布特性である。また、各強度分布特性K21〜K24は、導光体51の上面51Cから14mmだけ離隔した面での出射光の分布の計算結果を示している。なお、下記(1)〜(3)では、導光体51の底面51Dと両側面51E,51Fの3面に散乱体54,55,56を形成する一方、下記(4)では、導光体51の底面51Dだけに散乱体54を形成した。
(1) 幅10mm、高さ6mm
(2) 幅10mm、高さ3mm
(3) 幅10mm、高さ1mm
(4) 幅10mm、高さ6mm(底面のみ散乱体を印刷)
図14の特性K23から分るように、上記(3)の形状の導光体51では、出射光の拡散の度合いが、従来例の構成である上記(4)の形状の導光体51による特性K24にほぼ近くなっている。これは、上記(3)の形状では導光体51の両側面51E,51Fの高さ(1mm)が底面51Dの幅(10mm)に比較して、相対的に小さくなるので、両側面方向への拡散の度合いが低くなっていることに起因する。つまり、導光体51の断面の高さと幅の比は1/10以上とすることが望ましいことが分る。
なお、上述の図9から図14を用いた説明では、導光体51の底面51Dに散乱体54を形成しているが、この散乱体54を上面51Cに形成し、散乱体55,56は側面51E,51Fに形成した構成としても同様の効果が得られる。
上述したように、この第4参考形態による光源モジュールによれば、導光体1の高さと幅の比を1/10より大きくし、かつ、底面51D,側面51E,51Fの3面に散乱体54,55,56を形成することにより、導光体51から高拡散に光を出射できる。したがって、この参考形態の光源モジュールを液晶ディスプレイのバックライトに用いた場合、薄型のバックライトを実現することが可能となる。
さらに、導光体51の底面51Dに反射率の高い光学シート、例えば反射シートを設置することで、より光利用効率の高いバックライトを得ることができ、散乱体54を導光体51の上面51Cに形成する場合、散乱体54にて反射された光をこの図示しない光学シートで反射させて光路長を長くすることができる。よって、より高拡散となり、結果として薄型のバックライトを実現できる。
(第5の参考の形態)
次に、図15に、この発明の光源モジュールの第5参考形態を示す。この第5参考形態は、導光体61と、この導光体61の一方の端面61Aに隣接して配置された光源62と、上記導光体61の他方の端面61Bに隣接して配置された反射体76とを備える。上記光源62は、結合部品62Aとこの結合部品62Aに取り付けられたLED62Bとで構成されている。
この第5参考形態では、前述の第4参考形態と同様に、導光体61の上面61Cの反対側の底面61Dに導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体74が形成され、この底面61Dに隣接する側面61Eには上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体75が形成され、上記側面61Eの反対側の側面にも上記導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体(図示せず)が形成されている。この反対側の側面に形成された各散乱体は、上記側面61Eに形成された各散乱体75と上記導光方向Xにおける位置が一致していると共に高さ方向Yの寸法が各散乱体75と同じである。
また、この第5参考形態では、前述の第4参考形態とは異なり、導光体61の他方の端面61Bに反射体76を配置している。図16には、この第5参考形態の導光体61に形成される散乱体74,75の配列ピッチ(mm)の分布を示す。図16の横軸は、導光体61の一方の端面61Aから他方の端面61Bに亘る導光方向Xの位置座標Xを表し、図15の縦軸は、散乱体74,75の配列ピッチ(mm)を表す。上記位置座標Xにおいて零は、端面61Aと端面61Bとの間の中央の位置を表し、この中央の位置よりも他方の端面61Bに近づくほど位置座標Xが増加している。この第5参考形態では、上記配列ピッチは、端面61Aから端面61Bに向かって減少している。つまり、上記散乱体74,75の配列間隔は光源62から離れるほど密になっている。このような散乱体74,75の配列分布により、導光方向Xに向かって導光体61内で導光される光が少なくなって行くのに応じて散乱体74,75の配列密度を増やして、導光方向Xにおける出射光強度の均一化を図っている。
また、この第5参考形態によれば、導光体61の底面61Dに散乱体74を形成しただけでなく、底面61Dに隣接する両側面にも散乱体を形成したので、導光体61の上面61Cとその両側面の3面から光が出射される。したがって、この参考形態の光源モジュールによれば、従来例に比べて、光を高拡散に出射することが可能となる。なお、散乱体74を導光体61の底面61Dに替えて上面61Cに形成し、側面61E,61Fに散乱体を形成しても、上述と同様の効果が得られることは言うまでもない。
したがって、この第5参考形態の光源モジュールによれば、導光方向(長手方向)Xに均一でかつ、高拡散に出射光を放射することが可能となる。このため、例えば、液晶ディスプレイのバックライトに本参考形態の光源モジュールを用いた場合、薄型のバックライトを実現することが可能となる。
尚、上記第5参考形態では、導光体61を直方体としたが、図17に示すように、一方の端面66Aから他方の端面66Bに向かって、断面積が減少している導光体66を備えてもよい。
(第2の変形例)
次に、図20の端面図を参照して、前述した第4参考形態の変形例を説明する。図20に示すように、この変形例では、前述の第4参考形態の導光体51の底面51Dと側面51Eと側面51Fに接着層501で貼り付けた透明フィルム502を有する点が、前述の第4参考形態と異なる。すなわち、前述の第4参考形態では、導光体51の底面51D,側面51E,側面51Fに直接に散乱体54,55,56が形成されていたが、この変形例では、導光体51の底面51D,側面51E,側面51Fに接着層501で貼り付けた透明フィルム502に散乱体54,55,56が形成されている。
上記透明フィルム502は、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹脂、PET樹脂などの透明性が良く、透過率の大きい材質により構成される。そして、上記散乱体54,55,56は、上記透明フィルム502上にスクリーン印刷、オフセット印刷等により形成される。また、上記透明フィルム502は、接着層501でもって導光体51の底面51D,側面51E,側面51Fに密着されているが、この接着層501としては、エポキシ系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系等の透明性の高い接着剤を使用する。
この変形例によれば、導光体51に接着する前の透明フィルム502に、予め、上記散乱体54,55,56を印刷してから、この散乱体54,55,56が印刷された透明フィルム502を接着層501で導光体51の底面51D,側面51E,側面51Fに貼り付ける。これにより、1回の印刷で導光体51へ散乱体54,55,56を形成することが可能となる。また、散乱体54,55,56を透明フィルム502に同時に印刷できるので、導光体51に散乱体54,55,56を直接に印刷する場合に比較して、散乱体54と55と56の位置合わせが容易になる。よって、この変形例によれば、設計通りの光学特性を実現することが可能になると共に、散乱体の印刷回数を3回から1回に減らすことが可能となる。
また、導光体51へ散乱体54,55,56を直接形成する場合では、導光体51の表面状態が悪くて導光体51の内部において光の全反射条件を満たさなくなる場合に漏れ光が生じ、この漏れ光の影響で出射光の均一性が乱されることとなるので、導光体51の表面の鏡面仕上げを要することとなる。一方、この変形例では、透明フィルム502の表面を平滑にすればよく、透明フィルム502の表面を平滑化することは、一般的に、導光体51の表面を平滑化することに比べて容易である。この変形例では、導光体51の表面に透明フィルム502を貼り付けた構成により、仮に導光体51の表面状態が良くない場合でも接着層501を介して密着させた透明フィルム202により、全反射条件を満たす状態にでき、漏れ光の発生を回避して出射光の均一性を確保できる。よって、この変形例によれば、出射光の均一性を確保できる光源モジュールを実現することが可能となる。
また、この変形例によれば、透明フィルム502上への散乱体54,55,56の印刷は容易であり、導光体51に散乱体54,55,56を直接印刷する場合に比較して、散乱体54,55,56の印刷を高速に行えるという利点がある。また、設計変更等により散乱体54,55,56の印刷パターンを変更する必要がある場合、透明フィルム502を貼り替えることで、導光体51に対する散乱体54,55,56の印刷パターンを容易に変更できるという利点がある。
尚、上記変形例では、前述の第4参考形態の導光体51の底面11D,側面11Eに接着層201で透明フィルム202を貼り付け、この透明フィルム202に散乱体54,55,56を形成したが、前述の第5参考形態の導光体61の底面61D,側面61E,この側面61Eの反対側の側面に接着層501で透明フィルム502を貼り付け、この透明フィルム502に散乱体54,55,56を形成してもよい。
(第6の参考の形態)
次に、図18A,図18Bを参照して、この発明の光源モジュールを備えた電子機器としての面状光源装置を説明する。図18Aは上記面状光源装置の平面図であり、図18Bは上記面状光源装置の側断面図である。
この面状光源装置は、上述した第4参考形態の光源モジュール88を複数備えており、この複数の光源モジュール88は、略四角形状の基板90の溝90Aに嵌め込まれている。各光源モジュール88は、幅方向Zに間隔を隔ててほぼ平行に配列されている。この面状光源装置は、一例として液晶テレビのバックライトとして用いられる。
また、この面状光源装置では、各光源モジュール88の導光体51の上面51Cを覆う拡散シート等の光学シート(図示せず)が設けられる。さらに、上記導光体51の底面51D側にも反射シート等の光学シート(図示せず)が設けられており、光利用効率の向上が図られている。
また、この面状光源装置では、光源モジュール88の導光体51の側面51F側の上記基板90の縁90Bと上記光源モジュール88との間の距離D11を、導光体51の側面51E側の上記基板90の縁90Cと上記導光体51の側面51Eとの間の距離D2と等しくした(D11=D12)。これは、図12に示した出射光の強度分布特性K12,K13のように、幅方向Zにおいて側面11F側と側面11E側とで出射光強度の異方性を有していないことに起因する。よって、この面状光源装置によれば、出射面90Eにおける出射光強度分布の均一化を図れる。
また、この第6参考形態の面状光源装置によれば、従来に比べて光を高拡散に出射できる光源モジュール88を備えたことにより、薄型化を実現可能である。
尚、上記参考形態では、導光体は、導光方向Xに対して直交する方向に延在するY‐Z平面による断面形状を四角形状にしたが。上記断面形状は四角形状に限らず、5角形以上の多角形状あるいは3角形状としてもよい。また、本発明は、上述した各参考形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる参考形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる参考形態についてもこの発明の技術的範囲に含まれる。
(第1参考例)
次に、図23A〜図23Cを参照して、図11Aに示した第4参考形態の光源モジュールの第1参考例を説明する。図23Aは、この第1参考例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。
この第1参考例では、一例として、導光体51のサイズを、幅寸法(Z方向寸法)を10mm、高さ寸法(Y方向寸法)を6mm、長さ寸法(X方向寸法)を530mmとした。このY方向とは導光体51の上面51Cの法線方向であり、X方向とは導光体51の一方の端面51Aから他方の端面51Bへ向かう導光方向であり、Z方向とは上記導光方向Xと法線方向Yとに直交する方向である。
この第1参考例では、導光体51の底面51Dに幅寸法10mmの散乱体54が導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。また、導光体51の側面51Eに導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体55が形成されている。また、導光体51の側面51Fに導光方向Xに間隔を隔てて複数の散乱体56が形成されている。上記散乱体55および56の高さ寸法(Y方向寸法)は6mmである。
この第1参考例の出射光強度分布を、図23Cに実線で描いた特性K31で示す。図23Cにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図23Cにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図23Cに示す出射光の強度分布は、導光体51の上面51CからY方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図23Cに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。この比較例は、導光体51の底面51Dに幅寸法10mmの散乱体54が形成されているが、両側面51E,51Fには散乱体が形成されていない。
図23Cから明らかなように、底面51Dと両側面51E,51Fに散乱体54,55,56を形成した第1参考例の特性K31は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
(第2参考例)
次に、図24A、図24Bを参照して、前述の第1参考例の変形例としての第2参考例を説明する。図24Aは、この第2参考例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。この第2参考例は、図23Aの底面51Dに形成された散乱体54を取り去って、上面51Cに散乱体58を形成した点だけが、前述の第1参考例と異なる。この散乱体58は、幅寸法10mmであり、導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。
この第2参考例の出射光強度分布を、図24Bに実線で描いた特性K51で示す。図24Bにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図24Bにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図24Bに示す特性K51の出射光の強度分布は、導光体51の底面51Dから逆Y方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図24Bに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。
図24Bから明らかなように、上面51Cと両側面51E,51Fに散乱体58,55,56を形成した第2参考例の特性K51は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
(実施例)
次に、図25A、図25Bを参照して、前述の第2参考例の変形例としての実施例を説明する。図25Aは、この実施例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。この実施例は、図24Aの散乱体55,56に替えて、散乱体355,356を導光体51の両側面51E,51Fに形成した点だけが前述の第2参考例と異なる。よって、この実施例では、前述の第2参考例と同じ構成部分には同じ符号を付して、前述の第2参考例と異なる点を主に説明する。
この実施例は、導光体51の側面51Eは、上面51Cに隣接している第1の領域51E‐1とこの第1の領域51E‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51E‐2とを有する。この第1の領域51E‐1には散乱体が形成されていない。また、上記第2の領域51E‐2には散乱体355が形成されている。この散乱体355は高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。なお、この散乱体355の高さ寸法は、3mmに限らず例えば2mmや4mmであってもよく特に限定されない。
また、上記導光体51の側面51Fは、上面51Cに隣接している第1の領域51F‐1とこの第1の領域51F‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51F‐2とを有する。この第1の領域51F‐1には散乱体が形成されていない。また、上記第2の領域51F‐2には散乱体356が形成されている。この散乱体356は高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。なお、この散乱体356の高さ寸法は3mmに限らず、例えば2mmや4mmであってもよく特に限定されない。
この実施例の出射光強度分布を、図25Bに実線で描いた特性K61で示す。図25Bにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図25Bにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図25Bに示す特性K61の出射光の強度分布は、導光体51の底面51Dから逆Y方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図25Bに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。
図25Bから明らかなように、上面51Cと両側面51E,51Fの第1の領域51E‐2,51F‐2に散乱体58,355,356を形成した実施例の特性K61は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
(実施例)
次に、図26A、図26Bを参照して、前述の第1参考例の変形例としての実施例を説明する。図26Aは、この実施例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。この実施例は、図23Aの散乱体55,56に替えて、散乱体455,456を導光体51の両側面51E,51Fに形成した点だけが前述の第1参考例と異なる。よって、この実施例では、前述の第1参考例と同じ構成部分には同じ符号を付して、前述の第1参考例と異なる点を主に説明する。
この実施例では、導光体51の側面51Eは、上面51Cに隣接している第1の領域51E‐1とこの第1の領域51E‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51E‐2とを有する。この第1の領域51E‐1には散乱体が形成されている。一方、上記第2の領域51E‐2には散乱体455が形成されていない。この散乱体455は高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。なお、この散乱体455の高さ寸法は3mmに限らないのは勿論で、例えば2mmや4mmであってもよく特に限定されない。
また、上記導光体51の側面51Fは、上面51Cに隣接している第1の領域51F‐1とこの第1の領域51F‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51F‐2とを有する。この第1の領域51F‐1には散乱体が形成されている。一方、上記第2の領域51F‐2には散乱体456が形成されていない。この散乱体456は高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに間隔を隔てて複数形成されている。なお、この散乱体456の高さ寸法は3mmに限らないのは勿論で例えば2mmや4mmであってもよく特に限定されない。
この実施例の出射光強度分布を、図26Bに実線で描いた特性K71で示す。図26Bにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図26Bにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図26Bに示す特性K71の出射光の強度分布は、導光体51の上面51CからY方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図26Bに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。
図26Bから明らかなように、上面51Cと両側面51E,51Fの第1の領域51E‐1,51F‐1に散乱体58,455,456を形成した実施例の特性K71は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
(実施例)
次に、図27A、図27Bを参照して、前述の第2参考例の変形例としての実施例を説明する。図27Aは、この実施例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。この実施例は、図23Aの散乱体55,56上に反射体555,556を形成した点だけが前述の第2参考例と異なる。よって、この実施例では、前述の第1参考例と同じ構成部分には同じ符号を付して、前述の第1参考例と異なる点を主に説明する。
の実施例では、導光体51の側面51Eは、上面51Cに隣接している第1の領域51E‐1とこの第1の領域51E‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51E‐2とを有する。上記散乱体55は、第1の領域51E‐1と第2の領域51E‐2の両方に亘って形成されている。一方、上記反射体555は、導光体51の側面51Eの第1の領域51E−1に対向する領域にだけ形成されている。この反射体555は、導光体51から散乱体55を通過して入射してくる光を反射する。つまり、この反射体555は、導光体51から入射してくる光を外部に対して遮光する。これにより、急激な照度変化を抑えるように側面51Eからの出射光量を最適化可能な光源モジュールを実現できる。
なお、この実施例では、この反射体555は、高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに連続的に延在しているが、この反射体555の高さ寸法は3mmに限らず、例えば2mmや4mmでもよく特に限定されないのは勿論である。
また、この実施例では、導光体51の側面51Fは、上面51Cに隣接している第1の領域51F‐1とこの第1の領域51F‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51F‐2とを有する。上記散乱体56は、第1の領域51F‐1と第2の領域51F‐2の両方に亘って形成されている。一方、上記反射体556は、導光体51の側面51Fの第1の領域51F−1に対向する領域にだけ形成されている。この反射体556は、導光体51から散乱体56を通過して入射してくる光を反射する。つまり、この反射体556は、導光体51から入射してくる光を外部に対して遮光する。これにより、急激な照度変化を抑えるように側面51Fからの出射光量を最適化可能な光源モジュールを実現できる。
なお、この実施例では、この反射体556は、高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに連続的に延在しているが、この反射体556の高さ寸法は3mmに限らず、例えば2mmや4mmでもよく特に限定されない。
の実施例の出射光強度分布を、図27Bに実線で描いた特性K81で示す。図27Bにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図27Bにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図27Bに示す特性K81の出射光の強度分布は、導光体51の底面51Dから逆Y方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図27Bに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。
図27Bから明らかなように、上面51Cと両側面51E,51Fに散乱体58,55,56を形成すると共に両側面51E,51Fの第1の領域51E‐1,51F‐1に対向する領域に反射体555,556を形成した実施例の特性K81は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
(実施例)
次に、図28A、図28Bを参照して、前述の第1参考例の変形例としての実施例を説明する。図28Aは、この実施例が有する導光体51の一方の端面51Aを導光方向に見た様子を示す図である。この実施例は、図23Aの散乱体55,56上に反射体555,556を形成した点だけが前述の第1参考例と異なる。よって、この実施例では、前述の第1参考例と同じ構成部分には同じ符号を付して、前述の第1参考例と異なる点を主に説明する。
この施例では、導光体51の側面51Eは、上面51Cに隣接している第1の領域51E‐1とこの第1の領域51E‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51E‐2とを有する。上記散乱体55は、第1の領域51E‐1と第2の領域51E‐2の両方に亘って形成されている。一方、上記反射体555は、導光体51の側面51Eの第1の領域51E−1に対向する領域にだけ形成されている。この反射体555は、導光体51から散乱体55を通過して入射してくる光を反射する。つまり、この反射体555は、導光体51から入射してくる光を外部に対して遮光する。これにより、急激な照度変化を抑えるように側面51Eからの出射光量を最適化可能な光源モジュールを実現できる。
なお、この施例では、この反射体555は、高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに連続的に延在しているが、この反射体555の高さ寸法は3mmに限らず、例えば2mmや4mmでもよく特に限定されないのは勿論である。
また、この施例では、導光体51の側面51Fは、上面51Cに隣接している第1の領域51F‐1とこの第1の領域51F‐1よりも上面51Cから離隔している第2の領域51F‐2とを有する。上記散乱体56は、第1の領域51F‐1と第2の領域51F‐2の両方に亘って形成されている。一方、上記反射体556は、導光体51の側面51Fの第1の領域51F−1に対向する領域にだけ形成されている。この反射体556は、導光体51から散乱体56を通過して入射してくる光を反射する。つまり、この反射体556は、導光体51から入射してくる光を外部に対して遮光する。これにより、急激な照度変化を抑えるように側面51Fからの出射光量を最適化可能な光源モジュールを実現できる。
なお、この施例では、この反射体556は、高さ寸法(Y方向寸法)が3mmであり、導光方向Xに連続的に延在している。なお、この反射体556の高さ寸法は3mmに限らず、例えば2mmや4mmでもよく特に限定されないのは勿論である。
この施例の出射光強度分布を、図28Bに実線で描いた特性K91で示す。図28Bにおいて、横軸は、上記幅方向(Z方向)の位置座標を示し、Z=0は導光体51の幅方向(Z方向)の中央を示している。また、図28Bにおいて、縦軸は出射光の相対強度を表している。より詳しくは、図28Bに示す特性K91の出射光の強度分布は、導光体51の上面51CからY方向に14mmだけ離隔した平面における強度分布を示している。一方、図28Bに破線で描いた特性K32は、図23Bに示す比較例の出射光強度分布を示す。
図28Bから明らかなように、上面51Cと両側面51E,51Fに散乱体54,55,56を形成すると共に両側面51E,51Fの第1の領域51E‐1,51F‐1に対向する領域に反射体555,556を形成した施例の特性K91は、底面51Dのみに散乱体54を形成した比較例の特性K32に比べて、高拡散な出射光強度分布を示していることが分る。
この発明によれば、薄型で、かつ輝度均一な光源モジュールを提供することができる。この発明の光源モジュールは、一般照明用の光源、あるいは液晶表示装置のバックライト光源として利用することができる。
2,3 光源
11,21,26,51,61,66 導光体
11A,11B,21A,21B,26A,26B,51A,51B 端面
61A,61B,66A,66B 端面
11C,21C,51C,61C 上面
11D,21D,51D,61D 底面
11E,11F,21E,51E,51F,61E 側面
51E‐1,51F‐1 第1の領域
51E‐2,51F‐2 第2の領域
14,15,34,35,54,55,56,58,74,75 散乱体
355,356,455,456 散乱体
36,76,555,556 反射体
38,88 光源モジュール
40,90 基板
40A,90A 溝
40B,40C,90B,90C 縁
40E,90E 出射面
201,501 接着層
202,502 透明フィルム

Claims (18)

  1. 光源と、
    上記光源からの光が入射する少なくとも1つの入射面と上記入射面から入射した光を出射させる出射面とを有する導光体と、
    上記導光体の入射面に隣接する上記導光体の隣接面に形成されていると共に上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体とを備え、
    上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体は、上記導光体の入射面に隣接していると共に上記入射面に連なる少なくとも3つの隣接面に形成されており、
    上記3つの隣接面のうちの1つの隣接面の両側の2つの隣接面は、
    上記1つの隣接面に隣接している第1の領域と、上記第1の領域よりも上記1つの隣接面から離隔している第2の領域とを有し、上記第1,第2の領域のうちの一方の領域では上記散乱体上に上記導光体からの光を反射する反射体が形成されており、上記第1,第2の領域のうちの他方の領域では上記散乱体上に上記導光体からの光を反射する反射体が形成されていないことを特徴とする光源モジュール。
  2. 光源と、
    上記光源からの光が入射する少なくとも1つの入射面と上記入射面から入射した光を出射させる出射面とを有する導光体と、
    上記導光体の入射面に隣接する上記導光体の隣接面に形成されていると共に上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体とを備え、
    上記導光体に入射した光を散乱させる散乱体は、上記導光体の入射面に隣接していると共に上記入射面に連なる少なくとも3つの隣接面に形成されており、
    上記3つの隣接面のうちの1つの隣接面の両側の2つの隣接面は、
    上記1つの隣接面に隣接していると共に上記散乱体が形成されていない第1の領域と上記第1の領域よりも上記1つの隣接面から離隔していると共に上記散乱体が形成されている第2の領域とを有することを特徴とする光源モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体は、線状パターンに形成されていて、上記線状パターンの散乱体の線幅、線間距離のうちの少なくとも1つが上記光源から離隔している距離に応じて変化していることを特徴とする光源モジュール。
  4. 請求項に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体の線状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の線幅が増加している領域を有することを特徴とする光源モジュール。
  5. 請求項に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体の線状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の線間距離が減少している領域を有することを特徴とする光源モジュール。
  6. 請求項1または2に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体は、斑点状パターンに形成されていて、上記斑点状パターンの散乱体の大きさ、密度のうちの少なくとも1つが上記光源から離隔している距離に応じて変化していることを特徴とする光源モジュール。
  7. 請求項に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体の斑点状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の大きさが増大している領域を有することを特徴とする光源モジュール。
  8. 請求項に記載の光源モジュールにおいて、
    上記散乱体の斑点状パターンは、上記光源から離隔している距離が増えるに従って散乱体の密度が増大している領域を有することを特徴とする光源モジュール。
  9. 請求項1からのいずれか1つに記載の光源モジュールにおいて、
    上記2つの隣接面に形成された上記散乱体は、同じパターンで形成されていることを特徴とする光源モジュール。
  10. 請求項1からのいずれか1つに記載の光源モジュールにおいて、
    上記2つの隣接面のうちの一方の隣接面に形成された散乱体の形成パターンと上記2つの隣接面のうちの他方の隣接面に形成された散乱体の形成パターンとが異なっていることを特徴とする光源モジュール。
  11. 請求項1から10のいずれか1つに記載の光源モジュールにおいて、
    上記導光体は、上記入射面から入射した光を導光する導光方向に対して直交する方向に延在する直交平面による断面形状が多角形状であり、かつ、上記直交平面による断面の面積が上記導光方向に一定であることを特徴とする光源モジュール。
  12. 請求項1から10のいずれか1つに記載の光源モジュールにおいて、
    上記導光体は、上記入射面から入射した光を導光する導光方向に直交する平面による断面形状が多角形状であり、かつ、上記導光方向に対して直交する方向に延在する直交平面による断面の面積が上記導光方向に向かって減少していることを特徴とする光源モジュール。
  13. 請求項1または1に記載の光源モジュールにおいて、
    上記導光体は、
    上記出射面の法線方向の寸法が、上記直交平面において上記法線方向と直交する幅方向の寸法の10分の1以上であることを特徴とする光源モジュール。
  14. 請求項1から1のいずれか1つに記載の光源モジュールを複数備え、
    各光源モジュールは、上記散乱体が形成された導光体の隣接面の方向を揃えて基板に配列されていることを特徴とする光源装置。
  15. 請求項1に記載の光源装置において、
    上記配列の一端に位置する光源モジュールと上記配列の一端側の上記基板の縁との間の第1距離が、上記配列の他端に位置する光源モジュールと上記配列の他端側の上記基板の縁との間の第2距離よりも短く、かつ、
    上記配列の一端に位置する光源モジュールは、上記配列の一端側の上記基板の縁に対向する面に上記散乱体が形成されていなく、かつ、上記配列の他端に位置する光源モジュールは、上記配列の他端側の上記基板の縁に対向する面に上記散乱体が形成されていることを特徴とする光源装置。
  16. 請求項1から1のいずれか1つに記載の光源モジュールにおいて、
    上記出射面の反対側の上記導光体の底面と、上記入射面に隣接すると共に上記出射面と底面に隣接する2つの側面とに上記散乱体を形成したことを特徴とする光源モジュール。
  17. 請求項1に記載の光源モジュールにおいて、
    上記2つの側面に形成された上記散乱体は同じパターンで形成されていることを特徴とする光源モジュール。
  18. 請求項1から1のいずれか1つ、または、請求項1または1に記載の光源モジュールを備えたことを特徴とする電子機器。
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