JP4564871B2 - フード付きハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ等の収容物を収容するフード付きハウジングに関する。
従来、屋外にカメラ等の機器を設置する場合に、フード付きハウジングが利用されている。フード付きハウジングは、例えば、特許文献1、2に開示されており、フードによって遮熱および遮光等の効果を得ることができる。
このようなフード付きハウジングは、例えば、道路上空に設置される監視カメラを収容するために用いられている。この種のカメラ装置は、高温に弱いのにも拘わらず、炎天下で太陽の光に直接さらされる。したがって、フードでの遮熱が非常に重要である。
図5および図6は、従来のフード付きハウジングの例を示しており、この例では収容物がカメラである。フード付きハウジング101は、底板103、ハウジング本体105およびフード107を備えている。底板103に、収容物であるカメラ109が搭載されている。そして、ハウジング本体105が底板103に被せられ、カメラ109を上から覆っている。フード107は、ハウジング本体105の外側に隙間を開けて固定されている。
底板103とハウジング本体105の間には、防水性を確保するための防水パッキン111が挟まれている。防水パッキン111は、底板103の縁部に沿って配置されている。ハウジング本体105の内側にはパッキン押さえ板113が溶接されている。そして、パッキン押さえ板113が防水パッキン111を押さえつけている。図示のように、幅広の帯状の防水パッキン111を使用することにより、風雨の厳しい使用環境にも耐える確実な防水機能が得られている。
また、フード107の遮熱性能を効果的に得るためには、ハウジング本体105とフード107の間のスペースが必要である。そこで、従来は、ハウジング本体105の外側に突出するようにフード固定用ボス115が設けられている。そして、ビス117を使ってフード固定用ボス115にフード107が固定されている。
フード付きハウジング101の組立順序としては、まず、ハウジング本体105にフード107が取り付けられる。そして、ハウジング本体105とフード107の組立品が、底板103の上に載せられる。このとき、ハウジング本体105の下端の縁部が、底板103の外側に嵌り、これにより、ハウジング本体105がガイドされる。そして、ハウジング本体105のパッキン押さえ板113が防水パッキン111を押さえつける。ハウジング本体105と底板103はビスで固定される。
特開2000−315872号公報(第3−4ページ、図3、図4) 実開昭60−142542号公報(図2)
しかしながら、従来のフード付きハウジングは、図7に示されるように、本体の中に使用不可能エリア121が存在し、そのために使用可能エリア123が本体内部空間より小さくなるという問題があった。
より詳細には、図7に示すように、従来は、防水パッキン押さえ板113が、ハウジング本体105の内壁面から内側に突出している。組立時にハウジング本体105を底板103に被せるとき、左右のパッキン押さえ板113の間を収容物が通る必要がある。すなわち、収容物の幅が、左右のパッキン押さえ板113の隙間より小さい必要がある。そのため、パッキン押さえ板113の上の空間が使用不可能エリア121になり、使用可能エリア123(斜線)が本体内部空間より小さくなる。
さらに、パッキン押さえ板113をハウジング本体105に固定する際、防水性を確保するために、本体内面の全周に渡ってパッキン押さえ板113を溶接する必要があり、あるいは、全周に渡ってシーリング剤を塗布する必要があり、製造が容易でなく、生産性が低く、製造コストも高くなるという問題もあった。
さらに、ハウジング本体105へのフード固定用ボス115の取付部分は、強度と防水性が求められる。そこで、ハウジング本体105に貫通穴が開けられ、貫通穴にフード固定用ボス115が固定され、そして、固定部分に防水処理が施されており、この点でも、構造が簡単ではなく、生産性が低く、製造コストも高くなるという問題があった。
本発明は従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、本体内部の使用可能エリアを増大でき、生産性も向上できるフード付きハウジングを提供することにある。
本発明のフード付きハウジングは、収容物が搭載される底板と、前記収容物を覆うように前記底板に被せられたハウジング本体と、前記ハウジング本体の外側に隙間を開けて固定されたフードとを備え、前記ハウジング本体の下端が外側に曲げられてパッキン押さえ部が形成されており、さらに、前記パッキン押さえ部の端部が上方に曲げられてフード取付部が形成されており、前記パッキン押さえ部と前記底板の間に防水パッキンが挟み込まれ、前記フード取付部の外側に前記フードが取り付けられる。
この構成により、ハウジング本体の下端が外側に曲げられてパッキン押さえ部が形成されており、さらに、パッキン押さえ部の端部が上方に曲げられてフード取付部が形成されている。したがって、ハウジング本体とフードとの隙間の底部に配置されることになり、パッキン押さえのための本体内部の使用不可能エリアを削減できる。また、ハウジング本体を曲げてパッキン押さえ板およびフード取付部が形成されるので、構造が簡素化して製造が容易になる。こうして、フード付きハウジングの使用可能エリアを増大でき、かつ、生産性を向上できる。
また、本発明のフード付きハウジングでは、前記フードが前記フード取付部より下方に延びて、前記底板の外縁の外側に位置しており、前記フードの下部が被ガイド部として、前記底板の外縁によりガイドされる。この構成により、ハウジング本体を底板に被せるときのガイドとしてフード下端を利用することにより、構造を簡素化して生産性を向上できる。
また、本発明のフード付きハウジングにおいて、前記ハウジング本体は、本体素材板から折曲げ加工によって箱形形状とその縁部の前記パッキン押さえ部および前記フード取付部を形成した部材である。この構成により、パッキン押さえ部とフード取付部を備えたハウジング本体を一枚の本体素材板から製造することができ、溶接工程および防水処理工程を減らし、生産性を向上できる。
また、本発明の別の態様は、フード付きハウジング収容カメラ装置であり、この装置は、カメラと、前記カメラが搭載される底板と、前記カメラを覆うように前記底板に被せられたハウジング本体と、前記ハウジング本体の外側に隙間を開けて固定されたフードとを備え、前記ハウジング本体の下端が外側に曲げられてパッキン押さえ部が形成されており、さらに、前記パッキン押さえ部の端部が上方に曲げられてフード取付部が形成されており、前記パッキン押さえ部と前記底板の間に防水パッキンが挟み込まれ、前記フード取付部の外側に前記フードが取り付けられる。この構成によっても、上述の本発明の利点が得られる。
本発明によれば、ハウジング本体の下端を外側に折り曲げてパッキン押さえ部を形成し、さらに、パッキン押さえ部の端部を上方に折り曲げてフード取付部を形成したことより、本体内部の使用可能エリアを増大でき、生産性を向上できるという効果を有するフード付きハウジングを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態のフード付きハウジングについて、図面を用いて説明する。本実施の形態ではハウジングの収容物がカメラであり、別の見方では、ハウジングを備えたカメラ装置に本発明が適用される。
本発明の実施の形態に係るフード付きハウジングを図1および図2に示す。図1(a)、図1(b)はそれぞれ縦断面図および横断面図であり、図2は分解状態の斜視図である。なお、本実施の形態のフード付きハウジングは全体として略直方体である。そして、図1(a)の縦断面は長手方向に沿って切断した断面であり、図1(b)の横断面は長手方向と垂直な方向に沿って切断した断面である。また、以下の説明では、カメラの撮影窓が設けられている側を、前側とする。
図1および図2に示すように、フード付きハウジング1は、底板3、ハウジング本体5およびフード7を備えている。底板3には、収容物であるカメラ9が搭載されている。そして、ハウジング本体5が底板3に被せられ、カメラ9を上から覆っている。フード7は、ハウジング本体5の外側に隙間を開けて固定されている。
底板3は鉄製の略長方形の板状部材である。底板3の4辺の縁部が上方に折り曲げられて、4つの縁壁部、すなわち、前縁壁部11、右縁壁部13、左縁壁部15および後縁壁部17が形成されている。これら縁壁部の内側に沿うようにして、帯状の防水パッキン19が底板3の全周に設けられている。防水パッキン19はゴム製であり、略長方形の断面を有している。幅広の帯状の防水パッキン19を使用することで、風雨の厳しい使用環境にも耐える確実な防水機能が得られている。また、底板3の下には、ハウジング固定用の金具(図示せず)が設けられる。
ハウジング本体5は、鉄板製の略直方体形状の箱であり、前壁21、右壁23、左壁25、後壁27および天井29を有している。ハウジング本体5は、箱を逆さにして箱の口を下に向けるように配置されている。ハウジング本体5の前壁21には撮影窓31が設けられている。
ハウジング本体5の右壁23、左壁25および後壁27の下端は外側に折り曲げられており、これにより、ハウジング本体5の外側に突出したパッキン押さえ部33、35、37が形成されている。また、ハウジング本体5の前壁21の下端は、他の壁部と異なって内側に折り曲げられており、パッキン押さえ部39が本体内部へ突出している。
パッキン押さえ部33、35、37、39は底板3と平行な板状部分であり、互いに繋げられてハウジング本体5の全周に渡って延びている。そして、防水パッキン19がパッキン押さえ部33、35、37、39と底板3の間に挟み込まれ、押さえつけられている。
また、ハウジング本体5の右壁23、左壁25および後壁27では、パッキン押さえ部33、35、37の端部が上方に折り曲げられて、フード取付部41、43、45が形成されている。フード取付部41、43、45はハウジング本体5の壁部(右壁23、左壁25および後壁27)と平行な板状部分であり、フード取付部41、43、45の外側にフード7がビス47で取り付けられている。ビス47は、フード取付部41、43、45に設けられたフード固定用タップ49に締め付けられている。フード取付部41、43、45には、それぞれ2カ所のフード固定用タップ49が設けられている。フード取付部の幅および締付箇所の位置および数は、強風等を想定して、フード取付構造の強度が十分に確保されるように設定されている。
フード7は、鉄板製であり、フード右壁51、フード左壁53、フード後壁55およびフード天井57で構成されている。フード右壁51、フード左壁53、フード後壁55が上述のようにしてハウジング本体5のフード取付部41、43、45に固定されて、これにより、フード7がハウジング本体5に対して隙間をあけて固定される。
また、フード7のフード右壁51およびフード左壁53の下端は、下記のように、被ガイド部59、61として機能する。被ガイド部59、61は、図1(b)に示されるように、フード取付部41、43の下端(ハウジング本体5の下端)より下に延びて突き出した部分である。被ガイド部59、61は、底板3の両端の右縁壁部13および左縁壁部15の外面によってガイドされる。右縁壁部13および左縁壁部15は、フード取付部41、43と左右方向に同位置にあり、すなわち、フード取付部41、43の真下にあり、したがって、右縁壁部13および左縁壁部15の外側に近接してフード下端の被ガイド部59、61が位置する。組立の際に、右縁壁部13および左縁壁部15がガイド部として機能し、被ガイド部59、61をガイドする。
また、本実施の形態では、ハウジング本体5が、1枚の本体素材板を折り曲げ加工することによって箱形に形成されている。パッキン押さえ部33、35、37、39およびフード固定部41、43、45も、上記本体素材板を折り曲げることで作られている。
また、左右のパッキン押さえ部33、35と前縁部のパッキン押さえ部39との隙間は金属パテによって塞がれておおり、左右のパッキン押さえ部33、35と後側のパッキン押さえ部37も隙間がなくなるように連結されており、4枚のパッキン押さえ部33、35、37、39の下面が連続している。そして、パッキン押さえ部33、35、37、39の下面は必要に応じて研磨されて、平面に仕上げられている。こうして、ハウジング全周に渡るパッキン押さえ面が形成されており、全周の防水性が確保されている。
次に、本実施の形態のフード付きハウジング1の組立順序を説明する。図3に示されるように、組立時は、まず、ハウジング本体5にフード7が取り付けられる。このとき、ハウジング本体5のフード取付部41、43、45にフード7のフード右壁51、フード左壁53およびフード後壁55がそれぞれビス47で固定される。
一方、底板3の上にはカメラ9と防水パッキン19が設置される。そして、ハウジング本体5とフード7の組立品が、底板3の上に載せられる。このとき、フード7の下端の被ガイド部59、61が、底板3の右縁壁部13および左縁壁部15の外面にガイドされる。これにより、ハウジング本体5がスムーズに底板3の上の適正な場所に位置し、パッキン押さえ部33、35、37、39が防水パッキン19の上に載る。そして、ハウジング本体5と底板3がねじで固定され、これにより、ハウジング本体5と底板3の間に防水パッキン19が挟まれ、圧縮される。
図4は、従来のフード付きハウジングと本実施の形態のフード付きハウジングを比較する図である。図4においては、上側が本実施の形態のフード付きハウジングの断面図であり下側が従来のフード付きハウジングの断面図である。
図4下段に示されるように、従来は、本体内部にパッキング押さえ板113が突き出しているために、本体内部空間の一部が使用不可能エリア121であり、そのため、使用可能エリア123が小さくなっていた。一方、図4上段に示されるように、本実施の形態では、本体下部を外側に折り曲げてパッキン押さえ部33、35を形成しているので、パッキン押さえ部33、35が、ハウジング本体内部でなく、ハウジング本体5とフード7の隙間の底部に配置されており、すなわちパッキンを押さえる場所が移っている。これにより、本体内部の全幅が使用可能エリア123になっており、使用可能エリア123が増大している。
また、上記構成は、使用不可能エリア121を削減できるので、同じ大きさの収容物を収容する場合には本体形状を小さくできる。したがって、本発明の利点として、ハウジング本体を小型化して、ハウジング本体とフードの隙間を拡大し、遮熱効果を増大できる。また、本発明の利点として、ハウジング本体と共にフードを小型化して、ハウジング全体のサイズを小型化することもできる。
また、図4では示されないが、本体後部のパッキン押さえ部37も同様の外側折曲げ構成を有しており、使用可能エリア123の増大に寄与している。その一方、本体前部については、前壁21の下端が内側に折り曲げられており、本発明の外側折曲げ構成が適用されていない(前壁21では、壁面の内側に撮影窓部材があるために、本発明の効果が少ない)。ただし、前壁下端も外側に折り曲げられてもよい。
図4を参照し、本実施の形態のその他の利点も説明する。図4下段に示されるように、従来は、ハウジング押さえ板113がハウジング本体105と別体の専用部品である。そのため、防水性確保のために、ハウジング押さえ板113とハウジング本体105を全周に渡って溶接する必要があり、あるいは、全周に渡ってシーリング剤を塗布する防水処理が必要である。これに対して、図4上段に示されるように、本実施の形態では、ハウジング本体5を折り曲げてハウジング押さえ部33、35を形成している。したがって、構造が簡素化し、溶接および防水処理を全周に対して施す必要がなくなり、製造が容易になって生産性が向上し、製造コストを削減できる。
さらに、図4下段に示されるように、従来は、ハウジング本体105へのフード107の固定にフード固定用ボス115が使われている。そして、ハウジング本体105への穴開け、フード固定用ボス115のハウジング本体105への取付、および、取付部分の防水処理が必要であった。これに対して、図4上段に示されるように、本実施の形態では、ハウジング本体5を単に折り曲げてフード取付部41、43が形成されており、フード取付構造に関して構造が簡素化し、製造が容易になって生産性が大幅に向上し、製造コストが削減される。
さらに、図4下段に示されるように、従来は、ハウジング本体105の下部が底板103の縁部によってガイドされる。これに対して、図4上段に示されるように、本実施の形態では、フード7の下部が延ばされて被ガイド部59、61が形成され、この被ガイド部59、61が底板3の縁部によってガイドされる。
ここで、本実施の形態では、ハウジング本体5の下端を折り曲げてパッキン押さえ部を形成したので、従来のように本体下部を被ガイド部として利用できない。しかし、フード下部を被ガイド部として機能させることにより、簡単な構成でもってガイド機能を確保できている。
また、従来構造では、本体下部をガイドとして使う必要があるために、別部品のパッキン押さえ板113を取り付ける構造を採用しているということもでき、そのために全周の溶接が必要になっている。これに対して、本実施の形態は、フード下部を被ガイド部として機能させたので、従来の溶接が不要になっている。したがって、構造が簡素化して、生産性が向上し、低コストでガイド機能を確保できている。
以上、本実施の形態に係るフード付きハウジング1について説明した。本実施の形態によれば、ハウジング本体5の下端を外側に折り曲げてパッキン押さえ部33、35、37を形成し、さらに、パッキン押さえ部33、35、37の端部を上方に折り曲げてフード取付部41、43、45を形成している。したがって、パッキン押さえ部33、35、37がハウジング本体5とフード7との隙間の底部に配置されることになり、パッキン押さえのための本体内部の使用不可能エリアを削減できる。また、ハウジング本体5を曲げてパッキン押さえ板33、35、37およびフード取付部41、43、45が形成されるので、構造が簡素化して製造が容易になる。こうして、フード付きハウジング1の使用可能エリアを増大でき、かつ、生産性を向上できる。さらには、上述したようにハウジング本体5またはフード付きハウジング1全体の小型化も可能になる。
また、本実施の形態では、ハウジング本体5を底板3に被せるときの被ガイド部59、61としてフード下端を機能させることにより、構造を簡素化して生産性を向上できる。
また、本実施の形態によれば、本体素材板から折曲げ加工によって箱形形状とその縁部のパッキン押さえ部およびフード取付部を形成した部材をハウジング本体として用いているので、パッキン押さえ部とフード取付部を備えたハウジング本体を一枚の本体素材板から製造することができ、溶接工程および防水処理工程を減らし、生産性を向上できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかるフード付きハウジングは、本体内部の使用可能エリアを増大でき、生産性を向上できるという効果を有し、屋外カメラ用ハウジング等として有用である。
(a)本発明の実施の形態に係るフード付きハウジングの縦断面図 (b)本発明の実施の形態に係るフード付きハウジングの横断面図 本発明の実施の形態に係るフード付きハウジングの分解状態の斜視図 本発明の実施の形態に係るフード付きハウジングの組立順序を示す図 本実施の形態に係るフード付きハウジングを従来のフード付きハウジングと比較して示す図 従来のフード付きハウジングの分解状態の斜視図 従来のフード付きハウジングの断面図 従来のフード付きハウジングにおける本体内部の使用不可能エリアと使用可能エリアを示す図
符号の説明
1 フード付きハウジング
3 底板
5 ハウジング本体
7 フード
9 カメラ
19 防水パッキン
33、35、37 パッキン押さえ部
41、43、45 フード取付部
59、61 被ガイド部

Claims (4)

  1. 収容物が搭載される底板と、前記収容物を覆うように前記底板に被せられたハウジング本体と、前記ハウジング本体の外側に隙間を開けて固定されたフードとを備え、前記ハウジング本体の下端が外側に曲げられてパッキン押さえ部が形成されており、さらに、前記パッキン押さえ部の端部が上方に曲げられてフード取付部が形成されており、前記パッキン押さえ部と前記底板の間に防水パッキンが挟み込まれ、前記フード取付部の外側に前記フードが取り付けられることを特徴とするフード付きハウジング。
  2. 前記フードが前記フード取付部より下方に延びて、前記底板の外縁の外側に位置しており、前記フードの下部が被ガイド部として、前記底板の外縁によりガイドされることを特徴とする請求項1に記載のフード付きハウジング。
  3. 前記ハウジング本体は、本体素材板から折曲げ加工によって箱形形状とその縁部の前記パッキン押さえ部および前記フード取付部を形成した部材であることを特徴とする請求項1または2に記載のフード付きハウジング。
  4. カメラと、前記カメラが搭載される底板と、前記カメラを覆うように前記底板に被せられたハウジング本体と、前記ハウジング本体の外側に隙間を開けて固定されたフードとを備え、前記ハウジング本体の下端が外側に曲げられてパッキン押さえ部が形成されており、さらに、前記パッキン押さえ部の端部が上方に曲げられてフード取付部が形成されており、前記パッキン押さえ部と前記底板の間に防水パッキンが挟み込まれ、前記フード取付部の外側に前記フードが取り付けられることを特徴とするフード付きハウジング収容カメラ装置。
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