JP4564398B2 - コンテナターミナル - Google Patents

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Description

この発明は、海上輸送と陸上輸送との異なる輸送手段間でコンテナの受け渡しとコンテナの保管を行うコンテナターミナルに関し、コンテナの積み込み、積み卸しに供される荷役機械を備えたコンテナターミナルに関する。
コンテナターミナルは海上輸送と陸上輸送との異種輸送手段間の接点となる施設で、これら異種輸送手段間でコンテナの積み込み、積み卸し等を行うことを主たる機能としている。このため、積み込み、積み卸しに待機するコンテナを一時的に保管するコンテナヤードを備えている。すなわち、コンテナヤードには、岸壁に接岸したコンテナ船に積み込むための、またはコンテナ船から積み卸しされた、及び陸上輸送のシャシに積み込むための、またはシャシから積み卸しされたコンテナが保管されている。
ところで、コンテナヤードにおけるコンテナの積み込み、積み卸しのためのコンテナ荷役作業の合理化を図るために、コンテナターミナルにおける省人化あるいは無人化運転システムが開発されている。これは、コンテナ船へのコンテナの積み込みと、コンテナ船からコンテナを積み卸しするための岸壁用クレーンや、コンテナヤード内を走行してコンテナを蔵置位置まで搬送し、あるいは蔵置位置にあるコンテナをコンテナ船や陸上輸送のシャシまで搬送する構内シャシ、構内シャシに蔵置位置にあるコンテナを積み込み、構内シャシからコンテナの積み卸しを行うためのヤードクレーン等を自動運転または遠隔操作によって運転することにより、コンテナヤードの無人化を図ろうとするシステムである。
斯かる省人化や無人化、コンテナヤードの運用計画の自動化等の推進、効率向上を目的として、外部車両のコンテナヤード内への進入を防止するようにしたコンテナターミナルシステムが提案されている(特許文献1)。このコンテナターミナルシステムは、船舶に対するコンテナ荷役を行うコンテナクレーンと、コンテナを積上げて保管可能なコンテナヤードとを有し、船舶と陸上運搬車両との間でコンテナを取扱うコンテナターミナルシステムにおいて、コンテナヤード内を走行可能で、門形のメインフレームを備え、自動運転または手動運転によってコンテナの積降ろしを行う複数のトランスファクレーンと、コンテナクレーンとトランスファクレーンとの間、およびコンテナヤード内での平面的なコンテナの移動を自動運転によって行うAGVと、コンテナヤードと外部との境界付近に設置され、コンテナヤード内のAGVと外部の陸上運搬車両との間で、コンテナの受渡しを手動操作または部分的自動運転によって行う受渡しクレーンと、コンテナヤードと陸上運搬車両が走行可能な外部との間の境界に設けられる境界表示物とを含む構成とされたものである。
すなわち、コンテナヤードではコンテナを蔵置している蔵置位置とAGV等の構内シャシとの間でコンテナを積み込み、積み卸しのために前記トランスファークレーン等のヤードクレーンが稼働し、構内シャシと陸上運搬車両等の外来シャシと間でコンテナの積み込み、積み卸しのために前記受け渡しクレーン等の移載機が、それぞれ用いられている。
特許第2892606号
コンテナヤード内を無人化する場合には、コンテナヤード内では構内シャシとして無人搬送台車(AGV:Automated Guided Vehicle)が走行してコンテナを搬送することになり、該無人搬送台車の走行に支障がないよう、特許文献1に開示されているように、外来シャシは勿論、作業員等がコンテナヤードに進入できないようにする必要がある。
ところで、コンテナを外来シャシに引き渡すには、外来シャシがコンテナターミナルに来構する必要があるが、緊急を要する貨物以外は、外来シャシは夜間に来構することはない。このため、コンテナを外来シャシへ移載するための前記移載機は日中に稼働することが殆どである。しかも、外来シャシの来構時間は比較的集中するため、一日のうちでも移載機の稼働にはピーク時が存しているのが一般的である。他方、コンテナヤードにおいては、コンテナ船の着岸が夜間になる場合があり、また、コンテナヤード内でコンテナの蔵置位置を変更するヤード内シフトが行われる場合があり、ヤードクレーンの稼働は日中のみではない。
コンテナの積み込み、積み卸しの荷役作業が円滑に行われるためには、ヤードクレーンや移載機はピーク時に合わせた台数を具備させる必要がある。前記ヤードクレーンは、コンテナヤードにおける総荷役量から必要となる台数が決定されるので、最少の台数を具備させることができる。しかしながら、前記移載機をピーク時に必要となる台数で揃えると、ピーク時以外では休止するものが多く、総合的には無駄な台数の移載機を具備してしまうおそれがある。一方、移載機の台数が所望の台数よりも少ない場合には、外来シャシへのコンテナの移載が円滑に行われず、コンテナヤードからコンテナを搬送する構内シャシが、移載のために待機する時間が増加し、ヤードクレーンにも待ち時間が増加して稼働効率を低下させてしまうおそれがある。
そこで、この発明は、ヤードクレーンと移載機のそれぞれの稼働効率を高めて、少ない台数の荷役機械で、荷役作業を円滑に行うことができるようにしたコンテナターミナルを提供することを目的としている。
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係るコンテナターミナルは、コンテナヤードでコンテナを構内シャシとの間で積み込み、積み卸しの荷役作業を行うヤードクレーン等の荷役機械を備え、受け渡しエリアで構内シャシと外来シャシとの間でコンテナを移載する荷役作業を行う移載機とを備えているコンテナターミナルにおいて、前記コンテナヤードと前記受け渡しエリアとを区画するフェンスを備え、前記フェンスの端部に、フェンスゲートを設け、前記コンテナヤードにおける荷役作業のための荷役機械と、前記受け渡しエリアにおける荷役作業のための移載機とを共用できる共用荷役機械とし、前記共用荷役機械を受け渡しエリアにおける荷役作業に供するときには、前記フェンスゲートを開放して、共用荷役機械を該フェンスゲートを通過させて、前記共用荷役機械が前記フェンスを跨いだ状態にして荷役作業を行わせることを特徴としている。
例えば、受け渡しエリアでピーク時を迎え、構内シャシや外来シャシの待機時間が長くなった場合には、コンテナヤードで荷役作業を行っている荷役機械を受け渡しエリアにおける荷役作業に供させる。また、夜間などの受け渡しエリアでの荷役作業が殆どない時間には、受け渡しエリアで荷役作業を行っていた荷役機械をコンテナヤードにおける荷役作業に供させる。すなわち、荷役機械をコンテナヤードと受け渡しエリアとの双方で作業を行わせることができるようにして、相互に荷役作業を分担できるようにしたものである。この共用させる共用荷役機械をコンテナヤードと受け渡しエリアとの間で移動させる際には、前記フェンスゲートを開放し、該荷役機械がこのフェンスゲートを通過することにより行う。このため、受け渡しエリアにおける荷役作業の際には、荷役機械はフェンスを跨いだ状態で行うことになる。
また、請求項2の発明に係るコンテナターミナルは、前記共用荷役機械は、コンテナヤードにおける荷役機械と、受け渡しエリアにおける移載機の一部または全部であることを特徴としている。
前記共用荷役機械とする荷役機械は、コンテナヤードと受け渡しエリアのそれぞれの荷役機械の一部または全部としたものである。例えば、受け渡しエリアにおいては、緊急時には夜間であっても移載作業を行う必要が生じる場合があるから、夜間であっても全ての荷役機械をコンテナヤードでの荷役作業に供するようにせず、一部の荷役機械は受け渡しエリアで待機させる必要がある。この待機用に荷役機械は、受け渡しエリアに専用のものとしても構わない。勿論、全ての荷役機械を共用荷役機械としても構わない。
また、請求項3の発明に係るコンテナターミナルは、前記共用荷役機械は、タイヤ式橋形ヤードクレーンであることを特徴としている。
コンテナヤードと受け渡しエリアとのそれぞれの荷役作業を行うためには、これらの作業場所を前記共用荷役機械が移動する必要がある。このため、タイヤ式橋形ヤードクレーンとすることにより、円滑な移動を行えるようにしたものである。
また、請求項4の発明に係るコンテナターミナルは、前記受け渡しエリアが、バッファエリアであることを特徴としている。
受け渡しエリアとしては、スイッチングポイントにおいて構内シャシと外来シャシとの間で直接にコンテナの移載を行うスイッチングエリアと、コンテナを積み重ねて蔵置し、外来シャシには該蔵置されている中から所定のコンテナを積み込むようにしたバッファエリアとがある。この発明に係るコンテナターミナルは、スイッチングエリアを備えたものと、バッファエリアを備えたものとのいずれであっても構わない。特に、共用荷役機械にタイヤ式橋形ヤードクレーンを用いる場合には、コンテナヤードにおけるコンテナブロックを該ヤードクレーンの脚部間に位置させて荷役作業を行うものであるから、該脚部間にはコンテナブロックを配する十分なスペースがあることになる。このため、このヤードクレーンを共用荷役機械とする場合には、この脚部間のスペースにバッファエリアを設けることができる。
また、請求項5の発明に係るコンテナターミナルは、前記構内シャシが、無人搬送台車であることを特徴としている。
すなわち、前記構内シャシとしては、運転者が乗車する有人のものでも、またAGV等の無人のものであっても構わない。特に、無人搬送台車とすれば、省人化や無人化を促進でき、例えば夜間等の作業においても最小限の人手で、荷役作業の効率を十分に確保できる。
この発明に係るコンテナターミナルによれば、コンテナヤードと受け渡しエリアの荷役作業の状況に応じて、共用荷役機械による作業を振り分けて行わせることができるから、荷役機械、特に受け渡しエリアにおける移載機は荷役作業のピーク時に合わせた台数を必要とせず、最少の台数で効率よく荷役機械を稼働させることができる。しかも、共用荷役機械による荷役作業はフェンスを跨いだ状態で行わせることができるから、受け渡しエリアにおける作業時であっても、外来シャシがコンテナヤードに進入してしまうことを防止することができる。
また、請求項2の発明に係るコンテナターミナルによれば、稼働効率をコンテナターミナルに応じて容易に適切なものとすることができる。
また、請求項3の発明に係るコンテナターミナルによれば、共用荷役機械の移動が簡便となり、荷役作業のピーク時等に応じて、迅速に対応することができる。したがって、コンテナターミナルにおける作業効率をより向上させることができる。
また、請求項4の発明に係るコンテナターミナルによれば、例えば、外来シャシが荷受けのためにコンテナターミナルに来構する際には、前日以前に予約等の連絡が行われるから、来構する日の前の夜に、バッファエリアに予約に係るコンテナを搬送しておく。夜間であるため受け渡しエリアでの作業は殆どなく、このため、バッファエリアでの荷役作業に必要となる台数以外の荷役機械をコンテナヤードでの荷役作業に供することができ、バッファエリアへのコンテナの搬送作業を迅速に行うことができる。
また、請求項5の発明に係るコンテナターミナルによれば、荷役作業の効率を確保して、省人化や無人化を促進できる。
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいて、この発明に係るコンテナターミナルを具体的に説明する。
図1はこの発明に係る設備の配置構造によるコンテナヤードを備えたコンテナターミナルの一例を示すもので、概略の平面図である。コンテナ船2が岸壁3に係留され、岸壁用クレーン4によってコンテナ5の積み込みと積み卸しが行われる。岸壁3はコンテナヤード6の縁部に配されており、コンテナ船2に積み込み、積み卸しされるコンテナ5はこのコンテナヤード6の蔵置エリア6aに蔵置されて保管される。コンテナ5は適宜個数が行列状に積まれてコンテナブロック5aとされ、蔵置エリア6aには該コンテナブロック5aが適宜数ずつ行列状に配されている。なお、本実施形態の説明上、コンテナブロック5aの各列に対して、陸側のものから順にB〜Hの符号を付してある。コンテナ5を、蔵置エリア6a内で移動させるには、専用の構内シャシ7aが用いられ、コンテナターミナル1と荷主との間の陸送には外来シャシ7bが用いられる。そして、この構内シャシ7aには、無人搬送台車(AGV)を用いることができる。この構内シャシ7aにコンテナ5を積み込み、積み卸すには荷役機械としてヤードクレーン8が用いられる。図1に示すヤードクレーン8は橋形クレーンで、図2に示すように、コンテナブロック5aと該コンテナブロック5aの側方に停止した構内シャシ7aとを跨ぐ状態に位置して、コンテナ5の積み込み、積み卸しを行う。なお、ヤードクレーン8は、コンテナブロック5aに沿った走行方向の移動と、隣接するコンテナブロック5aへ移動するためにコンテナブロック5aとコンテナブロック5aとの間と、コンテナブロック5aの列B〜Hの側方に設けられた直角走行レーン61に沿った直角方向の移動とを行うことができる。
前記外来シャシ7bは、入口ゲートGiからコンテナターミナル1に入構し、出口ゲートGoまたはサブゲートGsから退構する。これは、輸入貨物が収容された実入りのコンテナ5が積み込まれた外来シャシ7bは、保税関係の手続を出ロゲートGoで行った後に搬出する必要があり、空のコンテナ5が積み込まれた外来シャシ7bあるいはコンテナ5を積み込んでいない空の外来シャシ7bは保税手続を行う必要がないからサブゲートGsから退構するようにしたものである。前記入口ゲートGiの側方には管理棟9やガードマン詰め所10、事務棟11等の建物が配されている。また、入口ゲートGiを挟んで管理棟9の反対側には空のコンテナ5が保管される空バンプール12や修理場13、水洗場14が配置されている。なお、これらゲートGの設置状況やゲートGの周辺の各設備はこれらのものに限定されるものではなく、コンテナヤードの運用システム等に応じてゲートGの設置状況や必要となる設備が異なることは勿論である。
そして、構内シャシ7aが走行しているコンテナヤード6の蔵置エリア6aに外来シャシ7bが進入できないように、ゲートGから入構した外来シャシ7bが必要十分に移動できる領域を確保する位置にフェンス20が設置されている。前記構内シャシ7aは該フェンス20よりも海側、すなわち内側の蔵置エリア6aでコンテナ5の荷役作業に供され、外来シャシ7bは該フェンス20よりもゲートG側、すなわち外側の受け渡しエリア6bでコンテナ5の積み込み、積み卸しに供される。そして、このフェンス20を挟んで、構内シャシ7aと外来シャシ7bとの間でコンテナ5の積み替えを行うスイッチングエリア21が設けられている。なお、フェンス20の端部等の適宜位置には、開閉可能なフェンスゲート20aが設けられており、このフェンスゲート20aを、作業員や構内シャシ7a、外来シャシ7bは勿論、前記ヤードクレーン8が通過できるものとしてある。ヤードクレーン8が通過できるようにするために、このフェンスゲート20aはコンテナブロック5aの列B〜Hの側方に設けられた前記直角走行レーン61に対応して設けられており、また該直角走行レーン61はフェンスゲート20aよりも受け渡しエリア6b側に適宜長さで延長されている。
さらに、前記フェンス20の両端部には、コンテナヤード6の蔵置エリア6aに向けて伸張させると共に、岸壁3に沿って配された周回フェンス27が設けられ、この周回フェンス27の外側を外来シャシ7bや有人の構内シャシ7aなど運転者により運転される有人シャシが走行できるようにしてある。このため、コンテナ5を外来シャシ7bから直接コンテナ船2に積み込み、またはコンテナ船2からコンテナ5を直接外来シャシ7bに積み卸しできるようにして、緊急時等に対処できる。なお、このときにコンテナ5の積み込み、積み卸しには前記岸壁用クレーン4が用いられる。
前記スイッチングエリア21の、図1において左端から適宜範囲までが搬入エリア21iとされて、外来シャシ7bがコンテナヤード6に搬入するために搬送してきたコンテナ5を一時的に仮置きできるようにしてある。また、この搬入エリア21iの端部から右端までを搬出エリア21oとしてある。これら搬入エリア21iと搬出エリア21oとの位置関係は、構内シャシ7aの進行方向の前方側に搬入エリア21iが、後方側に搬出エリア21oが位置している。このため、搬出エリア21oでコンテナ5を積み卸しした構内シャシ7aが、その後搬入エリア21iで搬入されたコンテナ5を積み込むことができる。なお、搬入エリア21iと搬出エリア21oとの間に緩衝帯部22が設けられて、これらのエリア21i、21oが区画されている。この緩衝帯部22は搬入エリア21iと搬出エリア21oとの境を明確にできるように設けるものであり、これらのエリア21i、21oの区画が明確であれば必ずしも設ける必要はない。また、この緩衝帯部22を設けることによって、搬出エリア21iと搬出エリア21oのコンテナ5の数が増減した場合に、搬出用のコンテナ5と搬入用のコンテナ5のいずれをも該緩衝帯部22に仮置きでき、コンテナ5の蔵置面積の変更を簡便に行うことができる。なお、蔵置面積が変更された場合には、該緩衝帯部22の位置も変更される。
前記スイッチングエリア21には移載機として受け渡しクレーン23が配されており、スイッチングエリア21におけるコンテナ5の積み込み、積み卸しを行う。この受け渡しクレーン23は、コンテナヤード6に配された前記ヤードクレーン8と同一のものとしてある。すなわち、ヤードクレーン8と受け渡しクレーン23とは、共用することができる共用荷役機械としてある。なお、前記フェンスゲート20aは、この受け渡しクレーン23も通過できるようにしてある。
図2は、コンテナヤード6において荷役作業に供されるのに適したタイヤ式橋形のヤードクレーン8の正面図である。このタイヤ式橋形のヤードクレーン8は、下部にタイヤ8aを有する左右二対の脚8b、すなわち、4本の脚8bが備えられており、これらの左右の脚8bのそれぞれの上端部に一対の桁8cが平行に掛け渡されている。これら一対の桁8cに案内されてトロリ8dが、図2において左右方向である横行方向に移動自在となり、積み付けられたコンテナ5のブロック5aと該コンテナブロック5aの一側方に停止した構内シャシ7aとを跨いだ状態で、トロリ8dで吊り下げて、コンテナ5を構内シャシ7aに積み込み、または構内シャシ7aからの積み卸しを行う。コンテナ5は、トロリ8dによって昇降されるスプレッダ8eで保持されて吊り上げられる。また、トロリ8dと共に操作者が搭乗する運転室8fも移動し、該操作者がトロリ8dの操作を行う。なお、該ヤードクレーン8を無人運転とする場合には、操作者は搭乗せず、自動運転または遠隔操作によって運転される。
前記ヤードクレーン8は、前述したように、コンテナブロック5aを跨いだ状態で該コンテナブロック5aに沿った方向、すなわち図2において紙面を貫く方向となる走行方向の移動と、一のコンテナブロック5aから隣接された他のコンテナブロック5aへ移動するために、前記直角走行レーン61に沿った方向、すなわち図2において左右方向となる直角走行方向の移動とを行える。このため、前記タイヤ8aは、その回転軸が鉛直方向の軸を中心として回動可能とされており、この回転軸の方向を変更することにより、移動方向を変更できるようにしてある。なお、前述したように、受け渡しクレーン23はヤードクレーン8と同一のものとしてあるので、該ヤードクレーン8と同一の構造を備えている。
また、図1に示すように、前記スイッチングエリア21であって、受け渡しエリア6b側には外来シャシ7bが整列して並ぶことができる待機列エリア21aが設けられており、コンテナ5を荷受けするためにコンテナターミナル1に入構した外来シャシ7bはこの待機列エリア21aに並ぶようにしてある。
以上により構成されたこの発明に係るコンテナターミナルにおける荷役作業について、本発明との関連させて説明する。
コンテナヤード6の蔵置エリア6aにはコンテナ船2から積み卸しされて荷主によって搬出されるまで待機する輸入貨物が収容されたコンテナ5と、コンテナ船2に積み込まれるまで待機する輸出貨物が収容されたコンテナ5とが蔵置されて保管されている。このコンテナ5を搬送するには構内シャシ7aが用いられ、該構内シャシ7aと蔵置位置との間でコンテナ5の積み込み、積み卸しを前記ヤードクレーン8が行っている。図2は、蔵置されているコンテナ5を構内シャシ7aに積み込む作業を示している。この積み込み作業は、ヤードクレーン8のスプレッダ8eでコンテナ5を保持し、該スプレッダ8eを適宜な高さまで上昇させてコンテナ5を吊り下げ、トロリ8dを構内シャシ7aの上方まで移動させた後、スプレッダ8eを下降させてコンテナ5を構内シャシ7aに載荷させるものである。コンテナ5が積み込まれた構内シャシ7aは前記搬出エリア21oまで走行し、該コンテナ5を引き渡すべき外来シャシ7bが待機している位置に対応した位置で停止する。また、前記受け渡しクレーン23も同位置まで移動して、スイッチングポイントを形成する。他方、コンテナ5を蔵置位置に積み卸しを行う場合には、上述とは逆に構内シャシ7aからコンテナ5を吊り下げて、蔵置位置に積み込むことになる。
図3に、前記スイッチングポイントを示しており、前記構内シャシ7aから外来シャシ7bへコンテナ5を積み替える作業を示している。前記受け渡しクレーン23は構内シャシ7aと外来シャシ7bとのいずれをも跨いだ状態に位置し、構内シャシ7aに載荷されているコンテナ5をスプレッダ8eで保持して吊り下げた後、該コンテナ5が外来シャシ7bの上方に位置するようトロリ8dを横行させ、スプレッダ8eを下降させてコンテナ5を外来シャシ7bに積み込むものである。他方、搬入エリア21iにおいては、上述とは逆に外来シャシ7bから構内シャシ7aにコンテナ5を移載する。なお、搬入のためのコンテナ5は構内シャシ7aの空いている時間に蔵置エリア6aに搬送すればよいから、該コンテナ5は移載すべき構内シャシ7aの有無に拘わらずコンテナターミナル1で受け取ることができる。このため、搬入エリア21iには多少の個数のコンテナ5を仮置きできるスペースが設けられていることが望ましい。
そして、コンテナ5の搬出がピークとなって、多数の外来シャシ7bが待機列エリア21aに並んで待機時間が長くなった場合には、ヤードクレーン8を搬出エリア21oに移動させ、受け渡しクレーン23と同様に構内シャシ7aから外来シャシ7bへのコンテナ5の移載作業を行わせる。このとき、ヤードクレーン8は、コンテナブロック5aの列B〜Hの側方に移動し、直角走行レーン61を直角走行して搬出エリア21oへ移動する。この直角走行レーン61には前記フェンスゲート20aが配されているので、このフェンスゲート20aを開放し、ヤードクレーン8の一方の脚8bを通過させた後に該フェンスゲート20aを閉成する。これにより、ヤードクレーン8は、フェンス20を含めて搬出エリア21oを跨いで位置することになるから、受け渡しクレーン23と同様に、構内シャシ7aと外来シャシ7bとの間でのコンテナ5の移載作業に供することができる。なお、前記フェンスゲート20aの開閉は、電動式であっても手動式であっても構わない。さらに、ヤードクレーン8や受け渡しクレーン23が該フェンスゲート20aに接近したことを検知して開放し、離隔あるいは停止したことを検知して閉成する自動開閉式とすることもできる。
他方、夜間等で外来シャシ7bの来構が殆どない場合には、受け渡しクレーン23が蔵置エリア6aに移動してコンテナ5の荷役作業を行わせる。すなわち、受け渡しクレーン23を前記フェンスゲート20aを跨ぐ位置まで移動させ、フェンスゲート20aを開放して直角走行レーン61に沿って直角走行させれば、該受け渡しクレーン23は蔵置エリア6a内に移動した状態となる。そして、直角走行レーン61を直角走行させて、コンテナブロック5の列B〜Hのうちの荷役作業に係る列を臨む位置まで移動したならば、該列を跨いだ状態の走行方向に走行させてコンテナ5の荷役作業に供する。
図4は、前記スイッチングエリア21に代えてバッファエリア24が設けられているコンテナターミナル1を示している。また、図5は図3に相当する図であって、バッファエリアにおける荷役作業を示している。なお、図1に示すコンテナターミナル1と同一の設備や装置については、同じ符号を付してその説明を省略する。前記バッファエリア24には、蔵置エリア6aと同様にコンテナ5を行列状に積み上げたバッファブロック25を形成できるようにしてある。このバッファブロック25は、前記フェンス20よりも蔵置エリア6a側に設けることが好ましい。このバッファブロック25は、該バッファブロック25の蔵置エリア6aに構内シャシ7aが、受け渡しエリア6b側に外来シャシ7bが、それぞれ停止した状態でこれらシャシ7a、7bと共に受け渡しクレーン23が跨げる大きさとしてある。また、このバッファエリア24には、前記搬出エリア21o、搬入エリア21iと同様に、緩衝帯部22を挟んで、構内シャシ7a及び外来シャシ7bの走行方向の前方側に搬入エリア24iが、後方側に搬出エリア24oが、それぞれ配設されている。
前記スイッチングエリア21が設けられている場合には、例えば夜間に、翌日の予約に応じて来構した外来シャシ7bに迅速に積み込めるよう、コンテナ5の蔵置位置を変更するコンテナヤード6内のシフト作業を行う場合があるが、バッファエリア24が設けられている場合には、予約を受けたコンテナ5を夜間に該バッファエリア24に仮置きすることができ、外来シャシ7bへコンテナ5をより迅速に移載できる。しかも、ヤードクレーン8の脚8bの間をバッファエリア24として利用できるので、スペースを有効に利用できる。
以上に説明した実施形態では、ヤードクレーン8と受け渡しクレーン23とを同一のものとして説明したが、蔵置エリア6aにおける荷役作業と受け渡しエリア6bにおける荷役作業のいずれにも供することができて、蔵置エリア6aと受け渡しエリア6bのいずれにも移動することができるものであれば、異なる構造の荷役機械であっても構わない。
なお、以上に説明したコンテナターミナルにおけるコンテナブロックの配置や蔵置レーンの配置など各種設備の配置構造は一例であって、これらの配置はコンテナターミナルに応じて種々のものがあり、コンテナターミナルのコンテナブロックの配置や蔵置レーンの配置等に対応させて本発明を実施する。
この発明に係るコンテナターミナルによれば、コンテナヤードで稼働する荷役機械を少ない台数で効率よく稼働させて作業を行わせることができる。このため、コストを抑制してコンテナターミナルの無人運転システムの導入を促進できる。
この発明に係るコンテナターミナルの一の例を示すもので、外来シャシとの間でコンテナを移載するためのスイッチングエリアを備えているコンテナターミナルの平面図である。 この発明に係るコンテナターミナルのコンテナの蔵置エリアでコンテナの積み込み、積み卸し作業を行うのに適した荷役機械の一例を示すもので、タイヤ式橋形ヤードクレーンを示す正面図である。 この発明に係るコンテナターミナルのコンテナのスイッチングエリアでコンテナの移載作業を行うのに適した荷役機械の一例を示すもので、ヤードクレーンと同様に、タイヤ式橋形クレーンを示す正面図である。 この発明に係るコンテナターミナルの他の例を示すもので、外来シャシとの間でコンテナの移載作業を行うためのバッファエリアを備えているコンテナターミナルの平面図である。 この発明に係るコンテナターミナルのコンテナのバッファエリアでコンテナの移載作業を行うのに適した荷役機械の一例を示すもので、ヤードクレーンと同様に、タイヤ式橋形クレーンを示す正面図である。
符号の説明
1 コンテナターミナル
2 コンテナ船
4 岸壁用クレーン
5 コンテナ
5a コンテナブロック
6 コンテナヤード
6a 蔵置エリア
6b 受け渡しエリア
61 直角走行レーン
7a 構内シャシ
7b 外来シャシ
8 ヤードクレーン
8d トロリ
8e スプレッダ
20 フェンス
20a フェンスゲート
21 スイッチングエリア
21i 搬入エリア
21o 搬出エリア
22 緩衝帯部
23 受け渡しクレーン
24 バッファエリア
24i 搬入エリア
24o 搬出エリア
25 バッファブロック

Claims (5)

  1. コンテナヤードでコンテナを構内シャシとの間で積み込み、積み卸しの荷役作業を行うヤードクレーン等の荷役機械を備え、受け渡しエリアで構内シャシと外来シャシとの間でコンテナを移載する荷役作業を行う移載機とを備えているコンテナターミナルにおいて、
    前記コンテナヤードと前記受け渡しエリアとを区画するフェンスを備え、
    前記フェンスの端部に、フェンスゲートを設け、
    前記コンテナヤードにおける荷役作業のための荷役機械と、前記受け渡しエリアにおける荷役作業のための移載機とを共用できる共用荷役機械とし、
    前記共用荷役機械を受け渡しエリアにおける荷役作業に供するときには、前記フェンスゲートを開放して、共用荷役機械を該フェンスゲートを通過させて、
    前記共用荷役機械が前記フェンスを跨いだ状態にして荷役作業を行わせることを特徴とするコンテナターミナル。
  2. 前記共用荷役機械は、コンテナヤードにおける荷役機械と、受け渡しエリアにおける移載機の一部または全部であることを特徴とする請求項1に記載のコンテナターミナル。
  3. 前記共用荷役機械は、タイヤ式橋形ヤードクレーンであることを特徴とする請求項1または請求項2の発明に係るコンテナターミナル。
  4. 前記受け渡しエリアが、バッファエリアであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコンテナターミナル。
  5. 前記構内シャシは、無人搬送台車であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコンテナターミナル。
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