JP4561606B2 - 動画記録装置、動画記録方法 - Google Patents

動画記録装置、動画記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画記録装置、動画記録方法に関し、例えばデジタルビデオカメラに適用することができる。本発明は、データ圧縮処理による画質劣化の程度を検出してモニタ画像と共に表示し、さらには警告を発することにより、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができるようにする。
従来、動画記録装置であるデジタルビデオカメラは、MPEG(Moving Picture Experts Group)の手法により動画による撮像結果をデータ圧縮して記録媒体に記録しており、ユーザーによる記録モードの設定により、このデータ圧縮の圧縮率を切り換えている。
すなわちデジタルビデオカメラは、記録モードがLPモード(ロングプレイモード)に設定されると、撮像結果を高い圧縮率によりデータ圧縮して記録媒体に記録し、これにより長時間、撮像結果を記録する。また記録モードがSPモード(スタンダードプレイモード)に設定されると、LPモードの場合に比して圧縮率を低減して撮像結果をデータ圧縮し、これにより高画質により撮像結果を記録媒体に記録する。これにより従来のデジタルビデオカメラは、画質を優先する場合と、録画時間を優先する場合とで、記録モードを切り換えて所望する被写体を撮像できるように構成されている。
このような撮像結果のデータ圧縮では、発生符号量が一定符号量となるようにデータ圧縮するCBR(Constant Bit Rate)方式と、符号化処理の困難度に応じて発生符号量を変化させるVBR(Variable Bit Rate)方式とが知られている。またVBR方式によるデジタルビデオカメラでは、最大ビットレートをSPモードとLPモードとで切り換え、これにより記録モードに応じて記録媒体の記録可能時間、画質を切り換えている。
このような画質の切り換えに関して、例えば特開平11−213524号公報には、動画のデータ圧縮処理において、記録途中でデータ圧縮率を切り換える処理が開示されている。
ところでこの種の動画のデータ圧縮は、処理対象によって画質が大きく変化する。これにより従来のデジタルビデオカメラは、動きの少ない被写体を撮影する場合、LPモードでも充分に高画質に撮像結果を記録できるのに対し、例えば運動会、スポーツ等の動きの激しい被写体を撮影する場合、LPモードでは画質の劣化が目立つ場合がある。これによりこのようにLPモードで撮影したのでは画質の劣化が目立つ場合にあって、記録媒体の残り容量が充分な場合には、LPモードをSPモードに切り換えて撮影することにより、画質の劣化を防止することができる。またこれとは逆にLPモードで撮影しても画質の劣化が少ない場合に、記録媒体の残り容量が少ない場合には、SPモードをLPモードに切り換えて撮影することにより、貴重な撮影機会を失うことなく撮影することができる。
しかしながらこのようなデータ圧縮処理後の画質にあっては、撮影中には確認することが困難な欠点があり、実際上、自宅のモニタ装置で撮像結果を確認して初めて確認することができる。
これにより撮影による記録中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができれば、この種の動画記録装置の使い勝手を一段と向上することができると考えられる。
特開平11−213524号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができる動画記録装置、動画記録方法を提案しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、動画を記録媒体に記録する動画記録装置において被写体を撮影して前記動画によるビデオデータを取得するビデオデータ取得部と、前記ビデオデータ取得部で取得した前記ビデオデータによる動画のモニタ画像を表示する表示部と、前記ビデオデータ取得部で取得した前記ビデオデータをデータ圧縮処理して符号化データを出力するデータ圧縮部と、前記符号化データを前記記録媒体に記録する記録部と、ユーザーによる記録モードの指示により、該記録モードに対応するように前記データ圧縮処理のデータ圧縮率を切り換える制御部と、前記データ圧縮処理による画質の劣化の程度を示すパラメータを検出するパラメータ検出部とを備え、前記表示部は、前記パラメータに基づいて、前記画質の劣化の程度を示す表示を、前記モニタ画像と共に表示し、前記データ圧縮部は、前記制御部により指示される上限ビットレートと前記符号化データの発生符号量との比較により、量子化スケールを可変することにより、前記上限ビットレートを越えない範囲で、前記ビデオデータに応じて発生符号量を可変し、前記上限ビットレートの切り換えにより、前記記録モードに対応するように前記データ圧縮率を切り換え、前記表示部は、前記発生符号量により前記パラメータを取得し、前記上限ビットレートに対応する位置にマークを設定した、前記パラメータに応じたアナログ量の表示により、前記画質の劣化の程度を表示し、前記制御部は、複数の記録モードからの選択により、ユーザーによる記録モードの指示を受け付け、前記表示部は、他の記録モードにおける前記上限ビットレートに対応する位置に、さらにマークを設定して表示する動画記録装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、動画を記録媒体に記録する動画記録方法において被写体を撮影して前記動画によるビデオデータを取得するビデオデータ取得ステップと、前記ビデオデータ取得ステップで取得した前記ビデオデータによる動画のモニタ画像を表示する表示ステップと、前記ビデオデータ取得ステップで取得した前記ビデオデータをデータ圧縮処理して符号化データを出力するデータ圧縮ステップと、前記符号化データを前記記録媒体に記録する記録ステップと、ユーザーによる記録モードの指示により、該記録モードに対応するように前記データ圧縮処理のデータ圧縮率を切り換える制御ステップと、前記データ圧縮処理による画質の劣化の程度を示すパラメータを検出するパラメータ検出ステップとを有し、前記表示ステップでは、前記パラメータに基づいて、前記画質の劣化の程度を示す表示を、前記モニタ画像と共に表示し、前記データ圧縮ステップでは、前記制御ステップにて指示される上限ビットレートと前記符号化データの発生符号量との比較により、量子化スケールを可変することにより、前記上限ビットレートを越えない範囲で、前記ビデオデータに応じて発生符号量を可変し、前記上限ビットレートの切り換えにより、前記記録モードに対応するように前記データ圧縮率を切り換え、前記表示ステップでは、前記発生符号量により前記パラメータを取得し、前記上限ビットレートに対応する位置にマークを設定した、前記パラメータに応じたアナログ量の表示により、前記画質の劣化の程度を表示し、前記制御ステップでは、複数の記録モードからの選択により、ユーザーによる記録モードの指示を受け付け、前記表示ステップでは、他の記録モードにおける前記上限ビットレートに対応する位置に、さらにマークを設定して表示する動画記録方法が提供される。
本発明によれば、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1は、本発明の実施例に係る動画記録装置であるデジタルビデオカメラを示すブロック図である。このデジタルビデオカメラ1は、動画による撮像結果をデータ圧縮して記録媒体2に記録する。
すなわちこのデジタルビデオカメラ1において、レンズ3は、ホストコントローラ4の制御によりフォーカス、ズーム、絞りを可変して入射光を集光し、続く撮像部5に設けられた撮像素子の撮像面に被写体の光学像を形成する。
撮像部5は、例えばCCD(Charge Coupled Device )による撮像素子と、この撮像素子を駆動すると共に、撮像素子の出力信号を信号処理する周辺回路とにより構成され、撮像素子の撮像面に形成された光学像を光電変換処理して動画による撮像結果をビデオ信号S1により出力する。
エンコーダ6は、ホストコントローラ4により指示される記録モードによりこのビデオ信号S1を符号化処理することにより、ビデオ信号S1をデータ圧縮して符号化データDFを出力する。ここでエンコーダ6は、H264及びMPEG−4 Part10に係るAVC(Advanced Video Coding )方式によるエンコーダであり、ビットレート計算部6A、制御部6Bによるレート制御により、ホストコントローラ4より指示される上限ビットレートRATE LIMITにより上限値が制限されたVBRによりエンコード部6Cでビデオ信号S1を符号化処理する。
すなわち図2に示すように、エンコード部6Cにおいて、アナログディジタル変換回路(A/D)12は、ビデオ信号S1をアナログディジタル変換処理して画像データD1を出力する。画面並べ替えバッファ13は、このアナログディジタル変換回路12から出力される画像データD1を入力し、このエンコーダ6の符号化処理に係るGOP(Group of Pictures )構造に応じて、この画像データD1のフレームを並べ替えて出力する。
減算回路14は、この画面並べ替えバッファ13から出力される画像データD1を受け、イントラ符号化においては、イントラ予測回路15で生成される予測値との差分データD2を生成して出力するのに対し、インター符号化においては、動き予測・補償回路16で生成される予測値との差分データD2を生成して出力する。
直交変換回路17は、減算回路14の出力データD2を入力し、離散コサイン変換、カルーネン・レーベ変換等の直交変換処理を実行し、その処理結果による変換係数データD3を出力する。
量子化回路18は、制御部6Bにより指示される量子化スケールQP Nにより、この変換係数データD3を量子化して出力する。
可逆符号化回路20は、この量子化回路18の出力データを可変長符号化、算術符号化等により可逆符号化処理して出力する。また可逆符号化回路20は、イントラ符号化に係るイントラ予測モードに関する情報、インター符号化に係る動きベクトルに関する情報等をイントラ予測回路15、動き予測・補償回路16から取得し、これらの情報を出力データD4のインデックスに設定して出力する。
蓄積バッファ21は、この可逆符号化回路20の出力データD4を蓄積して続く伝送路の伝送速度により出力し、これによりエンコード部6Cは、符号化データDFを出力する。
逆量子化回路23は、量子化回路18の出力データを逆量子化処理し、これにより量子化回路18の入力データを再生する。逆直交変換回路24は、逆量子化回路23の出力データを逆直交変換処理し、これにより直交変換回路17の入力データを再生する。デブロックフィルタ25は、この逆直交変換回路24の出力データよりブロック歪を除去して出力する。フレームメモリ26は、このデブロックフィルタ25の出力データに、適宜、イントラ予測回路15又は動き予測・補償回路16により生成される予測値を加算して参照画像情報として記録する。
ここで動き予測・補償回路16は、フレームメモリ26に保持された参照画像情報による予測フレーム(参照フレーム)を基準にして画面並べ替えバッファ13から出力される画像データの動きベクトルを検出し、またこの検出した動きベクトルによりフレームメモリ26に保持した参照画像情報を動き補償してインター予測の最適モードを検出する。またインター予測により符号化処理を実行する場合、この最適モードにより予測画像情報を生成し、この予測画像情報による予測値を減算回路14に出力する。
イントラ予測回路15は、イントラ符号化において、フレームメモリ26に蓄積された参照画像情報に基づいてイントラ予測モードの最適モードを検出する。またイントラ予測により符号化処理する場合には、この最適モードにより参照画像情報から予測画像情報の予測値を生成して減算回路14に出力する。
エンコード部6Cは、これら動き予測・補償回路16、イントラ予測回路15でそれぞれ検出される最適モードより、最も符号化効率の高い最適モードを検出し、この検出した最適モードにより予測値を出力するように動き予測・補償回路16、イントラ予測回路15の動作を制御し、これにより効率良く画像データD1を符号化処理して出力する。
これらによりこのエンコード部6Cは、インター符号化とイントラ符号化とでそれぞれインター予測に係る動き補償による差分データD2とイントラ予測による差分データD2とを生成し、これらの差分データD2を直交変換処理、量子化処理、可変長符号化処理して伝送する。
ビットレート計算部6A及び制御部6B(図1)は、蓄積バッファ21の空き容量の監視により符号化処理による発生符号量を監視すると共に、この監視結果により量子化回路18における量子化スケールQP Nを切り換え、これによりこのエンコード部6Cによる発生符号量を制御する。
すなわちビットレート計算部6Aは、1つのピクチャーを符号化処理する毎に、蓄積バッファ21の空き容量を検出し、これによりIピクチャー、Pピクチャー、Bピクチャーの発生符号量Ik、Pk、Bkを検出する。なおここでこの発生符号量Ik、Pk、Bkは、各ピクチャーによる符号化データDFの符号量であり、各ピクチャーのインデックスを含む符号量である。
ビットレート計算部6Aは、1GOPを構成するピクチャータイプ毎に、それぞれ1GOPを構成する各ピクチャータイプのピクチャー数の分だけ、蓄積バッファ21より検出した発生符号量Ik、Pk、Bkを記録して保持し、1つのピクチャーの発生符号量を検出する毎に、この記録して保持した対応する発生符号量の記録のうちの最も古い記録をこの検出した符号量により更新する。
またビットレート計算部6Aは、このようにしてそれぞれ1GOPを構成するピクチャー数の分だけ、最新の符号量Ik、Pk、Bkを記録して保持するようにして、1ピクチャーの記録を更新する毎に、これらの記録より1GOPにおける各ピクチャータイプの符号量BIT I 、BIT P 、BIT B を求める。なおこれにより各ピクチャータイプの符号量BIT I 、BIT P 、BIT B は、次式により示すように、それぞれ記録して保持した各ピクチャーの符号量BIT I 、BIT P 、BIT B を各ピクチャータイプ毎に合計して求められる。なおここでNUM I 、NUM P 、NUM B は、それぞれ1GOPを構成する各ピクチャータイプのピクチャー数である。
Figure 0004561606
またさらにビットレート計算部6Aは、次式により示すように、これらピクチャーの符号量BIT I 、BIT P 、BIT B を合計して1GOP分の発生符号量BIT GOP を計算する。
Figure 0004561606
またさらにこの1GOP分の発生符号量BIT GOP を、1GOPの継続時間GOP SEC により割り算してGOPの平均ビットレートGOP RATEを計算する。なおここで例えば1GOPが15ピクチャーにより構成されている場合にあって、フレームレートが30ピクチャー/秒である場合、1GOPの継続時間GOP SEC は、ピクチャー数をフレームレートにより割り算した0.5秒となる。ビットレート計算部6Aは、この平均ビットレートGOP RATEを制御部6B、表示制御部8に通知する。
Figure 0004561606
制御部6Bは、このようにして通知される平均ビットレートGOP RATEを、ホストコントローラ4より指示される上限ビットレートRATE LIMITにより判定し、判定結果により、量子化回路18の量子化スケールQP Nを切り換え制御する。
すなわち制御部6Bは、次式により示すように、平均ビットレートGOP RATEが上限ビットレートRATE LIMITより少ない場合、記録モードに応じて設定された量子化スケールの基準値QP INIT を量子化回路18の量子化スケールQP Nに設定する。なおここでRATE CURRENTは、平均ビットレートGOP RATEである。
Figure 0004561606
これに対してこの関係が成立しない場合、すなわち平均ビットレートGOP RATEが上限ビットレートRATE LIMIT以上の場合、次式により示すように、上限ビットレートRATE LIMITに対する平均ビットレートGOP RATEの大きさにより量子化スケールの基準値QP INIT を補正して量子化回路18の量子化スケールQP Nに設定し、これにより一時的に増大した発生符号量によって蓄積バッファ21から出力する符号化データDFのビットレートが上限ビットレートRATE LIMITを越えないように量子化スケールQP Nを補正する。なおここでkは、応答を調整する係数であり、この実施例では値1に設定される。
Figure 0004561606
ここでこのデジタルビデオカメラ1では、LPモード、SPモード、HQ(ハイクオリティ)モードによる3つの記録モードが用意されており、制御部6Bは、ホストコントローラ4により、LPモード、SPモード、HQモードでそれぞれ上限ビットレートRATE LIMITが6〔Mbps〕、9〔Mbps〕、12〔Mbps〕に設定され、またこの上限ビットレートRATE LIMITに対応するように、量子化スケールの基準値QP INIT が設定される。
これによりこの実施例において、エンコーダ6は、図3に示すように、記録モードに応じたビットレートにより、符号化に供する画像データD1の困難度に応じてビットレートを変化させて符号化データDFを出力する。ここで上述したように、制御部6Bでは、(3)式より示した、最新に符号化処理した各ピクチャーの発生符号量より求められる平均ビットレートGOP RATEにより、一時的に増大した発生符号量による符号化データDFのビットレートが、上限ビットレートRATE LIMITを越えないように、量子化スケールQP Nを補正していることにより、この平均ビットレートGOP RATEが上限ビットレートRATE LIMITより大きく立ち上がれば立ち上がる程、粗く量子化していることになり、その分、画質が劣化することになる。これによりこの最新に符号化処理した各ピクチャーの発生符号量より求められる平均ビットレートGOP RATEにあっては、符号化処理後の画質を表していると言え、画質劣化の程度を示すパラメータであるといえる。
これによりこのエンコーダ6は、この平均ビットレートGOP RATEによるパラメータを画質の情報として表示制御部8に通知する。
記録再生部7は、ホストコントローラ4の制御により動作を切り換え、エンコーダ6から出力される符号化データDFを記録媒体2に記録し、また記録媒体2に記録された符号化データDFを再生して再生データの処理系に出力する。ここでこのデジタルビデオカメラ1は、図示しない再生系によりこの記録再生部7で再生された符号化データDFを復号化処理してモニタ部9により表示する。
記録媒体2は、例えば磁気テープ、光ディスク、メモリカード等の種々の記録媒体であり、記録再生部7により符号化データDFを記録して保持し、また記録して保持した符号化データDFを記録再生部7に出力する。これらによりこのデジタルビデオカメラ1は、撮像部5で取得した動画による撮像結果をエンコーダ6によりデータ圧縮して記録媒体2に記録する。
表示部9は、撮像部5により撮像された撮像結果のモニタ画像を表示する表示手段であり、例えば液晶表示パネルにより構成される。表示部9は、この液晶表示パネルによる表示面に透明シートによるタッチパネルが設けられ、このタッチパネルの操作をホストコントローラ4に通知する。
ホストコントローラ4は、このデジタルビデオカメラ1の動作を制御する演算処理手段であり、表示部9に設けられたタッチパネルの操作により、さらには図示しない操作子の操作によりメモリに記録されたプログラムを実行することにより、各部の動作を制御する。この一連の制御において、ホストコントローラ4は、タッチパネルの操作により表示部9に表示したメニューの選択を検出し、このメニューの選択により、記録モードの切り換えが指示されると、この指示に係る記録モードに対応する上限ビットレートRATE LIMIT、量子化スケールの基準値QP INIT をエンコーダ6に通知する。これによりこのデジタルビデオカメラ1は、ユーザーの操作に応動して記録媒体2に記録する撮像結果の記録モードを切り換える。またさらにホストコントローラ4は、このタッチパネルの操作によりユーザーが画質モニタの表示を指示すると、表示制御部8の動作を切り換え、画質劣化の程度を示すアナログ量の表示をモニタ画像と共に表示部9で表示する。
すなわち表示制御部8は、表示部9を駆動する駆動回路であり、撮像部5から出力されるビデオ信号S1により表示部9を駆動し、これにより撮像結果のモニタ画像を表示部9で表示する。
さらに表示制御部8は、ビットレートグラフィック出力部8Aの機能ブロックにより、画質劣化の程度を示す表示を表示部9で表示する。また記録モードメータ上限切替部8Bの機能ブロックにより、この画質劣化の程度を示す表示上に、記録モードの上限ビットレートRATE LIMITに対応するマークを表示する。また記録モードを切り換えることができるように、記録モードの切り換えを指示するメニューを表示部9に表示する。これによりこの図1に示す例では、上述のHQモード、SPモード、LPモードのメニューが表示される。
この実施例では、この画質劣化の程度を示す表示が、画質劣化の程度を示すパラメータである平均ビットレートGOP RATEに応じたアナログ量の表示により形成される。より具体的に、パラメータ値の増大により基準位置からの角度が大きくなるように指針の表示位置が変位するタコメータ等に類似のアナログ回転指針式メータの表示により、この画質劣化の程度を示す表示が形成される。
すなわち図4(A)〜(C)に示すように、この画質劣化の程度を示す表示は、円形形状により表示の領域が形成され、この円形形状による領域の下側、円周より中央に向かって延長する線分によるマークM1により、発生符号量が0に対応する基準位置が表示される。またこの基準位置より時計回りに円周をほぼ270度変位した位置に、同様に中央に向かって延長する線分によるマークM2が配置され、このマークM2により上限ビットレートRATE LIMITに対応する発生符号量が示される。またこの基準位置のマークM1から上限ビットレートRATE LIMITに係るマークM2までの間に、等間隔によりマークM3、M4が配置される。
この画質劣化の程度を示す表示は、円形形状による領域に、中心を回動軸に設定した指針Sを表示し、この基準位置のマークM1から上限ビットレートRATE LIMITに係るマークM2の向きの、基準位置のマークM1から指針Sまでの角度θが、画質劣化の程度を示すパラメータに応じた値となるように、指針Sの表示位置が設定され、これにより画質劣化の程度を示すアナログ量の表示が形成される。なおこれによりこの角度θ(ANGLE CURRENT )は、次式により表される。なおここでANGLE BASEは、基準位置の角度であり、ANGLE RANGE は、基準位置のマークM1から上限ビットレートRATE LIMITに係るマークM2までの角度である。
Figure 0004561606
(2)実施例の動作
以上の構成において、このデジタルビデオカメラ1では(図1及び図2)、撮像部5で得られる動画による撮像結果がビデオ信号S1により表示制御部8に入力され、この表示制御部8による表示部9の駆動により表示部9に撮像結果のモニタ画像が表示される。またこの撮像結果によるビデオ信号S1は、エンコーダ6に入力され、ここでデータ圧縮されて符号化データDFが生成され、この符号化データDFが記録媒体2に記録される。これによりこのデジタルビデオカメラ1では、表示部9に表示したモニタ画像により撮像結果を確認しながら、所望する被写体を撮影して記録媒体2に記録することができる。
しかしながらこの表示部9で表示されるモニタ画像は、データ圧縮していないビデオ信号S1によるものである。これに対してデータ圧縮処理は、画質劣化する場合がある。特に、発生符号量を一定量に制限するデータ圧縮方式の場合には、動きの激しい画像等において、画質劣化が著しくなる。これによりこのままでは、記録媒体2に記録された撮像結果を自宅等で再生して見て、初めて画質劣化に気づくことになる。
このためこのデジタルビデオカメラ1では、エンコーダ6により画質劣化の程度を示すパラメータが検出され、表示部9によるモニタ画像上に、このパラメータにより画質劣化の程度を示す表示が形成される。これによりこのデジタルビデオカメラ1では、いちいち記録媒体2に記録した撮像結果を再生して確認しなくても、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができ、これにより適切に記録モードを選択して所望する被写体を撮影することができる。
すなわちこのデジタルビデオカメラ1では、エンコーダ6において、制御部であるホストコントローラ4により指示される上限ビットレートRATE LIMITと符号化データDFの発生符号量との比較により、量子化スケールQP Nを可変し、これにより可逆符号化回路20から出力される1つのピクチャーの発生符号量が上限ビットレートRATE LIMITによる制限を一時的に越えると、続くピクチャーでは、その分、量子化スケールQP Nの可変により発生符号量を抑圧する。これによりデジタルビデオカメラ1では、蓄積バッファ21から出力される符号化データDFのビットレートが上限ビットレートRATE LIMITを越えない範囲で、ビデオ信号S1における符号化の困難度に応じて発生符号量を可変してビデオ信号S1がデータ圧縮処理される。またこの上限ビットレートRATE LIMITの切り換えにより、記録モードに対応するように符号化データDFのデータ圧縮率が切り換えられる。
これによりこのデジタルビデオカメラ1では、エンコーダ6で検出される発生符号量が上限ビットレートRATE LIMITに対応する符号量となっている場合には、さらには一時的にこの上限ビットレートRATE LIMITに対応する符号量を越えた場合に、画質が劣化することになる。またこの上限ビットレートRATE LIMITに対応する符号量を一時的に越える量が大きくなると、その分、画質劣化が大きくなる。
これによりデジタルビデオカメラ1では、この符号化データDFの発生符号量が画質劣化の程度を示すパラメータに設定され、上限ビットレートRATE LIMITに対応する位置にマークM2を設定したパラメータに応じたアナログ量の表示により、画質劣化の程度を示す表示が形成される(図4)。これによりデジタルビデオカメラ1では、この上限ビットレートRATE LIMITに対応する位置のマークM2との対比により、感覚的に画質劣化の程度を把握することができ、その分、ユーザーの使い勝手を向上することができる。
具体的に、エンコーダ6において、1つのピクチャー毎に発生符号量Ik、Pk、Bkを検出して量子化スケールQP Nを可変し、このピクチャー毎に検出される発生符号量Ik、Pk、Bkによるパラメータにより画質劣化の程度が表示され、これによりこの実施例のように上限ビットレートRATE LIMITにより上限値を制限したVBRにより符号化処理する場合にあっても、確実に画質劣化をユーザーに通知することができる。
より具体的に、エンコーダ6では、この1つのピクチャー毎に検出される発生符号量Ik、Pk、Bkにより1GOPの発生符号量BIT GOP を検出し、この1GOPの発生符号量BIT GOP と上限ビットレートRATE LIMITとの比較により、量子化スケールQP Nを可変する。またこのようにしてこの1GOPの発生符号量BIT GOP により画質劣化の程度を示す表示が形成される。
これによりこの実施例では、エンコーダ6のレート制御に使用するパラメータを有効に利用して画質劣化の程度を示す表示を形成することができ、その分、簡易な構成によりユーザーの使い勝手を向上することができる。
また画質劣化の表示にあっては、発生符号量が0である基準位置にマークM1を表示して、画質劣化の程度を示すパラメータに応じてこの基準位置からの指針の角度が大きくなるように指針の表示位置を変化させてアナログ回転指針式メータの形式により表示し、これにより感覚的に画質劣化をユーザーに通知して確実に画質劣化を通知することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、データ圧縮処理による画質劣化の程度を検出してモニタ画像と共に表示することにより、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができる。
また制御部により指示される上限ビットレートと符号化データの発生符号量との比較により、量子化スケールを可変することにより、上限ビットレートを越えない範囲で、ビデオデータに応じて発生符号量を可変すると共に、この上限ビットレートの切り換えにより、記録モードに対応するようにデータ圧縮率を切り換えるようにして、この発生符号量を画質劣化の程度を示すパラメータに設定し、上限ビットレートに対応する位置にマークを設定したパラメータに応じたアナログ量の表示により画質の劣化の程度を表示することにより、この上限ビットレートに対応する位置のマークとの対比により、感覚的に画質劣化の程度を把握することができ、その分、ユーザーの使い勝手を向上することができる。
また1つのピクチャー毎に発生符号量を検出して量子化スケールを可変するようにして、この1つのピクチャー毎の発生符号量により画質劣化の程度を示すパラメータを設定することにより、上限ビットレートにより上限値を制限したことにより符号化処理する場合にあっても、確実に画質劣化をユーザーに通知することができる。
より具体的に、1つのピクチャー毎に発生符号量を検出して1GOPの発生符号量を検出し、この1GOPの発生符号量と上限ビットレートとの比較により、量子化スケールを可変するようにして、この1GOPの発生符号量をパラメータに設定することにより、データ圧縮処理のレート制御に使用するパラメータを有効に利用して画質劣化の程度を示す表示を形成することができ、その分、簡易な構成によりユーザーの使い勝手を向上することができる。
また発生符号量が0である基準位置からの角度が大きくなるように指針の表示位置を変化させることにより、アナログ回転指針式メータの形式により画質劣化の程度を表示し、これにより感覚的に画質劣化をユーザーに通知して確実に画質劣化を通知することができる。
図5は、本発明の実施例2に係るデジタルビデオカメラに適用される画質劣化の程度を示す表示の平面図である。この実施例に係るデジタルビデオカメラは、図4について上述した表示に代えて、この図5に示す表示が適用される点を除いて、実施例1について上述したデジタルビデオカメラ1と同一に構成される。
すなわちこのデジタルビデオカメラ1では、発生符号量が0である位置からの長さが、パラメータ値の増大により長くなるバー表示により、画質劣化の程度を表示する。またこのバー表示による可変範囲の上限を、上限ビットレートに対応する符号量に設定する。なおこの場合、ユーザーによる操作に応動して、実施例1について上述した表示とこの図5に示す表示とを切り換えるようにしてもよい。
この実施例によれば、画質劣化の程度を示すアナログ量の表示を、パラメータ値の増大により基準位置からの長さが長くなるバー表示により実行しても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図6は、本発明の実施例3に係るデジタルビデオカメラに適用される画質劣化の程度を示す表示の平面図である。この実施例に係るデジタルビデオカメラは、この画質劣化の程度を示す表示に係る構成が異なる点を除いて、実施例1について上述したデジタルビデオカメラ1と同一に構成され、これにより以下の説明においては、図1及び図2の構成を流用して説明する。
ここでこの実施例では、ホストコントローラ4は、エンコーダ6から1つのピクチャー毎に検出されるIピクチャー、Pピクチャー、Bピクチャーの発生符号量Ik、Pk、Bkを取得し、この取得した発生符号量Ik、Pk、Bkを、量子化スケールの基準値QP INIT により符号化処理した場合の発生符号量に換算する。なおこの換算の処理は、符号化処理に供した量子化スケールQP Nを量子化スケールの基準値QP INIT により割り算して係数を求め、この係数で発生符号量Ik、Pk、Bkを乗算して求められる。
またホストコントローラ4は、このようにして換算した発生符号量により(1)及び(2)式の演算処理を実行して1GOPの発生符号量BIT GOP を計算し、この計算した発生符号量BIT GOP を画質劣化の程度を示すパラメータとして表示制御部8に通知する。
表示制御部8は、それぞれLPモード、SPモード、HQモードの上限ビットレートRATE LIMITに対応する位置にマークを表示し、このホストコントローラ4から通知される発生符号量BIT GOP によるバー表示により、画質劣化の程度を表示する。
これによりこの実施例では、例えばSPモードにより撮像結果を記録している場合、SPモードのマークをバー表示が越える場合に、画質が劣化していることが判り、またこのマークを越える量が大きい場合程、画質劣化の程度が大きいことが示される。またこれとは逆に不必要に高画質により録画していることを示すことができ、これらにより適切に録画モードを設定することができる。
この実施例によれば、各記録モードの上限ビットレートに対応する位置にマークを設定して画質劣化の程度をバー表示することにより、ユーザーにおいては、各マークの対比により何れの記録モードを選択すればよいのかを適切に判断することができ、その分、一段と使い勝手を向上することができる。
図7は、本発明の実施例4に係るデジタルビデオカメラに適用される表示部9の表示を示す平面図である。この実施例に係るデジタルビデオカメラは、この表示部9の表示に係る構成が異なる点を除いて、実施例1〜3について上述したデジタルビデオカメラと同一に構成され、これにより以下の説明においては、図1及び図2の構成を流用して説明する。
この実施例では、モニタ画像を表示し、このモニタ画像の表示画面、右下隅に、実施例2、3について上述した画質劣化の程度を示すバー表示B1が形成される。さらに現在の記録モードに係る上限ビットレートに係る上限値に、パラメータにより検出される発生符号量が一定値以上接近すると、テキストによる警告B2を表示する。なおここでこの図7の例では、発生符号量が上限値に接近して余裕が少なくなってきたことを示すテキストによりこの警告B2が形成さているものの、この警告B2にあっては、図8に示すように、ユーザーに注意を促す各種の記号、マークを広く適用することができ、またバー表示を省略してこのような警告だけ表示するようにしてもよい。
この実施例によれば、データ圧縮処理による画質劣化の程度を検出して警告を発することにより、撮影中に、現在の記録モードによる画質を簡易に確認することができる。
またこの警告が、モニタ画像を表示する表示部を介した警告であることにより、簡易かつ確実に、画質劣化をユーザーに通知することができる。
この実施例に係るデジタルビデオカメラは、実施例3について上述した構成において、画質劣化の程度を示すパラメータが、記録モードにおける上限ビットレートを越える頻度、大きさを集計し、この集計結果を一定の判定基準値により判定し、これにより現在の画質劣化の程度をこの判定基準値により判定する。またこの判定結果により、高画質側の記録モードへの切り換えを指示するメッージを表示部9で表示する。
また画質劣化の程度を示すパラメータが、現在の記録モードより画質の低い記録モードの上限ビットレートに対応するしきい値以下となる頻度、大きさを集計し、この集計結果を同様の判定基準値により判定する。またこの判定結果により、低画質側の記録モードへの切り換えを指示するメッセージを表示部9で表示する。なおここでこの画質の低い記録モードの上限ビットレートに対応するしきい値にあっては、現在の記録モードにおける量子化スケールの基準値QP INIT に対する、この画質の低い記録モードにおける量子化スケールの基準値QP INIT により、画質の低い記録モードの上限ビットレートに対応する発生符号量を補正して設定される。
なおこの場合に、記録モードを切り換えた場合の、記録媒体2の残り容量による記録可能時間を併せて計算して表示するようにしてもよい。またこのような集計結果を判定する判定基準値、しきい値をユーザーによる設定により可変するようにしてもよい。
この実施例のように、画質の劣化の程度を示すパラメータにより警告を発するようにして、この警告を記録モードの切り換えの指示に設定することにより、一段とユーザーの使い勝手を向上することができる。
なお上述の実施例においては、単にアナログ回転指針式メータの表示により、又はバー表示により、画質劣化の程度を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの表示に色彩を設定するようにしてもよい。なおこの場合、アナログ回転指針式メータの表示において、文字板に相当する表示個所、又は目盛りに相当する表示個所を、上限ビットレートを越える範囲で赤色に設定する場合等が考えられる。またバー表示の場合では、現在の上限ビットレートを越えた場合に、バー表示の色彩を青色から赤色に切り換える場合等が考えられる。
また上述の実施例においては、アナログ量により画質劣化の程度を表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、赤色、青色、黄色等によるマークの選択的な点灯により画質の劣化を表示するようにしてもよい。なおこの場合、例えば上限ビットレートに接近した場合に、黄色のマークを点灯させ、上限ビットレートを越えた場合に、赤色マークを点灯させ、これら以外の場合には、青色のマークを点灯させる場合が考えられる。
また上述の実施例においては、発生符号量を上限ビットレートにより制限したVBR方式により、撮像結果をデータ圧縮する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CBRにより撮像結果をデータ圧縮する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、本発明をデジタルビデオカメラに適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の撮像装置で撮像結果を取得して記録する場合に広く適用することができる。
本発明は、動画記録装置、動画記録方法に関し、例えばデジタルビデオカメラに適用することができる。
本発明の実施例1に係るデジタルビデオカメラを示すブロック図である。 図1のデジタルビデオカメラに適用されるエンコーダを部分的に示すブロック図である。 図1のデジタルビデオカメラにおける符号化処理の説明に供する特性曲線図である。 図1のデジタルビデオカメラにおける画質劣化の程度を示す表示の平面図である。 本発明の実施例2に係るデジタルビデオカメラにおける画質劣化の程度を示す表示の平面図である。 本発明の実施例3に係るデジタルビデオカメラにおける画質劣化の程度を示す表示の平面図である。 本発明の実施例4に係るデジタルビデオカメラにおける画質劣化の程度を示す表示の平面図である。 本発明の他の実施例に係るデジタルビデオカメラにおける画質劣化の程度を示す表示の平面図である。
符号の説明
1……デジタルビデオカメラ、2……記録媒体、4……ホストコントローラ、5……撮像部、6……エンコーダ、7……記録再生部、8……表示制御部、9……表示部

Claims (5)

  1. 動画を記録媒体に記録する動画記録装置において
    被写体を撮影して前記動画によるビデオデータを取得するビデオデータ取得部と、
    前記ビデオデータ取得部で取得した前記ビデオデータによる動画のモニタ画像を表示する表示部と、
    前記ビデオデータ取得部で取得した前記ビデオデータをデータ圧縮処理して符号化データを出力するデータ圧縮部と、
    前記符号化データを前記記録媒体に記録する記録部と、
    ユーザーによる記録モードの指示により、該記録モードに対応するように前記データ圧縮処理のデータ圧縮率を切り換える制御部と、
    前記データ圧縮処理による画質の劣化の程度を示すパラメータを検出するパラメータ検出部とを備え、
    前記表示部は、
    前記パラメータに基づいて、前記画質の劣化の程度を示す表示を、前記モニタ画像と共に表示し、
    前記データ圧縮部は、
    前記制御部により指示される上限ビットレートと前記符号化データの発生符号量との比較により、量子化スケールを可変することにより、前記上限ビットレートを越えない範囲で、前記ビデオデータに応じて発生符号量を可変し、
    前記上限ビットレートの切り換えにより、前記記録モードに対応するように前記データ圧縮率を切り換え、
    前記表示部は、
    前記発生符号量により前記パラメータを取得し、
    前記上限ビットレートに対応する位置にマークを設定した、前記パラメータに応じたアナログ量の表示により、前記画質の劣化の程度を表示し、
    前記制御部は、
    複数の記録モードからの選択により、ユーザーによる記録モードの指示を受け付け、
    前記表示部は、
    他の記録モードにおける前記上限ビットレートに対応する位置に、さらにマークを設定して表示する
    動画記録装置。
  2. 前記データ圧縮部は、
    1つのピクチャー毎に発生符号量を検出して前記量子化スケールを可変し、
    前記パラメータに係る発生符号量が、前記1つのピクチャー毎の発生符号量である
    請求項1に記載の動画記録装置。
  3. 前記データ圧縮部は、
    1つのピクチャー毎に発生符号量を検出し、
    該検出結果により1GOPの発生符号量を検出し、
    前記1GOPの発生符号量と上限ビットレートとの比較により、前記制御部により指示される上限ビットレートと前記符号化データの発生符号量とを比較し、
    前記パラメータに係る発生符号量が、前記1GOPの発生符号量である
    請求項1に記載の動画記録装置。
  4. 前記アナログ量の表示が、
    前記パラメータの増大により基準位置からの長さが長くなるバー表示である
    請求項1に記載の動画記録装置。
  5. 動画を記録媒体に記録する動画記録方法において
    被写体を撮影して前記動画によるビデオデータを取得するビデオデータ取得ステップと、
    前記ビデオデータ取得ステップで取得した前記ビデオデータによる動画のモニタ画像を表示する表示ステップと、
    前記ビデオデータ取得ステップで取得した前記ビデオデータをデータ圧縮処理して符号化データを出力するデータ圧縮ステップと、
    前記符号化データを前記記録媒体に記録する記録ステップと、
    ユーザーによる記録モードの指示により、該記録モードに対応するように前記データ圧縮処理のデータ圧縮率を切り換える制御ステップと、
    前記データ圧縮処理による画質の劣化の程度を示すパラメータを検出するパラメータ検出ステップとを有し、
    前記表示ステップでは、
    前記パラメータに基づいて、前記画質の劣化の程度を示す表示を、前記モニタ画像と共に表示し、
    前記データ圧縮ステップでは、
    前記制御ステップにて指示される上限ビットレートと前記符号化データの発生符号量との比較により、量子化スケールを可変することにより、前記上限ビットレートを越えない範囲で、前記ビデオデータに応じて発生符号量を可変し、
    前記上限ビットレートの切り換えにより、前記記録モードに対応するように前記データ圧縮率を切り換え、
    前記表示ステップでは、
    前記発生符号量により前記パラメータを取得し、
    前記上限ビットレートに対応する位置にマークを設定した、前記パラメータに応じたアナログ量の表示により、前記画質の劣化の程度を表示し、
    前記制御ステップでは、
    複数の記録モードからの選択により、ユーザーによる記録モードの指示を受け付け、
    前記表示ステップでは、
    他の記録モードにおける前記上限ビットレートに対応する位置に、さらにマークを設定して表示する
    動画記録方法。
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