JP2013179377A - 品質劣化通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ操作を介することなく品質障害発生時における品質劣化の原因および発生箇所をリアルタイムに特定する。
【解決手段】外部ネットワーク2における通信の品質情報を生成する品質情報生成部と、品質情報生成部により生成された宅外ネットワーク品質情報を出力する品質情報送信部とを有するホームゲートウェイ装置3と、品質情報送信部から出力された宅外ネットワーク品質情報を受信する品質情報受信部と、ホームネットワーク4における通信の品質情報を生成する品質情報生成部と、品質情報受信部が受信した宅外ネットワーク品質情報、および品質情報生成部が生成した宅内ネットワーク品質情報を参照して品質劣化が発生しているか判定し、品質劣化が発生していた場合に品質劣化の発生箇所を特定する品質情報判断部と、品質劣化の発生および発生箇所を通知する品質情報表示部とを有する映像受信端末5とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ネットワークを経由して映像音声データをパケットにより伝達する配信サービスにおいて、通信による品質劣化を検知して通知するシステムに関するものである。
従来より、IPTVサービスやVoIPなどのような、ネットワークを経由して音声情報や映像情報をパケットにより伝達するサービスを利用する場合、受信信号の品質が劣化する場合があった。この対策として、特許文献1にはネットワーク内の伝送において品質劣化が発生した際に、障害原因を特定して通知する方法が提案されている。
具体的には、ユーザが品質劣化を感じた時点で直ちに障害原因の測定を開始できるように、障害原因を特定するためのボタンをユーザ端末にディスプレイ表示しており、ユーザが品質劣化を感知したときに当該ボタンをマウスなどでクリックすることにより、測定対象装置に向けて品質測定パケットを配信する。品質測定パケットにより測定された品質値をあらかじめ決められている閾値と比較し、その区間において障害が発生しているかを判定し、障害原因をユーザへ通知する。
特開2002−51041号公報 特開2009−273031号公報
しかしながら、上述した特許文献1の通知方法では、映像音声情報サービスを受けているユーザが、品質劣化を感知した際にボタン操作を実施することによりその原因探索を開始するため、ネットワーク品質の劣化が継続している場合にのみ原因調査が可能であり、ネットワーク品質が劣化した状況と異なる場合には障害発生時のネットワーク品質を確認することができず、真の品質劣化発生箇所を特定することができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの手を介することなく品質障害発生時における品質劣化の原因および発生箇所をリアルタイムに特定することができる品質劣化通知システムを提供することを目的とする。
この発明は、宅外ネットワークに接続された配信サーバから配信される映像音声データを、宅外ネットワークと宅内ネットワークを接続するゲートウェイ装置を経由して宅内ネットワークに接続された受信端末へ伝送する通信システムにおける品質劣化を検知し、通知する品質劣化通知システムにおいて、ゲートウェイ装置は、宅外ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅外品質情報生成部と、宅外品質情報生成部により生成された宅外ネットワーク品質情報を出力する品質情報送信部とを備え、受信端末は、品質情報送信部から出力された宅外ネットワーク品質情報を受信する品質情報受信部と、宅内ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅内品質情報生成部と、品質情報受信部が受信した宅外ネットワーク品質情報、および宅内品質情報生成部が生成した宅内ネットワーク品質情報を参照して品質劣化が発生しているか判定し、品質劣化が発生していた場合に品質劣化の発生箇所を特定する品質情報判断部と、品質劣化の発生および発生箇所を通知する品質情報表示部とを備えるように構成したものである。
この発明によれば、宅外ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅外品質情報生成部と、宅外品質情報生成部により生成された宅外ネットワーク品質情報を出力する品質情報送信部とを有するホームゲートウェイ装置と、品質情報送信部から出力された宅外ネットワーク品質情報を受信する品質情報受信部と、宅内ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅内品質情報生成部と、品質情報受信部が受信した宅外ネットワーク品質情報、および宅内品質情報生成部が生成した宅内ネットワーク品質情報を参照して品質劣化が発生しているか判定し、品質劣化が発生していた場合に品質劣化の発生箇所を特定する品質情報判断部と、品質劣化の発生および発生箇所を通知する品質情報表示部とを有する受信端末とを備えるように構成したので、ユーザの手を介することなく品質障害発生時における品質劣化の原因および発生箇所をリアルタイムに特定することができる。
実施の形態1による品質劣化通知システムの構成を示す図である。 実施の形態1による映像配信サーバの構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるホームゲートウェイ装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1による映像受信端末の構成を示すブロック図である。 実施の形態1による通信劣化通知システムにおけるIPパケットの構成例を示す図である。 実施の形態1による品質劣化通知システムの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2による映像配信サーバの構成を示すブロック図である。 実施の形態2による映像配信サーバの係数データベースの一例を示す図である。 実施の形態2による映像受信端末の構成を示すブロック図である。 実施の形態2による品質劣化通知システムの動作を示すシーケンス図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による品質劣化通知システムの構成を示す図である。
この品質劣化通知システムは、映像配信サーバ1、外部ネットワーク(宅外ネットワーク)2、ホームゲートウェイ装置3、ホームネットワーク(宅内ネットワーク)4、映像受信端末(受信端末)5およびテレビ6で構成されている。なお、ホームゲートウェイ装置3、映像受信端末5およびテレビ6は宅内に設置されている。この品質劣化通知システムでは、映像配信サーバ1から映像受信端末5に対してコンテンツである映像ストリームを配信するサービスが行われ、映像ストリームの品質をホームゲートウェイ装置3および映像受信端末5が有する品質情報生成部(詳細は後述する)で監視している。
映像配信サーバ1は、外部ネットワーク2を介してホームゲートウェイ装置3と接続されている。ホームゲートウェイ装置3は、光ファイバや電話回線を通じて、外部ネットワーク2に接続され、外部ネットワーク2とホームネットワーク4間のパケットを転送する。映像受信端末5は宅内のネットワークであるホームネットワーク4を介してホームゲートウェイ装置3と接続されている。テレビ6は、映像入出力インターフェース(図示せず)を介して映像受信端末5と接続されている。またテレビ6は、映像受信端末5から入力される映像ストリームを表示する。
図2は、実施の形態1による映像配信サーバの構成を示すブロック図である。映像配信サーバ1は、映像ストレージ11、ストリーム出力管理部12、パケット転送部13および外部ネットワーク側通信部14で構成されている。
映像ストレージ11は、映像ストリームを蓄積しており、ストリーム出力管理部12が当該映像ストレージ11から映像ストリームを読み出し、パケット転送部13に出力する。パケット転送部13は受け取った映像ストリームを外部ネットワーク側通信部14に出力する。外部ネットワーク側通信部14は外部ネットワーク2を介してホームゲートウェイ装置3に映像ストリームを送信する。
図3は、実施の形態1によるホームゲートウェイ装置の構成を示すブロック図である。ホームゲートウェイ装置3は、外部ネットワーク側通信部31、パケット転送部32、ホームネットワーク側通信部33、品質情報生成部(宅外品質情報生成部)34および品質情報送信部35で構成されている。
外部ネットワーク側通信部31は、外部ネットワーク2を介して映像配信サーバ1が配信する映像ストリームを受信し、受信した映像ストリームをパケット転送部32に出力する。パケット転送部32は、受信した映像ストリームをホームネットワーク側通信部33および品質情報生成部34に出力する。なお、パケット転送部32は、受信した映像ストリームのパケットのIPデスティネーションアドレスを参照し、映像受信端末5が受信するパケットを特定する。ホームネットワーク側通信部33は、受信した映像ストリームをホームネットワーク4を介して映像受信端末5へ送信する。
品質情報生成部34は、IPパケットキャプチャ部34a、IPパケット解析部34bおよび品質情報記憶部34cで構成され、パケット転送部32から入力された映像ストリームから品質情報を抽出する。品質情報生成部34の詳細な構成は後述する。品質情報送信部35は、品質情報生成部34において抽出された品質情報を、例えば品質測定区間(この実施の形態1では、1秒間隔)毎に、パケット転送部32、ホームネットワーク側通信部33およびホームネットワーク4を介して映像受信端末5の品質情報受信部54に送信する。
図4は、実施の形態1による映像受信端末の構成を示すブロック図である。
映像受信端末5は、通信部51、デコーダ52、映像出力制御部53、品質情報受信部54、品質情報生成部(宅内品質情報生成部)55、品質情報判断部56および品質情報表示部57で構成されている。
通信部51は、ホームネットワーク4を介してホームゲートウェイ装置3から映像ストリームを受信し、デコーダ52へ出力する。デコーダ52は、入力された映像ストリームをデコードして映像出力制御部53に出力する。映像出力制御部53は、映像入出力インタフェースを介してテレビ6は映像を出力する。品質情報受信部54は、ネットワークを介してホームゲートウェイ装置3から入力された品質情報を受信し、品質情報判断部56に出力する。
品質情報生成部55は、IPパケットキャプチャ部55a、IPパケット解析部55bおよび品質情報記憶部55cで構成され、通信部51から入力された映像ストリームから品質情報を抽出する。品質情報生成部55の詳細な構成は後述する。
品質情報判断部56は、ホームゲートウェイ装置3から送信された品質情報と自端末内の品質情報生成部55において生成した品質情報とを参照し、品質劣化の目安となる閾値を越えて品質の劣化が発生しているか判断する。このとき、品質情報生成部34,55から送信された品質情報は映像ストリームの同一区間のものとする。さらに品質情報判断部56は、品質劣化を判定するためにどのような品質情報が必要かを、品質劣化要因毎に予め記憶しており、当該品質劣化要因に合致した品質情報を送信するようにホームゲートウェイ装置3に要求する。ホームゲートウェイ装置3の品質情報送信部35は、映像受信端末5の品質情報判断部56の要求に応じて、必要な品質情報を映像受信端末5に送信する。
また、品質情報判断部56は、TSヘッダに記述されたPIDから映像、音声、およびその他の情報の識別が可能であり、PID毎に映像と音声のTSパケット損失の有無を判断することができる。さらに、品質測定区間内に受信した最初のパケットのRTPシーケンス番号およびタイムスタンプと、品質測定区間内に受信した最後のパケットのRTPシーケンス番号およびタイムスタンプと、損失したTSパケットのCCの番号と、このTSパケットを含むIPパケットのRTPシーケンス番号とタイムスタンプとを、ホームゲートウェイ装置3内の品質情報生成部34から取得した品質情報と自端末内の品質情報生成部55にて生成した品質情報とを比較することにより、ホームネットワーク4内で損失したものかを明確にするために利用することができる。品質情報表示部57は、品質情報判断部56から入力される判定結果に基づき、品質劣化の発生通知や発生箇所の通知などをユーザに対して行う。
次に、品質情報生成部34,55の詳細について説明する。なお、ホームゲートウェイ装置3の品質情報生成部34と映像受信端末5の品質情報生成部55は同一の機能を有しているため、機能説明はまとめて行う。
品質情報生成部34,55は、IPパケットキャプチャ部34a,55a、IPパケット解析部34b,55bおよび品質情報記憶部34c,55cで構成されている。
IPパケットキャプチャ部34a,55aは、IPパケットを受信し、IPパケット解析部34b,55bに出力する。
図5は、実施の形態1による品質劣化通知システムにおけるIPパケットの構成例を示す図である。
IPパケット100は、IPヘッダ101、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ102、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダ103、TS(Transport Stream)ヘッダ104、PES(Packetized Elementary Streams)ヘッダ105、映像信号や音声信号が符号化されパケット化されたES(Elementary Stream)106などで構成されている。また、TSパケット107は、TSヘッダ104、PESヘッダ105およびES106で構成されている。
IPパケット解析部34b,55bは、入力されたIPパケットから品質劣化の判定を行うために必要となる品質情報(RTPシーケンス番号に準ずる値、ソースアドレス、タイムスタンプ、パケットのゆらぎ情報、およびパケットの遅延情報など)を抽出し、品質情報記憶部34c,55cに出力する。品質情報記憶部34c,55cは、IPパケット解析部34b,55bが抽出した品質情報を格納する。
IPパケット解析部34bが抽出するデータの具体例としては、例えば、IPヘッダに記述されるIPソース(送信元)アドレスおよびIPデスティネーション(宛先)アドレス、TSヘッダに記述されるパケット識別子であるPID、損失したTSパケットに記述されるCC(Continuity counter)の番号、損失したIPパケットのRTPシーケンス番号、損失したIPパケットの前後のRTPシーケンス番号およびタイムスタンプ、品質測定区間(例えば、1秒間隔)に受信した最初のパケットのRTPシーケンス番号およびタイムスタンプ、品質測定区間に受信した最後のパケットのRTPシーケンス番号およびタイムスタンプ、パケット遅延時間などが挙げられる。
次に、図6を参照しながら、この品質劣化通知システムの動作について説明する。図6は、実施の形態1による品質劣化通知システムの動作を示すシーケンス図である。
映像配信サーバ1は、ホームゲートウェイ装置3に対して映像ストリームを配信する(ステップST1)。ホームゲートウェイ装置3のパケット転送部32は映像ストリームを受信し(ステップST2)、さらにこの映像ストリームを映像受信端末5に配信する(ステップST3)。
ホームゲートウェイ装置3の品質情報生成部34は、パケット転送部32から入力される映像ストリームを取得し、IPパケットキャプチャ部34aが当該映像ストリームからIPパケットを取得し、IPパケット解析部34bに出力する(ステップST4)。IPパケット解析部34bは、IPパケットから品質劣化判定を行うために必要となる品質情報を抽出し(ステップST5)、品質情報記憶部34cに格納する(ステップST6)。品質情報送信部35は、ステップST6において格納した品質情報を映像受信端末5に送信する(ステップST7)。
映像受信端末5は、ステップST3において配信された映像ストリームを受信し(ステップST8)、図6のシーケンスでは記載を省略しているが、デコーダ52においてデコードし、映像出力制御部53を介してテレビ6に出力する。一方、品質情報生成部55のIPパケットキャプチャ部55aはステップST8において受信した映像ストリームからIPパケットを取得し、IPパケット解析部55bに出力する(ステップST9)。IPパケット解析部55bは、IPパケットから品質劣化判定を行うために必要となる品質情報を抽出し(ステップST10)、品質情報記憶部55cに格納する(ステップST11)。
映像受信端末5の品質情報受信部54は、ステップST7においてホームゲートウェイ装置3から送信された品質情報を受信し、品質情報判断部56に出力する(ステップST12)。品質情報判断部56は、ステップST12において入力されたホームゲートウェイ装置3の品質情報と、品質情報記憶部55cから読み出した映像受信端末5の品質情報とが品質劣化の目安となる閾値を越えて品質の劣化が発生しているか判断する。品質劣化が発生している場合にはホームゲートウェイ装置3の品質情報と映像受信端末5の品質情報とを比較し、品質劣化が発生している箇所を特定し、これらの判定結果を品質情報表示部57に出力する(ステップST13)。品質情報表示部57は、ステップST13において入力された判定結果をユーザに通知する(ステップST14)。
以上のように、この実施の形態1によれば、品質情報生成部34において生成されたホームゲートウェイ装置3の品質情報と品質情報生成部55において生成された映像受信端末5の品質情報を参照して品質劣化の発生を判断する品質情報判断部56を設けるように構成したので、ユーザ宅内のネットワーク内で発生した通信障害についてユーザ操作を介さずにリアルタイムに検出することができる。
また、品質情報判断部56は、ホームゲートウェイ装置3の品質情報と映像受信端末5の品質情報とを比較して品質劣化の発生箇所を特定するように構成したので、通信障害が継続していない状況であった場合にも品質劣化の原因を調査することができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1ではネットワーク通信における品質劣化の発生を判断して通知する構成を示したが、この実施の形態2の品質劣化通知システムでは、ネットワークの通信品質以外の要因にて発生する品質劣化である、映像符号化時の品質劣化を通知する構成について示す。
図7は、実施の形態2による映像配信サーバの構成を示すブロック図である。この実施の形態2では、図2で示した実施の形態1の映像配信サーバ1に品質推定部15および係数データベース16を追加して設けている。なお、実施の形態1による映像配信サーバ1と同一の構成には図1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
品質推定部15は、映像受信端末5に送信する映像ストリームを映像ストレージ11から読み出し、IPパケット内に記述された映像符号化情報(量子化パラメータ)から符号化直後の品質(符号化品質)を推定し、符号化された際の品質劣化情報である符号化品質評価値を作成する。この符号化品質評価値は読み出した映像ストリームと合せて映像ストレージ11に蓄積する。ストリーム出力管理部12は、映像ストレージ11から映像ストレームおよび符号化品質評価値を読み出し、パケット転送部(送信部)13に出力する。パケット転送部13は受け取った映像ストリームを外部ネットワーク側通信部14に出力する。外部ネットワーク側通信部14は外部ネットワーク2を介してホームゲートウェイ装置3に映像ストリームを送信する。
符号化品質評価値は、例えば特許文献2に開示されている以下の式(1)で示す送信品質Vcを用いる。
特開2009−273031号公報(特許文献2)

Figure 2013179377

符号化直後の符号化品質を示す送信品質Vcは、量子化パラメータQPが大きくなると低下し、量子化パラメータQPが小さくなると上昇する。この特徴を利用して品質推定部15は式(1)により送信品質Vcを推定する。
図8は、実施の形態2による映像配信サーバの係数データベースの一例を示す図である。
係数データベース16は、映像配信サーバ1からユーザ端末である映像受信端末5に提供されるサービスの種別、送信される映像のフォーマット、映像受信端末5に送信された映像信号を符号化する際に用いるコーデック種別、および映像フォーマットに対応した係数v1,v2,v3の値で構成されている。品質推定部15は、当該係数データベース16を参照して、送信品質Vcを算出するための係数v1,v2,v3の値を取得する。
また、係数データベース16を構成するサービス種別としては、例えばIPTV、TV電話、VoD(Video On Demand)などが挙げられる。また、映像フォーマットとしては、例えばHD(High Definition)、SD(Standard Definition)、VGA(Video Graphics Array)、QCIF(Quarter Common Intermediate Format)などがある。コーデック種別としては、例えばH.264、H.261、MPEG2、MPEG4などがある。
図9は、この発明の実施の形態2による映像受信端末の構成を示すブロック図である。この実施の形態2の映像受信端末5では、図4で示した実施の形態1の映像受信端末5に符号化品質評価値受信部58を追加して設けている。なお、実施の形態1による映像受信端末5と同一の構成には図4で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
符号化品質評価値受信部58は、映像配信サーバ1の品質推定部15において算出された符号化時の品質劣化情報である符号化品質評価値を受信し、品質情報判断部56に出力する。品質情報判断部56は、実施の形態1において示した処理に加え、符号化品質評価値受信部58から入力された符号化品質評価値が品質劣化の目安となる閾値を越えているか否か判定する。ここで符号化品質評価値が所定の閾値を越えている場合には、映像の劣化がネットワークの通信障害によるものではなく映像配信元の符号化による劣化であると判断することができる。品質情報表示部57は、品質情報判断部56から入力される判定結果に基づき、品質劣化の通知をユーザに対して行う。
次に、図10を参照しながら、品質劣化通知システムにおける符号化時の品質劣化検知・通知動作について説明する。図10は、この実施の形態2による品質劣化通知システムの動作を示すシーケンス図である。
映像配信サーバ1の品質推定部15は、係数データベース16を参照して映像受信端末5に送信すべき映像ストリームの符号化品質評価値を作成し、映像ストリームと共に映像ストレージ11に蓄積する(ステップST21)。映像配信サーバ1は映像ストリームとステップST21において作成した符号化品質評価値を、外部ネットワーク2を介してホームゲートウェイ装置3に配信する(ステップST22)。ホームゲートウェイ装置3は、ステップST22において配信された映像ストリームおよび符号化品質評価値をホームネットワーク4を介して映像受信端末5に転送する(ステップST23)。
ステップST23において映像受信端末5に配信された映像ストリームはデコーダ52においてデコードされ、映像出力制御部53を介してテレビ6に出力される(シーケンス記載は省略)。一方、符号化品質評価値受信部58はステップST23において配信された符号化品質評価値を受信し、品質情報判断部56に出力する(ステップST24)。品質情報判断部56は、ステップST24において入力された符号化品質評価値が、品質劣化の目安となる閾値を越えているか否か判定し、閾値を越えている場合には符号化による品質劣化である旨を品質情報表示部57に出力する(ステップST25)。品質情報表示部57は、符号化による品質劣化の発生をユーザに通知する(ステップST26)。
以上のように、この実施の形態2によれば、品質評価値を作成する品質推定部15を備え、映像受信端末5が当該符号化品質評価値が所定の閾値を越えているか判定し、超えている場合には符号化による品質劣化であると判断する品質情報判断部56を備えるように構成したので、符号化処理において発生した品質劣化についてもユーザに通知することができる。さらに、ネットワーク内において発生した品質劣化と、符号化処理において発生した品質劣化とを区別してユーザに通知することができる。
1 映像配信サーバ、2 外部ネットワーク、3 ホームゲートウェイ装置、4 ホームネットワーク、5 映像受信端末、6 テレビ、11 映像ストレージ、12 ストリーム出力管理部、13,32 パケット転送部、14,31 外部ネットワーク側通信部、15 品質推定部、16 係数データベース、33 ホームネットワーク側通信部、34,55 品質情報生成部、34a,55a IPパケットキャプチャ部、34b,55b IPパケット解析部、34c,55c 品質情報記憶部、35 品質情報送信部、51 通信部、52 デコーダ、53 映像出力制御部、54 品質情報受信部、56 品質情報判断部、57 品質情報表示部、58 符号化品質評価値受信部。

Claims (2)

  1. 宅外ネットワークに接続された配信サーバから配信される映像音声データを、前記宅外ネットワークと宅内ネットワークを接続するゲートウェイ装置を経由して前記宅内ネットワークに接続された受信端末へ伝送する通信システムにおける品質劣化を検知し、通知する品質劣化通知システムにおいて、
    前記ゲートウェイ装置は、前記宅外ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅外品質情報生成部と、前記宅外品質情報生成部により生成された宅外ネットワーク品質情報を出力する品質情報送信部とを備え、
    前記受信端末は、前記品質情報送信部から出力された前記宅外ネットワーク品質情報を受信する品質情報受信部と、前記宅内ネットワークにおける通信の品質情報を生成する宅内品質情報生成部と、前記品質情報受信部が受信した宅外ネットワーク品質情報、および前記宅内品質情報生成部が生成した宅内ネットワーク品質情報を参照して品質劣化が発生しているか判定し、品質劣化が発生していた場合に前記品質劣化の発生箇所を特定する品質情報判断部と、前記品質劣化の発生および発生箇所を通知する品質情報表示部とを備えることを特徴とする品質劣化通知システム。
  2. 前記配信サーバは、映像音声データの符号化における品質劣化を推定した品質評価値を生成する品質推定部と、前記品質評価値を前記映像音声データと合せて出力する送信部とを備え、
    前記受信端末は、前記品質評価値を受信する評価値受信部を備え、前記品質情報判断部は、前記評価値受信部が受信した品質評価値を参照して品質劣化が発生しているか判定し、品質劣化が発生していると判定された場合には、前記品質情報表示部により映像音声データの符号化において品質劣化が発生した旨を通知することを特徴とする請求項1記載の品質劣化通知システム。
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