JP4560661B2 - 座面高さの調整可能なリフター機構を備える車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、座者の視点高さを調整し、座り心地を調整するに、座面高さを上下に調整可能なリフター機構を備える車両用シートに関するものである。
車両用シートにおいては、シートクッションの下部に組み付けられる左右の上部フレームと、車体フロアより所定の高さ位置に組み付けられる左右の下部フレームとを備え、上下の相対するフレーム相互を左右対の前後リンクで各々軸承連結すると共に、前後リンクの左右相互を連結シャフトで一体に組み立てることから、モータ駆動またはノブ操作により、座面高さを前後リンクで上下に調整可能なリフター機構を備えるものがある。
そのシートクッションとしては、上述した前後いずれか一方または双方の連結シャフトを上部フレームに取り付けて左右の上部フレームと四辺形に枠組する前後のフレーム部とするべく、リンクの上端側を上部フレームに軸承枢着する支軸により、連結シャフトを上部フレームの間に架設すると共に、複数本のスプリングを前後のフレーム間に張設し、クッションパッドをスプリングで下部側から支持するよう構成することが提案されている(特許文献1)。
そのシートクッションにおいては、前部フレームとの間に張設するスプリングのバネ端を上部フレームと枠組する連結シャフトに直付けすると、座面高さの調整に伴う連結シャフトの回動により、スプリングがバネ端から連結シャフトの軸線上に巻き付くことによるスプリングの捩れや変形の発生する虞れがある。
このため、図8で示すように丸軸部材として丸パイプを上部フレームと枠組する連結シャフトJとして備えると共に、前部フレームFとの間に張設するスプリングSのバネ端を掛け止めるS字状のリテーナRを備え、リテーナRの片輪側rを連結シャフトJの軸線上に嵌め合せ、且つ、リテーナRの他輪側rをスプリングSのバネ端に掛け止めることから、連結シャフトJとリテーナRとの相対的な回動を許容するよう構成されている。
その車両用シートでは、スプリングSをリテーナRで一点支持するものであるから、座者の荷重が加わると、図9で示すようにスプリングSの撓みに伴ってリテーナRも斜め下方に揺動することになる。このため、スプリングをバネ端で連結シャフトに直付けする場合と比べると、スプリングSがリテーナRの片輪側分だけ下方に撓むことになるので、クッション性の劣るものとなる。
それに加えて、リテーナRとしてS字状のものが備え付けられているため、座者の荷重が度重ね加わるに伴って、リテーナが全体的にスプリングで引っ張られてS字の伸びる方向に徐々に変形する虞れもある。
特開2002−142908号
本発明の解決しようとする課題は、上下フレームを左右対の前後リンクで軸承連結し、リンクの左右相互を連結シャフトで一体に組み立て、座面高さを上下に調整可能なリフター機構を備え、リンクの上端側を上部フレームの板面に枢着する支軸により、丸軸部材でなる連結シャフトを上部フレームと枠組するフレーム部として架設し、バネ端をリテーナに掛け止めてスプリングを前後のフレーム間に張設するもので、座面高さの調整に伴って、連結シャフトとリテーナとの相対的な回動を許容し、且つ、スプリングのバネ端を連結シャフトに直付けする場合と同等のバネ力によりクッション性を良好なものに保てる車両用シートを構成するところにある。
それと共に、スプリングのバネ端をリテーナに安定よく掛け止められ、また、スプリングからの引張りによるリテーナの変形も防げることから、クッション性を良好なものに保てる車両用シートを構成するところにある。
本発明の請求項1は、左右の上部フレームと、左右の下部フレームとを備え、上下の相対するフレーム相互を左右対の前後リンクで各々軸承連結し、その前後リンクの左右相互を連結シャフトで一体に組み立てたフレーム構造により、座面高さを上下に調整可能なリフター機構を備えると共に、
前後いずれか一方または双方の連結シャフトとして丸軸部材を備え、左右リンクの上端側を上部フレームの板面に軸承枢着する支軸により、該連結シャフトを上部フレームと四辺形に枠組するフレーム部として架設し、更に、該連結シャフトと相対的に回動可能なリテーナを連結シャフトの軸線上に備え、バネ端をリテーナに掛け止めてクッションパッドを支持する複数本のスプリングを前後のフレーム間に張設する車両用シートにおいて、
丸軸部材でなる連結シャフトの軸線上に嵌り合う下向きU字状の掛止め部と、掛止め部の開口端より離間方向外方に張り出す前後のバネ受け部とを有するリテーナと、略コの字状に軸曲げされたバネ端を有するスプリングとを備え、
リテーナを連結シャフトの軸線上に掛止め部で相対的に回動可能に取り付け、前後の軸線部分を各バネ受け部に係合させてスプリングのバネ端をリテーナに掛け止めたことを特徴とする。
本発明の請求項2は、短冊状の金属平板から折曲げ形成し、フレーム枠組の内方に張り出すバネ受け部として掛止め部の片端縁より直角に折れ曲がる平板片を設けると共に、フレーム枠組の外方に張り出すバネ受け部として掛止め部の他端縁よりL字状に折れ曲がる立上り片を設けたリテーナを備え付けてなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る座面高さの調整可能なリフター機構を備える車両用シートでは、丸軸部材でなる連結シャフトの軸線上に嵌り合う下向きU字状の掛止め部を有するリテーナを備え、そのリテーナを連結シャフトの軸線上に掛止め部で相対的に回動可能に取り付けるため、連結シャフトが座面高さの調整に伴って回動しても、リテーナが略姿勢を変えないため、スプリングが連結シャフトの軸線上に巻き付くのを防げる。
それと共に、リテーナの掛止め部を略コの字内に受け入れ、且つ、前後の軸線部分を各バネ受け部に係合し、リテーナの掛止め部を下向きU字形に保ってスプリングのバネ端をリテーナに掛け止められるため、スプリングをバネ端で連結シャフトに直付けする場合と同等の有効長さを有するスプリングスプリングとして備え付けられる。
座者の荷重が加わり、スプリングが撓むことから、リテーナのバネ受け部とフレームの枠組内で係合するスプリングの軸線部分よりリテーナをフレームの枠組回転させようとする力が作用しても、リテーナのバネ受け部とフレームの枠組外で係合するスプリングの軸線部分より反力が作用し、換言すれば、リテーナの掛止め部をスプリングの軸線部分で前後より挟み込むことによる捩りトルクが作用することから、リテーナは略姿勢を変えない。
これにより、スプリングをバネ端で連結シャフトに直付けする場合と同等となり、スプリング自体の有効長さが長いことと、リテーナがスプリングで引っ張られることによる変形を生じないことから、車両用シートとしてクッション性を良好なものに保てる。
本発明の請求項2に係る座面高さの調整可能なリフター機構を備える車両用シートでは、短冊状の金属平板から折曲げ形成したリテーナを備え、フレームの枠組内方に向かうスプリングの軸線側を掛止め部の端縁より直角に折れ曲がる平板片のバネ受け部で係止すると共に、フレームの枠組外方に伸びるスプリングの軸線部分を掛止め部の端縁よりL字状に折れ曲がる立上り片のバネ受け部で係止するため、スプリングを連結シャフトに直付けする場合と同様にバネ端を安定よく容易に掛け止められる。
図1は、シートクッションのフレーム構造を示す説明図である。このクッションフレームは、シートクッションの下部に組み付けられる左右の上部フレーム1a,1bと、車体フロアより所定の高さ位置に組み付けられる左右の下部フレーム2a,2bと、上部フレーム1a,1bの後部間に亘る連結シャフト3と、上部フレーム1a,1bの前部間に掛渡し固定するパンフレーム4とを骨組として組み立てられている。
上部フレーム1a,1bと下部フレーム2a,2bとは、図2で示す(片側のみ図示)ように左右対の前後リンク5,6(7,8:図1参照)で軸承連結されている。各リンク5,6の下端側は、下部フレーム2aに設置された立付けブラケット50,60と支軸51,61で枢着されている。後リンク6は前リンク5より相対的に長く伸びて略くの字状に屈曲したのものでなり、その屈曲部が上部フレーム1aの板面と支軸52,62で枢着されている。このリンク5,6の左右相互は、連結シャフト53,3で一体に組み立てられている。
前後双方の連結シャフト53,3としては、丸パイプで形成したものが備え付けられている。このうち、後部側の連結シャフト3は、リンク6の上端側を上部フレーム1aの板面に挿通する支軸62を軸受け63で枢着することから、上述したように上部フレーム1a,1bと前部フレーム4とにより四辺形に枠組するフレーム部として架設されている。なお、下部フレーム部2a,2bはスライドレールのアッパーレールを兼ねて車体フロアに設置されるロアレール9a,9bでスライド可能に支持されている。
上述したリンク5,6、7,8をベースに、リフター機構10が組み付けられている。そのリフター機構10は、上部フレーム2aの板面より内側に挿通させる回転軸を持って外側に備え付けられるダイヤル型の操作ノブ10aと、操作ノブ10aの回転軸と同軸上で上部フレーム2aの内側に取り付けられるピニオンギヤ10bと、ピニオンギヤ10bと噛み合って上部フレーム2aに支軸10cで回動自在に取り付けられる略扇形のセクタギヤ10dと、セクタギヤ10dと後側リンク6との間に支軸10c,10eで連結されるリンクロッド10fとから組み立てられている。
そのクッションフレームにおいては、図1並びに図3で示すようにジクザグバネでなる複数本のスプリング11が連結シャフト3とパンフレーム4の間に張設されている。連結シャフト3の軸線上には、複数のリテーナ12が連結シャフト3と相対的に回動可能に嵌着されている。スプリング11は、後端部をリテーナ12で掛け止めると共に、前端部をパンフレーム4の板面に設けた切起し環13で掛け止めることから略水平に張設されている。
各スプリング11の端部は、図3並びに図4で示すようにジクザグバネのバネ端として橋絡部分11aで連続する略平行の軸線部分11b,11cから略コの字状を呈するよう軸線曲げされている。
リテーナ12としては、短冊状の金属平板から折曲げ形成したものが備え付けられている。このリテーナ12は、丸パイプでなる連結シャフト3の軸線上に嵌り合う下向きU字状の掛止め部12aと、掛止め部12aの開口端より互いに離間する方向の前後外方に張り出す第1,第2のバネ受け部12b,12cとを有する。
第1のバネ受け部12bは、掛止め部12aの片端縁より直角に折れ曲がってフレーム枠組の内方に張り出す平板片として設けられている。第2のバネ受け部12cは、掛止め部12aの他端縁よりL字状に折れ曲がってフレーム枠組の外方に張り出す立上り片として設けられている。
スプリング11の後端部は、橋絡部分11aを介して軸線部分11b,11cを連結シャフト3の軸線上に嵌め合されたリテーナ12の各バネ受け部12b,12cに係合させることからリテーナ12に掛け止められる。これにより、リテーナ12は掛止め部12aを連結シャフト3の軸線上で下向きU字形に保ち、また、スプリング11はバネ端を連結シャフトに直付けする場合と同様に安定よく容易に掛け止められる。
このようなスプリング11の掛止め構造から、リテーナ12の掛止め部12aはスプリング11の軸線部分11a〜11cを連結シャフト3の下側に回し込める長さに形成すればよい。スプリング11は、図4で示すようにL字状のバネ受け部12cより外方に折れ曲がる軸端部分11dを設けてリバネ受け部12cの側端縁に掛け止めるとよい。これにより、スプリング11はバネ端をリテーナ12に確実に掛け止められる。
このように構成するリフター機構10を備える車両用シートでは、座面高さが低い状態に設定されると、図2で示すようにセクタギヤ10dが支軸10cを中心とする半径の大きいところでピニオンギヤ10bと噛み合い、リンクロッド10fがセクタギヤ10dで後に揺動されているため、前後のリンク5,6が後倒しに保たれている。
その座面高さが低い状態に設定されている状態から、操作ノブ10aを回転操作すると、ピニオンギヤ10bが回転し、セクタギヤ10dが支軸10cを中心とする半径の小さい方向に首振り回転することにより、リンクロッド10fが前方方向に引っ張られて移動する。これに伴って、後リンク6が枢軸ピン10eを支点として立ち上る方向に引っ張られると共に、前リンク5が立上り揺動することにより、図5で示すように座面高さが高く設定される。
後リンク6が枢軸ピン10eを支点として立上り揺動するに伴って、枢軸ピン10eで支持されている連結シャフト3が回転しても、スプリング11がリテーナ11に掛け止められているため、リテーナ12は連結シャフト3の軸線上で略動かず、図6で示すようにスプリング11の掛止め状態と同じ姿勢で掛止め部12aを下向きU字形に保つ。これにより、スプリングをバネ端で連結シャフトに直付けする場合と同等の有効長さを有するスプリングとして備え付けられる。
図7で示すように座者の荷重が加わり、スプリング11が撓むに伴って、リテーナ12のバネ受け部12bとフレームの枠組内で係合するスプリング11の軸線部分11bよりリテーナ12を回転させようとする力が作用しても、リテーナ12のバネ受け部12cとフレームの枠組外で係合するスプリング11の軸線部分11cより反力が作用する。
それは、リテーナ12の掛止め部12aをスプリング11の軸線部分11b、11cで前後より挟み込むことによる捩りトルクの如く作用するから、リテーナ12は略姿勢を変えない。このため、スプリングの撓みがスプリングをバネ端で連結シャフトに直付けする場合と同等となり、スプリングの有効長さが長く保てることと、リテーナ12がスプリング11で引っ張られることによる変形を生じないこともあり、車両用シートとしてクッション性を良好なものに保てる。
上述した実施の形態は、後部フレームを丸軸部材でなる連結シャフトにより枠組する場合に基づいて説明したが、リンクの左右相互を一体に組み立てる丸軸部材でなる連結シャフトを前部フレームとして枠組する場合、また、前後のフレーム部を丸軸部材でなる連結シャフトにより枠組する場合にも同様に適用できる。
本発明に係る座面高さ調整用のリフター機構を備える車両用シートのフレーム構造を示す斜視図である。 図1のフレーム構造をA視野で示す側面図である。 図1のフレーム構造を構成するスプリングの掛止め構造をB視野で示す側面図である。 図3のスプリングの掛止め構造を下部側から示す底面図である。 図2のフレーム構造を高位の設定状態で示す側面図である。 図3のスプリングの掛止め構造を含む図5のフレーム構造を示す側面図である。 図1のフレーム構造による着座状態を示す説明図である。 従来例に係る座面高さ調整用のリフター機構を備える車両用シートにおけるスプリングの掛止め構造を示す説明図である。 図8の車両用シートにおけるスプリングの掛止め構造による着座状態を示す説明図である。
符号の説明
1a,1b 上部フレーム
2a,2b 下部フレーム
3 連結シャフト(後部フレーム)
4 前部フレーム
5,7、6,8 左右対の前後リンク
10 リフター機構
11 スプリング
12 リテーナ
12a リテーナの掛止め部
12b、12c リテーナのバネ受け部

Claims (2)

  1. 左右の上部フレームと、左右の下部フレームとを備え、上下の相対するフレーム相互を左右対の前後リンクで各々軸承連結し、その前後リンクの左右相互を連結シャフトで一体に組み立てたフレーム構造により、座面高さを上下に調整可能なリフター機構を備えると共に、
    前後いずれか一方または双方の連結シャフトとして丸軸部材を備え、左右リンクの上端側を上部フレームの板面に軸承枢着する支軸により、該連結シャフトを上部フレームと四辺形に枠組するフレーム部として架設し、更に、該連結シャフトと相対的に回動可能なリテーナを連結シャフトの軸線上に備え、バネ端をリテーナに掛け止めてクッションパッドを支持する複数本のスプリングを前後のフレーム間に張設する車両用シートにおいて、
    丸軸部材でなる連結シャフトの軸線上に嵌り合う下向きU字状の掛止め部と、掛止め部の開口端より離間方向外方に張り出す前後のバネ受け部とを有するリテーナと、略コの字状に軸曲げされたバネ端を有するスプリングとを備え、
    リテーナを連結シャフトの軸線上に掛止め部で相対的に回動可能に取り付け、前後の軸線部分を各バネ受け部に係合させてスプリングのバネ端をリテーナに掛け止めたことを特徴とする座面高さの調整可能なリフター機構を備える車両用シート。
  2. 短冊状の金属平板から折曲げ形成し、フレーム枠組の内方に張り出すバネ受け部として掛止め部の片端縁より直角に折れ曲がる平板片を設けると共に、フレーム枠組の外方に張り出すバネ受け部として掛止め部の他端縁よりL字状に折れ曲がる立上り片を設けたリテーナを備え付けてなることを特徴とする請求項1に記載の座面高さの調整可能なリフター機構を備える車両用シート。
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