JP4559802B2 - セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法 - Google Patents

セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4559802B2
JP4559802B2 JP2004262756A JP2004262756A JP4559802B2 JP 4559802 B2 JP4559802 B2 JP 4559802B2 JP 2004262756 A JP2004262756 A JP 2004262756A JP 2004262756 A JP2004262756 A JP 2004262756A JP 4559802 B2 JP4559802 B2 JP 4559802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
unauthorized intrusion
detection
resident
electric lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004262756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006077470A (ja
Inventor
邦弘 森村
英樹 坂尾
浩巳 刀根川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2004262756A priority Critical patent/JP4559802B2/ja
Publication of JP2006077470A publication Critical patent/JP2006077470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4559802B2 publication Critical patent/JP4559802B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、住宅に帰宅した住人のセキュリティ性を確保するセキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法に関する。
近年、住宅の玄関ドアの種類には、玄関ドアの施解錠の煩わしさをなくすために、住人のキー操作に寄らず自動で施解錠を行う電子キーシステムを玄関ドアに搭載したものがある。この電子キーシステムは、電子キーとの間で無線通信が可能なアンテナと、電気錠を制御するコントローラとを備え、電子キーからID信号を受信するとコントローラがID照合を実施し、電子キーとコントローラとの間でIDコードが一致すると、コントローラが電気錠を施錠又は解錠する。
ところで、住宅のセキュリティ性確保を目的として、外出中にピッキング、サムターン回し、ガラス破損等により盗難者が住宅内に不正侵入したとき、それを検出して警備会社や警察等に通報するセキュリティ装置を住宅に設置する場合がある。しかし、このように不正侵入を通報するようにしても、警備会社や警察等が住宅に到着する前に住人が帰宅して住宅内に入ってしまう場合も考えられ、この場合には住人が盗難者と遭遇して危険な目にあう可能性も否定できず、何らかの対応策が必要であった。
本発明の目的は、第三者が住宅へ不正侵入した可能性があった際に、帰宅した住人のセキュリティ性を確保することができるセキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段と、屋外に設置され、前記住人が前記住宅に入る前に不正侵入があったことを報知する報知手段と前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に前記報知手段で報知する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを要旨とする。
この発明によれば、盗難者等の第三者が住宅内に不正侵入すると、それを検出手段が検出し、その検出信号に基づき判断手段が不正侵入有りと判断する。そして、住人が帰宅して電子キーと住宅(扉)との識別照合が成立すると、この時点で判断手段が不正侵入有りと判断していれば、住宅へ不正侵入があった旨を制御手段が報知手段で報知する。従って、住人が帰宅して電子キーと住宅(扉)との間で識別照合成立を条件に電気錠が解錠されても、報知手段による報知によって住人は住宅内に盗難者等が不正侵入していると認識し、盗難者等がいる可能性のある住宅内に住人が不用意に入らずに済み、帰宅した住人のセキュリティ性が確保される。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明において、前記検出手段は同種又は異種のものを複数備え、前記制御手段は前記報知手段で報知する際に、各検出手段に応じた報知を行うことを要旨とする。
この発明によれば、請求項に記載の発明の作用に加え、検出手段を複数設置する場合、これら検出手段は例えば住宅の各窓、勝手口等の各箇所に設置されることになるが、不正侵入があった旨の報知は各検出手段に応じた形式で行われる。従って、住人は報知を受けたとき、例えば何処からどのような手口で侵入されたかが分かり、その後の対処を迅速かつ適切に行うことが可能となる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明において、前記制御手段が前記報知手段で報知を行う際に、複数の前記検出手段で不正侵入を検出していれば、その中から報知すべきものを選択操作することが可能な選択手段を備えたことを要旨とする。
この発明によれば、請求項に記載の発明の作用に加え、複数の検出手段で不正侵入を検出している場合、その中から報知したいものを選択手段で選択することが可能となり、住人自らが確認したいものを報知手段で報知することが可能となる。
請求項に記載の発明では、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、セキュリティシステムの作動モードを、不正侵入検出を実行する警戒モードに設定する設定手段を備え、前記判断手段は、前記作動モードが前記警戒モードに設定されたことを条件に、前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断することを要旨とする。
この発明によれば、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、セキュリティシステムの作動モードには解除モード(停止モード)と警戒モードとの2通りのモードがあり、設定手段によって作動モードが解除モードから警戒モードに設定される。そして、作動モードが警戒モードのときに判断手段が不正侵入検出を行い、住人が帰宅した際に住宅で不正侵入が発生した状態であるならば、電気錠の解錠を制限したり報知手段で報知したりすることによって、住宅内に入る前にその旨を住人に通知する。従って、通常、セキュリティシステムの作動モードを解除モードにしておけば、誤って住人を盗難者として検出してしまうような状況が生じ難くなり、システムとして使い勝手がよくなる。
請求項に記載の発明では、請求項のうちいずれか一項に記載の発明において、不正侵入の現場を撮影可能な撮影手段を備え、前記制御手段は、前記照合手段による識別照合が成立した際に、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記撮影手段で撮影した不正侵入の映像を前記報知手段としての表示手段で放映することを要旨とする。
この発明によれば、請求項のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、住人が帰宅した際に住宅で不正侵入が発生した状態であるならば、撮影手段によって撮影した映像が表示手段に放映される。従って、住人は何処からどのような手口で住宅に侵入されたかを映像で確認可能となるので、侵入場所、侵入手口等がより的確に分かり、その後の対処をより迅速かつ好適に行うことが可能となる。
請求項に記載の発明では、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明において、前記検出手段を複数設置した場合に、不正侵入と判断し得る前記検出手段の検出順を記憶した記憶手段を備え、前記判断手段は、前記検出手段が前記検出順の順序通りに反応したとき、不正侵入が発生したと判断することを要旨とする。
この発明によれば、請求項1〜のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、判断手段が不正侵入有無の判断を行うが、複数の検出手段で不正侵入を検出して、それが記憶手段に記憶された検出順の順序通りに反応したときにのみ不正侵入有りと判断する。従って、例えばボール等で窓ガラスが割れてしまったときには、例えばガラスセンサのみ反応することになるので、それを判断手段が不正侵入として判断しないことになる。よって、不正侵入ではない現象を判断手段が不正侵入と見なさずに済み、セキュリティシステムの信頼性が確保される。
請求項に記載の発明では、請求項のうちいずれか一項に記載の発明において、前記住人による操作に基づき、前記解錠動作の制限と報知手段による報知との少なくとも一方を停止して、不正侵入検出を実行しない解除モードに前記作動モードを設定変更する解除手段を備えたことを要旨とする。
この発明によれば、請求項のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、解除手段を用いれば、解錠動作の制限と報知手段による報知との少なくとも一方が停止し、セキュリティシステムの作動モードが解除モードに再設定される。従って、住人自らがセキュリティシステムをリセットすることが可能となり、システムとして汎用性が高いものとなる。
請求項8に記載の発明では、請求項5〜7のうちいずれか一項に記載の発明において、前記制御手段は、前記表示手段に表札を表示することを要旨とする。
この発明によれば、請求項5〜7のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え、表示手段は不正侵入の映像の放映用と表札用との両機能に共用されるので、それぞれに表示手段を用意する場合に比べ表示手段の個数を少なく抑えることが可能であり、システム構成の簡素化に寄与する。
請求項9に記載の発明では前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の一覧を表示することを要旨とする
請求項1に記載の発明では、住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段と、前記住人が前記住宅に入る前に不正侵入があったことを報知可能な屋外の報知手段とを備えたセキュリティシステムに使用されるセキュリティ装置において、前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に前記報知手段で報知する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを要旨とする。この発明によれば、請求項1と同様の作用が得られる。
請求項1に記載の発明では、住人が所有する電子キーとの間で無線通信可能な照合手段が、当該電子キーとの間で前記無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば、前記住宅の扉を施解錠する電気錠の施解錠動作を許可又は開始し、前記住宅への第三者の不正侵入の有無を判断する判断手段が、不正侵入を検出する検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断し、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記住宅に入る前の前記住人に報知可能な報知手段を制御する制御手段は、前記電気錠による前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に、屋外の報知手段で報知し、さらに、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを要旨とする。この発明によれば、請求項1と同様の作用が得られる。
本発明によれば、第三者が住宅へ不正侵入した可能性があった際に、帰宅した住人のセキュリティ性を確保することができる。
以下、本発明を具体化したセキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1は、セキュリティシステム1の概略構成を示す構成図である。セキュリティシステム1は、外出中に盗難者等の第三者が住宅2に不正侵入した場合に、その旨を帰宅した住人に通知して不用意に住人を住宅2内に入らせないシステムである。セキュリティシステム1は、住人が所有する電子キー3との間の無線通信に基づき玄関ドア4の施解錠を制御するコントローラ5と、コントローラ5の指令に基づき電気的に駆動して玄関ドア4を施錠状態又は解錠状態にする電気錠6と、同システムのメイン制御を司る異常監視装置7とを有している。なお、コントローラ5が照合手段に相当する。
コントローラ5は玄関ドア4に埋設され、電子キー3との間で信号の送受信を行うアンテナ5aを備えている。コントローラ5はアンテナ5aからリクエスト信号Sreを間欠的に出力し、その信号Sreに応答して電子キー3から発信されるID信号Sidをアンテナ5aで受信すると、そのIDコードと自身のIDコードとを比較するID照合を行い、ID照合成立を条件に電気錠6を施解錠することが可能である。また、電気錠6はコントローラ5から施錠指令を受けると、駆動モータによってデッドボルト(ともに図示略)が飛び出して施錠状態となり、コントローラ5から解錠指令を受けると駆動モータによってデッドボルトが引き込まれて解錠状態となる。
異常監視装置7は室内の壁等に取り付けられ、配線を介してコントローラ5との間で通信が可能である。異常監視装置7は押しボタン式の警戒モード設定スイッチ7aを有しており、このスイッチ7aが押された後、電子キー3を所有する住人がアンテナ5aの通信エリア外に出て電気錠6が施錠状態となると、セキュリティシステム1の作動モードを解除モードから警戒モードに設定する。異常監視装置7は、セキュリティシステム1が警戒モードのときに作動状態となって、住宅2内への不正侵入の有無を逐次監視した状態となる。一方、セキュリティシステム1が解除モードのときには、異常監視装置7が非作動状態となって作動が停止した状態となる。なお、異常監視装置7が判断手段及び制御手段を構成し、警戒モード設定スイッチ7aが設定手段に相当する。
また、セキュリティシステム1は、住宅2内へ第三者が不正侵入したことを検出する検出センサ8と、不正侵入の現場を撮影可能なカメラ9と、カメラ9で撮影した映像を放映可能なモニタ10とを備えている。検出センサ8は異常監視装置7との間で無線通信が可能であり、カメラ9及びモニタ10は配線を介して異常監視装置7に各々接続されている。なお、検出センサ8が検出手段に相当し、カメラ9が撮影手段に相当し、モニタ10が報知手段(表示手段)に相当する。
検出センサ8は、例えば窓ガラス11の不正開閉を検出する扉開閉センサ8aや、室内へ人が入り込んだことを検出する赤外線センサ8b等があり、扉開閉センサ8aが窓ガラス11に、赤外線センサ8bが室内に各々設置されている。検出センサ8はセンサ8a,8b以外に、例えば窓ガラス11の破損を検出するガラスセンサ、室内への人の入り込みを検出する赤外線ビームセンサ、熱を検出する熱センサ等がある。検出センサ8はセンシング状態(センサがオン状態)となると、各検出センサ8の固有アドレスを付した不正侵入検出信号Saを外部に発信する。なお、不正侵入検出信号Saが検出信号に相当する。
カメラ9は住宅2内への第三者の不正侵入を撮影可能な位置に配置され、異常監視装置7によって駆動制御される。カメラ9は各検出センサ8と組をなして配置されており、本例においては扉開閉センサ8a用として屋外に設置されたカメラ9aと、赤外線センサ8b用として室内に設置されたカメラ9bとがある。カメラ9は異常監視装置7から撮影開始指令を受けると撮影を開始し、所定時間(例えば1分)の間、撮影を行って、その映像データを異常監視装置7に出力する。
異常監視装置7は、検出センサ8から不正侵入検出信号Saを受信すると不正侵入検出状態となり、住宅2に不正侵入があったと判断する。このとき、異常監視装置7は不正侵入検出信号Saに付された固有アドレスを参照して、不正侵入検出信号Saがどの検出センサ8から発信されたかを判断し、不正侵入検出信号Saの発信先が分かると、その検出センサ8と組をなすカメラ9に撮影開始指令を出力して、カメラ9に不正侵入の現場を撮影させる。例えば異常監視装置7は、扉開閉センサ8aから不正侵入検出信号Saを受信すればカメラ9aに撮影を行わせ、赤外線センサ8bから不正侵入検出信号Saを受信すればカメラ9bに撮影を行わせる。
異常監視装置7は、検出センサ8から不正侵入検出信号Saを受信すると、カメラ9に撮影を開始させるのに同期してコントローラ5に異常発生信号Sbを出力し、住宅2へ不正侵入があったことをコントローラ5へ通知する。コントローラ5は異常発生信号Sbを入力すると、自由に電気錠6の施解錠を行えない制限状態となり、この制限状態においては電子キー3とコントローラ5との間でID照合が成立しても、施錠状態の電気錠6が解錠されない状態となる。
モニタ10は住宅2の玄関ドア4近傍の外壁に取り付けられ、異常監視装置7によって駆動制御される。モニタ10は、通常の状態において表札が表示されており、不正侵入が検出された住宅2に住人が帰宅したとき、カメラ9が撮影した映像データDを異常監視装置7から入力し、その映像データを放映可能である。コントローラ5は自身が制限状態で、かつ電気錠6が施錠状態のときにID照合成立を認識すると、ID照合成立信号Scを異常監視装置7に出力する。異常監視装置7は警戒モードの状態で、コントローラ5からID照合成立信号Scを入力すると、カメラ9から取り込んだ映像データDをモニタ10で放映すべく、再生開始信号Sdをモニタ10に出力する。
異常監視装置7は再生開始信号Sdをモニタ10に出力することで、表札に代えて図2に示す再生初期画面12をモニタ10に表示させる。再生初期画面12には、不正侵入を検出した検出センサ8の一覧が表示されている。モニタ10はタッチパネル式であり、検出センサ8の表示部13に触れることで、モニタ10で放映したい放映映像が選択可能である。異常監視装置7は、モニタ10上で選択した検出センサ8の位置を同時表示した図3に示す住宅2の簡易図14をモニタ10に表示し、その後、選択した検出センサ8に応じた映像データDをモニタ10に送り、モニタ10に不正侵入の映像を放映させる。
モニタ10には、制限状態のコントローラ5を通常状態に解除する押しボタン式の解除スイッチ10aが配設されている。解除スイッチ10aが押されると、モニタ10は解除指令信号Seを異常監視装置7に出力する。異常監視装置7はモニタ10から解除指令信号Seを入力すると、コントローラ5の制限状態を解除すべきと判断して、コントローラ5に解除許可信号Sfを出力する。コントローラ5は、自身が制限状態で電気錠6が施錠状態のときに解除許可信号Sfを入力すると、その時点でID照合が成立していることを条件に電気錠6を解錠する。なお、解除スイッチ10aが解除手段に相当し、表示部13が選択手段に相当する。
次に、セキュリティシステム1の作用を図4のシーケンスチャートに従って説明する。
全住人が外出して住宅2を留守にするとき、住人が異常監視装置7の警戒モード設定スイッチ7aを押す。スイッチ操作後に玄関ドア4を開閉操作して住人が外出し、電子キー3を有した住人がアンテナ5aの通信エリア外に出て電気錠6が施錠状態となると、セキュリティシステム1は警戒モードとなり、住宅2への第三者の不正侵入を監視する。この状態では、検出センサ8からの信号を異常監視装置7が受信可能な状態となるとともに、カメラ9が作動スタンバイ状態となる。
ここで、セキュリティシステム1が警戒モードの際、盗難者が住宅2への不正侵入を試みたとする。盗難者が窓ガラス11を不正に開けて扉開閉センサ8aがこれを検出したとすると、扉開閉センサ8aが不正侵入検出信号Saを発信する。また、盗難者が住宅2内へ上がり込んで赤外線センサ8bがこれを検出すると、赤外線センサ8bも不正侵入検出信号Saを発信する。なお、本例は扉開閉センサ8a及び赤外線センサ8bの両方がセンシング状態となって、不正侵入検出信号Saを発信している。
異常監視装置7は、不正侵入検出信号Saを受信すると住宅2内に盗難者が不正侵入したと判断し、カメラ9に撮影開始指令を出力してカメラ9に侵入現場を撮影させる。そして、異常監視装置7はカメラ9で撮影した映像データDを取り込み、それを内部のRAMに保存する。なお、本例は扉開閉センサ8a及び赤外線センサ8bの両方で不正侵入を検出しているので、異常監視装置7はカメラ9a,9bの両方に撮影開始指令を出力し、2つのカメラ9a,9bで不正侵入現場を撮影させる。
異常監視装置7は不正侵入検出信号Saを受信すると、カメラ9での侵入現場撮影に同期して、コントローラ5に異常発生信号Sbを出力する。コントローラ5は異常発生信号Sbを入力すると、住宅2内に盗難者が不正侵入したと判断して、電気錠6を自由に施解錠できない制限状態となる。この制限状態では、電気錠6を施錠状態にして外出した後に、電子キー3を所有した住人が帰宅して電子キー3とコントローラ5との間でID照合が成立したとしても、コントローラ5は電気錠6を施錠状態のまま維持して解錠を行わない状態となる。
続いて、住宅2内に盗難者が不正侵入した後に、暫くして住人が帰宅したとする。このとき、電子キー3を所有した住人がアンテナ5aの通信エリア内に入り込むと、コントローラ5は電子キー3との間でID照合を行う。ここで、コントローラ5は制限状態となっているので、コントローラ5と電子キー3との間でID照合が成立しても、電気錠6は解錠されない。従って、住人は住宅2内に入れず、しかも電気錠6が解除されるはずにも拘らず解除されないことから、住人は住宅2に盗難者が入ったと分かり、住宅2内へ不用意に入らなくなる。
コントローラ5は制限状態でID照合が成立したとき、施錠状態の電気錠6の解錠を許可しないとともに、異常監視装置7にID照合成立信号Scを出力する。異常監視装置7は自身が不正侵入検出状態の際にID照合成立信号Scを入力すると、再生開始信号Sdをモニタ10に出力し、表札に代えて再生初期画面12(図2参照)をモニタ10に表示させる。本例のように扉開閉センサ8a及び赤外線センサ8bの両方で不正侵入を検出した場合には、これら2つのセンサ名が再生初期画面12上に表示される。
そして、モニタ10に表示された各検出センサ8の表示部13のうち、放映したい映像の表示部13を住人がタッチ操作することで、放映映像が選択される。この操作がなされると、その検出センサ8が住宅2の何処にあるかを示す簡易図14(図3参照)がモニタ10に放映され、この後、その検出センサ8と組をなすカメラ9で撮影した映像がモニタ10に放映される。従って、モニタ10で放映される映像を見ることで、住人は検出センサ8の反応原因が何であるかを確認可能となり、住宅2のどの場所からどのように不正侵入されたかを認識することが可能となる。
一方、検出センサ8が反応してカメラ9での撮影が行われても、例えばボール等が窓ガラス11に当たり、その揺れが原因で扉開閉センサ8aが反応したりするように、住宅2への不正侵入を原因とせずにセキュリティシステム1が作動する場合がある。この場合、帰宅した住人がモニタ10を見れば、不正侵入が原因ではなく電気錠6が制限状態となっていることが分かるので、住人はモニタ10を確認して住宅2に異常がないと判断すれば、モニタ10の解除スイッチ10aを押す。
すると、モニタ10は解除指令信号Seを異常監視装置7に出力し、異常監視装置7はモニタ10から解除指令信号Seを入力すると、コントローラ5に解除許可信号Sfを出力する。コントローラ5は、自身が制限状態で電気錠6が施錠状態のときに解除許可信号Sfを入力すると、その時点で電子キー3との間でID照合が成立しているか否かを判断し、ID照合が成立していれば電気錠6を解錠し、セキュリティシステム1を解除モードに切り換える。従って、住人は住宅2内の安全を確認した後に電気錠6を解錠して住宅2内に入るので、住宅2内の安全を確認した上で住宅2内に入ることが可能となる。
また、セキュリティシステム1を警戒モードに設定した後、検出センサ8が反応していない状態、即ち住宅2への不正侵入が発生していない状態で、住人が帰宅する場合がある。この場合、コントローラ5は電子キー3との間でID照合が成立すると、施錠状態の電気錠6を解錠するとともに、電気錠6の解錠が済んだ旨を示す解錠完了信号Sg(図1参照)を異常監視装置7に出力する。異常監視装置7は解錠完了信号Sgを入力すると、それに基づき警戒モードを解除し、セキュリティシステム1の作動モードを解除モードに切り換える。
本例では、全住人が外出して住宅2を留守にするとき、異常監視装置7の警戒モード設定スイッチ7aを操作することでセキュリティシステム1が警戒モードに設定しておき、この状態で検出センサ8が不正侵入を検出すると、カメラ9で不正侵入の現場を撮影するとともに電気錠6の解錠を制限する。そして、住人が帰宅して玄関ドア4を開けようとしても、電気錠6が施錠されないことから玄関ドア4を開けることができず、しかもカメラ9で撮影した不正侵入の現場映像がモニタ10で放映される。
従って、電気錠6が施錠されないことから住人は住宅2内に入れず、これによって住人は住宅2に盗難者が入ったと分かり、住宅2内へ不用意に入らなくなる。よって、住人が盗難者と遭遇するような危険な状況が生じずに済み、帰宅した住人のセキュリティ性が確保される。また、カメラ9で撮影した映像がモニタ10で放映されるので、検出センサ8の反応原因が何であるかを確認することが可能となり、不正侵入がどの場所でどのように行われたかも確認可能となる。よって、セキュリティ会社等への通報等のその後の対処を迅速かつ正確に行うことが可能となる。
上記実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)セキュリティシステム1が住宅2への不正侵入を検出した際には、施錠状態の電気錠6の解錠に制限をかけ、電子キー3のID照合が成立しても電気錠6が解錠されない状態となる。従って、住人が玄関ドア4を開けることができない状態となり、盗難者等の第三者が居る可能性のある住宅2内へ住人を不用意に入れずに済み、住人のセキュリティ性を確保することができる。また、セキュリティシステム1が不正侵入を検出したときにカメラ9で撮影した映像を、住人が帰宅したときにモニタ10で放映するので、不正侵入がどの場所でどのように行われたかを確認することができ、その後の盗難対処も迅速かつ正確に行うことができる。
(2)セキュリティシステム1が不正侵入を検出した場合には、電気錠6の解錠制限と、モニタ10での不正侵入現場の放映との両方を行うので、住宅2内に盗難者等がいる旨をより確実に住人に通知することができる。
(3)各検出センサ8と組をなすようにカメラ9を設置し、複数の検出センサ8が不正侵入を検出した場合には、各検出センサ8に応じた不正侵入現場の映像をモニタ10で各々放映可能である。従って、住宅2の広範囲で不正侵入を監視することができ、セキュリティシステム1のセキュリティ性を高めることができる。また、各検出センサ8に応じた複数のカメラ9で不正侵入現場を撮影して、それをモニタ10で放映することは、各検出センサ8に応じた形式で不正侵入の手口を通知することになる。従って、住宅2という広いエリアの中の何処からどのような手口で不正侵入されたかをより確実に住人に通知することができ、その後の対処をより一層迅速かつ適切に行うことができる。
(4)複数の検出センサ8が不正侵入を検出し、複数のカメラ9で不正侵入現場を撮影した場合、モニタ10をタッチパネル操作することで、モニタ10で放映する映像を選択可能としたので、モニタ10で放映する映像を住人は自由に選択することができる。
(5)異常監視装置7の警戒モード設定スイッチ7aが押されると、セキュリティシステム1が解除モードから警戒モードに設定され、住宅2内への不正侵入を監視した状態となる。従って、住宅2内に住人が居る通常では、セキュリティシステム1の作動モードを解除モードにしておけば、謝って住人を盗難者として検出してしまうような状況が生じ難くなり、システムとして使い勝手がよくなる。
(6)施錠状態の電気錠6が制限状態となっているとき、モニタ10の解除スイッチ10aが押されると、電子キー3のID照合成立を条件に電気錠6が解錠され、セキュリティシステム1が解除モードに戻る。従って、住人自らがセキュリティシステム1をリセットすることができ、システムとして汎用性が高いものとなる。
(7)モニタ10は不正侵入の録画映像と表札との両方を再生するので、それぞれにモニタを用意する場合に比べモニタ数を少なく抑えることができ、システム構成を簡素化することができる。
なお、上記実施形態は前記構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 不正侵入とみなし得る検出センサ8の検出順を異常監視装置7のROM(記憶手段)に記憶しておき、検出センサ8の検出順がその順序となったときに、不正侵入が発生したと異常監視装置7が判断する構成としてもよい。例えば実施形態の場合であれば、扉開閉センサ8a、赤外線センサ8bの順でセンサが反応したときに、不正侵入が発生したと判断されてもよい。
・ 報知手段はモニタ10に限らず、例えばブザーでもよい。このとき、反応した検出センサ8に応じて報知音を変えてもよく、例えば扉開閉センサ8aで不正侵入を検出すれば「ピー」という報知音が鳴り、赤外線センサ8bで不正侵入を検出すれば「ピッ」という報知音が鳴るようにしてもよい。
・ セキュリティシステム1の警戒モードへの設定は、警戒モード設定スイッチ7aのスイッチ操作を条件とすることに限定されない。例えば、住人全てに電子キー3を持たせ、コントローラ5が電子キー3と間の無線通信に基づき、全住人が外出したと判断したときに、セキュリティシステム1を警戒モードに設定してもよい。
・ 電子キー3は玄関ドア4に近づくと自動で施錠又は解錠が行われるキーに限らず、例えばキー本体に施錠ボタン及び解錠ボタンを設け、各ボタンを押して扉の施錠又は解錠を行う電波キーでもよい。
・ コントローラ5の制限状態は、モニタ10の解除スイッチ10aをスイッチ操作することで解除される構成に限らない。例えば、住人が帰宅して電子キー3とコントローラ5との間でID照合が成立した時点でタイマがセットされ、タイマがタイムアップしたときに制限状態が解除される構成としてもよい。
・ 検出センサ8は無線通信により異常監視装置7と通信することに限らず、有線でもよい。
・ 検出センサ8とカメラ9は各1つずつで組をなすことに限らず、例えば検出センサ8が2つに対しカメラ9が1つの組み合わせでもよい。
・ 解除スイッチ10aが押されるとコントローラ5の制限状態が解除されるだけに限らず、モニタ10の放映途中で解除スイッチ10aが押されると、モニタ10の映像が途中停止するようにしてもよい。
・ モニタ10はタッチパネル式としたが、ボタン式でもよい。また、モニタ10は解除スイッチ10aのみを有することに限らず、例えば巻き戻しボタン、早送りボタン、一時停止ボタン等の各種ボタンを設けてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)請求項4〜のいずれかにおいて、前記設定手段は、前記電子キーとの間の無線通信に基づき前記電気錠が施錠されたと判断した際に、前記作動モードを前記警戒モードに設定する。
(2)請求項5〜のいずれかにおいて、前記撮影手段は、少なくとも1つの前記検出手段と組をなすように複数設置され、前記制御手段は、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠によって解錠動作が行われたとき、前記判断手段が複数の前記検出手段で不正侵入有りと判断していれば、その中から前記選択手段で選択された前記検出手段に応じた映像を、前記表示手段で放映する。
(3)住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段とを備えたセキュリティシステムに使用されるセキュリティ装置において、前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記解錠動作を制限する制御手段とを備えたことを特徴とするセキュリティ装置。
(4)住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段と、前記住人が前記住宅に入る前に不正侵入があったことを報知する報知手段とを備えたセキュリティシステムに使用されるセキュリティ装置において、前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠によって解錠動作が行われたとき、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記住宅へ不正侵入があった旨を前記報知手段で報知する制御手段とを備えたことを特徴とするセキュリティ装置。
(5)住人が所有する電子キーとの間で無線通信可能な照合手段が、当該電子キーとの間で前記無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば、前記住宅の扉を施解錠する電気錠の施解錠動作を許可又は開始し、前記住宅への第三者の不正侵入の有無を判断する判断手段が、不正侵入を検出する検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断し、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記電気錠を制御する制御手段が、前記電気錠による前記解錠動作を制限することを特徴とするセキュリティ方法。
(6)住人が所有する電子キーとの間で無線通信可能な照合手段が、当該電子キーとの間で前記無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば、前記住宅の扉を施解錠する電気錠の施解錠動作を許可又は開始し、前記住宅への第三者の不正侵入の有無を判断する判断手段が、不正侵入を検出する検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断し、前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠によって解錠動作が行われたとき、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記住宅に入る前の前記住人に報知可能な報知手段を制御する制御手段が、前記住宅へ不正侵入があった旨を前記報知手段で報知することを特徴とするセキュリティ方法。
セキュリティシステムの概略構成を示す構成図。 モニタで表示される再生初期画面の画面図。 モニタで表示される住宅の簡易図を表した画面図。 セキュリティシステムが行う処理のシーケンスチャート。
符号の説明
1…セキュリティシステム、2…住宅、3…電子キー、5…照合手段としてのコントローラ、6…電気錠、7…判断手段及び制御手段を構成する異常監視装置、7a…設定手段としての警戒モード設定スイッチ、8…検出手段としての検出センサ、9…撮影手段としてのカメラ、10…報知手段及び表示手段を構成するモニタ、10a…解除手段としての解除スイッチ、13…選択手段としての表示部、Sa…検出信号としての不正侵入検出信号。

Claims (11)

  1. 住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、
    前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、
    住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段と、
    屋外に設置され、前記住人が前記住宅に入る前に不正侵入があったことを報知する報知手段と、
    前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、
    前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に前記報知手段で報知する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記検出手段は同種又は異種のものを複数備え、前記制御手段は前記報知手段で報知する際に、各検出手段に応じた報知を行うことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記制御手段が前記報知手段で報知を行う際に、複数の前記検出手段で不正侵入を検出していれば、その中から報知すべきものを選択操作することが可能な選択手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のセキュリティシステム。
  4. セキュリティシステムの作動モードを、不正侵入検出を実行する警戒モードに設定する設定手段を備え、
    前記判断手段は、前記作動モードが前記警戒モードに設定されたことを条件に、前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  5. 不正侵入の現場を撮影可能な撮影手段を備え、
    前記制御手段は、前記照合手段による識別照合が成立した際に、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記撮影手段で撮影した不正侵入の映像を前記報知手段としての表示手段で放映することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記検出手段を複数設置した場合に、不正侵入と判断し得る前記検出手段の検出順を記憶した記憶手段を備え、
    前記判断手段は、前記検出手段が前記検出順の順序通りに反応したとき、不正侵入が発生したと判断することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記住人による操作に基づき、前記解錠動作の制限と報知手段による報知との少なくとも一方を停止して、不正侵入検出を実行しない解除モードに前記作動モードを設定変更する解除手段を備えたことを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  8. 前記制御手段は、前記表示手段に表札を表示することを特徴とする請求項5〜7のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  9. 前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の一覧を表示すること特徴とすることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  10. 住宅への第三者の不正侵入を検出する検出手段と、前記住宅の扉を施解錠する電気錠と、住人が所有する電子キーとの間で無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば前記電気錠による施解錠を許可又は開始する照合手段と、前記住人が前記住宅に入る前に不正侵入があったことを報知可能な屋外の報知手段とを備えたセキュリティシステムに使用されるセキュリティ装置において、
    前記検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断する判断手段と、
    前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に前記報知手段で報知する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを特徴とするセキュリティ装置。
  11. 住人が所有する電子キーとの間で無線通信可能な照合手段が、当該電子キーとの間で前記無線通信による識別照合を行い、前記電子キーの識別コードが住宅側と一致すれば、前記住宅の扉を施解錠する電気錠の施解錠動作を許可又は開始し、
    前記住宅への第三者の不正侵入の有無を判断する判断手段が、不正侵入を検出する検出手段の検出信号に基づき不正侵入の有無を判断し、
    前記照合手段による識別照合成立を条件に前記電気錠の解錠動作が許可状態となっても、前記判断手段が不正侵入有りと判断していれば、前記住宅に入る前の前記住人に報知可能な報知手段を制御する制御手段は、前記電気錠による前記解錠動作を制限するとともに、前記住宅へ不正侵入があった旨を、前記住人が前記住宅に入る前に、屋外の報知手段で報知し、さらに、前記報知手段による不正侵入の報知として、当該報知手段の画面に、不正侵入を検出した前記検出手段の位置が示された住宅の簡易図を表示することを特徴とするセキュリティ方法。
JP2004262756A 2004-09-09 2004-09-09 セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法 Active JP4559802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262756A JP4559802B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262756A JP4559802B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006077470A JP2006077470A (ja) 2006-03-23
JP4559802B2 true JP4559802B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36157146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004262756A Active JP4559802B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4559802B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221962A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 三菱電機株式会社 電気錠システムおよび電気錠システム制御方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008152771A1 (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Bionics Co., Ltd. 生体認証を用いた電子錠装置
JP2009282842A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Yokogawa Electric Corp 侵入監視装置
JP2011035470A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP6154422B2 (ja) * 2015-03-31 2017-06-28 株式会社東海理化電機製作所 セキュリティ装置
JP7155508B2 (ja) * 2017-10-26 2022-10-19 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 装置、管理システム及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62131065U (ja) * 1986-02-05 1987-08-19
JPS63156179A (ja) * 1986-12-17 1988-06-29 松下電器産業株式会社 エントランス・チエツカ−
JPH07252971A (ja) * 1994-03-10 1995-10-03 Yoshitaka Hirano へやの合い鍵を違法侵入者が使って、空き巣に入るケースに対抗する防犯システム
JPH09259365A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nec Corp 電子表札器
JP2004060392A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sony Corp ドアロックシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62131065U (ja) * 1986-02-05 1987-08-19
JPS63156179A (ja) * 1986-12-17 1988-06-29 松下電器産業株式会社 エントランス・チエツカ−
JPH07252971A (ja) * 1994-03-10 1995-10-03 Yoshitaka Hirano へやの合い鍵を違法侵入者が使って、空き巣に入るケースに対抗する防犯システム
JPH09259365A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nec Corp 電子表札器
JP2004060392A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sony Corp ドアロックシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221962A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 三菱電機株式会社 電気錠システムおよび電気錠システム制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006077470A (ja) 2006-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100809044B1 (ko) 비접촉식 얼굴인증 도어락 시스템
KR101211675B1 (ko) 재난 상황 발생시 도어락의 잠금 모드를 자동으로 해제하는시스템 및 그 방법
KR101676104B1 (ko) 비밀번호 도어락을 구비한 보안시스템
CN101174352A (zh) 用于安全***的无源解除收发器
KR100787971B1 (ko) 경비 로봇 시스템, 이를 이용한 방범 시스템 및 방법
US20060059963A1 (en) Wireless access control system including wireless exit kit (''WEXK'') with panic bar
TWM527479U (zh) 智能化門禁系統
JP4866801B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP4559802B2 (ja) セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法
JP2005031984A (ja) セキュリティ管理装置、システム、プログラム、及び記録媒体
JP4599987B2 (ja) 表札表示装置
KR101025830B1 (ko) 지문인식 방범시스템
JP5066230B2 (ja) 表札表示装置
KR20100009883U (ko) 원격 출입 보안시스템이 적용된 도어록
JP2010246056A (ja) 建物の撮影システム
JP2003228783A (ja) セキュリティーシステム
EP2698773A1 (en) An intruder alarm system and a method of arming an intruder alarm system
JP4869732B2 (ja) 映像表示装置および映像表示方法
JP2006107279A (ja) 防犯装置および遠隔監視システム
JPH10222773A (ja) ビルセキュリティシステム
JP2007191915A (ja) 電子錠システム、およびそのプログラム
KR20150004569U (ko) 비밀번호 도어락을 구비한 보안시스템
JP2008182346A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2007249368A (ja) 在宅状況の自動監視システム
KR101704466B1 (ko) 블랙박스 일체형 디지털도어록을 이용한 방범 관제시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4559802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250