JP4559338B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
上記の動作が所定の間隔で繰り返されることにより、給紙トレイに積載された用紙は次々と画像形成部内に搬送される。次用紙の繰り出しは給紙後の用紙間隔を一定値に保つことを目的として、給紙装置に設けられたセンサを用紙の後端が通過したことをトリガとして、その直後または所定時間後に行なわれるのが一般的である。
一方、給紙部の下流には、用紙の主走査方向および副走査方向の位置合わせやスキュー補正を行うレジストローラ対が配置されており、レジストローラ対のニップに用紙を突き当てることによりスキュー補正が行われる。レジストローラ対に突き当てられた用紙は一度停止し、像担持体または転写体に描かれた画像と搬送方向に対して位置合わせされたタイミングにて再給紙される。
この場合、次用紙の給紙開始トリガとなる先行紙がセンサを切るタイミングは、先行紙がレジストローラ対にて再スタートした後となるため、レジスト部から遠い給紙段から給紙搬送された用紙に比較して用紙間隔が詰められず、生産性が低下するという問題があった。
まず、図1に基づいて、本実施形態における画像形成装置の全体構成の概要を説明する。
画像形成装置の中央に画像形成部1が配置され、この画像形成部1のすぐ下方に給紙部(給送部)2が配置されている。給紙部2は、複数の給紙段(給送段)2A、2B、2C、2Dから構成されている。
画像形成部1の上方には、原稿を読み取る読取部3が配設されている。画像形成部1の左側には排紙収納部4が形成され、画像形成された用紙が排紙収納される。
画像形成部1には作像部6が配置され、ドラム状をなす感光体61の周囲には、表面に帯電処理を行う帯電部62、画像情報を表面にレーザー光で照射する露光部7、表面に露光されて形成された静電潜像を可視化する現像部63、及び感光体61に残留するトナーを除去回収するクリーニング部64が配置されている。
両面印刷時は、用紙は分岐部11にて分岐され、反転両面部12で用紙が反転されてレジストローラ対23まで搬送される。レジストローラ対23で用紙のスキューが補正され、裏面画像形成動作に至る。
各給紙段2A、2B、2C、2Dから給紙された用紙Pは、レジストローラ対23へと搬送される。レジストローラ対23は用紙Pの搬送を一時止め、感光体61表面のトナー像と用紙の先端との位置関係が所定の位置になるよう、タイミングをとって回転が開始するように制御される。レジストローラ対23を含む部位を「レジスト部」という。
本実施形態の画像形成装置は、上記したように原稿を読み取りデジタル化して用紙に複写する、いわゆるデジタルコピー機としての機能の他に、図示せぬ制御部により原稿の画像情報を遠隔地と授受するファックスの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するいわゆるプリンタの機能を有する多機能の画像形成装置である。
上記コピー機としての設定は、ユーザーが任意に設定可能な操作部で行う。また、どの機能によって形成された画像(画像が形成された用紙)もすべて排紙収納部4に排出される。分岐爪11にて分岐され、反転両面部12を経由して反転され、反転排紙ローラ13を経由して排出され、排紙収納部4にスタックされた用紙は画像面が下面になった状態であり、コピー、ファクシミリ、プリンタで扱う原稿の処理順が1ページからの印刷であっても、排紙収納部4から取り出したときに1ページ目が最上になっており、改めてページを揃えるなどの作業から開放される。
図2に示すように、給紙手段(給紙搬送装置)22は、積載された用紙の最上紙Pを繰り出すピックアップローラ50と、ピックアップローラ50により繰り出された用紙を搬送するフィードローラ51と、フィードローラ51と逆方向に回転して繰り出された用紙を1枚に分離して搬送するリバースローラ52と、フィードローラ51とリバースローラ52のニップ(以下、「フィード−リバースニップ」という)の用紙搬送方向下流側に配置されて用紙を搬送するグリップローラ対53と、フィード−リバースニップの用紙搬送方向下流近傍に設けられた記録媒体検知手段としての給紙センサ54と、給紙手段22から用紙が排出されたことを検知する記録媒体検知手段としての搬送センサ55とから構成されている。給紙センサ54、搬送センサ55は例えば反射型フォトセンサを採用できる。
ピックアップローラ50は図示しない駆動源としてのソレノイドに接続されており、ソレノイドのON・OFF動作により、用紙Pに対する当接(接地)・離間を選択的に行えるようになっている。
N−1枚目の用紙後端が、給紙センサ54を切った(OFFにした)ことを検知したら(T0)、ピックアップローラ50にリンクしているソレノイドをONして、ピックアップローラ50を用紙Pに接地(当接)する(T1)。
N−1枚目の用紙後端が、搬送センサ55を切ったことを検知したら(T2)、ピックアップローラ50、フィードローラ51、リバースローラ52、グリップローラ対53をそれぞれ回転させて給紙動作を開始する(T3)。
N枚目の用紙Pがピックアップローラ50により繰り出されて搬送され、用紙先端による給紙センサ54のONを検知したら(T4)、ピックアップローラ50にリンクしているソレノイドをOFFしてピックアップローラ50を用紙から離間して(T5)、その後搬送センサ55のONを検知したら(T6)、フィードローラ51の回転を停止する(T7)。
用紙Pはグリップローラ対53により搬送され、搬送される用紙以外の用紙は例え引きずられてフィード−リバースニップに進入したとしても、リバースローラ52の回転で戻し方向の力が働いて常に1枚の用紙だけ送られる状態となる。搬送された用紙の後端が給紙センサ54を切ると、再びピックアップローラ50にリンクしているソレノイドをONして、以下同じ動作を繰り返す。
N−1枚目の用紙の後端が、給紙センサ54を切ったことを検知したら(T0)、ピックアップローラ50にリンクしているソレノイドをONして、ピックアップローラ50を用紙に接地する(T1)。
N−1枚目の用紙がレジスト部にて停止している間はソレノイドをONしたまま待機して、N−1枚目用紙のレジストスタート時刻と同時にピックアップローラ50、フィードローラ51、リバースローラ52、グリップローラ対53をそれぞれ回転させて給紙動作を開始する(T2)。
用紙はグリップローラ対53により搬送され、搬送される用紙以外の用紙は例え引きずられてフィード−リバースニップに進入したとしても、リバースローラの回転で戻し方向の力が働いて常に1枚の用紙だけ送られる状態となる。搬送された用紙の後端が給紙センサ54を切ると、再びピックアップローラ50にリンクしているソレノイドをONして、以下同じ動作を繰り返す。
上記制御をとることによって、レジスト停止後に次給紙のトリガが来るような状況で、給紙後の用紙間隔が開きすぎることを防止できる。
この場合には、必ずしもレジスト部からの搬送パスが短い給紙段という訳ではなく、例えば、上から2段目または3段目の給紙段であっても、レジスト部で停止する用紙の後端が給紙手段に掛かるサイズの場合には図5に示した制御がなされる。
レジストスタート時刻をトリガとする制御とするか否かの判断は、例えば、予め各給紙段における適正サイズ(レジストスタート時刻をトリガとする制御を要しないサイズ)を図示しない制御手段のメモリに記憶しておき、設定されまたは自動検知された用紙サイズの情報との比較によってなされる。
2A、2B、2C、2D 給送段としての給紙段
21 給送トレイとしての給紙トレイ
22 給送手段としての給紙手段
56 搬送パス
Claims (3)
- シート状の記録媒体を積載して収容する給送トレイと、該給送トレイ上の記録媒体を1枚ずつ分離して給送する給送手段とから構成される給送段を複数段備え、且つ、画像に対する記録媒体の位置合わせをするためにレジスト部で記録媒体を停止する機構を備えた画像形成装置において、
次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体のレジスト停止後の再給送タイミングをそのトリガとする給送段と、次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体の搬送方向端部が搬送経路に設けられた記録媒体検知手段により検知されたことをトリガとする給送段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
上記レジスト部で停止する記録媒体の後端が上記給送手段に掛かる給送段は、次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体のレジスト停止後の再給送タイミングをそのトリガとし、それ以外の給送段は、次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体の搬送方向端部が搬送経路に設けられた記録媒体検知手段により検知されたことをトリガとすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
上記レジスト部で停止する記録媒体の後端が上記給送手段に掛かるサイズの記録媒体を給送する給送段は、次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体のレジスト停止後の再給送タイミングをそのトリガとし、上記レジスト部で停止する記録媒体の搬送方向後端が上記給送手段から完全に抜け出ている給送段は、次の記録媒体の給送開始タイミングを先行する記録媒体の搬送方向端部が搬送経路に設けられた記録媒体検知手段により検知されたことをトリガとすることを特徴とする画像形成装置。
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