JP4558912B2 - 封入・封緘システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレジットカードや公共サービス等の利用明細書を封筒に封入・封緘する封入・封緘システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
クレジットカードを用いて商品を購入したりサービス等を利用したりした場合、その代金は、利用者が指定する口座から後日引き落とされることになる。このため、利用者にとっては、現金を所持することなくショッピング等を行うことができることになり、クレジットカードの利用数は増加の一途を辿っている。
【0003】
クレジットカードを利用した場合、その利用明細が記載された利用明細書がクレジットカード会社から利用者に送付される。この利用明細書には、利用者が利用したショッピング等の内容やその代金、口座から代金が引き落とされる日等が記載されており、利用者はこの利用明細書を受け取ることにより、クレジットカードの利用内容や利用代金等を確認している。
【0004】
また、公共サービス等においては、その利用代金は、上述したようなクレジットカードを利用した場合と同様に、利用者が指定する口座から後日引き落とされるか、あるいは、その利用に伴う代金の請求書が後日利用者に送付され、利用者は送付されてきた請求書に従って利用代金を支払うことになる。
【0005】
公共サービスを利用した場合、その利用明細が記載された利用明細書が公共サービスを運営する企業団体から利用者に送付される。この利用明細書には、利用者が利用したサービスの内容やその代金、口座から代金が引き落とされる日等が記載されており、利用者はこの利用明細書を受け取ることにより、公共サービスの利用内容や利用代金等を確認している。また、代金の口座振替を行わない場合は、その代金の請求書や振込用紙が利用明細書とともに利用者に送付され、利用者は、送付されてきた請求書に従って代金を支払ったり、振込用紙を用いて代金を支払ったりすることになる。
【0006】
上述したような利用明細書は、封筒に封入・封緘されて利用者に郵送される。
【0007】
近年、利用明細書を封筒に封入・封緘して利用者に郵送する場合、その宛先を封筒に印刷するのではなく、表面の一部が透明フィルムで構成された窓付き封筒を用いて、宛先情報を印刷した用紙を、その宛先情報が封筒の窓から見えるように封入し、その封筒に利用明細書を同封して郵送する場合が増えてきている。
【0008】
その場合、宛先情報が記載された用紙と、利用明細が記載された利用明細書と、その他、利用者に提供される広告物等との複数の用紙が1つの封筒に封入・封緘されることになる。
【0009】
図5は、従来の封入・封緘システムの一構成例を示す図である。
【0010】
本従来例は図5に示すように、広告物が搬送されてくるコンベヤー110−1〜110−nと、利用明細書が搬送されてくるコンベヤー120と、利用明細書の宛先情報が記載された用紙(以下、表紙と称する)が搬送されてくるコンベヤー130と、コンベヤー110−1〜110−n上を搬送されてくる広告物とコンベヤー120上を搬送されてくる利用明細書とコンベヤー130上を搬送されてくる表紙とを予め決められた組み合わせで順次重ね合わせて搬送するコンベヤー140と、コンベヤー140上にて重ね合わされた用紙が封入される封筒が搬送されてくるコンベヤー150と、コンベヤー140上にて重ね合わされた用紙をコンベヤー150にて搬送されてくる封筒に封入するためのプッシャー170と、プッシャー170にて用紙が封入された封筒を搬送するコンベヤー160とから構成されている。なお、コンベヤー110−1〜110−n,120,130上を搬送されてくる広告物や利用明細書、あるいは表紙においては、それぞれ所定のプリンタにて印刷された後、コンベヤー150上を搬送されてくる封筒に封入可能な大きさに折りたたまれている。
【0011】
以下に、上記のように構成された封入・封緘システムにおける封入・封緘方法について説明する。
【0012】
まず、コンベヤー110−1〜110−n上を搬送されてきた広告物が順次コンベヤー140上に互いに重なり合うように移載され、コンベヤー140上を搬送される。ここで、コンベヤー110−1〜110−n上を搬送されてくる広告物においては、コンベヤー110−1〜110−n毎に互いに異なるものであり、その組み合わせは後に重ね合わされる利用明細書及び表紙に対応するものとする。
【0013】
次に、コンベヤー120上を搬送されてきた利用明細書が、コンベヤー140上を搬送されてきた広告物に重ね合わされるようにコンベヤー140上に移載される。ここで、コンベヤー110−1〜110−n上を搬送されてくる広告物とコンベヤー120上を搬送されてくる利用明細書とは、どの利用明細書にどの広告物を同封するかが予め決められており、利用明細書に同封される広告物のみがコンベヤー110−1〜110−nからコンベヤー140に移載され、搬送されてくる。
【0014】
次に、コンベヤー130上を搬送されてきた表紙が、コンベヤー140上を互いに重ね合わされて搬送されてきた広告物及び利用明細書にさらに重ね合わされるようにコンベヤー140上に移載される。ここで、コンベヤー120上を搬送されてくる利用明細書とコンベヤー130上を搬送されてくる表紙とは、コンベヤー120,130上を搬送される順序が互いに対応するように制御されており、それにより、コンベヤー140上を搬送されてきた利用明細書に、該利用明細書の送付先となる宛先情報が印刷された表紙が重ね合わされることになる。
【0015】
一方、コンベヤー150上においては、コンベヤー140上を搬送されてきた用紙が封入される封筒が搬送されてくる。
【0016】
コンベヤー110−1〜110−n上を搬送されてきた広告物とコンベヤー120上を搬送されてきた利用明細書とコンベヤー130上を搬送されてきた表紙とが予め決められた組み合わせで重ね合わされた後、プッシャー170によって、封入位置180にてコンベヤー150上を搬送されたきた封筒に封入される。
【0017】
その後、コンベヤー140上を搬送されてきた用紙が封入された封筒はコンベヤー160上を搬送されていき封緘され、利用者に郵送されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された封入・封緘システムにおいては、コンベヤー120,130上に利用明細書あるいは表紙が搭載される際に利用明細書と表紙とのマッチングが確認されているものの、その後、コンベヤー140上に、宛先が異なる2枚以上の利用明細書を移載してしまった場合、コンベヤー140上に移載された、宛先が異なる2枚以上の利用明細書に1つの宛先情報が記載された表紙が重ね合わされることになり、利用者に他の利用者の利用明細書が郵送されてしまうという問題点が生じてしまう。
【0019】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、送付先ではない利用者に利用明細書を送付してしまうことを防止することができる封入・封緘システムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
用紙を重ね合わせて搬送する搬送手段と、前記搬送手段における前記用紙の搬送方向に並べて配置され、前記搬送手段における前記用紙の搬送方向に直交する方向から前記用紙を前記搬送手段上に供給する複数の供給手段と、前記複数の供給手段から供給されて前記搬送手段上にて重ね合わされた用紙を封筒に封入する封入手段とを有してなる封入・封緘システムにおいて、
前記搬送手段上の前記複数の供給手段からの前記用紙の供給方向の延長線上にそれぞれ配置され、前記供給手段から供給された用紙の前記供給方向先端部に当接することにより、前記複数の供給手段から供給された用紙にそれぞれ記載された識別情報が目視可能な程度に、前記複数の供給手段から供給された用紙を前記搬送手段上にてずらして重ね合わせるための複数の係止手段と、
前記搬送手段上にて重ね合わされた複数の用紙にそれぞれ記載され、複数の用紙がずらして重ね合わされることにより目視可能となった識別情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段における読取結果に基づいて、前記重ね合わされた用紙が予め決められた組み合わせである場合のみ、前記重ね合わされた用紙を前記封筒に封入するように前記封入手段を制御する管理手段とを有することを特徴とする。
【0026】
また、前記用紙に記載された前記識別情報は、バーコード情報であることを特徴とする。
【0027】
また、前記用紙に記載された前記識別情報は、ステルスインクを用いて印刷されていることを特徴とする。
【0028】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた宛先情報が記載された用紙とが第3の搬送手段上にて重ね合わされるように移載され、搬送されていく。ここで、第3の搬送手段上に設けられた移載位置制御手段において、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた用紙とが互いにずれて重なり合うようにその移載位置が制御される。第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた用紙には、その宛先情報を識別可能な識別情報が記載されており、移載位置制御手段においては、その識別情報が目視可能な程度に第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた用紙とをずらす。その後、読取手段において、第3の搬送手段上を互いに重なり合わされて搬送されてきた利用明細書と用紙に記載された識別情報を読み取り、両者が同一である場合のみ、あるいは、両者が同一の宛先情報を識別可能な情報である場合のみ管理手段において封入手段を制御し、第3の搬送手段上を互いに重なり合わされて搬送されてきた利用明細書と用紙とを第4の搬送手段上を搬送されてきた封筒に封入し、封緘する。
【0029】
このように、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた宛先情報が記載された用紙とのマッチングが封筒への封入直前にて確認されているので、送付先ではない利用者に利用明細書が送付されてしまうことがなくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1は、本発明の封入・封緘システムの実施の一形態を示す図である。
【0032】
本形態は図1に示すように、広告物が搬送されてくる供給手段であるコンベヤー10−1〜10−nと、利用明細書が搬送されてくる供給手段であるコンベヤー20と、利用明細書の送付先を示す宛先情報が記載された用紙(以下、表紙と称する)が搬送されてくる供給手段であるコンベヤー30と、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物とコンベヤー20上を搬送されてくる利用明細書とコンベヤー30上を搬送されてくる表紙とを予め決められた組み合わせで順次重ね合わせて搬送する搬送手段であるコンベヤー40と、コンベヤー40上にて重ね合わされた用紙が封入される封筒が搬送されてくるコンベヤー50と、コンベヤー40上にて重ね合わされた用紙をコンベヤー50にて搬送されてくる封筒に封入するための封入手段であるプッシャー70と、プッシャー70にて用紙が封入された封筒を搬送するコンベヤー60と、コンベヤー40上に設けられ、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物のコンベヤー40上への移載位置をそれぞれ制御するストッパー11−1〜11−nと、コンベヤー40上に設けられ、コンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書のコンベヤー40上への移載位置を制御するストッパー21と、コンベヤー40上に設けられ、コンベヤー30上を搬送されてきた表紙のコンベヤー40上への移載位置を制御するストッパー31と、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙のうちコンベヤー10−1〜10−nからコンベヤー40に移載された広告物に記載された識別情報を読み取るリーダー12−1〜12−nと、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙のうちコンベヤー20からコンベヤー40に移載された利用明細書に記載された識別情報を読み取るリーダー22と、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙のうちコンベヤー30からコンベヤー40に移載された表紙に記載された識別情報を読み取るリーダー32と、読取手段であるリーダー12−1〜12−n,22,32における読み取り結果に基づいてプッシャー70の動作を制御する管理部90とから構成されている。なお、係止手段であるストッパー11−1〜11−n,21,31は、コンベヤー10−1〜10−n,20,30上を搬送されてきた広告物、利用明細書及び表紙がコンベヤー40に移載される際に、広告物、利用明細書あるいは表紙と接触することによりそれらのコンベヤー40への移載位置を制御するものであるが、その設置位置は、広告物、利用明細書及び表紙に記載された識別情報がリーダー12−1〜12−n,22,32にて読み取り可能となる程度に、広告物、利用明細書及び表紙が互いにずれてコンベヤー40上に移載されるような位置に設定されている。また、コンベヤー10−1〜10−n,20,30上を搬送されてくる広告物や利用明細書、あるいは表紙においては、それぞれ所定のプリンタにて印刷された後、コンベヤー50上を搬送されてくる封筒に封入可能な大きさに折りたたまれている。また、コンベヤー50上を搬送されてくる封筒は、表面の一部に、内部が目視可能なように透明フィルムで構成された窓が設けられた窓付き封筒であり、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙をこの封筒に封入する際、コンベヤー30上を搬送されてきた表紙に記載された宛先情報がこの窓から目視可能となるように封入処理が行われる。
【0033】
以下に、上記のように構成された封入・封緘システムにおける封入・封緘方法について説明する。
【0034】
図2は、図1に示した封入・封緘システムにおける封入・封緘方法を説明するためのフローチャートである。
【0035】
まず、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物が順次コンベヤー40上に互いに重なり合うように移載され、コンベヤー40上を搬送される(ステップS1)。ここで、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物においては、コンベヤー10−1〜10−n毎に互いに異なるものであり、その組み合わせは後に重ね合わされる利用明細書及び表紙に対応するものとする。また、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物には、それぞれ所定の領域に宛先情報が識別可能な識別情報が記載されている。
【0036】
コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物のコンベヤー40上への移載位置は、ストッパー11−1〜11−nによって、広告物に記載された識別情報が目視可能となる程度に互いにずれる位置になるように制御される。
【0037】
次に、コンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書が、コンベヤー40上を搬送されてきた広告物に重ね合わされるようにコンベヤー40上に移載される(ステップS2)。ここで、コンベヤー20上を搬送されてくる利用明細書においても、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物と同様に、所定の領域に宛先情報を識別可能な識別情報が記載されている。
【0038】
図3は、図1に示した封入・封緘システムに用いられる利用明細書の一例を示す図である。
【0039】
本形態にて用いられる利用明細書には、クレジットカード等の利用内容を示す利用明細1と、この利用明細書の宛先情報を識別可能な識別情報2とが記載されている。
【0040】
コンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書のコンベヤー40上への移載は、ストッパー21によって、広告物に記載された識別情報が目視可能となる程度に、広告物に対して所定量だけずれるように制御される。
【0041】
次に、コンベヤー30上を搬送されてきた表紙が、コンベヤー40上を搬送されてきた広告物及び利用明細書に重ね合わされるようにコンベヤー40上に移載される(ステップS3)。ここで、コンベヤー30上を搬送されてくる表紙においても、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物やコンベヤー20上を搬送されてくる利用明細書と同様に、所定の領域に宛先情報を識別可能な識別情報が記載されている。
【0042】
図4は、図1に示した封入・封緘システムに用いられる、宛先情報が記載された用紙の一例を示す図である。
【0043】
本形態にて用いられる、宛先情報が記載された用紙には、同封される利用明細書の送付先を示す宛先情報3と、宛先情報3を識別可能な識別情報4とが記載されている。
【0044】
コンベヤー30上を搬送されてきた表紙のコンベヤー40上への移載は、ストッパー31によって、広告物及び利用明細書に記載された識別情報が目視可能となる程度に、広告物及び利用明細書に対して所定量だけずれるように制御される。
【0045】
コンベヤー40上にて重ね合わされ、搬送される用紙においては、コンベヤー30上を搬送されてきた表紙に記載された宛先情報に対応してどの広告物を同封するかが予め決められており、同封する広告物のみが、表紙及び利用明細書に重ね合わされている。
【0046】
一方、コンベヤー50上においては、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙が封入される窓付き封筒が搬送されてくる。
【0047】
コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物とコンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書とコンベヤー30上を搬送されてきた表紙とが予め決められた組み合わせで、かつ、それぞれに記載された識別情報が見えるように重ね合わされた後、リーダー12−1〜12−n,22,32において、それぞれに記載された識別情報が読み取られる(ステップS4)。具体的には、広告物に記載された識別情報がリーダー12−1〜12−nにて読み取られ、利用明細書に記載された識別情報がリーダー22にて読み取られ、表紙に記載された識別情報がリーダー32にて読み取られる。
【0048】
リーダー12−1〜12−n,22,32における読取結果は、管理部90に送られる。
【0049】
管理部90においては、宛先情報と識別情報とが対応づけて管理されており、リーダー12−1〜12−n,22,32における読取結果に基づいて、1つの封筒に封入されるべき表紙、利用明細書及び広告物が正確に組み合わされているかどうかが判断される(ステップS5)。なお、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物に記載された識別情報とコンベヤー20上を搬送されてくる利用明細書に記載された識別情報とコンベヤー30上を搬送されてくる表紙に記載された識別情報とは、コンベヤー30上を搬送されてくる表紙に記載された宛先情報に対応して1つのものであってもよいし、管理部90にて宛先情報にそれぞれ対応づけられていれば互いに異なるものであってもよい。また、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてくる広告物の種類毎に異なる識別情報を記載し、管理部90において、どの宛先にどの広告物を送付するかを管理しておき、それに基づいて宛先情報と識別情報を管理する構成としてもよい。
【0050】
リーダー12−1〜12−n,22,32における読取結果に基づいて、管理部90において、1つの封筒に封入されるべき表紙、利用明細書及び広告物が正確に組み合わされていると判断された場合、管理部90の制御によってプッシャー70が駆動し、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙が封入位置80にてコンベヤー50上を搬送されてきた封筒に封入される(ステップS6)。その際、コンベヤー30上を搬送されてきた表紙に記載された宛先情報が、封筒に設けられた窓から目視可能となるように封入処理が行われる。
【0051】
また、管理部90において、1つの封筒に封入されるべき表紙、利用明細書及び広告物が正確に組み合わされていないと判断された場合は、プッシャー70が駆動せず、エラーが出力される(ステップS7)。
【0052】
その後、コンベヤー40上を搬送されてきた用紙が封入された封筒はコンベヤー60上を搬送されていき封緘され、封筒の窓から目視可能な宛先情報に基づいて利用者に郵送されることになる。
【0053】
なお、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物やコンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書やコンベヤー30上を搬送されてきた広告物に記載された識別情報においては、バーコードを用いたものやステルスインクによって印刷したもの等が考えられるが、ステルスインクによって印刷したものにおいては、識別情報が目視されることがないため、リーダー12−1〜12−n,22,32にて読取可能な領域であれば、コンベヤー10−1〜10−n上を搬送されてきた広告物やコンベヤー20上を搬送されてきた利用明細書やコンベヤー30上を搬送されてきた表紙のデザインを損ねることなく所望の領域に識別情報を記載することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、第1の搬送手段上を搬送されてくる利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてくる宛先情報が記載された用紙のそれぞれに、その宛先情報を識別可能な識別情報を記載し、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた用紙とを第3の搬送手段上にて重ね合わせる際に、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた用紙とを、それぞれに記載された識別情報が目視可能となる程度に移載位置制御手段によってずらし、その後、読取手段において、第3の搬送手段上を互いに重なり合わされて搬送されてきた利用明細書と用紙に記載された識別情報を読み取り、両者が同一である場合のみ、あるいは、両者が同一の宛先情報を識別可能な情報である場合のみ管理手段において封入手段を制御し、第3の搬送手段上を互いに重なり合わされて搬送されてきた利用明細書と用紙とを第4の搬送手段上を搬送されてきた封筒に封入し、封緘する構成としたため、第1の搬送手段上を搬送されてきた利用明細書と第2の搬送手段上を搬送されてきた宛先情報が記載された用紙とのマッチングが封筒への封入直前にて確認されることになり、送付先ではない利用者に利用明細書が送付されてしまうことを防止することができる。
【0055】
また、第1の搬送手段上を搬送されてくる利用明細書や第2の搬送手段上を搬送されてくる用紙に記載されている識別情報が、ステルスインクを用いて印刷されているものにおいては、記載されている識別情報が目視されることがないため、読取手段にて読取可能な領域であれば、第1の搬送手段上を搬送されてくる利用明細書や第2の搬送手段上を搬送されてくる用紙のデザインを損ねることなく所望の領域に識別情報を記載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の封入・封緘システムの実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示した封入・封緘システムにおける封入・封緘方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示した封入・封緘システムに用いられる利用明細書の一例を示す図である。
【図4】図1に示した封入・封緘システムに用いられる、宛先情報が印刷された用紙の一例を示す図である。
【図5】従来の封入・封緘システムの一構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 利用明細
2,4 識別情報
3 宛先情報
10−1〜10−n,20,30,40,50,60 コンベヤー
11−1〜11−n,21,31 ストッパー
12−1〜12−n,22,32 リーダー
70 プッシャー
80 封入位置
90 管理部

Claims (3)

  1. 用紙を重ね合わせて搬送する搬送手段と、前記搬送手段における前記用紙の搬送方向に並べて配置され、前記搬送手段における前記用紙の搬送方向に直交する方向から前記用紙を前記搬送手段上に供給する複数の供給手段と、前記複数の供給手段から供給されて前記搬送手段上にて重ね合わされた用紙を封筒に封入する封入手段とを有してなる封入・封緘システムにおいて、
    前記搬送手段上の前記複数の供給手段からの前記用紙の供給方向の延長線上にそれぞれ配置され、前記供給手段から供給された用紙の前記供給方向先端部に当接することにより、前記複数の供給手段から供給された用紙にそれぞれ記載された識別情報が目視可能な程度に、前記複数の供給手段から供給された用紙を前記搬送手段上にてずらして重ね合わせるための複数の係止手段と、
    前記搬送手段上にて重ね合わされた複数の用紙にそれぞれ記載され、複数の用紙がずらして重ね合わされることにより目視可能となった識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段における読取結果に基づいて、前記重ね合わされた用紙が予め決められた組み合わせである場合のみ、前記重ね合わされた用紙を前記封筒に封入するように前記封入手段を制御する管理手段とを有することを特徴とする封入・封緘システム。
  2. 請求項に記載の封入・封緘システムにおいて、
    前記用紙に記載された前記識別情報は、バーコード情報であることを特徴とする封入・封緘システム。
  3. 請求項に記載の封入・封緘システムにおいて、
    前記用紙に記載された前記識別情報は、ステルスインクを用いて印刷されていることを特徴とする封入・封緘システム。
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