JP4554208B2 - タイヤの摩耗を連続的に測定する方法および装置 - Google Patents

タイヤの摩耗を連続的に測定する方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4554208B2
JP4554208B2 JP2003534215A JP2003534215A JP4554208B2 JP 4554208 B2 JP4554208 B2 JP 4554208B2 JP 2003534215 A JP2003534215 A JP 2003534215A JP 2003534215 A JP2003534215 A JP 2003534215A JP 4554208 B2 JP4554208 B2 JP 4554208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
tread
tread pattern
pattern element
crown
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003534215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005504673A (ja
Inventor
ヴァレリー プールボ
ミシェル ロベール
Original Assignee
ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン
ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン, ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム filed Critical ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン
Publication of JP2005504673A publication Critical patent/JP2005504673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4554208B2 publication Critical patent/JP4554208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/06Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
    • G01B7/08Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using capacitive means
    • G01B7/087Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using capacitive means for measuring of objects while moving
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/24Wear-indicating arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10027Tires, resilient with wear indicating feature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は、タイヤの摩耗を連続的に測定する方法、転動表面におけるタイヤの転動中、摩耗の連続測定を可能にする手段を備えたタイヤ用のトレッドパターン要素、前記要素を備えたトレッド、および前記トレッドを備えたタイヤに関する。また、本発明は自動車用の取付け組立体、および連続的に実時間で前記タイヤの摩耗を測定する手段を備えたこのような車両に関する。
自動車用のタイヤのトレッドパターンの摩耗の検出器を設けることは知られている。
特許文献1(その図2および図3を参照)は、トレッドがそのパターンリブ内でそれぞれ異なる高さまで延びている導電ループを構成している複数の金属ワイヤを中に備えているタイヤを開示しており、これらのワイヤは、前記リブの下で検出回路に接続されている。このタイヤを取付けた車両の転動中、これらのループは次々に破断されて開放スイッチを構成し、検出回路はこれらの破断を表す信号を車両に存在する評価ユニットに送る。
この摩耗検出器の主な欠点は、摩耗が次々に破断されたループの数(すなわち、開放スイッチの数)の関数であるため、この摩耗が断続的に検出されると言う点である。
この摩耗検出器の他の欠点は、当業者がこの検出器を精密に製造することが非常に困難であると思われる点である。
この説明の内容において、車両の「固定部品」は、車輪、タイヤおよびハブを含む「回転部品」とは反対に、車両のシャーシおよびサスペンションロッドであると解釈されるであろう。
ドイツ特許第A−19745734号
本発明の一目的は、タイヤの摩耗を連続的に測定する方法、すなわち、前記タイヤを取付けた車両の転動中であろうとなかろうと、或いは前記車両が静止しているときでも、摩耗をいつでも測定することができる方法を提供することである。
本発明によれば、この方法は、前記タイヤのトレッドパターン要素の内側のキャパシタンスまたは電気抵抗を測定し、前記要素の高さを、前記キャパシタンスまたは抵抗を前記高さに関係付ける等式により推定することにある。
好ましくは、前記方法は、トレッドパターン要素として、前記キャパシタンスまたは抵抗が高さに正比例するような要素を使用することにある。換言すると、前記高さは前記キャパシタンスまたは抵抗の一次関数である。
その結果、獲得モジュールはトレッドパターン要素の高さを測定するのに複雑なアリゴリズム(一次伝達関数)を必要としない。
この説明において、「トレッドパターン要素」は、いつでも(すなわち、転動が始まるときから、或いは要素の摩耗が始まった後)転動表面と接触状態にあるようになっているタイヤトレッドの任意のレリーフ要素を意味している。かくして、前記要素は実質的に平行六面体または円筒形の形状のブロック、または横断面が変化する(すなわち、トレッドの周囲のすべてまたは一部にわたって延びている)「リブ」または周方向リッジよりなることができる。
本発明の一実施例によれば、前記方法は、トレッドパターン要素にその下で連結されている電子獲得モジュールをタイヤ内に設けることによりキャパシタンスまたは抵抗の測定を行うことにある。
前記タイヤが自動車に取付けられて車輪に設けられている本発明の第1実施例によれば、前記方法は、本質的に、前記パターン要素により構成された少なくとも1つのコンデンサーと、前記タイヤのトレッドにおいて前記コンデンサーに接続されたインダクタンスとを備えている受動的共鳴回路の同調周波数を、前記車輪に或いは車輪に隣接した車両の固定部品に設けられた呼掛け回路によって定めることにより前記パターン要素に関係するキャパシタンスの測定を行うことにある。
前記タイヤが自動車に取付けられて車輪に設けられている本発明の第1実施例によれば、前記方法は、本質的に、前記車輪に或いは車輪に隣接した車両の固定部品に設けられた呼掛け回路を介して前記獲得モジュールの遠隔エネルギ付与により前記トレッドパターンに関係するキャパシタンスの測定を行い、前記モジュールにより得られたキャパシタンス測定値を、前記タイヤ内で前記獲得モジュールに結合されたインダクタンスを介して前記呼掛け回路に送信することにある。
本発明の第1実施例によれば、前記方法は、少なくとも1つのコンデンサーが前記トレッドパターン要素に構成されるようにすることによって前記トレッドパターン要素におけるキャパシタンスを測定することにある。
前記各コンデンサーはこのコンデンサー用の誘電体を構成する電気的に絶縁性のゴム組成物により互いに分離されたアーマチュアを構成する導電性の板よりなる。これらの板の各々は、例えば銅、黄銅または使用したゴムと適合可能な金属よりなる金属製であるか、或いは導電性のゴム組成物、例えば、強化繊維として十分な量のカーボンブラックを含有しているゴム組成物よりなることができる。
前記各コンデンサーは例えば銅または黄銅の金属ワイヤよりなることもできる。
なお、前記トレッドパターン要素におけるコンデンサーの使用により、それぞれのパワーがコンデンサーを特徴付けるので、消費エネルギを最小にすることができる。
このエネルギ消費は、有利には、車両が停止すると(例えば、点火キーを挿入することにより車両が始動されるたびに)車両の内側に設けられた中央ユニットによって前記獲得モジュールを呼掛けることによって最小化することができる。
本発明の第2実施例によれば、前記方法は、少なくとも1つの電気抵抗が前記トレッドパターン要素に構成されるようにすることによって前記トレッドパターン要素における抵抗を測定することにある。前述のように、抵抗は(金属、または導電性ゴムの)導電性板または先に述べたような金属ワイヤよりなることができる。
なお、前述の板は前記コンデンサーまたは抵抗に対して平らであってもなくてもよい(好ましくは、板は平らである)。
本発明の他の目的はタイヤ用のトレッドパターン要素を提案することであり、この要素は、少なくとも1つの横面により互いに連結され、且つ要素の高さを定める基部およびクラウンを備えており、前記クラウンは、タイヤが転動表面上で転動しているとき、折にふれて地面と接触するようになっており、また前記要素の構造によれば、これが関係した獲得モジュールについて、トレッドの摩耗を連続的に測定することができるようになっている。
この目的で、本発明によるトレッドパターン要素は、電気的に導電性および絶縁性のゴム組成物よりそれぞれなる、互いに向かい合っていて、同じ高さのn個(nは2以上の整数である)の導電層とおよびn-1個の絶縁層とを備えており、2つの隣接した導電層はこれらを前記クラウンの方向と直角な方向において((i)の場合)完全に、或いは((ii)の場合)部分的に覆う絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)によって互いに分離されて、前記要素が、その高さを表すキャパシタンスCまたは抵抗Rの値をそれぞれ有している、前記(i)の場合には少なくとも1つのコンデンサー、前記(ii)の場合には少なくとも1つの電気抵抗を構成するようになっている。
当然、転動中、トレッドパターン要素が構成するコンデンサーまたは抵抗の値からトレッドパターン要素の高さをいつでも定めることができることになり、このコンデンサーまたは抵抗の値はトレッドの内側でトレッドパターン要素にその下で接続された電子獲得モジュールにより測定可能である。
なお、前記パターン要素が所定横断面の周方向「リブ」またはリッジよりなる場合、前記導電層または絶縁層はトレッドの全周にわたって延びている。
また、かかるトレッドパターン要素に構成されたコンデンサーまたは抵抗は、これらがトレッドの作成を容易にする、従ってそれらのコストを最小にする、トレッドを製造するために慣習的に使用されているゴム組成物よりなると言う利点がある。
更に、前記コンデンサーまたは抵抗がゴムで作られている場合、このゴムは(金属部品とゴム部品との間の凝集力と比較して)良好な凝集力を対応するタイヤのトレッドに与える。この向上凝集力に結果、摩耗またはグリップのような前記タイヤの性能が転動中にさほど低下しない。
本発明の実施例によれば、前記導電層はすべて前記クラウンと同一高さにあり、前記各絶縁層は前記(i)の場合にはクラウンと同一高さにあり、前記(ii)の場合にはクラウンから間隔を隔てられている。
その結果、前記トレッドパターン要素の摩耗は、転動の初めから、転動表面と接触しているトレッドパターン要素の場合、転動し始めるときから連続的に測定することができる。
一方では前記導電層および他方では前記各絶縁層は例えば前記基部と同一高さにある。
本発明の第1実施例によれば、前記導電層および絶縁層は前記要素に平行六面体の形状を与えるように矩形であって、互いに積重ねられている。
本発明のこの実施例によるトレッドパターン要素は、これが電気的絶縁層に付けられた(平行であってもなくても)矩形形状の2つの導電層よりなり、これらの3つの層が互いに向かい合っていて、3つすべてが一方では前記基部と、他方では前記クラウンと同一高さにあるようになっているなら、コンデンサーを構成することができる。このコンデンサーのアーマチュア板および誘電体はそれぞれ前記導電層および前記絶縁層よりなる。
変形例として、本発明によるトレッドパターン要素は、例えば、同じであって、矩形形状の3つの導電層と、第1および第2対の隣接導電層間にそれぞれ付けられた2つの電気的絶縁層とよりなる直列の幾つかのコンデンサーを構成することができる。これらの層すべては互いに向かい合っていて、一方では前記基部と、他方では前記クラウンと同一高さにある。コンデンサーのアーマチュア板および誘電体はそれぞれ前記導電層および前記絶縁層よりなる。
また、本発明によるトレッドパターン要素は、電気的絶縁層に付けられた2つの同じで矩形の導電層を備えており、これらの層が互いに向かい合っていて、3つすべてがトレッドパターン要素の基部とだけ同一高さにあるようになっている抵抗を構成することができる。前記絶縁層は前記導電層の各々を部分的にのみ覆って、これらの導電層が、前記絶縁層をトレッドパターン要素のクラウンの方向に(測定すべき摩耗の高さを表す)所定の高さまで延長させる第3中央導電層により互いに連結されるようになっており、これらの3つの導電層は前記クラウンと同一高さにある。
本発明による第2実施例では、前記導電層および絶縁層は、それら自身に密着されるかどかいずれにしても、同心であって互いの内外に位置決めされている。例えば、これらの層は前記要素に中実の円筒体または部分円筒体の形状寸法をもたらすように円筒形であって互いに対して同軸である。
本発明の変形例によるトレッドパターン要素は、例えば、コンデンサーを構成することができ、そして同じ高さの円筒形の同心層よりなり、これらの層は、2つの導電層の間に電気的絶縁層が付けられてなり、これらの層は向かい合っていて、3つすべてが一方では前記基部と、他方では前記クラウンと同一高さにあるようになっている。コンデンサーのアーマチュア板および誘電体はそれぞれ導電層および絶縁層よりなる。
本発明の他の特徴によれば、前記要素は、少なくとも2つの同じ導電性ワイヤが少なくとも1つのコンデンサー(単一のコンデンサーまたは直列に配置された幾つかのコンデンサー)を構成するように互いに平行に埋設されている電気的絶縁性のゴム組成物を備えており、前記コンデンサーの誘電体およびアーマチュア板はそれぞれ前記絶縁性組成物および前記ワイヤにより構成されており、前記コンデンサーは、いずれの瞬間時点でも、この時点における前記要素の高さを表すキャパシタンス値を有している。
本発明の実施例によれば、前記ワイヤは一方では前記基部と、他方では前記クラウンと同一高さにある。
当然、このトレッドパターン要素は、転動中、これが構成するコンデンサーのキャパシタンス値から定めることができることになり、このキャパシタンスはトレッド内でトレッドパターン要素にその下で接続された電子獲得モジュールにより測定される。
本発明によるタイヤのトレッドは前記トレッドパターン要素のうちの1つのような少なくとも1つのトレッドパターン要素を備えているようなトレッドである。
なお、前記トレッドパターン要素が前記導電層およびゴムの絶縁層で構成されたコンデンサーまたは抵抗を備えている場合、且つドレッドまたはトレッドの下層の組成物が低減抵抗(例えば、前記導電層の抵抗に類似している抵抗)を有する場合、前記ドレッドまたはその下層はトレッドパターン要素の基部を全く覆うようにトレッドパターン要素の下に半径方向に配置された絶縁層を必ず備えていなければならなく、その目的は前記トレッドパターン要素を前記ドレッドまたはその下層の組成物から電気的に絶縁することである。この絶縁層は、その厚さが有利には小さく、例えば、前記トレッドパターン要素を構成するコンデンサーまたは抵抗の前記各絶縁層の抵抗率に類似した抵抗率(すなわち、例えば、1012Ω.cmと1015Ω.cmとの間の抵抗率)を有するゴム組成物よりなることができる。
本発明の他の特徴によれば、前記トレッドはその中に電子獲得モジュールを備えており、この電子獲得モジュールは前記各要素にその下で接続されており、且つ前記(i)の場合には前記コンデンサーのキャパシタンス値、前記(ii)の場合には前記抵抗の抵抗値を測定し、前記タイヤの転動中、この値から前記各トレッドパターン要素の高さを推定するように設計されている。
例えば、前記獲得モジュールは、前記キャパシタンス値または抵抗値を表す信号を前記タイヤが取付けられた車両の内側に設けられた中央ユニットに向けて発信するように設計することもできる。
本発明の変形実施例によれば、前記獲得モジュールはまた、前記車輪に或いはこの車輪に隣接した車両の固定部品に設けられた呼掛け回路により遠隔でエネルギ付与され、且つ前記モジュールにより得られたキャパシタンス測定値を前記呼掛け回路に送信するように前記トレッド内に設けられたインダクタンスと結合により協働するように設計されている。
本発明によるタイヤは前記のトレッドのようなトレッドを備えているようなタイヤである。
本発明の実施例によれば、前記タイヤは、そのトレッドが本発明によるパターン要素としてトレッドの周囲全体にわたって延びている周方向「リブ」またはリッジを備えているものである。
本発明の他の実施例によれば、前記タイヤは、そのトレッドが本発明によるパターン要素として、「摩耗指示器」よりなる要素、すなわち、例えば、高さが他のトレッドパターン要素の高さより実質的に低いブロックまたはリッジの形態の要素を備えているものである。
本発明の更なる目的はタイヤと、このタイヤが取付けられる車輪をと備えている自動車用の取付け組立体を提案することであり、前記タイヤは、各々が少なくとも1つの横面により互いに連結されて高さを定める基部およびクラウンを持つパターン要素を有するトレッドを備えており、前記クラウンは、タイヤが転動表面上で転動しているとき、折にふれて前記表面と接触するようになっており、前記タイヤのトレッドパターン要素のうちの少なくとも1つは、電気的に導電性および絶縁性のゴム層よりそれぞれなる、互いに向かい合っていて、同じ高さのn個(nは2以上の整数である)の導電層およびn-1個の絶縁層を備えており、2つの隣接した導電層はこれらを前記クラウンと直角な方向において全体的に覆う絶縁層によって互いに分離されて、前記要素が、キャパシタンスがその瞬間高さを表すコンデンサーを構成するようになっている。
本発明の「受動的」実施例(タイヤにおける受動的部品)によれば、この取付け組立体は、トレッドがその中に共鳴回路を有しており、その要素のうちの1つは前記コンデンサーであるようなものである。この共鳴回路は、その共鳴周波数が前記コンデンサーのキャパシタンスの関数であるようなものである。例えば、共鳴回路はトレッドパターン要素の下に設けられたインダクタンスと、これがアーマチュア板に接続されているコンデンサーとを備えており、共鳴回路は車輪に永久的に取付けられる呼掛け回路に結合されており、この呼掛け回路は、周波数走査式エネルギ発生器と、前記回路が同調する周波数を検出するように設けられてこの同調周波数から前記呼掛け器のキャパシタンスを推定し、この値から前記トレッドパターン要素の高さを推定するようになっている検出手段とを備えている。
前記呼掛け回路は、例えば、周波数走査式エネルギ発生器と、前記共鳴回路の前記インダクタンスに接続されたインダクタンスと、抵抗とを備えることができ、前記同調周波数を検出する前記手段は、例えば、前記抵抗の端子間の電圧を測定するためにこれらの端子に設けられている。
本発明の他の「能動的」実施例(前記「受動的」態様とは対照的にタイヤにおける能動的部品)によれば、取付け組立体は、タイヤトレッドがその中に、一方では前記キャパシタンス値を測定するようになっており、且つ車輪に設けられた呼掛け回路により遠隔でエネルギ付与される獲得モジュールを有しており、他方では前記モジュールにより得られたキャパシタンス測定値を呼掛け回路に送信するために前記獲得モジュールに結合されたインダクタンスを有しており、呼掛け回路はキャパシタンス値から前記トレッドパターン要素の高さを推定する手段を備えている。
なお、これらの2つの実施例によれば、呼掛け回路は、例えば、車輪に取付けられる弁(この場合、計器付き弁のことを言っている)に、車輪に取付けることができるタイヤの内圧を測定するモジュールに、より一般的には、車輪に設けられる既存の装置に、或いは車輪が転動する表面における所定位置に設けることができる。
本発明の更なる目的は、それぞれのトレッドの各々がトレッドパターン要素を備えているタイヤを設けた自動車を提案することであり、各トレッドパターン要素は、少なくとも1つの横面により互いに連結されて前記要素の高さを定める基部およびクラウンを備えており、前記クラウンは、タイヤが転動表面上で転動しているとき、折にふれて地面と接触するようになっており、この車両はタイヤのうちの少なくとも1つの摩耗を連続的に測定する手段を備えており、かかる手段はタイヤにおいていずれの電気的に能動の部品も全く有しておらず、前記タイヤのうちの少なくとも1つのタイヤの少なくとも1つのトレッドパターン要素は、電気的に導電性および絶縁性のゴム層よりそれぞれなる、互いに向かい合っていて同じ高さのn個(nは2以上に整数である)の導電層およびn−1個の絶縁層を備えており、2つの隣接導電層はこれらを前記クラウンと直角な方向に全体的に覆う絶縁層により互いに分離されて、前記要素が、キャパシタンスがその高さを表すコンデンサーを構成するようになっている。
本発明の実施例によれば、車両は以下の如くになっている。すなわち、前記各タイヤのトレッドはその中に共鳴回路を有しており、この共鳴回路は前記トレッドパターン要素の下に設けられたインダクタンスと、このインダクタンスがアーマチュア板に接続されている前記コンデンサーとを備えており、前記共鳴回路はタイヤに近い前記車両の固定部品に取付けられた呼掛け回路に結合されており、前記呼掛け回路は、周波数走査式エネルギ発生器と、前記回路間の同調周波数から前記コンデンサーのキャパシタンス値を推定し、このキャパシタンス値からパターン要素の高さを推定するために前記回路間の同調周波数を検出するための手段とを備えており、前記呼掛け回路はまた、車両の運転席に設けられた中央ユニットと通信するように設計されている。
なお、このタイヤはその中に電気的に受動の部品のみを有している。
本発明の実施例によれば、前記呼掛け回路は周波数走査式エネルギ発生器と、コンデンサーと、前記共鳴回路のインダクタンスに結合されたインダクタンスと、抵抗とを備えており、前記共鳴周波数検出手段は、例えば、抵抗の端子間の電圧を測定するためにこれらの端子に設けられている。
本発明の他の実施例によれば、前記車両は以下の如くになっている。すなわち、前記各タイヤのトレッドはその中に、一方では、前記キャパシタンス値を測定するように設計され、且つ前記タイヤに隣接した車両の固定部品に取付けられた呼掛け回路により遠隔でエネルギ付与される獲得モジュールを有しており、他方では、前記モジュールにより得られたキャパシタンス測定値を前記呼掛け回路に送信するために前記獲得モジュールに結合されたインダクタンスを有しており、呼掛け回路はまた車両の運転席に設けられた中央ユニットと通信することができる。
この例では、図1におけるトレッドパターン要素1は平行六面体の形状を有している。このパターン要素は、基部2と、トレッドがこのような要素1を備えているタイヤの転動中、地面に対して転がるようになっているクラウン3と、このクラウン3を基部2に連結する横面4とにより境界決めされている。
このトレッドパターン要素1は、同じであって、(高さHおよび幅Lの)矩形の形状のものである2つの導電性層5a、5bを備えており、これらの層は(厚さeの)電気絶縁性層6に付けられて、これらの層5a、5b、6が互いに向かい合い、これら3つの層すべてが一方では前記基部2と、他方では前記クラウン3と同一高さにあるようになっている。
図1でわかるように、この層5a、5b、6の積重ね体は、アーマチュア板および誘電体がそれぞれ導電層5a、5bおよび絶縁層6よりなるコンデンサーを構成する。
このコンデンサーのキャパシタンスは下記式により得られる。
Figure 0004554208
前記式中、ε0は真空の誘電率であり、εrは誘電体の相対誘電率である。
当然、転動タイヤのトレッドパターン要素の高さHを対応するコンデンサーのキャパシタンスの値から定めることができることになり、そのキャパシタンスは、例えば、トレッド内で要素1にその下で連結された電気獲得モジュールにより測定可能である。
この獲得モジュールは、これらのキャパシタンス測定値を表す信号を、タイヤを備えていて、車両の内側に設けられてトレッドパターン要素1の摩耗についてドライバに連続的に知らせるように設計された中央ユニットに向けて発信するようにすることができる。
周方向に整合された4つのトレッドパターン要素1が図1について説明したコンデンサー構造を有するタイヤについて行ったテストは、得られた4つの点「群」がこれらの4つのトレッドパターン要素1に対応する図6のグラフに示すように、高さH(mm)と(任意単位で表される)キャパシタンスCとのこの比例関係を申し分なく確認している。
平行六面体のものであって、図6における長円形で表したタイヤのトレッドパターン要素1は、8mmの初めの高さHiと、20mmの幅と、20mmの深さと、2mmに等しい厚さeの絶縁層6とを有している。
4つのトレッドパターン要素1の各々において絶縁層6用に使用したゴムの組成物は、いわゆる「MXT ENERGY」タイヤのトレッドに使用されている種類、すなわち、1012Ω.cmと1015Ω.cmとの間の抵抗率を有する種類のものである。この組成物は溶液中で製造されたスチレン/ブタジエンコポリマー(S−SBR)とポリブタジエンとの混合物を主としており、強化繊維として「ZEOSIL1165MP」シリカ80部を含有している。
導電層5a、5b用に使用されるゴム組成物108Ω.cmに近い抵抗率を有しており、強化繊維として「N234」カーボンブラック60部を含有するS−SBR/BR混合物を主としている。
曲線はタイヤの摩耗について得られた結果を表している。摩耗方向を矢印Uで示してある。
次の図の説明のために、構造または機能が図1について先に述べた要素と類似している要素を確認するために、使用した数値指数を10だけ増やした。
図2のトレッドパターン要素11は、同じであって、(高さHおよび幅Lの)矩形の形状のものである3つの導電性の層15a、15b、15cを備えており、2つの導電性層16a、16bが一方では導電層15a、15b間に、他方では、導電層15a、15c間に付けられていると言う点でのみ、図1の要素1と異なっている。
これらの層15a、16a、15b、16b、15cは互いに向かい合っており、且つ一方では基部12と、他方ではクラウン13と同一高さにあり、それらの積重ね体が直列に配列された2つのコンデンサーを構成するようになっており、これらのコンデンサーのアーマチュア板および誘電体はそれぞれ2つの隣接した導電層15a、15bまたは15b、15cおよび絶縁層16aまたは16bよりなる。
コンデンサーの全キャパシタンスCは下記式により得られる。
Figure 0004554208
前記のように、当然、転動タイヤのトレッドパターン要素11の高さHを対応するコンデンサーの全キャパシタンスの値からいつでも定めることができることになり、そのキャパシタンスは、例えば、トレッドの内側で要素11によりその下で構成されたコンデンサーに連結された電子獲得モジュールにより測定可能である。
この獲得モジュールは、これらのキャパシタンス測定値を表す信号を、要素11の摩耗についてドライバに連続的に知らせるようになっている車両の内側の中央ユニットに向けて発信するように設計することができる。
図3のトレッドパターン要素21は、この例では、図1の要素1のように基部22、クラウン23および横面24により境界決めされた円筒形の形状を有している。
このトレッドパターン要素21は(同じ高さHを有する)円筒形の同軸層25a、25b、26を備えており、2つの導電層25a、25b間には、電気絶縁層26が付けられており、これらの層25a、25b、26が互いに向かい合い、これら3つすべてが一方では基部22と、他方ではクラウン23と同一高さにあるようになっている。半径方向内側の導電層25aおよび絶縁層26はそれぞれ半径R1,R2を有している(その結果、絶縁層26はR2−R1に等しい厚さを有している)。
図3からわかるように、層25a、25b、26のこの積重ね体はアーマチュア板および誘電体がそれぞれ導電層25a、25bおよび絶縁層26よりなるコンデンサーを構成する。
このコンデンサーの全キャパシタンスCは下記式により得られる。
Figure 0004554208
前記のように、当然、転動タイヤのトレッドパターン要素21の高さを対応するコンデンサーのキャパシタンスの値からいつでも定めることができることになり、例えば、そのキャパシタンスは、例えば、トレッドの内側で要素21によりその下で構成されたコンデンサーに連結された電子獲得モジュールにより測定可能である。
この獲得モジュールは、これらのキャパシタンス測定値を表す信号を、要素21の摩耗についてドライバに連続的に知らせるようになっている車両の内側の中央ユニットに向けて発信するように設計することができる。
図4の例では、トレッドパターン要素31は、基部32、クラウン33および横面34により境界決めされた平行六面体の形状を有している。
このトレッドパターン要素31は、同じであって、(幅Lの)矩形の形状のものである2つの導電層35a、35bを備えており、これらの層は(厚さeおよび高さH0の)電気絶縁層36に付けられており、これらの層35a、35b、36は互いに向かい合い、これら3つすべてが要素31の基部32とのみ同一高さにあるようになっている。
図4でわかるように、絶縁層36は導電層35a、35bの各々を部分的にのみ覆っており、これらの導電層35a、35bが要素31のクラウン33に向けて高さHだけ絶縁層36を延長する第3の中間の導電層35c(これもまた厚さeである)によって互いに連結されるようになっており、これらの3つの導電層35a、35b、35cは前記クラウン33と同一高さにある。
当然、導電層35a、35b間の中間の導電層35cおよび絶縁層36の圧力から、要素31は電気抵抗を形成することになり、この抵抗の値は、最初の位数まで、下記式を満足する。
Figure 0004554208
前記式中、ρは導電層35cの抵抗率である。
トレッドパターン要素31を、前記中間の導電層35cの高さHに等しい、タイヤトレッドのすぐ隣接した表面(これらの基準表面は図4に破線で表してある)に対する高さを表すものと定めることにより、式(4)から、転動タイヤのトレッドパターン要素31の高さHを対応する抵抗の値のためにいつでも定めることができることになり、前記抵抗は、例えば、トレッドの内側で要素31によりその下に形成された抵抗に接続された電子獲得モデルにより測定可能である。
この獲得モジュールは、これらの抵抗測定値を表す信号を、要素31の摩耗についてドライバに連続的に知らせるようになっている車両の内側の中央ユニットに向けて発信するように設計することができる。
なお、中間の導電層35cの高さH(すなわち、この要素の相対高さ)のゼロの値に対応するトレッドパターン要素31の摩耗は抵抗Rの理論的に無限(実際に、非常に高い)値の場合に達せされ、従って、この摩耗はコンデンサーのキャパシタンスに同等である。
周方向に整合された4つのパターン要素31が図4について説明した抵抗構造を有するタイヤについて行ったテストは、得られた4つの点「群」が前記4つのトレッドパターン要素31に対応する図7のグラフに示すように、相対高さHと抵抗Rとのこの比例関係を申し分なく確認している。
図7に示すこのグラフでは、抵抗Rは全高さH0+Hの関数として測定される(パターン要素31は5mmの初期の相対高さHiと、2mmに等しい厚さeおよび3mmに等しい高さH0絶縁層36とを有している)。摩耗方向を矢印Uで示してある。
このトレッドパターン要素31において絶縁層36用に使用したゴム組成物は、いわゆる「MXT ENERGY」タイヤのトレッドに使用されているものであり、すなわち、その抵抗率は1012Ω.cmと1015Ω.cmとの間である。
導電層35a、35b、35c用のゴム組成物は、108Ω.cmに近い抵抗率を有しており、S−SBR/BR混合物を主とし、強化繊維として「N234」カーボンブラック60部を含有している。
図5のトレッドパターン要素41は、この例では、基部42、クラウン43および横面44により境界決めされた平行六面体の形状を有している。
高さHおよび幅Lのこのトレッドパターン要素41は、互いに平行であって、導電性である2つの同じワイヤ45a、45bが埋設されている電気絶縁性のゴム組成物46よりなり、誘電体およびアーマチュア板がそれぞれ前記絶縁組成物46および前記ワイヤ45a、45bにより構成されたコンデンサーを構成するようになっている。前記ワイヤ45a、45bは距離eを隔てており、各々、要素41の基部42およびクラウン43と同一高さになるように同じ直径Dおよび同じ高さHを有している。このコンデンサーのキャパシタンスCは下記式により得られる。
Figure 0004554208
前記式中、Arcchは双曲線コサインの引き数関数である。
前述のように、当然、転動タイヤのトレッドパターン要素41の高さHを対応するコンデンサーのキャパシタンスの値からいつでも定めることができることになり、そのキャパシタンスは、例えば、トレッドの内側で要素41によってにその下に形成されたコンデンサーに連結された電子獲得モジュールにより測定可能である。
この獲得モジュールは、これらのキャパシタンス測定値を表す信号を、タイヤを備えていて、要素41の摩耗についてドライバに連続的に知らせるようになっている車両の内側の中央ユニットに向けて発信するように設計することができる。
図8は転動中、タイヤトレッド60の摩耗の実時間で連続測定するための装置50の本発明による実施例を示しており、この装置50は自動車に取付けるように設計されている。
図8に部分的に斜視図で示すトレッド60は複数のパターン要素61を備えており、これらの要素のうちの少なくとも1つは本発明に適合し、且つキャパシタンス値Cが前記要素61の高さに比例するコンデンサーを構成している。このコンデンサー61は、例えば、図1、図2または図3を参照して説明した種類のものであることができる(図8の例では、図1によるコンデンサーである)。
トレッド60のトレッドパターン要素61のうちの幾つかまたはすべてが本発明によるかかるコンデンサーよりなることはわかる。
測定装置50は、一方では呼掛け回路70(または一次回路)を備えており、他方では一次回路に電磁的に結合され、且つトレッド60に位置決めされた共鳴回路80(または二次回路)を備えている。
呼掛け回路70はタイヤに隣接した泥除けのような車両の固定部品に永久的に設けられ、或いは車輪自身に、例えば、その対価物に、或いは車輪が備えている内部圧力測定モジュールに設けることができる。
この実施例では、呼掛け回路70は周波数走査式エネルギ発生器71と、抵抗72と、コンデンサー73と、誘導子により構成されたアンテナ74とを備えている。なお、この回路70は抵抗72を有していないことができ、すなわち、誘導4と関連されたコンデンサー73を備えることができる。
電気的に受動である共鳴回路80は、トレッドパターン要素61により構成されたコンデンサーのアーマチュア板65a、65bに接続された誘導子により構成されたアンテナ81を備えている「LC」回路である。この誘導子81はトレッド60の内側で前記要素61の下に位置決めされており、且つ回路70の誘導子に結合されている(矢印C参照)。
呼掛け回路70はこれと共鳴回路80との間の同調周波数f0(共鳴周波数frとしても知られている)を検出する手段75を備えている。この検出手段75は、抵抗72の端子を横切って接続されており、且つ例えば、2つの回路間に周波数対f0があるときに最適値(エネルギ吸収)を通る、端子を横切る電圧の振幅を測定するように設計されている。
装置50はトレッドパターン要素61の高さHを測定するために以下の如く作動する。
発生器71のエネルギ発生周波数は連続的に変化され、抵抗72を横切る電圧は、共鳴回路80がこれに結合された呼掛け回路に同調される周波数f0を定めるために測定される。この値f0から、要素61により構成されるコンデンサーのキャパシタンスCの値は同調周波数f0(または同調脈動ω0)および前記キャパシタンスCを関連させる等式を使用して推定される。

Figure 0004554208
(Lは誘導子1の自己誘導係数である)
Figure 0004554208
(2πf02LC=1である。
このことから、前記高さHは図1、図2および図3を参照して示した前記式(1)、(2)、(3)のうちの1つまたは他を使用して推定される。
なお、トレッドパターン要素61の高さHを測定するための装置50は、キャパシタンスを直接的に測定する図1、図2、図3および図5について述べた前記獲得モジュールとは対照的に、前記要素61により構成されたコンデンサーのキャパシタンス(同調周波数f0)を間接的に測定するように設計されている。
しかも、この装置50は、摩耗が(車両の固定部品上であっても、車輪上であっても)遠隔で検出されるので、タイヤ内にたった1つの受動的電気回路を備えていると言う利点を有している。
本発明による方法および装置は常にタイヤの摩耗を示す決定的な利点を有している。もちろん、この摩耗測定を休みなく行うことは必要でないが、種々時間間隔で行えばよい。
本発明の第1実施例の第1例によるトレッドパターン要素の概略斜視図である。 本発明の前記第1実施例の第2例によるトレッドパターン要素の概略斜視図である。 本発明の第2実施例によるトレッドパターン要素の概略斜視図である。 本発明の前記第1実施例の第3例によるトレッドパターン要素の概略斜視図である。 本発明の第3実施例によるトレッドパターン要素の概略斜視図である。 図1のものと同じ(長円形で表された)形状寸法を有し、タイヤの同一周平面に心出しされた4つのトレッドパターン要素について、4つのパターン要素各々の高さと、その要素により構成されたコンデンサーのキャパシタンスとの関係を示す実験的グラフである。 図4のものと同じ(長円形で表された)形状寸法を有し、タイヤの同一周平面に心出しされた4つの他のトレッドパターン要素について、4つのパターン要素各々の高さと、その要素により構成されたコンデンサーのキャパシタンスとの関係を示す実験的グラフである。 トレッドパターン要素の高さを定めるための本発明の実施例による装置の概略斜視図である。

Claims (12)

  1. タイヤの摩耗を連続的に測定する方法において、前記タイヤのトレッドパターン要素(1、11、21、41)におけるキャパシタンスまたは電気抵抗を測定し、このキャパシタンスまたは電気抵抗から、前記要素(1、11、21、41)の高さを、これに前記キャパシタンスまたは電気抵抗を関係付ける等式から推定することを含む、
    タイヤの摩耗を連続的に測定する方法。
  2. キャパシタンスまたは電気抵抗の値の前記測定を前記タイヤ内に設けられた前記値用の獲得モジュールによって行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの摩耗を連続的に測定する方法。
  3. 前記タイヤが自動車に取付けられ、その車輪に設けられる請求項1に記載のタイヤの摩耗を連続的に測定する方法において、
    前記トレッドパターン要素(61)により構成された少なくとも1つのコンデンサーと、前記タイヤのトレッド(60)において前記コンデンサーに接続された誘導子(81)とを備えている受動的共鳴回路(80)の同調周波数を、前記車輪に或いは前記車輪に隣接する前記車両の固定部品に設けられた呼掛け回路(70)によって定めることにより、前記トレッドパターン要素(61)のキャパシタンス測定を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの摩耗を連続的に測定する方法。
  4. 前記タイヤが自動車に取付けられ、その車輪に設けられる請求項2に記載のタイヤの摩耗を連続的に測定する方法において、前記車輪に或いは前記車輪に隣接する前記車両の固定部品に設けられた呼掛け回路を介して前記獲得モジュールに遠隔でエネルギ付与することにより前記トレッドパターン要素(61)のキャパシタンス測定を行い、前記タイヤ内で前記獲得モジュールに結合されたインダクタンスを介して前記モジュールにより得られたキャパシタンス測定値を前記呼掛け回路に送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤの摩耗を連続的に測定する方法。
  5. タイヤ用のトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)であって、
    少なくとも1つの横面(4、14、24、34)により互いに連結された基部(2、12、22、32)およびクラウン(3、13、23、33)を備えており、これらの基部およびクラウンが前記要素(1、11、21、31、61)の高さ(H)を定めており、前記クラウン(3、13、23、33)が、前記タイヤが転動表面において転動しているとき、前記表面と接触するようになっているトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)において、前記要素(1、11、21、31、61)は、電気的に導電性および絶縁性のゴム組成物よりなる、互いに向かい合っていて、同じ高さのn個(nは2以上の整数である)の導電層(5a、5b、15a、15b、15c、25a、25b、35a、35b、65a、65b)およびn-1個の絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)とを備えており、
    2つの隣接した導電層(5aおよび5b、15aおよび15b、15bおよび15c、25aおよび25b、35aおよび35b、65aおよび65b)は、これらを前記クラウン(3、13、23、33)と直角な方向において全体的に覆う絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)によって互いに分離されて、前記要素(1、11、21、31、61)のキャパシタンスの値が前記要素の高さを表す、少なくとも1つのコンデンサーを構成するようになっている((i)の場合)か、前記2つの隣接した導電層(5aおよび5b、15aおよび15b、15bおよび15c、25aおよび25b、35aおよび35b、65aおよび65b)を前記クラウン(3、13、23、33)と直角な方向において部分的に覆う絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)によって互いに分離されて、前記要素(1、11、21、31、61)の抵抗の値が前記要素の高さを表す、少なくとも1つの電気抵抗を構成するようになっている((ii)の場合)
    ことを特徴とするトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)。
  6. 前記導電層(5a、5b、15a、15b、15c、25a、25b、35a、35b、65a、65b)はすべて前記クラウン(3、13、23、33)と同一高さにあり、前記各絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)は前記(i)の場合には前記クラウン(3、13、23、33)と同一高さにあり、前記(ii)の場合には前記クラウン(3、13、23、33)から間隔を隔てられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)。
  7. 前記導電層(5a、5b、15a、15b、15c、25a、25b、35a、35b、65a、65b)および前記各絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)は、前記基部(2、12、22、32)と同一高さにある、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)。
  8. 前記導電層(5a、5b、15a、15b、15c、25a、25b、35a、35b、65a、65b)および絶縁層(6、16a、16b、26、36、66)は、前記要素(1、11、31、61)に平行六面体の形状をもたらすように直方体であって互いに積み重ねられている、
    ことを特徴とする請求項5ないし7のうちのいずれか1項に記載のトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)。
  9. 前記導電層(25a、25b)および絶縁層(26)は前記要素(21)に中実円筒体の形状寸法をもたらすように互いに同心であって同軸に位置決めされている、
    ことを特徴とする請求項5ないし7のうちのいずれか1項に記載のトレッド(60)のトレッドパターン要素(1、11、21、31、61)。
  10. 少なくとも1つの横面(44)により互いに連結され、高さ(H)を定める基部(42)およびクラウン(43)を備えており、前記クラウン(43)が、タイヤが転動表面上で転動しているとき、前記表面と接触するようになっているタイヤ用のトレッドのトレッドパターン要素(41)において、前記要素(41)は、少なくとも1つのコンデンサーを構成するように、互いに平行であって、電気的に導電性である少なくとも2つの同じワイヤ(45a、45b)が埋設されている電気的に絶縁性のゴム組成物(46)を有しており、前記コンデンサーの誘電体および導電板がそれぞれ前記絶縁性組成物および前記ワイヤ(45a、45b)により構成されており、前記コンデンサーは前記要素(41)の高さ(H)を表すキャパシタンス値を有している、
    ことを特徴とするタイヤ用のトレッドのトレッドパターン要素(41)。
  11. 前記ワイヤ(45a、45b)は、一端が前記基部(42)と、他端が前記クラウン(43)と同一高さにある、
    ことを特徴とする請求項10に記載のトレッドのトレッドパターン要素(41)。
  12. 請求項5ないし11のうちのいずれか1項に記載の少なくとも1つのトレッドパターン要素(1、11、21、31、41)を備えており、また前記トレッドパターン要素(1、11、21、31、41)とは別個であって、前記トレッドパターン要素(1、11、21、31、41)の基部(2、12、22、32、42)の全体を覆うようにこの要素のタイヤ半径方向内側に配置されている絶縁層を備えており、前記絶縁層は前記トレッドパターン要素(1、11、21、31、41)をこれの隣のゴム組成物から電気的に絶縁するようになっている、
    ことを特徴とするタイヤ用トレッド。
JP2003534215A 2001-10-02 2002-09-30 タイヤの摩耗を連続的に測定する方法および装置 Expired - Fee Related JP4554208B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0112884 2001-10-02
PCT/EP2002/010936 WO2003031208A1 (fr) 2001-10-02 2002-09-30 Procede et dispositif de mesure en continu de l'usure d'une enveloppe de pneumatique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005504673A JP2005504673A (ja) 2005-02-17
JP4554208B2 true JP4554208B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=8868001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003534215A Expired - Fee Related JP4554208B2 (ja) 2001-10-02 2002-09-30 タイヤの摩耗を連続的に測定する方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7404319B2 (ja)
EP (1) EP1446296B1 (ja)
JP (1) JP4554208B2 (ja)
AT (1) ATE472419T1 (ja)
DE (1) DE60236885D1 (ja)
WO (1) WO2003031208A1 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2835218A1 (fr) * 2002-01-31 2003-08-01 Michelin Soc Tech Procede et systemes de mesure du degre d'usure d'un pneumatique
FR2856343B1 (fr) * 2003-06-18 2007-04-13 Michelin Soc Tech Procede pour predire l'usure d'un pneumatique et systeme pour sa mise en oeuvre
JP4316313B2 (ja) * 2003-07-09 2009-08-19 横浜ゴム株式会社 タイヤ摩耗検知方法と装置、及び空気入りタイヤ
ATE426515T1 (de) 2005-12-15 2009-04-15 Michelin Soc Tech Reifen mit abriebsensor
JP2007331659A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Bridgestone Corp タイヤ走行状態の推定方法とその装置、及び、センサ付タイヤ
US7578180B2 (en) * 2007-06-29 2009-08-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Tread depth sensing device and method for measuring same
US7543491B2 (en) * 2007-09-19 2009-06-09 Infineon Technologies Ag Capacitive measurement of tire deformation
US9423370B2 (en) 2012-02-21 2016-08-23 Varel International Ind., L.P Use of capacitance to analyze polycrystalline diamond
US9423436B2 (en) * 2012-02-21 2016-08-23 Varel International Ind., L.P. Method and apparatus to assess the thermal damage caused to a PCD cutter using capacitance spectroscopy
US9073392B2 (en) 2013-06-07 2015-07-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of tread wear sensor installation in a tire
US8996239B2 (en) 2013-06-07 2015-03-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Abradeable sensor system for tire wear monitoring
US9340211B1 (en) 2014-12-03 2016-05-17 The Goodyear Tire & Rubber Company Intelligent tire-based road friction estimation system and method
US9719886B2 (en) 2015-07-21 2017-08-01 The Goodyear Tire & Rubber Company Tread wear estimation system and method
US9610810B1 (en) 2015-10-21 2017-04-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of tire state estimation through wheel speed signal feature extraction
US9821611B2 (en) 2015-10-21 2017-11-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Indirect tire wear state estimation system
US9840118B2 (en) 2015-12-09 2017-12-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire sensor-based robust road surface roughness classification system and method
DE102017222118A1 (de) * 2017-12-07 2019-06-13 Continental Reifen Deutschland Gmbh Reifen, insbesondere Fahrzeugreifen, mit einer Sensoranordnung, sowie Verfahren zum Ermitteln einer Profiltiefe des Reifens
EP3498499B1 (en) * 2017-12-18 2019-12-18 Nokian Renkaat Oyj A tire with an insert configured to measure wear of a tread
EP3501855B1 (en) * 2017-12-20 2022-04-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Sensor system for monitoring tire wear
US20190193479A1 (en) * 2017-12-20 2019-06-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Sensor system for monitoring tire wear
WO2020005863A1 (en) 2018-06-29 2020-01-02 Tyrata, Inc. Structures and methods providing tread sensor integration
DE102018212364A1 (de) * 2018-07-25 2020-01-30 Continental Reifen Deutschland Gmbh Reifen sowie Verfahren zum Herstellen eines Reifens
KR102653078B1 (ko) 2018-08-09 2024-04-01 라이텐, 인코포레이티드 전자기 상태 감지 디바이스들
TW202010657A (zh) * 2018-08-31 2020-03-16 點晶科技股份有限公司 胎紋偵測裝置
US11446966B2 (en) * 2019-03-27 2022-09-20 Lyten, Inc. Tires containing resonating carbon-based microstructures
WO2020198451A1 (en) 2019-03-27 2020-10-01 Lyten, Inc. Tuned radio frequency (rf) resonant materials and material configurations
DE102019206265A1 (de) * 2019-05-02 2020-11-05 Continental Reifen Deutschland Gmbh Sensorsystem für einen Fahrzeugreifen und Fahrzeugreifen
DE102019116787B4 (de) * 2019-06-21 2021-01-21 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit Rollenführung
US11614317B2 (en) 2019-06-21 2023-03-28 Tyrata, Inc. Methods providing enhanced material thickness sensing with capacitive sensors using inductance-generated resonance and related devices
FR3107471A1 (fr) * 2020-02-20 2021-08-27 Psa Automobiles Sa Roue de véhicule à estimation de potentiel d’adhérence par mesure de résistance
CN112945348A (zh) * 2021-01-25 2021-06-11 山东大学 一种无线智能传感器及其应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19745734B4 (de) * 1997-10-16 2007-07-05 Bayerische Motoren Werke Ag Abriebsensor zur Erfassung der Profiltiefe eines Reifens von Kraftfahrzeugen
DE19930046B4 (de) * 1999-06-30 2005-07-28 Henry Tunger Profilverschleiß-Kontrollvorrichtung für einen Fahrzeugreifen
DE50114471D1 (de) * 2000-03-03 2008-12-18 Continental Automotive Gmbh Reifen mit einem sensor sowie verfahren zur bestimmung einer verschleissgrösse eines solchen reifens
FR2835218A1 (fr) * 2002-01-31 2003-08-01 Michelin Soc Tech Procede et systemes de mesure du degre d'usure d'un pneumatique

Also Published As

Publication number Publication date
US20050016649A1 (en) 2005-01-27
ATE472419T1 (de) 2010-07-15
EP1446296A1 (fr) 2004-08-18
JP2005504673A (ja) 2005-02-17
WO2003031208A1 (fr) 2003-04-17
US7404319B2 (en) 2008-07-29
DE60236885D1 (de) 2010-08-12
EP1446296B1 (fr) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4554208B2 (ja) タイヤの摩耗を連続的に測定する方法および装置
US7334462B2 (en) Method and systems for measuring the degree of wear on a tire
US10876826B2 (en) System for determining the thickness of a rubber layer of a tire
CN104228477B (zh) 用于轮胎磨损监测的可磨蚀传感器***
US7604029B2 (en) Wear indicating tire
CN100515807C (zh) 传感器装置
EP3501855B1 (en) Sensor system for monitoring tire wear
WO2011010325A1 (en) An on-line diagnostic method for health monitoring of a transformer
JP6789423B2 (ja) 無線インジケータを備えるタイヤ
CN1446386A (zh) 带有整体式接线天线的表面声波装置
WO1993025400A1 (en) Sensor for measuring force and extension in tyres
CN101815923A (zh) 用于电容式距离确定的传感器装置
US10190863B2 (en) Method for measuring the thickness of a layer of rubber-like material
US7902815B2 (en) Wireless system and method for collecting motion and non-motion related data of a rotating system
EP0894238A1 (en) Tactile sensor and method for determining a shear force and slip with such a tactile sensor
Turner Development of a rotating-shaft torque sensor for automotive applications
WO2019204377A1 (en) System and method for determining an alignment of an apparatus coil
JP4794368B2 (ja) タイヤ変形量計測装置
WO2019107297A1 (ja) タイヤ組み立て体及びタイヤ変形状態判定システム
US6553820B1 (en) Air pressure indicator for a vehicle tyre
US7251991B2 (en) Method for determination of the physical features of a tire
CA2914522A1 (en) System for measuring the thickness of a layer of rubber for a tyre
US7513143B2 (en) System for electro-statically indicating movement of tread
EP3915811B1 (en) Tyre puncture detection system
JP2022111094A (ja) タイヤトレッド摩耗及び道路状態測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4554208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees