JP4553100B2 - 扁平型二次電池および組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、ラミネートフィルムを外装体とする扁平型二次電池および組電池に関し、特に放熱用部材を備えた扁平型二次電池および組電池に関するものである。
近年、二次電池を用いた中・大容量バッテリの需要が高まってきている。特に電動自転車を始め電動バイク、電気自動車への用途が高まっており電力的には100W〜1000Wの中電力バッテリや1000W以上の大電力バッテリが注目を集めている。
従来は鉛電池やニッケル水素電池を大量に組み合わせた高価で重量密度及び体積密度の低い大型のバッテリが主流であった。しかしながら大電力バッテリの需要が伸びるとともに安価で重量密度及び体積密度の高い、小型で大電力を放電することができるバッテリが望まれてきている。一方、素電池(電池セル)としては高電位タイプのリチウムイオン二次電池が登場し、軽量なラミネートフィルムを外装体とする二次電池が主流になってきている。
そこでラミネートフィルムを外装体とする軽量かつ大容量のリチウムイオン二次電池を用いた小型軽量の大電力バッテリを早期に開発する必要性が出てきた。
特に自動車用バッテリには急速充放電特性及び高サイクル寿命が要求されるため、バッテリの低抵抗化、急速充電による発熱問題、バッテリ内部のセルバランス制御、精度の高いサイクル寿命推定回路等、早期に解決すべき課題が多数存在する。例えば、二次電池は充放電時に正極と負極の活物質が膨張、収縮するが、電池の特性および寿命はこの膨張、収縮により影響を受ける。電池缶の場合、充放電時の電池の膨らみを、電池缶によってある程度抑制することができるため、電池の膨らみを抑制するための荷重は少なくて済むが、ラミネート型電池の場合、外装のラミネートフィルムによって電池の膨らみを抑制することは殆どできない。
このような課題に対して、活物質層を形状保持可能な厚みを有し、かつ充放電可能な集電体で挟持することで電池の変形を抑制し、かつ放熱特性も改善する二次電池が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−313348号公報
しかしながら、二次電池内部の発電要素体で発生した熱を集電体で吸熱し、この吸熱した熱を電極および外装体から外部に放熱する構成では、放熱量が十分でない場合がある。また、ラミネートフィルムを外装体とする扁平型二次電池は、ラミネートフィルムが変形しやすいため、組電池として用いる場合、あるいは電池ケースに収納した場合、安定した実装を実現するのが困難な場合があった。
そこで、本発明は、放熱効率が高められた扁平型二次電池および組電池を提供することを第1の目的とする。
また、固定が容易な扁平型二次電池および組電池を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の扁平型二次電池は、活物質が塗布された極板を有する複数の電極体と複数のセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記発電要素体を被覆する、可塑性を有し、前記電極体に電気的に接触している電極端子が延出している辺を含む外装材とを有する扁平型二次電池において、
前記発電要素体に対して伝熱可能に接触している少なくとも1つの放熱用部材を有し、前記放熱用部材が、前記外装材の、前記電極端子が延出していない辺から延出していることを特徴とする。
上記のとおり、本発明の扁平型二次電池は、発電要素体で発生した熱を放熱する放熱用部材が電極端子の延出していない辺から延出している構造を有するため、電極端子の寸法による制限を受けることなく放熱用部材の放熱面積を確保することができるとともに、放熱用部材が電極端子から離れた位置に設けられることとなるため、電極端子からの放熱の影響を受けにくい。
また、本発明の扁平型二次電池は、放熱用部材が、セパレータに伝熱可能に接触しているものであってもよいし、極板に伝熱可能に接触しているものであってもよいし、あるいは、活物質に伝熱可能に接触しているものであってもよい。
また、本発明の扁平型二次電池は、放熱用部材が、隣接するセパレータの間、隣接する活物質の間、および隣接する極板の間のいずれかに挟持されているものであってもよい。
また、本発明の扁平型二次電池は、放熱用部材が、発電要素体を挟持して伝熱可能に接触しているものであってもよい。この場合、放熱用部材が発電要素体を最外層側から挟み込んで保持するため、放熱用部材が、発電要素体を外部からの衝撃や振動から保護する保護部材としても機能する。
また、本発明の扁平型二次電池は、放熱用部材が、金属板からなるものであってもよい。この場合、外装材が変形しやすい本発明の扁平型二次電池において固定保持のための固定部材を別途設けることなく、金属板からなる放熱用部材を固定部材として用いることができる。
本発明の組電池は、活物質が塗布された極板を有する電極体とセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記電極体に電気的に接続されている電極端子と、前記発電要素体を被覆する可塑性を有する外装材とを有する扁平型二次電池の前記各電極端子を電気的に接続してなる組電池において、前記扁平型二次電池が、本発明の扁平型二次電池であることを特徴とする。
上記のとおり本発明の扁平型二次電池による組電池は、発電要素体で発生した熱を放熱する放熱用部材が電極端子の延出していない辺から延出している構造を有するため、電極端子の寸法による制限を受けることなく放熱用部材の放熱面積を確保することができるとともに、放熱用部材が電極端子から離れた位置に設けられることとなるため、電極端子からの放熱の影響を受けにくい。さらには、各電極端子を電気的に接合して組電池化する際にも、電極端子と同じ辺に放熱用部材が設けられているような構成に比べ、放熱用部材の存在に煩わされることなく容易に接合し組電池化することができる。
また、本発明の組電池は、活物質が塗布された極板を有する電極体とセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記電極体に電気的に接続されている電極端子と、前記発電要素体を被覆する可塑性を有する外装材とを有する扁平型二次電池の前記各電極端子を電気的に接続してなる組電池において、金属板からなる放熱用部材を有する本発明の扁平型二次電池であり、前記各扁平型二次電池が前記各放熱用部材を互いに接合して固定保持されていることを特徴とする。
上記のとおり本発明の扁平型二次電池による組電池は、別途固定部材を設けることなく、金属板からなる放熱用部材を固定部材として各扁平型二次電池どうしを固定することができる。
以上説明したように本発明によれば、放熱用部材が電極端子の延出していない辺から延出しているため、電極端子による、寸法的な制限、あるいは放熱の影響を受けにくく、よって、放熱効果を高めることができた。また、金属板からなる放熱用部材を固定部材として用いることで、固定を容易なものとすることができた。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図3を用いて本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池について以下に説明する。
図1は、放熱板を備えた本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池の平面図である。本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池は、矩形形状の発電要素体が矩形形状のラミネートフィルムに被覆され、その4辺のうちの2辺から正負極の電極が延出した構造を有する。図1(a)は、電極が延出していない2辺のうちの片側の辺からのみ放熱板が延出した構成例を示したものであり、図1(b)は、電極が延出していない2辺両側から放熱板が延出した構成例を示したものである。
図2は、本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池に用いられる発電要素体の構造を示す模式図である。
図3は、発電要素体の積層構造を説明するための模式図であり、図3(a)は、図1(a)に示した、電極の延出していない2辺のうちの片側の辺からのみ放熱板が延出した構成を示す模式図であり、図3(b)は、図1(b)に示した両側の辺から放熱板が延出した構成を示す模式図である。図3(a)および図3(b)の各図は、図1(a)および図1(b)に示す矢印A方向にみた断面図である。
扁平型ラミネートフィルム二次電池1は、電解液を含浸させたセパレータ7、セパレータ7を介して積層された正極体5および負極体6を有する積層型の発電要素体8と、発電要素体8で発生した熱を外部に放出するため、2枚の隣接するセパレータ7に挟み込まれて保持されている放熱板4と、放熱板4を有する矩形形状の発電要素体8の外装体となる矩形形状のラミネートフィルム9とを有する。
また、本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池1は、長さe、幅fのラミネートフィルム9の辺9a、9bのそれぞれより正電極端子2および負電極端子3が延出し、図1(a)の構成においては辺9cのみから放熱板4を延出させ、図1(b)の構成においては辺9cおよび辺9dから放熱板4を延出させている。すなわち、扁平型ラミネートフィルム二次電池1の外装体であるラミネートフィルム9は、正電極端子2および負電極端子3が延出し、放熱板4が延出していない辺9a、9bと、放熱板4が延出し、正電極端子2および負電極端子3が延出していない辺9c、辺9dを有する。
正極体5は、リチウムイオンを吸蔵・放出するリチウムイオン含有金属酸化物のリチウムマンガン複合酸化物である正極活物質5aがアルミ箔シート5bの両面に塗布されてなるものである。
負極体6は、リチウムイオンを吸蔵・放出するハードカーボン系の負極活物質6aが銅箔シート6bの両面に塗布されてなるものである。
セパレータ7は、多孔性絶縁樹脂薄膜シートからなり、プロピレンカーボネートとメチルエチルカーボネートの非水系溶媒に六フッ化リン酸リチウムを溶解させた電解液を含浸保持する。
放熱板4の材質は、アルミニウム、銅、あるいは銅メッキ処理がなされた金属が好適であるが、熱伝導性が高く、使用される電極と電位差を生じて溶出しないような材質であれば、いかなる材料であってもよい。
ラミネートフィルム9は、アルミニウムなどの金属層と熱溶着性の樹脂層とを接着剤層を介して重ね合わせてなるものである。
次に、扁平型ラミネートフィルム二次電池1の作製方法について説明する。
まず、図2に示すように正極体5と負極体6とをセパレータ7を介しながら積層して発電要素体8を形成する。
次いで図3に示すように発電要素体8の正極体5と負極体6の電極の間に2枚の隣接するセパレータ7を介して放熱板4を設ける。すなわち、放熱板4は、正極体5の正極活物質5aに接触するセパレータ7と、負極体6の負極活物質6aに接触するセパレータ7とに可能に接触し、挟持される。この際、図1(a)に示す、幅a、長さbの放熱板4は、長さcだけ辺9cから延出させて延出部4aが形成されるようにして2枚のセパレータ7で挟持する。放熱板4は、電解液に対する耐性を有する接着剤によってセパレータ7に接着固定されているものであってもよい。
次に、正極体5にアルミニウムからなる正電極端子2を、負極体6にニッケルからなる負電極端子3を超音波溶接により取り付ける。
以上のようにして、放熱板4を2枚の隣接するセパレータ7の間に挟持し、正電極端子2および負電極端子3を取り付けた発電要素体8をラミネートフィルム9で包み、例えば、辺9a以外の3辺を熱融着封止した後、非水系電解液を注入し、減圧下で完全封止を行って扁平型ラミネートフィルム二次電池1が作製される。
なお、図1(b)に示す、辺9cおよび辺9dの双方から放熱板4が延出した扁平型ラミネートフィルム二次電池1を作製する場合は、放熱板4として、ラミネートフィルム9の幅fよりも長い長さdのものを用い、これを図3(b)に示すように延出部4a、4bが形成されるようにしてセパレータ7で挟持する。
また、複数の放熱板4を用いる場合には、例えば、図3(c)に示すように、放熱板4を正極体5と負極体6との間のセパレータ7に挟持して辺9cから延出させるとともに、正極体5、負極体6およびセパレータ7からなる層とは異なる層となる正極体5’と負極体6’の間のセパレータ7’に放熱板4を挟持して辺9dから延出させる構成とするものであってもよい。図3(c)はセパレータ7に挟持されている放熱板4とセパレータ7’に挟持されている放熱板4とは互いに異なる辺9c、9dから延出するように構成されているが、辺9c、9dのいずれか一辺から延出させる構成としてもよい。この他、複数の放熱板4を用いる場合には、図3(d)に示すように正極体5、負極体6およびセパレータ7からなるひとつの層に2枚の放熱板4を並べて配置し、辺9cおよび辺9dの双方から延出させる構成としてもよい。
また、封止性を高めるために、図1(a)に示す放熱板4の幅aを、ラミネートフィルム9の長さeに対して、ラミネートフィルム9どうしが熱融着される領域9eを十分に確保できる寸法とし、辺9c、9dの中央部分に配置すると好適である。また、扁平型ラミネートフィルム二次電池1は中央部分に熱がこもる場合が多いため、中央部分にこもった熱を効率よく放熱する意味でも放熱板4を辺9c、9dの中央部分に配置するのが好ましい。なお、放熱板4の、ラミネートフィルム9で封止される部分は、熱融着性の良好な樹脂で被覆されているものであってもよい。この場合、放熱面積を確保するために放熱板4の寸法aを長くとることが可能となる。
また、放熱板4の、ラミネートフィルム9から延出している延出部4a、4bの断面形状は、正弦波形状、三角波形状、矩形形状等の波形状など、平面に比べて放熱面積を大きくすることができる形状であってもよい。なお、扁平型ラミネートフィルム二次電池1を使用する際、扁平型ラミネートフィルム二次電池1を冷却するための冷却風が外部から供給される場合には、冷却風の流れを乱さないように、冷却風の流れ方向には断面形状が実質的に変化していない形状とするのが好適である。
以上の構成の本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池1は、充放電時に発電要素体8で発生する熱の大部分は、正電極端子2、負電極端子3、およびラミネートフィルム9の外面に加えて放熱板4より放熱されるため、電極端子および外装体のみから大部分の放熱を行う構成に比べ、放熱量を多くすることができる。
また、本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池1は、正電極端子2、負電極端子3が延出している辺9a、9b以外の辺9cあるいは辺9c、9dから放熱板4を延出させ、発熱体となっている正電極端子2および負電極端子3から離れた位置に設けられているため、放熱効率を高めることができる。仮に放熱板4を、正電極端子2あるいは負電極端子3と同じ辺9a、9bに設けた場合、放熱板4周辺の空気の温度が正電極端子2あるいは負電極端子3からの熱により上昇してしまい、放熱板4からの放熱効率が低下してしまう。しかしながら、本実施形態のように正電極端子2あるいは負電極端子3から離れた位置に設けることで、正電極端子2あるいは負電極端子3による放熱の影響を受けにくくすることができるため、高い放熱効率を得ることができる。
このように、放熱板4により放熱効率が高められることで、発電要素体8にかかる熱負荷が小さくなるので長寿命化も期待できる。
また、放熱板4を正電極端子2、負電極端子3が延出している辺9a、9b以外の辺9cあるいは辺9c、9dから延出させているため、正電極端子2、負電極端子3の寸法に影響されることなく、放熱板4の延出部4a、4bの寸法を設定することができる。これにより、所望の放熱量を確保しやすくなる。
また、放熱板4は放熱用の部材としてだけでなく固定用の部材として機能させることもできる。例えば、複数の扁平型ラミネートフィルム二次電池1により組電池を構成する場合、互いの放熱板4を接合させることで電池どうしを固定することができる。また、扁平型ラミネートフィルム二次電池1を電池ケースに収納する場合には、電池ケースの壁面と放熱板4とを接合することで、電池ケースに対して扁平型ラミネートフィルム二次電池1を固定することができる。このように、本実施形態によれば、固定のための部材を改めて設けることなく電池どうし、あるいは電池ケースに扁平型ラミネートフィルム二次電池1を固定することができる。
(第2の実施形態)
図4(a)、図4(b)に本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池における発電要素体の積層構造を説明するための模式図を示す。図4(a)は、電極の延出していない2辺のうちの片側の辺からのみ放熱板が延出した構成を示す模式図であり、図4(b)は、両側の辺から放熱板が延出した構成を示す模式図である。
第1の実施形態では、正極体5と負極体6との電極の間の2枚の隣接するセパレータ7で放熱板4を挟持する構成を示したが、本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池は、2組の正極体15の隣接する各正極活物質15aが放熱板14の両面に伝熱可能に接触するようにして放熱板14を挟持する構成としている。すなわち、本実施形態の発電要素体18は、基本的には正極体15と負極体16とがセパレータ17を介して交互に積層された構造を有するが、放熱板14が設けられた層のみ、正極体15が連続して積層されており、この2組の正極体15の間に放熱板14が挟み込まれた構成となっている。
なお、これ以外の基本的な構成は、第1の実施形態に示した扁平型ラミネートフィルム二次電池と同様であるため詳細な説明は省略する。
本実施形態では2組の正極体15の各正極活物質15a間に放熱板14が伝熱可能に接触して挟持される構成を示したが、2組の負極体16の隣接する各負極活物質16a間に放熱板14が挟持される構成としてもよい。
本実施形態も、第1の実施形態と同様に、電極端子が延出している辺以外の辺から放熱板4を延出させているので、電極端子による寸法上の制限を受けず、かつ電極端子からの放熱の影響を受けにくいので放熱効率を高めることができ、よって、発電要素体8にかかる熱負荷が小さくなり、電池の長寿命化を図ることができる。また、第1の実施形態と同様に、本実施形態の放熱板14も固定部材として用いることができる。
(第3の実施形態)
図5(a)、図5(b)に本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池における発電要素体の積層構造を説明するための模式図を示す。図5(a)は、電極の延出していない2辺のうちの片側の辺からのみ放熱板が延出した構成を示す模式図であり、図5(b)は、両側の辺から放熱板が延出した構成を示す模式図である。
本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池の発電要素体28は、アルミ箔シート25bの片面にのみ正極活物質25aが塗布された2枚の正極体25を有しており、これら2枚の隣接する正極体25を、正極活物質25aが塗布されていないアルミ箔シート25bの面25b’が向かい合うようにして配置し、その間に放熱板24を挟み込んでいる。すなわち、上述した第2の実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池は、各正極活物質15aが放熱板14に接触する構成であったが、本実施形態は、2枚の隣接するアルミ箔シート25bが放熱板24に伝熱可能に接触する構成となっている。
本実施形態では正極体25のアルミ箔シート25b間に放熱板を挟持する構成を示したが、放熱板が負極体の2枚の隣接する銅箔シート間に伝熱可能に接触して挟持される構成としてもよい。
本実施形態も、第1および第2の実施形態と同様に、電極端子が延出している辺以外の辺から放熱板24を延出させているので、電極端子の寸法による寸法的な制限を受けず、かつ電極端子からの放熱の影響を受けにくいので放熱効率を高めることができ、よって、発電要素体28にかかる熱負荷が小さくなり、電池の長寿命化を図ることができる。また、上述した各実施形態と同様に、本実施形態の放熱板24も固定部材として用いることができる。
(第4の実施形態)
図6に本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池における発電要素体の積層構造を説明するための模式図を、図7に本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池を用いた組電池の外観斜視図をそれぞれ示す。
上述した各実施形態の放熱板は平板形状であり、発電要素体の積層構造内に配置され、セパレータ、正極体、あるいは負極体に挟持されるものを例示したが、本実施形態の放熱板34は、放熱部34fと、分岐部34eで二股に分岐した第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dとを有し、第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dにより発電要素体38を押さえ込むように挟持する構成としている。
放熱板34の第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dは、発電要素体38の最外層となるセパレータ37a、37bに伝熱可能に接触することで、発電要素体38にて発生した熱を吸熱する。第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dに吸熱された熱は、分岐部34eを経由して放熱部34fまで伝わり、ラミネートフィルム39より延出した放熱部34fから外部に放熱される。
また、本実施形態の扁平型ラミネートフィルム二次電池は、放熱板34が、第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dが発電要素体38の最外層を覆うようにして設けられているため、外部からの衝撃や振動から発電要素体38を保護する保護部材としても機能する。
なお、図6では、第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dはセパレータ37に伝熱可能に接触するようにして設けられているが、発電要素体38が最外層にセパレータ37を有しない場合は、正極体のアルミ箔シート、あるいは負極体の銅箔シートに、直接、第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dが伝熱可能に接触するようにして設けられているものであってもよい。
図7に示す、10個の扁平型ラミネートフィルム二次電池31が積み重ねられて構成された組電池50は、ラミネートフィルム39の辺39cから放熱板34の放熱部34fが延出部34aとして延出している。なお、図7には、延出部34aが片側に配列された構成の組電池50を一例として示しているが、これに限定されるものでなく、例えば、延出部34aが両側に千鳥状に配列する等、組電池50の利用形態に応じて適宜配列が変更されるものであってもよい。
本実施形態も、上述した各実施形態と同様に、電極端子が延出している辺以外の辺から放熱板34の放熱部34fを延出させているので、電極端子の寸法による寸法的な制限を受けず、かつ電極端子からの放熱の影響を受けにくいので放熱効率を高めることができ、よって、発電要素体38にかかる熱負荷が小さくなり、電池の長寿命化を図ることができる。また、上述した各実施形態と同様に、本実施形態の放熱板34も固定部材として用いることができる。
なお、上述した各実施形態は、どのように組み合わせるものであってもよい。例えば、放熱板を第4の実施形態に示したような分岐部と複数の吸熱部とを有するものとし、複数の吸熱部が複数のセパレータ間に挟持されている構成、複数の活物質間に挟持されている構成、複数の極板間に挟持されている構成、またはこれらを組み合わせた構成、さらには、これに加えて、発電要素体の最外層側から挟持させる構成等であってもよい。
次に、本発明の実施例について説明する。なお、以下に示す第1〜第4の実施例の扁平型ラミネートフィルム二次電池は、すべて、放熱板が図1(b)に示される、ラミネートフィルムの両側から延出した構造のものを作製した。また、以下の説明では、上述した各実施形態で用いた符号により説明するものとする。
(第1の実施例)
本実施例では、本発明の第1の実施形態として図1(b)、図3(b)に示した、放熱板4がセパレータ7に挟持され、放熱板4がラミネートフィルム1の辺9c、9dの両側から延出した構造の扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
正極体5は、リチウムイオンを吸蔵・放出するリチウムイオン含有金属酸化物のリチウムマンガン複合酸化物を正極活物質5aとして、塗布領域65mm×120mm、厚さ70μm程度とし、20μm厚のアルミ箔シート5bの両面に塗布したものを用いた。
負極体6は、リチウムイオンを吸蔵・放出するハードカーボン系の負極活物質6aを、塗布領域70mm×125mm、厚さ50μm程度で、10μm厚の銅箔シート6bに両面塗布したものを用いた。
セパレータ7としては、寸法75mm×130mm、25μm厚の多孔性絶縁樹脂薄膜シートであるポリエチレンフィルムとポリプロピレンフィルムの積層型セパレータを用いた。
放熱板4としては、100μm厚、寸法a×dは30mm×115mmの平板形状でニッケルメッキが施された銅板を用い、延出部4a、4bの寸法a×cは30mm×5mmとした。
正電極端子2は、100μm厚のアルミニウム板を用い、負電極端子3は、100μm厚のニッケル板を用いた。
外装体となるラミネートフィルム9は、外寸f×eが、95mm×160mm、アルミ箔を主材とする100μm厚程度のものを用いた。このラミネートフィルム9による熱融着の封止幅は10mmとした。
上述の各部材を第1の実施形態で説明した作製方法にて、セパレータ7間に放熱板4を挟持した扁平型ラミネートフィルム二次電池1を作製した。
まず、正極体5と負極体6とをセパレータ7を介しながら積層して発電要素体8を形成する。次いで、放熱板4を、2枚の隣接するセパレータ7間にて、ラミネートフィルム1で密封した際に延出部4a、4bが形成されるように位置決めしてから挟持する。次に、正電極端子2および負電極端子3は、正極体5および負極体6にそれぞれ超音波溶接によりそれぞれ取り付ける。
以上のようにして、放熱板4、正電極端子2および負電極端子3を備えた発電要素体8をラミネートフィルム1で包み、内部にプロピレンカーボネートとメチルエチルカーボネートの非水系溶媒に六フッ化リン酸リチウムを溶解させた電解液を注入し、減圧下で熱融着封止を行って図1(b)、図3(b)に示す形態の二次電池を作製した。
(第2の実施例)
本実施例では、本発明の第2の実施形態として示した図4に示す構造を有する扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
すなわち、2組の極体1の各極活物質1aが放熱板14の両面に接触するようにして放熱板14を挟持し、図1(b)に示したような、ラミネートフィルム1の辺9c、9dの両側から放熱板14を延出させた構造の扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。なお、各部材の寸法および材質等は、第1の実施例と同様とした。
(第3の実施例)
本実施例では、本発明の第3の実施形態として示した図5に示す構造を有する扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
すなわち、2枚の隣接する正極体25を正極活物質25aが塗布されていないアルミ箔シート25bの面25b’が向かい合うようにして配置し、各アルミ箔シート25bが放熱板24に接触するようにして放熱板24を挟み込み、図1(b)に示したような、ラミネートフィルム1の辺9c、9dの両側から放熱板24を延出させた構造の扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。なお、各部材の寸法および材質等は、第1の実施例と同様とした。
(第4の実施例)
本実施例では、本発明の第4の実施形態として示した図6に示す構造を有する扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
すなわち、放熱板34は、放熱部34fと、分岐部34eで二股に分岐した第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dとを有し、第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dにより発電要素体38を挟持し、図1(b)に示したような、ラミネートフィルム1の辺9c、9dの両側から放熱部34fを延出させた構造の扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dの寸法は、80mm×130mmであり、図1(b)に示す延出部4a、4bとなる部分の寸法a×cは30mm×20mmとした。なお、その他の各部材の寸法および材質等は、第1の実施例と同様とした。
(比較例)
上述の各実施例との比較のため、放熱板を備えていない、各部材の寸法および材質等が第1の実施例と同様の、図8に示す扁平型ラミネートフィルム二次電池を作製した。
(第1の比較評価)
以上の本発明の第1〜第4の実施例の扁平型ラミネートフィルム二次電池、および比較例で作製した扁平型ラミネートフィルム二次電池を用いて、満充電から10C、20CでSOC0%まで完全放電試験を行った。その際の発熱温度ΔT(℃)をセル中央部にて測定した。表1に比較結果を示す。
Figure 0004553100
表1に示すように、第1〜第4の実施例のいずれも、比較例に比べて、完全放電時における発熱温度ΔT(℃)を低く抑えることができた。
(第2の比較評価)
第4の実施例の扁平型ラミネートフィルム二次電池を10個作製し、これらを図7に示した構成の組電池50にしたものと、第1の比較の扁平型ラミネートフィルム二次電池を10個作製し、これらを図9に示す構成の組電池150にしたものとについて、以下の条件で振動試験を行った。
各組電池50、150に印加する振動は、振幅0.8mm、30Hzの単振動であり、図7、図9に示すX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の各軸方向にそれぞれ240分間印加した。振動試験終了後、各組電池50、150の充放電を行い、評価前後の容量変化を測定した。表2に比較結果を示す。
Figure 0004553100
第1の吸熱部34cおよび第2の吸熱部34dにより発電要素体38を挟持した構造の第4の実施例の扁平型ラミネートフィルム二次電池の組電池50は、比較例による組電池150に比べて、振動が印加された後においても容量の低下を抑制することができた。
本発明の第1の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池の模式的な平面図である。 発電要素体の構造を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池の発電要素体の構造を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池の発電要素体の構造を説明するための模式図である。 本発明の第3の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池の発電要素体の構造を説明するための模式図である。 本発明の第4の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池の発電要素体の構造を説明するための模式図である。 本発明の第4の実施形態における扁平型ラミネートフィルム二次電池を用いた組電池の外観斜視図である。 放熱板を備えていない、比較例としての扁平型ラミネートフィルム二次電池の模式的な平面図である。 図8に示した扁平型ラミネートフィルム二次電池を用いた組電池の一例の外観斜視図である。
符号の説明
1、100 扁平型ラミネートフィルム二次電池
2 正電極端子
3 負電極端子
4、14、24、34 放熱板
4a、4b 延出部
5、5’、15、25 正極体
5a、15a、25a 正極活物質
5b、15a、25a アルミ箔シート
6、6’16、 負極体
6a、16a 負極活物質
6b、16b 銅箔シート
7、7’17、37a、37b セパレータ
8、18、28、38 発電要素体
9、39 ラミネートフィルム
9a、9b、9c、9d、39c 辺
9e 領域
25b’ 面
34c 第1の放熱部
34d 第2の放熱部
34e 分岐部
34f 放熱部
50、150 組電池

Claims (9)

  1. 活物質が塗布された極板を有する複数の電極体と複数のセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記発電要素体を被覆する、可塑性を有し、前記電極体に電気的に接触している電極端子が延出している辺を含む外装材とを有する扁平型二次電池において、
    前記発電要素体に対して伝熱可能に接触している少なくとも1つの放熱用部材を有し、前記放熱用部材が、前記外装材の、前記電極端子が延出していない辺から延出していることを特徴とする扁平型二次電池。
  2. 前記放熱用部材が、前記セパレータに伝熱可能に接触している請求項1に記載の扁平型二次電池。
  3. 前記放熱用部材が、前記極板に伝熱可能に接触している請求項1または2に記載の扁平型二次電池。
  4. 前記放熱用部材が、前記活物質に伝熱可能に接触している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の扁平型二次電池。
  5. 前記放熱用部材が、隣接する前記セパレータの間、隣接する前記活物質の間、および隣接する前記極板の間のいずれかに挟持されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の扁平型二次電池。
  6. 前記放熱用部材が、前記発電要素体を挟持して伝熱可能に接触している、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の扁平型二次電池。
  7. 前記放熱用部材が、金属板からなる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の扁平型二次電池。
  8. 活物質が塗布された極板を有する電極体とセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記電極体に電気的に接続されている電極端子と、前記発電要素体を被覆する可塑性を有する外装材とを有する扁平型二次電池の前記各電極端子を電気的に接続してなる組電池において、
    前記扁平型二次電池が、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の扁平型二次電池であることを特徴とする組電池。
  9. 活物質が塗布された極板を有する電極体とセパレータとを積層してなる発電要素体と、前記電極体に電気的に接続されている電極端子と、前記発電要素体を被覆する可塑性を有する外装材とを有する扁平型二次電池の前記各電極端子を電気的に接続してなる組電池において、
    前記扁平型二次電池が、請求項7に記載の扁平型二次電池であり、前記各扁平型二次電池が前記各放熱用部材を互いに接合して固定保持されていることを特徴とする組電池。
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