JP4552608B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関の営業拠点に設置され、利用者操作により取引を行う自動取引装置に関する。
金融機関の各営業拠点等の自動取引装置(ATM)、更にはコンビニエンスストアやガソリンスタンド及びスーパーマーケット等に設置されたATMを気軽に利用できる環境が整備されている。このような自動取引装置は硬貨出金が可能であり、利用者の誤操作(桁違い)により低額の出金希望額の入力が行われることがある。それでも自動取引装置は出金処理を行い、更には手数料を徴収してしまうことがあった。
このような不具合に対して、取引金額が入力されると、手数料情報に基づき手数料徴収を行うかを判定し、手数料を徴収する場合には取引金額に対する手数料金額の比率を算出し、この算出した比率が基準値を超える場合に取引金額と手数料を表示し、利用者の希望する取引であるかを確認している(特許文献1)。
特開平9−311966号公報
上記従来技術においては、手数料を徴収する取引について考慮されている。しかしながら、手数料不要な取引の場合は確認されないことになる。即ち、低額を出金希望額として入力した場合でも正規の取引として処理することになる。よって、誤操作(誤入力)した場合であって、且つ、所望の金額を必要とする利用者は再度取引を行うことになる。言い換えると、二取引分の処理を行うことになる。
前述したようにATMは、その利便性から多くの利用者に使用されるので、取引処理速度の低下は解決すべき課題である。更には24時間稼動され、特に深夜などにおいては、防犯面から一刻も早く処理を終了したいと思う利用者もある。
本発明はATM利用者が誤入力しても二取引分の操作をすることなく、且つ、通常の取引時間を大幅に超過することなく取引を行うことができる自動取引装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、少なくとも出金取引における出金希望額を入力する操作部と、該入力された出金希望額情報を表示する表示部と、予め定められた想定取引金額情報を記憶した記憶部と、前記入力操作により出金動作を実行する制御部とを有する自動取引装置において、
前記制御部は、前記操作部から入力された出金希望額が前記記憶部に記憶している想定取引金額の範囲外であるとき、前記出金動作の実行前に前記出金希望額の良否確認を行う。
従って、誤入力してしまった場合には、出金動作前に訂正入力が可能となるので、二取引分の操作をすることがなく、処理速度の低下を防ぐことができる。
少なくとも出金取引における出金希望額を入力する操作部と、該入力された出金希望額情報を表示する表示部と、予め定められた想定取引金額情報を記憶した記憶部と、前記入力操作により出金動作を実行する制御部を有する自動取引装置において、
前記入力される出金希望額の入力操作時間を計測し、記憶,解析する入力情報解析部を配し、前記制御部は、前記操作部から入力された出金希望額が前記記憶部に記憶している想定取引金額の範囲外であるとき、前記入力情報解析部に入力操作毎の時間間隔を算出させ、当該算出時間が所定値以下の場合、前記出金動作の実行前に前記出金希望額の良否確認を行う。
従って、操作慣れや緊急性に起因して誤入力した場合、即ち、想定取引金額の範囲外であり、且つ、その入力時間(タイミング)が短時間での入力であると判定した場合にのみ出金動作前の訂正入力を可能とするので二取引分の操作をすることがない。よって、想定取引金額外の取引の場合であっても所定の時間以上で入力した場合には速やかに出金動作を開始するので無駄な確認操作を防ぐことができる。
本願発明は、利用者が出金希望額を誤入力した場合であっても、出金額として想定されにくい額面または貨幣枚数であると判定すると、出金動作の開始前に金額確認を要求する。よって、利用者はこの確認要求により誤入力があったことに気が付き、訂正入力ができるので、一度の取引で所望の金額を受け取ることができるという効果がある。
以下、図面に従って実施の形態を説明する。図2は本発明の自動取引装置のブロック図である。図において、1は自動取引装置(以後、ATMとする)であり、2は金融機関が管理し維持するホストコンピュータであり、利用者毎の口座番号,氏名および預貯金残高情報等の顧客情報が記憶された記憶装置3を有している。この記憶装置3には口座番号の他にも暗証番号および取引履歴情報等も格納されている。4は専用通信回線であり、ATM1の図示しないインターフェース部と接続されている。
ATM1は利用者操作により入金取引や出金取引、振込取引、更には通帳記帳や諸届出が行え、コンビニエンスストアやガソリンスタンド及びスーパーマーケット等に設置される。10aは操作部であって、利用者が取引操作入力するための取引入力キー等である。10bは取引操作時の案内を文字や記号、更にはイラストや動画像により表示する表示部である。なお、表示部10bの上面に赤外線等をマトリックス状に走査させたタッチパネル式の操作部10aで構成される。両者を含めて顧客操作表示部10と称す。
11は通帳処理部であり通帳挿入返却口より挿入される通帳(図示しない)に印字処理など行なうもので、更に図示しない機構により顧客情報の読取りや更新手段、印字頁行の検出手段及び改頁手段等を有している。
12はカード処理部であって、金融機関毎のコードや利用者の口座番号,氏名等の顧客情報が記憶された顧客識別カード(以後、キャッシュカードとする)121から前記情報を読出す機能を有する。このカード処理部12の前面側に接続されたカード挿入返却口により、キャッシュカード121が挿入され、また取引終了時に返却が行なわれる。13は明細票処理部であり取引明細の印字を行ない後述する手順により利用者に発行される取引明細票(レシート)の印刷発行処理を行なうものである。
14は紙幣入出金部であり、利用者により入金される紙幣を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しない金種別保管金庫に収納し、又は利用者に支払われる紙幣を金種別保管金庫より繰出し、出金口まで搬送するものである。15は硬貨入出金部であり、利用者により入金される硬貨を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しない金種別保管金庫に収納し、又は利用者に支払われる硬貨を金種別保管金庫より繰出し、出金口まで搬送するものである。なお、紙幣と硬貨を合わせて貨幣と称す。また、金種別保管金庫より繰出され出金口に一時集積された貨幣は、シャッタを開くことで利用者による取り出しが可能になる。
16は以上の各部を制御する制御部であり、処理プログラムが記憶されたRAMやROM又はハードデスクなどで構成された記憶部17も制御する。この記憶部17内には出金取引における想定取引金額情報が格納してある。この想定取引金額としては、例えば1000円から200万円未満としてある。この想定取引金額の下限である1000円未満を低額取引金額とし、200万円以上を高額取引金額として設定してある。
更にはホストコンピュータ2との接続口であるインターフェース部も有している。なお、ATM1の機能を提供するには他にも各部に電力を供給する電源部を始め、利用者のATM1への接近を検知する機能を始め、多々の機能・構成が備えられているが、本発明に関係しないため記載は省略する。また、図2における解析部18は実施例2において入力情報解析部として説明する。
図1に示す本発明の実施例1のフローチャート及び図3に示す取引誘導画面表示例により、キャッシュカード使用による出金取引を行う場合の処理例を説明する。なお、Sはステップを意味する。
S1.利用者がATM1に近づくと、図示しない顧客接近検知器がこれを検知し、制御部16は記憶部17に格納された処理プログラムにより表示部10bに取引科目の選択画面を表示する。また、操作部10aは取引入力モードとする。
以下の説明においては、タッチパネル式のため表示部10bに表示される操作キーに触れることにより操作部10aが入力されることにする。
S2.利用者が表示部10bの取引選択画面上より「お支払い」操作キーを選択すると、操作部10a(タッチパネル)が指触位置を検出し、制御部16は通帳処理部11やカード処理部12や紙幣入出金部14及び硬貨入出金部15等を支払取引モードに設定する。一方、表示部10bには『カードをお入れください』と表示される。なお、キャッシュカード121を使用するのは、利用者毎の顧客情報(例えば、口座番号)を知るためであるので、バイオメトリクス(生体)認証から顧客情報を得るものであっても良いことは言うまでもない。
S3.利用者がキャッシュカード121をカード挿入返却口より挿入すると、キャッシュカード121をカード処理部12まで取込み、記憶されている顧客情報(少なくとも口座番号)を読取る。なお、取引選択操作より先に、媒体(キャッシュカードまたは通帳)が挿入された場合には制御部16は挿入された媒体を処理部内に取り込む。具体的には通帳が挿入されれば通帳処理部11まで取込み、記憶されている情報を読み取る。また、キャッシュカード121が挿入されればカード処理部12まで取込み、記憶されている情報を読み取る。
S4.表示部10bには『暗証番号を入力してください』と表示し、利用者毎に定められた桁数の暗証番号の入力を促す。利用者は暗証番号を入力する。
S5.入力された暗証番号情報と顧客(口座)情報をホストコンピュータ2に送信する。ホストコンピュータ2では記憶装置3内の口座番号および暗証番号情報との照合を行ない、一致した場合には、取引許可信号をATM1に返信する。また、不一致の場合には取引不可信号を返信すると、制御部16は表示部10bに『暗証番号が違います、再度暗証番号を入力してください』と表示して再入力を要求する。ここで所定回数再入力されても不一致となる場合も有るが説明は省略する。なお、暗証番号のほかに、取引中止の指定有無や残高金額情報などの確認が行われ、取引が可能な顧客(口座)情報であるか否かも判定される。
S6.制御部16はホストコンピュータ2から、取引可能である旨の信号を受信すると、図3(a)に示したような支払い希望金額の入力を要求する顧客誘導画面を表示する。
S7.利用者はテンキー101を使用して希望する出金希望額を入力することになる。例えば、10万円の出金を希望する場合には順に、テンキー101の「1」キー、「0」キー、そして、「万」キー103を指触し、最後に「確認」キー104を指触する。このように操作部10aの各種キー101〜104を操作して出金希望額を入力する。ここで、「万」キー103の指触を忘れて、テンキー101の「1」キー、「0」キーを指触し、最後に「確認」キー104を指触すると、出金希望額は10円となる。以下、出金希望金額を10円に誤入力した場合について説明する。
S8.制御部16は、ステップS7で入力された出金希望額と予め定めた想定取引金額(本実施例では「1000円から200万円」)との比較を行う。想定取引金額(1000円以上)である場合には後述のステップS11に移行する。
S9.制御部16は想定取引金額外(「1000円〜200万円」未満なので、10円は下限値を下回る)で、低額取引金額と判定した場合には金額確認画面を表示部10bに表示する。図3(b)がこの表示例である。図示するように、説明文107と共に入力された出金希望額面(10円)と確認または訂正を可能にする操作キー(確認キー104と訂正キー105)を表示して、何れかの選択を要求する。この金額確認画面の表示は目視確認情報であるので、周囲の利用者等には通常の入力操作と思わせることができ、周囲を気にすることなく安心して操作できる。
S10.「万」キー103の指触を忘れていた場合であるので、図示する「訂正」キー105を指触すれば図3(a)の支払い希望金額を入力する顧客誘導画面に戻る。また、「確認」キー104が指触されれば、10円を硬貨入出金部15から出金することになる。
S11.制御部16は出金希望額に応じて、紙幣入出金部14および硬貨入出金部15を作動させて所定金種の貨幣を所定枚数だけ繰出して、出金口に搬送する。なお、この時点ではシャッタは閉状態であるので、貨幣を目視することも抜き取ることもできない。
S12.制御部16は明細票処理部13を起動させて、取引明細票(レシート)の印刷を行い排出口まで搬送する。この動作と並行してキャッシュカード121もカード挿入返却口まで搬送する。一方、表示部10bには『カードをお取りください』と表示する。
S13.利用者がキャッシュカード121と取引明細票(レシート)を抜き取るのを監視する。この監視時間中に利用者がこれらの媒体を抜き取らないと、「媒体取忘」として処理するが説明は省略する。
S14. キャッシュカード121と取引明細票(レシート)が抜き取られたことを、図示しない検出器が検出するとシャッタを開く。これにより出金口に集積されている貨幣を取り出すことが可能になり、利用者に出金されることになる。
S15.貨幣が抜き取られるとシャッタを閉状態に戻す。なお、出金口に残留物が存在する場合には一部の貨幣を残して取り出されたとし、表示部10bに確認を促す画面を表示する。
S16.制御部16はシャッタの閉動作の完了を検出したら、ホストコンピュータ2に取引終了を意味する信号を送信する。ホストコンピュータ2では記憶装置3内の顧客情報(少なくとも預貯金残高金額情報)を更新して取引を終了する。
以上説明した例では「低額取引金額」を1000円未満として説明したが、これに限定されない。また、出金取引における手数料が掛かる場合もあるので、確認画面を挿入しての金額確認を行うことで、出金希望額の入力ミスに起因する二取引分の操作を未然に防止できる。
このように、通常取引として想定されない金額時のみ、確認画面を表示して確認を求める。よって、通常時の取引においては処理時間が遅くなるということは無い。
図4は実施例2のフローチャートであり、図5はキー操作時のキータッチタイミングを模した概念図である。
図5(a)において横軸(t)は時間軸であり、縦軸には指触検知状態を示し指触された時をONとし、操作(タッチ)キーより指が離れるとOFFとなる。曲線20はキータッチのタイミングをイメージ的に記載したものであり、テンキー101内の「1」キーを指触してから、「0」キーを指触し、続けて「万」キー103を指触して最後に「確認」キー104を指触するまでをリズミカルに記載したものである。曲線21もキータッチのタイミングをイメージ的に記載したものである。
また、図5(b)に記載のものは「万」キー103を指触することなく、「確認」キー104を指触した場合である。図において、T0,T1,T2, T3はキータッチが検出された時間である。この時間は利用者の操作慣れ等により個人差が生じる。
次に図4に示す実施例2のフローチャートに従って説明するが、全体のフローチャートは図1にて説明した通りであり、内容の異なるステップS17から説明する。
S17.利用者がテンキー101の何れかの数字キーを指触すると、制御部16は当該数字キーを認識する。
S18.最初の数字キーの入力が検出(ON)されると、その時点から時間計測を開始する。例えば、図5(a)の場合では出金希望額の入力画面としてテンキー101を表示してから、最初のテンキー101内の最初に指触された数字「1」キーを検出した時点(T0)から時間計測が始まる。
S19.制御部16は継続してテンキー101の入力を待つ。利用者が2個目の数字「0」キーを指触すると、制御部16は検出(ON)時刻(T1)を刻時すると共に、数字情報と関連付けて記憶部17に保存する。続けて、3個目の数字キーが指触されれば検出時刻(T2)を記憶部17に格納する。
S20.制御部16はテンキー101以外のキーが指触されるまで、時間計測を続ける。例えば、「万」キー103が指触されれば、その時点で時間計測を終了する。
S21.制御部16は入力情報解析部18により記憶部17に格納した数字キー情報を読み出して、出金希望額として判定する。図5(a)に示すように、「1」,「0」,「万」,「確認」と指触されていれば出金希望額は10万円となる。ここで、図5(b)に示すように利用者が「万」キーの指触をうっかりして抜かしてしまった場合には出金希望額は10円となる。
制御部16は、この出金希望額と予め設定した想定取引金額とを比較して、想定取引金額の範囲内であれば、後述する出金動作に移行する。
S22.制御部16は想定取引金額と比較した結果、下限値よりも少額と判断したとき、低額取引金額であるとし、利用者が「万」キーの指触をうっかりして抜かしてしまったと仮定して、記憶部17内に格納した時間計測値情報を読み出す。そして、テンキー以外が指触されたとき、どのような入力キーであるかを判定する。ここでの判定が「確認」キーであればその計測時間を読み出す。なお、「万」キー102や「千」キー103であれば計測時間の読み出しは不要とする。
S23.入力情報解析部18は「確認」キーと直前の「数字」キーの検出時刻の差を算出して、予め定めた計測値以内であるかを判定する。例えば、図5(b)に示すように、「0」キーの指触検知から「確認」キー104の指触検知までの時間(T2−T1)が、0.7秒未満であれば、利用者が「万」キーの指触をうっかりして抜かしてしまったと判定する。なお、0.7秒以上の時間であれば正常の入力と判定する。
S24.制御部16は「万」キー103の指触をうっかりして抜かしてしまったと判定したので、図3(b)に示したように、金額確認画面を表示部10bに表示させる。
S25.図3(b)に示した画面において、「万」キー103の指触を忘れていた場合であるので、図示する「訂正」キー105を指触すれば図3(a)の金額入力画面に戻る。また、「確認」キー104が指触されれば、10円を硬貨入出金部15から出金することになる。
S26. 制御部16は出金希望額に応じて紙幣入出金部14および硬貨入出金部15を作動させて所定金種の貨幣を所定枚数だけ繰出して出金口に搬送する。なお、この時点ではシャッタは閉状態であるので、貨幣を目視することも抜き取ることもできない。
S27. 制御部16は明細票処理部13を起動させて、取引明細票(レシート)の印刷を行い排出口まで搬送する。この動作と並行してキャッシュカード121もカード挿入返却口まで搬送する。一方、表示部10bには『カードをお取りください』と表示する。
S28. 利用者がキャッシュカード121と取引明細票(レシート)を抜き取るのを監視する。キャッシュカード121と取引明細票(レシート)が抜き取られたことを、図示しない検出器が検出するとシャッタを開く。これにより出金口に集積されている貨幣を取り出すことが可能になり、利用者に出金されたことになる。貨幣が抜き取られると、シャッタを閉状態に戻す。なお、出金口に残留物が存在する場合には一部の貨幣を残して取り出されたとし、表示部10bに確認を促す画面を表示する。
S29. 制御部16はシャッタの閉動作の完了を検出したら、ホストコンピュータ2に取引終了を意味する信号を送信する。ホストコンピュータ2では記憶装置3内の顧客情報(少なくとも、預貯金残高金額情報)を更新して取引を終了する。
以上の実施例2は入力操作時の指触のリズム(時間)を監視するので、誤入力であるのか否かを判定し易くした。特に、テンキーや「万」キーや「千」キーなどの金種キーの位置などはATM製造メーカにより異なる場合があり、通常使い慣れたメーカのATM以外を操作する場合などに効果を発揮し、利用者にとって利便性が良い。
以上の実施例の説明では低額取引としたが、これに限定されるものではない。例えば、30万円の出金を希望する利用者が、図3(a)に示した画面表示にて、「3」,「00」,「万」,「確認」キーの順に指触した場合等である。誤操作としては、「0」キーを指触したつもりであるが「00」キーを操作してしまった場合で、従来のATMでは預貯金残高内であれば300万円の出金を実行してしまうことになる。利用者は現金300万円や取引明細票を手にして、入力間違いに気付くので差額分の270万円を入金取引として処理することになる。しかしながら本発明によれば、想定出金額が上限値である高額取引金額となっているので、出金動作前に確認を求められるので出金希望額の訂正が可能となり、前述した効果を得ることができる。
また、千円紙幣で10枚の出金を希望する利用者が、図3(a)に示した画面表示にて、「1」,「00」, 「千」,「確認」キーの順に指触する場合もある。誤操作としては、「0」キーを指触したつもりであるが「00」キーを操作してしまった場合である。この場合には、想定出金額としては通常の取引となり、出金動作前に確認を求められることはない。しかしながら、「最高金種以下の金種による100枚以上の出金希望の時には出金動作前に確認を求める」ようにプログラムを設定すれば、図6(a)に示したように千円札で100枚の出金でよいのかの確認を求め、その確認画面において出金希望額(紙幣枚数)の訂正をするようにもできる。
更に、図6(b)に示すように出金口に集積可能な貨幣枚数を超えるときに、出金貨幣の枚数が多いため、2度に分けて支払う旨を通知して、「訂正」キー105の指触により出金希望額の変更を許容する。なお、「確認」キー104が指触されたら、1回目の出金(シャッタ開)を行うなどができる。これにより2回目の出金があることを認識させることができ取り忘れを防止できる。
複数回に分割しての支払いは前述の出金口の一時集積可能枚数により変動する。即ち、紙幣の出金口の集積容量が最大150枚であれば、それ以上の枚数となる出金は複数回に分割することになる。このような表示により万一誤入力であることに気付けば、訂正することが可能となる。
次に変形例を、図7に示す本発明の自動取引装置の変形画面表示例を示す説明図を用いて説明する。
本変形例では、制御部16が想定取引金額と出金希望金額を比較し、想定取引金額の範囲外であると判定した結果、想定取引金額の範囲内となる出金希望額を入力候補として表示する。即ち、誤入力であったと推測され、本来の出金希望額を示す金額キーを入力候補として確認画面に表示するものである。例えば、例えば出金希望額が10円の場合では、説明文108と共に「10万」キー109を表示することになる。
制御部16は上述の低額取引金額(例えば、1円〜200円)の場合には金額単位「万」の指触を抜かしたものと推測,判断し、入力された数値に金額単位「万」を付加して、図7(a)に示すように表示する。また、出金紙幣枚数が多いと判定されたときには、図7(b)に示すように「10枚」キー109aを画面に表示する。
また、このような良否確認画面の表示は、利用者にとっては意外なことであるので、図7(c)に示す確認画面に「ご案内」キー110を表示する。利用者がこの「ご案内」キー110を指触した場合には図示しない所定の説明文を画面表示して、経緯等を利用者に把握させる。なお、「ご案内」キー110が指触されると処理時間の長期化につながるので、吹き出し文111の点滅表示を行い、極力、「ご案内」キー110が選択(指触)されないように誘導する。
以上の確認画面表示は誤操作入力ではない利用者(例えば、低額取引希望者)の場合には、画面操作を行うという操作が増えることになる。このような場合を想定すると、図7(d)に示す、『いずれのボタンも押されない場合は上記の支払取引を開始します(約10秒後)』を表示する。そして制御部16は時間監視を行い所定時間内に操作しないと低額取引であっても出金動作を開始する。
このように、確認画面表示に、訂正入力される可能性の大きい金額値を入力候補として表示するので、支払い希望金額を入力する顧客誘導画面に戻っての再入力が不要になり、入力操作回数を減らすことができる。
本発明の技術思想は金融機関で使用されるATMに限定されない。例えば、インターネットオークションにおける競売に参加する場合にも応用できる。自動車やブランド品等の映像をインターネット上で公開し、購入を希望する利用者が所定の時刻までに購入希望金額を指定して競る場合である。このような場合に誤(特に桁違い)入力により競り値を一気に吊り上げてしまうことにあり、その高値により落札される可能性が高くなる。
例えば、自動車には新車価格(300万とする)があり、競売する自動車にも使用期間等による査定金額(120万とする)、競り開始価格(80万とする)がある。この競りの途中で「90万」と入力するところを「900万」と誤入力したとき、高値(900万)での落札となる。本発明の想定取引金額(競り開始価格80万〜新車価格300万)と入力価格を比較して確認を要求するガイダンスを表示させ、訂正を可能にすれば不用意に高値(900万)での落札を防ぐことができる。
本発明の実施例1のフローチャートである。 本発明の自動取引装置のブロック図である。 本発明の自動取引装置の取引誘導画面表示例を示す説明図である。 本発明の実施例2のフローチャートである。 本発明の実施例2のキー操作時のキータッチタイミングを示す概念図である。 本発明の自動取引装置の応用画面表示例を示す説明図である。 本発明の自動取引装置の変形画面表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置(ATM)
2 ホストコンピュータ
3 記憶装置
10 顧客操作表示部
10a 操作部
10b 表示部
11 通帳処理部
12 カード処理部
13 明細票処理部
14 紙幣入出金部
15 硬貨入出金部
16 制御部
17 記憶部
18 入力情報解析部
101 テンキー
104 確認キー
105 訂正キー

Claims (1)

  1. 少なくとも出金取引における出金希望額を入力する操作部と、
    該入力された出金希望額を表示する表示部と、
    予め定められた金額を記憶した記憶部と、
    前記入力により出金動作を実行する制御部とを有する自動取引装置において、
    前記出金希望額の入力の時間を計測し、記憶及び解析を行う入力情報解析部を配し、
    前記制御部は、前記出金希望金額と、前記予め定められた金額とを比較し、前記出金希望額が前記予め定められた金額未満であり、かつ、前記入力情報解析部により算出された前記入力の時間間隔が所定値以下のとき、前記出金動作の実行前に前記表示部に金額確認画面を表示することにより、利用者に前記出金希望額の良否を確認させることを特徴とする自動取引装置。
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