JP4551968B2 - 石油製品乳化物 - Google Patents

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Description

本発明は、軽油,重油,石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)灯油,ガソリン等の石油製品を水と乳化させて成る石油製品乳化物に関するものである。
従来から、油と水とを乳化して成るエマルジョン燃料が知られている。エマルジョン燃料を作る従来技術としては特許文献1に提案されている。特許文献に示されている従来技術は、廃油から混ざり物を除去し、その後、廃油と水と界面活性剤とを装置内に入れ、廃油と水と界面活性剤とを磁場の中で高速で混合攪拌して、エマルジョン燃料を作るものである。
油と水と界面活性剤とを混合して作るエマルジョン燃料では、乳化安定期間は数時間から最大3日程度であり、乳化状況を保持するには限界がある。このため、エマルジョン燃料を使用する際に、前回の使用から次回の使用までに1〜2日の期間を空けた場合に、燃料と水とが分離し、バーナー自体を腐食させる原因となり、かつ着火しないという不具合が発生した。このため、従来既知のエマルジョン燃料は、製造時から使用時までの使用期限を常に気にしていなければならず、短期間の期限内に使い切らなければならないものであった。
エマルジョン燃料の混合物の一例として、油:水:界面活性剤=7:2;1が加水限界と喧伝されてきた。これ以上の水の比率の増加は、乳化の分離が早まったり、蒸発潜熱が増大したりするため、実用には適しないと喧伝されてきた。しかし、実際には、水の比率が10%を超えて15%までの間のエマルジョン燃料は、常温の空気中で、バーナーで着火しにくいという欠点があった。
エマルジョン燃料の着火を良好にするために、バーナーの改良や燃焼方法の改良が考えられた。バーナーの改良として、2流体ノズルを備えるバーナーが考えられた。2流体ノズルとは、着火用燃料を噴射するノズルと、エマルジョン燃料を噴射するノズルとの2つのノズルを備え、着火用燃料ノズルに種火を付け、その種火に基づいてエマルジョン燃料に着火させるものである。しかし、2流体ノズルを備えるバーナーを用いても、エマルジョン燃料が着火しにくいという欠点を克服できなかった。一方、燃焼方法の改良としては、燃焼部を予め800℃にし、その燃焼部にエマルジョン燃料を噴射する方法や、燃焼環境の温度を約1600℃にして、その燃焼環境の中にエマルジョン燃料を噴射する方法が考えられた。しかし、これらの方法では、高温の燃焼部や燃焼環境の設備が必要となり、設備費用が嵩むという欠点があった。
特許第3513662号
特許文献1の技術では、廃油と水と界面活性剤とで廃油と水とを乳化させるために、磁場の形成と高速攪拌を行わせるために設備が数千万円と高額になるという欠点があった。また、廃油と水とを乳化させるために高価な界面活性剤を大量に使用しなければならず、界面活性剤を使用することでエマルジョン燃料のコストが高くなるという欠点があった。更に、廃油と水との乳化状態が約3日しか持たず、3日以内にエマルジョン燃料を使用しなければならず、実用に適さないという欠点があった。
エマルジョン燃料の乳化剤としての界面活性剤は、環境ホルモンに認定されている。このため、界面活性剤を含むエマルジョン燃料の燃焼によってダイオキシンが発生するという不具合があった。更に、水として塩素イオンが含まれる水道水を使った場合には、塩素を含む油はダイオキシンやNOXを発生させ、環境破壊を進行させるおそれがあった。
更に、酸化物質である油と、酸化した水(界面活性剤を混合した水)とを混合しても、酸化物質と酸化物質のとの混合であるため、CO2の削減には至らないものであった。
本発明は上記不具合を解消するもので、特殊な設備を必要とせず、各種の燃料を含む石油製品と水との乳化状態を長期間にわたって保持すると共に、燃料として使用する場合にはスムースな燃焼を行わせることができる石油製品乳化物を提供することを目的とするものである。
本発明に係る石油製品乳化物は、灯油とガソリンのうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る植物油と、を混合攪拌して前記石油製品と水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品が灯油の場合に、前記灯油と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とするものである。前記灯油と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記灯油の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とするものである。本発明は、前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の植物油の全体の容積比を100%とすると、混合する植物油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する植物油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の植物油の合計を30%以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品がガソリンの場合に、前記ガソリンと前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を10以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記ガソリンと前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記ガソリンの容積比を50〜75%とし、前記水の容積比を25〜50%としたことを特徴とするものである。本発明は、前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の植物油の全体の容積比を100%とすると、混合する植物油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する植物油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の植物油の合計を30%以上としたことを特徴とするものである。
本発明に係る石油製品乳化物は、軽油,重油,石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)のうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの少なくとも1つから成る植物油と、を混合攪拌して石油製品と水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上とした石油製品乳化物に、前記石油製品乳化物の容積100に対して容積5以上の前記石油製品と、0.01以上の前記植物油を混合して成ることを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とするものである。
本発明に係る石油製品乳化物は、灯油とガソリンのうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る植物油と、を混合攪拌して前記石油製品と前記水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上とした石油製品乳化物に、前記石油製品乳化物の容積100に対して容積5以上の前記石油製品と、0.01以上の前記植物油を混合して成ることを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品を灯油とした場合に、前記灯油と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水とすることを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品をガソリンとした場合に、前記ガソリンと前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を10以上としたことを特徴とするものである。本発明は、前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とするものである。本発明は、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50〜75とし、前記水の容積比を50〜75%としたことを特徴とするものである。本発明は、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の油の全体の容積比を100%とすると、混合する油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の油の合計を30%以上としたことを特徴とするものである。
本発明に係る石油製品乳化物によれば、従来必要とした高価な界面活性剤を不用とすることで、従来のエマルジョン燃料と比較して、コストを低減することができる。また、本発明の石油製品乳化物は、室温で乳化安定状態を長期間保持することができる利点がある。本発明では、燃料等の石油製品と水と植物油とを単に混合攪拌させるだけで燃料等の石油製品と水とを乳化させることができるので、乳化のための磁場形成や高速攪拌装置等の特殊な設備の必要が無く、石油製品乳化物を安価に製造することができる。本発明の石油製品乳化物は、従来のような界面活性剤を使用しないので、燃焼によってダイオキシンを発生させることがないので、環境を阻害することがない燃料として使用することができる。
本発明における石油製品とは、軽油,重油,灯油,ガソリン等の各燃料や、石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)のうちのいずれかのを含むものである。本発明は、液体である石油製品と、水(通常の水または加工水(加工水については後述する))と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの少なくとも1種類以上から成る植物油と、を混合攪拌して作り出す石油製品乳化物である。液体石油製品と水と植物油とを混合攪拌することで、液体石油製品と水とが乳化して石油製品乳化物となり、かつその石油製品乳化物がその乳化状態を長期間保持するものである。
先ず、本発明に使用する植物油について説明する。本発明に使用する植物油は、石油製品よって異なるが、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちのいずれか1種類か、あるいはそれらの2種類か3種類か4種類かを混合したものとする。本発明に使用する植物油は、燃料等の液体石油製品と水とを乳化させる働きをし、しかもその乳化期間を長期に維持するためのものである。ひまし油は、乳化状態を長期に維持する利点を有するが、粘性が高いものである。一方、菜種油や米油やひまわり油は、ひまし油に比べて粘性が低いものである。粘性が高くなった場合には、点火温度が高くなり、バーナーのノズルからの噴射速度が遅くなり、燃焼の妨げとなる。また、バーナーの目詰まりが発生し易くなる。植物油は、粘性が高いひまし油と粘性が低い菜種油や米油やひまわり油を適宜選定することによって、乳化期間の長期の維持と、バーナーに応じた燃料の燃焼性を向上させることができる。
種々の実験の結果、液体石油製品の性質に応じて、植物油としてのひまし油と菜種油と米油とひまわり油とを使い分ける必要があることが分かった。軽油,重油,石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)の場合には、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のいずれか1種類でも使用できる。また、ひまし油と菜種油と米油とひまわり油うちの2種類を混合したものでも、3種類や4種類を混合したものでも使用することができる。一方、灯油やガソリンの場合には、ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのいずれか2種類を混合したものか、3種類や4種類を混合したものかを使用する。ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのうちの2種類乃至4種類を混合する場合に、2種類乃至4種類を混合して成る植物油の容積比を100%とすると、混合する油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の油の合計を30%以上とする。
本発明で使用する水は、水道水等の通常の水を使用することができる。しかし、燃焼を助長するために、溶存酸素を多く含む(例えば飽和状態(8.4mg/l)に近い値)よう処理した水を使用することが望ましい。更に、活性水素を多く含む(例えば飽和状態(吸光度3.0)に近い値)よう処理した水を使用することが望ましい。溶存酸素と活性水素の両方を多く含む方が望ましいが、少なくとも一方を含んでいることで、燃焼を良好に行わせることができる。
更に、水そのものが界面活性力を有するものであることが望ましい。水のクラスターを小さくすることによって、水そのものに界面活性力を持たせることができる。例えば、磁石等によって磁界の中に水を通したり、電磁波の中に水を通過させたり、水に超音波を当てたり、水に紫外線を照射したり、水に遠赤外線を照射したりすることで、水のクラスターを小さくすることができる。水のクラスターを小さくする方法としては、これらの方法に限るものではない。加工水は、クラスターを小さくし水や、溶存酸素や活性水素等を含ませ水を指す。本願発明における「水」は、水道水や井戸水等の通常の水だけでなく、加工水も含むものとする。
本願発明は、界面活性剤を使用しないものである。水そのものに界面活性力を有する天然水として、フランスのルルドの水やドイツのノルデナウの水(井戸水の一種と考えられる)が知られており、その他に、本願発明者の発明に係る特許第2889903号による水(「創生水」)が知られている。創生水は更に、溶存酸素を多く含む(8.4mg/l以上)と共に、活性水素を多く含む(吸光度3.0以上)ものである。界面活性剤を使用すると水に含まれる溶存酸素が消滅するが、本願発明のように、界面活性剤を使用せず、水そのものに界面活性力を有する水を使用すれば、溶存酸素を大量に含ませることが可能となり、燃焼時の高温維持と燃焼性の向上を達成することができる。
次に、軽油,重油,灯油,ガソリン,石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)等の石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの少なくとも1つからなる植物油との混合は、石油製品に、順不同に水と植物油とを入れた後で、三者を混合攪拌させることが望ましい。石油製品に、水か植物油のいずれか一方を入れて混合攪拌し、その後、他方を入れて混合攪拌しても、一旦は乳化するが、乳化状態は短期間で分離する。また、最初に水と植物油とを攪拌させ、その攪拌させたものと石油製品とを混合攪拌しても、一旦は乳化するが、乳化状態は短期間で分離する。
次に、石油製品のうち、先ず「軽油」,「重油」,「石油系ドライ溶剤」について説明する。軽油や重油や石油系ドライ溶剤のいずれにおいても、そのいずれかの石油製品と水と2種類の間での容積比を100%とすると、軽油や重油や石油系ドライ溶剤のいずれかの石油製品の容積比を30%以上とし、水の容積比を70%以下とする。そして、石油製品と水との合計容積を100とした場合に、植物油の容積を0.3以上とする。石油製品が軽油や重油や石油系ドライ溶剤の場合には、植物油は、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちのいずれか1種類を用いても良い。あるいは、それら4種類のうち2種類以上を混合したものを用いても良い。これらの石油製品と水と植物油とを混合攪拌することによって、石油製品と水とを乳化した石油製品乳化物を作ることができる。
ここで、軽油や重油が水との関係で容積比が30%未満となると、軽油や重油に着火しなくなる。また、石油系ドライ溶剤の場合は、水との関係で容積比が30%未満となると、洗濯に使用した場合の洗濯物の汚れ落ちが悪くなる。軽油や重油や石油系ドライ溶剤うちのいずれかの石油製品が水との関係で容積比が100%近くなると、水を使用する意味が無くなるので、上限の数値は示さなかった。また、石油製品と水との合計容積100に対して、植物油の容積を0.3未満となると、乳化しない。更に、植物油は多く混合すれば乳化が安定するが、植物油を多く使用すると経済性が悪くなる。植物油の数値を0.3としたのは、高価で性能の良い乳化用混合機を使用すれば、石油製品と水との合計容積100に対して、植物油の容積が0.3であっても乳化するからである。
このように、軽油や重油や石油系ドライ溶剤のうちのいずれかの石油製品(水との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比30%以上)と、水(石油製品との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比70%以下)と、植物油(石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)と、を混合攪拌すると、石油製品と水とが乳化して石油製品乳化物となる。この石油製品乳化物は、室温で約3日の乳化状態を保つことができた。3日の乳化状態を確保することができるので、実用には充分適するものである。
ここで、石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積を1.5以上とすると、30日間の乳化状態を保つことができた。なお、石油製品と水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、石油製品の容積比を50%以上とし、水の容積比を50%以下とした場合、石油製品と水と植物油(石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)とを混合攪拌して成る石油製品乳化物は、30日間を経過しても安定した乳化状態を保つことができた。
なお、本発明において、重油とは重油に灯油を混合したものであって重油が灯油より多いものを含むものとする。これは、寒冷地で重油を使用する場合には、重油に灯油を入れることで、重油の凍結を防止すると共に、寒冷地での重油の燃焼をより円滑に行わせるためである。これと同様に、本発明において、複数種類の石油製品を混合したものを用いる場合には、最大容積の石油製品とみなすものとする。
なお、石油製品として、廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)を使用して、水(石油製品との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比70%以下)と、植物油(石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)と、を混合攪拌すると、石油製品と水とが乳化して石油製品乳化物となる。この石油製品乳化物は、室温で約3日の乳化状態を保つことができた。3日の乳化状態を確保することができるので、実用には充分適するものである。
次に、石油製品のうち、「灯油」について説明する。灯油と水との2種類の間での容積比を100%とすると、灯油の容積比を30%以上とし、水の容積比を70%以下とする。そして、灯油と水との合計容積を100とした場合に、植物油の容積を0.3以上とする。この場合の植物油は、ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのいずれか2種類以上を混合したものを使用する。ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのうちの2種類か3種類を混合する場合に、2種類以上を混合して成る植物油の容積比を100%とすると、混合する油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する油が3種類以上の場合には少ない方の2種類の油の合計を30%以上とする。しかし、2種類の油の場合には、同等量(50%:50%)かその10%程度の相違(45〜55%:55%〜45%)であることが望ましく、3種類以上の油の場合には、同等量(33%:33%:33%)かその10%程度(30〜36%:30〜36%:30〜36%)であることが望ましい。
ここで、灯油が水との関係で容積比が30%未満となると、灯油に着火しなくなる。灯油が水との関係で容積比が100%近くなると、水を使用する意味が無くなるので、上限の数値は示さなかった。また、灯油と水との合計容積100に対して、植物油の容積を0.3未満となると、乳化しない。更に、植物油は多く混合すれば乳化が安定するが、植物油を多く使用すると経済性が悪くなる。
このように、灯油(水との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比30%以上)と、水(灯油との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比70%以下)と、植物油(灯油と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)と、を混合攪拌すると、灯油と水とが乳化して灯油乳化物となる。この灯油乳化物は、室温で約3日の乳化状態を保つことができた。3日の乳化状態を確保することができるので、実用には充分適するものである。
ここで、石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積を1.5以上とすると、3日間を経過しても安定した乳化状態を保つことができた。なお、灯油と水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、灯油の容積比を50%以上とし、水の容積比を50%以下とした場合、灯油と水と植物油(石油製品と水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)とを混合攪拌して成る石油製品乳化物は、30日間を経過しても安定した乳化状態を保つことができた。
次に、石油製品のうち、「ガソリン」とした実験結果について説明する。ガソリンと水との2種類の間での容積比を100%とすると、ガソリンの容積比を30%以上とし、水の容積比を70%以下とする。そして、ガソリンと水との合計容積を100とした場合に、植物油の容積を0.3以上とする。この場合の植物油は、ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのいずれか2種類かまたは3種類以上を混合したものを使用する。混合して成る植物油全体の容積比を100%とすると、ひまし油と菜種油と米油とひまわり油とのうちの2種類か3種類以上の混合比は、灯油と同じである。これらのガソリンと水と植物油とを混合攪拌することによって、ガソリンと水とを乳化した石油製品乳化物(ガソリン乳化物)を作ることができる。
ここで、ガソリンが水との関係で容積比が30%未満となると、ガソリンに着火しなくなる。ガソリンが水との関係で容積比が100%近くなると、水を使用する意味が無くなるので、上限の数値は示さなかった。また、ガソリンと水との合計容積100に対して、植物油の容積を0.3未満とすれば、乳化しない。更に、植物油は多く混合すれば、ガソリンでは乳化が特に安定するが、植物油を多く使用すると経済性が悪くなる。
このように、ガソリン(水との2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比30%以上)と、水(ガソリンとの2種類の間の容積比率を100%とした場合の容積比70%以下)と、植物油(ガソリンと水との合計容積を100とした場合の植物油の容積0.3以上)と、を混合攪拌すると、ガソリンと水とが乳化してガソリン乳化物となる。このガソリン乳化物は、室温で約3日の乳化状態を保つことができた。3日の乳化状態を確保することができるので、実用には充分適するものである。
ここで、ガソリンと水との合計容積を100とした場合の植物油の容積を10以上とすると、60日間の乳化状態を保つことができた。ガソリンと水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、ガソリンの容積比を50〜75%とし、水の容積比を25〜50%とすると、ガソリンと水と植物油(ガソリンと水との合計容積を100とした場合の植物油の容積10以上)とを混合攪拌して成るガソリン乳化物は、80日間を経過しても安定した乳化状態を保つことができた。
実施例1から実施例3以上までで達成する石油製品乳化物は、OW型エマルジョンかOWO型エマルジョンである。次に、このOW型エマルジョンかOWO型エマルジョンを、WO型エマルジョンかWOW型エマルジョンに代える方法について説明する。例えば、軽油について説明する。軽油と水と植物油とを混合攪拌して製造した石油製品乳化物(軽油乳化物)は、OW型エマルジョンかOWO型エマルジョンである。この軽油と水と植物油とを混合攪拌して製造した軽油乳化物の容積100に対して、5以上の軽油と少々(例えば0.01以上)の植物油とを混合して攪拌する。これによって、WO型エマルジョンかWOW型エマルジョンの軽油乳化物を得ることができる。
軽油を例にとって説明したが、重油,石油系ドライ溶剤,灯油,ガソリンにおいても、同様に、石油製品乳化物の容積100に対し、5以上の石油製品と0.01以上の植物油とを混合して攪拌する。これによって、WO型エマルジョンかWOW型エマルジョンの石油製品乳化物を得ることができる。

Claims (26)

  1. 灯油とガソリンのうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る植物油と、を混合攪拌して前記石油製品と水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上としたことを特徴とする石油製品乳化物。
  2. 前記石油製品が灯油の場合に、前記灯油と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とする請求項1記載の石油製品乳化物。
  3. 前記灯油と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記灯油の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とする請求項2記載の石油製品乳化物。
  4. 前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とする請求項2または3記載の石油製品乳化物。
  5. 前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とする請求項2または3記載の石油製品乳化物。
  6. ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の植物油の全体の容積比を100%とすると、混合する植物油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する植物油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の植物油の合計を30%以上としたことを特徴とする請求項2または乃至3記載の石油製品乳化物。
  7. 前記石油製品がガソリンの場合に、前記ガソリンと前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を10以上としたことを特徴とする請求項1記載の石油製品乳化物。
  8. 前記ガソリンと前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記ガソリンの容積比を50〜75%とし、前記水の容積比を25〜50%としたことを特徴とする請求項7記載の石油製品乳化物。
  9. 前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とする請求項7または8記載の石油製品乳化物。
  10. 前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とする請求項7または8記載の石油製品乳化物。
  11. ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の植物油の全体の容積比を100%とすると、混合する植物油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する植物油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の植物油の合計を30%以上としたことを特徴とする請求項7または8記載の石油製品乳化物。
  12. 軽油,重油,石油系ドライ溶剤,廃油,コールタール,アスファルト(溶融したもの)のうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの少なくとも1つから成る植物油と、を混合攪拌して石油製品と水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上とした石油製品乳化物に、前記石油製品乳化物の容積100に対して容積5以上の前記石油製品と、0.01以上の前記植物油を混合して成ることを特徴とする石油製品乳化物。
  13. 前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とする請求項12記載の石油製品乳化物。
  14. 前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とする請求項12または13記載の石油製品乳化物。
  15. 前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とする請求項12または13記載の石油製品乳化物。
  16. 前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とする請求項12または13記載の石油製品乳化物。
  17. 灯油とガソリンのうちのいずれかの石油製品と、水と、ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る植物油と、を混合攪拌して前記石油製品と前記水とを乳化させるものであって、前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合に、前記石油製品の容積比を30%以上とすると共に前記水の容積比を70%以下とし、前記石油製品と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を0.3以上とした石油製品乳化物に、前記石油製品乳化物の容積100に対して容積5以上の前記石油製品と、0.01以上の前記植物油を混合して成ることを特徴とする石油製品乳化物。
  18. 前記石油製品を灯油とした場合に、前記灯油と前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を1.5以上としたことを特徴とする請求項17記載の石油製品乳化物。
  19. 前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とする請求項17または18記載の石油製品乳化物。
  20. 前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水とすることを特徴とする請求項17または18記載の石油製品乳化物。
  21. 前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50%以上とし、前記水の容積比を50%以下としたことを特徴とする請求項17または18記載の石油製品乳化物。
  22. 前記石油製品をガソリンとした場合に、前記ガソリンと前記水との合計容積を100とした場合の前記植物油の容積を10以上としたことを特徴とする請求項17記載の石油製品乳化物。
  23. 前記水がクラスターを小さく処理した水であることを特徴とする請求項17または22記載の石油製品乳化物。
  24. 前記水が溶存酸素か活性水素のうちの少なくとも1つを含ませるよう処理した水であることを特徴とする請求項17または22記載の石油製品乳化物。
  25. 前記石油製品と前記水との2種類の間の容積比率を100%とした場合、前記石油製品の容積比を50〜75とし、前記水の容積比を50〜75%としたことを特徴とする請求項17または22記載の石油製品乳化物。
  26. ひまし油か菜種油か米油かひまわり油のうちの2つ以上を混合したものから成る前記植物油において、混合する2つ以上の油の全体の容積比を100%とすると、混合する油が2種類の場合には一方の油は30%以上とし、混合する油が3種類か4種類の場合には少ない方の2種類の油の合計を30%以上としたことを特徴とする請求項17または22記載の石油製品乳化物。
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