JP4551959B2 - 無線通信システムにおいて時間的に変化する信号のsirを計算するための方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて時間的に変化する信号のsirを計算するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信信号の信号対干渉比(Signal-to-Interference Ratio:SIR)の推定に関する。本発明はより詳細には、時間的に変化する無線通信信号の正確なSIR計算の実行に関する。
第三世代(3rd Generation:3G)高速下り回線パケット・アクセス(High SPeed Downlink packet Access:HSPDA)システムなどの、高度な無線通信システムでは、しばしば通信チャンネルの品質を推定するために使用される共通パイロット・チャンネル(Common PIlot CHannel:CPICH)信号を送信する。チャンネル品質を推定するために使用される典型的な方法の1つは、パイロット信号のSIRを推定することである。パケットに基づくシステムにおいては、パケットが異なった電力レベルで送信されるため、受信電力レベルが変化する場合がしばしばある。自動利得制御(Automatic Gain Control:AGC)回路が、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit:WTRU)(すなわち、移動端末)における受信機にて使用され、利得を調整することによって電力レベルにおける変化に反応する。
パイロット信号を発生させる従来の無線通信システムにおいては、時間的に変化する利得変化がパイロット信号上で発生する。したがって、パイロット信号が一定にならず、この結果信号の真のSIRを推定することがより困難となる。通常は、SIRが実際より過小評価されることになる。測定されたSIRが実際より低いと、チャンネル品質が実際より悪いようにシステムに表示されることになり、その結果スループットが低くなって、無線リソースの効率な使用ができなくなる。
パケットを、いくつかの副フレームが伝達し、他の副フレームが伝達していない場合に有り得るように、3G HSDPAシステムでは、全体送信(Tx)電力の変化が大きい場合には、送信されているパイロットの電力が変化していなくとも、AGC回路はAGC回路の実施方法に依存する速度で新しい電力レベルに順応することになる。したがって、逆拡散パイロット・チップにより計算されるパイロット・シンボルは、時間と共に変化する平均値および分散を有し、AGC利得の変化を引き起こすであろう。このことは、図1に示されるように、SIR計算の精度を下げる。利得がSIR測定の期間中に変化するため、真のSIRに比較すると、SIR推定値はしばしば不正確になる。
本発明は、無線通信システムにおいてCPICHのシンボルを修正して正確なSIRの推定値を発生させるための方法および装置に関する。一実施形態においては、CPICHシンボルのグループの非定常的平均値(non−stationary average)が推定され、CPICHシンボルが遅延され、そしてCPICHシンボルのグループの非定常的平均値の推定値により遅延されたCPICHシンボルを除算することにより、CPICHシンボルが修正される。別の実施形態においては、信号電力推定値がCPICHシンボルの絶対値に基づき発生され、雑音電力推定値が、CPICHシンボルの絶対値に基づく全体電力推定値から信号電力推定値を減算することにより発生され、そしてSIR推定値が、信号電力推定値を雑音電力推定値で除算することによって時間的に変化する利得を経験してきたシンボルに対して発生される。
一例として与えられ、かつ添付された図面に関連して理解されるべき、好適な実施例の以下の記述から、本発明のより詳細な理解を得ることができる。
本発明により、時間的に変化する利得の適用ために時間的に変化する統計値を有するような、すなわち非定常的な信号の、より正確なSIR計算が可能となる。チャンネル品質がより正確に計算され、その結果システムおよびWTRUのスループットを増加させる。本発明の方法は、AGCまたは他の適応型の構成要素のシンボルに関しての効果を推定する。そのような構成要素のシンボルに関しての推定効果が、SIRが計算されるときに考慮され、その結果、SIRのより正確な推定値が得られる。
本発明の特徴は、集積回路(Integrated Circuit:IC)に組み込むことができ、または多数の相互接続部品を含む回路において構成することができる。
本発明によると、シンボルは最初に、SIRを計算するために修正されるか、またはその代わりにその修正をSIRアルゴリズムに組み込むことが可能である。好適な実施形態においては、本発明の方法は、時間的に変化する利得の効果を取り除くことによって、SIR測定を実行する。図2は、利得変化の影響を取り除くことによるSIR測定の実行を例示する上位レベルの図である。CPICHシンボルの振幅が収集され、そしてシンボルの時間的履歴が、その履歴の間の利得変化を推定するために使用される。推定された利得履歴(利得対時間の推定)は、対応するシンボルおよびしたがって、シンボルの振幅を修正するために使用される。一度修正すれば、従来のSIRアルゴリズムによりシンボルを処理することができる。
図2は、本発明による、SIR推定機構205を使用してSIR推定を実行する前にCPICHシンボルを修正するためのCPICHシンボル修正ユニットを含む装置のブロック図である。CPICHシンボル修正ユニットは、オプションである絶対値ユニット210、遅延ユニット215、利得対時間推定機構220、および除算器225を備える。
図2を参照する場合、CPICHシンボル230は逆拡散CPICHシンボル230であると仮定する。しかしながら、CPICHシンボル修正ユニット200への入力は位相変調されたいかなる他の型のシンボルであっても良いことは当業者によって理解される。絶対値ユニット210はオプションであるが、CPICHシンボル修正ユニット200の複雑性を減少させるために有用である。各々のCPICHシンボル230は複素数である。絶対値ユニット210の出力は、CPICHシンボル230に関連付けられた入力複素数の絶対値であり、以下にCPICH絶対値信号235として参照される。このようにCPICH絶対値信号235は、CPICHシンボル230の絶対値に等しい。複素数の位相が変化してもその絶対値は変らないため、絶対値ユニット210が使用されているなら、位相雑音および位相変調はSIR推定値に影響を与えない。絶対値ユニット210はまた、SIR推定機構205によって発生されるSIR推定値255における位相雑音の影響を抑制するためにも使用することができる。CPICH絶対値信号235は、遅延ユニット215および利得対時間推定機構220の両方に入力される。
利得対時間推定機構220は、図1(ここでは、信号235の入力シンボルは白丸によって表され、かつ入力シンボルがさらされる非定常的な時間的に変化する利得が実線によって表される)に示されるような、信号235に含まれるシンボルのグループの非定常的な、すなわち時間的に変化する平均値を推定する。利得対時間推定機構220は信号245を出力する。これは、図1に示された非定常的な時間的に変化する利得の推定値である。遅延ユニット215は、信号235の遅延されたものである出力240を発生させる。遅延ユニット215は、利得対時間推定機構220が、信号235からシンボルの1つの集合を収集し、シンボルの非定常的平均値(non−stationary mean)を推定し、さらに信号240と時間的に整列されるように信号245を発生するために、充分な時間を持てるように使用される。CPICHシンボル230の時間的に変化する平均値を計算するにはいくらかの時間がかかり、そして各々のシンボルをその平均値にて除算することが必要であるため、遅延ユニット215の出力240にシンボルXがあるときに、利得対時間推定機構220の出力245にシンボルXの推定された平均値もまたあるように、シンボルが遅延される。除算器225は、出力240での各々のシンボルを、出力245での推定されたその平均値により除算し、その結果利得誤差を除去し、そして修正されたシンボルを出力250に供給する。修正されたシンボルは次に、シンボルが定常的(シンボルの統計値(例えば、平均値)が時間によって変わらないことを表す)であるという仮定の下で、SIR推定機構205への入力として使用することが可能である。各々のシンボルをその平均値にて除算することによって、同じ平均値を有する1つのシンボルの集合が生成され、その結果時間的に変化する利得が事実上取り除かれる。したがって、SIR推定機構205によって発生されるSIR推定値255によって、逆拡散されたCPICHシンボル230の真のSIRがより正確に評価される。
当業者にとって知られているように、多くの任意の曲線適合フィルタ方法を使用することができる。本発明によると、シンボルの各々のグループについての断片毎の直線推定値を使用する好適な曲線適合フィルタ方法を、利得対時間推定機構220により実施することができ、その結果各々のグループに対して直線線分が生成される。図4に示される直線線分は、利得対時間推定機構220により発生された断片毎の直線を例示する。
図3は、図2のCPICHシンボル修正ユニット200において、利得対時間推定機構220により実行される断片毎直線適合処理300のフロー図である。例えば図4は、示された推定利得の3つの直線線分による利得修正曲線を示す。
図3を参照すると、ステップ305において入力シンボルがシンボルのM個のグループに分割される。グループの大きさは、すべてが同一の大きさである場合があるが、一般には各々のグループの大きさL(m)、m=1..M、は異なった大きさを有することができる。ステップ310においては、各々のグループmに対して、2つのベクトルを定義する。ベクトルYはその時点のシンボルのグループにおける要素(すなわちシンボル)から形成され、そしてベクトルXは、−[L(m)−1]/2から[L(m)−1]/2までの、1刻みでの、単なる数列である。ステップ315においては、Yの平均値に基づいて変数Aが計算される。これはそのシンボルについての最良の適合直線の平均値である。ステップ320においては、XおよびYのベクトル内積をXの要素(すなわちシンボル)の二乗の平均値により除算すること、すなわちB=(XTY)/平均値(X2)、によって変数Bが計算される。これはそのシンボルについての最良の適合直線の傾斜である。ステップ325において、グループmにおけるシンボルについての最良な適合直線、Cm、が計算される。ステップ330において、すべてのグループが考慮されたかを判定するために、mがMと比較される。m<Mであれば、ステップ335においてmは歩進され、そして処理がステップ310から始まって、繰り返される。m=Mであれば、ステップ340においてCmの集合が連結され、そして信号245として利得対時間推定機構220から出力される。
図4は、図2と3において個々に例示された装置200および処理300を使用して、時間的に変化する利得にさらされたシンボルの修正する様子を示す図である。実線は、入力シンボルの元々の利得誤差(または等価的平均値)を示す。また、図1では、入力シンボルの元々の利得誤差および白丸により示された入力シンボル自体も示している。
さらに図4を参照すると、点線は、利得対時間推定機構220において発生した入力シンボルの時間的に変化する平均値(time−varying mean)の推定である。この曲線が3つの直線線分で構成されることに注意を要する。入力シンボルがこの曲線により除算され(divided)、図4において白丸として示された修正されたシンボルを作り出す。図4および図1の白丸の間の相違に注意を要する。残存の利得、すなわちシンボルの修正の後の実効的な利得が図4の点線として示される。
図5は、本発明の別の実施形態による、SIR推定のために非明示的にシンボルを修正するための、10個のシンボルのグループについて一次曲線適合手順を使用するSIR推定を実行するための代表的装置500のブロック図である。装置500は、直列−並列(Serial-to-Parallel:S/P)変換器505、曲線適合フィルタ508、絶対値二乗ユニット545、累算器(accumulator)550、および加算器555、信号電力フィルタ560、雑音電力フィルタ565、および除算器570を備える。曲線適合フィルタ508は、累算器510、530、絶対値二乗ユニット515、535、乗算器520、要素毎ベクトル乗算器525、および加算器540を備える。
この例においては、複数のCPICHシンボルの絶対値502が、S/P変換器505によって10個のシンボル504のベクトルにグループ化される。シンボルのベクトル504は、装置がシンボルのSIRの修正および計算を同時にできるように、曲線適合フィルタ508および絶対値二乗ユニット545に入力される。曲線適合フィルタ508においては、累算器510および要素毎ベクトル乗算器525がシンボル・ベクトル504を受け取る。
累算器510は、シンボル・ベクトル504におけるすべてのシンボルを加算し合計506を作り出し、これが絶対値二乗ユニット515によって二乗され絶対値二乗合計509を作り出し、これがベクトル504におけるシンボルの数によって1が除算されたものと等価な振幅を有する参照信号511(この例に対しては0.1)を乗算器520によって掛けられ、積の信号513を作り出す。
要素毎のベクトル乗算器525は、ベクトル信号504に一定の系列ベクトル514を乗算し、ベクトル信号516を作り出す。ベクトル信号516の要素(すなわち、シンボル)は、累算器530において加算され合計518を作り出し、これが絶対値二乗ユニット535によって二乗され絶対値二乗合計522を作り出し、これが加算器540によって積の信号513に加算され信号電力(Ps)推定値524を作り出す。
ベクトル信号504は絶対値二乗ユニット545によって要素毎に二乗されベクトル信号528を作り出し、この要素(すなわち、シンボル)が累算器550によって合計され全体電力推定値532を作り出す。信号電力推定値524は、加算器555によって全体電力推定値532から減算されて、雑音電力(Pn)推定値534を作り出す。
信号電力推定値524は、信号電力フィルタ560によってフィルタにかけられ、フィルタされた信号電力推定値526を作り出す。雑音電力推定値534は、雑音電力フィルタ565によってフィルタにかけられ、フィルタされた雑音電力推定値536を作り出す。除算器570は信号526と信号536の比率を計算し、時間的に変化する利得を経験してきたシンボルに対するSIR推定値538を作り出す。
本発明によると、シンボルのグループがSIRを計算するために収集されて使用される。グループはいくつかの、より小さいグループに分割される。各々のより小さいグループの中で、シンボル振幅に対してN次適合(N=0、1、...)が計算されて、そして各々のシンボルはその適合によって計算された対応する値により除算される。そして、SIRが標準の方法にて計算可能である。
この本発明は、利得変化が発生している場合ではあるが、実際の利得変化が発生しておらずに、微少ではあるがはっきりした偏移が起こっているときに有利である。従って、電力レベルが実質的には変化していないと判定可能な場合には、この修正アルゴリズムは必ずしも走らせなくてもよい。一次の適合(N=1)に対しては、図3においてその手順が例示される。3つのグループへの分割を用いかつ一次適合(N=1)を使用して、利得修正の事前および事後のシンボルおよび計算されたSIRが、図1および図4に各々示される。
本発明の別の実施形態において、本発明は電力レベル変化の時間およびAGCの特性の両方に関する先験的知識を利用する。この場合には、グループには分割されない。代わりに、利得変化の大きさが推定される(シンボルの測定かまたは直接的に利得制御段から)。AGCの特性が既知であるため、シンボルのグループを通しての時間の関数としての利得は容易に計算することができ、対応するシンボルの振幅を分割するために使用することもできる。電力レベル変化の位置が先験的に知られていないなら、それをもまた、推定することができる。AGCの特性が既知でない場合には、それらもまた、推定することが可能である。
一例として、直線的(一次)曲線適合アプローチが、収集されたCPICHシンボルの各々のグループに対して使用される。一次曲線適合多項式に対する係数は、二乗された残差の合計を最小にする最小二乗法により獲得される:すなわち、
Figure 0004551959
ここで、Nは観測されたCPICHシンボルの数、yiは受信された信号である、そして、
Figure 0004551959
が、曲線適合のための参照系列としてのtiによる推定値である。係数のb0およびb1は、式(1)の偏導関数を取り、かつそれをゼロに設定することにより、容易に見付けられる。b0およびb1の一次解は、
Figure 0004551959
Figure 0004551959
ここで
Figure 0004551959
Figure 0004551959
Figure 0004551959
Figure 0004551959
が定数であり、一定の利得Kに置き替えることが可能であることに注意を要し、
Figure 0004551959
Figure 0004551959
となる。
信号電力および雑音電力の推定値およびその結果としてSIRの推定値を定義するために、利用可能な曲線適合係数を有する以下の式を使用することができる。望ましくは、CPICHの絶対値の電力は、
Figure 0004551959
により推定される。ここでb0およびb1は、CPICHの絶対値(Mi)を曲線適合フィルタに通すことによって獲得される。上の式にb0およびb1を代入すると、
Figure 0004551959
に導かれる。
CPICHの信号+雑音の絶対値の電力は、
Figure 0004551959
したがって、CPICHの絶対値のSIRは望ましくは、
Figure 0004551959
にて与えられる。
Figure 0004551959
実施形態が3G HSDPAシステムの文脈で説明されているが、本発明は一般に、IEEE802標準などの、任意のパケットに基づくシステムに適用される。
本発明の特徴および要素が好適な実施形態において特定の組み合わせにて記述されているが、各々の特徴または要素は、好適な実施形態の他の特徴および要素なしで単独で、または本発明の特徴および要素のあるなしにかかわらず、様々な組み合わせにて使用可能である。
従来の無線通信システムにおける、AGCに依る不連続な電力レベル変化の後のCPICHシンボル振幅の例を示す図である。 本発明による、SIR推定を実行する前にCPICHシンボルを修正するためのCPICHシンボル修正ユニットを含む装置のブロック図である。 図2のCPICHシンボル修正ユニットにおいて、利得対時間推定機構により実行される断片毎直線適合処理のフロー図である。 図2の装置によって実施されるようなシンボルの利得修正を示す図である。 本発明の別の実施形態による、SIR推定に対して非明示的にシンボルを修正するために、10のシンボルのグループについて一次曲線適合手順を用いるSIR推定を実行するための代表的装置のブロック図である。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおいて信号対干渉比(Signal-to-Interference Ratio:SIR)のより正確な推定値を得るために共通パイロット・チャンネル(Common PIlot CHannel:CPICH)のシンボルを修正する方法であって、
    複数のCPICHシンボルをCPICHシンボル修正ユニットに入力するステップと、
    利得対時間推定機構を使用して、該CPICHシンボルのグループの非定常的平均値を推定するステップと、
    遅延ユニットを使用して、該CPICHシンボルを遅延させるステップと、
    該CPICHシンボル修正ユニットへの入力である該CPICHシンボルを修正するために、該遅延ユニットからの出力である該遅延されたCPICHシンボルを、該利得対時間推定機構からの出力である該CPICHシンボルのグループの該推定された非定常的平均値により除算するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記修正されたCPICHシンボルについてSIR推定を実行するステップ
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 前記利得対時間推定機構および前記遅延ユニットへの入力のため、前記CPICHシンボルの絶対値を判定するステップ
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1の方法。
  4. 前記非定常的平均値を推定するステップは、
    処理であって、
    前記CPICHシンボルを、各々のサイズがL(m)(ここでm=1..M)である、M個のシンボルのグループに分割するステップと、
    シンボルのその時点のグループにおいてシンボルからベクトルYを形成するステップと、
    1刻みでの−[L(m)−1]/2から[L(m)−1]/2までのベクトルXを形成するステップと、
    Yの平均値、すなわちAを計算するステップと、
    XとYのベクトル内積を該Xにおけるシンボルの二乗の平均値により除算することによりBを計算するステップと、
    該グループにおけるシンボルについて、前記AおよびBに基づいて最良適合の直線、すなわちCmを計算するステップと
    を含む処理と、
    m=Mとなるまで前記処理を繰り返すステップと、
    該最良適合の直線のCmを連結するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1の方法。
  5. 無線通信システムにおいて信号対干渉比(Signal-to-Interference Ratio:SIR)のより正確な推定値得るために共通パイロット・チャンネル(Common PIlot CHannel:CPICH)のシンボルを修正する装置であって、
    該装置の入力であるCPICHシンボルのグループの非定常平均値の推定値を出力するように構成された利得対時間推定機構と、
    該CPICHシンボルを遅延させ、かつ当該遅延されたCPICHシンボルを出力するように構成された遅延ユニットと、
    該装置への入力である該CPICHシンボルを修正するために、該遅延ユニットからの出力である該遅延されたCPICHシンボルを、該利得対時間推定機構からの出力である該CPICHシンボルのグループの該推定された非定常的平均値により除算するように構成された除算器と
    を備えたことを特徴とする装置。
  6. 前記修正されたCPICHシンボルについてSIR推定を実行するためのSIR推定機構
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5の装置。
  7. 前記利得対時間推定機構および前記遅延ユニットへの入力のため、前記CPICHシンボルの絶対値を判定するための絶対値ユニット
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5の装置。
  8. 前記利得対時間推定機構は、非定常平均値を推定するよう構成され、
    計算処理であって
    前記CPICHシンボルを、各々のサイズがL(m)(ここでm=1..M)であるM個のシンボルのグループに分割し、
    シンボルのその時点のグループにおいてシンボルからベクトルYを形成し、
    1刻みでの−[L(m)−1]/2から[L(m)−1]/2までのベクトルXを形成し、
    Yの平均値、すなわちAを計算し、
    XとYのベクトル内積を該Xにおけるシンボルの二乗の平均値により除算することによりBを計算し、
    該グループにおけるシンボルについて、前記AおよびBに基づいて最良適合の直線、すなわちCmを計算する計算処理と
    m=Mとなるまで前記計算処理の実行を続ける処理とを実行し、および
    前記利得対時間推定機構は、該最良適合の直線のCmを連結する処理を実行するようさらに構成されたことを特徴とする請求項5の装置。
  9. 無線通信システムにおいて信号対干渉比(Signal-to-Interference Ratio:SIR)のより正確な推定値を得るために共通パイロット・チャンネル(Common PIlot CHannel:CPICH)のシンボルを修正するための集積回路であって、
    該装置の入力であるCPICHシンボルのグループの非定常平均値の推定値を出力するように構成された利得対時間推定機構と、
    該CPICHシンボルを遅延させ、かつ該遅延されたCPICHシンボルを出力するように構成された遅延ユニットと、
    該装置への入力である該CPICHシンボルを修正するために、該遅延ユニットからの出力である該遅延されたCPICHシンボルを、該利得対時間推定機構からの出力である該CPICHシンボルのグループの該推定された非定常的平均値により除算するように構成された除算器と
    を備えたことを特徴とする集積回路。
  10. 前記修正されたCPICHシンボルについてSIR推定を実行するためのSIR推定機構
    をさらに備えたことを特徴とする請求項9の集積回路。
  11. 前記利得対時間推定機構および前記遅延ユニットへの入力のため、前記CPICHシンボルの絶対値を判定するための絶対値ユニット
    をさらに備えたことを特徴とする請求項9の集積回路。
  12. 前記利得対時間推定機構非定常平均値を推定するよう構成され、
    計算処理であって
    前記CPICHシンボルを、各々のサイズがL(m)(ここでm=1..M)であるM個のシンボルのグループに分割し、
    シンボルのその時点のグループにおいてシンボルからベクトルYを形成し、
    1刻みでの−[L(m)−1]/2から[L(m)−1]/2までのベクトルXを形成し、
    Yの平均値、すなわちAを計算し
    XとYのベクトル内積を該Xにおけるシンボルの二乗の平均値により除算することによりBを計算し、
    該グループにおけるシンボルについて、前記AおよびBに基づいて最良適合の直線、すなわちCmを計算する計算処理と
    m=Mとなるまで前記計算処理の実行を続ける処理とを実行し、および
    前記利得対時間推定機構は、該最良適合の直線のCmを連結する処理を実行するようさらに構成されたことを特徴とする請求項9の集積回路。
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