JP4551239B2 - 摩擦係合要素の締結圧制御装置 - Google Patents

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本発明は、エンジン出力を伝達する動力伝達系を構成する摩擦係合要素の締結圧を制御する締結圧制御装置に関する。
特許文献1には、車両用自動変速機のトルクコンバータのロックアップクラッチを締結させるときに、基本値と、ロックアップクラッチの入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差に基づくフィードバック分とから締結圧指令値を決定する制御装置が開示されている。
特開2004−044717号公報
ところで、ロックアップクラッチの締結圧指令値を漸増させている途中で、アクセルが踏み込まれてロックアップクラッチの入出回転速度差が大きくなった場合に、エンジントルクや入出力回転速度差の変化に対応して最適な特性で締結を進行させ締結ショックの発生を回避すべく、締結圧指令値を初期値に戻して締結処理をやり直す構成とした場合、以下の問題が発生することが判明した。
即ち、締結処理を途中で締結圧指令値を初期値に戻してやり直すと、予め決められた締結制御時間内でロックアップクラッチを締結状態に移行させることができなくなり、前記締結制御時間が経過した時点で締結圧指令値がステップ的に最終目標値(完全締結維持状態での値)にまで増大されてしまうことで、締結ショックが発生してしまうという問題が発生した。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、エンジン出力を伝達する動力伝達系を構成するロックアップクラッチ等の摩擦係合要素を締結させる処理の途中で、アクセルが踏み込まれ、締結処理をやり直す場合に、締結ショックの発生を低減できる締結圧制御装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明では、締結圧指令値を漸増制御して摩擦係合要素を締結させる締結処理の途中で、前記摩擦係合要素の入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差が閾値以上になったときに、前記締結圧指令値を初期値と現在値との中間値まで戻して締結処理をやり直す構成とした。
かかる構成によると、回転速度差が閾値以上になったことに基づいて締結処理を途中でやり直すときに、締結圧指令値を本来の初期値にまで戻すのではなく、初期値と現在値との中間値、即ち、本来の初期値よりも大きな値から再締結処理を開始させる。
従って、やり直した締結処理によって摩擦係合要素を締結状態に移行させるのに要する時間を短くでき、締結制御時間が経過した時点での回転速度差を縮小して、締結ショックを低減できる。
請求項2記載の発明では、締結圧指令値を漸増制御して摩擦係合要素を締結させる締結処理の途中で、前記摩擦係合要素の入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったときに、前記締結圧指令値を初期値と現在値との中間値まで戻して締結処理をやり直す構成とした。
かかる構成によると、入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったことに基づいて締結処理を途中でやり直すときに、締結圧指令値を本来の初期値にまで戻すのではなく、初期値と現在値との中間値、即ち、本来の初期値よりも大きな値から再締結処理を開始させる。
従って、回転速度差を大きくする入力側回転速度の増大変化が発生したことに基づいて締結処理をやり直しても、やり直した締結処理によって摩擦係合要素を締結状態に移行させるのに要する時間を短くでき、締結制御時間が経過した時点での回転速度差を縮小して、締結ショックを低減できる。
請求項3記載の発明では、前記回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度に応じて前記中間値を決定する構成とした。
かかる構成によると、回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度の大きさによって初期値に対してどれだけ大きな値から締結処理をやり直すかが決定される。
従って、回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度が大きく、回転速度差を収束させるのに時間を要すると判断されるときに、これに対応する締結圧指令値から締結処理をやり直すことができる。
請求項4記載の発明では、前記摩擦係合要素の締結処理の開始から、前記回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったと判断された時点までの時間に応じて、前記中間値を決定する構成とした。
かかる構成によると、締結開始から、回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったと判断された時点までの時間、換言すれば、締結制御時間の残り時間に応じて、初期値に対してどれだけ大きな値から締結処理をやり直すかが決定される。
従って、締結処理をやり直すタイミングが異なっても、締結制御時間内でやり直した締結処理が充分に進行するように、中間値を設定できる。
請求項5記載の発明では、前記エンジンの負荷の増大変化速度に応じて前記中間値を決定する構成とした。
かかる構成によると、締結処理中にアクセルが踏み込まれてエンジン負荷が増大変化すると、エンジン負荷の増大変化速度に応じて締結処理をやり直すために締結圧指令値を戻す目標が決定される。
従って、エンジン負荷の増大変化による回転速度差又は入力側回転速度の増大変化に見合った値に中間値を設定することができ、やり直した締結処理が締結制御時間内で充分に進行するように図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態における車両用自動変速機のシステム構成図である。
この図1において、エンジン1には、トルクコンバータ2を介して変速機3が転結される。尚、前記変速機3は、歯車式の有段変速機の他、ベルト式やトロイダル式の無段変速機(CVT)であっても良い。
前記トルクコンバータ2には、入力軸と出力軸とを機械的に直結する油圧式のロックアップクラッチ21が備えられている。上記ロックアップクラッチ21が、本実施形態においてエンジン出力を伝達する動力伝達系を構成する摩擦係合要素に相当する。
ロックアップ油圧制御バルブ22は、ロックアップクラッチ21の解放側に供給される油圧と締結側に供給される油圧とを制御する。
前記ロックアップ油圧制御バルブ22は、変速機制御ユニット31によってその動作が制御される。
前記変速機制御ユニット31は、マイクロコンピュータを含んで構成され、各種センサからの検出信号を入力し、これらの検出信号に基づいて前記ロックアップ油圧制御バルブ22を制御すると共に、変速機3を構成する各種摩擦係合要素に対する油圧の供給を制御する変速バルブを制御する。
前記各種センサとしては、エンジン1の吸気管11に介装されるスロットルバルブ12の開度TVOを検出するスロットルセンサ13、エンジン1の回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ32、トルクコンバータ2のタービン回転速度Ntを検出するタービン回転速度センサ33、車両の走行速度(車速)VSPを検出する車速センサ34、オートマチック・トランスミッション・フルード(ATF)の温度Tatfを検出する油温センサ35、トルクコンバータ2のインペラ回転速度Niを検出するインペラ回転速度センサ36などが設けられる。
尚、前記スロットルセンサ13には、スロットル開度が所定値以下(略全閉)であるときにONとなるアイドルスイッチ13aが併設されている。
前記変速機制御ユニット31は、スロットル開度TVO(アクセル開度)と車速VSPとに対応して予め設定されるシフトスケジュールに従って前記変速バルブを制御する一方、スロットル開度TVO(アクセル開度)及び車速VSPに基づき特定されるロックアップ領域において前記ロックアップ油圧制御バルブ22を制御して、ロックアップクラッチ21を締結させる。
図2のフローチャートは、前記変速機制御ユニット31によるロックアップクラッチ21の締結処理を示す。
図2のフローチャートにおいて、まず、ステップS1では、ロックアップ要求があるか否かを判別する。具体的には、スロットル開度TVO(アクセル開度)及び車速VSPに基づき特定されるロックアップ領域に該当するか否かを判別する。
ロックアップ要求が発生すると、ステップS2へ進み、ロックアップクラッチ21の締結処理を実行する。
前記締結処理において、締結処理の開始直後は、フィードホワード制御によって締結圧指令値を初期値から漸増させ、前記ロックアップクラッチ21の入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差の規定以上の低下を判断すると、前記回転速度差を0にまで徐々に収束させるべく前記回転速度差の目標を設定して、該目標と実際値との偏差に応じた締結圧指令値のフィードバック制御を開始する。
そして、上記処理によって漸増する締結圧指令値に基づいて前記ロックアップ油圧制御バルブ22を駆動制御する。
但し、前記締結圧指令値を漸増させる方法を、上記の方法に限定するものではなく、また、前記初期値は運転条件(例えば入力トルク)に応じて可変に設定することができる。
また、締結処理の開始時点から予め設定される締結制御時間が経過した時点で、前記締結圧指令値は完全締結維持状態での目標値にまで強制的にステップ変化させられる構成となっている。
前記回転速度差は、前記インペラ回転速度センサ36で検出されるインペラ回転速度Niと前記タービン回転速度センサ33で検出されるタービン回転速度Ntとの差として算出される。インペラ回転速度センサ36を備えない場合には、エンジン回転速度を入力側回転速度とすることができる。
ステップS3では、前記締結処理の最中に、前記ロックアップクラッチ21の入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差が、閾値SL1以上になったか否かを判別する。
尚、ステップS3では、前記回転速度差が閾値以上であるか否かを判別させる代わりに、前記ロックアップクラッチ21の入力側回転速度、即ち、インペラ回転速度Niの増大変化速度(単位時間当たりの変化量)が閾値SL2以上になったか否かを判別させることができる。
これは、締結処理中にアクセルが踏み込まれることで、エンジン出力が増大してエンジン回転速度が増大し、これによって前記回転速度差が拡大するから、入力側回転速度の急増から、回転速度差の増大変化が推定されるためである。
また、前記閾値SL1,SL2は、固定値であっても良いし、運転条件に応じて可変に設定しても良い。
ステップS3で回転速度差(又は入力側回転速度の増大変化速度)が閾値未満であると判別された場合には、ステップS4,5を迂回してステップS6へ進み、それまでの締結処理をそのまま継続させる。
一方、ステップS3で回転速度差(入力側回転速度の増大変化速度)が閾値以上であると判別されると、ステップS4へ進む。
ステップS4では、締結処理中に後述するステップS5の処理を実行した回数が規定回数(例えば1〜2回)以上になっているか否かを判別する。
そして、ステップS5の処理を実行した回数が規定回数以上に達していない場合にステップS5へ進み、規定回数以上になっている場合には、ステップS5を迂回してステップS6へ進む。
ステップS5では、エンジントルクや入出力回転速度差の変化に対応して最適な特性で締結を進行させ、締結ショックや回転速度差のハンチングの発生を回避すべく、締結処理をやり直すが、締結処理のやり直しに伴って締結圧指令値を戻す値を、本来の初期値ではなく、そのときの値(現在値)と通常に締結処理を開始するときの初期値(本来の初期値)との中間値とする。
締結処理のやり直しは、予め規定される締結制御時間の残りが減った状態で実行されるから、通常の初期値に基づいて締結処理を再開させると、締結制御時間内に締結処理を完了させることができず、締結制御時間が経過した時点で締結圧指令値がステップ的に増大されて、締結ショックを招く可能性がある。
そこで、やり直し後の締結処理の進行を速めて、やり直し後の締結処理に要する時間を短くすべく、締結処理のやり直しに伴って締結圧指令値を戻す値を本来の初期値よりも大きな値とするものである。
ここで、前記中間値は、例えば「本来の初期値+固定値」(≦現在値)として与えるようにしても良いが、条件によって適正値が異なり、過剰な値とすると締結ショックを招き、過小な値では締結処理時間の充分な短縮を図ることができない。
そこで、前記中間値を、下記パラメータのうちの少なくとも1つに基づき可変に設定することが好ましい。
(1)ロックアップクラッチ21の入力側と出力側との回転速度差
(2)ロックアップクラッチ21の入力側回転速度の増大変化速度
(3)ロックアップクラッチ21の締結処理開始からの時間
(4)エンジン負荷の変化速度
前記各パラメータに基づく中間値の設定においては、許容レベルを超える締結ショックを発生することのない範囲でなるべく大きな値を中間値として設定する。
ここで、各パラメータと中間値との相関を以下に説明する。
アクセルの踏み込みにより回転速度差が大きくなるほど、前記回転速度差を収束させるのにより長い時間を要するため、回転速度差が大きいほど中間値をより大きな値に設定する(初期値と中間値との偏差を大きくする)。
また、入力側回転速度の増大変化速度が速いほど大きな回転速度差が生じることになるので、増大変化速度が速いほど中間値をより大きな値に設定する(初期値と中間値との偏差を大きくする)。
更に、締結開始からの経過時間が長いほど残りの締結制御時間が短くなっていることになり、回転速度差を収束させるための時間がより不足することになるから、締結開始からの時間が長いほど中間値をより大きな値に設定する(初期値と中間値との偏差を大きくする)。
また、エンジン負荷の増大変化速度が速いほど大きな回転速度差が生じることになるので、増大変化速度が速いほど中間値をより大きな値に設定する(初期値と中間値との偏差を大きくする)。
尚、上記(1)〜(4)の各条件のうちの複数条件から1つの中間値を決定させることができ、更に、上記(1)〜(4)の各条件から決定される複数の中間値のうちの最大値,平均値などを最終的な中間値とすることができる。
また、前記中間値には、一定の制限を設けることが好ましい。
ステップS6では、予め設定された締結制御時間が経過したか否かを判別し、締結制御時間が経過していない場合には、ステップS2に戻る。
一方、ステップS6で締結制御時間が経過したと判断されると、ステップS7へ進み、締結圧指令値を最終目標値に強制的に変化させることで、ロックアップクラッチ21の締結処理を終了させる。
上記のように、締結処理の途中でのアクセルの踏み込みに伴って締結処理をやり直すときに、締結圧指令値を初期値に戻すのではなく、初期値と現在値との中間値に戻すようにすれば、締結制御時間内で締結を最大限に進めることができ、締結制御時間の終了時に大きな回転差が残って、大きな締結ショックが生じることを回避できる。
また、前記締結処理のやり直しは、ステップS4でその実行回数が制限されるので、締結処理中にアクセル操作が繰り返されることがあっても、ロックアップクラッチ21の締結が不当に遅れることを回避できる。
尚、上記実施形態では、エンジン出力を伝達する動力伝達系を構成する摩擦係合要素としてロックアップクラッチ21を例としたが、この他、変速機3を構成するクラッチ等の締結制御にも同様の処理を適用することが可能である。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜5のいずれか1つに記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置において、前記摩擦係合要素がトルクコンバータに設けられるロックアップクラッチであることを特徴とする摩擦係合要素の締結圧制御装置。
かかる構成によると、ロックアップクラッチの締結処理中に、アクセルが踏み込まれて締結処理をやり直すときに、締結処理の進行を速めて、締結制御時間内での締結完了を図ることができ、締結ショックの発生を低減できる。
(ロ)請求項1〜5のいずれか1つに記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置において、
前記締結処理のやり直しを、所定回数以下に制限することを特徴とする摩擦係合要素の締結圧制御装置。
かかる構成によると、締結処理のやり直しが過剰に行われることを回避でき、内燃機関の締結完了が大幅に遅れることを防止できる。
(ハ)請求項1〜5のいずれか1つに記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置において、
前記締結処理が、前記摩擦係合要素の入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差に基づき前記締結圧指令値をフィードバック制御することを特徴とする摩擦係合要素の締結圧制御装置。
かかる構成によると、回転速度差の変化を精度良く制御でき、締結処理の精度を向上させることができる。
実施の形態における自動変速機のシステム構成図。 実施の形態におけるロックアップクラッチの締結制御を示すフローチャート。 実施の形態におけるロックアップクラッチの締結圧指令値の変化特性を示すタイムチャート。
符号の説明
1…エンジン,2…トルクコンバータ,3…変速機,12…スロットルバルブ,13…スロットルセンサ,13a…アイドルスイッチ,21…ロックアップクラッチ,22…ロックアップ油圧制御バルブ,31…変速機制御ユニット,32…エンジン回転速度センサ,33…タービン回転速度センサ,34…車速センサ,35…油温センサ,36…インペラ回転速度センサ

Claims (5)

  1. エンジン出力を伝達する動力伝達系を構成する摩擦係合要素の締結圧を制御する締結圧制御装置であって、
    締結圧指令値を漸増制御して前記摩擦係合要素を締結させる締結処理の途中で、前記摩擦係合要素の入力側回転速度と出力側回転速度との回転速度差が閾値以上になったときに、前記締結圧指令値を初期値と現在値との中間値まで戻して締結処理をやり直すことを特徴とする摩擦係合要素の締結圧制御装置。
  2. エンジン出力を伝達する動力伝達系を構成する摩擦係合要素の締結圧を制御する締結圧制御装置であって、
    締結圧指令値を漸増制御して前記摩擦係合要素を締結させる締結処理の途中で、前記摩擦係合要素の入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったときに、前記締結圧指令値を初期値と現在値との中間値まで戻して締結処理をやり直すことを特徴とする摩擦係合要素の締結圧制御装置。
  3. 前記回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度に応じて前記中間値を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置。
  4. 前記摩擦係合要素の締結処理の開始から、前記回転速度差又は入力側回転速度の増大変化速度が閾値以上になったと判断された時点までの時間に応じて、前記中間値を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置。
  5. 前記エンジンの負荷の増大変化速度に応じて前記中間値を決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の摩擦係合要素の締結圧制御装置。
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