JP4550472B2 - 情報記録媒体 - Google Patents

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本発明は、外部機器との間で非接触式の通信を行う非接触式ICチップと、外部機器との間で接触式の通信を行う接触式ICチップとを併せ持つ情報記録媒体に関する。なお、本発明で云う情報記録媒体の最適な代表例はICカードであるが、その他にも例えば、ICタグであるとか、あるいは、カード状又は冊子状等の形態を持つICを備えた媒体にも適用可能である。
従来より、キャッシュカード、IDカード等といった、重要かつ大量のデータを記憶して処理する目的で、ICチップを用いたICカード等が普及しつつある。近年では、ICカードの外部端子と外部機器の端子と接触して通信を行う接触式のICチップ(接触式ICチップ)を搭載したICカード(接触式ICカード)だけでなく、アンテナコイルを有し電波とか磁界により非接触で外部機器との間で通信を行う非接触式のICチップ(非接触式ICチップ)を備えたICカード(非接触式ICカード)の使用が増加している。このような非接触式ICカードは、外部機器の端子に接触する必要がないためカードの使用は簡便となり、外部端末のメンテナンスを軽減できる等の利点を有している。これらの利点から、非接触式ICカードとか非接触式ICタグの需要が高まっている。
ところで、例えばかかる非接触式ICカードの使用態様として、カード入れ等の収容具内に複数枚重ねられた状況で使用される場合が想定される。このように非接触式ICカードが複数枚重なった状況では、それぞれのICカードのアンテナコイルで受信する電磁波が互いに干渉してしまい、ICカードを1枚だけで使用する場合と比較して、受信感度の低下や前記電磁波の波形のゆがみなどの悪影響が想定される。そこでアンチコリジョン対策が望まれている。
これらの悪影響を防止する観点から、例えば、特許文献1には、略四角形状で略板状の電子装置に配されるループアンテナ(アンテナコイルに相当)を構成する導体を、電子装置の角の近傍に位置する部分で重ならない形状にする技術が提案されている。
また、特許文献2には、2枚のICカードを向かい合わせて重ねたときに、互いのアンテナコイルの重なる面積が少なくなるように迂回して形成されるICカードに関する技術が提案されている。
特開2002−222400号公報 特開2000−113143号公報
ところで、ICカード等の高機能化、多機能化のニーズに伴って、(ICカードを例にとると)単なる非接触式だけでなく接触式としても使えるICカードが望まれ、特には非接触式ICチップと接触式ICチップを一つの媒体に別々に搭載した2チップ型のICカードの開発が要望されている。
しかしながら、例えばICカードの場合、接触式ICモジュールの実装位置はJISX6303で規定されているので、アンテナコイルの形状とか配置によっては、非接触式ICカードに単純に接触式ICモジュールを配置しようとしてもアンテナコイルと重なるので実装することができない場合がある(アンチコリジョン対策のアンテナコイルの場合に比較的多く見られる)。これについて、図4を用いて説明する。図4は、従来型の非接触式ICカードに単純にJISX6303に従っただけで接触式モジュールを搭載しようとした状態を示す概略平面図である。同図には、アンチコリジョン性能を確保するために、アンテナコイル31を構成する4辺のうち互いに対向する2辺が略円弧状の曲線から構成され、残り2辺が直線で構成されるように、導線32を巻回してなるICカード30を示している。この場合には、接触式ICモジュール3の実装位置にアンテナコイル31が形成されることになるため、接触式ICモジュール3を搭載することができないという問題がある。
従って、本発明は、ICチップを使用した情報記録媒体が単なる非接触式であったとした場合のアンテナ性能(例えば起電力性能とかアンチコリジョン性能など)をそのまま(又は略そのまま)維持したうえ、接触式としての機能も備えるよう、1媒体中に非接触式ICチップとは別に接触式ICチップとその外部端子も搭載することができる情報記録媒体を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、支持体に、コイル状に形成されたアンテナであるアンテナコイルと、前記アンテナコイルと組み合わさり外部機器との間で非接触式の通信を行う非接触式ICチップと、前記支持体の外表面に端子面を持つ外部端子と、記外部端子と組み合わさり外部機器との間で接触式の通信を行う接触式ICチップとを備えた情報記録媒体において、前記アンテナコイルは、前記情報記録媒体同士を対向配置したときに互いの隅部が重ならない形状に形成されるとともに、前記外部端子と接触式ICチップを外周側に迂回する外周側迂回部と、前記接触式ICチップを内周側に迂回する内周側迂回部とを形成してなり、前記アンテナコイルは、前記外周側迂回部を形成するコイルの巻数と、前記内周側迂回部を形成するコイルの巻数とが略同一であって、重ねられてもアンチコリジョン特性が維持されることを特徴とする。
この発明によれば、前記アンテナコイルが、前記情報記録媒体同士を対向配置したときに、互いの隅部が重ならないように非対称形状に形成されているので、それぞれの前記情報記録媒体のアンテナコイルで受信する電磁波が互いに干渉することを防止でき、アンチコリジョン性能を良好に確保することができる。また、前記アンテナコイルは、前記外周側迂回部では前記接触式ICチップを外周側に迂回して、前記内周側迂回部では前記接触式ICチップを内周側に迂回するため、前記アンテナコイルが前記接触式ICチップの障害とならず、規定された位置に前記接触式ICチップを搭載することができる。
そして、前記アンテナコイルを構成する導体のそれぞれの巻きにより区画される領域全体の面積を、前記内周側迂回部や外周側迂回部を形成しない場合と同様に設定することができるため、面積の大小が相殺されて、前記領域全体を通過する磁束の数を前記迂回部を形成しない場合と同様に設定することができる。これにより、IC使用の単なる非接触式の装備を持つ媒体であった場合と比べて、通信に必要十分な電力をそのまま(又は略そのまま)確保することができ、接触式の装備(機能)を備えてもなお非接触式のアンテナの性能をそのまま(又は略そのまま)良好に発揮することができる。
また、前記アンテナコイルの前記外周側迂回部をもつ導体のそれぞれの巻きにより区画される領域の面積は前記迂回部を形成しない場合に対して(同じ巻数で較べて)増加するが、前記内周側迂回部をもつ導体のそれぞれの巻きにより区画される領域の面積は前記迂回部を形成しない場合に対して(同じ巻数で較べて)減少して前記増加分を相殺できるため、外周側と内周側それぞれのコイルの巻数を略同一に設定することにより、前記アンテナコイル全体で区画される領域の面積を、前記迂回部を形成しない場合と同様に設定することができる。
これにより、接触式の装備(機能)を備えてもなお非接触式のアンテナの性能をそのまま(又は略そのまま)良好に発揮することができる。
請求項2に係る発明は、支持体に、コイル状に形成されたアンテナであるアンテナコイルと、前記アンテナコイルと組み合わさり外部機器との間で非接触式の通信を行う非接触式ICチップと、前記支持体の外表面に端子面を持つ外部端子と、前記外部端子と組み合わさり外部機器との間で接触式の通信を行う接触式ICチップとを備えた情報記録媒体において、前記アンテナコイルは、前記情報記録媒体同士を対向配置したときに互いの隅部が重ならない形状に形成されるとともに、前記外部端子と接触式ICチップを外周側に迂回する外周側迂回部と、前記接触式ICチップを内周側に迂回する内周側迂回部とを形成してなり、前記アンテナコイルは、前記外周側迂回部を形成するコイルの巻数が、前記内周側迂回部を形成するコイルの巻数よりも多く、かつその差は2以下であって、重ねられてもアンチコリジョン特性が維持されることを特徴とする
この発明によれば、前記アンテナコイル全体で区画される領域の面積を前記迂回部を形成する場合よりも若干大きくすることができる。これによると、もし前記アンテナコイルを通過する磁束が一様でない状況(原因の一例としては前記アンテナコイルに電波又は磁界を適用するリーダライタの構造とか配置位置が予想される)であっても、前記のような区画の単なる面積の相殺は十分とはいかないまでも、アンテナコイルに発生する起電力を一定以上に確保することができる。
その結果、IC使用の単なる非接触式の装備を持つ媒体であった場合と比べて、通信に必要十分な電力をそのまま(又は略そのまま)確保することができ、接触式の装備(機能)を備えてもなお非接触式のアンテナの性能をそのまま(又は略そのまま)良好に発揮することができる。
請求項1に係る発明によれば、IC使用の単なる非接触式の装備を持つ媒体であった場合と比べて、アンチコリジョン性能を良好にそのまま(又は略そのまま)再現することができるとともに、規定により又は設計により望まれる位置に前記接触式ICチップや外部端子を搭載することができ、非接触式ICチップが外部端末と通信に必要十分な電力も、単なる非接触式の装備を持つ媒体であった場合と比べてそのまま(又は略そのまま)再現することができ、単なる非接触式の場合のアンテナの性能を良好に維持することができる。
請求項2に係る発明によれば、特にアンテナコイルを通過する磁束が一様という理想的に近い状況下で、接触式ICチップや外部端子を搭載してもなお、単なる非接触式の場合のアンテナの性能を良好に維持することができる。
請求項3に係る発明によれば、特にアンテナコイルを通過する磁束が一様でない状況下で、接触式ICチップや外部端子を搭載してもなお、単なる非接触式の場合のアンテナの性能を良好に維持することができる。
以下、この発明の実施の形態における情報記録媒体を図面と共に説明する。本実施の形態においては、情報記録媒体として、ICカードを用いる場合について説明する。
図1は本発明が適用されるICカードの概略平面図である。ICカード1は、カード基材2と、ループ状に形成されるアンテナコイル5と、前記アンテナコイル5に電気的に接続された非接触式通信可能な非接触式ICチップ4と、前記カード基材2に実装された接触式ICモジュール3とを備えている。
尚、本発明で云う非接触式ICモジュールは、非接触式ICチップとアンテナが組み合わさったものである。また、接触式ICモジュールは、接触式ICチップと外部端子が組み合わさったもので、現在のICカード用のものは基板を挟んで片面に接触式ICチップが他面に外部端子がそれぞれ設けてあるコンパクトなものが主流である。
また、本発明で云うICとは、単なるICに限らずLSI等も含んでおり、いわゆる集積回路技術によって作製されcpuと適宜メモリ等を具備したものの総称である。
前記カード基材2は、断面矩形状の略板状に形成され、例えばプラスチック等の絶縁材料からなる。接触式ICモジュール3や非接触式ICチップ4は、各種演算を行うCPU、ROM、RAM、メモリ等をそれぞれ備えている。この接触式ICモジュール3は外部装置と直接接触する接触用IC端子(図示せず)を備えている。そして、接触式ICモジュール3は、実装位置はJISX6303で規定された位置に搭載されている。
一方、非接触式ICチップ4は、外部装置と一定周波数の電波を受信・送信する非接触型のアンテナコイル5を備えている。以下、これについて説明する。
前記アンテナコイル5は、前記ICカード1、1同士を対向配置したときに、互いの隅部が重ならないように非対称形状に形成される。そして前記接触式ICモジュール3を外周側に迂回する外周側迂回部8と、前記接触式ICモジュール3を内周側に迂回する内周側迂回部7とを形成してなる。
前記アンテナコイル5の巻数は6ターンで形成され、前記外周側迂回部8を形成する導線6の巻数を、前記内周側迂回部7を形成する導線6の巻数よりも多くなるように設定されている。このアンテナコイル5の巻回方法について、図2、図3を用いて説明する。
図2は図1のアンテナコイルから内周側迂回部を形成するコイルを抜き出して示したICカードの概略平面図である。同図には、6ターンで形成されるアンテナコイル5のうち、1ターン目と2ターン目の導線6−1、6−2を示している。これらの導線6−1、6−2は、非接触式ICチップ4を囲むように巻回される。そして、これらの導線6−1、6−2により、前記接触式ICモジュール3を内周側に迂回する内周側迂回部7が形成される。このように、接触式ICモジュール3を内周側に迂回することにより、これらの導線6−1、6−2で区画される領域の面積は、迂回しない場合に比べて減少することになる。
そして、図3は図1のアンテナコイルから外周側迂回部を形成するコイルを抜き出して示したICカードの概略平面図である。同図には、6ターンで形成されるアンテナコイル5のうち、3ターン目から6ターン目の導線6(6−3〜6−6)を示している。これらの導線6−3〜6−6は、非接触式ICチップ4を囲むように巻回される。そして、これらの導線6−3〜6−6により、前記接触式ICモジュール3を外周側に迂回する外周側迂回部8が形成される。このように、接触式ICモジュール3を外周側に迂回することにより、これらの導線6−3〜6−6で区画される領域の面積は、迂回しない場合に比べて増加することになる。
図2、図3を用いて説明したように、本実施の形態においては、外周側迂回部8を形成する導線6の本数(4本)を、内周側迂回部7を形成する導線6の本数(2本)よりも多く設定している。従って、アンテナコイル5全体で区画される領域の面積は、上述の迂回部7、8を形成しない場合に比べてやや増大することになる。
なお、アンテナコイル5内で区画される領域内には、コンデンサ(図示せず)が形成されている。このアンテナコイル5とコンデンサとで共振回路を構成する。リーダライタ(図示せず)から放射された電磁波を受信し、受信した電磁波を電気信号に変換した後、非接触式ICモジュール4に供給される。また、アンテナコイル5の端部には、端子11、12が形成されている。この端子11,12は、ジャンパ線(図示せず)を介して非接触式ICモジュール3に電気的に接続されている。
このように、前記アンテナコイル5が、前記ICカード1,1同士を対向配置したときに、互いの隅部が重ならないように非対称形状に形成されているため、それぞれのICカード1,1のアンテナコイル5で受信する電磁波が互いに干渉することを防止でき、アンチコリジョン性能を良好に確保することができる。
また、前記アンテナコイル5は、前記外周側迂回部8では前記接触式ICモジュール3を外周側に迂回して、前記内周側迂回部7では前記接触式ICモジュール3を内周側に迂回するため、前記アンテナコイル5が前記接触式ICモジュール3に干渉せず、規定された位置に前記接触式ICモジュール3を搭載することができる。
また、アンテナコイル5全体で区画される領域の面積を前記迂回部7、8を形成する場合よりも若干大きくすることができるので、前記アンテナコイル5に電磁波を送信するリーダライタの配置位置によって前記アンテナコイル5を通過する磁束が湾曲して弱められたときでも、アンテナコイル5に発生する起電力を一定以上に確保することができる。従って、非接触式ICチップ4の特性を大幅に変えることなく、通信距離特性を十分満足する機能を有し、性能を高めることができる。
さらに、上述のように迂回部7、8を形成することで、ICカード1、1同士を互いに重ね合わせたときに加えて、その状態から180度回転させた場合でもアンテナコイル5の非対称を維持することができるので、さらなる通信の安定化を図ることができる。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態のみに限られるものでないことはもちろんである。例えば、アンテナコイルを形成する導線の巻き回数は、上述の6回に限られず、任意に設定することが可能である。
また、実施の形態では、前記外周側迂回部8を形成する導線6の巻数を、内周側迂回部7を形成する導線6の巻数よりも多くなるように設定したが、これらの巻数を略同一に設定することもできる。この場合には、前記外周側迂回部8を形成する各導線6により区画される領域の面積は前記迂回部8を形成しない場合に対して増加するが、前記内周側迂回部7を形成する各巻線6により区画される領域の面積は前記迂回部7を形成しない場合に対して減少して前記増加分を打ち消すことができる。
従って、それぞれの導線6の巻数を略同一に設定することにより、前記アンテナコイル5全体で区画される領域の面積を、前記迂回部7,8を形成しない場合と同様に設定することができる。よって、アンテナコイル5の受信する磁界の面積の変動を最小限にすることにより、リーダライタが複数のカード1,1と安定した通信を行うことができるアンチコリジョンに対応した非接触方式の情報処理機能を有することができる。これにより、非接触式ICチップの性能を維持しつつ、接触方式の情報処理機能を有したICカード1を実現することができる。
また、本発明の情報記録媒体としてICカードを用い、接触式ICチップとして接触式ICモジュールを、非接触式ICチップとして非接触式ICチップを用いた場合について説明したが、これに限らず、他の情報記録媒体にも適用することができる。
本発明の実施の形態におけるICカードのチップやアンテナの様子の概略平面図である。 図1のアンテナコイルから内周側迂回部を形成する導線を抜き出して示したICカードのチップやアンテナの様子の概略平面図である。 図1のアンテナコイルから外周側迂回部を形成する導線を抜き出して示したICカードのチップやアンテナの様子の概略平面図である。 従来型の非接触式ICカードに接触式ICモジュールを単純に搭載しようとした状態のチップやアンテナの様子を示す概略平面図である。
符号の説明
1…ICカード(情報記録媒体)
2…カード基材
3…接触式ICモジュール
4…非接触式ICチップ
5…アンテナコイル
6…導線
7…内周側迂回部
8…外周側迂回部

Claims (2)

  1. 支持体に、
    コイル状に形成されたアンテナであるアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルと組み合わさり外部機器との間で非接触式の通信を行う非接触式ICチップと、
    前記支持体の外表面に端子面を持つ外部端子と、
    前記外部端子と組み合わさり外部機器との間で接触式の通信を行う接触式ICチップとを備えた情報記録媒体において、
    前記アンテナコイルは、前記情報記録媒体同士を対向配置したときに互いの隅部が重ならない形状に形成されるとともに、前記外部端子と接触式ICチップを外周側に迂回する外周側迂回部と、前記接触式ICチップを内周側に迂回する内周側迂回部とを形成してなり、
    前記アンテナコイルは、前記外周側迂回部を形成するコイルの巻数と、前記内周側迂回
    部を形成するコイルの巻数とが略同一であることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 支持体に、
    コイル状に形成されたアンテナであるアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルと組み合わさり外部機器との間で非接触式の通信を行う非接触式ICチップと、
    前記支持体の外表面に端子面を持つ外部端子と、
    前記外部端子と組み合わさり外部機器との間で接触式の通信を行う接触式ICチップとを備えた情報記録媒体において、
    前記アンテナコイルは、前記情報記録媒体同士を対向配置したときに互いの隅部が重ならない形状に形成されるとともに、前記外部端子と接触式ICチップを外周側に迂回する外周側迂回部と、前記接触式ICチップを内周側に迂回する内周側迂回部とを形成してなり、
    前記アンテナコイルは、前記外周側迂回部を形成するコイルの巻数が、前記内周側迂回
    部を形成するコイルの巻数よりも多く、かつその差は2以下であることを特徴とする情報記録媒体。
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