JP4549246B2 - ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、ソケットに関するものである。
従来、IC、LSI(Large Scale Integrated Circuit)等の半導体装置は、プリント配線板等の回路基板に接続される場合、その端子が、前記回路基板に取付けられたソケットを介して、回路基板の導電トレースに電気的に接続されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。また、組立工程において、パッケージングされた半導体装置の電気的特性を検査する場合、半導体検査装置用のソケットを介して、パッケージングされた半導体装置の端子を検査用回路が形成された検査用回路基板に接続されるようになっている。
図8は従来のソケットを示す要部斜視図である。
図において、301は半導体装置を回路基板に接続するために使用されるソケットのシートであり、図示されないパッケージングされた半導体装置の各端子と図示されない回路基板の各電極とを電気的に接続させるためのものである。ここで、前記シート301は、樹脂等の絶縁性材料で形成された絶縁層302及び303を有する。そして、前記絶縁層302及び303の間には導電性の金属板が挟込まれている。また、前記絶縁層302及び303には、半導体装置の各端子に対応するように所定の間隔で複数のウィンドウ304が形成されている。なお、図8は、シート301における1つのウィンドウ304とその周囲のみを示している。
そして、ウィンドウ304内には、前記金属板に形成された2つの螺(ら)旋要素306から成る螺旋部305が配設されている。前記螺旋要素306の各々は、シート301の上側及び下側に向けて伸長させられ、接続端子として使用される。これにより、両面から突出する螺旋状の接続端子を備えたソケットを得ることができる。
特許第2620502号公報
しかしながら、前記従来のソケットにおいては、螺旋要素306の各々がシート301の両面から突出して接続端子となるので、電気導通路の長さが長くなり、電気的特性が悪化してしまう。
本発明は、前記従来のソケットの問題点を解決して、二重渦巻形状を備える一対の端子部材を背中合せに組合せて成る接続端子を有するので、インダクタンスを打消し合うことによって電気的特性を向上させることができ、接続対象装置の歪(ゆが)みを吸収することができ、構造を簡素化してコストを低減することができ、接続対象装置への接続が容易なソケットを提供することを目的とする。
そのために、本発明のソケットにおいては、厚さ方向に貫通する端子収容孔(こう)を備えるシート状の端子支持部材と、該端子支持部材によって支持され、少なくとも一部が前記端子収容孔内に収容される接続端子とを有するソケットであって、前記接続端子は、各々が二重渦巻形状の一対の渦巻部材を備える一対の端子部材から成り、該端子部材の一方が備える一対の渦巻部材の先端部と、他方が備える一対の渦巻部材の先端部とは相互に反対方向に突出し、前記端子部材は、一対の渦巻部材の先端部が突出する方向と反対側の面が相互に当接し、一方が備える一対の渦巻部材と他方が備える一対の渦巻部材とが当接面に関して対称となるように組合される。
本発明の他のソケットにおいては、さらに、前記端子部材は前記端子支持部材に固定される環状の周縁部を備え、前記渦巻部材は、根本部が前記周縁部に接続され、周縁から中心に向かって相互に同一方向に渦を巻き、相互に位相が180度相違するように配設されて対を成す。
本発明の更に他のソケットにおいては、さらに、前記端子支持部材は、一方の面が第1接続対象装置の端子が配設された面に対向し、他方の面が第2接続対象装置の端子が配設された面に対向し、前記端子部材の一方が備える一対の渦巻部材の先端部は、前記端子支持部材の一方の面から突出して第1接続対象装置の端子に当接し、前記端子部材の他方が備える一対の渦巻部材の先端部は、前記端子支持部材の他方の面から突出して第2接続対象装置の端子に当接し、前記第1接続対象装置の端子と第2接続対象装置の端子とを電気的に導通させる。
本発明の更に他のソケットにおいては、さらに、前記端子部材の一方が備える一対の渦巻部材の先端部は、前記第1接続対象装置の端子に弾性的に押付けられ、前記端子部材の他方が備える一対の渦巻部材の先端部は、前記第2接続対象装置の端子に弾性的に押付けられる。
本発明の更に他のソケットにおいては、厚さ方向に貫通する端子収容孔を備えるシート状の端子支持部材と、該端子支持部材によって支持され、少なくとも一部が前記端子収容孔内に収容される接続端子とを有するソケットであって、前記接続端子は、各々が二重渦巻形状の一対の渦巻部材を備える一対の端子部材から成り、該端子部材の一方が備える一対の渦巻部材の先端部と、他方が備える一対の渦巻部材の先端部とは相互に反対方向に突出し、前記端子部材は、一方が備える一対の渦巻部材のインダクタンスと他方が備える一対の渦巻部材のインダクタンスとが相互に打消し合うように組合される。
本発明の更に他のソケットにおいては、さらに、前記渦巻部材は、一方のインダクタンスと他方のインダクタンスとが相互に打消し合うように配設されて対を成す。
本発明によれば、ソケットにおいては、二重渦巻形状を備える一対の端子部材を背中合せに組合せて成る接続端子を有する。そのため、インダクタンスを打消し合うことによって電気的特性を向上させることができ、接続対象装置の歪みを吸収することができ、構造を簡素化してコストを低減することができ、接続対象装置へ容易に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるソケットを示す斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるソケットの二面図である。なお、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図である。
図において、10は本実施の形態におけるソケットであり、その周囲が図示されないフレーム、枠等の取付部材に取付けられた状態で使用されるが、取付部材に取付けられなくてもよい。前記ソケット10は、上面が後述される第1接続対象装置21の端子が配設された面に対向し、下面が後述される第2接続対象装置22の端子が配設された面に対向するように取付けられ、第1接続対象装置21の各端子と第2接続対象装置22の対応する端子とを電気的に接続するために使用される。
ここで、前記第1接続対象装置21は、例えば、IC、LSI等の半導体装置であるが、少なくとも一面に端子を備えるものであれば、いかなる種類の電気装置又は電子装置であってもよいし、更に、コンピュータ、テレビ、ゲーム機、カメラ、ナビゲーション装置等の電気装置又は電子装置におけるマザーボード、ドーターボード等の配線回路基板や半導体パッケージ等におけるインターポーザのような基板であってもよい。同様に、前記第2接続対象装置22も、半導体装置のように少なくとも一面に端子を備える電気装置又は電子装置であってもよいし、マザーボード、ドーターボード等の配線回路基板や半導体パッケージ等におけるインターポーザのような基板であってもよい。また、前記第1接続対象装置21及び第2接続対象装置22の端子は、例えば、はんだボール、平板状の電極パッド、細長い板状のリード、導電トレースに接続されたランド等であるが、いかなる形態のものであってもよい。本実施の形態においては、前記端子が平板状の電極パッドであるものとして説明する。
なお、本実施の形態において、ソケット10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記ソケット10の各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記ソケット10は、ポリイミド等の合成樹脂のような絶縁性材料によって一体的に形成されたシート状の端子支持部材11、及び、該端子支持部材11によって支持される接続端子14を備える。なお、前記端子支持部材11は厚さ方向に貫通する円形の端子収容孔12を備え、前記接続端子14は端子収容孔12に配設されている。ここで、前記接続端子14は、図2(b)に示されるように、一対の端子部材15a及び15bを背中合せに組合せて成るものである。そして、端子部材15a及び15bの先端部は、端子支持部材11から外方へ突出する。なお、前記接続端子14の配列は、第1接続対象装置21及び第2接続対象装置22の端子の配列に対応するものであるが、図示される例においては、通常の半導体装置の端子の配列に対応させて、約1〔mm〕のピッチで格子状に配列されている。また、図示される例において、接続端子14の数は25本であるが、1枚の端子支持部材11が備える接続端子14の数は、例えば、6000本以上であってもよい。
次に、前記接続端子14の構成について詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態における接続端子を示す斜視図、図4は本発明の実施の形態における接続端子の二面図、図5は本発明の実施の形態における端子部材を示す斜視図である。なお、図4(a)は上面図、図4(b)は側面図である。
図3は、図1に示されるような端子収容孔12に配設されている接続端子14のうちの1つを拡大した図であり、端子収容孔12内において、端子部材15a及び15bが互いに背中合せに重ねられた状態を示している。そして、端子部材15aは、ほぼ円形環状で平板状の周縁部18a、並びに、周縁から中心に向かって渦を巻き、中心に近付くほど曲率半径が小さくなるように形成された一対の渦巻部材16a及び17aを有する。なお、前記渦巻部材16a及び17aは、周縁側の根本部が周縁部18aに接続され、中心側の先端部が自由端となっている。そして、図4(a)に明確に示されるように、前記渦巻部材16a及び17aは、同一方向に渦を巻くが、互いに位相が180度相違するように配設され、二重渦巻形状となっている。
また、図5に示されるように、周縁部18aは、前記渦巻部材16a及び17aの根本部が接続される近傍に、一体的に形成され、半径方向に膨出する平板状の膨出部19aを備える。該膨出部19aは、図示される例において、2つであるが、1つであってもよいし、3つ以上であってもよいし、適宜、省略することもできる。
ここで、前記端子部材15aは、ベリリウム銅のような銅合金、ステンレス鋼のような鉄合金等の導電性及び弾性を備える金属板から形成されている。例えば、金属板に打抜加工を施したり、エッチングを行ったりすることによって、周縁部18a、一対の渦巻部材16a及び17a、並びに、膨出部19aを備える二重渦巻形状の平板部材を形成することができる。そして、渦巻部材16a及び17aの先端部を同一方向に向けて移動させ、二重渦巻形状の平板部材の一方の面から突出するように塑性変形させる。これにより、図5に示されるように、渦巻部材16a及び17aの先端が周縁部18aよりも上方に突出するように形成された端子部材15aを得ることができる。この場合、前記渦巻部材16a及び17aの先端は、図4(b)に示されるように、端子支持部材11の上面より外方へ突出する程度に、周縁部18aよりも上方に突出する。なお、渦巻部材16a及び17aは、テーパ形状のコイルスプリングと同様の形状となるので、突出方向に関して弾性的に伸縮可能となる。
また、端子部材15bを形成する場合も、端子部材15aと同様に、周縁部18b、一対の渦巻部材16b及び17b、並びに、膨出部19bを備える二重渦巻形状の平板部材を形成する。この場合、周縁部18b、一対の渦巻部材16b及び17b、並びに、膨出部19bの形状は、前記周縁部18a、一対の渦巻部材16a及び17a、並びに、膨出部19aの形状と同一である。また、渦巻部材16b及び17bの渦を巻く向きも、渦巻部材16a及び17aの渦を巻く向きと同一である。しかし、渦巻部材16b及び17bの先端部を移動させて突出するように塑性変形させる際には、前記渦巻部材16a及び17aの先端部と反対の方向に向けて移動させ、二重渦巻形状の平板部材の他方の面から突出するように塑性変形させる。これにより、前記渦巻部材16b及び17bの先端は、図4(b)に示されるように、端子支持部材11の下面より外方へ突出する。なお、渦巻部材16b及び17bは、前記渦巻部材16a及び17aと同様に、突出方向に関して弾性的に伸縮可能となる。
このように、端子部材15a及び15bは、同一の二重渦巻形状の平板部材を使用し、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとを互いに反対方向に突出するように塑性変形させることによって、別々の部材として形成される。そのため、製造工程の大部分が同一となり、製造コストを抑制することができる。
そして、端子部材15a及び15bを背中合せに、すなわち、一方の端子部材15aが備える一対の渦巻部材16a及び17aの先端部と、他方の端子部材15bが備える一対の渦巻部材16b及び17bの先端部とが相互に反対方向に突出するように組合せることによって、接続端子14が形成される。この場合、図3に示されるように、平板状の周縁部18aの渦巻部材16a及び17aの突出方向と反対側の面、すなわち、平板状の周縁部18aの裏面と平板状の周縁部18bの裏面とを当接させて、端子部材15a及び15bを相互に導通させる。また、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとが周縁部18a及び18bの当接面に関して面対称となるように、端子部材15a及び15bを組合せる。これにより、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとは、同一の場所から上下方向に分岐するように配設される。
ところで、前述のように接続端子14は端子支持部材11によって支持される。前記接続端子14と端子支持部材11とを接合する場合、まず、端子部材15a及び15bを各々別個のシート部材の一面に付着させる。ここで、前記シート部材は、端子支持部材11となる部材であり、例えば、ポリイミドから成る。また、前記シート部材には、端子収容孔12となる円形の貫通孔があらかじめ複数個形成されている。
そして、シート部材の一方の面における各貫通孔の位置に各端子部材15aを付着させる。この場合、渦巻部材16a及び17aを貫通孔内に挿入し、板状の周縁部18aの渦巻部材16a及び17aの突出方向と同一側の面、すなわち、板状の周縁部18aの表面を前記シート部材の一方の面に付着させる。これにより、前記渦巻部材16a及び17aの先端は前記シート部材の一方の面より外方へ突出する。なお、前記渦巻部材16a及び17aの渦巻きの中心と貫通孔の中心とが一致するように、端子部材15aの位置が調整される。
また、前記シート部材の材料が粘着性を備える場合には、周縁部18aの表面を前記シート部材の一方の面に押付けることによって、そのまま付着させることができる。なお、前記シート部材の材料が粘着性を備えていない場合等には、必要によって、粘着シートや接着剤を使用することができる。
同様に、他のシート部材の一方の面における各貫通孔の位置に各端子部材15bを付着させる。
そして、端子部材15aを付着させたシート部材と端子部材15bを付着させたシート部材とを重ね合せる。この場合、端子部材15aを付着させた側の面と、端子部材15bを付着させた側の面とが当接し、かつ、各シート部材の貫通孔同士の中心が一致するように、2枚のシート部材を重ね合せる。これにより、端子部材15aの周縁部18aの裏面と端子部材15bの周縁部18bの裏面とが当接し、端子部材15a及び15bが背中合せに組合されて導通することによって接続端子14が形成される。そして、前記2枚のシート部材を加熱及び加圧して融着させることによって一体化する。なお、前記2枚のシート部材を接着剤によって接着させることにより一体化してもよい。
これにより、前記2枚のシート部材が端子支持部材11を形成し、図1及び2に示されるようなソケット10が形成される。
次に、前記構成のソケット10を介して第1接続対象装置21と第2接続対象装置22とを接続する場合の動作について説明する。
図6は本発明の実施の形態におけるソケットを介して第1接続対象装置と第2接続対象装置とを接続した状態を示す側面図、図7は本発明の実施の形態におけるソケットにおいてインダクタンスが打消されることを説明する模式図である。
ここで、第1接続対象装置21は図6における下側の面に図示されない端子を備え、第2接続対象装置22は図6における上側の面に図示されない端子を備えるものとする。また、前述のように、第1接続対象装置21の端子、第2接続対象装置22の端子及び接続端子14は、同様の配列及びピッチで、相互に対応する位置に配設されている。さらに、図6に示される例においては、第1接続対象装置21が半導体装置であり、第2接続対象装置22が配線回路基板であるとする。
そして、ソケット10はあらかじめ第2接続対象装置22に接続されているものとする。この場合、ソケット10はその周囲が図示されないフレーム、枠等の取付部材に取付けられた状態となっていて、該取付部材が配線回路基板である第2接続対象装置22に取付けられているものとする。そして、端子部材15bの渦巻部材16b及び17bの先端部が第2接続対象装置22の端子に当接し、電気的に接続された状態となっている。この場合、端子部材15bが第2接続対象装置22の端子に接触する接触箇所が渦巻部材16b及び17bの先端部の複数箇所であるので、端子部材15bと第2接続対象装置22の端子との接続が確実なものとなる。そのため、渦巻部材16b及び17bの先端部と第2接続対象装置22の端子とは、はんだ付け等によって接合する必要がない。
また、第1接続対象装置21とソケット10とを接続する場合、第1接続対象装置21と、ソケット10を取付けた第2接続対象装置22とを相対的に移動させ、第1接続対象装置21の下面とソケット10の端子支持部材11の上面とを対向させた状態とする。この場合、第1接続対象装置21の端子と端子部材15aの渦巻部材16a及び17aの先端部との位置がほぼ一致するように位置合せされる。
続いて、第1接続対象装置21及び/又は第2接続対象装置22を相手側に移動させ、図6に示されるように、第1接続対象装置21の下面の端子を端子部材15aの渦巻部材16a及び17aの先端部に押付ける。これにより、端子部材15aの渦巻部材16a及び17aの先端部が第1接続対象装置21の端子に当接し、電気的に接続された状態となる。この場合、端子部材15aが第1接続対象装置21の端子に接触する接触箇所が渦巻部材16a及び17aの先端部の複数箇所であるので、端子部材15aと第1接続対象装置21の端子との接続が確実なものとなる。そのため、渦巻部材16a及び17aの先端部と第1接続対象装置21の端子とは、はんだ付け等によって接合する必要がない。
そして、第1接続対象装置21の下面の端子を端子部材15aの渦巻部材16a及び17aの先端部に押付けることによって、渦巻部材16a及び17aに下向きの力が付与される。ここで、端子部材15aは端子部材15bと背中合せに組合され、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとが上下方向に突出している。そして、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bは、テーパ形状のコイルスプリングと同様の形状を備え、突出方向に関して弾性的に伸縮可能となっている。そのため、第1接続対象装置21の下面の端子から下向きの力が付与されると、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bは、図6に示されるように、全体的に上下方向に収縮し、第1接続対象装置21の下面の端子の下方への移動を吸収する。
この場合、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bがともに収縮するので、渦巻部材16a及び17a又は渦巻部材16b及び17bのいずれかだけの場合と比較して、同一の力に対する収縮量が2倍となる。そのため、接続端子14は、柔軟性が高く、第1接続対象装置21の下面の端子から第2接続対象装置22の上面の端子までの距離が変化しても、柔軟に伸縮して、上下方向の全長を変化させることができる。また、ソケット10全体の厚さ方向の寸法を短くすることができるので、第1接続対象装置21の端子と第2接続対象装置22の端子との距離を短くすることができ、例えば、約1〔mm〕以下とすることもできる。
ところで、第1接続対象装置21の下面又は第2接続対象装置22の上面が均一でなく歪んでいる場合、第1接続対象装置21の端子と第2接続対象装置22の端子との距離が想定されている本来の数値から変化してしまう。このような場合であっても、接続端子14は、柔軟に伸縮して、上下方向の全長、すなわち、第1接続対象装置21の端子に当接する渦巻部材16a及び17aの先端から第2接続対象装置22の端子に当接する渦巻部材16b及び17bの先端までの距離を変化させることができる。そして、端子部材15aの渦巻部材16a及び17aの先端部が第1接続対象装置21の端子に弾性的に押付けられて当接した状態、並びに、端子部材15bの渦巻部材16b及び17bの先端部が第2接続対象装置22の端子に弾性的に押付けられて当接した状態を確実に維持することができる。さらに、端子部材15a及び15bが第1接続対象装置21及び第2接続対象装置22の端子に接触する接触箇所が渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bの先端部の複数箇所であるので、端子部材15bと第2接続対象装置22の端子との接続が確実なものとなる。
そのため、渦巻部材16a及び17aの先端部と第1接続対象装置21の端子とが、また、渦巻部材16b及び17bの先端部と第2接続対象装置22の端子とがはんだ付けされていないのに関わらず、第1接続対象装置21の下面又は第2接続対象装置22の上面に歪みがある場合でも、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bが収縮することによって歪みを吸収し、第1接続対象装置21をソケット10を介して第2接続対象装置22に確実に接続させることができる。
そして、本実施の形態において、端子部材15aの渦巻部材16a及び17aは、図7(a)に示されるように、同一方向に渦を巻くが、互いに位相が180度相違するように配設され、二重渦巻形状となっている。そして、渦巻部材16a及び17aの先端部は同一方向に突出して同一の端子に接続される。そのため、渦巻部材16a及び17aには互いに同一方向の電流が流れるので、図7(a)に示されるように、渦巻部材16aに流れる電流によって発生する磁界の向きと、横方向において隣接する渦巻部材17aに流れる電流によって発生する磁界の向きとが相互に逆向きとなり、前記磁界は互いに打消し合う。したがって、渦巻部材16a及び17aのインダクタンスは、互いに打消し合うことによってキャンセルされる。なお、図7(a)における矢印は、電流によって発生する磁力線の例を示している。
また、端子部材15bの渦巻部材16b及び17bも、端子部材15aの渦巻部材16a及び17aと同様に、同一方向に渦を巻くが、互いに位相が180度相違するように配設され、二重渦巻形状となっている。そのため、渦巻部材16bに流れる電流によって発生する磁界の向きと、横方向において隣接する渦巻部材17bに流れる電流によって発生する磁界の向きとが相互に逆向きとなり、前記磁界は互いに打消し合う。したがって、渦巻部材16b及び17bのインダクタンスは、互いに打消し合うことによってキャンセルされる。
さらに、端子部材15a及び15bは、背中合せに組合され、かつ、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとが周縁部18a及び18bの当接面に関して面対称となっている。これにより、図7(b)に示されるように、渦巻部材16a及び16bは、同一の場所から上下方向に分岐するように配設されている。そして、渦巻部材16aの先端部は第1接続対象装置21の端子に接続され、渦巻部材16bの先端部は第2接続対象装置22の端子に接続される。そのため、渦巻部材16a及び16bには互いに逆の方向の電流が流れるので、図7(b)に示されるように、渦巻部材16aに流れる電流によって発生する磁界の向きと、上下方向において隣接する渦巻部材16bに流れる電流によって発生する磁界の向きとが相互に逆向きとなり、前記磁界は互いに打消し合う。したがって、渦巻部材16a及び16bのインダクタンスは、互いに打消し合うことによってキャンセルされる。なお、図7(b)における矢印は、電流によって発生する磁力線の例を示している。
また、渦巻部材17a及び17bも、渦巻部材16a及び16bと同様に、同一の場所から上下方向に分岐するように配設されている。そして、渦巻部材17aの先端部は第1接続対象装置21の端子に接続され、渦巻部材17bの先端部は第2接続対象装置22の端子に接続される。そのため、渦巻部材17a及び17bには互いに逆の方向の電流が流れるので、渦巻部材17aに流れる電流によって発生する磁界の向きと、上下方向において隣接する渦巻部材17bに流れる電流によって発生する磁界の向きとが相互に逆向きとなり、前記磁界は互いに打消し合う。したがって、渦巻部材17a及び17bのインダクタンスは、互いに打消し合うことによってキャンセルされる。
このように、本実施の形態におけるソケット10では、接続端子14は、各々が二重渦巻形状の一対の渦巻部材16a及び17a並びに一対の渦巻部材16b及び17bを備える一対の端子部材15a及び15bから成り、端子部材15aが備える一対の渦巻部材16a及び17aの先端部と、端子部材15bが備える一対の渦巻部材16b及び17bの先端部とは相互に反対方向に突出し、前記端子部材15a及び15bは、渦巻部材16a及び17a並びに16b及び17bの先端部が突出する方向と反対側の面が相互に当接し、渦巻部材16a及び17aと渦巻部材16b及び17bとが当接面に関して対称となり、渦巻部材16a及び17aのインダクタンスと渦巻部材16b及び17bのインダクタンスとが相互に打消し合うように組合されている。そのため、接続端子14の電気的特性が良好になり、その結果、ソケット10全体の電気的特性が良好になる。
また、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bは、根本部が周縁部18a及び18bに接続され、周縁から中心に向かって相互に同一方向に渦を巻き、相互に位相が180度相違し、一方のインダクタンスと他方のインダクタンスとが相互に打消し合うように配設されて対を成している。そのため、端子部材15a及び15bの電気的特性が良好になり、ソケット10全体の電気的特性が更に良好になる。
さらに、渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bは、突出方向に関して弾性的に伸縮可能となっていて、ともに収縮するので、接続端子14の柔軟性が高く、第1接続対象装置21の端子から第2接続対象装置22の端子までの距離が変化しても、柔軟に伸縮して、上下方向の全長を変化させることができる。そのため、第1接続対象装置21や第2接続対象装置22の歪みを吸収することができる。また、ソケット10全体の厚さ方向の寸法を短くすることができ、第1接続対象装置21の端子から第2接続対象装置22の端子までの距離を短くすることができる。
さらに、渦巻部材16a及び17aの先端部は第1接続対象装置21の端子に弾性的に押付けられ、渦巻部材16b及び17bの先端部は、第2接続対象装置22の端子に弾性的に押付けられている。そのため、端子部材15aと第1接続対象装置21の端子との接続及び端子部材15bと第2接続対象装置22の端子との接続が確実になる。さらに、端子部材15a及び15bが第1接続対象装置21及び第2接続対象装置22の端子に接触する接触箇所が渦巻部材16a及び17a並びに渦巻部材16b及び17bの先端部の複数箇所であるので、端子部材15bと第2接続対象装置22の端子との接続がより確実なものとなる。
そのため、渦巻部材16a及び17aの先端部と第1接続対象装置21の端子とのはんだ付け、並びに、渦巻部材16b及び17bの先端部と第2接続対象装置22の端子とのはんだ付けを省略しても、第1接続対象装置21をソケット10を介して第2接続対象装置22に確実に接続させることができる。したがって、ソケット10を使用することによって、はんだ付けを行うことなく、第1接続対象装置21と第2接続対象装置22とを容易に、かつ、低コストで接続することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるソケットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるソケットの二面図である。 本発明の実施の形態における接続端子を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における接続端子の二面図である。 本発明の実施の形態における端子部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるソケットを介して第1接続対象装置と第2接続対象装置とを接続した状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるソケットにおいてインダクタンスが打消されることを説明する模式図である。 従来のソケットを示す要部斜視図である。
符号の説明
10 ソケット
11 端子支持部材
12 端子収容孔
14 接続端子
15a、15b 端子部材
16a、16b、17a、17b 渦巻部材
18a、18b 周縁部
19a、19b 膨出部
21 第1接続対象装置
22 第2接続対象装置
301 シート
302、303 絶縁層
304 ウィンドウ
305 螺旋部
306 螺旋要素

Claims (6)

  1. (a)厚さ方向に貫通する端子収容孔(12)を備えるシート状の端子支持部材(11)と、該端子支持部材(11)によって支持され、少なくとも一部が前記端子収容孔(12)内に収容される接続端子(14)とを有するソケット(10)であって、
    (b)前記接続端子(14)は、各々が二重渦巻形状の一対の渦巻部材(16a、16b、17a、17b)を備える一対の端子部材(15a、15b)から成り、
    (c)該端子部材(15a、15b)の一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)の先端部と、他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)の先端部とは相互に反対方向に突出し、
    (d)前記端子部材(15a、15b)は、一対の渦巻部材(16a、16b、17a、17b)の先端部が突出する方向と反対側の面が相互に当接し、一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)と他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)とが当接面に関して対称となるように組合されることを特徴とするソケット(10)。
  2. (a)前記端子部材(15a、15b)は前記端子支持部材(11)に固定される環状の周縁部(18a、18b)を備え、
    (b)前記渦巻部材(16a、16b、17a、17b)は、根本部が前記周縁部(18a、18b)に接続され、周縁から中心に向かって相互に同一方向に渦を巻き、相互に位相が180度相違するように配設されて対を成す請求項1に記載のソケット(10)。
  3. (a)前記端子支持部材(11)は、一方の面が第1接続対象装置(21)の端子が配設された面に対向し、他方の面が第2接続対象装置(22)の端子が配設された面に対向し、
    (b)前記端子部材(15a、15b)の一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)の先端部は、前記端子支持部材(11)の一方の面から突出して第1接続対象装置(21)の端子に当接し、
    (c)前記端子部材(15a、15b)の他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)の先端部は、前記端子支持部材(11)の他方の面から突出して第2接続対象装置(22)の端子に当接し、
    (d)前記第1接続対象装置(21)の端子と第2接続対象装置(22)の端子とを電気的に導通させる請求項1又は2に記載のソケット(10)。
  4. (a)前記端子部材(15a、15b)の一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)の先端部は、前記第1接続対象装置(21)の端子に弾性的に押付けられ、
    (b)前記端子部材(15a、15b)の他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)の先端部は、前記第2接続対象装置(22)の端子に弾性的に押付けられる請求項3に記載のソケット(10)。
  5. (a)厚さ方向に貫通する端子収容孔(12)を備えるシート状の端子支持部材(11)と、該端子支持部材(11)によって支持され、少なくとも一部が前記端子収容孔(12)内に収容される接続端子(14)とを有するソケット(10)であって、
    (b)前記接続端子(14)は、各々が二重渦巻形状の一対の渦巻部材(16a、16b、17a、17b)を備える一対の端子部材(15a、15b)から成り、
    (c)該端子部材(15a、15b)の一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)の先端部と、他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)の先端部とは相互に反対方向に突出し、
    (d)前記端子部材(15a、15b)は、一方が備える一対の渦巻部材(16a、17a)のインダクタンスと他方が備える一対の渦巻部材(16b、17b)のインダクタンスとが相互に打消し合うように組合されることを特徴とするソケット(10)。
  6. 前記渦巻部材(16a、16b、17a、17b)は、一方のインダクタンスと他方のインダクタンスとが相互に打消し合うように配設されて対を成す請求項5に記載のソケット(10)。
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