JP4547230B2 - 飲料用給水機 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭や各種のイベント会場、料飲店、会社等に設置され、温水及び/又は冷水を取り出すことができる飲料用給水機に関し、特に、水タンクと吸水流路との接続構造に関する。
従来、飲料用給水機として、飲料水を収容した水タンクに着脱可能に接続させる吸水口が形成された吸水流路と、この吸水流路に設けたポンプによって水タンクから吸水させた飲料水を冷却タンクで冷却して冷水吐出口から取り出す冷水流路及び/又は前記飲料水を温水タンクで加熱して温水吐出口から取り出す温水流路とが形成されたものが知られている。
このような飲料用給水機では、飲料水を収容した水タンクを、簡単に、しかも外部から雑菌の侵入を防いで衛生的に吸水流路に接続させることが要求される。
従来の飲料用給水機において、水タンクと吸水流路との接続構造として、水タンクの筒状口部に、破損可能な膜体を有するキャップを取り付け、このキャップに吸水流路の基端を取り付ける際に、その基端に設けた針口により前記膜体を破損させることにより、筒状口部と吸水流路を連通させる構造のものが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような接続構造では、水タンクを交換する度に、キャップの膜体が破損するため、このキャップを繰り返し使用することができず、いわゆる使い捨てになるため、無駄が生じるという問題があった。
尚、従来、水タンクの蛇口として、外筒部と、この外筒部の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁と、外筒部に形成した吐水口管と、薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させるための指掛けリングを備えた弁付キャップ蛇口がある。
この弁付キャップ蛇口は、指掛けリングを引くことで薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させ、水タンク内の水を吐水口管から吐出させるようにしたもので、あくまで蛇口としての機能しかなく、水タンクと吸水流路との接続構造に使用したものはない。
特開2002−160765号公報
本発明は、飲料水を収容した水タンクを、簡単に、しかも外部からの雑菌の侵入を防いで衛生的に吸水流路に接続させることができる飲料用給水機を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)の飲料用給水機は、
飲料水を収容した水タンクに着脱可能に接続させる吸水口が形成された吸水流路と、この吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を冷水タンクで冷却して冷水吐出口から取り出す冷水流路及び/又は前記吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を温水タンクで加熱して温水吐出口から取り出す温水流路とが形成された飲料用給水機において、
前記水タンクの筒状口部に弁付キャップが着脱可能に装着され、
この弁付キャップは、外筒部と、この外筒部の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁と、外筒部に突設した吐水口管を備え、
前記水タンクの筒状口部を、前記弁付キャップの外筒部内周面と薄肉上面壁の外周面の間に挿入させた弁付キャップの装着状態で、前記吐水口管が閉鎖されるように形成され、
前記吸水流路の基端に接続管が設けられ、この接続管の先端部が前記薄肉上面壁を押上げ変形させるための押部に形成され、この接続管を前記弁付キャップの吐水口管内に挿入嵌合して接続することにより、この接続管の押部によって前記薄肉上面壁が押上げ変形されて吐水口管が開放し、水タンク内と吸水流路とが連通して前記吐水口管がソケットとして機能し前記接続管がプラグとして機能するカプラ構造が形成される構成とした。
前記請求項1記載の飲料用給水機において、弁付キャップの吐水口管と、吸水流路の接続管がテーパ嵌合するように形成されている態様(請求項2)がある。
前記請求項1又は2記載の飲料用給水機において、弁付キャップの薄肉上面壁に、該薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させるための手動開放手段が設けられている態様(請求項3)がある。
又、本発明(請求項4)の飲料用給水機は、
飲料水を収容した水タンクに着脱可能に接続させる吸水口が形成された吸水流路と、この吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を冷水タンクで冷却して冷水吐出口から取り出す冷水流路及び/又は前記吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を温水タンクで加熱して温水吐出口から取り出す温水流路とが形成された飲料用給水機において、
前記水タンクの筒状口部に弁付キャップが着脱可能に装着され、
この弁付キャップは、外筒部と、この外筒部の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁と、外筒部に形成した吐水口管と、薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させるための手動開放手段と、この手動開放手段を引き上げ状態に保持させる保持手段を備え、
前記水タンクの筒状口部を、前記弁付キャップの外筒部内周面と薄肉上面壁の外周面の間に挿入させた弁付キャップの装着状態で、前記吐水口管が閉鎖されるように形成され、
前記吸水流路の基端に弁付ソケットが設けられ、前記吐水口管の先端が前記弁付ソケット内に設けた弁体を開放させるための押部に形成され、この弁付ソケット内に前記弁付キャップの吐水口管が挿入嵌合して接続することにより、弁付ソケット内の弁体が前記押部により押されて後退することで開放し、水タンク内と吸水流路とが連通して吐水口管がプラグとして機能するカプラ構造が形成される構成とした。
本発明の飲料用給水機では、水タンクを吸水流路に接続しない状態では、筒状口部に装着した弁付キャップの吐水口管が閉鎖されているため、この吐水口管からの雑菌の侵入を防止でき、衛生面を確保できる。
又、本発明(請求項1)では、接続管を吐水口管内に挿入嵌合すれば、吐水口管がソケットとして機能し、接続管がプラグとして機能するカプラ構造が形成される。
そして、接続管の吐水口管への挿入嵌合によって、薄肉上面壁が接続管の押部により押上げ変形されて吐水口管が開放し、水タンク内と吸水流路とが連通するため、その接続作業と連通作業を同時に行なうことができ、接続作業が簡単になる。
又、吐水口管と接続管をテーパ嵌合させると(請求項2)、その嵌合状態を確実に保持させることができる。
又、手動開放手段を設けると(請求項3)、水タンクを吸水流路に接続しない状態おいて、必要に応じて吐水口管を開放させることができる。
又、本発明(請求項4)では、弁付ソケット内に吐水口管を挿入嵌合すれば、吐水口管がプラグとして機能するカプラ構造が形成される。
そして、接続管の弁付ソケットへの挿入嵌合によって、弁付ソケット内の弁体が吐水口管の押部によって押されて開放し、水タンク内と吸水流路とが連通するため、その接続作業と連通作業を同時に行なうことができ、接続作業が簡単になる。
又、弁付キャップと弁付ソケットとの二重弁構造を備えた接続構造になるため、雑菌の侵入を防止でき、衛生面を確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例より説明する。なお、以下の各実施例において、同一構成部分については、図面の符号を同一にする。
図1は本発明の請求項1に対応した第1実施例に係る飲料用給水機の模式図、図2はこの飲料用給水機における水タンクと吸水流路との接続構造を示す分解断面図、図3は弁付キャップを筒状口部に装着した状態を示す断面図、図4は指掛けリングの引き上げにより弁付キャップの吐水口管を開放させた状態を示す断面図、図5は水タンクと吸水流路との接続構造を示す断面図である。
先ず、飲料用給水機の構成を説明する。
この飲料用給水機は、吸水流路1と、冷水流路2と、温水流路3を備えている。
前記吸水流路1は、飲料水を収容した水タンク4の筒状口部40に着脱可能に接続させる接続管10が吸水管11の基端に設けられ、この吸水管11の先端に形成した分岐管12,12が貯水タンク13及び冷水流路2の冷水タンク20の内部に挿入するように配管されている。
前記吸水管11の途中には、ポンプ14が取り付けられ、前記接続管10を水タンク4の筒状口部40に接続させた状態で、このポンプ14を作動させることで、水タンク4内の飲料水を貯水タンク13及び冷水タンク20に導水するようになっている。
前記ポンプ14は間欠送水ポンプに形成されている。
この間欠送水ポンプは、吸水管11の途中に形成した蛇腹状の拡縮室14aを往復駆動部14bにより拡大縮小させ、この拡大縮小動作に対応して、入口側と出口側に設けた開閉弁(図示省略)を交互に開閉させて、水タンク4からの水を間欠的に送水するようになっている。
このように、間欠送水ポンプを用いると、貯水タンク13及び冷水タンク20に飲料水を間欠的に送水することができるため、水の勢いによって飲料水を十分に攪拌させることができ、タンク内にミネラル分が付着したり、堆積したりするのを防止して、衛生的に使用することができる。
なお、ポンプとしては、間欠送水ポンプに限らず、モータ駆動で回転するインペラ等を備えた従来周知のポンプを使用できる。
前記冷水流路2は、冷水タンク20の底部から冷水管21が延長配管され、この冷水管21の先端に冷水吐出口22が形成された構造になっている。
前記冷水タンク20は、前記吸水流路1によって導水した飲料水を収容して冷却させるためのもので、外周下側に冷凍サイクル(図示省略)の蒸発管20aが巻き付けられ、この蒸発管20aによって冷却された冷水が水圧により冷水管21を通して冷水吐出口22から取り出せるようになっている。
前記貯水タンク13は、前記吸水流路1によって導水した飲料水を収容させるためのもので、水位が一定レベル以下になると、これを水位センサ13aが感知して前記ポンプ14を作動させ、タンク内水位を所定の水位に保持させるようになっている。
前記温水流路3は、前記貯水タンク13の底部から延長した第1送水管30が温水タンク31の底部に接続されると共に、前記冷水タンク20の底部から延長した第2送水管32が第1送水管30の途中に接続され、この第1送水管30及び第2送水管32によって貯水タンク13及び冷水タンク20の飲料水を温水タンク31に導水するようになっている。
また、前記温水タンク31の上部から温水管33が延長配管され、この温水管33の先端に温水吐出口34が形成された構造になっている。
又、温水タンク31の上部から前記貯水タンク13の上部に蒸気管35が延長配管されている。
前記第1送水管30の途中にはドレン管36が分岐配管され、このドレン管36に設けたドレンコック37の閉鎖状態では、上記のように、貯水タンク13及び冷水タンク20の飲料水を第1送水管30及び第2送水管32によって温水タンク31に導水することができる。
他方、ドレンコック37の開放状態では、貯水タンク13及び冷水タンク20及び温水タンク31及び各配管内の飲料水を第1送水管30及び第2送水管32及びドレン管36によって外部に排水することができるようになっている。
前記温水タンク31は、収容した飲料水を加熱して温水を得るためのもので、外周下側にバンドヒータ31aが巻き付けられ、このバンドヒータ31aによって加熱された温水が、水圧により温水管33を通して温水吐出口34から取り出せるようになっている。
又、この温水タンク31は、その外周が保温空間38を介して保温カバー39により覆われている。
なお、前記貯水タンク13及び冷水タンク20には、冷却水の増減に応じて吸気又は排気させる吸気弁90及び排気弁91が取り付けられている。
吸気弁90及び排気弁91は、貯水タンク13及び冷水タンク20に直接に取り付けられ、吸気弁90は、冷却水が減少すると開放して、タンク内部に空気を吸入させ、排気弁91は、冷却水が増加すると開放して、タンク内部の空気を排出させるようになっている。
図示省略したが、前記貯水タンク13及び冷水タンク20及び温水タンク31の内部には、布や網等に包んだ状態の抗菌セラミックボールが収容されている。
又、前記冷水吐出口22及び温水吐出口34の内部、各配管の途中、ポンプ14の内部にも抗菌セラミックボールが収容されている。
又、前記吸気弁90及び排気弁91の内部には、抗菌フイルタが収容されている。
このように、各部に抗菌セラミックボールや抗菌フイルタを設けるようにすると、雑菌の繁殖を抑えて、衛生面を向上できる。
前記水タンク4は、自在に変形可能な柔軟フイルムによって形成されたフイルムタンクに形成されている。
水タンク4(フイルムタンク)の素材としては、柔軟フイルム(ポリプロピレンフイルムやポリエチレンラミネートフイルム等)が用いられ、又、人体に害(例えば、環境ホルモンの溶出や臭気)を及ぼすことがないような素材を用いる。
なお、この水タンク4には、予め、飲料水(ミネラル水)が密封状態で収容されている。
本実施例の飲料用給水機では、通常の使用に際しては、吸水管11(吸水流路1)の接続管10を水タンク4の筒状口部40に接続させておく。
この状態では、水タンク4から吸水流路1を通して貯水タンク13及び冷水タンク20に飲料水が送水され、冷水タンク20内で冷却された冷水を、冷水管21を通して冷水吐出口22から取り出すことができる。
又、冷水タンク20及び貯水タンク13から飲料水が第1送水管30及び第2送水管32を通して温水タンク31に流入し、ここで加熱された温水を温水管33を通して温水吐出口34から取り出すことができる。
次に、本発明の要部となる水タンク4と吸水流路1との接続構造について説明する。
上記したように、吸水管11の基端に設けた接続管10は、飲料水を収容した水タンク4の筒状口部40に着脱可能に接続されるもので、この筒状口部4には弁付キャップ5が着脱可能に装着されている。
この弁付キャップ5は、図2で示すように、外筒部50と、この外筒部50の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁51と、外筒部50に形成した吐水口管52と、薄肉上面壁51を引上げ変形させて吐水口管52を開放させるための指掛けリング53(手動開放手段)と、この指掛けリング53を係止して引き上げ状態に保持させる突出部54(保持手段)を備えている。
なお、図中55は吐水口管用キャップである。
そして、図3に示すように、前記水タンク4の筒状口部40を、前記弁付キャップ5の外筒部50の内周面と薄肉上面壁51の外周面の間に挿入させることで、筒状口部41に弁付キャップ5が装着され、その装着状態で、薄肉上面壁51が筒状口部40の上端外周40aに密着し、前記吐水口管52が閉鎖されるように形成されている。
なお、図4に示すように、前記指掛けリング53により薄肉上面壁51を引き上げて、この指掛けリング53を突出部54に係止して引き上げ状態に保持させると、吐水口管52を開放状態に保持させることができる。これにより、水タンク4を吸水流路1に接続しない状態においても、必要に応じて吐水口管52を開放させることができる。
接続に際しては、図5に示すように、吸水管11の基端に設けた接続管10を前記弁付キャップ5の吐水口管52内に挿入嵌合させるもので、これにより、接続管10の先端部に形成された押部8aによって前記薄肉上面壁51が押上げ変形されて吐水口管52が開放し、水タンク4内と吸水管11(吸水流路1)とを連通させることができる。
なお、前記吐水口管52と接続管10はテーパ嵌合されている。
このように、本飲料用給水機における水タンク4と吸水流路1との接続構造では、接続管10を弁付キャップ5の吐水口管52内に挿入嵌合させない状態では、筒状口部40に装着した弁付キャップ5の吐水口管52が閉鎖されているため、この吐水口管52からの雑菌の侵入を防止でき、衛生面を確保できる。
接続管10を吐水口管52内に挿入嵌合すれば、吐水口管52がソケットとして機能し、接続管10がプラグとして機能するカプラ構造が形成される。
そして、接続管10の吐水口管52への挿入嵌合によって、薄肉上面壁51が接続管10の先端部に形成された押部8aによって押上げ変形されて吐水口管52が開放し、水タンク4内と吸水管11とが連通するため、その接続作業と連通作業を同時に行なうことができ、接続作業が簡単になる。
又、前記吐水口管52と接続管10は、テーパ嵌合されているため、その嵌合状態を確実に保持させることができる。
次に、図6は本発明の請求項4に対応した第2実施例に係る飲料用給水機において、水タンクと吸水流路との接続構造を示す分解断面図、図7はその接続構造を示す断面図である。
この実施例では、吸水管11(吸水流路1)の基端に弁付ソケット6が設けられ、この弁付ソケット6内に弁付キャップ5の吐水口管52を挿入嵌合して接続するように形成されている。
前記弁付ソケット6の内部には、図6で示すように、吐水口管52の挿入嵌合状態で、吐水口管52の外周に形成した係止溝52aに係合させる係止爪61が設けられると共に、吐水口管52の先端に形成された押部8bにより押されて後退することで開放する弁体62が組み込まれている。
尚、この弁付ソケット6は、従来、一般に知られているワンタッチカプラの弁付ソケットと同様のものを用いることができる。
従って、図7で示すように、吐水口管52を弁付ソケット6内に挿入嵌合して接続させると、係止溝52aに係止爪61が係合して、その挿入嵌合状態を保持させると同時に、弁体62が吐水口管52の先端に形成された押部8bにより押されて後退して開放し、水タンク4内と吸水管11(吸水流路1)とを連通させることができる。
上記した接続構造では、弁付ソケット6内に吐水口管52を挿入嵌合すれば、吐水口管52がプラグとして機能するカプラ構造が形成される。
そして、吐水口管52の弁付ソケット6への挿入嵌合によって、弁付ソケット6内の弁体62が開放し、水タンク4内と吸水管11とが連通するため、その接続作業と連通作業を同時に行なうことができ、接続作業が簡単になる。
又、弁付キャップ5と弁付ソケット6との二重弁構造を備えた接続構造になるため、雑菌の侵入を防止でき、衛生面を確保できる。
なお、本発明において、飲料用給水機としては、前記図1で示した飲料用給水機における貯水タンク13を省略し、これに伴ない、冷水タンク20内の上部から温水タンク31の底部に延長して送水管を配管させるようにした構造の飲料用給水機に形成してもよい。
又、吸水流路と冷水流路を備えた冷水専用の飲料用給水機に形成してもよいし、吸水流路と温水流路を備えた温水専用の飲料用給水機に形成してもよい。
本発明の請求項1に対応した第1実施例に係る飲料用給水機の模式図である。 この飲料用給水機における水タンクと吸水流路との接続構造を示す分解断面図である。 弁付キャップを筒状口部に装着した状態を示す断面図である。 指掛けリングの引き上げにより弁付キャップの吐水口管を開放させた状態を示す断面図である。 水タンクと吸水流路との接続構造を示す断面図である。 本発明の請求項4に対応した第2実施例に係る飲料用給水機において、水タンクと吸水流路との接続構造を示す分解断面図である。 その接続構造を示す断面図である。
1 吸水流路
10 吸水口
11 吸水管
12 分岐管
13 貯水タンク
13a 水位センサ
14 ポンプ
14a 拡縮室
14b 往復駆動部
2 冷水流路
20 冷水タンク
20a 蒸発管
21 冷水管
22 冷水吐出口
3 温水流路
30 第1送水管
31 温水タンク
31a バンドヒータ
32 第2送水管
33 温水管
34 温水吐出口
35 蒸気管
36 ドレン管
37 ドレンコック
38 保温空間
39 保温カバー
4 水タンク
40 筒状口部
5 弁付キャップ
50 外筒部
51 薄肉上面壁
52 吐水口管
52a 係止溝
53 指掛けリング(手動開放手段)
54 突出部(保持手段)
55 吐水口管用キャップ
6 弁付ソケット
61 係止爪
62 弁体
8a 押部
8b 押部
90 吸気弁
91 排気弁

Claims (4)

  1. 飲料水を収容した水タンクに着脱可能に接続させる吸水口が形成された吸水流路と、この吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を冷水タンクで冷却して冷水吐出口から取り出す冷水流路及び/又は前記吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を温水タンクで加熱して温水吐出口から取り出す温水流路とが形成された飲料用給水機において、
    前記水タンクの筒状口部に弁付キャップが着脱可能に装着され、
    この弁付キャップは、外筒部と、この外筒部の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁と、外筒部に突設した吐水口管を備え、
    前記水タンクの筒状口部を、前記弁付キャップの外筒部内周面と薄肉上面壁の外周面の間に挿入させた弁付キャップの装着状態で、前記吐水口管が閉鎖されるように形成され、
    前記吸水流路の基端に接続管が設けられ、この接続管の先端部が前記薄肉上面壁を押上げ変形させるための押部に形成され、この接続管を前記弁付キャップの吐水口管内に挿入嵌合して接続することにより、この接続管の押部によって前記薄肉上面壁が押上げ変形されて吐水口管が開放し、水タンク内と吸水流路とが連通して前記吐水口管がソケットとして機能し前記接続管がプラグとして機能するカプラ構造が形成されることを特徴とした飲料用給水機。
  2. 請求項1記載の飲料用給水機において、弁付キャップの吐水口管と、吸水流路の接続管がテーパ嵌合するように形成されている飲料用給水機。
  3. 請求項1又は2記載の飲料用給水機において、弁付キャップの薄肉上面壁に、該薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させるための手動開放手段が設けられている飲料用給水機。
  4. 飲料水を収容した水タンクに着脱可能に接続させる吸水口が形成された吸水流路と、この吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を冷水タンクで冷却して冷水吐出口から取り出す冷水流路及び/又は前記吸水流路に設けたポンプにより水タンクから吸水させた飲料水を温水タンクで加熱して温水吐出口から取り出す温水流路とが形成された飲料用給水機において、
    前記水タンクの筒状口部に弁付キャップが着脱可能に装着され、
    この弁付キャップは、外筒部と、この外筒部の内周上部から下向き湾曲状に突出した薄肉上面壁と、外筒部に形成した吐水口管と、薄肉上面壁を引上げ変形させて吐水口管を開放させるための手動開放手段と、この手動開放手段を引き上げ状態に保持させる保持手段を備え、
    前記水タンクの筒状口部を、前記弁付キャップの外筒部内周面と薄肉上面壁の外周面の間に挿入させた弁付キャップの装着状態で、前記吐水口管が閉鎖されるように形成され、
    前記吸水流路の基端に弁付ソケットが設けられ、前記吐水口管の先端が前記弁付ソケット内に設けた弁体を開放させるための押部に形成され、この弁付ソケット内に前記弁付キャップの吐水口管が挿入嵌合して接続することにより、弁付ソケット内の弁体が前記押部により押されて後退することで開放し、水タンク内と吸水流路とが連通して吐水口管がプラグとして機能するカプラ構造が形成されることを特徴とした飲料用給水機。
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