JP4545258B2 - 遠隔集中管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サービスセンタに設置された集中管理装置と複数の画像形成装置(複写機,ファクシミリ装置,プリンタ,印刷機等)とを公衆回線網,複数の通信アダプタ,複数の有線又は無線インタフェースを介して接続し、集中管理装置が、公衆回線網,複数の通信アダプタ,複数の有線又は無線インタフェースを介して複数の画像形成装置を集中管理する遠隔集中管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような遠隔集中管理システムでは、各画像形成装置及び集中管理装置がそれぞれ以下の(1)(2)に示すような制御を行なっている。
(1)各画像形成装置はそれぞれ、自機内で何らかの障害が発生すると、その障害に関する情報である障害情報を自発呼により有線又は無線インタフェース,通信アダプタ,公衆回線網を介して集中管理装置に自動的に通報する。
【0003】
(2)集中管理装置は、各画像形成装置のいずれかから障害情報を受信すると、その障害情報を表示情報してメモリに保持し、コンピュータの表示装置に表示する。
コンピュータのオペレータ(センタオペレータ)は、表示装置に表示されている障害情報を見て、その内容を判定し、障害情報を通報した画像形成装置を購入した顧客に対して、電話にてその画像形成装置の状態を確認する。
【0004】
そして、障害情報を通報した画像形成装置の障害の緊急性が低く、その障害が既に復旧されていたことを確認できた場合は、メモリに表示情報として保持されている障害情報のうち、キーボード等の操作によって該当する障害情報(復旧された障害に対応する障害情報)に対して終了処理を行ない、その障害情報をメモリから消去させる。それによって、その障害情報は表示装置からも消去される。
【0005】
また、障害情報を通報した画像形成装置の障害の緊急性が高い場合は、その障害が復旧されている可能性は低く、実際に復旧されていなかった場合は、サービスマンに対して障害情報を通報した画像形成装置の障害の復旧作業を要請する。
その場合、サービスマンが、顧客先に出向き、復旧作業を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような遠隔集中管理システムにおいて、画像形成装置で障害が発生した場合のセンタオペレータや顧客等による手間と時間は、画像形成装置のサービス台数の増加に伴って増大する。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、遠隔集中管理システムにおいて、画像形成装置で障害が発生した場合のセンタオペレータの作業負荷を削減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、コンピュータを備えた集中管理装置と、集中管理装置と公衆回線網を介して接続する複数の通信アダプタと、複数の画像形成装置と、複数の通信アダプタと複数の画像形成装置とをそれぞれ接続する複数の有線又は無線インタフェースとによって構成され、集中管理装置が、公衆回線網,複数の通信アダプタ,複数の有線又は無線インタフェースを介して複数の画像形成装置を集中管理する遠隔集中管理システムにおいて、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明は、複数の画像形成装置に、何らかの障害が発生したとき、その障害に関する情報である障害情報を集中管理装置に自動的に通報する障害情報通報手段を設け、集中管理装置に、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を表示情報として保持する表示情報保持手段と、表示情報を表示する表示手段と、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が低いレベルの場合には障害の確認が必要、緊急性が高いレベルの場合には障害の復旧が必要とそれぞれ判定する対応判定手段と、該対応判定手段によって障害の確認が必要と判定された場合に、上記障害情報を通報した画像形成装置への通信によって該画像形成装置に内部状態を示す情報を送信させ、該情報から該画像形成装置の状態を検知する状態検知手段と、該状態検知手段による検知結果から上記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されたか否かを判定する障害復旧判定手段と、該障害復旧判定手段によって上記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されたと判定された場合に、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去する第1の履歴情報登録手段と、対応判定手段によって障害の復旧が必要と判定された場合には、直ちに該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信し、上記障害復旧判定手段によって上記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されていないと判定された場合にも、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信するリセット指令送信手段とを設けたものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置の対応判定手段に、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を備え、集中管理装置に、対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、今回表示情報保持手段に表示情報として保持された障害情報を直ちに履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第2の履歴情報登録手段を設けたものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1の遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置の対応判定手段に、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を備え、集中管理装置に、対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第1の障害情報検索判定手段と、該第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しないと判定された場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第3の履歴情報登録手段とを設け、集中管理装置のリセット指令送信手段に、障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信する機能を備えたものである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1の遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置の対応判定手段に、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を備え、集中管理装置に、対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第1の障害情報検索判定手段と、該第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しないと判定された場合には、直ちに今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第4の履歴情報登録手段と、第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合には、その送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したか否かを判定する設定個数到達判定手段と、該設定個数到達判定手段によって送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達していないと判定された場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第5の履歴情報登録手段とを設け、集中管理装置のリセット指令送信手段に、設定個数到達判定手段によって送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したと判定された場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信する機能を備えたものである。
【0013】
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかの遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置に、第1の履歴情報登録手段により、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報を履歴情報として登録され、該障害情報表示情報保持手段から消去された後、該表示情報保持手段に表示情報として保持されている残りの障害情報を検索し、該障害情報の中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第2の障害情報検索判定手段を設け、集中管理装置の第1の履歴情報登録手段に、第2の障害情報検索判定手段によって上記残りの障害情報の中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合に、該他の障害情報に対応する障害が復旧されたものとして該障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去する機能を備えたものである。
【0014】
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかの遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置に、対応判定手段による判定処理の実行を許可するための条件を設定する許可条件設定手段を設けたものである。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかの遠隔集中管理システムにおいて、集中管理装置に、各障害情報毎に対応判定手段が判定する緊急レベルを設定変更する緊急レベル設定変更手段を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である遠隔集中管理システムの構成例を示すブロック図である。
【0016】
この遠隔集中管理システム(画像形成装置管理システム)は、集中管理装置であるセンタシステム1と、各顧客先にそれぞれ設置されている電子機器類10,20とによって構成されている。
なお、各顧客先における交換機の図示は省略している。
【0017】
電子機器類10は、センタシステム1と公衆回線網4を介して接続する通信アダプタ11と、複写機12,プリンタ13,ファクシミリ(FAX)装置14を含む複数の画像形成装置と、その各画像形成装置と通信アダプタ11とを接続する専用インタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」という)線15とによって構成されている。
【0018】
電子機器類20は、センタシステム1と公衆回線網4を介して接続する通信アダプタ21と、複写機22,プリンタ23,ファクシミリ装置24を含む複数の画像形成装置と、その各画像形成装置と通信アダプタ21とを接続する専用I/F線25とによって構成されている。
なお、専用I/F線は有線又は無線構成が可能であるが、図1には有線構成の専用I/F線15,25が図示されている。
【0019】
センタシステム1は、複数のコンピュータ2a,2b,……をLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク3によって接続しており、公衆回線網4,通信アダプタ11,専用I/F線15を介して複写機12,プリンタ13,ファクシミリ装置14を含む複数の画像形成装置を、公衆回線網4,通信アダプタ21,専用I/F線25を介して複写機22,プリンタ23,ファクシミリ装置24を含む複数の画像形成装置をそれぞれ集中管理することができる。
【0020】
図2は、センタシステム1の構成例を示すブロック図である。
センタシステム1のコンピュータ2aは、CPU31,リアルタイムクロック回路32,ROM33,RAM34,通信制御ユニット35a,35b,……,外部メモリ制御ユニット36,表示制御ユニット37,キーボードI/F回路部38,ネットワークI/Fユニット39,ハードディスク装置40,CRTディスプレイ41,キーボード42等によって構成されている。
【0021】
なお、センタシステム1内のコンピュータ2bはコンピュータ2aと同様の構成なので、ネットワークI/Fユニット39以外の各部の図示および説明を省略する。さらに、センタシステム1内の他のコンピュータもコンピュータ2aと同様の構成なので、図示および説明を省略する。
【0022】
CPU31は、ROM33内の制御プログラムによってコンピュータ2a全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路32は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM33は、CPU31が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0023】
RAM34は、CPU31がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
通信制御ユニット35a,35b,……は、それぞれ公衆回線網4を介して外部機器との通信を制御する。
外部メモリ制御ユニット36は、ハードディスク装置(以下「HDD」と略称する)40とのインタフェース制御を行なう。
【0024】
表示制御ユニット37は、CRTディスプレイ41(LCDディスプレイでもよい)とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部38は、キーボード42とのインタフェース制御を行なう。
ネットワークI/Fユニット39は、ネットワーク3に接続されているコンピュータ2b等の他のコンピュータとのインタフェース制御を行なう。
【0025】
図3は、複写機12,22の制御部の構成例を示すブロック図である。
複写機12,22の制御部は、それぞれCPU51,リアルタイムクロック回路52,ROM53,RAM54,不揮発性RAM55,入出力ポート56,及びシリアル通信制御ユニット57a,57b,57c,およびパーソナルI/F58と、システムバス59とを備えている。
【0026】
CPU51は、ROM53内の制御プログラムによって装置全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路52は、時刻情報を発生するものであり、CPU51がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM53は、CPU51が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0027】
RAM54は、CPU51がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
不揮発性RAM55は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶するメモリであり、電池によってバックアップされている。
入出力ポート56は、装置内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
【0028】
シリアル通信制御ユニット57aは、図示しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット57bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット57cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとりを行なっている。
【0029】
パーソナルI/F58は、通信アダプタ11又は21との通信制御を行なう回路部であり、CPU51の通信アダプタ11又は21との通信制御のための負荷を軽減するために設けられている。もちろん、CPU51の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F58の機能をCPU51に取り込んでも差し支えない。
【0030】
なお、プリンタ13等の他の画像形成装置も、図3に示したようなCPU等の制御部を備えているが、その図示および説明は省略する。
複写機12,22等の各画像形成装置の制御部は、請求項1の障害情報通報手段としての機能を有しており、それぞれ何らかの障害(サービスマンコール:SC)が発生すると、その障害に関する情報である障害情報(機種コード,障害種別等)を自発呼により専用I/F線(15又は25),通信アダプタ(11又は21),公衆回線網4を介してセンタシステム1に自動的に通報する。
【0031】
以下、この遠隔集中管理システムにおけるこの発明に係わる処理について、図4以降をも参照して具体的に説明する。
まず、請求項1,2の発明に係わる処理について、図4を参照して説明する。この場合、センタシステム1を構成するコンピュータ2a,2b,……の制御部が、請求項1,2の表示情報保持手段,対応判定手段,状態検知手段,障害復旧判定手段,第1,第2の履歴情報登録手段,およびリセット指令送信手段としての機能を果たす。
【0032】
図4は、センタシステム1における障害情報受信時の処理の第1例(請求項1,2の発明に係わる処理)を示すフローチャートである。
センタシステム1のコンピュータ(2a,2b,……のいずれか)は、障害が発生した画像形成装置から障害情報を受信すると、ステップS1でその障害情報を表示情報として表示メモリ(RAM34又はHDD40に確保されている)に書き込んで保持する。
【0033】
ここで、表示メモリに表示情報として保持された障害情報は、表示制御ユニット37によってCRTディスプレイ41に表示され、コンピュータのオペレータ(センタオペレータ)によって処理される。
【0034】
次に、ステップS2で今回受信した障害情報を解析して(障害の種類を判別する)その緊急レベルを判定し、ステップS3,4でその緊急レベルに応じて障害の確認が必要か障害の復旧が必要か障害の履歴のみ必要かを判定する。
ここで、この処理例および後述する他の処理例では、緊急レベルを3段階のレベルA,B,C(但しA>B>C)に分けるが、2段階あるいは4段階以上のレベルに分けてもよい。
【0035】
そして、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルAの場合(例えば発火原因となる故障に対応する緊急性が高い障害情報を受信した場合)は、障害の復旧が必要と判定し、ステップS8で該当する(上記障害情報を通報した)画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図4の処理を終了する。
【0036】
このとき、図示は省略するが、修理が必要な旨を示すメッセージを表示制御ユニット37によりCRTディスプレイ41に表示させる処理も行なう。それによって、コンピュータのオペレータ(センタオペレータ)は、サービスマンを手配し、障害が発生した画像形成装置の修理(障害の復旧)を依頼することができる。
【0037】
障害が発生した画像形成装置は、障害情報をセンタシステム1へ通報した後、そのセンタシステム1からリセット指令を受信すると、リセット動作を行なう。画像形成装置のリセット動作は、ホットスタートで行なう。つまり、電源オン状態を保持したまま、障害(SC)を解除して強制的に待機中状態にする(初期状態に戻す)。
【0038】
センタシステム1のコンピュータは、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルBの場合(例えば顧客による電源のON/OFF等の簡単な操作で復旧される可能性が高い障害に対応する緊急性が低い障害情報を受信した場合)は、既に障害が復旧されている場合もあるため、障害の確認が必要と判定し、ステップS5で該当する(上記障害情報を通報した)画像形成装置の状態を検知するためのセンス処理を行なう。
【0039】
すなわち、信号S−SENSE(Status−Sense:状態センス)を該当する画像形成装置へ送信することにより、その画像形成装置からその内部状態を示す情報を送信させ、その情報からその画像形成装置の状態を検知する。
そして、ステップS6でステップS5の処理結果(検知結果)から該当する画像形成装置の障害が復旧されたか否かを判定(認識)し、まだ復旧されていなかった場合はステップS8で該当する画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図4の処理を終了する。
【0040】
また、障害が復旧された場合は、ステップS7で表示メモリに表示情報として保持されている障害情報のうち、今回復旧された障害に対応する障害情報(該当する障害情報)を履歴情報として履歴メモリ(RAM34又はHDD40に確保されている)に書き込んで登録し、表示メモリからは消去(削除)して、図4の処理を終了する。
ここで、表示メモリから消去された障害情報は、表示制御ユニット37によりCRTディスプレイ41上からも消去される。
【0041】
センタシステム1のコンピュータは、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルCの場合(例えばケーブルが外れたことによって発生した障害に対応する緊急性が全くない警告系の障害情報を受信した場合)は、すぐに処理する必要がないため、障害の履歴のみ必要と判定し、直ちにステップS7の処理を行なう。つまり、表示メモリに表示情報として保持した障害情報のうち、今回保持した障害情報(該当する障害情報)を履歴情報として履歴メモリに書き込んで登録し、表示メモリからは消去して、図4の処理を終了する。
【0042】
次に、請求項1,3,5の発明に係わる処理について、図5を参照して説明する。この場合、センタシステム1を構成するコンピュータ2a,2b,……の制御部が、請求項1,3,5の表示情報保持手段,対応判定手段,状態検知手段,障害復旧判定手段,第1,第3の履歴情報登録手段,リセット指令送信手段,および第1,第2の障害情報検索判定段としての機能を果たす。
【0043】
図5は、センタシステム1における障害情報受信時の処理の第2例(請求項1,3,5の発明に係わる処理)を示すフローチャートである。
センタシステム1のコンピュータ(2a,2b,……のいずれか)は、障害が発生した画像形成装置から障害情報を受信すると、ステップS11でその障害情報を表示情報として表示メモリ(RAM34又はHDD40に確保されている)に書き込んで保持する。
【0044】
次に、ステップS12で今回受信した障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、ステップS13,14でその緊急レベルに応じて障害の確認が必要か障害の復旧が必要か障害の履歴のみ必要かを判定する。
そして、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルAの場合は、障害の復旧が必要と判定し、ステップS20で該当する(上記障害情報を通報した)画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図5の処理を終了する。
【0045】
このとき、図示は省略するが、修理が必要な旨を示すメッセージを表示制御ユニット37によりCRTディスプレイ41に表示させる処理も行なう。それによって、センタオペレータは、サービスマンを手配し、障害が発生した画像形成装置の修理(障害の復旧)を依頼することができる。
障害が発生した画像形成装置は、障害情報をセンタシステム1へ通報した後、そのセンタシステム1からリセット指令を受信すると、前述と同様にリセット動作を行なう。
【0046】
センタシステム1のコンピュータは、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルBの場合は、既に障害が復旧されている場合もあるため、障害の確認が必要と判定し、ステップS15で前述と同様に該当する画像形成装置の状態を検知するためのセンス処理を行ない、ステップS16でその処理結果から該当する画像形成装置の障害が復旧されたか否かを判定し、まだ復旧されていなかった場合はステップS20で該当する画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図5の処理を終了する。
【0047】
また、障害が復旧された場合は、ステップS17で表示メモリに表示情報として保持されている障害情報のうち、今回復旧された障害に対応する障害情報(該当する障害情報)を履歴情報として履歴メモリ(RAM34又はHDD40に確保されている)に書き込んで登録し、表示メモリからは消去して、図5の処理を終了する。
【0048】
その後、ステップS18で表示メモリに表示情報として保持されている残りの障害情報を検索し、ステップS19でその中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定し、存在しない場合には図5の処理を終了するが、存在する場合にはステップS17に戻り、該他の障害情報(該当する障害情報)に対応する障害が復旧されたものとして該障害情報を履歴情報として履歴メモリに書き込んで登録し、表示メモリからは消去し、以後上述と同様の処理を繰り返す。
【0049】
センタシステム1のコンピュータは、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルCの場合は、障害の履歴のみ必要と判定し、ステップS21で表示メモリに表示情報として保持されている障害情報を検索し、ステップS22でその中に今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する。
【0050】
そして、表示メモリに今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しない場合は、ステップS23で今回表示情報として保持した障害情報を履歴情報として履歴メモリに書き込んで登録し、表示メモリからは消去して、図5の処理を終了する。
【0051】
また、表示メモリに今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在する場合は、ステップS20でそれらの障害情報を送信した画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図5の処理を終了する。
なお、表示メモリに今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在する場合に、ステップS15以降の処理を行なうようにすることもできる。
【0052】
次に、請求項1,4,5の発明に係わる処理について、図6を参照して説明する。この場合、センタシステム1を構成するコンピュータ2a,2b,……の制御部が、請求項1,4,5の表示情報保持手段,対応判定手段,状態検知手段,障害復旧判定手段,第1,第4,第5の履歴情報登録手段,リセット指令送信手段,第1,第2の障害情報検索判定手段,および設定個数到達判定手段としての機能を果たす。
【0053】
図6は、センタシステム1における障害情報受信時の処理の第3例(請求項1,4,5の発明に係わる処理)を示すフローチャートである。
センタシステム1のコンピュータ(2a,2b,……のいずれか)は、障害が発生した画像形成装置から障害情報を受信すると、ステップS31以降の処理を行なうが、ステップS31〜S40までの処理は図5のステップS11〜S20までの処理と同様なので、その説明を省略する。
【0054】
センタシステム1のコンピュータは、今回受信した障害情報の緊急レベルがレベルCの場合は、障害の履歴のみ必要と判定し、ステップS41で表示メモリに表示情報として保持されている障害情報を検索し、ステップS42でその中に今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する。
【0055】
そして、表示メモリに今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しない場合は、直ちにステップS44で今回表示情報として保持した障害情報を履歴情報として履歴メモリに書き込んで登録し、表示メモリからは消去して、図6の処理を終了するが、上記他の障害情報が存在する場合は、ステップS43へ移行する。
【0056】
ステップS43では、上記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したか否かを判定し、予め設定された個数に達していなければステップS44で上述と同様の処理を行ない、図6の処理を終了する。
上記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達した場合は、それらの障害情報を送信した画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令をその画像形成装置へ自動的に送信し、図5の処理を終了する。
【0057】
ここで、上記個数は、センタオペレータによるキーボード42上の操作により変更可能に設定することができる。
なお、表示メモリに今回表示情報として保持した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在する場合に、ステップS35以降の処理を行なうようにすることもできる。
【0058】
次に、請求項1,2,6の発明に係わる処理について、図7を参照して説明する。この場合、センタシステム1を構成するコンピュータ2a,2b,……の制御部が、請求項1,2,6の表示情報保持手段,対応判定手段,状態検知手段,障害復旧判定手段,第1,第2の履歴情報登録手段,リセット指令送信手段,および許可条件設定手段としての機能を果たす。
【0059】
図7は、センタシステム1における障害情報受信時の処理の第4例(請求項1,2,6の発明に係わる処理)を示すフローチャートである。
センタシステム1のコンピュータ(2a,2b,……のいずれか)は、障害が発生した画像形成装置から障害情報を受信すると、ステップS51でその障害情報を表示情報として表示メモリに書き込んで保持する。
【0060】
次に、ステップS52で設定情報(稼動時間24:00〜6:00等)をチェックする。
ここで、稼動時間24:00〜6:00は、ステップS54以降の自動処理(障害の確認が必要か障害の復旧が必要か障害の履歴のみが必要かの判定処理を含む)の実行を許可するための条件(許可条件)であり、センタオペレータによるキーボード42上の操作により設定することができる。勿論、他の許可条件を設定することもできる。
【0061】
ステップS52の処理(設定情報のチェック)が終了すると、ステップS53でその結果に基づいて自動処理が実行不可かどうかを判断し、実行不可の場合(この例では現在の時刻が起動時間24:00〜6:00から外れている場合)は、図7の処理を終了する。
自動処理が実行不可でない場合(この例では現在の時刻が起動時間24:00〜6:00内の場合)は、ステップS54以降の自動処理を行なうが、その自動処理は図4のステップS2以降の処理と同様なので、ここではその説明を省略する。
【0062】
上述したように許可条件を設定可能にすれば、センタオペレータの業務に余裕があったり、あるいはセンタシステム1で負荷の高い他の処理を行なうため、システム負荷(処理負担)を下げたいなどの理由により、自動処理を停止させたいような場合、自動処理を停止させることができ、柔軟なシステム運用が可能となる。
なお、自動処理が実行不可でない場合に、図5のステップS12以降の処理あるいは図6のステップS32以降の処理を行なうようにすることもできる。
【0063】
次に、請求項1,2,6,7の発明に係わる処理について、図8を参照して説明する。この場合、センタシステム1を構成するコンピュータ2a,2b,……の制御部が、請求項1,2,6,7の表示情報保持手段,対応判定手段,状態検知手段,障害復旧判定手段,第1,第2の履歴情報登録手段,リセット指令送信手段,許可条件設定手段,および緊急レベル設定変更手段としての機能を果たす。
【0064】
図8は、センタシステム1における障害情報受信時の処理の第5例(請求項1,2,6,7の発明に係わる処理)を示すフローチャートである。
センタシステム1のコンピュータ(2a,2b,……のいずれか)は、障害が発生した画像形成装置から障害情報を受信すると、ステップS61でその障害情報を表示情報として表示メモリに書き込んで保持する。
【0065】
次に、ステップS62で設定情報(稼動時間24:00〜6:00等)をチェックし、ステップS63でその結果に基づいて自動処理が実行不可かどうかを判断し、実行不可の場合は図8の処理を終了するが、自動処理が実行不可でない場合はステップS64で各障害情報別の緊急レベルをチェックする。
【0066】
ここで、センタシステム1の運用上の理由から、センタオペレータによるキーボード42上の操作により、各障害情報毎に緊急レベルを変更可能に設定することができる。
【0067】
例えば、通常は、緊急性が高い(例えば発火原因となる故障に対応する)障害情報を受信した場合に、リセット指令を送信し、サービスマンの手配がなされるように、その障害情報に対してはレベルAを設定し、緊急性が低い(顧客による電源のON/OFF等の簡単な操作で復旧される可能性が高い障害に対応する)障害情報を受信した場合に、障害の確認のためのセンス処理が行なわれるように、その障害情報に対してはレベルBを設定する。
【0068】
しかし、所定期間内における障害情報の受信回数が増加した場合は、緊急性が低い(顧客による電源のON/OFF等の簡単な操作で復旧される可能性が高い障害に対応する)障害情報を受信した場合でも、リセット指令を送信し、サービスマンの手配がなされるように、その障害情報に対応する緊急レベルをレベルBからレベルAに設定変更することができる。
【0069】
ステップS64の処理が終了すると、ステップS65以降の処理を行なうが、その処理は図4のステップS2以降の処理と同様なので、ここではその説明を省略する。
上述したように各障害情報毎に緊急レベルを変更可能に設定可能にすることにより、柔軟なシステム運用が可能となる。
【0070】
なお、ステップS64の処理が終了した後、図5のステップS12以降の処理あるいは図6のステップS32以降の処理を行なうようにすることもできる。
また、図4〜8に示した各処理ではそれぞれ、今回受信した障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、その緊急レベルに応じて障害の確認が必要か障害の復旧が必要か障害の履歴のみ必要かを判定するようにしたが、障害の確認が必要か否かの判定、障害の確認が必要か障害の復旧が必要かの判定、あるいは障害の確認が必要か障害の履歴のみ必要かの判定のいずれかを行なうようにすることもできる。そして、そのうちのいずれかの判定を行なう場合は、それ以後に行なう処理も変更となる。
【0071】
すなわち、障害の確認が必要か否かの判定を行なうようにした場合は、障害の確認を行なわない場合、例えば修理が必要な旨を示すメッセージを表示制御ユニット37によりCRTディスプレイ41に表示させる処理のみを行なう。それによって、センタオペレータは、サービスマンを手配し、障害が発生した画像形成装置の修理を依頼することができる。また、障害の復旧が必要という判定や障害の履歴のみ必要という判定はないため、それらに対応する処理は省略される。
【0072】
障害の確認が必要か障害の復旧が必要かの判定を行なうようにした場合は、その判定結果に応じて前述と同様の処理を行なうが、障害の履歴のみ必要という判定はないため、それに対応する処理は省略される。
障害の確認が必要か障害の履歴のみ必要かの判定を行なうようにした場合も、その判定結果に応じて前述と同様の処理を行なうが、障害の復旧が必要という判定はないため、それに対応する処理は省略される。
【0073】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の遠隔集中管理システムによれば、集中管理装置が、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を表示情報として表示情報保持手段に保持すると共に、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定して、該緊急レベルが緊急性が低いレベルの場合(緊急性が低い障害情報を受信した場合)には障害の確認が必要と判定し、上記障害情報を通報した画像形成装置への通信によってその該画像形成装置に内部状態を示す情報を送信させ、その情報からその画像形成装置の状態を検知し、その検知結果からその画像形成装置の障害が復旧されたか否かを判定して、障害が復旧された場合に、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去するので、その分だけセンタオペレータの作業(業務)負荷を軽減することができる。
【0074】
また、上記判定した緊急レベルが緊急性が高いレベルの場合(緊急性が高い障害情報を受信した場合)には障害の復旧が必要と判定し、直ちに上記障害情報を通報した画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信し、その画像形成装置を初期状態に戻し、上記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されていないと判定した場合にも、その画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信して、その画像形成装置を初期状態に戻すので、センタオペレータが障害が発生した画像形成装置を購入した顧客に電話で初期状態に戻すように指示する必要がなくなる。したがって、センタオペレータの作業負荷がより軽減され、しかも障害が発生した画像形成装置の危険度を確実に減少させることができる。
【0075】
さらに、請求項2〜7の各発明によれば、それぞれ以下に示す効果を得ることもできる。
請求項2の発明によれば、集中管理装置が、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定して、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合(緊急性が全くない障害情報を受信した場合)には、障害の履歴の登録のみが必要と判定して、今回表示情報保持手段に表示情報として保持された障害情報を直ちに履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去するので、センタオペレータの作業負荷がより軽減される。
【0076】
請求項3の発明によれば、集中管理装置が、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定して、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定し表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索して、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しない場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去するが、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在する場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信するので、請求項1,2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0077】
請求項4の発明によれば、集中管理装置が、複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定して、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定し表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索して、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しない場合には、直ちに今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去するが、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在する場合には、その送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したか否かを判定し、上記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達していない場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去し、上記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達した場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信するので、請求項1,2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0078】
また、上記個数を変更可能に設定することにより、同一の画像形成装置から受信し、表示情報として保持された障害情報がその設定された個数に達した場合に、それらの障害情報を通報した画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信することができるため、集中管理装置の稼動状況に応じて柔軟にセンタオペレータの作業負荷と集中管理装置の処理負荷の軽減をバランスよく図ることが可能になる。
【0079】
請求項の発明によれば、請求項1〜のいずれかの発明と同様に、障害情報を通報した画像形成装置の状態を検知し、その検知結果からその画像形成装置の障害が復旧されたと判定した場合に、表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去した後、表示情報保持手段に表示情報として保持されている残りの障害情報を検索し、該障害情報の中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定して、存在する場合に、該他の障害情報に対応する障害が復旧されたものとして該障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を表示情報保持手段から消去するので、その分だけ更にセンタオペレータの作業負荷を軽減することができる。
【0080】
請求項の発明によれば、請求項1〜のいずれかの発明と同様の対応判定処理(対応判定手段による処理)の実行を許可するための条件(許可条件)を設定可能にしたので、例えば許可条件が稼働時間であれば、夜間または休日等の集中管理装置の処理負荷が軽い時間帯に対応判定処理以降の各処理を行なわせることができ、集中管理装置を有効利用することができる。
【0081】
また、日中又は休日明け等の集中管理装置の処理負荷が重い時間帯では、センタオペレータの作業負荷が更に軽減される。
さらに、障害情報の保持状態(蓄積状態)に応じて許可条件(稼働時間)を設定するようにすれば、集中管理装置の処理負荷を軽減することが可能になる。
【0082】
請求項の発明によれば、請求項1〜のいずれかの発明と同様の処理を実行でき、しかも各障害情報毎に判定する緊急レベルを設定変更することができるため、表示情報として保持されている障害情報数が多い場合など、集中管理装置の稼動状況に応じて各障害情報に対する対応判定処理以降の各処理を変化させることができ、柔軟にセンタオペレータの作業負荷と集中管理装置の処理負荷の軽減をバランスよく図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である遠隔集中管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のセンタシステム1の構成例を示すブロック図である。
【図3】同じく複写機12,22の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2に示したセンタシステム1における障害情報受信時の処理の第1例を示すフロー図である。
【図5】同じく障害情報受信時の処理の第2例を示すフロー図である。
【図6】同じく障害情報受信時の処理の第3例を示すフロー図である。
【図7】同じく障害情報受信時の処理の第4例を示すフロー図である。
【図8】同じく障害情報受信時の処理の第5例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:センタシステム 2a,2b:コンピュータ
3:ネットワーク 4:公衆回線網
10,20:電子機器類
11,21:通信アダプタ 12,22:複写機
13,23:プリンタ 14,24:ファクシミリ装置
15,25:専用I/F線
31,51:CPU(中央処理装置)
32,52:リアルタイムクロック回路
33,53:ROM 34,54:RAM
35a,35b:通信制御ユニット
36:外部メモリ制御ユニット
39:ネットワークI/Fユニット
40:ハードディスク装置(HDD)
55:不揮発性RAM 58:パーソナルI/F

Claims (7)

  1. コンピュータを備えた集中管理装置と、該集中管理装置と公衆回線網を介して接続する複数の通信アダプタと、複数の画像形成装置と、前記複数の通信アダプタと前記複数の画像形成装置とをそれぞれ接続する複数の有線又は無線インタフェースとによって構成され、前記集中管理装置が、前記公衆回線網,前記複数の通信アダプタ,前記複数の有線又は無線インタフェースを介して前記複数の画像形成装置を集中管理する遠隔集中管理システムにおいて、
    前記複数の画像形成装置に、何らかの障害が発生したとき、その障害に関する情報である障害情報を前記集中管理装置に自動的に通報する障害情報通報手段を設け、
    前記集中管理装置に、前記複数の画像形成装置のうちのいずれかから前記障害情報を受信したとき、該障害情報を表示情報として保持する表示情報保持手段と、前記表示情報を表示する表示手段と、前記複数の画像形成装置のうちのいずれかから前記障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が低いレベルの場合には障害の確認が必要、緊急性が高いレベルの場合には障害の復旧が必要とそれぞれ判定する対応判定手段と、該対応判定手段によって障害の確認が必要と判定された場合に、前記障害情報を通報した画像形成装置への通信によって該画像形成装置に内部状態を示す情報を送信させ、該情報から該画像形成装置の状態を検知する状態検知手段と、該状態検知手段による検知結果から前記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されたか否かを判定する障害復旧判定手段と、該障害復旧判定手段によって前記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されたと判定された場合に、前記表示情報保持手段に前記表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第1の履歴情報登録手段と、前記対応判定手段によって障害の復旧が必要と判定された場合には、直ちに前記障害情報を通報した画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信し、前記障害復旧判定手段によって前記障害情報を通報した画像形成装置の障害が復旧されていないと判定された場合にも、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信するリセット指令送信手段とを設けた
    ことを特徴とする遠隔集中管理システム。
  2. 請求項1記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置の前記対応判定手段が、前記複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を有し、
    前記集中管理装置に、前記対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、今回前記表示情報保持手段に前記表示情報として保持された障害情報を直ちに履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第2の履歴情報登録手段を設けた
    ことを特徴とする遠隔集中管理システム。
  3. 請求項1記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置の前記対応判定手段が、前記複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を有し、
    前記集中管理装置に、前記対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、前記表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第1の障害情報検索判定手段と、該第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しないと判定された場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第3の履歴情報登録手段とを設け、
    前記集中管理装置の前記リセット指令送信手段は、前記第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信する機能を有することを特徴とする遠隔集中管理システム。
  4. 請求項1記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置の前記対応判定手段が、前記複数の画像形成装置のうちのいずれかから障害情報を受信したとき、該障害情報を解析してその緊急レベルを判定し、該緊急レベルが緊急性が全くないレベルの場合には、障害の履歴の登録のみが必要判定する機能を有し、
    前記集中管理装置に、前記対応判定手段によって障害の履歴の登録のみが必要と判定された場合に、前記表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報を検索し、今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第1の障害情報検索判定手段と、該第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在しないと判定された場合には、直ちに今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第4の履歴情報登録手段と、前記第1の障害情報検索判定手段によって今回表示情報として保持された障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合には、該送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したか否かを判定する設定個数到達判定手段と、該設定個数到達判定手段によって前記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達していないと判定された場合には、今回表示情報として保持された障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する第5の履歴情報登録手段とを設け、
    前記集中管理装置の前記リセット指令送信手段は、前記設定個数到達判定手段によって前記送信元の画像形成装置が同一である障害情報数が予め設定された個数に到達したと判定された場合には、該画像形成装置を初期状態に戻すためのリセット指令を送信する機能を有することを特徴とする遠隔集中管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置に、前記第1の履歴情報登録手段により、前記表示情報保持手段に表示情報として保持されている障害情報のうち、復旧された障害に対応する障害情報が履歴情報として登録され、該障害情報が前記表示情報保持手段から消去された後、該表示情報保持手段に表示情報として保持されている残りの障害情報を検索し、該障害情報の中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在するか否かを判定する第2の障害情報検索判定手段を設け、
    前記集中管理装置の前記第1の履歴情報登録手段が、前記第2の障害情報検索判定手段によって前記残りの障害情報の中に先に消去した障害情報と送信元の画像形成装置が同一である他の障害情報が存在すると判定された場合に、該他の障害情報に対応する障害が復旧されたものとして該障害情報を履歴情報として登録し、該障害情報を前記表示情報保持手段から消去する機能を有することを特徴とする遠隔集中管理システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置に、前記対応判定手段による判定処理の実行を許可するための条件を設定する許可条件設定手段を設けたことを特徴とする遠隔集中管理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遠隔集中管理システムにおいて、
    前記集中管理装置に、各障害情報毎に前記対応判定手段が判定する緊急レベルを設定変更する緊急レベル設定変更手段を設けたことを特徴とする遠隔集中管理システム。
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