JP4095757B2 - 画像形成装置管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置管理システムとしては、公衆通信回線網を利用し、更に遠隔地の各顧客先の通信アダプタおよび有線又は無線による専用インタフェースを使用して、各顧客先にそれぞれ設置されている画像形成装置(複写機,プリンタ,印刷機,ファクシミリ装置等を総称する)をサービスセンタに設置された中央管理装置(センタシステム)と接続可能にしたものが知られている。
【0003】
ところで、従来は、中央管理装置が画像形成装置へ何らかの制御信号(画像形成装置の動作を制御するための信号)を送信する場合、それに先立ってその画像形成装置へその状態をセンス(検知)するための状態センス信号を周期的に(所定周期で)送信し、それに対して上記画像形成装置から動作中か否かを示す応答信号を受信すると、その応答信号から上記画像形成装置の状態を判断し、その画像形成装置が動作中でなかった場合に、その画像形成装置へ上記制御信号を送信するようにしている。
【0004】
また、中央管理装置が画像形成装置へ何らかの制御信号を送信した後、その画像形成装置へ状態センス信号を周期的に送信し、それに対して上記画像形成装置から動作が終了したか否かを示す応答信号を受信すると、その応答信号から上記画像形成装置の状態を判断し、その画像形成装置の動作が終了した場合に、その画像形成装置に対する処理を終了するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、中央管理装置では、上記画像形成装置へ制御信号を送信するのに先立ち、その画像形成装置へ状態センス信号を送信した時に、その画像形成装置が動作中だった場合、その旨を示す応答信号を受信するため、再度状態センス信号を送信することになるが、その画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を受信するまで、状態センス信号を所定周期で送信し続けることになるため、通信量や通信料金が増加し、中央管理装置の処理負担が極めて大きくなる。上述した動作を複数台の画像形成装置に対して行なう必要が生じた場合には、通信量および通信料金が更に増加し、中央管理装置の処理負担が更に大きくなる。
【0006】
また、中央管理装置では、上記画像形成装置へ制御信号を送信して動作を行なわせた後、その画像形成装置へ状態センス信号を送信した時に、その画像形成装置が動作中だった場合、その旨を示す応答信号を受信するため、再度状態センス信号を送信することになるが、その画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を受信するまで、その画像形成装置へ状態センス信号を所定周期で送信し続けることになるため、やはり上述と同様の問題が生じる。
【0007】
一方、画像形成装置では、中央管理装置から制御信号を受信し、その制御信号に基づいて動作を実行中に、誤動作等により異常状態となることがある。
このような場合、異常状態になった画像形成装置が通信アダプタに発呼動作を行なわせて異常が発生した旨を中央管理装置へ通報したり、中央管理装置から状態センス信号を受信した時に異常が発生した旨を中央管理装置へ返送するようにしている。したがって、特に後者の方法によれば、やはり上述と同様に、通信量および通信料金が増加し、中央管理装置の処理負担が大きくなる。
【0008】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、中央管理装置から顧客先の画像形成装置へ制御信号を送信する場合に、中央管理装置と画像形成装置との間の通信を経済的且つ効率的に行なえるようにし、その通信量や通信料金の低減化および中央管理装置の処理負担の低減化を計ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、コンピュータを備えた中央管理装置と、該中央管理装置に公衆通信回線網を介して接続する通信アダプタと、該通信アダプタに有線又は無線による専用インタフェースを介して接続する画像形成装置とによって構成され、前記中央管理装置が、公衆通信回線網,前記通信アダプタ,および前記専用インタフェースを介して前記画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムにおいて、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明は、画像形成装置に、当該画像形成装置の状態を判断する状態判断手段と、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作中応答手段と、動作中応答手段によって当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、状態判断手段によって上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作終了応答手段とを設けたものである。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、動作中応答手段によって当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作終了・異常応答手段を設けたものである。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する有効/無効判断手段と、該手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する有効応答手段と、有効/無効判断手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する無効応答手段とを設けたものである。
【0014】
請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、該制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行する動作実行手段と、前記状態判断手段によって前記動作実行手段により実行した当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたものである。
【0015】
請求項5の発明は、画像形成装置に、当該画像形成装置の状態を判断する状態判断手段と、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する第1の有効/無効判断手段と、該手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作中・有効応答手段と、第1の有効/無効判断手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が無効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作中・無効応答手段とを設けたものである。
【0016】
請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、動作中・有効応答手段によって画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたものである。
【0017】
請求項7の発明は、請求項5の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、動作中・有効応答手段によって画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作終了・異常応答手段を設けたものである。
【0018】
請求項8の発明は、請求項5〜7のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する第2の有効/無効判断手段と、該手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する有効応答手段と、第2の有効/無効判断手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する無効応答手段とを設けたものである。
【0019】
請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置に、第2の有効/無効判断手段によって上記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、該制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行する動作実行手段と、状態判断手段によって動作実行手段により実行した当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図、図2はそのセンタシステムの構成例を示すブロック図である。
【0021】
この画像形成装置管理システムは、サービスセンタSに設置されている中央管理装置としてのセンタシステム1と、各顧客先A,Bにそれぞれ設置されている電子機器類とによって構成されている。
なお、各顧客先A,Bにおける交換機の図示は省略している。
【0022】
センタシステム1は、図2に示すように、複数のクライアントコンピュータ(以下単に「クライアント」という)2a,2b,……と、サーバ3と、それらを相互に接続するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク4とによって構成されている。
【0023】
顧客先Aの電子機器類は、図1に示すように、サービスセンタSのセンタシステム1に公衆通信回線網5を介して接続する通信アダプタ11と、ファクシミリ装置(FAX)12,複写機13,プリンタ14,印刷機15を含む複数の画像形成装置と、その各画像形成装置と通信アダプタ11とを接続する有線による専用インタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」という)16とによって構成されている。
【0024】
顧客先Bの電子機器類は、サービスセンタSのセンタシステム1に公衆通信回線網5を介して接続する通信アダプタ21と、ファクシミリ装置22,複写機23,プリンタ24を含む複数の画像形成装置と、ファクシミリ装置22と通信アダプタ21とを接続する有線による専用I/F25と、複写機23,プリンタ24を含む複数の画像形成装置と通信アダプタ21とを接続する無線による専用I/F26とによって構成されている。
専用I/F26は、通信アダプタ21,複写機23,プリンタ24にそれぞれ接続されている無線装置26a,26b,26cからなる。
【0025】
図3は、クライアント2a,2b,……,サーバ3の構成例を示すブロック図である。
クライアント2aは、CPU31,リアルタイムクロック回路32,ROM33,RAM34,通信制御ユニット35a,35b,……,外部メモリ制御ユニット36,表示制御ユニット37,キーボードI/F回路部38,ネットワークI/Fユニット39,ハードディスク装置40,CRTディスプレイ41,キーボード42等によって構成されている。
【0026】
なお、クライアント2bもクライアント2aと同様の構成なので、ネットワークI/Fユニット39以外の各部の図示および説明は省略する。さらに、センタシステム1内の他のクライアントもクライアント2aと同様の構成なので、図示および説明は省略する。
【0027】
CPU31は、ROM33内の制御プログラムによってクライアント2a全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路32は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM33は、CPU31が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0028】
RAM34は、CPU31がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
通信制御ユニット35a,35bは、それぞれ公衆通信回線網5を介して外部機器との通信を制御する。
外部メモリ制御ユニット36は、ハードディスク装置(以下「HDD」と略称する)40とのインタフェース制御を行なう。
【0029】
表示制御ユニット37は、CRTディスプレイ41(LCDディスプレイ等の他の表示部でもよい)とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部38は、キーボード42とのインタフェース制御を行なう。
ネットワークI/Fユニット39は、ネットワーク4に接続されているクライアント2b等の他のクライアントやサーバ3とのインタフェース制御を行なう。
【0030】
サーバ3は、CPU51,リアルタイムクロック回路52,ROM53,RAM54,外部メモリ制御ユニット55,表示制御ユニット56,キーボードI/F回路部57,ネットワークI/Fユニット58,HDD59,CRTディスプレイ60,キーボード61等によって構成されている。
CPU51は、ROM53内の制御プログラムによってサーバ3全体を統括的に制御する中央処理装置である。
【0031】
リアルタイムクロック回路52は、時刻情報を発生するものであり、CPU51がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM53は、CPU51が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
RAM54は、CPU51がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
【0032】
外部メモリ制御ユニット55は、HDD59とのインタフェース制御を行なう。
HDD59は、例えば図2に示すような顧客データベース(以下「データベース」を「DB」と略称する)59aを格納する。この顧客DB59aは、画像形成装置を購入した顧客の名前(顧客名),住所,担当部署名(部門名),顧客担当者名,連絡先(TEL番号,FAX番号),上記画像形成装置の担当営業区,担当サービス区の各々の部門名,担当者名,連絡先などの上記顧客を特定するための情報(顧客情報)を格納している。
【0033】
表示制御ユニット56は、CRTディスプレイ60(LCDディスプレイ等の他の表示部でもよい)とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部57は、キーボード61とのインタフェース制御を行なう。
ネットワークI/Fユニット58は、ネットワーク4に接続されているクライアント2a,2b,……とのインタフェース制御を行なう。
【0034】
図4は、図1の通信アダプタ11の構成例を示すブロック図である。なお、通信アダプタ21も同様の構成なので、その図示および説明は省略する。
公衆通信回線網5からのデータは、まず回線切替回路101に入力される。ここでは、公衆通信回線網5側からの通信が通信アダプタ11に接続されているファクシミリ装置(FAX)12宛のものであれば、公衆通信回線網5側をファクシミリ装置12に接続し、センタシステム1からの通信であれば、公衆通信回線網5側をモデム102に接続する。
【0035】
また、RS−485用のトランシーバ等を用いた通信インタフェース(SI/O)103によって複写機13等の画像形成装置側との通信を行なう。
これらの制御・処理は、ROM105内の制御プログラムに従ってCPU104を中心に行なわれる。
RAM106は、各種データを一時的に格納しておくためにも用いる。このRAM106には、バックアップ用の電池(バッテリ)107が接続されている。
【0036】
スイッチ108は、各種モードを選択的に設定するためのものである。
通信アダプタ11,21はそれぞれ、自機に接続されている各画像形成装置に対して、絶えず周期的に、且つこれらに付与されたデバイスアドレス順にポーリング動作を行なう。
【0037】
図5は、複写機13の制御部の構成例を示すブロック図である。なお、複写機23等の他の画像形成装置も、同様な制御部を備えているので、それらの図示および説明は省略する。
【0038】
複写機13の制御部は、CPU111,リアルタイムクロック回路112,ROM113,RAM114,不揮発性RAM115,入出力ポート116,およびシリアル通信制御ユニット117a,117b,117cからなるPPC(複写機)コントローラと、パーソナルI/F118と、システムバス119とを備えている。
【0039】
CPU111は、ROM113内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路112は、時刻情報を発生するものであり、CPU111がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM113は、CPU111が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0040】
RAM114は、CPU111がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
不揮発性RAM115は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶するメモリであり、電池によってバックアップされている。
入出力ポート116は、機内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
【0041】
シリアル通信制御ユニット117aは、図示しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット117bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット117cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとりを行なっている。
【0042】
パーソナルI/F118は、通信アダプタ11との間の通信を司るインタフェース回路であり、CPU111の通信アダプタ11との通信処理のための負荷を軽減するために設けられている。もちろん、CPU111の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F118の機能をCPU111に取り込んでも差し支えない。
【0043】
ここで、この画像形成装置管理システムでは、複写機13,23,プリンタ14,24等の各画像形成装置がそれぞれ(いずれか1台でもよい)、この発明による各種の機能(手段)に対応する制御プログラムをROMに予め格納しておき、CPUがその制御プログラムに従って動作すると共に、パーソナルI/F等を使用することにより、上記各種の機能を実現することができる。
【0044】
以下、この画像形成装置管理システムにおけるこの発明に係わる処理動作について、図6以降の各図面も参照して具体的に説明する。
図6〜図9は、この発明に係わる処理のそれぞれ異なる実施形態(各請求項に対応する)を示すフローチャートである。
図10は、複写機13を含む各画像形成装置とセンタシステム1との間の各通信信号のフォーマット例を示す図である。
【0045】
〔第1実施形態:図6〕
図6は、各画像形成装置の制御部によるこの発明に係わる処理の第1例(第1実施形態)を示すフローチャートである。
【0046】
各画像形成装置の制御部はそれぞれ、当該画像形成装置の状態を常時監視(判断)しており、センタシステム1から通信アダプタ経由で図10の(1)に示すフォーマットの制御信号(当該画像形成装置の動作を制御するための信号)を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合は、受信した制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させる(但し受信した制御信号が有効でなかった場合は正しい動作を実行できない)が、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合は、その旨を示す応答信号(動作中応答信号)を図10の(2)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0047】
ここで、図10の(1)に示す制御信号のフォーマット例は、制御個所コードで示される個所を、続く調整値として指定された値に調整する場合を示している。
また、図10の(1)〜(5)に示す各種信号のフォーマットは、通信に必要な制御コード等は省略している。
【0048】
当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、あるいは当該画像形成装置の動作を実行させた後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らの異常も検出できず、以降も当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号(動作終了応答信号)を図10の(3)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0049】
当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、あるいは当該画像形成装置の動作を実行させた後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らかの異常を検出し、以降は当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号(動作終了・異常状態応答信号)を図10の(4)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0050】
ここで、図10の(4)に示す動作終了・異常状態応答信号のフォーマット中、異常値は付加される場合と付加されない場合が存在する。例えば、センサ電圧異常であれば、異常識別コードはセンサ電圧異常を表すコードが与えられ、続く異常個所コードはセンサ種別を表わし、そしてその異常値が付加される。用紙ジャム発生であれば、異常識別コードはジャム発生を表わし、続く異常個所コードは、第1給紙を表わし、異常値は付加されない。
【0051】
このように、各画像形成装置の制御部がそれぞれ、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、その旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、いずれかの画像形成装置へ制御信号を送信するのに先立ち、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して上記画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなる。つまり、無駄な処理を行なって、制御信号の送信時期を知る必要がなくなる。
【0052】
また、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、その応答信号を受信した時点で制御信号を再度送信すればよい。
【0053】
さらに、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、その応答信号を受信したセンタシステム1では、制御信号の送信を容易に停止でき、即座にサービスマン派遣等の必要な処置を取ることができる。
【0054】
したがって、センタシステム1から顧客先の画像形成装置へ制御信号を送信する場合、センタシステム1と画像形成装置との間の通信を経済的且つ効率的に行なえ、その通信量や通信料金を低減することができる。また、センタシステム1の処理負担も低減することができる。
【0055】
〔第2実施形態:図7〕
図7は、各画像形成装置の制御部によるこの発明に係わる処理の第2例(第2実施形態)を示すフローチャートである。
【0056】
各画像形成装置の制御部はそれぞれ、当該画像形成装置の状態を常時監視しており、センタシステム1から通信アダプタ経由で図10の(1)に示すフォーマットの制御信号(当該画像形成装置の動作を制御するための信号)を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合は、その旨を示す応答信号(動作中応答信号)を図10の(2)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0057】
当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らの異常も検出できず、以降も当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号(動作終了応答信号)を図10の(3)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0058】
当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らかの異常を検出し、以降は当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号(動作終了・異常状態応答信号)を図10の(4)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0059】
一方、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合は、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号(有効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送すると共に、受信した制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させる。
【0060】
その後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らの異常も検出できず、以降も当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号(動作終了応答信号)を図10の(3)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0061】
あるいは、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らかの異常を検出し、以降は当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号(動作終了・異常状態応答信号)を図10の(4)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0062】
受信した制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合は、その旨を示す応答信号(無効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送して最初のステップに戻り、再びセンタシステム1からの制御信号の受信を待つ。
【0063】
ここで、センタシステム1から受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であった場合でも、その画像形成装置と同一機種の他の全ての画像形成装置にとって有効であるとは限らない。同一機種の画像形成装置であっても、オプション構成,顧客特別仕様機,又は該装置の動作を制御するためのファームウェアバージョン等が相違する場合がある。
【0064】
また、従来の画像形成装置では、受信した制御信号に対する処理を行なうために若干の時間が必要となる場合、通信プロトコル上の肯定応答(アクノリッジ)信号を返送する方法がよく知られているが、その肯定応答信号では制御信号が画像形成装置にとつて有効な制御信号であるか否かを示すことができず、センタシステム1では、それを知ることが不可能である。
【0065】
このように、各画像形成装置の制御部がそれぞれ、第1実施形態と同様に、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、その旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、いずれかの画像形成装置へ制御信号を送信するのに先立ち、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して上記画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなる。つまり、無駄な処理を行なって、制御信号の送信時期を知る必要がなくなる。
【0066】
また、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、その応答信号を受信した時点で制御信号を再度送信すればよい。
【0067】
さらに、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、その応答信号を受信したセンタシステム1では、制御信号の送信を容易に停止でき、即座にサービスマン派遣等の必要な処置を取ることができる。
【0068】
さらにまた、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれセンタシステム1へ返送するので、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信したセンタシステム1では、不適当な制御信号を送信したことを即座に認識でき、センタシステム1のオペレータ(センタオペレータ)は直ちに必要な行動をとることができる。
【0069】
すなわち、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信したセンタシステム1では、不適当な制御信号を送信したことを容易且つ短時間で知ることができ、センタオペレータが画像形成装置に対する制御信号の送信停止操作を行なうなどの適切な処置をとることが可能となり、極めて効率的なシステム運用を行なうことができる。
【0070】
また、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させ、その動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、いずれかの画像形成装置へ制御信号を送信した後、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して上記画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなる。つまり、無駄な処理を行なって、画像形成装置の動作終了を知る必要がなくなる。
【0071】
したがって、センタシステム1から顧客先の画像形成装置へ制御信号を送信する場合、センタシステム1と画像形成装置との間の通信をより経済的且つ効率的に行なえ、その通信量や通信料金を大幅に低減することができる。また、センタシステム1の処理負担も大幅に低減することができる。
【0072】
〔第3実施形態:図8,図9〕
図8,図9は、各画像形成装置の制御部によるこの発明に係わる処理の第3例(第3実施形態)を示すフローチャートである。
【0073】
各画像形成装置の制御部はそれぞれ、当該画像形成装置の状態を常時監視しており、センタシステム1から通信アダプタ経由で図10の(1)に示すフォーマットの制御信号(当該画像形成装置の動作を制御するための信号)を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合は、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する。
【0074】
そして、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号(有効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送すると共に、受信した制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させる。
【0075】
その後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らの異常も検出できず、以降も当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号(動作終了応答信号)を図10の(3)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0076】
あるいは、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らかの異常を検出し、以降は当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号(動作終了・異常状態応答信号)を図10の(4)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0077】
受信した制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合は、その旨を示す応答信号(無効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送して最初のステップに戻り、再びセンタシステム1からの制御信号の受信を待つ。
【0078】
一方、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合でも、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合には、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号(有効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0079】
当該画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らの異常も検出できず、以降も当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号(動作終了応答信号)を図10の(3)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0080】
当該画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断すると共に、何らかの異常を検出し、以降は当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合は、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号(動作終了・異常状態応答信号)を図10の(4)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送する。
【0081】
受信した制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合は、その旨を示す応答信号(無効応答信号)を図10の(5)に示すフォーマットでセンタシステム1へ返送して最初のステップに戻り、再びセンタシステム1からの制御信号の受信を待つ。
【0082】
このように、各画像形成装置の制御部がそれぞれ、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合でも、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれセンタシステム1へ返送するので、次のような効果を得ることができる。
【0083】
すなわち、いずれかの画像形成装置へ制御信号を送信したセンタシステム1では、その画像形成装置が動作中だった場合、その動作の終了(画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号の受信)を待ち、更に再度制御信号の送信による応答信号の受信を待ってその制御信号が有効であるか無効であるかを判断するといったプロセスを省くことができる。
【0084】
また、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、その応答信号を受信した時点で制御信号を再度送信すればよい。
【0085】
さらに、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送した後、当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、その応答信号を受信したセンタシステム1では、制御信号の送信を容易に停止でき、即座にサービスマン派遣等の必要な処置を取ることができる。
【0086】
さらにまた、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれセンタシステム1へ返送するので、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信したセンタシステム1では、不適当な制御信号を送信したことを即座に認識でき、センタオペレータは直ちに必要な行動をとることができる。
【0087】
また、センタシステム1から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させ、その動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号をセンタシステム1へ返送するので、センタシステム1では、いずれかの画像形成装置へ制御信号を送信した後、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して上記画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなる。つまり、無駄な処理を行なって、画像形成装置の動作終了を知る必要がなくなる。
【0088】
したがって、センタシステム1から顧客先の画像形成装置へ制御信号を送信する場合、センタシステム1と画像形成装置との間の通信をより一層経済的且つ効率的に行なえ、その通信量や通信料金をより一層大幅に低減することができる。また、センタシステム1の処理負担もより一層大幅に低減することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の画像形成装置管理システムによれば、中央管理装置から顧客先の画像形成装置へ制御信号を送信する場合に、中央管理装置と画像形成装置との間の通信を経済的且つ効率的に行なえ、その通信量や通信料金の低減化および中央管理装置の処理負担の低減化を計ることができる。
【0090】
すなわち、請求項1の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、その旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、中央管理装置では、画像形成装置へ制御信号を送信するのに先立ち、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなる。
【0091】
また、画像形成装置が、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、中央管理装置では、その応答信号を受信した時点で制御信号を再度送信すればよい。
したがって、画像形成装置との間の通信量や通信料金を確実に低減することができる。また、中央管理装置の処理負担も確実に低減することができる。
【0092】
請求項2の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項1の発明と同様の処理を行なう他に、当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、その応答信号を受信した中央管理装置では、制御信号の送信を容易に停止でき、即座にサービスマン派遣等の必要な処置を取ることができるため、画像形成装置との間の通信量や通信料金をより低減することができ、中央管理装置の処理負担もより低減することができる。
【0093】
請求項3の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項1又は2の発明と同様の処理を行なう他に、中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれ中央管理装置へ返送することにより、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信した中央管理装置では、不適当な制御信号を送信したことを即座に認識でき、中央管理装置のオペレータは直ちに必要な行動をとることができる。
【0094】
すなわち、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信した中央管理装置では、不適当な制御信号を送信したことを容易且つ短時間で知ることができ、中央管理装置のオペレータが画像形成装置に対する制御信号の送信停止操作を行なうなどの適切な処置をとることが可能となり、極めて効率的なシステム運用を行なうことができる。また、請求項1又は2の発明と同様の効果を得ることもできる。
【0095】
請求項4の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項3の発明と同様の処理を行なう他に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行した後、その動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、中央管理装置では、画像形成装置へ制御信号を送信した後、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなるため、画像形成装置との間の通信量や通信料金を大幅に低減することができ、中央管理装置の処理負担も大幅に低減することができる。
【0096】
請求項5の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、中央管理装置から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中であると判断した場合でも、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれ中央管理装置へ返送することにより、画像形成装置へ制御信号を送信した中央管理装置では、その画像形成装置が動作中だった場合、その動作の終了(画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号の受信)を待ち、更に再度制御信号の送信による応答信号の受信を待ってその制御信号が有効であるか無効であるかを判断するといったプロセスを省くことができため、画像形成装置との間の通信量や通信料金を低減することができ、中央管理装置の処理負担も低減することができる。
【0097】
請求項6の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項5の発明と同様の処理を行なう他に、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、中央管理装置では、その応答信号を受信した時点で制御信号を再度送信すればよいので、画像形成装置との間の通信量や通信料金を確実に低減することができ、中央管理装置の処理負担も確実に低減することができる。
【0098】
請求項7の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項5の発明と同様の処理を行なう他に、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送した後、上記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、その応答信号を受信した中央管理装置では、制御信号の送信を容易に停止でき、即座にサービスマン派遣等の必要な処置を取ることができるため、画像形成装置との間の通信量や通信料金をより低減することができ、中央管理装置の処理負担もより低減することができる。
【0099】
請求項8の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項5〜7のいずれかの発明と同様の処理を行なう他に、中央管理装置から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断し、有効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号を、無効であると判断した場合にはその旨を示す応答信号をそれぞれ中央管理装置へ返送することにより、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信した中央管理装置では、不適当な制御信号を送信したことを即座に認識でき、中央管理装置のオペレータは直ちに必要な行動をとることができる。
【0100】
すなわち、送信した制御信号が無効である旨を示す応答信号を受信した中央管理装置では、不適当な制御信号を送信したことを容易且つ短時間で知ることができ、中央管理装置のオペレータが画像形成装置に対する制御信号の送信停止操作を行なうなどの適切な処置をとることが可能となり、極めて効率的なシステム運用を行なうことができる。また、請求項5〜7のいずれかの発明と同様の効果を得ることもできる。
【0101】
請求項9の発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が、請求項8の発明と同様の処理を行なう他に、中央管理装置から制御信号を受信したとき、当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、受信した制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行させ、その動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を中央管理装置へ返送することにより、中央管理装置では、画像形成装置へ制御信号を送信した後、その画像形成装置へ状態センス信号を送信して画像形成装置の状態を検知する処理を所定周期で繰り返す必要がなくなるため、画像形成装置との間の通信量や通信料金を大幅に低減することができ、中央管理装置の処理負担も大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のセンタシステム(中央管理装置)1の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のクライアント2a,2b,……,サーバ3の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1の通信アダプタ11の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の複写機13の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図6】 図1の複写機13を含む各画像形成装置の制御部によるこの発明に係わる処理の第1例を示すフロー図である。
【図7】 同じくこの発明に係わる処理の第2例を示すフロー図である。
【図8】 同じくこの発明に係わる処理の第3例を示すフロー図である。
【図9】その続きの処理を示すフロー図である。
【図10】図1の複写機13を含む各画像形成装置とセンタシステム1との間の各通信信号のフォーマット例を示す図である。
【符号の説明】
1:センタシステム(中央管理装置)
2a,2b:クライアント 3:サーバ
4:ネットワーク 5:公衆通信回線網
11,21:通信アダプタ
12,22:ファクシミリ装置 13,23:複写機
14,24:プリンタ 15:印刷機
16,25:有線による専用I/F
26:無線による専用I/F
26a,26b,26c:無線装置
111:CPU 112:リアルタイムクロック回路
113:ROM 114:RAM
115:不揮発性RAM 118:パーソナルI/F
Claims (9)
- コンピュータを備えた中央管理装置と、該中央管理装置に公衆通信回線網を介して接続する通信アダプタと、該通信アダプタに有線又は無線による専用インタフェースを介して接続する画像形成装置とによって構成され、前記中央管理装置が、公衆通信回線網,前記通信アダプタ,および前記専用インタフェースを介して前記画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、当該画像形成装置の状態を判断する状態判断手段と、前記中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、前記状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、その旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作中応答手段と、前記動作中応答手段によって当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送した後、前記状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了応答手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項1記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記動作中応答手段によって当該画像形成装置が動作中である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送した後、前記状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了・異常応答手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、前記状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する有効/無効判断手段と、該手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する有効応答手段と、前記有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する無効応答手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項3記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、該制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行する動作実行手段と、前記状態判断手段によって前記動作実行手段により実行した当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - コンピュータを備えた中央管理装置と、該中央管理装置に公衆通信回線網を介して接続する通信アダプタと、該通信アダプタに有線又は無線による専用インタフェースを介して接続する画像形成装置とによって構成され、前記中央管理装置が、公衆通信回線網,前記通信アダプタ,および前記専用インタフェースを介して前記画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、当該画像形成装置の状態を判断する状態判断手段と、前記中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、前記状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中であると判断した場合に、前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する第1の有効/無効判断手段と、該手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作中・有効応答手段と、前記第1の有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、画像形成装置が動作中である旨および制御信号が無効である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作中・無効応答手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項5記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記動作中・有効応答手段によって画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送した後、前記状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項5記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記動作中・有効応答手段によって画像形成装置が動作中である旨および制御信号が有効である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送した後、前記状態判断手段によって前記制御信号の受信時に実行していた当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態でないと判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨および画像形成装置が異常状態である旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了・異常応答手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記中央管理装置から当該画像形成装置の動作を制御するための制御信号を受信したとき、前記状態判断手段によって当該画像形成装置が動作中でないと判断した場合に、前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であるか無効であるかを判断する第2の有効/無効判断手段と、該手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する有効応答手段と、前記第2の有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって無効であると判断した場合には、その旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する無効応答手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 請求項8記載の画像形成装置管理システムにおいて、
前記画像形成装置に、前記第2の有効/無効判断手段によって前記制御信号が当該画像形成装置にとって有効であると判断した場合には、該制御信号に基づいて当該画像形成装置の動作を実行する動作実行手段と、前記状態判断手段によって前記動作実行手段により実行した当該画像形成装置の動作が終了したと判断し、且つ当該画像形成装置が正常に動作可能な状態であると判断した場合に、画像形成装置の動作が終了した旨を示す応答信号を前記中央管理装置へ返送する動作終了応答手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
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