JP4543228B2

JP4543228B2 - A low-floor approachable frame for nursing lifts

Info

Publication number: JP4543228B2
Application number: JP2000113110A
Authority: JP
Inventors: 忠井浦; 圭二山本
Original assignee: 株式会社いうら
Priority date: 2000-04-14
Filing date: 2000-04-14
Publication date: 2010-09-15
Anticipated expiration: 2020-04-14
Also published as: JP2001293047A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、介護用リフトにおけるフレームに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
在宅または、病院・施設等で長い間寝たきりの高齢者あるいは、患者・療養者において、例えば高齢者が車椅子や、ベッド傍らに備え付けられている便器等に身体を移動させるときは、介護者の介助が必要となることが多い。このとき、介護者は、高齢者等をベッドサイドまで移動させ、高齢者の身体を支えながら車椅子等に乗り移らせたりしなければならなかった。その際、高齢者の状態によっては、介護者は、高齢者を抱き抱えなければらず、多大な労力を強いられている。
【０００３】
そこで、このようにベッド等からの離床が困難な方を、動力を用いて持ち上げるためのリフト装置が種々提案されている。そのようなリフト装置として、例えば、固定型、移動型のものを挙げることができる。前者は、室内の壁面あるいは床面に固定設置するものであり、強度の面では問題ないが、一度設置してしまうとベッドの設置場所も一義的に決まってしまい、設置の自由度が全くない。一方、後者は、図１９に示すものでベッドをどの位置に配置しても使用することができ、自由に移動して、車椅子等に移乗させることができるので、機動性の点で優れている。
【０００４】
しかしながら、後者のリフト装置は使用上、走行可能に車輪を具備したフレームをベッド下に差し込むようにして、高齢者等の上に吊り上げ手段を位置させなければならない。そのためにベッドの基台を構成するパイプＢｐに接触しないようにフレームを低く構成しなければならない。結果として、後輪径を小さくしなければならなかった。そのために畳や絨毯といった比較的柔らかい床面上を移動する際の機動性が悪く、また敷居等室内の段差を乗り越えることができなかったり、さらには乗り心地の悪いものとなっていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、ベッド下へ進入可能なフレーム構成とし、さらに乗り心地、段差乗り越えに優れたフレームを提供することを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、大径の後輪を備えた左右一対の側部フレームと、旋回自在な前輪を備えた前側フレームからなり、該前側フレームに前記側部フレームを軸承することにより平面視において後方側が開放する略コ字状に構成した介護用リフトのフレームにおいて、前記側部フレームの前端には支軸を固着し、前記前側フレームの左右両端には軸受を固着するに、これらの支軸及び軸受は互いの軸線方向が前記後輪の接地点に向く状態で固着する一方、前記側部フレームには前記後輪の後部に位置するように小径の補助車輪を具備するに、前記後輪の車軸と該補助車輪の旋回軸とが平行かつ後輪の外側面から該補助車輪が突出する状態とすることにより、前記後輪による移動が可能な状態から前記側部フレームを回動することにより、該後輪が水平状態となるとともに前記補助車輪が接地する状態となり、フレーム高を低くした状態でも移動可能に構成したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】
本発明に係る低床進入可能なフレームでは、通常移動時には前輪及び大径の後輪で接地しているので、畳や絨毯といった比較的柔らかい床面であっても機動性に優れている。また、後輪が大径であるので敷居等の段差であっても容易に乗り越え可能である。さらに、介護用リフトは一般的に後輪側に重心が偏っており、この後輪を空気入りとすることによってクッション性に優れ、被介護者が振動による不快感を感じにくいものとすることが可能である。
【０００８】
また、ベッド上の被介護者を移動させる際には、ベッド下にフレームを進入しなければならない。そこで当該フレームは、前輪が具備される前側フレームに、大径の後輪が具備される側部フレームを、後輪の接地点方向に軸線が向くように固着した支軸を回動自在に軸承しているので、後輪の接地点を中心として外側方向に側部フレームを回動させることができる。そして、後輪が略水平まで回動すると側部フレームに取り付けられた小径の補助車輪が接地するので、従来の介護用リフトに具備されているフレームと略同一高さとなり、ベッドのパイプＢｐに接触することなく進入することができるものである。
【０００９】
そして、このフレームは種々の介護用リフト、例えば図１９に示すような被介護者を吊り上げるのもの、また後述する実施形態に挙げたアームと座部の回動によって被介護者の大腿部を保持し、背中を背受によって保持するもの、さらにはシートによって臀部・背を受け、膝を膝当てに当てるものなどにも適用することが可能である。
【００１０】
【実施例】
以下、図面に表された本発明の実施の形態を例示しつつ、本発明をより具体的に説明する。図１乃至図６は、一般的な介護用リフト１に適用可能な本発明に係る低床進入可能なフレーム２の一実施形態を示したものである。
【００１１】
まず、前記フレーム２は、大径の後輪３，３が取り付けられる一対の側部フレーム４，４と、旋回可能な前輪５，５が取り付けられる前側フレーム６とから主に構成されている。
【００１２】
前記側部フレーム４は、前後方向のパイプ４ａの前端部に支軸４ｂが固着され、他端部には小径の補助車輪７が取り付けられたものである。そして、パイプ４ａの後方部には上下方向の縦パイプ４ｃが固着され、該縦パイプ４ｃの上端部に大径の後輪３，３を取り付けている。なお、前記後輪３，３と補助車輪７，７は図３に示すように正面視において、後輪３，３の外側面から補助車輪７，７の接地部が突出する位置に取り付けられている。また、後輪３，３の車軸は左右方向とし、補助車輪７，７の車軸は後輪３，３の車軸と直交する平面内にある。なお、図示した補助車輪７，７は旋回可能なものとしているが、固定型を用いても何ら問題はない。
【００１３】
前記前側フレーム６は、左右方向の横パイプ６ａ両端に軸受６ｂ，６ｂ及びＬ字状のトリツケパイプ６ｃ，６ｃが固着されたもので、このトリツケパイプ６ｃ，６ｃ前端部には旋回可能な前輪５，５が取り付けられている。そして、前記側部フレーム４，４の支軸４ｂ，４ｂを軸受６ｂ，６ｂに回動可能に軸承し、平面視において後方側が開放した略コ字状に構成されている。なお、前記支軸４ｂ，４ｂ及び軸受６ｂ，６ｂは前記後輪３，３の接地点方向に軸線が向くように固着することによって、支軸４ｂ，４ｂの軸線、すなわち後輪３，３の接地点を中心として回動自在としている。
【００１４】
８，８は側部フレーム４，４の回動手段であり、前記パイプ４ａ，４ａ前端部に固着された軸受８ａ，８ａに枢着された操作レバー９と、前側フレーム６，６に設けたストッパー部材８ｂ，８ｂ，８ｃ，８ｃによって構成されている。詳述すると操作レバー９端部にはピン９ａが止着され、前記軸受８ａ，８ａに枢着される。さらに操作レバー９には曲折されたピン９ｂを固着し、ローラ９ｃが取り付けられている。そして、前側フレーム６のトリツケパイプ６ｃ，６ｃの内側および外側にストッパー部材８ｂ，８ｂ，８ｃ，８ｃが固着されている。すなわち、側部フレーム４，４の回動をローラ９ｃ，９ｃとストッパ−部材８ｂ，８ｂ，８ｃ，８ｃとの接触によって規制したものである。
【００１５】
また、上記回動手段８は夫々の側部フレーム４，４を単独で回動するものであるが、図７乃至図１１に示すように左右の側部フレーム４，４を同時に回動することが可能な回動手段８とすることも可能である。
【００１６】
６ｄは後述する支柱１０を固定する角型パイプで、前面には軸１１，１２が固着されている。１３は反転リンクで端部に空孔部１３ａを、中間部には前方へ突出するようにピン１３ｂを固着し、さらに前記空孔部３ａを中心とした円弧状の空孔部１３ｃを備え、他端部には空孔部１３ｄを設けたものである。１４はメインリンクで、２箇所の空孔部１４ａ，１４ｂと楕円状の空孔部１４ｃを備えており、該メインリンク１４端部には操作レバー９が固着されている。そして、前記反転リンク１３を軸１１に回動自在に枢着し、メインリンク１４を軸１２に回動自在に枢着している。すなわち、操作レバー９を時計回りに回動させると、軸１２を中心としてメインリンク１４端部の空孔部１４ａが時計回りに回動し、楕円状の空孔部１４ｃに挿通しているピン１３ｂが軸１１を中心として反転リンク１３を反時計回りに回動するので、該反転リンク１３端部の空孔部１３ｄが時計回りに回動する。そして、前記支軸４ｂ，４ｂに固着したプレート１５，１５の空孔部１５ａ，１５ａと反転リンク１３及びメインリンク１４端部の空孔部１３ｄ，１４ａを連結する連動杆１６，１６によって、夫々の支軸４ｂ，４ｂを回動させる構成としたものである。
【００１７】
なお、上記の回動手段８は、正面視において連動杆１６，１６を前側フレーム６の横パイプ６ａよりも低くするための実施形態であって、被介護者Ｍの足を連動杆１６，１６の作動時に挟み込まない効果がある。しかし、被介護者Ｍの乗車位置あるいは吊り下げ位置によっては、挟み込み等の恐れがない場合もある。そのような場合には、図示していないが操作ハンドルを固着したリンクプレートを軸に回動自在に枢着し、該軸から等距離に空孔部を設け、該空孔部と前記プレート１５，１５の空孔部１５ａ，１５ａを連動杆１６，１６で連結する構成としてもよい。
【００１８】
上記のような構成の低床進入型のフレーム２を使用したリフト装置１の一実施形態として、図１２乃至図１６に示すものが挙げられる。このリフト装置１は、前記フレーム２前方部に昇降機構（図示しない）を備えた支柱１０が立設されている。該昇降機構は、前記支柱１０上端部に止着された螺合体に螺軸を螺合させ、該螺軸上部を支柱１０に摺動可能に外嵌された摺動枠１７上部にブラケット１８を介して取り付け、さらに螺軸上端部に操作ハンドル１９が取り付けられている。すなわち、操作ハンドル１９の正逆転により螺軸が螺合体に対して上方あるいは下方へ移動し、摺動枠１７を上下に摺動させるものである。そして、該摺動枠１７にはブラケット２０を介して、被介護者Ｍの膝部を迂回するクランク状のアーム２１，２１が回動自在に枢着され、さらに該アーム２１，２１後端部には被介護者Ｍの大腿部を保持する座部２２，２２を軸承されている。また、前記ブラケット２０上部には背受シート２３が係止されるフック２４，２４を備えたテスリ２５が止着されている。
【００１９】
このように構成されたリフト装置１においては、図１５に示すようにアーム２１，２１を夫々外側上方に回動させることによって、平面視において後方側が開放した凹部空間Ｓ１が形成されるので、ベッドＢ上で端座位の姿勢をとった被介護者Ｍが該凹部空間Ｓ１内に入るようリフト装置１を後退させる。然る後、アーム２１，２１を内側下方へ回動させ、被介護者Ｍの大腿部下方へ座部２２，２２を挿し込み、背受シート２３を装着する。そして、昇降機構により被介護者Ｍを上昇させ、ベッドＢ上から所望の場所へ移動させるものである。
【００２０】
そして、ベッドＢを構成するパイプＢを構成するパイプＢｐが低い場合には、操作レバー９を回動し、左右の側部フレーム４，４を回動させる。後輪３，３が略水平になると、後輪３，３後部に設けた補助車輪７，７が設置するので、移動可能かつ極めて低いフレームとすることができる。この状態で、リフト装置１を移動させればパイプＢｐに接触することなく進入可能である。また、通常走行する際には、大径の後輪３，３を使用しているので操作性もよく、段差乗り越えも十分可能である。さらに、後輪３，３を空気入りのものとするなどクッション性を向上させることも可能なので、乗り心地も良いものとすることが可能である。
【００２１】
また、図１７は前記フレーム２を使用したリフト装置１の第二の実施形態を示すものである。このリフト装置１は、フレーム２と、フレーム２に立設した支柱１０と、この支柱１０に起伏可能に連結した被介護者Ｍ吊り上げ用の吊り上げ腕２６と、この吊り上げ腕２６先端に吊り上げ手段２７と、吊り上げ手段２７に掛けるようにしたシート部材(図示しない)とを有し、前記支柱１０と吊り上げ腕２６間に伸縮駆動する電動アクチュエータ２８を配して吊り上げ腕２６を起伏駆動させる構成としたものである。
【００２２】
前記支柱１０はフレーム２の前部に立設され、前記吊り上げ腕２６と支柱１０とは、電動アクチュエータ２８によって連結され、電動アクチュエータ２８の起動により吊り上げ腕２６全体が支柱１０の先端を中心として回動し、起伏する構成である。
【００２３】
前記吊り上げ腕２６先端には、中間部を回動可能に取り付けたハンガー形状の吊り上げ手段２７が設けられている。この吊り上げ手段２７には、ハンガー形状の両腕先端にフック部材２７ａ，２７ａが設けられ、被介護者Ｍを吊り上げるためのシート部材を掛けるようにしている。このシート部材は、例えば合成繊維等の布製のもので、フック部材２７ａ，２７ａにシート部材端部を掛けて被介護者Ｍを吊り上げる構成である。
【００２４】
なお、前記電動アクチュエータ２８は、周知の構成のもので、図示しないがモータによってねじ軸を回転させ、ねじ軸上において、伸縮軸を進退作動させることにより、前記吊り上げ腕２６を起伏させ、吊り上げ手段２７により被介護者ＭをベッドＢ等から持ち上げたり、降ろしたりする機能を有するものである。
【００２５】
上記のリフト装置１においても、フレーム２を用いることによって図１８に示すように大径の後輪３，３を略水平状態とすることによって、ベッド下のパイプＢｐに接触させることなくフレーム２を進入させることができ、被介護者Ｍ上に吊り上げ手段２７を位置させることが容易である。
【００２６】
【発明の効果】
上記のようにフレーム２を備えたリフト装置１にあっては、自在に所望の場所に移動させることができ、車椅子、トイレ等に移乗させることができ、さらに、従来のベッドＢ下へ進入可能な小径の後輪を備えていたフレームと比べて大径の後輪３，３を用いているので、畳や絨毯といった比較的柔らかい床面であっても操作が容易であり、介護者の労力を大幅に軽減することができる。また、現在一般的な住居では敷居の段差が残っているがリフト装置１を後退するように移動させることによって段差乗り越えも可能となる。また、ベッドＢへ進入させるときには、両側部フレーム４，４を回動させ後輪３，３を夫々水平状態にすることによって、フレーム２を極めて低くすることができるので問題なくベッドＢへの差込も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る低床進入型フレームの全体平面図
【図２】その全体側面図
【図３】その正面図
【図４】その側部フレームを回動させた状態を示す全体平面図
【図５】その全体側面図
【図６】その正面図
【図７】別の回動手段を示す要部側面図
【図８】その正面図（１）
【図９】その正面図（２）
【図１０】その側部フレームの作動状態を示す正面図（１）
【図１１】その正面図（２）
【図１２】本発明に係るフレームを使用するリフト装置を示す全体側面図
【図１３】その正面図
【図１４】その平面図
【図１５】そのアーム・座部の作用を示す平面図
【図１６】その使用状態を示す側面図
【図１７】別のリフト装置を示す全体側面図
【図１８】その使用状態を示す側面図
【図１９】従来のリフト装置を示す側面図
【符号の説明】
１介護用リフト
２フレーム
３後輪
４側部フレーム
４ｂ支軸
５前輪
６前側フレーム
６ｂ軸受
７補助車輪
８回動手段[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a frame in a care lift.
[0002]
[Prior art]
For elderly people who have been bedridden for a long time at home or in hospitals / facilities, etc., or patients / healers, for example, when elderly people move their bodies to wheelchairs, toilets, etc. Is often required. At this time, the caregiver had to move the elderly etc. to the bedside and transfer to a wheelchair etc. while supporting the elderly person's body. At that time, depending on the state of the elderly, the caregiver has to hold the elderly and is forced a great deal of labor.
[0003]
Therefore, various lift devices have been proposed for lifting the person who is difficult to get out of bed as described above using power. Examples of such a lift device include a fixed type and a movable type. The former is fixedly installed on the wall or floor of the room, and there is no problem in terms of strength, but once installed, the bed installation location is also uniquely determined, and there is no freedom of installation at all. . On the other hand, the latter is as shown in FIG. 19 and can be used regardless of the position of the bed, and can move freely and be transferred to a wheelchair or the like. .
[0004]
However, in the latter lift device, the lifting means must be positioned on the elderly or the like by inserting a frame having wheels so that it can run under the bed. Therefore, the frame must be configured low so as not to come into contact with the pipe Bp that forms the bed base. As a result, the rear wheel diameter had to be reduced. For this reason, the mobility when moving on a relatively soft floor such as a tatami mat or a carpet is poor, and it is impossible to get over the steps in the room such as a sill, and further, the ride is uncomfortable.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above problems, and it is an object of the present invention to provide a frame structure that can enter under the bed and that is excellent in ride comfort and step over.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a pair of side frames having a rear wheel of large diameter, made from the front side frame with pivotable wheels, rear side in the plan view by journalled said side frames to said front frame In the frame of the care lift constructed in a substantially U-shape that opens, a support shaft is fixed to the front end of the side frame, and bearings are fixed to the left and right ends of the front frame. The bearings are fixed in a state in which the axial directions of the bearings are directed to the grounding point of the rear wheel, while the side frame is provided with a small-diameter auxiliary wheel so as to be located at the rear part of the rear wheel. By turning the side frame from a state in which the rear wheel can move by setting the auxiliary wheel to be in a state in which the axle and the turning axis of the auxiliary wheel are parallel and the auxiliary wheel protrudes from the outer surface of the rear wheel. , The rear wheel is horizontal A state in which the auxiliary wheel is grounded becomes, characterized by being movable in a well while lower frame height.
[0007]
[Action]
The frame capable of entering a low floor according to the present invention is grounded by a front wheel and a large-diameter rear wheel during normal movement, and therefore has excellent mobility even on a relatively soft floor such as a tatami mat or a carpet. Moreover, since the rear wheel has a large diameter, it is possible to easily get over even a step such as a threshold. In addition, the lift for nursing care is generally biased toward the rear wheel side, and by making the rear wheel pneumatic, it is excellent in cushioning properties and the care recipient may not feel discomfort due to vibration. Is possible.
[0008]
Further, when moving the care recipient on the bed, the frame must enter under the bed. Therefore, the frame is rotatably supported by a support frame, in which a side frame provided with a large-diameter rear wheel is fixed to a front frame provided with a front wheel so that an axis is directed toward the grounding point of the rear wheel. As a result , the side frame can be rotated outward about the ground contact point of the rear wheel . When the rear wheel rotates to a substantially horizontal position, the small-diameter auxiliary wheel attached to the side frame comes into contact with the ground , so that it becomes substantially the same height as the frame provided in the conventional care lift, and is attached to the bed pipe Bp. It can enter without touching.
[0009]
This frame is used for various care lifts, for example, lifting a cared person as shown in FIG. 19, and the thigh of the cared person by rotating the arm and the seat described in the embodiments described later. It can be applied to a device that holds and holds the back by a back support, or a device that receives a buttocks / back by a sheet and applies a knee to a knee pad.
[0010]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to the embodiments of the present invention shown in the drawings. 1 to 6 show an embodiment of a frame 2 capable of entering a low floor according to the present invention that can be applied to a general care lift 1.
[0011]
First, the frame 2 is mainly composed of a pair of side frames 4 and 4 to which large-diameter rear wheels 3 and 3 are attached, and a front frame 6 to which turnable front wheels 5 and 5 are attached.
[0012]
The side frame 4 has a support shaft 4b fixed to a front end portion of a pipe 4a in the front-rear direction and a small-diameter auxiliary wheel 7 attached to the other end portion. A vertical pipe 4c in the vertical direction is fixed to the rear part of the pipe 4a, and large-diameter rear wheels 3 and 3 are attached to the upper end of the vertical pipe 4c. As shown in FIG. 3, the rear wheels 3 and 3 and the auxiliary wheels 7 and 7 are attached to a position where the grounding portion of the auxiliary wheels 7 and 7 protrudes from the outer surface of the rear wheels 3 and 3 as viewed from the front. Yes. The axles of the rear wheels 3 and 3 are set in the left-right direction, and the axles of the auxiliary wheels 7 and 7 are in a plane orthogonal to the axles of the rear wheels 3 and 3. Although the illustrated auxiliary wheels 7 and 7 are capable of turning, there is no problem even if a fixed type is used.
[0013]
The front frame 6 has bearings 6b, 6b and L-shaped trike pipes 6c, 6c fixed to both ends of the horizontal pipe 6a in the left-right direction, and the front wheels 5, 5 that can turn at the front ends of the trike pipes 6c, 6c. Is attached. The support shafts 4b and 4b of the side frames 4 and 4 are rotatably supported by bearings 6b and 6b, and are configured in a substantially U shape with the rear side opened in plan view. The support shafts 4b and 4b and the bearings 6b and 6b are fixed so that the axis is directed toward the grounding point of the rear wheels 3 and 3, so that the axes of the support shafts 4b and 4b , that is, the rear wheels 3 and 3 are fixed. It is rotatable around the ground point.
[0014]
Reference numerals 8 and 8 denote rotating means for the side frames 4 and 4 provided on the operation lever 9 pivotally attached to the bearings 8a and 8a fixed to the front ends of the pipes 4a and 4a and the front frames 6 and 6, respectively. The stopper members 8b, 8b, 8c and 8c are configured. More specifically, a pin 9a is fixed to the end of the operation lever 9, and is pivotally attached to the bearings 8a and 8a. Further, a bent pin 9b is fixed to the operation lever 9, and a roller 9c is attached. Stopper members 8b, 8b, 8c, 8c are fixed to the inside and the outside of the trike pipes 6c, 6c of the front frame 6. That is, the rotation of the side frames 4, 4 is restricted by the contact between the rollers 9c, 9c and the stopper members 8b, 8b, 8c, 8c.
[0015]
The pivot means 8 pivots the side frames 4 and 4 independently. As shown in FIGS. 7 to 11, the left and right side frames 4 and 4 are simultaneously rotated. It is also possible to use the rotating means 8 capable of
[0016]
Reference numeral 6d denotes a square pipe for fixing a support column 10 to be described later, and shafts 11 and 12 are fixed to the front surface. 13 is a reverse link, and has a hole 13a at the end, a pin 13b fixed to the middle so as to protrude forward, and an arc-shaped hole 13c centered on the hole 3a. The other end portion is provided with a hole portion 13d. Reference numeral 14 denotes a main link, which includes two hole portions 14a and 14b and an elliptical hole portion 14c, and an operation lever 9 is fixed to an end portion of the main link 14. The reverse link 13 is pivotally attached to the shaft 11 and the main link 14 is pivotally attached to the shaft 12. That is, when the operating lever 9 is rotated clockwise, the hole 14a at the end of the main link 14 is rotated clockwise around the shaft 12, and the pin is inserted through the elliptical hole 14c. Since 13b rotates the inversion link 13 counterclockwise around the shaft 11, the hole 13d at the end of the inversion link 13 rotates in the clockwise direction. And, by means of interlocking rods 16 and 16 for connecting the hole portions 15a and 15a of the plates 15 and 15 fixed to the support shafts 4b and 4b and the hole portions 13d and 14a at the ends of the reverse link 13 and the main link 14, respectively. The support shafts 4b and 4b are configured to rotate.
[0017]
The rotating means 8 is an embodiment for lowering the interlocking rods 16 and 16 than the horizontal pipe 6a of the front frame 6 in a front view, and the foot of the care recipient M is interlocked with the interlocking rods 16 and 16. There is an effect not to be caught during the operation. However, depending on the cared person's M boarding position or hanging position, there is a case where there is no fear of being caught. In such a case, although not shown, a link plate to which an operation handle is fixed is pivotally mounted about a shaft, and a hole portion is provided at an equal distance from the shaft, and the hole portion and the plate 15 are provided. , 15 holes 15a, 15a may be connected by interlocking rods 16, 16.
[0018]
As an embodiment of the lift device 1 using the low floor approach type frame 2 having the above-described configuration, the one shown in FIGS. In this lift device 1, a support column 10 provided with an elevating mechanism (not shown) is erected in front of the frame 2. The elevating mechanism is configured such that a screw shaft is screwed onto a screwed body fixed to the upper end portion of the support column 10, and a bracket 18 is attached to an upper portion of a slide frame 17 that is slidably fitted to the support column 10. Further, an operation handle 19 is attached to the upper end portion of the screw shaft. That is, the screw shaft moves upward or downward with respect to the screwed body by forward / reverse rotation of the operation handle 19 to slide the sliding frame 17 up and down. Crank-shaped arms 21 and 21 that bypass the knee of the cared person M are pivotally attached to the sliding frame 17 via the bracket 20, and the rear ends of the arms 21 and 21 are further pivoted. The seats 22 and 22 that hold the thigh of the cared person M are supported. Also, a bracket 25 having hooks 24, 24 on which the backrest sheet 23 is locked is fixed to the upper portion of the bracket 20.
[0019]
In the lift device 1 configured as described above, as shown in FIG. 15, the arms 21 and 21 are respectively rotated upward and outward to form the recessed space S <b> 1 whose rear side is open in plan view. human subject M took stanza position posture on B retracts the lifting device 1 to enter into the recess space S1. Thereafter, the arms 21 and 21 are rotated inward and downward, the seats 22 and 22 are inserted below the thighs of the cared person M, and the back seat 23 is mounted. Then, the cared person M is raised by the lifting mechanism and moved from the bed B to a desired place.
[0020]
And when the pipe Bp which comprises the pipe B which comprises the bed B is low, the operation lever 9 is rotated and the left-right side frames 4 and 4 are rotated . When the rear wheels 3 and 3 are substantially horizontal, the auxiliary wheels 7 and 7 provided at the rear of the rear wheels 3 and 3 are installed, so that the movable and extremely low frame can be obtained. If the lift device 1 is moved in this state, it can enter without contacting the pipe Bp. Further, when traveling normally, since the large-diameter rear wheels 3 and 3 are used, the operability is good and it is possible to get over the step. Furthermore, since the cushioning property can be improved by making the rear wheels 3 and 3 pneumatic, it is possible to improve the riding comfort.
[0021]
FIG. 17 shows a second embodiment of the lift device 1 using the frame 2. The lift device 1 includes a frame 2, a column 10 erected on the frame 2, a lifting arm 26 for lifting a cared person M connected to the column 10 so as to be raised and lowered, and a lifting means 27 at the tip of the lifting arm 26. And a seat member (not shown) that is hung on the lifting means 27, and an electric actuator 28 that extends and retracts is disposed between the support column 10 and the lifting arm 26 to drive the lifting arm 26 up and down. Is.
[0022]
The column 10 is erected at the front of the frame 2, the lifting arm 26 and the column 10 are connected by an electric actuator 28, and the entire lifting arm 26 rotates around the tip of the column 10 by the activation of the electric actuator 28. It is configured to move and undulate.
[0023]
At the tip end of the lifting arm 26, a hanger-shaped lifting means 27 having an intermediate portion rotatably attached thereto is provided. The lifting means 27 is provided with hook members 27a, 27a at the tips of both hanger-shaped arms so that a seat member for lifting the cared person M is hung. This sheet member is made of, for example, a cloth such as synthetic fiber, and has a configuration in which the care receiver M is lifted by hooking the end of the sheet member on the hook members 27a and 27a.
[0024]
The electric actuator 28 has a well-known structure, and although not shown, the screw shaft is rotated by a motor, and the telescopic shaft is advanced and retracted on the screw shaft, thereby raising and lowering the lifting arm 26, and lifting means. 27 has a function of lifting or lowering the cared person M from the bed B or the like.
[0025]
Also in the lift device 1 described above, by using the frame 2, the large-diameter rear wheels 3 and 3 are brought into a substantially horizontal state as shown in FIG. 18, so that the frame 2 can be brought into contact with the pipe Bp under the bed. The lifting means 27 can be easily positioned on the cared person M.
[0026]
【The invention's effect】
In the lift device 1 provided with the frame 2 as described above, the lift device 1 can be freely moved to a desired place, can be transferred to a wheelchair, a toilet, etc., and can enter under the conventional bed B. such so small after as compared to the frame equipped with wheels is used rear wheels 3, 3 of large diameter, is easy operation even relatively soft floor such as tatami or carpet, labor caregiver Can be greatly reduced. Moreover, although the level difference of the sill remains in a general residence at present, it is possible to get over the level difference by moving the lift device 1 backward. Further, when entering the bed B , the frame 2 can be made extremely low by rotating the both side frames 4 and 4 to make the rear wheels 3 and 3 horizontal , so there is no problem with the difference to the bed B. Can be included.
[Brief description of the drawings]
Overall plan view of a low-floor entry type frame according to the invention, FIG 2 shows the overall side view [FIG 3] a front view Figure 4 overall plan illustrating a state in which pivoting the side frame FIG. 5 is a side view of the whole. FIG. 6 is a front view of the device. FIG. 7 is a side view of the main part showing another rotating means.
FIG. 9 is a front view (2).
FIG. 10 is a front view showing the operating state of the side frame (1).
FIG. 11 is a front view thereof (2).
12 is an overall side view showing a lift device using a frame according to the present invention. FIG. 13 is a front view thereof. FIG. 14 is a plan view thereof. FIG. 15 is a plan view showing the operation of the arm / seat portion. FIG. 17 is a side view of another lift device. FIG. 18 is a side view of the lift device. FIG. 19 is a side view of a conventional lift device.
1 Lift for nursing care 2 Frame 3 Rear wheel 4 Side frame
4b support shaft 5 front wheel 6 front frame 6b bearing 7 auxiliary wheel 8 rotating means

Claims

大径の後輪を備えた左右一対の側部フレームと、旋回自在な前輪を備えた前側フレームからなり、該前側フレームに前記側部フレームを軸承することにより平面視において後方側が開放する略コ字状に構成した介護用リフトのフレームにおいて、前記側部フレームの前端には支軸を固着し、前記前側フレームの左右両端には軸受を固着するに、これらの支軸及び軸受は互いの軸線方向が前記後輪の接地点に向く状態で固着する一方、前記側部フレームには前記後輪の後部に位置するように小径の補助車輪を具備するに、前記後輪の車軸と該補助車輪の旋回軸とが平行かつ後輪の外側面から該補助車輪が突出する状態とすることにより、前記後輪による移動が可能な状態から前記側部フレームを回動することにより、該後輪が水平状態となるとともに前記補助車輪が接地する状態となり、フレーム高を低くした状態でも移動可能に構成したことを特徴とする低床進入型フレーム。 Substantially the rear side is opened in a left and right pair of side frames having a rear wheel of large diameter, made from the front side frame with pivotable wheels, viewed by journalled said side frames to said front frame In the frame of the care lift configured in a U-shape, a support shaft is fixed to the front end of the side frame, and bearings are fixed to the left and right ends of the front frame. The side frame is fixed in a state where the axial direction is directed to the ground contact point of the rear wheel, and the side frame is provided with a small-diameter auxiliary wheel so as to be positioned at the rear part of the rear wheel. By turning the side frame from a state in which movement by the rear wheel is possible, the auxiliary wheel protrudes from the outer surface of the rear wheel in parallel with the turning axis of the wheel. When becomes horizontal Said auxiliary wheel is a state of the ground, low-floor entry type frame, characterized in that the movable structure even in a state where the lower frame height even.