JP4542944B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、補強構造を備える筐体を具備する電子機器に関する。
電子機器として例えばポータブルコンピュータなどの筐体は、強度を向上するために補強が施されている。
補強構造の一例として、筐体の周壁に、複数の梁を形成する構造がある。この梁は、周壁から内側に向かって延びており、周壁の一部、もしくは略全周に亘って形成される。このように、梁を備える構造によって、筐体の強度は、向上する。
一方、筐体は、衝撃が入力されると、該衝撃によって筐体に亀裂が形成されるなどして、該衝撃を吸収する作用を有している。このように衝撃が吸収されることによって、筐体内に収容されている基板などに衝撃が伝わることが抑制される。
しかし、筐体が上記したような補強構造を有していると、高い衝撃が入力された際に形成される亀裂は、各梁を避けて各梁の先端を結ぶように広い範囲に形成されることが考えられる。
亀裂が広い範囲に形成されると、筐体の見栄えが悪くなるので好ましくない。
このため、周壁において梁を形成すべき範囲と、この範囲と対向しかつ筐体内に形成される縦壁と、の間に梁を渡らせることによって、筐体の強度を更に向上させる補強構造が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−280518号公報
しかし、特許文献1に開示されている補強構造では、筐体の強度が更に向上することによって、周壁に入力された衝撃が吸収されにくくなる。それゆえ、周壁に高い衝撃が入力されても、該衝撃は、筐体によって吸収されることなく基板などの部品に伝達されることが考えられる。
このように、基板などの部品に衝撃が伝達されると、該部品の機能が破壊されることが考えられる。それゆえ、衝撃が筐体によって吸収されることなく基板などの部品に伝達されることは、好ましくない。
したがって、本発明は、所定の衝撃が入力された際に、筐体に亀裂が形成されることによって該衝撃を吸収するとともに、該衝撃を吸収した後の筐体の見栄えを向上できる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つの形態に係る電子機器は、端壁部と、前記端壁部に設けられる側壁部と、を有する筐体を備える。前記筐体は、縦壁部と、第1の梁と,第2の梁と、を備える。前記縦壁は、前記端壁部において前記側壁部よりも内側に形成され、前記側壁部の少なくとも一部と対向する。前記第1の梁は、前記側壁部と前記端壁部とに形成され、前記側壁部から前記縦壁部に向かって前記縦壁部と接しない位置まで延びる。前記第2の梁は、前記縦壁部と前記端壁部とに形成され、前記縦壁部から前記側壁部に向かって前記側壁部と接しない位置まで延びる。前記第1の梁と前記第2の梁とが並ぶ方向に隣り合う第1の梁と第2の梁とは、前記並ぶ方向に沿って互いに対向する領域を有する。
本発明によれば、所定の衝撃が入力された際に、筐体に亀裂が形成されることによって、該衝撃を吸収するとともに、該衝撃を吸収した後の筐体の見栄えを向上できる電子機器を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器について、ポータブルコンピュータ10を一例に、図1から図7を参照して説明する。
図1は、ポータブルコンピュータ10を示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ10は、コンピュータ本体20と、表示ユニット30と、を備えている。
コンピュータ本体20は、第1の筐体21を備えている。第1の筐体21は、本発明で言う、筐体の一例である。第1の筐体21は、扁平な箱状である。第1の筐体21の内部には、ハードディスクドライブや基板などの部品が収容されている。
図2は、第1の筐体21が分解された状態を示している。図2に示すように、第1の筐体21は、上カバー22と、下カバー23と、を備えている。上カバー22は、第1の筐体21の上部を構成している。下カバー23は、第1の筐体21の下部を構成している。第1の筐体21は、上カバー22と下カバー23とが互いに重ねられることによって、形成される。
上カバー22は、下方に開口している。上カバー22は、例えばマグネシウム合金で形成されている。なお、上カバー22を形成する材料は、マグネシウム合金に限定されるものではない。例えば、上カバー22は、他の金属で形成されてもよい。または、上カバー22は、樹脂で形成されてもよい。
上カバー22は、上壁22aと、上前壁22bと、上左壁22cと、上右壁22dと、上後壁22eと、を有している。上壁22aは、本発明で言う端壁部の一例である。上壁22aの上面には、キーボード24が配置されている。
上前壁22bは、上壁22aの前縁に形成されており、下方に向かって延びている。上左壁22cは、上壁22aの左縁に形成されており、下方に向かって延びている。上右壁22dは、上壁22aの右縁に形成されており、下方に向かって延びている。上後壁22eは、上壁22aの後縁に形成されており、下方に向かって延びている。上前壁22bと、上左壁22cと、上右壁22dと、上後壁22eとは、本発明で言う、側壁部の一例である。
上カバー22の構造は、後で詳細に説明される。
下カバー23は、上方に開口している。下カバー23は、下壁23aと、下前壁23bと、下左壁23cと、下右壁23dと、下後壁23eと、を有している。下壁23aは、本発明で言う端壁の一例である。
下前壁23bは、下壁23aの前縁に形成されており、上方に向かって延びている。下左壁23cは、下壁23aの左縁に形成されており、上方に向かって延びている。下右壁23dは、下壁23aの右縁に形成されており、上方に向かって延びている。下後壁23eは、下壁23aの後縁に形成されており、上方に向かって延びている。
下前壁23bと下左壁23cと下右壁23dと下後壁23eとは、本発明で言う、側壁部の一例である。
第1の筐体21は、上カバー22と下カバー23とが互いに重なることによって、形成される。図1に示すように、上前壁22bと下前壁23bとが上下方向に重なることによって、第1の筐体21の前壁21bが形成される。上左壁22cと下左壁23cとが上下方向に重なることによって、第1の筐体21の左壁21cが形成される。上右壁22dと下右壁23dとが上下方向に重なることによって、第1の筐体21の右壁21dが形成される。上後壁22eと下後壁23eとが上下方向に重なることによって、第1の筐体21の後壁21eが形成される。
なお、図2中において、第1の筐体21内に収容される基板などの部品は、省略されている。
図1と図2とに示すように、第1の筐体21の左前のコーナー部25の近傍、具体的には、コーナー部25を挟んで左壁21c側と前壁21b側とは、外側に張り出しており、張出部25aを形成している。
右前のコーナー部26の近傍、具体的には、コーナー部26を挟んで右壁21d側と前壁21b側とは、外側に張り出しており、張出部26aを形成している。左後ろのコーナー部27の近傍、具体的には、コーナー部27を挟んで左壁21c側と後壁21e側とは、外側に張り出しており、張出部27aを形成している。右後ろのコーナー部28の近傍、具体的には、コーナー部28を挟んで右壁21d側と後壁21e側とは、外側に張り出しており、張出部28aを形成している。
これら、張出部25a,26a,27a,28aは、第1の筐体21において張出部25a,26a,27a,28a以外の部位よりも、外側に張り出している。
それゆえ、上カバー22と下カバー23とは、各張出部25a,26a,27a,28aに対応して、4隅近傍が外側に張り出している。
図1に示すように、表示ユニット30は、第2の筐体31と、液晶表示パネル32と、を備えている。液晶表示パネル32は、第2の筐体31に収容されている。液晶表示パネル32は、画像を表示するスクリーン32aを有している。スクリーン32aは、第2の筐体31の前面に形成された開口部31aを通じて第2の筐体31の外方に露出している。
第2の筐体31は、第1の筐体21の後端部に、図示しないヒンジを介して支持されている。表示ユニット30は、閉じ状態と、開き状態との間で回動自由である。閉じ状態は、表示ユニット30がキーボード24を上方から覆うようにコンピュータ本体20の上に横たわる状態である。開き状態は、表示ユニット30がキーボード24やスクリーン32aを露出させるようにコンピュータ本体20に対して起立する状態である。
第1の筐体21には、例えば落下した際などの衝撃に対する補強構造が設けられている。この補強構造について、上カバー22を代表して説明する。
図3は、上カバー22の内側を示している。図3に示すように、上カバー22において、左後ろコーナー部27の近傍の張出部27aと、右後のコーナー部28の近傍の張出部28aと、には、上記された補強構造が施されている。
図4は、図3に示されたF4の範囲を拡大して示している。図4に示すように、上カバー22におけるコーナー部28には、ボス部43が形成されている。ボス部43は、上カバー22と下カバー23とが組み合わされる場合に、お互いを締結する例えばボルトが通される。
ボス部43は、上壁22aの内面から下方に向かって延びている。なお、図4は、上カバー22の内側が上方に向かって開口している状態を示している。それゆえ、ボス部43は、上方に向かって延びているように示されている。ボス部43は、略円柱状である。
また、張出部28aの範囲内の上右壁22dと対向する部位には、第1の筐体21内に基板などの各種部品を配置するためなどに用いられる突部45が形成されている。突部45とボス部43との間には、上右壁22dと向かい合う縦壁部46が形成されている。
突部45において上右壁22dと対向する壁面45aと、縦壁部46において上右壁22dと対向する壁面46aとは、例えば略同一面上に位置している。
上記補強構造として、張出部28aには、複数の第1の梁51と、複数の第2の梁52と、が形成されている。
複数の第1の梁51の内、2つの第1の梁51は、上右壁22dにおいて張出部27aの内側の範囲に形成されている。上右壁22dに形成される第1の梁51のうち一方の第1の梁51は、上右壁22dにおいて、突部45と向かい合う第1の地点53に形成されている。他方の第1の梁51は、上右壁22dにおいてボス部43と縦壁部46との間に対応する第2の地点54に形成されている。第1の地点53は、第2の地点54よりも前方に位置している。
第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51は、上右壁22dから上左壁22cへ向かう方向Aに沿って内側に延びており、互い略平行である。
図5は、図3に示されたF4の範囲の平面図である。図5に示すように、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51は、突部45および縦壁部46と上右壁22dとの間の中間地点55よりも突部45および縦壁部46側に延びている。
第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51の先端は、突部45と縦壁部46とに達しない。第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51の上記された長さは、一例である。
上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51の長さは、張出部28aに求められる強度に応じて決定されている。上右壁22dのうち、第1の梁51の近傍の範囲の剛性は、第1の梁51の長さが長くなるほど、向上する。
上右壁22dに入力された衝撃は、該衝撃によって上壁22aが変形または破壊されることによって、第1の筐体21で吸収される。第1,2の地点53,54に形成された2つの第1の梁51は、所定の長さを有して強度を確保するとともに、突部45および縦壁部46とに達するまで延びないことによって、上壁22aの変形代または破壊代を確保している。
図6は、図5に示されたF6−F6線に沿う断面図である。図6に示すように、上右壁22dの第1の地点53に形成された第1の梁51の高さH1は、第1の地点53の近傍の上壁22aの厚みH2よりも高い。つまりH1>H2となる。
同様に、上右壁22dの第2の地点54に形成された第1の梁51の高さは、第2の地点54の近傍の上壁22aの厚みよりも高くなるように設定されている。
図7は、図5に示されたF7−F7線に沿う断面図である。図7に示すように、上右壁22dの第1の地点53に形成される第1の梁51の側面形状は、例えば略長方形状である。それゆえ、第1の地点53に形成された第1の梁51の高さH1は、全域において、H2よりも大きくなる。
上右壁22dの第2の地点54に形成された第1の梁51の側面形状も、第1の地点53に形成された第1の梁51と略同様である。それゆえ、第2の地点54に形成された第1の梁51の高さは、全域において、この第1の梁51が形成される地点近傍の上壁22aの厚みよりも大きくなる。
なお、これら第1の梁51の側面形状は、略長方形状に限定されない。例えば、第1の梁51の側面形状は、台形状であってもよい。このような場合、第1の梁51の最も低い箇所の高さが、この第1の梁51が形成される地点近傍の上壁22aの厚みよりも高ければよい。
図6と図7とに示すように、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51は、上壁22aと上右壁22dとに一体に形成されている。
図4に示すように、複数の第2の梁52のうち、1つの第2の梁52は、突部45と上壁22aとに一体に形成されている。それゆえ、突部45は、本発明で言う縦壁部として機能する。このように、既存の突部45なども縦壁部として利用することができる。
突部45に形成される第2の梁52は、突部45において上右壁22dと向かい合う壁面45aから、上右壁22dに向かって延びている。突部45に形成される第2の梁52は、上右壁22dの第1の地点53に形成される第1の梁51よりも前方に配置されている。
突部45に形成される第2の梁52は、上右壁22d側に向かって、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51と略平行に延びている。
突部45に形成される第2の梁52は、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51のように、突部45と上壁22aとに、一体に形成されている。
突部45に形成される第2の梁52の高さは、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51と同様に、この第2の梁52が形成される地点の近傍の上壁22aの厚みよりも高い。
また、図4と図5とに示すように、複数の第2の梁52のうち、もう1つの第2の梁52は、縦壁部46と上壁22aとに一体に形成されている。この第2の梁52は、縦壁部46において上右壁22dと向かい合う壁面46aから上右壁22dに向かって延びている。
縦壁部46に形成される第2の梁52は、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成される第1の梁51の間に対応して配置されており、第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51と略平行に延びている。縦壁部46は、本発明で言う、縦壁部の一例である。
縦壁部46に形成される第2の梁52は、上右壁22dの第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51と同様に、縦壁部46と上壁22aとに一体に形成されている。
縦壁部46に形成された第2の梁52の高さは、この第2の梁52が形成される近傍の上壁22aの厚みよりも高い。
突部45に形成された第2の梁52の側面形状と縦壁部46に形成された第2の梁52の側面形状は、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と同様に、例えば略長方形状である。そして、これら第2の梁52の高さは、略全域において、対応する上壁22aの厚みよりも高い。第2の梁52の形状も、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と同様に、略長方形状に限定されない。
第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と、突部45に形成された第2の梁52と、縦壁部46に形成された第2の梁52とは、図4中に2点鎖線で示されるように、これらの梁が並ぶ方向D1に沿って、例えば互いに略等間隔離れて配置されている。並ぶ方向D1は、略直線状である。
第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と、突部45に形成された第2の梁52と、縦壁部46に形成された第2の梁52と、の配置関係を具体的に説明する。第2の地点54に形成された第1の梁51から縦壁部46に形成された第2の梁52までの距離と、縦壁部46に形成された第2の梁52から第1の地点53に形成された第1の梁51までの距離と、第1の地点53に形成された第1の梁51から突部45に形成された第2の梁52までの距離とは、略同じ間隔である。
突部45に形成された第2の梁52の長さは、この第2の梁52と第1の地点53に形成された第1の梁51とが、並ぶ方向D1に沿って互いに対向する領域C1を有するように設定されている。
突部45に形成される第2の梁52の側面の内、第1の地点53に形成された第1の梁51と対向する領域C1を斜線で示す。第1の地点53に形成された第1の梁51の内、突部45に形成される第2の梁52と対向する領域C2を斜線で示す。
図5に示すように、対向する領域C1,C2は、第1の地点53に形成された第1の梁51から突部45に形成された第2の梁52までの距離に対応して、決定される。この点について、具体的に説明する。
図5に示すように、上右壁22dの第1の地点53に形成された第1の梁51から突部45に形成された第2の梁52までの距離をb1とし、対向する領域C1,C2の長さをa1とすると、突部45に形成された第2の梁52の長さL1は、a1>b1/2となるように、決定される。
縦壁部46に形成された第2の梁52の長さL2は、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51のそれぞれと対向する領域C3,C4を有するように、設定されている。図4中、縦壁部46に形成された第2の梁52の内、上右壁22dの第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と対向する領域C3,C4を斜線で示す。
図5に示すように、対向する領域C3は、第1の地点53に形成された第1の梁51から縦壁部46に形成された第2の梁52までの距離に対応して、決定される。この点について、具体的に説明する。
第1の地点53に形成された第1の梁51から縦壁部46に形成された第2の梁52までの距離をb2とし、対向する領域の長さをa2とすると、縦壁部46に形成された第2の梁52の長さL2は、a2>b2/2となるように、決定される。
なお、第1の地点53に形成された第1の梁51も、領域C3と同様な領域C5を有している。同様に、第2の地点54に形成される第1の梁51も、対向する領域C4と同様な領域C6を有している。
さらに、縦壁部46に形成された第2の梁52の対向領域C4の長さをa3とし、第2の地点54に形成された第1の梁51と縦壁部46に形成された第2の梁52との間の距離をb3とすると、縦壁部46に形成された第2の梁52の長さL2は、a3>b3/2となるように決定されている。
つまり、縦壁部46に形成される第2の梁52の長さL2は、a2>b2/2であってかつa3>b3/2を満たすように、決定される。
なお、本実施形態では、上右壁22dに形成された第1の梁51と、縦壁部46に形成された第2の梁52と、突部45に形成された第2の梁52とは、互いに等間隔離間して配置されている。つまり、b1=b2=b3となる。
そして、第1の地点53と第2の地点54とに形成された第1の梁51の長さは、等しい。突部45に形成された第2の梁52の長さと、縦壁部46に形成された第2の梁52の長さとは、等しい。
したがって、本実施形態では、a2>b2/2を満たすように第2の梁52の長さL2が決定されると、対向する領域C3の長さa3>b3/2となる。
次に、図4と図5とに示すように、複数の第1,2の梁51,52うち、コーナー部28と上後壁22eとに形成される第1,2の梁51,52について、説明する。
上右壁22dと上後壁22eとは、コーナー部28においてなだらかに接合されている。上右壁22dと上後壁22eとが接続される接続部56の形状は、例えば略円弧状である。
コーナー部28において上右壁22dと上後壁22eとが交わる接続部56には、3つの第1の梁51が形成されている。これら3つの第1の梁51は、接続部56の前方に位置する第3の地点57と、後方に位置する第4の地点58と、第3の地点57と第4の地点58との間に位置する第5の地点59とに、1つずつ形成されている。
これら3つの地点57,58,59は、例えば略等間隔離間している。それゆえ、これら3つの地点57,58,59に形成される各第1の梁51は、略等間隔離間している。これら3つの地点57,58,59に形成される第1の梁51は、コーナー部28の内側に向かって延びている。コーナー部28の略中心には、ボス部43が形成されているので、接続部56に形成される3つの第1の梁51は、ボス部43に向かって延びている。
これら、3つの第1の梁51は、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と同様に、接続部56と上壁22aとに一体に形成されている。これら3つの第1の梁51の高さは、それぞれが形成される地点近傍の上壁22aの厚みよりも高く設定されている。これら3つの第1の梁51の側面形状は、例えば第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と同様であって略長方形状である。
ボス部43には、3つの第2の梁52が形成されている。ボス部43に形成される3つの第2の梁52は、ボス部43の周面の内、接続部56と対向する対向面部43aに形成されている。それゆえ、ボス部43は、本発明で言う、縦壁部として機能する。
図5に示すように、ボス部43に形成される3つの第2の梁52は、対向面部43aのうち、第6の地点60と、第7の地点61と、第8の地点62とに、1つずつ形成されている。
第6の地点60は、第3の地点57の前方に対応して位置している。第7の地点61は、第3の地点57と第5の地点59との間と向い合っている。第8の地点62は、第5の地点59と第4の地点58との間と向い合っている。第6の地点60と第8の地点62と第7の地点61とは、例えば略等間隔離間している。
ボス部43に形成される3つの第2の梁52は、ボス部43と上壁22aと一体に形成されている。また、ボス部43に形成される3つの第2の梁52の側面形状は、例えば第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51同様であって、略長方形状である。ボス部43に形成される3つの第2の梁52の高さは、それぞれが形成される地点近傍の上壁22aの厚みよりも高く形成されている。
第6の地点60に形成される第2の梁52は、第3の地点57に形成された第1の梁51の前方に向かって延びている。第7の地点61に形成される第2の梁52は、第3,5の地点57,59に形成された第1の梁51間に向かって延びている。第8の地点62に形成された第2の梁52は、第4,5の地点58,59間に向かって延びている。
コーナー部28に形成された複数の第1,2の梁51,52は、略円弧状に並んで配置されており、お互いに等間隔離間している。図4に1点鎖線で示すように、コーナー部28に形成された第1,2の梁51,52の並ぶ方向D2は、略円弧状である。
図5に示すように、第3の地点57に形成された第1の梁51の長さと、第6の地点60に形成された第2の梁52の長さとは、これら第1の梁51と第2の梁52とが、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域C7,C8を有するように設定されている。対向する領域C7は、第6の地点60に形成される第2の梁52に設けられる。対向する領域C8は、第3の地点57に形成される第1の梁51に設けられる。
また、第6の地点60に形成される第2の梁52の長さは、第2の地点54に形成される第1の梁51と対向する領域C17を有するように設定されている。
第3の地点57に形成された第1の梁51の長さと、第7の地点61に形成された第2の梁52長さとは、これら第1の梁51と第2の梁52とが、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域C9,C10を有するように設定されている。対向する領域C9は、第3の地点57に形成される第1の梁51に設けられる。対向する領域C10は、第7の地点61に形成される第2の梁52に設けられる。
第7の地点61に形成された第2の梁52の長さと、第5の地点59に形成された第1の梁51の長さとは、これら第1の梁51と第2の梁52とが、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域C11,C12を有するように設定されている。対向する領域C11は、第7の地点61に形成される第2の梁52に設けられる。対向する領域C12は、第5の地点59に形成される第1の梁51に設けられる。
第5の地点59に形成された第1の梁51の長さと、第8の地点62に形成された第2の梁52の長さとは、これら第1の梁51と第2の梁52とが、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域C13,C14を有するように設定されている。対向する領域C13は、第5の地点に形成される第1の梁51に設けられる。対向する領域C14は、第8の地点62に形成される第2の梁52に設けられる。
第8の地点62に形成される第2の梁52と、第4の地点58に形成される第1の梁51とは、これら第1,2の梁51,52が、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域C15,C16を有するように設定されている。対向する領域C15は、第8の地点62に形成される第2の梁52に設けられる。対向する領域C16は、第4の地点58に形成される第1の梁51に設けられる。
本発明で言う、対向とは、並ぶ方向D2のように、各第1,2の梁51,52が互いに平行でいない場合も含む概念である。それゆえ、コーナー部28に形成される第1,2の梁51,52のように、各第1,2の梁51,52が互いに平行でない場合であっても、これら第1,2の梁51,52は、並ぶ方向D2に沿って互いに対向する領域を有する。
第4の地点58に形成された第1の梁51よりも上後壁22eに沿って内側には、第1の梁51が形成されている。この第1の梁51は、内側に向かって延びている。また、図4に示すように、張出部28aにおいて、上後壁22eと対向する範囲には、上後壁22eに向かって開口する凹部63が形成されている。
凹部63は、突部45と同様に、第1の筐体21内に基板やハードディスクドライブなどの部品を配置する際に用いられる。
凹部63は、上後壁22eに向かって延びる2本の腕部63a,63bを有している。本実施形態では、これら2本の腕部63a,63bは、上後壁22eに形成される第1の梁51の両側に配置されている。それゆえ、これら2本の腕部63a,63bは、本発明で言う第2の梁としての機能も有する。
次に、ポータブルコンピュータ10に衝撃が入力された際の第1の筐体21の様子を、張出部28aを一例に説明する。
図5に2点鎖線で示すように、例えばポータブルコンピュータ10が落下した場合など、張出部28aの範囲内の上右壁22dから所定の値以上の衝撃が入力されると、上壁22aに亀裂70が形成される。所定の値とは、第1の筐体21内に収容されるハードディスクや基板などの部品に対して好ましくない値である。
亀裂70は、第1,2の地点53,54とに形成された第1の梁51と、突部45に形成された第2の梁52と、縦壁部46に形成された第2の梁52との先端を避けるように、蛇行する。
例えばコーナー部28に所定の値以上の衝撃が入力された場合であっても、コーナー部28の上壁22aに形成される亀裂は、コーナー部28に形成された第1の梁51と第2の梁52とを避けるように蛇行する。
なお、図3に示すように、上カバー22において左後のコーナー部27の近傍の張出部27aにも、張出部28aと同様に、複数の第1の梁51と複数の第2の梁52とが形成されている。
張出部27aでは、上左壁22cに対向する位置に、縦壁部71が形成されている。縦壁部71には、2つの第2の梁52が形成されている。これら2つの第2の梁52は、上左壁22cに向かって延びている。
また、上左壁22cにおいて張出部28aの範囲内には、2つの第1の梁51が形成されている。これら2つの第1の梁51のうち一方の第1の梁51は、上左壁22cの前方に位置する第9の地点72に形成されている。第9の地点72に形成された第1の梁51は、縦壁部71に形成された2つの第2梁52の間に対応して形成されている。他方の第1の梁51は、縦壁部71に形成された2つの第2の梁52より後方に対応する第10の地点73に形成されている。
第9,10の地点に形成される第1の梁51の長さは、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51の長さと同様に、張出部28aに求められる強度に応じて決定される。
縦壁部71に形成された第1の梁51と、第9,10の地点72,73に形成された第2の梁52とは、第1の梁51と第2の梁52とが交互になるように配置されている。これら第1,2の梁51,52の並ぶ方向D3は、略直線状である。
これら第1の梁51と第2の梁52とは、並ぶ方向D3に沿って、隣り合う梁どうし互いに対向する領域を有するように、設定されている。これら第1の梁51と第2の梁52との対向する領域の夫々の長さは、第1の梁51と第2の梁52の長さの半分より長くなるように設定されている。
また、コーナー部27には、ボス部43と同様の機能を有するボス部74が形成されている。上左壁22cと上後壁22eとは、なだらかに接合されている。図示されていないが、ボス部74の周面のうち、上左壁22cと上後壁22eとの接合部75と向かい合う範囲には、接合部75に向かって複数の第2の梁52が形成されてもよい
また、接合部75には、ボス部74に形成された第2の梁52の両側に対応して第1の梁51が形成されてもよい。このように接合部75に形成される第1の梁51と、ボス部74に形成される第2の梁52との並ぶ方向は、並ぶ方向D2のように、略円弧状となる。
接合部75に形成される第1の梁51の長さとボス部74に形成される第2の梁52の長さとは、並ぶ方向に隣り合う第1の梁51と第2の梁52とが、それぞれが並ぶ方向に対向する領域を有するように設定されている。
上記のように張出部28aに第1の梁51と第2の梁52とが形成されることによって、衝撃によって張出部28aの範囲内の上壁22aに形成される亀裂は、亀裂70と同様に、第1の梁51と第2の梁52とを避けるように、蛇行する。
また、本実施形態の上カバー22では、張出部27a,28a以外の個所において、上左壁22c,上右壁22d,上前壁22bに第1の梁51が形成されている。これら、第1の梁51は、内側に向かって延びている。
このように形成されるポータブルコンピュータ10では、第1の筐体21に衝撃が入力されることによって形成される亀裂70は、図5に示すように、蛇行する。第1の筐体21は、亀裂70が形成されることによって、衝撃を吸収する。亀裂70の長さは、衝撃の大きさに比例する。
つまり、衝撃が大きくなるほど、亀裂70の長さは、長くなる。しかし、上記したように、第1の筐体21に、第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造が施されることによって、亀裂70は、蛇行する。
つまり、大きな衝撃が入力されることによって亀裂70の長さが長くなっても、亀裂70が形成される範囲は、小さく抑えられる。よって、第1の筐体21は、所定の値以上の衝撃が入力された後であっても、亀裂70が形成される範囲が小さく抑えられるので、亀裂70による見栄えの悪化が抑制される。
また、第1の梁51と第2の梁52とが複数形成されることによって、亀裂70が蛇行する範囲は、広くなる。
また、第1の梁51と第2の梁52とが1つずつ交互に配置されることによって、亀裂70は、効果的に蛇行する。
また、第1の筐体21は、張出部25a,26a,27a,28aが形成されることによって、万が一、ポータブルコンピュータ10が落下した場合などでは、ポータブルコンピュータ10は、張出部25a、26a、27a、28aのいずれかから着地するようになる。
そして、上カバー22の張出部27a,28aに第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造が施されることによって、第1の筐体21に入力される衝撃によって形成される亀裂70の範囲は、効果的に小さく抑えられる。それゆえ、第1の筐体21の見栄えの悪化が効果的に抑制される。
また、第1の梁51と第2の梁52の高さは、各第1,2の梁51,52が形成される地点の近傍の上壁22aの厚みよりも高く形成されている。それゆえ、第1の梁51と第2の梁52自体の強度が確保されるので、衝撃によって、第1の梁51と第2の梁52とが破壊されることがない。
言い換えると、衝撃によって形成される亀裂70は、第1の梁51と第2の梁52とを通ることなく、第1の梁51と第2の梁52とを避けて蛇行する。よって、亀裂70の形成される範囲は、効果的に狭められる。
また、並ぶ方向D1のように、第1の梁51と第2の梁52とが略直線状に並ぶ場合、これら第1の梁51と第2の梁52の長さは、互いに対向する領域の長さが、互いの間の距離の半分より大きくなるように設定されている。具体的には、a1>b1/2,a2>b2/2,a3>b3となっている。
それゆえ、蛇行する亀裂70の長さは、略直線状に形成された亀裂の略1.2倍より長くなる。したがって、亀裂70の形成される範囲は、効果的に小さく抑えられる。
なお、本実施形態では、上カバー22の張出部27a,28aに施された第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造を代表して説明している。しかし、これに限定されない。例えば、第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造は、張出部25a,26aに形成されてもよい。
また、本実施形態では、上カバー22に施された第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造を代表して説明されているが、これに限定されない。例えば、第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造は、下カバー23に形成されてもよい。または、第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造は、第2の筐体31に施されてもよい。
第1の梁51と第2の梁52とを備える補強構造が下カバー23と第2の筐体31に施される場合、第1の梁51は、下カバー23または第2の筐体31の側壁部から内側に向かって形成される。第2の梁52は、下カバー23または第2の筐体31において、第1の梁51が形成される部位と対向する箇所に形成される縦壁部に形成される。
なお、張出部27a、28aにおいて用いられた第1,2の梁51,52の数、配置は、一例であって、限定されるものでは、ない。上右壁22dにおいて張出部28aの範囲内には、2つの第1の梁51が形成され、突部45と縦壁部46とには、第2の梁52が1つずつ形成されているが、例えば、上右壁22dに3つや4つの第1の梁51が形成されてもよい。同様に、突部45と縦壁部46とに、2つや3つの第2の梁52が形成されてもよい。これに合わせて、複数の縦壁部を形成し、そこに第2の梁52を形成してもよい。
第1,2の梁51,52の数は、例えば第1の筐体21や第2の筐体31に望まれる強度に応じて決定される。要するに、第1の梁51と第2の梁52とが、それぞれが並ぶ方向に沿って順番に配置され、かつ、並ぶ方向に沿って第1の梁51と第2の梁52とが互いに対向する領域を有していればよい。
上記されたことは、例えばコーナー部25,26,27や他の張出部25a,26a,27a,28aであっても同様である。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図8を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、第2の梁52の長さが第1の実施形態と異なる。この点について具体的に説明する。
図8に示すように、本実施形態では、上右壁22dにおいて張出部28aの範囲内の第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51と、突部45と縦壁部46とに形成される第2の梁52とを代表して説明する。
本実施形態では、突部45と縦壁部46とに形成される第2の梁52は、上右壁22dの直前まで延びている。
また、第2の梁52が上右壁22dの直前まで延びることによって、衝撃によって形成される亀裂70の振れ幅は、大きくなる。それゆえ、亀裂70が形成される範囲は、効果的に小さく抑えられる。
なお、本実施形態では、張出部28aの範囲内の上右壁22dと突部45と縦壁部46とに形成される第1の梁51と第2の梁52とを代表して説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上カバー22において他の箇所や、下カバー23や、第2の筐体31であっても、本実施形態のように、第2の梁52が上右壁22dに代表される側壁部の直前まで延びてもよい。
このような第2の梁52が形成される範囲では、亀裂が大きく蛇行するようになるので、亀裂が形成される範囲は、効果的に小さく抑えられる。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図9を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、第2の梁52の長さが、第1の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
本実施形態では、上右壁22dにおいて張出部28aの範囲内の第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51と、突部45と縦壁部46とに形成される第2の梁52とを代表して説明する。
本実施形態では、図9に示すように、例えば、縦壁部46に形成される第2の梁52は、突部45に形成される第2の梁52よりも長く形成される。
なお、本実施形態では、第1,2の地点53,54に形成された第1の梁51と、突部45と縦壁部46とに形成された第2の52とを代表して説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態のように、異なる長さの第2の梁52が用いられる補強構造は、上カバー22の他の箇所や,第1の筐体21や、下カバー23や、第2の筐体31に施されてもよい。このような場合であっても、同様な効果が得られる。
つぎに、本発明の第4の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図10を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、並ぶ方向に隣り合う第1の梁51の間に、複数の第2の梁52が配置される点が、第1の実施形態と異なる。この点について具体的に説明する。
本実施形態では、上右壁22dにおいて張出部28aの範囲内の第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51と、突部45と縦壁部46とに形成される第2の梁52とを代表して説明する。
本実施形態では、突部45に形成される第2の梁52は、第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51の間に配置される。本実施形態であっても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51の間に2つの第2の梁52が形成されている。しかし、これに限定されない。例えば、第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51の間に、第2の梁52が例えば3つや4つ形成されてもよい。
また、上記のように並ぶ方向に隣り合う第1の梁51の間に複数の第2の梁52が形成される補強構造は、張出部28aに形成されることに限定されない。隣り合う第1の梁51の間に複数の第2の梁52が形成される補強構造は、例えば、上カバー22において他の箇所や、下カバー23や第2の筐体31などに形成されてもよい。
本実施の形態においては、隣り合う第1の梁51の間に複数の第2の梁52が形成される補強構造を開示したが、隣り合う第2の梁52の間に複数の第1の梁51が形成されていてもよいことは言うまでも無い。
つぎに、本発明の第5の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図11を参照して説明する。なお、第4の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、突部45と縦壁部46とに形成される第2の梁52の配置が、第4の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
図11に示すように、本実施形態では、突部45に形成される第2の梁52は、第1の地点53に形成される第1の梁51の直ぐ側に配置される。縦壁部46に形成される第2の梁52は、第2の地点54に形成される第1の梁51の直ぐ側に配置される。
本実施形態のように、並ぶ方向に第1の梁51と向かい合う第2の梁52が、それぞれ向かい合う第1の梁51の側に配置されることによって、亀裂70において、第1の梁51と第2の梁52との間を通る範囲は、第1,2の梁51,52と略平行になる。それゆえ、並ぶ方向に向かい合う第1の梁51と第2の梁52との近傍の範囲では、亀裂70の長さは、長くなる。したがって、亀裂70が形成される範囲は、小さく抑えられる。
つぎに、本発明の第6の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図12を参照して説明する。なお、第4の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、複数の第1,2の梁51,52が並ぶ方向に沿って隣り合う第1の梁51の間に配置される複数の第2の梁52の長さと配置が、第4の実施形態と異なる。この点について、具体的に説明する。
本実施形態では、第1の地点53と第2の地点54とに間に形成される第2の梁52は、衝撃によって形成される亀裂70の位置を、任意の位置に導くように形成、配置されている。
具体的には、図12に示すように、第1,2の地点53,54の間に第2の梁52が例えば5個形成される。これら5個の第2の梁52のうち、3つの第2の梁52は、突部45に形成される。残る2つの第2の梁52は、縦壁部46に形成される。
突部45に形成される3個の第2の梁52のうち、後方に配置される第2の梁52は、上右壁22dの直前の位置まで延びている。この第2の梁52の両側に配置される2つの第2の梁52の長さは、第1,2の地点53,54に形成される第1の梁51に向かうにつれて、次第に短くなっていく。
このように形成される第2の梁52の先端を結ぶ形状は、上右壁22dに向かって突出する山形になる。
それゆえ、衝撃によって形成される亀裂70の形状は、図中2点鎖線で示すように、上右壁22dに向かって突出する山形になる。
本実施形態では、複数の第2の梁52によって、亀裂70の形状を大きな山形に導いたが、これに限定されるものではない。
第2の梁52の長さや配置を任意に設定することによって、衝撃によって形成される亀裂70の形状を任意に設定することができる。
つぎに、本発明の第7の実施形態に係る電子機器を、ポータブルコンピュータ10を一例に、図13を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、第1の梁51と第2の梁52との形成される範囲が第1の実施形態と異なる。この点について具体的に説明する。
図13に示すように、本実施形態では、第1の梁51と第2の梁52とは、上カバー22の側壁部、つまり、上前壁22b、上左壁22c、上右壁22d、上後壁22eとの略全域に亘って形成されている。
なお、上カバー22の後端において内側は、別途にカバー部材80が取付けられる。それゆえ、ポータブルコンピュータが万が一落下した場合であっても、ポータブルコンピュータ10の後端内側には、衝撃が入力され難い。
それゆえ、本実施形態では、張出部27a,28aにおいて、上後壁22eに沿う内側81には、第1,2の梁51,52が形成されていない。しかし、これに限定されない。例えば、張出部27a,28aにおいて上後壁22eに沿う内側81に第1,2の梁51,52が形成されてもよい。
図13に示すように、本実施形態では、第1の梁51と第2の梁52とは、周壁に沿って、交互に配置されている。しかし、これに限定されない。例えば、部分的には、第4から第6の実施形態に示されたように、周壁に沿って隣り合う第1の梁51の間に複数の第2の梁52が形成されてもよい。なお、周壁、つまり上前壁22b,上左壁22c,上右壁22d上後壁22eに沿う方向D4は、本発明で言う、第1,2の梁51,52が並ぶ方向である。
本実施形態では、上カバー22の強度が向上される。
なお、下カバー23の側壁、つまり下前壁23b、下左壁23c、下右壁23d、下後壁23eとの略全域に第1,2の梁51が形成されてもよい。この場合、下カバー23の強度が向上される。または、第2の筐体31の側壁部の略全域に亘って、第1,2の梁51,52が形成されてもよい。この場合、第2の筐体31の強度が向上される。
また、本発明は、第1から第7の実施形態で示したように、ポータブルコンピュータ10を用いて説明された。しかし、これに限定されない。例えば、本発明は、電子機器の一例として、電池パックのケースに用いられてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 図1に示された第1の筐体の分解斜視図。 図2に示された上カバーの内側を示す斜視図。 図3に示されたF4の範囲を拡大して示す斜視図。 図3に示されたF4の範囲の平面図。 図5に示されたF6−F6線に沿う断面図。 図5に示されたF7−F7線に沿う断面図。 本発明の第2の実施形態に係る第1の梁と第2の梁との配置関係を示す平面図。 本発明の第3の実施形態に係る第1の梁と第2の梁との配置関係を示す平面図。 本発明の第4の実施形態に係る第1の梁と第2の梁との配置関係を示す平面図。 本発明の第5の実施形態に係る第1の梁と第2の梁との配置関係を示す平面図。 本発明の第6の実施形態に係る第1の梁と第2の梁との配置関係を示す平面図。 本発明の第7の実施形態に係る上カバーの内側を示す斜視図。
符号の説明
10…ポータブルコンピュータ(電子機器)、21…第1の筐体(筐体)、22a…上壁(端壁部)、22b…上前壁(側壁部)、22c…上左壁(側壁部)、22d…上右壁(側壁部)、22e…上後壁(側壁部)、23a…下壁(端壁部)、23b…下前壁(側壁部)、23c…下左壁(側壁部)、23d…下右壁(側壁部)、23e…下後壁(側壁部)、25a…張出部、26a…張出部、27a…張出部、28…張出部、31…第2の筐体(筐体)、43…ボス部(縦壁部)、45…突部(縦壁部)、46…縦壁部、51…第1の梁、52…第2の梁、70…亀裂、71…縦壁部、74…ボス部(縦壁部)、C1〜C17…対向する領域、D1〜D4…並ぶ方向。

Claims (11)

  1. 端壁部と、前記端壁部に設けられる側壁部と、を有する筐体を具備する電子機器であって、
    前記筐体は、
    前記端壁部において前記側壁部よりも内側に形成され、前記側壁部の少なくとも一部と対向する縦壁部と、
    前記側壁部と前記端壁部とに形成され、前記側壁部から前記縦壁部に向かって前記縦壁部と接しない位置まで延びる第1の梁と、
    前記縦壁部と前記端壁部とに形成され、前記縦壁部から前記側壁部に向かって前記側壁部と接しない位置まで延びる第2の梁と、
    を具備し、
    前記第1の梁と前記第2の梁とが並ぶ方向に隣り合う第1の梁と第2の梁とは、前記並ぶ方向に沿って互いに対向する領域を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の梁と前記第2の梁とは、複数形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 複数の前記第1の梁と複数の前記第2の梁との内少なくとも一部は、前記並ぶ方向に1つずつ交互に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記並ぶ方向に前記第1の梁を挟んで隣り合う前記第2の梁の内少なくとも1組は、互いに長さが異なることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記並ぶ方向に隣り合う前記第1の梁の間の範囲に、前記第2の梁が複数配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記並ぶ方向に沿って前記第1の梁と隣り合う前記第2の梁は、前記第1の梁の側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記並ぶ方向に隣り合う前記第1の梁の間の範囲に配置される複数の前記第2の梁の長さは、前記端壁部に形成されるべき亀裂の位置に対応した長さであることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記第1の梁と前記第2の梁の高さは、これら第1の梁と第2の梁とが形成される地点の前記端壁部の厚みよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記筐体には、外側に張り出す張出部が形成され、前記第1の梁と前記第2の梁とは、前記張出部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. 前記複数の第1の梁と前記複数の第2の梁とは、前記側壁部の全域に対応して形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  11. 前記並ぶ方向は、直線状であって、
    前記対向する領域の長さは、前記並ぶ方向に沿って隣り合う前記第1の梁と前記第2の梁との間の距離の半分の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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