JP4541285B2 - 車両用灯火装置 - Google Patents

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Description

この発明は、テールランプやヘッドランプ等の車両用灯火装置に関する。
従来、上記灯火装置において、バルブを収容するケースにおけるレンズ内面の水分による曇りを防止するために、該ケースの裏側等に通気孔を設けることが一般的である。この通気孔には、ケース自体が被水し易いことを考慮し、透湿防水性のシートやラビリンス構造のキャップを取り付けることがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−243129号公報
ところで、上記従来の構成では、ケースに専用の通気構造を設ける必要がある上、通気孔に透湿防水性のシートやラビリンス構造のキャップを設けることで、部品点数を増加させると共にその取り付け工数を増加させる等、コストアップになり易いという課題がある。
そこでこの発明は、通気孔周辺の部品点数及び組み立て工数の増加を抑えてコストダウンを図ることができる車両用灯火装置を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、少なくとも一側をレンズ(24)とするケース(25)内にバルブ(26)を収容すると共に、該ケース(25)に通気孔(55)を設けてなる車両用灯火装置において、前記ケース(25)が、締め付け部材により車体に取り付けられるボス(41)を一体に有し、該ボス(41)が、その外形形状を形成する外筒部の内側に車体側に取り付けられる円柱部を同軸かつ所定の間隙を空けて配置してなり、前記外筒部の内周面と前記円柱部の外周面との間に直線状の中空部(53)が形成され、該中空部(53)が前記通気孔(55)に通じると共に、前記ボス(41)の前記外筒部の先端側である車体側にその外部と前記中空部(53)とを連通する連通部(56)が切欠き状に形成されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記中空部内にスポンジ部材(例えば実施例のスポンジ部材59)が配置されることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記連通部は、前記ボスの下側に設けられることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、複数の前記ボスを上下に有し、これらの内の上側のボスに前記通気孔が設けられることを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記通気孔は、前記ボスにおける前記バルブに近い側に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ケースの通気孔が、ボスの中空部及び該ボスに形成された連通部を介してのみ、ケース外部に通じることとなる。すなわち、ケースに特別な通気構造を設ける必要がなく、かつ通気孔に透湿防水性のシートやラビリンス構造のキャップを設けることもなく、ケースを車体に取り付けるためのボスを有効利用することで、通気孔からのケース内への水の浸入を防止できるため、通気孔周辺の部品点数及び組み立て工数の増加を抑えてコストダウンを図ることができる。そして、ケースが樹脂成形品である場合には、成形を容易にできる。
請求項2に記載した発明によれば、塵埃が連通部から中空部及び通気孔を介してケース内に浸入することを効果的に防止できる。
請求項に記載した発明によれば、ボスが直接被水した場合でも、連通部からのケース内への水の浸入を効果的に防止できる。
請求項に記載した発明によれば、ケース内の対流によりバルブからの熱気が上方へ移動するので、上側のボスに通気孔が設けられることで、ケース内の熱気を有効に排出できる。
請求項に記載した発明によれば、バルブがケース内の熱源となるので、バルブに近い側に通気孔が設けられることで、ケース内の熱気を有効に排出できる。


以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の車体フレーム2において、その中央部にはエンジン3が搭載され、該エンジン3の後方に位置する左右ピボットプレート4には、後輪5を軸支するスイングアーム6の前端部が上下揺動可能に支持される。車体フレーム2の後部上側とスイングアーム6の前部上側との間には、リアクッションユニット7が配設される。
車体フレーム2の後部上側からは、乗員用のシート8を支持する左右シートレール9が後方に延びる。左右シートレール9の中間部は、ピボットプレート4から後上がりに延びるサポートパイプ11に支持される。左右シートレール9の後部下側には、サポートパイプ11の後部に渡るガセット12が接合される。これら左右シートレール9、サポートパイプ11の後部、及びガセット12の側方が、リアカウル13の側部により覆われる。リアカウル13の後端部は、シート8の直ぐ後方において左右に跨るように設けられ、該リアカウル13の後端部上方をさらに左右に跨ぐように、キャリアが一体化されたグラブレール14が配設される。リアカウル13の内側には、後輪5上方を覆うリアフェンダ15の前半部が配設されると共に、ガセット12下から延びるサイドグリップ16が配設される。
図2を併せて参照し、左右シートレール9の後部はやや後上がりに設けられ、該左右シートレール9の後端からは、これと略平行をなすエクステンションフレーム17が後方に延びる。エクステンションフレーム17の上部には、グラブレール14の左右前端部下側が取り付けられると共に、エクステンションフレーム17の後端には、これと略直交する支持壁を形成するリアエンドプレート18が取り付けられる。このリアエンドプレート18の支持壁には、リアフェンダ15の後部が吊り下げ支持されると共に、後述するボス41及びラバーブッシュ43を介してリアコンビランプ20が取り付けられる。
図3を併せて参照し、リアコンビランプ20は、その左右中央部に配置されるやや横長のテールランプ(車両用灯火装置)21と、該テールランプ21の両側に配置される後面視略三角形状の左右リアウインカランプ22とを一体化してなり、左右方向に長くかつ車体中心に対して左右対称に設けられる。左右リアウインカランプ22は、リアカウル13の外形に沿って斜め前方に湾曲するように設けられ、このようなリアコンビランプ20のレンズ面が、リアカウル13後端部下側の外観面を構成する。なお、リアコンビランプ20の上部には、リアカウル13の後端上部内側に突設された係合ピン13aをグロメットを介して係合させる係合部20aが設けられ、リアカウル13後端部の浮きを抑えている。
図3〜5に示すように、テールランプ21は、ケース本体23及びレンズ24を主とするケース25内にリアバルブ26を収容してなる。
ケース本体23は後方に開口するボックス形をなし、例えば合成樹脂により一体形成される。ケース本体23の底壁は、その左右中央部が前方に凸の椀状に膨出することで、その後面側(表側)にステップ状の反射面が複数形成されてなるマルチリフレクタ27を構成する。底壁の上下縁部及び左右縁部からは、それぞれ上下壁及び左右壁が後方に延出し、これらの後縁部が、ケース本体23における後部開口の周縁部を形成する。
ケース本体23の底壁の中央部には、ケース25内の空間(以下、ケース内空間Kということがある)にリアバルブ26を臨ませた状態でこれを支持するバルブ支持部28が設けられ、該バルブ支持部28にリアバルブ26が支持されると共に、該リアバルブ26の口金にメインハーネスに連なるバルブソケット29が取り付けられる。バルブソケット29とケース本体23の底壁とは密接し、該底壁におけるバルブ挿通孔を水密に閉塞する。
リアバルブ26はダブルフィラメント球であり、該リアバルブ26の光度を切り替えることで、テールランプ21がブレーキランプとしても機能する。すなわち、テールランプ21は、尾灯及び制動灯として機能するものである。ケース本体23の内側面には、マルチリフレクタ27の反射面を形成すると共に他の部位においてもリアバルブ26のバルブ光を反射させるべく、例えばアルミ蒸着メッキが施される。
レンズ24は、ケース本体23の後部開口を覆うクリアレンズ31を構成するもので、例えば赤色の透明な合成樹脂により一体形成される。クリアレンズ31は後上がりに傾斜して設けられ、その周縁部からはケース本体23に対する嵌合部24aが前方に延出する。この嵌合部24aが、ケース本体23の後部開口周縁部に形成された受け部23aにホットメルト接着剤等により水密に接合されることで、レンズ24とケース本体23とが一体的に結合される。
クリアレンズ31はレンズカットが施されない滑らかな曲面状をなし、リアバルブ26からのバルブ光は、マルチリフレクタ27の反射面で後方に向けて配光されると共に、各壁の内側面においても適宜反射することで、クリアレンズ31のレンズ面を発光させる。
なお、詳細な図示は略すが、左右リアウインカランプ22は、後方に開口する合成樹脂製のケース本体32と、該ケース本体32の後部開口を覆う例えば橙色の透明な合成樹脂製のレンズ33とを主としてケース34を構成し、該ケース34内にシングルフィラメント球であるウインカバルブ35を収容してなる。
ケース本体32の底壁はマルチリフレクタ36を構成すると共に、その中央部にはウインカバルブ35が支持され、該ウインカバルブ35の口金にバルブソケット38が取り付けられる。バルブソケット38とケース本体32の底壁とは密接し、該底壁におけるバルブ挿通孔を水密に閉塞する。ケース本体32の内側面には例えばアルミ蒸着メッキが施される。左右リアウインカのケース34内の空間は、テールランプ21のケース内空間Kと前記左右側壁により仕切られる。
レンズ33は、ケース本体32の後部開口を覆うクリアレンズ39を構成し、該クリアレンズ39の周縁部とケース本体32の後部開口周縁部とが水密に接合されることで、レンズ33とケース本体32とが一体的に結合される。ウインカバルブ35のバルブ光は、マルチリフレクタ36で後方に向けて配光されると共に、各壁の内側面においても適宜反射することで、クリアレンズ39のレンズ面を発光させる。
テールランプ21のケース本体23と左右ウインカランプのケース本体32とは、互いに一体形成されることで一体のベースを構成し、該ベースを介してテールランプ21と左右ウインカランプとが一体化されて一体のリアコンビランプ20を構成する。なお、テールランプ21のレンズ24と左右ウインカランプのレンズ33とは個別に設けられているが、これらを互いに一体化した構成としてももちろんよい。
リアコンビランプ20は、テールランプ21裏側(前面側)の四箇所から前方に突出する円筒状のボス41等を介して、前記リアエンドプレート18に取り付けられる。
各ボス41は、テールランプ21のケース本体23の上下における左右両側から前方に突出するもので、その先端中央からはさらにスタッドボルト(締め付け部材)42が前方に突出し、該スタッドボルト42にはラバーブッシュ43を挟んでナット(締め付け部材)44が螺着される。ラバーブッシュ43は、リアエンドプレート18に係合可能なもので、該ラバーブッシュ43をリアエンドプレート18に係合させた状態で、これを貫通したスタッドボルト42の先端部に前記ナット44を螺着し締め込むことで、各ボス41ひいてはリアコンビランプ20が車体にラバーマウントされる。
図6を併せて参照し、ラバーブッシュ43は、ボス41と略同一径をなす肉厚円筒状のマウントラバー45と、該マウントラバー45内に円筒状のカラー本体46aを挿入すると共にマウントラバー45の一端にフランジ部46bを当接させるフランジ付きカラー46と、マウントラバー45の他端に当接すると共にカラー本体46aの他端を当接させる平ワッシャ47とを有してなる。カラー本体46a内にはスタッドボルト42が挿通されると共に、該カラー本体46aの長さはマウントラバー45よりもやや短く設定され、かつフランジ部46b及びワッシャ47はマウントラバー45と略同一径とされる。
マウントラバー45の外周部にはリアエンドプレート18に係合可能な係合溝45aが形成され、該係合溝45aをリアエンドプレート18に係合させた状態で、マウントラバー45をカラー46及びワッシャ47で挟み込んで前記ラバーブッシュ43を構成し、かつ該ラバーブッシュ43を貫通したスタッドボルト42の先端部にナット44を螺着し締め込むことで、適度な弾性をもってリアコンビランプ20が車体に支持される。
各ボス41は、その外周形状を形成する外筒部の内側に、スタッドボルト42を支持する円柱部を同軸かつ所定の間隙を空けて配置してなる。前記外筒部の内周面と円柱部の外周面との間には、これらの軸方向及び径方向に沿うリブが四箇所に渡設される。各リブは、ボス41の周方向で等間隔をなすように上下及び左右に設けられ、かつボス41の基端から先端に渡るように設けられる。これにより、ボス41における円柱部と外筒部との間の間隙部分が、上下及び左右に分割された四つの空間に区画される。
換言すれば、各ボス41内には、それぞれ四つの中空部が形成されている。以下、前記四つの中空部における上段かつ左右内側のものを上段内側中空部51、上段かつ左右外側のものを上段外側中空部52、下段かつ左右内側のものを下段内側中空部53、下段及び左右外側のものを下段外側中空部54として説明する。各中空部51〜54は、ボス41の先端にラバーブッシュ43が当接することで閉塞し、それぞれ独立した閉空間を形成する。
ここで、上段両側のボス41の基端(ケース本体23の底壁)には、ケース25内外を連通する通気孔55が設けられる。通気孔55は、ケース内空間Kの換気を可能とし、ケース25内の水分によるレンズ内面の曇りを防止するものである。通気孔55は、両ボス41の下段内側中空部53の底部に形成されており、該下段内側中空部53内に通じることで、ケース内空間Kと下段内側中空部53とを連通させる。
また、上段両側のボス41の先端部における下側かつ左右内側には、径方向視で略方形状をなす切り欠き状の連通部56が設けられる。連通部56は、ボス41の先端にラバーブッシュ43が当接した状態(ボス41の先端開口をラバーブッシュ43が閉塞した状態)においても、ボス41の外部と下段内側中空部53とを連通させるもので、これにより、リアコンビランプ20を車体に取り付けた状態において、ケース内空間Kが通気孔55、下段内側中空部53、及び連通部56を介してケース25外の空間と連通し、もってケース内空間Kを換気することが可能となる。
通気孔55は、前後に延びるボス41を介してケース25外部に通じることで、ケース25裏側が被水した場合でもケース25内への水の浸入が抑えられる。また、連通部56は、ボス41先端部における斜め内側下方に面することで、前記同様にボス41が直接被水した場合でもボス41内への水の浸入が抑えられる。
なお、左右リアウインカランプ22は、テールランプ21と一体となって車体に取り付けられることから、そのケース25裏側にボス41を有さず、ケース25裏側に形成された通気孔57には、従来の如くラビリンス構造を有するキャップ58が取り付けられる。
またここで、上段両側のボス41における下段内側中空部53内には、例えばウレタンスポンジ等の良好な通気性を有するスポンジ部材59が挿入される。スポンジ部材59は、下段内側中空部53内に整合する断面略扇状のもの、あるいは単に直方体状のものを下段内側中空部53内に整合するよう湾曲させたものであり、下段内側中空部53内にほぼ隙間無く挿入される。このスポンジ部材59が塵埃フィルタとして機能することで、連通部56、下段内側中空部53、及び通気孔55を介したケース25内への塵埃の侵入が抑えられる。
以上説明したように、上記実施例におけるテールランプ21は、一側をレンズ24とするケース25内にリアバルブ26を収容すると共に、該ケース25に通気孔55を設けてなるものであって、前記ケース25が、スタッドボルト42及びナット44により車体のリアエンドプレート18に取り付けられる複数のボス41を有し、該各ボス41内には各中空部51〜54が形成され、これらの内の上段両側のボス41における下段内側中空部53が前記通気孔55に通じると共に、前記上段両側のボス41にはその外部と前記下段内側中空部53とを連通する連通部56が形成されるものである。
この構成によれば、ケース25の通気孔55が、上段両側のボス41の下段内側中空部53及び該ボス41に形成された連通部56を介してのみ、ケース25外部に通じることとなる。すなわち、ケース25に特別な通気構造を設ける必要がなく、かつ通気孔55に透湿防水性のシートやラビリンス構造のキャップを設けることもなく、ケース25を車体に取り付けるためのボス41を有効利用することで、通気孔55からのケース25内への水の浸入を防止できるため、通気孔55周辺の部品点数及び組み立て工数の増加を抑えてコストダウンを図ることができる。
また、上記テールランプ21においては、前記下段内側中空部53内にスポンジ部材59が配置されることで、塵埃が連通部56から下段内側中空部53及び通気孔55を介してケース25内に浸入することを効果的に防止できる。
さらに、上記テールランプ21においては、前記連通部56は、前記ボス41の先端に切り欠き状に設けられることで、樹脂成形品であるケース25の成形時において、連通部56の成形を容易にできる。
しかも、上記テールランプ21においては、前記連通部56は、前記ボス41の下側に設けられることで、ボス41が直接被水した場合でも、連通部56からのケース25内への水の浸入を効果的に防止できる。
また、上記テールランプ21においては、複数の前記ボス41を上下に有し、これらの内の上側のボス41に前記通気孔55が設けられることで、ケース25内の対流により上方へ移動するリアバルブ26からの熱気をケース25外に有効に排出できる。
さらに、上記テールランプ21においては、前記通気孔55は、前記ボス41における前記リアバルブ26に近い側に設けられることで、ケース25内の熱源であるリアバルブ26からの熱気をケース25外に有効に排出できる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えばケース25の通気孔55は、上段両側のボス41内に限らず、リアカウル13内の通気状態に応じて、下段両側のボス41内に設けたり、あるいは左右で上下を異にしたボス41内にそれぞれ設けたりしてもよく、かつその数も単独又は三つ以上としてもよい。また、連通部56は、切り欠き状ではなく孔や溝等として形成してもよい。さらに、上記通気構造は、テールランプ21に限らず、左右リアウインカランプ22や不図示のヘッドランプ等の灯火装置に適用してもよい。
また、上記ボス41を、スタッドボルトを内部に埋め込んでなるものではなく、ナットを内部に埋め込んでなるもの、あるいは内部に雌ネジが形成されてなるものとしてもよく、これにボルトを螺着して当該灯火装置を車体に取り付ける構成としてもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車以外の車両にも適用できることはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の車体後部の側面図である。 上記自動二輪車のリアコンビランプ周辺の側面図である。 上記リアコンビランプの後面図である。 上記リアコンビランプの前面図である。 図4のA−A断面図である。 上記リアコンビランプの車体への取り付けボス周りの分解斜視図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
18 リアエンドプレート(車体)
21 テールランプ(車両用灯火装置)
24 レンズ
25 ケース
26 リアバルブ(バルブ)
41 ボス
42 スタッドボルト(締め付け部材)
43 ラバーブッシュ
44 ナット(締め付け部材)
51〜54 中空部
55 通気孔
56 連通部
59 スポンジ部材

Claims (5)

  1. 少なくとも一側をレンズ(24)とするケース(25)内にバルブ(26)を収容すると共に、該ケース(25)に通気孔(55)を設けてなる車両用灯火装置において、
    前記ケース(25)が、締め付け部材により車体に取り付けられるボス(41)を一体に有し、該ボス(41)が、その外形形状を形成する外筒部の内側に車体側に取り付けられる円柱部を同軸かつ所定の間隙を空けて配置してなり、前記外筒部の内周面と前記円柱部の外周面との間に直線状の中空部(53)が形成され、該中空部(53)が前記通気孔(55)に通じると共に、前記ボス(41)の前記外筒部の先端側である車体側にその外部と前記中空部(53)とを連通する連通部(56)が切欠き状に形成されることを特徴とする車両用灯火装置。
  2. 前記中空部内にスポンジ部材(59)が配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯火装置。
  3. 前記連通部は、前記ボスの下側に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯火装置。
  4. 複数の前記ボスを上下に有し、これらの内の上側のボスに前記通気孔が設けられることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の車両用灯火装置。
  5. 前記通気孔は、前記ボスにおける前記バルブに近い側に設けられることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の車両用灯火装置。
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