JP4539691B2 - 災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラム - Google Patents

災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラムに関し、特に、地震、台風、山火事、土砂災害、火山灰、なだれ、津波などの自然災害が発生した場合に好適な災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラムに関するものである。
台風、地震などの自然現象の発生に伴う土石流、洪水、津波等の被害を未然に防ぐため、気象庁、気象台はこれらに関する種々の注意報、警報を発している。例えば、地震が発生した際に、ある海岸や地域に津波が到達することが予想される場合、気象庁は、地震速報などと共に、津波などの発生に備えて津波注意報、津波警報を事前に発している。
また、気象庁の緊急地震情報を使用し、例えば、20秒後に特定地域に震度4の揺れが発生するなどの情報を住民に通知する仕組みが実用化されようとしている。
緊急地震情報や津波警報などの情報が、住民や自治体に事前に通知できれば、その地震もしくは津波の被害が軽減されることは明らかである。
また、地震を例に説明すると、震源地で発生した地震の揺れが住民の所在場所(対象地点)に到達するまでの時間は、震源地が近い程、短く、また、震源地が遠い程、長くなる。また、震源地で発生した地震の揺れが住民の所在場所(対象地点)で発生すると想定される揺れ(推計震度)は、地震の規模が大きく、且つ、震源地が近い程、大きな揺れが発生することになる。
従って、震源地が対象地点に近い程、その震源地で発生した揺れが対象地点に到達するまでの予想到達時刻や、その震源地で発生した揺れが対象地点で発生する推計震度を正確に住民に通知する必要がある。
このようなことから、本発明より先に出願された技術文献として、地震などの自然現象が到達するまでの残り時間を正確に示すことのできる技術について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、主要動到達前に気象庁等から配信されるリアルタイム地震情報を消防関係各署に伝達し、地震発生における被害の軽減を図る技術について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、車の運転者に事前に地震の到来を告知することにより運転者の安全の確保と交通事故を未然に防止する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
また、“標準時刻と端末内時刻とのずれ”情報を有効活用することで、地震予知や、電磁波などの影響を把握できる技術について開示された文献がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2007−25962号公報 特開2005−222203号公報 特開2006−318003号公報 特開2007−147413号公報
なお、上記特許文献1では、防災情報および日本標準時を携帯情報端末が受信し、防災情報の示す到達予想時刻と、日本標準時とから、地域に自然現象が到達するまでの残り時間を算出することにしている。これにより、上記特許文献1では、地震などの自然現象が到達するまでの残り時間を正確に示すことを可能にしている。
また、上記特許文献2では、気象庁等から配信されるリアルタイム地震情報を消防局が受信し、消防局からリアルタイム地震情報を消防署に配信することにしている。これにより、上記特許文献2では、リアルタイム地震情報を消防関係各署に伝達することを可能にしている。
また、上記特許文献3では、地震の発生時刻、発生位置情報を含む早期情報を受信する地震情報受信機と、現在位置と現在時刻情報を受信するGPS受信機と、地震情報受信機およびGPS受信機の情報を受けて地震の主要動の到来時刻を演算する地震情報処理部、およびこの地震情報処理部の出力で主として音声により地震の到来を運転者に告知する警報部と、を有して構成するようにしている。これにより、上記特許文献3では、車の運転者に事前に地震の到来を告知することにより運転者の安全の確保と交通事故を未然に防止することを可能にしている。
また、上記特許文献4では、端末内時刻情報と標準時刻情報とを用いて“標準時刻と端末内時刻とのずれ”を求め、その求めた“標準時刻と端末内時刻とのずれ”に関する情報を出力するようにしている。これにより、上記特許文献4では、“標準時刻と端末内時刻とのずれ”情報を有効活用することで、地震予知や、電磁波などの影響を把握できるようにしている。
しかしながら、上記特許文献1〜4には、災害速報端末において計測した現在時刻を利用し、自然災害が災害速報端末に到達するまでの残り時間を正確に算出する点については何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
また、災害速報端末において計測した現在時刻が不正確な場合に、残り時間をできるだけ正確に算出するための対処方法についても何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、災害速報端末において計測した現在時刻を利用し、自然災害が災害速報端末に到達するまでの残り時間を正確に算出することを可能とする災害通知システム、災害速報端末、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
また、災害速報端末において計測した現在時刻が不正確な場合でも、残り時間をできるだけ正確に算出することを可能とする災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
<災害通知システム>
本発明にかかる災害通知システムは、
少なくとも1つの災害速報端末と、自然災害に関する情報を前記災害速報端末に通知する災害通知サーバと、を有して構成する災害通知システムであって、
前記災害通知サーバは、
時刻を計測する第1の時刻計測手段と、
自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出手段と、
前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出手段と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
を有し、
前記災害速報端末は、
時刻を計測する第2の時刻計測手段と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記自然災害が前記災害速報端末に到達するまでの残り時間を算出する残り時間算出手段と、を有し、
前記確認時刻算出手段は、
前記自然災害が発生した場合に、前記第1の時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記第1の時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出し、
前記残り時間算出手段は、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記第2の時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記確認時刻との差分を算出し、前記差分が所定の閾値を超えていない場合に、前記予想到達時刻と前記現在時刻とから前記残り時間を算出し、前記差分が所定の閾値を超えている場合に、前記予想到達時刻と前記確認時刻とから前記残り時間を算出することを特徴とする。
<災害通知サーバ>
また、本発明にかかる災害通知サーバは、
自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバであって、
時刻を計測する時刻計測手段と、
自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出手段と、
前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出手段と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
を有し、
前記確認時間算出手段は、
前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする。
<災害通知方法>
また、本発明にかかる災害通知方法は、
少なくとも1つの災害速報端末と、自然災害に関する情報を前記災害速報端末に通知する災害通知サーバと、を有して構成する災害通知システムで行う災害通知方法であって、
前記災害通知サーバは、
時刻を計測する第1の時刻計測工程と、
自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出工程と、
前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出工程と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信工程と、
を行い、
前記災害速報端末は、
時刻を計測する第2の時刻計測工程と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記自然災害が前記災害速報端末に到達するまでの残り時間を算出する残り時間算出工程と、
を行い、
前記確認時刻算出工程は、
前記自然災害が発生した場合に、前記第1の時刻計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記第1の時刻計測工程により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出し、
前記残り時間算出工程は、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記第2の計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記確認時刻との差分を算出し、前記差分が第2の所定の閾値を超えていない場合に、前記予想到達時刻と前記現在時刻とから前記残り時間を算出し、前記差分が第2の所定の閾値を超えている場合に、前記予想到達時刻と前記確認時刻とから前記残り時間を算出することを特徴とする。
また、本発明にかかる災害通知方法は、
自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバが行う災害通知方法であって、
時刻を計測する時刻計測工程と、
自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出工程と、
前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出工程と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
を行い、
前記確認時刻算出工程は、
前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする。
<災害通知プログラム>
また、本発明にかかる災害通知プログラムは、
自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバにおいて実行させる災害通知プログラムであって、
時刻を計測する時刻計測処理と、
自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出処理と、
前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出処理と、
前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信処理と、
を前記災害通知サーバに実行させ、
前記確認時刻算出処理は、
前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測処理により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測処理により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする。
本発明によれば、災害速報端末において計測した現在時刻を利用し、自然災害が災害速報端末に到達するまでの残り時間を正確に算出することが可能となる。
また、災害速報端末において計測した現在時刻が不正確な場合でも、残り時間をできるだけ正確に算出することが可能となる。
<災害通知システムの概要>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の災害通知システムの概要について説明する。
本実施形態の災害通知システムは、図1に示すように、少なくとも1つの災害速報端末(200−1〜n:nは、任意の整数)と、自然災害に関する情報を災害速報端末(200−1〜n)に通知する災害通知サーバ(100)と、を有して構成する災害通知システムである。
なお、災害通知サーバ(100)は、自然災害が発生した場合に、当該自然災害が災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する。そして、その算出した予想到達時刻を災害速報端末(200−1〜n)に送信する。
また、災害速報端末(200−1〜n)は、時刻を計測し、予想到達時刻を災害通知サーバ(100)から受信した場合に、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻を取得し、予想到達時刻と、現在時刻と、から自然災害が災害速報端末(200−1〜n)に到達するまでの残り時間を算出する。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻を利用し、自然災害が災害速報端末(200−1〜n)に到達するまでの残り時間を正確に算出することが可能となる。
また、災害通知サーバ(100)は、災害速報端末(200−1〜n)において計測する時刻の精度を確認するための確認時刻を災害速報端末(200−1〜n)に送信する。
そして、災害速報端末(200−1〜n)は、予想到達時刻と、確認時刻と、を災害通知サーバ(100)から受信した場合に、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻を取得し、確認時刻と現在時刻との差分を算出する。そして、上記算出した差分が所定の閾値を超えていない場合に、予想到達時刻と現在時刻とから残り時間を算出する。また、上記算出した差分が所定の閾値を超えている場合に、予想到達時刻と確認時刻とから残り時間を算出する。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻が不正確な場合でも、残り時間をできるだけ正確に算出することが可能となる。なお、確認時刻としては、例えば、自然災害が発生した旨を公衆に発表した発表時刻、予想到達時刻を災害通知サーバ(100)が算出した算出時刻、予想到達時刻を災害通知サーバ(100)が災害速報端末(200−1〜n)に通知した通知時刻などを適用することが可能である。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の災害通知システムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、自然災害として地震が発生した場合を例に説明する。但し、本実施形態における災害通知システムは、以下に説明する地震に限定するものではなく、台風、山火事、土砂災害、火山灰、なだれ、津波などの自然災害にも適用することが可能であり、好ましくは、リアルタイム性を要する災害通知に適用可能である。
<到達予測データ(予想到達時刻、推計震度)を通知するメカニズム>
まず、図2を参照しながら、災害通知サーバ(100)が到達予測データ(予想到達時刻、推計震度)を災害速報端末(200−1〜n)に通知する際のメカニズムについて説明する。なお、到達予測データとは、地震が発生した場合に、当該地震が各地に到達する予想到達時刻と、各地で発生する推計震度(地震が各地で影響を及ぼす影響度)と、を含むデータである。
地震が発生すると、初期微動(P波)の発生の後に、主要動(S波)が発生する。なお、主要動は、初期微動から数秒〜数十秒後に発生する。一般的に、地震による被害は、主要動の大きな揺れによるものが大半である。このため、初期微動からいち早く震源に関する情報を得て、主要動が到達する数秒〜数十秒後の間に、各地に到達予測データを通知することができると、その間に火を消す、机の下の安全な場所に隠れるなど、被害を軽減するための緊急処置を行うことが可能となる。
なお、地震が発生した場合に、例えば、震央の位置、震源の深さ、マグニチュードに関する情報を得た場合には、例えば、図2に示すように、『震源の深さ』と、『震央距離(震央の位置と対象地点との間の距離)』と、を基に、地震(主要動)が『対象地点』に到達するまでの予想到達時刻を算出することが可能となる。また、『対象地点』の地質等に関する地質情報を得た場合には、『対象地点』における推計震度を算出することが可能となる。
このように、初期微動から震源に関する情報を得た場合には、各地(対象地点)の位置情報や地質情報等を基に、上述した予想到達時刻や推計震度を算出することが可能となる。
なお、上記で問題となるのが予想到達時刻を迅速、且つ、正確に各地に通知することである。
通常、到達予測データの通知から主要動の到達までには、数秒〜数十秒程度の時間しかないため、『○時○分○秒』という予想到達時刻を各地に通知したとしても、その予想到達時刻を受け付けた各地で、秒単位まで正確な時刻を把握していない限りは、あと何秒の猶予時間があるのかを各地で正確に把握することができない。
従って、システム側で『主要動の到達まで残り×秒』の形式で算出し、その算出した『残り×秒』という形式で各地に通知することが好ましい。しかしながら、大地震発生時には通信量の増加により通信の遅延が生じ易い為、システム側で算出した『主要動の到達まで残り×秒』から通信の遅延分のずれが各地で生じてしまうことになる。
このように、『主要動の到達まで残り×秒』という情報を、各地においていかに正確に再現するかが技術的な課題となる。
このため、本発明者は、上述した課題を解決すべく、様々な改良を試み鋭意研究を重ねた結果、図1に示すような災害通知システムを開発し、地震が発生した場合に、災害通知サーバ(100)は、地震が各地の災害速報端末(200−1〜n)に到達するまでの予想到達時刻を算出し、その予想到達時刻を各地の災害速報端末(200−1〜n)に送信する。
そして、各地の災害速報端末(200−1〜n)は、予想到達時刻を受信した場合に、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻を取得し、予想到達時刻と、現在時刻と、から地震が災害速報端末(200−1〜n)の地点に到達するまでの『残り時間』を算出するように構築した。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)において計測した現在時刻を利用し、地震が災害速報端末の地点に到達するまでの『残り時間』を正確に算出することが可能となる。従って、地震が到達するまでの間に迅速な対応をすることが可能となる。
(第1の実施形態)
<災害通知システムのシステム構成>
次に、図1を参照しながら、本実施形態の災害通知システムのシステム構成について説明する。
本実施形態の災害通知システムは、災害通知サーバ(100)と、災害速報端末(200−1〜n)と、がネットワーク(300)を介して接続して構成している。
なお、本実施形態の災害通知システムを構成するネットワーク(300)は、各装置間で情報通信が可能であれば、有線、無線を問わずあらゆる通信形態が適用可能である。なお、ネットワーク(300)としては、社内ネットワークのように通信遅延が生じにくいネットワークを適用することが好ましい。
<災害通知サーバ:100>
災害通知サーバ(100)は、自然災害に関する情報を災害速報端末(200−1〜n)に通知する情報処理装置である。詳細には、災害通知サーバ(100)は、気象庁が計測した地震の震源データ(具体的には気象業務支援センター等が配信する震源データ)を取得し、その取得した震源データを基に、各地の災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達する予想到達時刻を算出する。また、災害通知サーバ(100)は、震源データを基に、各地の災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する推計震度を算出する。そして、災害通知サーバ(100)は、上記算出した予想到達時刻や推計震度を含む到達予測データを災害速報端末(200−1〜n)に送信する。なお、災害通知サーバ(100)は、気象庁が計測した震源データを、専用線等を介して取得することが好ましい。これにより、災害通知サーバ(100)は、迅速且つ確実に震源データを取得することが可能となる。
<災害速報端末:200−1〜n>
災害速報端末(200−1〜n)は、自然災害に関する情報を災害通知サーバ(100)から受信する情報処理装置である。詳細には、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から到達予測データを受信し、その到達予測データに含まれる予想到達時刻を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達するまでの残り時間を算出し、その算出した残り時間を表示部上に表示する。また、到達予測データに含まれる推計震度を表示部上に表示する。
なお、災害通知サーバ(100)、災害速報端末(200−1〜n)は、それぞれ通信機能を備えたコンピュータであり、CPU、メインメモリ、HDDを有して構成している。
<災害通知サーバ:100>
例えば、災害通知サーバ(100)は、図3に示すように、予想到達時刻・推計震度演算プログラム(1001)、時刻演算用テーブル(1002)、震度演算用テーブル(1003)、位置情報記憶部(1004)が備えられている。
予想到達時刻・推計震度演算プログラム(1001)は、各地における地震の予想到達時刻を演算したり、各地における地震の推計震度を演算したりするためのプログラムである。なお、予想到達時刻・推計震度演算プログラム(1001)は、HDDからメインメモリに読み出され、CPUで演算処理が行われることになる。
時刻演算用テーブル(1002)は、予想到達時刻を算出する際に使用するテーブルであり、予想到達時刻を特定するための各種情報が格納されている。
震度演算用テーブル(1003)は、推計震度を算出する際に使用するテーブルであり、推計震度を特定するための各種情報が格納されている。
位置情報記憶部(1004)は、予想到達時刻、推計震度を算出する際に使用するものであり、災害速報端末(200−1〜n)の位置情報(緯度・経度)が格納されている。なお、位置情報記憶部(1004)には、各災害速報端末(200−1〜n)の最新の位置情報を格納するように構築することが好ましい。
なお、時刻演算用テーブル(1002)、震度演算用テーブル(1003)、位置情報記憶部(1004)には、それぞれHDDやメインメモリの所定の記憶領域が割り当てられる。
<災害速報端末:200−1〜n>
また、災害速報端末(200−1〜n)は、図3に示すように、残り時間・推計震度表示プログラム(2001)と、時刻計測部(2002)と、が備えられている。
残り時間・推計震度表示プログラム(2001)は、災害通知サーバ(100)で算出した予想到達時刻を基に、地震が到達するまでの残り時間を算出し、該算出した残り時間を表示したり、災害通知サーバ(100)で算出した推計震度を表示したりするためのプログラムである。なお、残り時間・推計震度表示プログラム(2001)は、HDDからメインメモリに読み出され、CPUで演算処理が行われることになる。なお、災害通知サーバ(100)にも、上述した残り時間・推計震度表示プログラム(2001)を備えるように構築することも可能である。
時刻計測部(2002)は、時刻を計測する内部タイマーである。なお、時刻計測部(2002)は、災害速報端末(200−1〜n)における現在時刻を計測することが可能であれば、あらゆる計測方法が適用可能であり、例えば、物理的なハード構成を用いて現在時刻を計測したり、ソフトウェアを用いて現在時刻を計測したりすることが可能である。
<災害通知システムにおける一連の処理動作>
次に、図4〜図9を参照しながら、本実施形態の災害通知システムにおける一連の処理動作について詳細に説明する。
地震発生時の震源データは、一般的に気象庁で観測される。なお、震源データ等の緊急地震速報は、気象庁から気象業務支援センター等の情報提供機関を介して公衆に提供されており、災害通知サーバ(100)は、図4に示すように、気象庁で観測した『震源データ:A』をネットワーク経由で受け付ける。
なお、本実施形態において『震源データ:A』には、図4に示すように、『発生時刻:A1』、『緯度・経度・深さ:A2』、『マグニチュード:A3』、『発表時刻:A4』が含まれている。
『発生時刻:A1』は、地震の発生時刻を示す情報である。『緯度・経度・深さ:A2』は、震源の緯度・経度・深さ(震源の位置)を示す情報である。『マグニチュード:A3』は、マグニチュード(地震の規模)を示す情報である。『発表時刻:A4』は、気象庁から震源データ等の緊急地震速報が発表された発表時刻を示す情報である。
災害通知サーバ(100)は、『震源データ:A』を受け付けた場合に、予想到達時刻・推計震度演算プログラム(1001)を起動し、図5に示すように、災害速報端末(200−1〜n)の各地点における『到達予測データ:B』を作成することになる。
なお、『到達予測データ:B』には、『予想到達時刻:B1』と、『推計震度:B2』と、が含まれている。『予想到達時刻:B1』は、災害速報端末(200−1〜n)の各地点に地震が到達する予想到達時刻を示す情報である。『推計震度:B2』は、災害速報端末(200−1〜n)の各地点で発生する推計震度を示す情報である。
まず、災害通知サーバ(100)は、位置情報記憶部(1004)を参照し、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に関する『位置情報(緯度・経度):C』を位置情報記憶部(1004)から読み出す。なお、『位置情報(緯度・経度):C』には、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置の緯度と経度に関する情報が含まれている。
災害通知サーバ(100)は、『位置情報(緯度・経度):C』と、『震源データ:A』に含まれる震源の緯度・経度に関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、を基に、震源地から災害速報端末(200−1〜n)の現在位置までの間の距離を算出する。
なお、時刻演算用テーブル(1002)には、震源地からの距離と、震源の深さと、を基に予想到達時間を特定することが可能な情報が格納されている。
このため、災害通知サーバ(100)は、時刻演算用テーブル(1002)を参照し、上記算出した震源地から災害速報端末(200−1〜n)の現在位置までの間の距離と、『震源データ:A』に含まれる震源の深さに関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達するまでの予想到達時間を特定することになる。
なお、時刻演算用テーブル(1002)のテーブル構成は、特に限定するものではなく、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達するまでの予想到達時間を特定することが可能であれば、あらゆる情報を適用して時刻演算用テーブル(1002)を構成することが可能である。
次に、災害通知サーバ(100)は、『震源データ:A』に含まれる『発生時刻:A1』を基に、『発生時刻:A1』に対し、上記特定した予想到達時間を加算し、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達する『予想到達時刻:B1』を算出する(予想到達時刻:B1=発生時刻:A1+予想到達時間)。
また、震度演算用テーブル(1003)には、震源地から災害速報端末(200−1〜n)の現在位置までの間の距離や、その震源地から災害速報端末(200−1〜n)の現在位置までの間の地質情報(地盤のやわらかさ等の情報)と、『震源データ:A』に含まれる『マグニチュード:A3』と、を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を特定することが可能な情報が含まれている。
このため、災害通知サーバ(100)は、震度演算用テーブル(1003)を参照し、災害速報端末(200−1〜n)の『位置情報(緯度・経度):C』と、『震源データ:A』に含まれる震源の緯度・経度に関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、『震源データ:A』に含まれる『マグニチュード:A3』と、を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を特定することになる。
なお、震度演算用テーブル(1003)のテーブル構成は、特に限定するものではなく、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を特定することが可能であれば、あらゆる情報を適用して震度演算用テーブル(1003)を構成することが可能である。
また、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を特定することが可能であれば、あらゆる方法を適用して『推計震度:B2』を特定するように構築することも可能である。
例えば、対象地点である災害速報端末(200−1〜n)の現在位置と震源地との間の距離と、『震源データ:A』に含まれる『マグニチュード:A3』と、を基に予測した震度に対し、減衰表を基にした地盤増幅率を掛け合わせて、『推計震度:B2』を特定するように構築することも可能である。
なお、上述した図5に示す『到達予測データ:B』を作成する際の処理動作を、図6に示す。以下、図5、図6を参照しながら、『到達予測データ:B』を作成する際の処理動作について説明する。
まず、災害通知サーバ(100)は、位置情報記憶部(1004)から災害速報端末(200−1〜n)の『位置情報(緯度・経度):C』を読み出す(ステップS1)。
次に、災害通知サーバ(100)は、ステップS1で読み出した『位置情報(緯度・経度):C』と、『震源データ:A』に含まれる震源の緯度・経度に関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、を基に、震源地から災害速報端末(200−1〜n)の現在位置までの間の距離(震央距離)を算出する(ステップS2)。
次に、災害通知サーバ(100)は、時刻演算用テーブル(1003)を参照し(ステップS3)、ステップS2で算出した震央距離と、『震源データ:A』に含まれる震源の深さに関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達するまでの予想到達時間を特定する(ステップS4)。
次に、災害通知サーバ(100)は、『震源データ:A』に含まれる『発生時刻:A1』に対し、ステップS4で特定した予想到達時間を加算し、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に地震が到達する『予想到達時刻:B1』を算出する(予想到達時刻:B1=発生時刻:A1+予想到達時間)(ステップS5)。
また、災害通知サーバ(100)は、震度演算用テーブル(1003)を参照し(ステップS6)、災害速報端末(200−1〜n)の『位置情報(緯度・経度):C』と、『震源データ:A』に含まれる震源の緯度・経度に関する情報(『緯度・経度・深さ:A2』の一部の情報)と、『マグニチュード:A3』と、を基に、災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を算出する(ステップS7)。
次に、災害通知サーバ(100)は、ステップS5で算出した『予想到達時刻:B1』と、ステップS7で算出した『推計震度:B2』と、を含む『到達予測データ:B』を、ステップS1で位置情報記憶部(1004)から『位置情報(緯度・経度):C』を読み出した災害速報端末(200−1〜n)に送信する(ステップS8)。
次に、災害通知サーバ(100)は、次の『位置情報(緯度・経度):C』があるか否かを判断し(ステップS9)、次の『位置情報(緯度・経度):C』がある場合には(ステップS9/YES)、ステップS1に移行し、再び、ステップS1〜ステップS8までの処理を行うことになる(ステップS1〜ステップS8)。
また、災害通知サーバ(100)は、次の『位置情報(緯度・経度):C』がない場合には(ステップS9/No)、処理を終了することになる(終了)。
なお、ステップS9において、次の『位置情報(緯度・経度):C』があるか否かを判断する際の判断方法は、特に限定するものではなく、『到達予測データ:B』を送信すべき全ての災害速報端末(200−1〜n)へのデータ送信が完了したか否かを判断することが可能であればあらゆる判断方法を適用することが可能である。
例えば、位置情報記憶部(1004)から全ての『位置情報(緯度・経度):C』を読み出したか否かを判断する方法が挙げられる。
また、位置情報記憶部(1004)に記憶されている各災害速報端末(200−1〜n)の『位置情報(緯度・経度):C』と、『震源データA』に含まれる『緯度・経度・深さ:A2』、『マグニチュード:A3』と、を基に、震源地で発生した地震の影響が及ぶと想定される位置に存在する災害速報端末(200−1〜n)を特定し、その特定した災害速報端末(200−1〜n)の『位置情報(緯度・経度):C』を全て読み出したか否かを判断する方法が挙げられる。
なお、災害通知サーバ(100)は、予想到達時刻・推計震度演算プログラム(1001)を基に、上述した図5、図6に示す一連の処理を繰り返し行うことになる。
なお、災害通知サーバ(100)は、上記処理により作成した『到達予測データ:B』を、図7に示すように、各災害速報端末(200−1〜n)に送信することになる。なお、災害通知サーバ(100)は、図7に示すように、気象庁によって緊急地震速報が発表された『発表時刻:A4』を併せて災害速報端末(200−1〜n)に送信する。
災害速報端末(200−1〜n)は、『到達予測データ:B』と『発表時刻:A4』とを受け付けた場合に、残り時間・推計震度表示プログラム(2001)を起動し、図8に示すように、地震到達までの残り時間『到達まで○秒』と、推計震度『予測震度×』と、を表示部上に表示することになる。
例えば、『到達予測データ:B』に含まれる『推計震度:B2』は、表示部上に、『予測震度×』の形式でそのまま表示部上に表示する。
また、地震到達までの残り時間については、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻を使用し、『到達予測データ:B』に含まれる『予想到達時刻:B1』から災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』を減算し、到達までの『残り時間』を算出し(残り時間=予想到達時刻:B−現在時刻:D)、その算出した『残り時間』を表示部上に表示する。
なお、災害速報端末(200−1〜n)は、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻の正確性を判断するため、災害通知サーバ(100)から受け付けた『発表時刻:A4』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、の差分を算出し(差分=|発表時刻:A4−現在時刻:D|)、その算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分>規定値)。
災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した差分が規定値を超えていない場合には(差分≦規定値)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻が正確であると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『現在時刻:D』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−現在時刻:D)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示部上に表示する。
また、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、『発表時刻:A4』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『発表時刻:A4』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−発表時刻:A4)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示する。
なお、表示部上に表示された『残り時間』は、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻に従い、1秒経過ごとに表示が0秒となるまで減算し、『残り時間』のカウントダウンを行うことになる。
なお、上述した図8に示す残り時間・推計震度の表示フローを、図9に示す。以下、図8、図9を参照しながら、残り時間・推計震度を表示部上に表示する際の処理動作について説明する。
まず、災害速報端末(200−1〜n)は、『到達予測データ:B』と『発表時刻:A4』とを受け付けた場合に、『到達予測データ:B』に含まれる『推計震度:B2』を表示部上に表示する(ステップS11)。
次に、災害速報端末(200−1〜n)は、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻(端末計測):D』を取得する(ステップS12)。
次に、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『発表時刻:A4』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、の差分を算出し(差分=|発表時刻:A4−現在時刻:D|)(ステップS13)、そのステップS13で算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分≦規定値?)(ステップS14)。
災害速報端末(200−1〜n)は、ステップS13で算出した差分が規定値を超えていない場合には(差分≦規定値)(ステップS14/Yes)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻が正確であると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『現在時刻:D』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−現在時刻:D)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示部上に表示する(ステップS15)。
また、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)(ステップS14/No)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、『発表時刻:A4』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『発表時刻:A4』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−発表時刻:A4)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示部上に表示する(ステップS16)。
次に、災害速報端末(200−1〜n)は、表示部上に表示した表示時刻のカウントダウンを行い(ステップS17)、残り時間が0になったか否かを判断する(ステップS18)。
災害速報端末(200−1〜n)は、残り時間が0になるまで、表示時刻のカウントダウンを行い(ステップS18/No→ステップS17)、残り時間が0になった場合に(ステップS18/Yes)、処理を終了する(終了)。
このように、本実施形態の災害通知システムの災害通知サーバ(100)は、地震が発生した場合に、当該地震が災害速報端末(200−1〜n)の現在位置に到達する『予想到達時刻:B1』を算出する。また、当該地震が災害速報端末(200−1〜n)の現在位置で発生する『推計震度:B2』を算出する。
そして、災害通知サーバ(100)は、上記算出した『予想到達時刻:B1』と『推計震度:B2』とを含む『到達予測データ:B』と、緊急地震速報が発表された『発表時刻:A4』と、を災害速報端末(200−1〜n)に送信する。
災害速報端末(200−1〜n)は、『到達予測データ:B』と、『発表時刻:A4』と、を受信した場合に、災害速報端末(200−1〜n)において計測した『現在時刻:D』を取得し、『発表時刻:A4』と、『現在時刻:D』と、の差分を算出する(差分=|発表時刻:A4−現在時刻:D|)。
そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した差分が規定値を超えていない場合に(差分≦規定値)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻が正確であると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、『予想到達時刻:B1』から『現在時刻:D』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−現在時刻:D)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を表示部上に表示する。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)において計測した『現在時刻:D』を利用し、自然災害が災害速報端末(200−1〜n)に到達するまでの『残り時間』を正確に算出することが可能となる。
また、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した差分が規定値を超えている場合に(差分>規定値)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、『予想到達時刻:B1』から『発表時刻:A4』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−発表時刻:A4)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を表示部上に表示する。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)において計測した『現在時刻:D』が不正確な場合でも、気象庁から震源データ等の緊急地震速報が発表された正確な『発表時刻:A4』を利用し、『残り時間』をできるだけ正確に算出することが可能となる。また、個々の災害速報端末(200−1〜n)においてNTP(Network Time Protocol)やGPS(Global Positioning System)等を用いることなく、『残り時間』を算出することが可能となる。
なお、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻にずれがある場合に代用する時刻としては、上述した『発表時刻:A4』に限定するものではなく、例えば、災害通知サーバ(100)で『予想到達時刻:B1』と『推計震度:B2』とを算出した『算出時刻』や、災害通知サーバ(100)から『予想到達時刻:B1』と『推計震度:B2』とを通知した『通知時刻』などを適用することも可能である。
なお、上述した『発表時刻:A4』の代わりに、災害通知サーバ(100)で『予想到達時刻:B1』と『推計震度:B2』とを算出した『算出時刻:A'4』を適用した場合の残り時間・推計震度の表示フローを、図10、図11に示す。また、上述した『発表時刻:A4』の代わりに、災害通知サーバ(100)から『予想到達時刻:B1』と『推計震度:B2』とを通知した『通知時刻:A''4』を適用した場合の残り時間・推計震度の表示フローを、図12、図13に示す。
なお、『算出時刻:A'4』は、図6に示すステップS5において『予想到達時刻:B1』を算出した時刻や、図6に示すステップS7において『推計震度:B2』を算出した時刻を適用することが可能である。この場合、災害通知サーバ(100)は、図7に示す『発表時刻:A4』に代えて上記の『算出時刻:A'4』を、災害速報端末(200−1〜n)に送信する。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上述した『発表時刻:A』の代わりに、上記の『算出時刻:A'4』を用いて図10、図11に示す残り時間・推進震度の表示処理を行うことになる。
詳細には、災害速報端末(200−1〜n)は、図11に示すように、災害通知サーバ(100)から受け付けた『算出時刻:A'4』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、の差分を算出し(差分=|算出時刻:A'4−現在時刻:D|)(ステップS'13)、そのステップS'13で算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分≦規定値?)(ステップS'14)。
そして、災害速報端末(200−1〜n)は、ステップS'13で算出した差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)(ステップS'14/No)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、『算出時刻:A'4』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『算出時刻:A'4』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−算出時刻:A'4)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示部上に表示することになる(ステップS'16)。
また、『通知時刻:A''』は、図6に示すステップS8において『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』を送信する時刻を適用することが可能である。この場合、災害通知サーバ(100)は、図7に示す『発表時刻:A4』に代えて上記の『通知時刻:A''』を、災害速報端末(200−1〜n)に送信する。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上述した『発表時刻:A』の代わりに、上記の『通知時刻:A''4』を用いて図12、図13に示す残り時間・推進震度の表示処理を行うことになる。
詳細には、災害速報端末(200−1〜n)は、図13に示すように、災害通知サーバ(100)から受け付けた『通知時刻:A''4』と、災害速報端末(200−1〜n)で計測している『現在時刻:D』と、の差分を算出し(差分=|通知時刻:A''4−現在時刻:D|)(ステップS''13)、そのステップS''13で算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分≦規定値?)(ステップS''14)。
そして、災害速報端末(200−1〜n)は、ステップS’’13で算出した差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)(ステップS''14/No)、災害速報端末(200−1〜n)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害通知サーバ(100)から受け付けた『予想到達時刻:B1』と、『通知時刻:A''4』と、を利用し、『予想到達時刻:B1』から『通知時刻:A''4』を減算し、その差分を地震が到達するまでの『残り時間』として算出する(残り時間=予想到達時刻:B1−通知時刻:A''4)。そして、災害速報端末(200−1〜n)は、上記算出した『残り時間』を、例えば『到達まで○秒』の形式で表示部上に表示することになる(ステップS''16)。
このように、上述した『発表時刻:A4』の代わりに、『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を利用することで、災害通知サーバ(100)における処理の遅延による『残り時間』の誤差を少なくし、正確な『残り時間』を算出することが可能となる。
なお、図6に示すように、1つの災害速報端末(200−1〜n)毎に、ステップS5において『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』を算出し、その算出した『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』をステップS8において送信する場合には、『算出時刻:A'4』と『通知時刻:A''4』との間の時間(ステップS5からステップS8までの間の時間)が短いため、『算出時刻:A'4』と『通知時刻:A''4』とのどちらを利用しても、『残り時間』を算出した場合の誤差は少ないが、ステップS5において『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』の算出を複数の災害速報端末(200−1〜n)に対して並行して行い、その算出した『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』をステップS8において複数の災害速報端末(200−1〜n)に対して並行して送信する場合には、『算出時刻:A'4』と『通知時刻:A''4』との間の時間(ステップS5からステップS8までの間の時間)が長くなるため、『残り時間』を算出した場合の誤差が大きくなる。このため、『予想到達時刻:B1』・『推計震度:B2』の算出を複数の災害速報端末(200−1〜n)に対して並行して行う場合には、『算出時刻:A'4』を利用するよりも、『通知時刻:A''4』を利用した方が、正確な『残り時間』を算出することが可能となる。
なお、『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を利用する場合には、災害通知サーバ(100)における時刻のずれを考慮して『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を算出するように構築することが好ましい。
例えば、災害通知サーバ(100)は、『震源データ:A』を受け付けた場合に、図14に示すように、その『震源データ:A』に含まれる『発表時刻:A4』と、災害通知サーバ(100)で計測している『現在時刻(サーバ計測):D'』と、の差分を算出し(差分=|発表時刻:A4−現在時刻(サーバ計測):D'|)(ステップS21)、その算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分≦規定値?)(ステップS22)。そして、災害通知サーバ(100)は、上記算出した差分が規定値を超えていない場合には(差分≦規定値)(ステップS22/Yes)、災害通知サーバ(100)で計測している時刻が正確であると判断し、災害通知サーバ(100)は、災害通知サーバ(100)で計測している『現在時刻(サーバ計測):D'』を利用し、上述した『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を算出するように制御する(ステップS23)。また、災害通知サーバ(100)は、上記算出した差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)(ステップS22/No)、災害通知サーバ(100)で計測している時刻にずれがあると判断し、災害通知サーバ(100)は、『震源データ:A』に含まれる『発表時刻:A4』を利用し、上述した『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を算出するように制御する(ステップS24)。これにより、災害通知サーバ(100)は、災害通知サーバ(100)における時刻のずれを考慮して『算出時刻:A'4』や『通知時刻:A''4』を算出することが可能となる。
なお、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻にずれがある場合に代用する『発表時刻:A4』、『算出時刻:A'4』、『通知時刻:A''4』を災害通知サーバ(100)において任意に設定し、その任意に設定した時刻を災害通知サーバ(100)が災害速報端末(200−1〜n)に送信するように構築することも可能である。
例えば、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻にずれがある場合に代用する『発表時刻:A4』、『算出時刻:A'4』、『通知時刻:A''4』の何れかの時刻を人手操作により災害通知サーバ(100)に設定し、災害通知サーバ(100)は、その設定された時刻を『到達予測データ:B』と共に、災害速報端末(200−1〜n)に送信するように構築する方法が挙げられる。
また、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻にずれがある場合に代用する『発表時刻:A4』、『通知時刻:A''4』の何れかの時刻を災害通知サーバ(100)が自動的に設定し、災害通知サーバ(100)は、その設定した時刻を『到達予測データ:B』と共に、災害速報端末(200−1〜n)に送信するように構築する方法が挙げられる。
なお、災害通知サーバ(100)が、『発表時刻:A4』、『通知時刻:A''4』の何れかの時刻を自動的に設定する方法としては、図15に示す以下の方法が挙げられる。
例えば、災害通知サーバ(100)が、『発表時刻:A4』と、『算出時刻:A'4』との差分を算出し(差分=|発表時刻:A4−算出時刻:A'4|)(ステップS31)、その算出した差分が規定値(誤差として許容可能な秒数が設定されている)を超えていないかを判定する(差分≦規定値?)(ステップS32)。そして、その差分が規定値を超えている場合には(差分>規定値)(ステップS32/No)、災害通知サーバ(100)で計測している時刻にずれが生じていると判断し、災害通知サーバ(100)は、『発表時刻:A4』を自動的に設定し(ステップS33)、その設定した『発表時刻:A4』を『到達予測データ:B』と共に、災害速報端末(200−1〜n)に送信する(ステップS34)。また、差分が規定値を超えていない場合には(差分≦規定値)(ステップS32/Yes)、災害通知サーバ(100)で計測している時刻が正確であると判断し、災害通知サーバ(100)は、『通知時刻:A''4』を自動的に設定し(ステップS35)、その設定した『通知時刻:A''4』を『到達予測データ:B』と共に、災害速報端末(200−1〜n)に送信する(ステップS36)。
また、災害通知サーバ(100)は、『発表時刻:A4』、『算出時刻:A'4』、『通知時刻:A''4』の3つの時刻を災害速報端末(200−1〜n)に送信し、災害速報端末(200−1〜n)は、災害速報端末(200−1〜n)で計測している現在時刻にずれがある場合に代用する時刻を上記3つの時刻の中から決定するように構築することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態の災害通知システムを構成する災害速報端末(200−1〜n)は、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を表示部上に表示することにした。
第2の実施形態の災害通知システムを構成する災害速報端末(200−1〜n)は、図16に示すように、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を、災害速報端末(200−1〜n)の周辺に存在する周辺機器(400−1〜n:nは、任意の整数)に通知することを特徴とする。
これにより、災害速報端末(200−1〜n)の周辺に存在する周辺機器(400−1〜n)は、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を受信し、その受信した『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を周辺機器(400−1〜n)の表示部上に表示することが可能となる。
なお、災害通知サーバ(100)が、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を、災害通知サーバ(100)の周辺に存在する周辺機器(400−1〜n)に通知するように構築することも可能である。
この場合、災害通知サーバ(100)は、上述した残り時間・推計震度表示プログラム(2001)を搭載し、災害通知サーバ(100)において上述した『残り時間』を算出することになる。
なお、本実施形態における周辺機器(400−1〜n)の構成は、特に限定するものではないが、例えば、FM波を受信可能に構築すると共に、所定のコマンドを受信した場合に、自動的に音声が流れるように構築することが好ましい。
これにより、災害通知サーバ(100)や災害速報端末(200−1〜n)から所定のコマンドと共に、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、をFM波で周辺機器(400−1〜n)に送信することで、周辺機器(400−1〜n)は、所定のコマンドと、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、を受信した場合に、『推計震度:B2』と、『残り時間』と、の情報を自動的に音声で通知することが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
例えば、災害速報端末(200−1〜n)は、『推計震度:B2』や『残り時間』を表示部上に表示するのではなく、音声などにより通知するように構築することも可能である。
また、上述した本実施形態における災害通知システムを構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。また、上記実施形態で説明した災害通知システムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各構成の装置が同一筐体内に存在する構成にしたりするように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明した災害通知システムのシステム構成例は特に限定するものではなく、あらゆるシステム構成を構築することが可能である。
例えば、災害通知サーバ(100)を企業の本社等に設置し、災害速報端末(200−1〜n)を支社や営業所等に設置し、これらを社内ネットワークで接続するように構成する。これにより、地震に関する情報を速やかに社内に通知することが可能となる。また、本実施形態における災害通知システムは、警察や消防、学校などの公共機関に用いることも有効である。また、地震情報を提供するサービス事業者が災害通知サーバ(100)を導入し、顧客企業に災害速報端末(200−1〜n)を設置し、サービスを提供するように構築することも可能である。
本発明にかかる、災害通知システム、災害通知サーバ、災害速報端末、方法及びプログラムは、特に、地震、台風、山火事、土砂災害、火山灰、なだれ、津波などの自然災害が発生した場合に好適である。
本実施形態における災害通知システムのシステム構成例を示す図である。 災害通知サーバ(100)が到達予測データ(予想到達時刻、推計震度)を災害速報端末(200−1〜n)に通知する際のメカニズムを説明するための図である。 本実施形態の災害通知システムを構成する災害通知サーバ(100)及び災害速報端末(200−1〜n)の構成例を示す図である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第1の図であり、災害通知サーバ(100)が受信する『資源データ:A』を示す図である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第2の図であり、災害通知サーバ(100)が受信した『資源データ:A』を基に、『到達予測データ:B』を作成する例である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第3の図であり、災害通知サーバ(100)が受信した『資源データ:A』を基に、『到達予測データ:B』を作成する際の処理動作を示す図である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第4の図であり、災害通知サーバ(100)が通知装置(200−1〜n)に送信する『到達予測データ:B』と、『発表時刻:A4』と、を示す図である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第5の図であり、災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『発表時刻:A4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する例である。 本実施形態の災害通知システムにおける一連の制御動作を説明するための第6の図であり、災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『発表時刻:A4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する際の処理動作を示す図である。 災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『算出時刻:A'4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する例である。 災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『算出時刻:A'4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する際の処理動作を示す図である。 災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『通知時刻:A''4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する例である。 災害速報端末(200)が受信した『到達予測データ:B』と、『通知時刻:A''4』と、を基に、『推計震度:B2』と『残り時間』とを表示部上に表示する際の処理動作を示す図である。 災害通知サーバ(100)における時刻のずれを考慮して『算出時刻:A'』や『通知時刻:A''』を算出する場合の処理動作を示す図である。 災害通知サーバ(100)が、『発表時刻:A4』、『通知時刻:A''4』の何れかの時刻を自動的に設定する際の処理動作を示す図である。 第2の実施形態における災害通知システムのシステム構成例を示す図である。
符号の説明
100 災害通知サーバ
200−1〜n 災害速報端末
300 ネットワーク
1001 予想到達時刻・推計震度演算プログラム
1002 時刻演算用テーブル
1003 震度演算用テーブル
1004 位置情報記憶部
2001 残り時間・推計震度表示プログラム
2002 時刻計測部
400−1〜n 周辺機器

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの災害速報端末と、自然災害に関する情報を前記災害速報端末に通知する災害通知サーバと、を有して構成する災害通知システムであって、
    前記災害通知サーバは、
    時刻を計測する第1の時刻計測手段と、
    自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出手段と、
    前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出手段と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記災害速報端末は、
    時刻を計測する第2の時刻計測手段と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記自然災害が前記災害速報端末に到達するまでの残り時間を算出する残り時間算出手段と、を有し、
    前記確認時刻算出手段は、
    前記自然災害が発生した場合に、前記第1の時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記第1の時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出し、
    前記残り時間算出手段は、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記第2の時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記確認時刻との差分を算出し、前記差分が所定の閾値を超えていない場合に、前記予想到達時刻と前記現在時刻とから前記残り時間を算出し、前記差分が所定の閾値を超えている場合に、前記予想到達時刻と前記確認時刻とから前記残り時間を算出することを特徴とする災害通知システム。
  2. 前記災害速報端末は、
    前記残り時間算出手段により算出した残り時間を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記載の災害通知システム。
  3. 前記災害通知サーバは、
    前記自然災害が前記災害速報端末の現在位置に影響を及ぼす影響度を算出する災害影響度算出手段を有し、
    前記送信手段は、
    前記予想到達時刻と、前記影響度と、を前記災害速報端末に送信し、
    前記災害速報端末は、
    前記残り時間算出手段により算出した残り時間と、前記影響度と、を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記載の災害通知システム。
  4. 自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバであって、
    時刻を計測する時刻計測手段と、
    自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出手段と、
    前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出手段と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記確認時間算出手段は、
    前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする災害通知サーバ。
  5. 少なくとも1つの災害速報端末と、自然災害に関する情報を前記災害速報端末に通知する災害通知サーバと、を有して構成する災害通知システムで行う災害通知方法であって、
    前記災害通知サーバは、
    時刻を計測する第1の時刻計測工程と、
    自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出工程と、
    前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出工程と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信工程と、
    を行い、
    前記災害速報端末は、
    時刻を計測する第2の時刻計測工程と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記自然災害が前記災害速報端末に到達するまでの残り時間を算出する残り時間算出工程と、
    を行い、
    前記確認時刻算出工程は、
    前記自然災害が発生した場合に、前記第1の時刻計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記第1の時刻計測工程により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出し、
    前記残り時間算出工程は、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を受信した場合に、前記第2の計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記確認時刻との差分を算出し、前記差分が第2の所定の閾値を超えていない場合に、前記予想到達時刻と前記現在時刻とから前記残り時間を算出し、前記差分が第2の所定の閾値を超えている場合に、前記予想到達時刻と前記確認時刻とから前記残り時間を算出することを特徴とする災害通知方法。
  6. 自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバが行う災害通知方法であって、
    時刻を計測する時刻計測工程と、
    自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出工程と、
    前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出工程と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信手段と、
    を行い、
    前記確認時刻算出工程は、
    前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測工程により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測手段により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする災害通知方法。
  7. 自然災害に関する情報を少なくとも1つの災害速報端末に通知する災害通知サーバにおいて実行させる災害通知プログラムであって、
    時刻を計測する時刻計測処理と、
    自然災害が発生した場合に、当該自然災害が前記災害速報端末の現在位置に到達する予想到達時刻を算出する予想到達時刻算出処理と、
    前記災害速報端末において計測した時刻の精度を確認するための確認時刻を算出する確認時間算出処理と、
    前記予想到達時刻と、前記確認時刻と、を前記災害速報端末に送信する送信処理と、
    を前記災害通知サーバに実行させ、
    前記確認時刻算出処理は、
    前記自然災害が発生した場合に、前記時刻計測処理により計測した現在時刻を取得し、当該取得した現在時刻と前記自然災害の発表時刻との差分を第1の差分として算出し、前記第1の差分が第1の所定の閾値を超えている場合に、前記時刻計測処理により計測した現在時刻にずれがあると判断し、当該ずれを考慮して前記確認時刻を算出することを特徴とする災害通知プログラム。
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