JP4539365B2 - 媒体受け装置及び記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受ける媒体受け装置及びその媒体受け装置を備えた記録装置と液体噴射装置に関する。
被記録媒体として例えばJIS規格のA0判やJIS規格のB0判といった比較的大型のサイズの用紙にまで記録できる大型の記録装置の1つであるインクジェット式プリンタがある。このような大型のインクジェット式プリンタの場合、記録が完了した用紙は、プリンタ本体の下方に配設された排紙受け装置により受け取られるが、その際に用紙の種類によって前方排紙又は後方排紙に振り分けられるようになっている。この排紙受け装置は、柔軟性を有するシート部材と、前後にスライド可能であって、シート部材の各角部を係止可能な複数の係止部材とを有している。そして、複数の係止部材を所定位置にそれぞれスライドさせて、各係止部材にシート部材の各角部をそれぞれ係止することにより、前方排紙と後方排紙とを切り換えるようになっている(特許文献1参照)。
特開2002−211821号公報
上述した排紙受け装置では、前方排紙と後方排紙とを切り換える場合、複数の係止部材を所定位置にそれぞれスライドさせて、各係止部材にシート部材の各角部をそれぞれ係止する必要があるため、操作が煩雑であった。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡易な操作で媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受けることができる媒体受け装置及びその媒体受け装置を備えた記録装置と液体噴射装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受ける媒体受け装置では、排出される前記媒体を受ける受け部と、前記受け部の一端を後方で支持する第1支持部と、前記受け部の中央を上方で支持する第2支持部と、前記受け部の他端を前方で支持する第3支持部とを有し、前記第2支持部が前後にスライド自在に、前記第3支持部が前後に回動自在に構成され、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも後方側にあり且つ前記第3支持部が前方側にあるときに前方排出とし、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも前方側にあり且つ前記第3支持部が後方側にあるときに後方排出とすることを特徴としている。
これにより、媒体の前方排出と後方排出とを容易に切り替えることができる。また、前記媒体の前方排出時は、前記第3支持部を前方へ回動させることにより、前方の排出スペースを広げることができる。また、前記媒体の後方排出時は、前記第3支持部を後方へ回動させることにより、後方の排出スペースを広げることができる。
上記目的達成のため、本発明の媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受ける媒体受け装置では、排出される前記媒体を受ける受け部と、前記受け部の一端を後方で支持する第1支持部と、前記受け部の中央を上方で支持する第2支持部と、前記受け部の他端を前方で支持する第3支持部とを有し、前記第2支持部及び前記第3支持部が前後に回動自在に構成され、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも後方側にあり且つ前記第3支持部が前方側にあるときに前方排出とし、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも前方側にあり且つ前記第3支持部が後方側にあるときに後方排出とすることを特徴としている。
これにより、媒体の前方排出と後方排出とを切り換える際は、第2支持部は回動させれば良いので、操作がさらに簡易となる。また、前記第3支持部は、回動したときに、一定角度で停止する構造であることを特徴としている。これにより、受け部が床と接触してしまうことを防止することができる。
上記目的達成のため、本発明の被記録媒体に記録する記録装置では、上記各媒体受け装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する記録装置を提供することができる。また、上記目的達成のため、本発明の被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置では、上記各媒体受け装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する液体噴射装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるプリンタの構成例を示す斜視図であり、図2は、そのプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。図1及び図2に示すプリンタ100は、例えばJIS規格のA0判やJIS規格のB0判といった比較的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のインクジェット式プリンタであり、給紙部110、記録部120、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。給紙部110は一体化された記録部120と排紙部130に対して分離可能に構成されており、これらはプリンタ本体として構成されている。そして、このプリンタ本体は脚部140に対して分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、記録部120の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、2本のロール紙(記録用紙)がセット可能なロール紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け114、115に装着され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。
記録部120は、図2に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行する為の図示しない制御部とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインクチューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない紙送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。
FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。インクチューブ124は、各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジにつながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。
そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジから記録ヘッド121に送るようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部130の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すように、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホルダ150が配設されている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒(支持柱)143を備えている。そして、支持柱142の上部にプリンタ本体110、120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。
このような構成において、インクジェット式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部110からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル113を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から引き抜く。
そして、図4に示すように、スピンドル113の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロール紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これにより、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能となる。
次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェット式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態にする。
ここで、このスピンドル受け114は水平方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル113の端部を受ける各スピンドル受け114、115の窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、図7に示すように、一方のスピンドル受け114を回転させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の角度を付けておく。
その後、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そして、各スピンドル受け114、115の窪み114a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセットすることができる。
次に、図8に示すように、ロール紙Rの先端を下方に引き出して記録部120の搬送経路を通し、さらに図9に示すように、排紙部130の搬送経路まで通す。そして、図10に示すように、ロール紙Rを巻き取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガイド131に形成されているマーカMに位置決めする。その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつ記録ヘッド121を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出させ、ロール紙Rに所定の情報を記録して排紙する。
図11及び図12は、本発明の特徴的な部分である用紙受け装置の概略を示す斜視図である。この用紙受け装置400は、図11に示す脚部140の各支持柱142の後部に配設された一対の後部フック部材(第1支持部)410、支持柱142の前部の上部に配設された前部上フック部材(第2支持部)420及び支持柱142の前部の下部に配設された前部下フック部材(第3支持部)430と、図12に示すシート部材(受け部)440を備えている。
各後部フック部材410は、ピン状に形成されて各支持柱142の後部上面にそれぞれ立設されている。前部上フック部材420は、略U字状に形成されて支持柱142間に配置され、各支持柱142の前部の上部に対向するようにそれぞれ配設されたフックホルダ425(図14参照)にスライド自在に保持されている。前部下フック部材430は、略U字状に形成されて支持柱142間に配置され、各支持柱142の前部の下部に回動自在に取り付けられている。
図13(A)、(B)、(C)は、前部上フック部材420の詳細を示す三面図である。この前部上フック部材420は、ステンレス等の金属で成る棒材422の先端がU字状に曲げられており、後端にプラスチックで成る保持材423がはめ込まれた構成となっている。この保持材423には、後で詳述する案内部423a及び係止部423bが突出形成されている。
図14は、フックホルダ425の詳細を示す斜視図である。このフックホルダ425は、第1のフックホルダ426と第2のフックホルダ427を備えている。第1のフックホルダ426には、上記保持材423の案内部423aが挿入可能な一端側から他端側に貫通した第1の溝部426aと、この第1の溝部426a内に形成され、上記棒材422がスライド可能にはめ込まれる第2の溝部426bが形成されている。
第2のフックホルダ427には、上記保持材423の案内部423aが挿入可能な一端が閉じた溝部427aと、この溝部427aの閉じた端部内に形成され、上記保持材423の係止部423bが着脱される凹部427bが形成されている。そして、第1のフックホルダ426と第2のフックホルダ427は、第1の溝部426aと溝部427aが間隔をあけて連なるように配設されている。
このような構成において、各前部上フック部材420は、図11に示すように、図示矢印a方向、すなわちインクジェット式プリンタ100の前面方向に引き出し・背面方向に押し込み可能になっている。すなわち、前部上フック部材420がインクジェット式プリンタ100の前面側にて完全に引き出されているときは、図15(A)に示すように、棒材422は第1のフックホルダ426の第2の溝部426bに沿って後端方向へスライドし、保持材423の案内部423aが第1のフックホルダ426の第1の溝部426a内にはまり込んでいる。これにより、前部上フック421は位置決め固定されるようになっている。
一方、前部上フック部材420がインクジェット式プリンタ100の前面側にて完全に押し込まれているときは、図15(B)に示すように、棒材422は第1のフックホルダ426の第2の溝部426bに沿って先端方向へスライドし、保持材423の案内部423aが第2のフックホルダ426の溝部427aに沿って閉じた端部側にスライドして、保持材423の係止部423bが凹部427b内にはまり込んでいる。これにより、前部上フック421は位置決め固定されるようになっている。
シート部材440は、図12に示すように、布もしくは軟質プラスチックシートで矩形状に形成されており、両端部とその中間部は3本のシャフト441、442、443にそれぞれ沿って係留されている。そして、各シャフト441、442、443が、後部フック部材410、前部上フック部材420、前部下フック部材430に係止されるようになっている。通常、各シャフト441、442、443は、それぞれ平行となるように各フック410、420、430に係止される。なお、シート部材440は、後部フック部材410、前部上フック部材420、前部下フック部材430に対し着脱自在に構成したが、装着固定に構成しても良い。
以上のような構成の受け装置400は、前部上フック部材420及び前部下フック部材430の配置形態のみを変化させることにより使用態様を変更することが可能となっている。すなわち、前部上フック部材420を前後にスライドさせ、前部下フック部材430を前後に回動させることにより、前方排紙モードと後方排紙モードに切り換えることができる。このようなモードを変更する際のユーザの動作を図16及び図17を参照して説明する。
図16は、前方排紙モードを示す図である。ここで、シート部材440は、既に、シャフト442の両端部が各後部フック部材410に差し込まれ、シャフト443の両端部が前部上フック部材420のU字状先端部に掛けられ、シャフト441の両端部が前部下フック部材430のU字状先端部に掛けられているものとする。先ず、前部上フック部材420をインクジェット式プリンタ100の後方にスライドさせて完全に押し込み、続いて、前部下フック部材430をインクジェット式プリンタ100の前方に回動させて略水平とする。なお、支持柱142には、前部下フック部材430の回動を略水平状態で停止させるストッパが設けられている。
これにより、前部上フック部材420のU字状先端部は排紙部130よりも後方へ引っ込んだ状態になり、前部上フック部材420に係止されているシャフト443から前部下フック部材430に係止されているシャフト441までの間のシート部材440はインクジェット式プリンタ100の前面側に緩やかに垂れ落ちた状態になる。したがって、排紙部130から排出される用紙を前方で受ける前方排紙モードに容易に切り替えることができる。
図17は、後方排紙モードを示す図である。ここで、シート部材440は、既に、シャフト442の両端部が各後部フック部材410に差し込まれ、シャフト443の両端部が前部上フック部材420のU字状先端部に掛けられ、シャフト441の両端部が前部下フック部材430のU字状先端部に掛けられているものとする。先ず、前部上フック部材420をインクジェット式プリンタ100の前方にスライドさせて完全に引き出し、続いて、前部下フック部材430をインクジェット式プリンタ100の後方に回動させて略垂直とする。なお、支持柱142には、前部下フック部材430の回動を略垂直状態で停止させるストッパが設けられている。
これにより、前部上フック部材420のU字状先端部は排紙部130よりも前方へ引き出された状態になり、前部上フック部材420に係止されているシャフト443から後部フック部材410に係止されているシャフト442までの間のシート部材440はインクジェット式プリンタ100の背面側に緩やかに垂れ落ちた状態になる。したがって、排紙部130から排出される用紙を後方で受ける後方排紙モードに容易に切り替えることができる。なお、このときの前部上フック部材420に係止されているシャフト443から前部下フック部材430に係止されているシャフト441までの間のシート部材440は、U字状に折り畳められてコンパクトに収納されることになる。
以上のように、本実施形態の用紙受け装置400によれば、シート部材440の上部を支持する前部上フック部材420はスライド自在な略U字状の一部材で構成し、シート部材440の下部を支持する前部下フック部材430は回動自在な略U字状の一部材で構成したので、ユーザはその場で片手でも前方排紙モードと後方排紙モードに簡易に切り換えることができる。なお、シート部材440の上部を支持する前部上フック部材420も回動自在な略U字状の一部材で構成することができ、さらに上記切り換えが簡易になる。このときの前部上フック部材420の回動は、前部下フック部材430の回動が上向きであったのに対し、下向きにすることにより、構成をコンパクトにすることができる。
また、前部上フック部材420及び前部下フック部材430は略U字状の一部材で構成したので強度を高めることができ、操作時に変形してしまうような事態を防止することができる。また、前部下フック部材430の回動を規制するストッパを設けたので、シート部材440と床との接触を回避することができ、シート部材440の汚染や破損等を防止することができる。また、シート部材440は従来よりも使用量を削減することができるので、コストダウンすることができる。
媒体受け装置を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係るプリンタの構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第1の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第2の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第3の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第4の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第5の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第6の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第7の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第8の図である。 本発明の実施形態の用紙受け装置を示す第1の斜視図である。 本発明の実施形態の用紙受け装置を示す第2の斜視図である。 図11の用紙受け装置の前部上フックの詳細を示す三面図である。 図11の用紙受け装置のフックホルダの詳細を示す斜視図である。 図13及び図14の前部上フック部材の動作を示す側面図である。 図11の用紙受け装置の前方排紙モードを示す図である。 図11の用紙受け装置の後方排紙モードを示す図である。
符号の説明
100 プリンタ、110 給紙部、111 ロール紙ホルダ、112 ロール紙カバー、113 スピンドル、114 スピンドル受け、115 スピンドル受け、120 印刷部、121 プリントヘッド、122 キャリッジ、123 FFC、124 インクチューブ、125 上蓋、126 前蓋、127 レール、128 キャリッジベルト、130 排紙部、131 排紙ガイド、132 サイドカバー、140 脚部、141 コロ、142 支持柱、143 補強棒、150 カートリッジホルダ、400 用紙受け装置、410 後部フック部材、420 前部上フック部材、430 前部下フック部材、435 フックホルダ、440 シート部材、441、442、443 シャフト

Claims (5)

  1. 媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受ける媒体受け装置であって、
    排出される前記媒体を受ける受け部と、
    前記受け部の一端を後方で支持する第1支持部と、
    前記受け部の中央を上方で支持する第2支持部と、
    前記受け部の他端を前方で支持する第3支持部とを有し、
    前記第2支持部が前後にスライド自在に、前記第3支持部が前後に回動自在に構成され、
    前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも後方側にあり且つ前記第3支持部が前方側にあるときに前方排出とし、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも前方側にあり且つ前記第3支持部が後方側にあるときに後方排出とすることを特徴とする媒体受け装置。
  2. 媒体の前方排出と後方排出とを切り換えて当該排出媒体を受ける媒体受け装置であって、
    排出される前記媒体を受ける受け部と、
    前記受け部の一端を後方で支持する第1支持部と、
    前記受け部の中央を上方で支持する第2支持部と、
    前記受け部の他端を前方で支持する第3支持部とを有し、
    前記第2支持部及び前記第3支持部が前後に回動自在に構成され、
    前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも後方側にあり且つ前記第3支持部が前方側にあるときに前方排出とし、前記第2支持部が前記媒体の排出される位置よりも前方側にあり且つ前記第3支持部が後方側にあるときに後方排出とすることを特徴とする媒体受け装置。
  3. 前記第3支持部は、回動したときに、一定角度で停止する構造であることを特徴とする請求項1または2に記載の媒体受け装置。
  4. 被記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項1〜の何れか一項に記載の媒体受け装置を備えたことを特徴とする記録装置。
  5. 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、
    請求項1〜の何れか一項に記載の媒体受け装置を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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