JP4538222B2 - 自動車用ドアの取手 - Google Patents

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Description

本発明は、特に自動車用のドアの取手に関するものである。
更に具体的には、本発明は、取手のところにユーザーが存在することを検知する存在センサーを少なくとも一つ組み込んだドアの取手に関するものである。
本発明はまた、そのような取手を有する自動車用のハンズフリーアクセスシステムにも関するものでもある。
自動車の分野では、かつては機械的運動を、ロッドを介して、扉を開閉する錠へ伝達する役割だけを果たしてきたドアの取手は、激しい変化に晒されてきた。
事実、機械的な鍵またはリモコンなしで自動車のロックおよびアンロックができる、いわゆる「ハンズフリー」システムに関しては特に、取手は、(例えばバッジのような形での)識別手段を付けたユーザーと、その車両に搭載されたシステムとの間の、特別なインターフェイスになっている。
例えば、「ハンズフリー」システムで用いられる取手は、図1に示されている。
一般的に、そのような取手1は二つの部分で構成されており、その一つは車両のドア4に対して可動な捕捉部分2であり、もう一つは固定部分3で、それは基本的には飾りであり、あるいは、例えば予備の差し錠を組み込んだりもしている。可動部分2も固定部分3も、プラスチック材料で作られているのは同じである。
図1に見られるように、可動部分には内部の空洞6があり、該空洞は支持モジュール7の収納部の役目を果たしている。そのモジュールを取手の中に取り付けることができるように、内部の空洞6(収納部とも呼ばれる)は、固定部分3に向かい合う位置にある一つの区域へと横方向から届くようになっている。収納部6を閉じるのは閉塞部材6の2である。
支持モジュール7は、複数の存在センサー、特に接近センサー9と触覚センサー8を含んでいる。
接近センサー9により、ユーザーが車両に接近すると、識別手段と、車両に搭載されたシステムとの間で通信を開始することができ、その一方で、触覚センサー8は、ユーザーが車両をロックするために自発的に行う行為を検知するために使用される。
図1に示されているように、接近センサー9と連結している接近検知区域12は、ドア4と取手の捕捉部材2との間に位置している。
接近センサー9は例えばキャパシタンス・センサーであり、周囲の電磁場の変化の測定に基づいて作動する。該接近センサーには検知電極10が少なくとも一本あり、その電極の形によって、ドア4と取手の捕捉部材2との間に位置して拡がる、よく制御された検知区域を、はっきりと区切ることができる。
触覚センサー8も同様に、例えばキャパシタンス・センサーである。該触覚センサーには検知電極10が一本あり、それにより、取手の外側表面で、はっきりと規定され局限された区域11での検知ができるようになっている。この触覚検知区域11は、接触する行為に対して感度が高い。
取手の中に様々な要素をそのように配置するということは、機械的制約のために収納部6のサイズを小さくせざるを得ないので、様々なセンサーをモジュールに配置する際に極めて限られた自由度しか得られないという不都合があり、その結果、様々な検知区域をどこに位置づけるかは、取手とその収納部の構造によってほとんど決まってしまう。
従って、そのような様々の検知区域は、手の届きにくい場所に位置したり、あるいは人間工学的に見て重大な問題を呈したりしかねない。更に、そのような配置は、右利きのユーザー同様左利きのユーザーにも標準的な取手を実現することはできない、なぜなら、そのためには、ユーザーにとってはっきりと区別でき、手も届きやすいように、様々な検知区域の位置を選べるようにする必要があるからである。
また、次に、そのような取手を塗装したり、メッキしたりした場合に、あるいは完全に金属製にした場合でさえ、存在センサーの働きが強く攪乱されるということが指摘されている。
実際、伝導性のコーティングは、それがクロムメッキのような化学的被覆であれ、ペンキであれ、装飾的なコーティング用の下塗りであれ、あるいは取手自体を構成する材料でさえも、様々なセンサーの検知電極と取手表面との間に存在する静電結合の変化をもたらす。
主にコーティングの電気伝導性に関連するこのような攪乱は、様々な存在センサーに対しては、存在検知区域の形状が変化したり、そのことによってセンサーの感度が落ちたりすることとして現れる。
接近センサーの場合について言うと、検知区域が拡がったり、取手の周りの検知距離が大幅に短縮したりすることが確認されている。(数センチメートルというような)遠くから接近を検知するのは、もはや不可能であり、ユーザーは、検知が行われるようにするためには、(1センチ未満というような)間近にいなければならず、更に、取手に接触していなければならないことさえある。実際、伝導性のコーティングが接近センサーの電場の線に対するシールドとなって、静電容量測定による検知は大きく減殺される。
触覚センサーについて言うと、取手表面の広い範囲に渡って触覚検知区域が拡がり、その結果、そのセンサーの感度が大幅に下がって、触覚検知の機能を全く失わせてしまうということが、通常、確認されている。
この問題をより良く説明するために、触覚センサーについて、図2に概略的なグラフを示したが、該グラフは、触覚センサー8の感度Sを、電極10の一つの次元だけに沿った広がりに応じて表すものである。
実線で描いた曲線Aは、電気的絶縁材料でできた取手についての、触覚センサーの感度曲線である。この曲線Aには平坦部Pがあり、その広がりEは、電極10の広がりにほぼ対応している。その両側では、感度が大幅に落ちているのが見て取れる。
点線で描いた曲線Bは、伝導性の表面コーティングをした取手についての、触覚センサーの感度曲線を示している。感度曲線の幅が広くなっており、その最大値は曲線Aに比べて大きく下がっていて、それにより、センサー8の働きが阻害されているのが確認される。更に、平坦部に特徴的な形がなくなっており、これは、検知区域が拡がって、余りはっきり規定されなくなってしまっているということになる。これは人間工学的に見て大きく不利な点である。
既に詳しく述べたように、このような伝導性のコーティングが存在すると、触覚検知区域が取手表面の広い範囲に拡がってしまうために、触覚センサーが攪乱されることになり、その結果、センサーの感度が大幅に失われてしまう。したがって、触覚検知は大きく攪乱されてしまう。
接近センサーと触覚センサーの検知区域の位置決めについて、あるいは、取手にペンキを塗ったりメッキをしたりした場合に、そのために検知力が弱まり、それに関連してそのような区域を変更することについて、融通が利かないというのは、特に困ったことである。
本発明の目的は、そのような不都合を克服し、手が届きやすく、人間工学的にも理に適っており、伝導性がある取手または表面に伝導性のコーティングをした取手と両立できるような新しい存在検知区域を作りだし、それにより、接近検知にせよ、触覚検知にせよ、そのような検知を改めて行えるような解決策を提案することである。
ここで提案する解決策は、存在センサーの検知電極と、取手表面で新しい検知区域を作りだしたいと思う場所との間に、伝導手段を付け加えるということである。伝導性のコーティングの場合には、そのような伝導手段は、好適には、攪乱性のコーティングよりも伝導性が高い。
接近センサーについて言うと、検知距離を伸ばして、取手表面にあるスリットに向かって取手内部のセンサーが発生させる電場の線の伝導性によって、制御性の改善された新しい検知区域を作りだす。
触覚センサーについて言うと、その場合、触覚センサーの当初の検知区域を、静電結合現象と電気伝導によって、そのような新しい検知区域を作りだしたい場所にまで移動する。
そのようにして、取手の外側表面に、存在、接近または触覚の新しい検知区域を作りだし、そして、取手の表面が伝導性である場合でさえも、「ハンズフリー」システム全体が正常に作動するような状態に立ち直らせることが可能になる。そのような新しい存在検知区域は、伝導性のコーティングの近くに位置することができるが、絶縁手段により、該コーティングから絶縁されていなければならない。
そのために、本発明が対象とする、特に自動車用のドアの取手は、前記取手のところにユーザーが存在することを検知する電極を少なくとも一本有する存在センサーを、少なくとも一つ有している。その取手は、伝導手段を含んでおり、該伝導手段の手前の少なくとも一つの端部は、前記検知用電極に直接的または間接的に静電結合によって接続されており、遠い方の少なくとも一つの端部は、電気的に絶縁された状態で取手の外側表面に届いていて、それにより、ユーザーの存在を検知する新たな区域が少なくとも一つ作りだされることを特徴としている。
本発明のドアの取手は、更に、以下の特徴の一つまたは複数を有することができる。
・ドアの取手には捕捉部があり、該捕捉部には中央収納部があって、該中央収納部は、この捕捉部内に設けられた溝のような形の空洞によって形成されており、存在センサーを受け入れるようになっている。
・存在センサーには電極が少なくとも二本あり、また、各電極に対して、伝導手段の手前の一端が、この電極に向かい合う位置に来るように連結されている。
・伝導手段の手前の端部は、前記電極に向かい合う位置に配置された金属製の薄板によって形成されており、該薄板の少なくとも一部は、該電極にほぼ平行である。
・伝導手段は、金属製の一枚の薄板によって形成される。
・存在センサーは、前記収納部に挿入される支持モジュールによって支えられる。
・金属製の薄板は、支持モジュールを前記収納部の中に位置づけるための、および/または維持するための、スプリングとなる。
・金属製の薄板は、支持モジュールまたは存在センサーに固定される。
・ドアの取手には、更に、取手の外側表面に届く隙間部分が少なくとも一つあり、伝導手段の遠い方の端部は、その外側表面と高さが揃っている。
・伝導手段には遠い方の端部が複数あり、該端部は、連結された隙間部分のところで、取手の外側表面と高さが揃うようになっている。
・隙間部分は、取手の捕捉部分の長手軸に平行に並んで配置される。
・伝導手段は、電気の絶縁体も兼ねる固定手段によって、隙間部分の中に固定される。
・固定手段は、接着剤またはプラスチック製のクリッピング手段によって形成される。
・伝導手段は、絶縁性の材料内でオーバーモールドされる。
・絶縁性の材料で、隙間部分用の閉塞栓手段を形成する。
・伝導手段には中間部分があり、該中間部分は、存在センサーの収納部(6)の閉塞手段(18)によって形成される。
・金属製の薄板は、閉塞手段の材料で固定され、且つ/または該材料で作られる。
・伝導手段の遠い方の端部は、取り外し可能部分を含む。
・取り外し可能部分は、差し錠、特に予備の差し錠の覆いによって形成される。
・遠い方の端部が、ドアに対して固定された取手の一部(3)の伝導要素を形成しており、存在センサーは、取手の可動捕捉部分の中に収納されている。
・取手は、プラスチック材料で実現される。
・取手の外側表面は、伝導性コーティングで覆われている。
・伝導手段の伝導性は、取手の伝導性コーティングの伝導性を上回るものである。
・伝導性コーティングは、メタリック塗料または金属を直接メッキしたものである。
・取手は、金属で実現されており、更に、前記伝導手段用のカバーを形成する電気絶縁手段を含んでいる。
・存在センサーは、ユーザーが取手の近くに近づいてくることを検知するための接近センサーである。
・存在センサーは、ユーザーが取手のところに接触する行為を検知するための触覚センサーである。
・触覚センサーの新しい検知区域は、伝導手段の遠い方の端部の形状で規定される。
・存在センサーは、キャパシタンス型のセンサーである。
更に、本発明は、そのようなドアの取手を有する自動車のための、ハンズフリーアクセスシステムを対象としている。
本発明は、以下のような添付図面を参照しつつ、以下の詳細な説明の記述を読むことで、よりよく理解されるものである。
・図1は、従来技術で既に知られている取手の断面図であり、取手表面にある様々な存在センサーの検知区域の所在を示している。
・図2は、様々な使用条件での取手の触覚センサーの検知グラフの概略を示している。
・図3は、伝導手段の手前の端部が一枚の金属製の薄板で実現された、取手の部分的断面図である。
・図4は、一枚の金属製の薄板で実現された伝導手段を有する取手の部分的断面図である。
・図5は、伝導手段の金属製の薄板がスプリングになっている、取手の部分的断面図である。
・図6は、伝導手段を取手の隙間部分の中に固定した、取手の部分的断面図である。
・図7aと7bは、どちらも、閉塞手段として実現された伝導手段を有する、同一の取手の断面図である。
・図8は、金属製の薄板が閉塞手段に固定された、取手の部分的断面図である。
・図9は、伝導手段の遠い方の端部が取手の固定部分の伝導要素を形成している、取手の部分的断面図である。
・図10は、取手の捕捉部分を、接近センサーのところで図1のY軸に沿って切断した断面図であって、伝導手段には遠い方の端部が複数ある。
・図11は、複数の隙間部分がある取手の捕捉部分の部分図である。
図3は、本発明による取手の第一の実施例の部分的断面図である。この図において、図1の要素と同じものには、同じ参照番号を付してある。
取手1には、捕捉部2の外側表面に、ペンキもしくは例えばメッキで出来た伝導性塗膜のようなコーティングで形成された、伝導性の表面5がある。捕捉部2をくり抜いて収納部6を形成し、それにより、支持モジュール7を組み込むことができるようにしている。支持モジュール7は、プラスチック・ケースを半分にしたようなもので形成されており、その中に電子板14が置かれていて、該電子板が、触覚センサー8を含む様々な電子部品を支えている。支持モジュール7の様々な部品を全体として保護するのは樹脂16であり、該樹脂16をそのプラスチック・ケースを半分にしたようなものに流し込み、それらの部品を覆うようにする。
収納部6は閉塞手段18によって閉じられており、該閉塞手段は、気密性があり悪天候にも耐えられる絶縁性材料で実現されていて、支持モジュールや電子部品が外部の状況で損なわれないようにするものである。そのような閉塞手段18は、特に栓のような形やカプセルのような形をとることができる。
支持モジュール7の中に配置された触覚センサー8には、ユーザーが接触する行為を検知するための検知電極10がある。
この取手は、キャパシタンス・センサーの作動区域を移動するために利用される伝導手段によって、図1の現行技術の取手と区別される。更に詳しく述べると、伝導手段の第一の端部は、閉塞手段18に支えられた金属製の薄板17として実現されている。閉塞手段が収納部6の端部に設置される場合には、この金属製の薄板17の手前の端部は、検知電極10と向かい合う位置に、該電極とほぼ平行になるように置かれる。
この金属製の薄板17は、静電結合現象または電気伝導現象により、触覚センサーの検知電極10と電気的に接続された状態になっている。
一般的に、キャパシタンス型存在センサーの検知電極10と伝導手段との間の電気的な結びつきは、様々な性質のものが考えられる。この接触を確立しうるのは、以下である:
・センサーの検知電極と伝導手段との間の静電結合現象である。伝導手段は、この結合を確立することが可能になるように、センサーの検知電極の近くに位置していなければならないが、直接に接触している必要はない。この結合は、例えば電子モジュールを覆う保護樹脂を通して行ってもよい。
・センサーの検知電極と伝導手段との間の、ハンダ付け、接着などによる、直接的な電気接続である。
この場合、金属製の薄板17と触覚センサー8の検知電極10との間に静電結合による電気的な結びつきが確立されるが、これは、それら二つの要素が直接には接触していないからである。
この金属製の薄板17は、第一の端部が検知電極10と電気的に結びついており、該薄板は、ほぼ直角の形をしているので、第二の端部は取手表面に届くようになっている。
したがって、触覚センサーの検知電極10と金属製の薄板17との間で起きる静電結合現象と電気的接続現象により、触覚センサーの検知区域は、取手の外側表面に位置する新しい検知区域へと移動することになる。図3に点線で示したこの新しい検知区域は、捕捉部2の伝導性コーティング5からは電気的に絶縁されている。このような電気的絶縁が実現されるのは、絶縁性材料13を、特に収納部6の内壁と、取手の非伝導性部分3に向かい合う捕捉部2にある両側縁とに用いるからである。
この実施態様の図示されていない一つの変形例によると、金属製の薄板17を、電気的に接触する二枚の薄い金属板として実現し、それらを閉塞手段18で支えることができる。
図4に示す第二の実施態様では、一枚だけの金属製の薄板17として実現された伝導手段を、支持モジュール7に固定している。例えば、金属製の薄板17の手前の端部は、接着によって、あるいは、支持モジュール7に配置された保護樹脂16内でのオーバーモールドによって、支持モジュール7に固定される。
有利には、その金属製の薄板17は、薄板状のスブリングとして実現され、伝導性のない閉塞手段18を収納部6の端部に設置する場合には、該薄板を圧縮することにより、該薄板の第二の端部が取手の外側表面に位置するようにする。
図5にも示されているように、金属製の薄板17は、伝導手段を形成し、スプリングとして提示されるものであって、それにより、一方では、閉塞手段18を設置する際に支持モジュール7を収納部の中に位置づけることができ、他方では、時間と共に動いたりしないように、収納部内にモジュール7を維持することができる。
図6に示す伝導手段の第三の実施態様では、伝導手段は、金属製の挿入物20として実現されている。
取手には、その捕捉部2の内部に、隙間部分21があり、該隙間部分は、取手の内部の収納部と外側表面との間に位置している。
この隙間部分21には支えのための肩状部24があり、該隙間部分は、補完的な形をした金属製の挿入物20で塞がれた状態になっている。その金属製の挿入物の第一端部22は、触覚センサー8の検知電極10に向かい合う位置にあり、第二端部23は、取手の外側表面と高さが揃っている。この金属製の挿入物20により、センサーの検知電極10と取手の外側表面との間の電気的な結びつきが実現される。
この伝導性の挿入物を制作し、取手の隙間部分に組み込むには、以下のような様々な方法がある。
・取手を製造する際に金属部品を挿入することにより、取手を成形する際に直接行う。
・取手に穴を開け、金属製の栓を付けることによって行う。
金属製の挿入物20は、例えば接着によって、あるいは、クリップのような固定手段を用いて、隙間部分に固定される。金属製の挿入物を隙間部分21に押し込んでもいいし、あるいは取手をオーバーモールドする際に該挿入物を固定してもよい。
金属製の挿入物20と隙間部分との間の電気的絶縁は、電気的絶縁部材13によってもたらされるのだが、該電気的絶縁部材は、例えば、挿入物を固定する手段により、隙間部分の中に組み込まれることができる。特に、固定用の接着剤は、電気的な絶縁特性をもつことができる。
金属製の挿入物の遠い方の端部23の表面は、形は変わりうるが、全体として平らである。この表面は、特に円形、楕円形または長方形でもよいし、あるいは、例えば製造業者のブランドや自動車のモデルを表すロゴの形をしていてもよい。
伝導性の挿入物20の遠い方の端部23の表面には、そのほぼ中心に、窪み部分25があり、それにより、一方では、該挿入物を触覚検知区域として視覚化することができ、他方では、より人間工学的に理に適ったやり方で、接触する行為を行えるようになっている。
検知電極10と、金属製挿入物20の手前の一端22との間の電気的な結びつきは、それら二つの要素間の静電結合によって実現される。検知電極と挿入物の手前の端部との間に金属製の薄板を用意して、それにより、電気伝導による直接的な電気的結びつきを実現することも可能である。
図7a、7bは、伝導手段の補足的実施態様の細部を、二つの異なる断面に沿って示すものである。
この例によると、捕捉部2には、電気伝導性の材料で実現された、収納部6の閉塞手段18がある。
閉塞手段18は、例えば、全体として円形または正方形の形をした、栓またはカプセルになっている。中心に維持され、閉塞手段の縁に届く舌状部材を、これら閉塞手段の表面で切断する。この舌状部材を、つぎに、取手の捕捉部2の長手軸にほぼ直角な軸に沿って、収納部6の内部に向かって折り曲げて、金属製の薄板19を形成し、それにより、収納部6の開口部の中に閉塞手段18を設置した後、センサー8の検知電極10と結合できるようにする。
図7bに見られるように、舌状部材を切断して、それを取手の捕捉部2の長手軸にほぼ直角な軸に沿って折り曲げることにより、金属製の薄板19は、閉塞手段18から直接出ている。舌状部材を折り曲げた際に現れた開口部26を、つぎに気密性の部材で塞いで、悪天候の際の水が電子モジュールの作動に影響を与えないようにする。この実施例では、閉塞手段18の一端は取手の表面に届いており、それにより、新しい検知区域が作りだされる。
金属製の薄板19は閉塞手段18の一部であり、該閉塞手段から直接出ている。閉塞手段18は、たった一つで、触覚センサーの検知電極10と取手表面との間を、静電結合により、電気的に結びつけることができる。図7aに概略が示されているように、新しい触覚検知区域は、絶縁手段13により、捕捉部の伝導性表面5から絶縁されており、取手表面の、閉塞手段18が届くところに位置している。絶縁手段13を形成する絶縁材料は、収納部6の内壁と収納部6の外縁に配置されている。
したがって、閉塞手段18により、伝導性手段の中間部分が形成されている。
図8は、伝導手段の第五の実施態様を示している。
支持モジュール7は、収納部6の開口部に近い端部に、伝導性の閉塞手段18を有しており、該閉塞手段に金属製の薄板17が固定されている。金属製の薄板17が伝導手段の手前の端部を形成し、また、閉塞手段18が伝導手段の遠い方の端部を形成しており、その全体が支持モジュール7に直接固定されている。その結果、伝導手段は、支持モジュール7の必須部分となっている。
図9に示すのは、伝導手段のもう一つの実施態様である。
取手の部分3は、ドアに対して固定された部分であり、この固定部分は、部分的に伝導性があるか、あるいは、その表面の一部に伝導性のコーティング5”がある。この伝導性表面5”が新しい触覚検知区域である。触覚センサー8の検知電極10は、静電結合と電気伝導により、金属製の薄板17と伝導性の閉塞手段18とを介して、固定部分3の伝導性部分5”にまで移動される。閉塞手段18は、固定部分3と向かい合うように位置づけられており、取手が停止位置にある時には、該部分と接触する。そういうわけで、固定部分の伝導性表面に新しい触覚検知区域が作りだされる。この配置で考慮されているのは、接触する行為を検知することが求められるのはロック行為を制御するためだけであって、取手はそのとき停止位置にある、ということである。
触覚センサーの検知電極10から新しい触覚検知区域までの、このような電気的伝導は、収納部6の内壁と、この収納部の側面開口部の両端とに絶縁性材料13を挿入することによって、取手の捕捉部2の伝導性表面5’から絶縁されている。
この例では、取手の部分3はドアに対して固定されているが、その固定部分に、取り外し可能な伝導性部材を備えることも可能である。その場合、取り外し可能な伝導性部材は、新しい触覚検知区域の役割を果たすのであり、特に、差し錠の覆いのような形で実現することができる。
図10は、本発明のもう一つの実施態様を示しており、そこでは存在センサーは接近センサー9である。
捕捉部2には収納部6があり、そこに組み込まれた支持モジュール7は、接近センサー9を含んでいる。接近センサー9は二本の電極10を有している。
収納部6には絶縁性材料の部品27も組み込まれており、金属製の薄板17として実現された伝導手段は、該部品でオーバーモールドされている。この金属製の薄板の手前の両端22は、それぞれ電極10に向かい合う位置に配置されている。薄板17には遠い方の端部23もあり、それは、取手の外側表面に届く隙間部分21のところに位置している。したがって、伝導手段の遠い方の端部23は、取手の外側表面に露出している。
同様に、センサーに複数の電極10がある場合には、伝導手段を金属製の複数の薄板で形成して、それぞれの薄板が、電極に向かい合うように配置された手前の端部と、隙間部分を通って取手の外側表面に届く遠い方の端部とを含むようにすることができる。
必要な場合には、但し、接近検知区域の寸法と感度を大幅に改善することを見通した上でのことでもあるが、同一の取手のところで、図10の装置を何度も繰り返して活用するのが望ましいこともある。
図11に概略が示されているのは、取手の捕捉部2の、ドア4に向かい合う区域である。
捕捉部2の、ドア4に向かい合う区域には、複数の隙間部分21が示されており、該隙間部分は、取手の捕捉部2の長手軸Xに平行に、並んで配置されている。隙間部分21のそれぞれに連結される遠い方の端部23は、取手の外側表面と高さが揃っており、遠い方の端部23のそれぞれに対応する伝導手段17は、そのそれぞれが検知電極10の少なくとも一本に連結している。
ユーザーが取手のところに存在することを検知する区域を新しく作りだすために用いられる伝導手段の実施態様の全体を、「冷蔵庫型取手」と呼ばれる取手について説明したが、これを「パレット型取手」と呼ばれる取手について転用することも全く可能である。
提示された金属製の薄板や閉塞手段の形態は、限定的では全くなく、そのような薄板や閉塞手段の他の形態や他の実施態様も、容易に考えうる。
金属製の薄板17を、金属製の薄板一枚だけのものとして示したが、それを二枚の金属製の薄板として実現し、第一の薄板を例えば電子モジュールに固定し、第二の薄板を、例えば、その一端が取手の表面に位置する閉塞手段に連動させて、それにより、センサーの検知電極からの電気的連続性を確立させることも考えられる。提示した実施態様と同様、このような新しい検知区域は、当初の触覚検知区域から絶縁されており、場合によっては、取手の捕捉部にある伝導性の表面からも絶縁されている。
同様に、それが接近センサーであろうと、触覚センサーであろうと、存在センサーの検知電極と、取手表面との間の電気的連続性を、他の手段を用いて、あるいは説明した手段を組み合わせることにより、実現することは常に可能である。
図1は、従来技術で既に知られている取手の断面図であり、取手表面にある様々な存在センサーの検知区域の所在を示している。 図2は、様々な使用条件での取手の触覚センサーの検知グラフの概略を示している。 図3は、伝導手段の手前の端部が一枚の金属製の薄板で実現された、取手の部分的断面図である。 図4は、一枚の金属製の薄板で実現された伝導手段を有する取手の部分的断面図である。 図5は、伝導手段の金属製の薄板がスプリングになっている、取手の部分的断面図である。 図6は、伝導手段を取手の隙間部分の中に固定した、取手の部分的断面図である。 図7aは、閉塞手段として実現された伝導手段を有する、図7bと同一の取手の断面図である。 図7bは、閉塞手段として実現された伝導手段を有する、図7aと同一の取手の断面図である。 図8は、金属製の薄板が閉塞手段に固定された、取手の部分的断面図である。 図9は、伝導手段の遠い方の端部が取手の固定部分の伝導要素を形成している、取手の部分的断面図である。 図10は、取手の捕捉部分を、接近センサーのところで図1のY軸に沿って切断した断面図である。 図11は、複数の隙間部分がある取手の捕捉部分の部分図である。
符号の説明
1 取手
4 ドア
5 伝導性表面
6 収納部
7 支持モジュール
8 触覚センサー
9 接近センサー
10 検知電極
11 区域
13 電気的絶縁部材
14 電子板
16 保護樹脂
17 薄板
18 閉塞手段
19 薄板
20 金属製挿入物
21 隙間部分
24 肩状部

Claims (29)

  1. ユーザーが取手のところに存在することを検知する電極(10)が少なくとも一本ある存在センサー(8、9)を少なくとも一つ有している、特に自動車用のドアの取手(1)であって、
    該取手に含まれる伝導手段(17、18、3)には、前記検知用電極に直接的または間接的に静電結合によって接続された、少なくとも一つの手前の端部(22)と、電気的に絶縁された状態で取手の外側表面に届く、少なくとも一つの遠い方の端部(23)とがあり、それにより、ユーザーが存在することを検知する新しい区域が少なくとも一つ作り出されることを特徴とする、ドアの取手。
  2. 取手の捕捉部(2)に中央収納部(6)があり、該中央収納部が、この捕捉部内に設けられた溝のような形の空洞によって形成されており、存在センサー(8、9)を受け入れるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のドアの取手。
  3. 存在センサーには電極(10)が少なくとも二本あり、また、各電極に対して、伝導手段(17、18、3)の手前の一端(22)が、その電極に向かい合う位置に来るように連結されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のドアの取手。
  4. 伝導手段の手前の端部(22)が、前記電極(10)に向かい合う位置に配置された金属製の薄板(17)によって形成されており、該薄板の少なくとも一部が該電極にほぼ平行であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載のドアの取手。
  5. 伝導手段が金属製の一枚の薄板(17)によって形成されることを特徴とする、請求項3と4を合わせたドアの取手。
  6. 存在センサー(8、9)が、前記収納部(6)に挿入される支持モジュール(7)によって支えられており、また、前記金属製の薄板(17)が、支持モジュール(7)を前記収納部(6)の中に位置づけるための、および/または維持するための、スプリングとなることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一つに記載のドアの取手。
  7. 前記金属製の薄板(17)が、支持モジュール(7)または存在センサー(8、9)に固定されることを特徴とする、請求項6に記載のドアの取手。
  8. 更に、取手の外側表面に届く隙間部分(21)が少なくとも一つあり、また、伝導手段の遠い方の端部(23)が、その外側表面と高さが揃っていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載のドアの取手。
  9. 伝導手段には遠い方の端部(23)が複数あり、該端部が、連結された隙間部分(21)のところで、取手の外側表面と高さが揃うようになっていることを特徴とする、請求項8に記載のドアの取手。
  10. 隙間部分(21)が、取手の捕捉部分(2)の長手軸に平行に並んで配置されることを特徴とする、請求項9に記載のドアの取手。
  11. 伝導手段(17、18、3)が、電気の絶縁体も兼ねる固定手段によって、隙間部分(21)の中に固定されることを特徴とする、請求項8から10のいずれか一つに記載のドアの取手。
  12. 固定手段が、接着剤またはプラスチック製のクリッピング手段によって形成されることを特徴とする、請求項11に記載のドアの取手。
  13. 伝導手段が、絶縁性の材料内でオーバーモールドされることを特徴とする、請求項8から12のいずれか一つに記載のドアの取手。
  14. 伝導手段をオーバーモールドする絶縁性材料で、隙間部分用の閉塞栓手段を形成することを特徴とする、請求項13に記載のドアの取手。
  15. 伝導手段(17、3)には中間部分があり、該中間部分が、存在センサー(8、9)の収納部(6)の閉塞手段(18)によって形成されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載のドアの取手。
  16. 前記金属製の薄板(17、19)が、閉塞手段(18)の材料で固定され、且つ/または該材料で作られることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一つと請求項15を合わせたドアの取手。
  17. 伝導手段の遠い方の端部(23)が取り外し可能部分を含むことを特徴とする、請求項1から16のいずれか一つに記載のドアの取手。
  18. 取り外し可能部分が、差し錠、特に予備の差し錠の覆いによって形成されることを特徴とする、請求項17に記載のドアの取手。
  19. 前記遠い方の端部が、ドアに対して固定された取手の一部(3)の伝導要素を形成しており、存在センサーが、取手の可動捕捉部分の中に収納されていることを特徴とする、請求項17または18に記載のドアの取手。
  20. プラスチック材料で実現されることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一つに記載のドアの取手。
  21. その外側表面が伝導性コーティング(5)で覆われていることを特徴とする、請求項20に記載のドアの取手。
  22. 伝導手段の伝導性が、取手の伝導性コーティングの伝導性を上回るものであることを特徴とする、請求項21に記載のドアの取手。
  23. 伝導性コーティング(5)が、メタリック塗料または金属を直接メッキしたものであることを特徴とする、請求項21または22に記載のドアの取手。
  24. 取手が、金属で実現されており、更に、前記伝導手段用のカバーを形成する電気絶縁手段を含んでいることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一つに記載のドアの取手。
  25. 存在センサーが、ユーザーが取手の近くに近づいてくることを検知するための接近センサー(9)であることを特徴とする、請求項1から24のいずれか一つに記載のドアの取手。
  26. 存在センサーが、ユーザーが取手のところに接触する行為を検知するための触覚センサー(8)であることを特徴とする、請求項1から24のいずれか一つに記載のドアの取手。
  27. 触覚センサーの新しい検知区域が、伝導手段(17、18、3)の遠い方の端部(23)の形状で規定されることを特徴とする、請求項26に記載のドアの取手。
  28. 存在センサーがキャパシタンス型のセンサーであることを特徴とする、請求項1から27のいずれか一つに記載のドアの取手。
  29. 請求項1から28のいずれか一つに記載のドアの取手を少なくとも一つ有していることを特徴とする、自動車用のハンズフリーアクセスシステム。
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