JP4537674B2

JP4537674B2 - Game media counter

Info

Publication number: JP4537674B2
Application number: JP2003208924A
Authority: JP
Inventors: 智啓田中
Original assignee: 株式会社オーイズミ
Priority date: 2002-08-27
Filing date: 2003-08-27
Publication date: 2010-09-01
Anticipated expiration: 2023-08-27
Also published as: JP2004141643A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ台やスロットマシン等（以下遊技機という）で遊技に興ずることにより獲得したパチンコ玉やメダル等（以下遊技媒体という）の数量を計数する遊技媒体計数機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
通常の遊技ホールでは、複数台の遊技機を支持フレームに対して背中合わせに並設して遊技機列を構成し、各遊技機列の複数台の遊技機間に所謂サンドと称する遊技媒体貸機を設置することによって、1つの遊技機管理単位である遊技島を形成しており、ホール内にこれら遊技島を幾つか配置することにより1つの遊技ホールを構成している。
【０００３】
このような遊技ホールに出かけて遊技する者は、先ず各遊技島の遊技媒体貸機に所定額の貨幣を投入して所定数の遊技媒体の払出しを受け、この遊技媒体を使って自ら選択した遊技機に遊技媒体を投入することにより遊技に興ずることができるようになっている。そして、遊技することにより遊技媒体を獲得した場合には、終了後にその遊技媒体を島端やホール内の適所に設置されている遊技媒体計数機に投入して獲得遊技媒体数を計数する。そして必要に応じて、その数をプリントした計数シートを発券させ、それを景品交換所に持っていくことにより、獲得遊技媒体数に応じた景品と交換できる仕組みになっている。
【０００４】
上述のような遊技システムにおいて、当該遊技客が遊技によって獲得した正規の遊技媒体だけでなく、不正な遊技媒体を持ち込んでそれを正規の遊技媒体と一緒に遊技媒体計数機に投入し、不正に水増し計数させて景品と交換する等の不正行為が後を絶たない状況にある。
そこで、これらの不正行為を防止するため、従来から種々のアイデアが提案されている。
【０００５】
例えば、特開２００１−８７５３８号では、遊技媒体計数機に監視カメラを内蔵し、この監視カメラにより撮像したデータを、通信回線を介して景品交換管理装置に送信し、景品交換管理装置では受信した撮像データをモニタ監視画面に映し出すようにするとともに、この監視画面の表示に基づいて監視者が操作することにより、計数機の計数動作を遠隔制御する制御手段を具備したものが提案されており、計数機の不正操作を防止するとともに、係員の負担を軽減しかつ遊技客とのトラブルを未然に防止できるようにしている。
【０００６】
また、特開２００１−２２４８３０号では、遊技媒体貸機に挿入した会員カードの入力信号を基に、遊技した台番号、遊技媒体貸機から貸出した遊技媒体数信号、遊技機に投入した遊技媒体数信号、及び遊技機から放出された遊技媒体数信号から当該遊技客の獲得遊技媒体数を算出して該獲得遊技媒体数を遊技媒体計数機に入力し、一方、当該遊技客が実際に獲得した実獲得遊技媒体を会員カードとともに遊技媒体計数機に投入して実獲得遊技媒体数を計数し、会員カードからの入力信号に基づいて計算された獲得遊技媒体数と計数された実獲得遊技媒体数とを比較して不正行為の有無を検知することにより、不正防止あるいは不正防止を抑止するようにしたシステムが提案されている。
【０００７】
一方において、遊技客に対するサービス向上の観点から、島端等に設置される遊技媒体計数機に島内に配設されている複数台の遊技機毎の詳細な遊技データや時々刻々変化する遊技データを表示するデータ表示画面を設け、これによって遊技客が島端において該データ表示画面を見て各遊技機の遊技データをいち早く把握できるようにし、遊技機を選択する際の参考にできるようにしたものが、特開平７−１８５１１６号にて提供されている。
【０００８】
しかしながら、上記したような不正防止対策を施しているにもかかわらず、不正行為を完全に防止できていないのが実情であり、更なるセキュリティー向上が望まれている状況にある。
そのためには、ハード面からの不正防止対策のみに止まらず、係員の個人情報を含めたセキュリティー管理の強化が必要であり、遊技客に対するサービスを低下することなく、如何にセキュリティーアップを図るかが問われている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、その第一の課題は、遊技媒体の計数を係員が行うようにし、しかも係員の誰が計数を行ったのかを識別できるようにすることによって、一層のセキュリティーアップとその管理強化を図ることができる遊技媒体計数機を提供しようとするものである。
また、本発明のもう一つの課題は、セキュリティーアップを図りながらも遊技客に対するサービス低下に繋がらないように、必要な操作機能や表示機能を確保できる遊技媒体計数機を提供しようとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、本発明の請求項１に記載された遊技媒体計数機は、投入された遊技媒体の数量を計数する遊技媒体計数機において、前記遊技媒体を投入するホッパーの投入口に、該投入口を開閉する鍵付きの開閉シャッターを設けるとともに、計数機本体の適所に係員が保持するＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報を読取るＩＤ情報読取り部を設け、待機時には前記遊技媒体の計数を不可となし、呼出しを受けた係員が保持する鍵により前記開閉シャッターを開け、前記ＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報を前記ＩＤ情報読取り部に読取らすことにより前記遊技媒体の計数動作を可能となすよう構成し、前記開閉シャッターに小計数用の遊技媒体投入口を設けるとともに、前記計数機本体に小計数用のボタンを設け、該小計数用のボタンを操作した時のみ前記ＩＤ情報読取り部によりＩＤ情報を読取ることなく前記遊技媒体の計数動作を可能となすよう構成したことを特徴とするものである。
上記の如く通常の待機時は計数不可であり、遊技媒体を係数する時には係員を呼出すことによって計数してもらう。この際、係員は保持している鍵によりホッパーの投入口に設けられている開閉シャッターを開けて遊技媒体を投入できるようにするとともに、ＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報をＩＤ情報読取り部に読取らすことにより遊技媒体の計数動作を可能となすようにしているため、係員不在による遊技媒体計数を防止することができる。従って、係員に鍵と一緒にＩＣメダル又はカードに管理してもらい、係員の個人情報とともに遊技媒体を計数できることから、遊技媒体計数の監視機能を強化しセキュリティーアップとその管理強化を図ることができる。
また、遊技客はホール内で喫煙したり、喫飲したりして休憩することがあり、このような場合、遊技媒体を煙草や飲料との交換に使用することが多い。煙草や飲料等との交換遊技媒体数は予め決められており、該ケースについても一々係員による計数にすると遊技客に不便を掛けるおそれがあるため、かかるケースでは遊技客が予め定められている所定数の遊技媒体を開閉シャッターの小計数用遊技媒体投入口から投入し、小計数用ボタンを操作して計数可能にしておくことにより、遊技客に対する利便性向上と係員の負担軽減を図ることができる。
【００１１】
また、本発明の請求項２に記載された遊技媒体計数機は、請求項１に記載の遊技媒体計数機において、前記開閉シャッターを開けるための鍵部と前記ＩＤ情報読取り部とを互いに近接して配設したしたことを特徴とするものである。
上記のように開閉シャッターを開けるための鍵部とＩＤ情報読取り部とを互いに近接して配設しておくことにより、開閉シャッターを鍵により開錠する際に鍵と一緒にキーホルダー等にぶら提げたＩＣメダル又はカードによってＩＤ情報をＩＤ情報読取り部に読取らすことができ、操作の簡便化を図ることができる。
【００１２】
更に、本発明の請求項３に記載された遊技媒体計数機は、請求項１又は２に記載の遊技媒体計数機において、前記計数機本体に遊技媒体の計数方法、計数状態及び計数結果等を表示する液晶表示部と前記係員を呼出すための呼出しボタン及び呼出し表示手段とを設置したことを特徴とするものである。
上記の構成によると、遊技媒体の計数を行う際に遊技客は計数機本体に設置されている液晶表示部の、例えば「係員をお呼び下さい」等の表示に従って係員呼出しボタンを操作し、ランプ等の呼出し表示手段を点灯して係員を呼出すことによって、係員に遊技媒体を計数してもらうことができる。
【００１３】
本発明の請求項４に記載された遊技媒体計数機は、請求項３に記載の遊技媒体計数機において、前記係員呼出しボタンをホール内に配備されたパトライトに接続し、前記係員呼出しボタンを操作することにより前記パトライトを点灯可能となしたことを特徴とするものである。
このように係員呼出しボタンを操作した際にホール内に配備されたパトライトを点灯させることができるようにしているため、ホール内での視覚効果を向上させることができる。
【００１４】
また、本発明の請求項５に記載された遊技媒体計数機は、請求項１乃至４のいずれかに記載の遊技媒体計数機において、前記ＩＣメダル又はカードに記憶されているＩＤ情報を前記ＩＤ情報読取り部に一回読取らすことによって前記遊技媒体を一回計数可能に構成したことを特徴とするものである。
上記のように一回のＩＤ情報読取りにより一回だけ計数できるよう設定しておくことによって、計数時の混同や計数ミス等を確実に防止し、より正確で信頼性の高い遊技媒体の計数が実現できる。
【００１５】
更に、本発明の請求項６に記載された遊技媒体計数機は、請求項５に記載の遊技媒体計数機において、前記遊技媒体の計数中、前記ＩＣメダル又はカードを前記ＩＤ情報読取り部にかざしておくことによって前記遊技媒体の連続計数を可能となしたことを特徴とするものである。
一回のＩＤ情報読取りにより一回計数という基本動作のみの場合、混雑する可能性がある等、状況によっては連続係数が必要になることがある。そこで、基本動作とは異なる動作、すなわち遊技媒体の計数中ＩＣメダル又はカードをＩＤ情報読取り部にかざしておくことによって、連続計数できるようにしている。このため、基本動作とは別に基本動作との混同を回避しつつ連続計数できる機能を確保することができる。
【００１８】
更に、本発明の請求項７に記載された遊技媒体計数機は、請求項１に記載の遊技媒体計数機において、前記小計数に制限数値を設定し、該制限数値以上は計数不可となし、制限数値以上の遊技媒体が投入された時には、制限数値の預かり券を発券することを特徴とするものである。
上記した小計数の場合、遊技媒体数が予め決まっているため、通常余分な数の遊技媒体を投入することはないが、遊技客が間違って制限数値以上の遊技媒体を投入してしまった場合は、制限数値の預かり券を発券した上で制限数値を越えた遊技媒体について係員を呼んで通常計数を行ってもらうことでバックアップできるようにしている。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図１乃至図４に基づいて説明する。
図１は本発明の実施形態に係る遊技媒体計数機の構成を示す平面図、図２はその正面図、図３は当該遊技媒体計数機による通常の計数動作を示すフロー図、図４は当該遊技媒体計数機による小計数動作を示すフロー図である。
【００２０】
図中において、１は遊技媒体計数機本体であり、その上面の前方側には遊技媒体を投入するためのホッパー２が設けられている。このホッパー２の投入口３には、該投入口３を開閉するための開閉シャッター４が設けられている。
開閉シャッター４には正面側に鍵部５が設けられており、通常は係員が保持している鍵を差し込むことによって、開閉シャッター４の開閉ができるようになっている。なお、鍵だけでなく、オートロック機能を搭載し、景品ＰＯＳ及び営業端末で別途オートロックを管理することも可能である。
【００２１】
また、計数機本体１の正面側には、開閉シャッター４の鍵部５に近接してＩＤ情報読取り部６が設けられており、係員が保持しているＩＤメダル又はカードを該ＩＤ情報読取り部６にかざすことによって、ＩＤ情報読取り部６でＩＤメダル又はカードに記憶されている係員情報を含むＩＤ情報を読取り計数機が遊技媒体の計数動作を可能となすように構成されている。
【００２２】
計数機本体１には、上記の他に遊技媒体を計数する際の計数方法、計数状態及び計数結果等を具体的に絵文字等で表示する液晶表示部（画面）７が本体上面の略中央部に設けられ、その左側にホール毎に特定の遊技媒体数を設定する場合等に使う設定キー８が設けられ、該設定キー８と液晶表示部７との間に係員呼出しボタン９と小計数ボタン１０が設置されている。
【００２３】
係員呼出しボタン９は、遊技媒体の計数を行ってほしい場合にホール内の係員を呼出すためのボタンであり、このボタン９を操作することにより計数機本体１に一体に設けられた呼出し表示手段（呼出しランプ）１１が点灯されるようになっている。呼出し表示手段１１は、エラー発生時の警報ランプとして兼用されるようになっている。
なお、係員呼出しボタン９をホール内に配備された図示省略のパトライトに接続し、呼出しボタン９を操作することによってパトライトを点灯させて視覚効果を向上させるように構成してもよい。
【００２４】
また、小計数ボタン１０は、休憩時に喫煙あるいは喫飲しようとしたとき、遊技媒体と煙草や清涼飲料等の景品とを交換する場合等に使うボタンであり、このボタン１０を操作することにより後述する小計数動作を可能となすよう構成されている。そして、開閉シャッター４には、この小計数時に遊技媒体を投入するための小計数投入口１２が設けられており、鍵によって開閉シャッター４を開けることなく、遊技客が小計数投入口１２から遊技媒体を投入し、小計数ボタン１０を操作することによって、制限された数値内での小計数が可能なように構成されている。
【００２５】
更に、プリンターを内臓した計数機本体１の場合は、その上面右側に計数を開始するための計数スタートボタン１３と計数終了後に計数結果をプリントした計数シートを発券するためのプリントボタン１４が設けられており、計数終了後にプリントボタン１４を操作することによって、計数結果をプリントした計数シートがプリント取出口１５から発券されるように構成されている。
【００２６】
以下に上記した実施形態に係る計数機による遊技媒体の計数動作をついて説明する。本実施形態に係わる計数機では上述の如くプリンターを内蔵した計数機本体に基づいて説明するが、計数結果を表示するだけでプリンタしない構造のもの（プリンター非内臓）も同様の作用効果を奏するものである。図３は通常の計数動作を示すフロー図であり、待機中は遊技媒体の計数は不可であり、液晶表示部７には、例えば「係員をお呼び下さい」等のメッセージが表示され待機状態２０となっているので、遊技客はこの液晶表示部７の表示メッセージに従って係員の呼出し動作を実行する。
【００２７】
遊技客は、先ず液晶表示部７の表示を見て計数機本体１に設けられている係員呼出しボタン９をオンにして係員呼出し動作２１を実行し、呼出し表示手段（呼出しランプ）１１を点灯状態２２となすことによって、ホール内の係員を呼出すことができる。ここで、呼出しボタン９をホール内に配備されている図示省略のパトライトに接続し、このパトライトを点灯することによって係員の呼出し効果とともに視覚効果を高めることができる。これによって計数機は係員呼出しモード２３となり、その旨を液晶表示部７に表示する。
【００２８】
すべての係員は、計数機の開閉シャッター４を開閉する鍵と計数動作に必要なＩＤ情報を記憶したＩＤメダル又はカードを専用のキーホルダーに納めて保持管理しており、上記のようにして呼出しを受けた場合、計数機設置箇所に駆けつけて遊技客が獲得した遊技媒体を計数機に投入して計数動作を開始する。
この際、係員は保持している鍵を開閉シャッター４の鍵部５に差し込んで開閉シャッター４を開けるとともに、ＩＤメダル又はカードを計数機本体１のＩＤ情報読取り部６にかざしてＩＤ情報リード状態２４となし、ＩＤメダル又はカードに記憶されている係員情報を含むＩＤ情報を計数機に読取らせる。
【００２９】
計数機は、ＩＤ情報を読取ることにより初めて遊技媒体の計数動作が可能な通常計数モード状態２５となる。この状態で遊技客が獲得した遊技媒体をドル箱から計数機のホッパー２に投入口３を介して投入（投入動作２６）し、続いて、計数スタートボタン１３をオン状態２７とすることによって、計数開始状態２８となり、計数機は遊技媒体の計数を開始する。
投入された遊技媒体の計数が終了すると、計数終了２９の表示が液晶表示部７に表示され、係員はそれを確認する。更にプリンター内臓の計数機においては、プリントボタン１４をオン状態３０とすることによって、計数機に計数結果３１をプリントさせることができる。その上、計数結果３１をプリントした計数シートをプリント取出口１５から発券させることも可能である。
【００３０】
以上の動作によって遊技媒体を計数することができる。
この計数動作は、基本的には一回のＩＤ情報の読取りにより一回の計数が実施できるように設定されている。このように一回のＩＤ情報の読取りにより一回だけ計数できるよう設定しておくことによって、計数時の混同や計数ミス等を確実に防止し、より正確で信頼性の高い遊技媒体の計数を実現することができる。
【００３１】
また、ＩＤ情報読取り部６を開閉シャッター４の鍵部５と近接して配置しておくことによって、鍵により開閉シャッター４を開錠する際に鍵と一緒にキーホルダー等にぶら提げてあるＩＣメダル又はカードから、それに記憶されているＩＤ情報を同時に読取らすことができるため、操作を簡便化することができる。そして、鍵を抜き取ることによりＩＣメダル又はカードからＩＤ情報が読み込めなくなると待機状態に戻るようになっている。
【００３２】
遊技媒体の基本計数動作は上記の通りであるが、計数が混雑する等、状況によっては連続計数が必要な場合が生ずる。このような場合、ＩＣメダル又はカードをＩＤ情報読取り部６に計数中の間ずっとかざしておくことにより、連続計数を可能にする。なお、開閉シャッターが閉められた時点で計数動作を終了するようにしている。
【００３３】
また、計数機付近にＩＤメダル又はカードを保持した係員が集まった場合に誤ってＩＤ情報が読み込まれるのを避けるため、ＩＤ情報の読み込み可能距離をできる限り短くしておくことが望ましい。更に、読み込んだＩＣメダル又はカードのナンバー等ＩＤ情報を液晶表示部７に表示することにより、係員が誰であるかを確認できるようにしてもよい。
【００３４】
しかして、上記の実施形態によると、通常の待機時は計数不可であり、遊技媒体を計数するときには係員を呼出すことによって、係員に遊技媒体を計数してもらうことができる。その際、係員は保持している鍵によりホッパー２の投入口３に設けられている開閉シャッター４を開けて遊技媒体を投入できるようにするとともに、ＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報をＩＤ情報読取り部６に読取らすことにより、計数機による計数動作を可能となすようにしているため、係員不在による遊技媒体計数を防止することができる。従って、係員に鍵と一緒にＩＣメダル又はカードに管理してもらい、係員の個人情報とともに遊技媒体を計数できるようにしていることから、遊技媒体計数の監視機能を強化しセキュリティーアップを図ることができるとともに、その管理強化を図ることができる。
【００３５】
次に、図４に示す小計数動作について説明する。
遊技客はホール内で喫煙したり、喫飲したりして休憩することがあり、このような場合、遊技媒体を煙草や飲料との交換に使用することが多い。煙草や飲料等と交換できる遊技媒体数は予め決められており、このような制限された数の遊技媒体を計数するために係員を呼ばないで計数できる機能を小計数動作とし、上記した通常計数動作とは区別して設定している。これは係るケースについて一々係員を呼出して計数にするようにすると遊技客に不便を掛けるおそれがあるためである。
【００３６】
この小計数動作を行う場合、待機状態２０にある計数機に対して、先ず小計数ボタン１０をオン状態３２となし、小計数モード３３に切替える。続いて開閉シャッター４に設けられている小計数用投入口１２を利用し、ステップ３４でこの小計数用投入口１２から所定数の遊技媒体を投入する。
遊技媒体を投入後、計数スタートボタン１３をオン状態３５となし、ステップ３６で遊技媒体の計数を開始とする。基本の小計数動作は、小計数ボタン１０を一回操作する毎に一回の計数が可能なように設定されている。
【００３７】
投入された遊技媒体が制限数値以下の場合は、ステップ３７で制限数値以下か否かが判定された後、ステップ３８で計数終了が液晶表示部７に表示され、遊技客はそれを確認する。そしてその確認をもとに好みの景品を入手できるのである。一方プリンター内臓の計数機においては、プリントボタン１４をオン状態３９とすることによって計数機に計数結果４０をプリントさせることができる。そして、遊技客はプリント取出口１５から発券された預かり券をもとに好みの煙草や飲料等を入手することになる。
【００３８】
一方、小計数動作では、制限数値以上は計数不可に構成されているため、もし誤って設定された制限数値以上の遊技媒体が投入された場合には、制限数値までの遊技媒体を計数した後、ステップ４１で強制終了され、計数結果４２として制限数値までの遊技媒体を計数した預かり券を発券し、残りの遊技媒体の計数を中止する。この残りの遊技媒体は、係員呼出しボタン９を操作して呼出し表示手段（呼出しランプ）１１を点灯状態４３となし、係員呼出しモード４４に切替えて係員を呼出し、前述した通常計数動作に準じて遊技媒体を計数し、確認することになる。
【００３９】
しかして、係員呼出しによる通常計数動作の他に小計数動作を設定しておくことにより、制限数値内で遊技媒体を計数するケースでは、遊技客が予め定められている所定数の遊技媒体を開閉シャッター４の小計数用遊技媒体投入口１２から投入し、小計数用ボタン１０を操作して自分で遊技媒体を計数することができるため、遊技客に対する利便性を向上することができるとともに、その分係員の負担を軽減することができる。また、誤って制限数値以上の遊技媒体を投入した場合でも、通常計数動作によって余分に投入した遊技媒体を計数できるので、損失を被ることもない。
【００４０】
【発明の効果】
以上に詳細に説明したように、本発明に係る遊技媒体計数機によると、遊技媒体の計数を係員が行うようにし、しかも係員の誰が計数を行ったのかを識別できるように係員の個人情報を含めたＩＤ情報を読取らすことによって、計数動作を可能となすようにしているため、一層のセキュリティーアップとその管理強化を図ることができる。また、上記の通りセキュリティーアップを図りながらも遊技客に対するサービス性の低下に繋がらないように、必要な操作機能や表示機能を強化してサービス性面での機能アップを図るようにし、しかも小計数動作機能等を設定することによって、遊技客の利便性を確保できるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る遊技媒体計数機の構成を示す平面図である。
【図２】本発明に係る遊技媒体計数機の構成を示す正面図である。
【図３】本発明に係る遊技媒体計数機による通常の計数動作を示すフロー図である。
【図４】本発明に係る遊技媒体計数機による小計数動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
１…遊技媒体計数機本体、２…ホッパー、３…投入口、４…開閉シャッター、５…鍵部、６…ＩＤ情報読取り部、７…液晶表示部、８…設定キー、９…係員呼出しボタン、１０…小計数ボタン、１１…呼出し表示手段、１２…小計数投入口、１３…計数スタートボタン、１４…プリントボタン、１５…プリント取出口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a game medium counter that counts the number of pachinko balls, medals and the like (hereinafter referred to as game media) obtained by playing a game on a pachinko machine, slot machine, or the like (hereinafter referred to as a game machine).
[0002]
[Prior art]
In a normal gaming hall, a plurality of gaming machines are arranged side by side with respect to the support frame to form a gaming machine row, and a so-called sand-called gaming medium rental machine is provided between the plurality of gaming machines in each gaming machine row. A gaming island, which is a single gaming machine management unit, is formed by installing a game machine, and one gaming hall is configured by arranging several of these gaming islands in the hall.
[0003]
A player who goes out to such a game hall first inserts a predetermined amount of money into a game medium lending machine on each game island, receives a predetermined number of game media, and selects himself using this game medium. The game can be enjoyed by inserting game media into the game machine. When a game medium is acquired by playing a game, the game medium is inserted into a game medium counter installed at an appropriate position in the island edge or the hall after the game is completed, and the number of acquired game media is counted. If necessary, a counting sheet on which the number is printed is issued, and it is exchanged for a prize according to the number of acquired game media by bringing it to a prize exchange.
[0004]
In the game system as described above, not only the regular game medium acquired by the player but also the illegal game medium is brought into the game medium counter together with the regular game medium and illegally There is no end to fraudulent activities such as adding water and counting and exchanging for prizes.
Therefore, various ideas have been proposed in the past in order to prevent these illegal acts.
[0005]
For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-87538, a game camera is built in a game medium counter, and data captured by the monitor camera is transmitted to a prize exchange management apparatus via a communication line and received by the prize exchange management apparatus. It has been proposed that the imaging data is displayed on a monitor monitoring screen, and that a control means for remotely controlling the counting operation of the counter is operated by a monitor based on the display of the monitoring screen, In addition to preventing unauthorized operation of the counter, it is possible to reduce the burden on staff and to prevent troubles with players.
[0006]
Also, in Japanese Patent Laid-Open No. 2001-224830, based on an input signal of a membership card inserted into a game medium rental machine, a game machine number, a game medium number signal lent from the game medium rental machine, and a game medium input to the game machine The number of game media obtained by the player is calculated from the number signal and the game media count signal released from the game machine, and the obtained game media count is input to the game media counter, while the player actually acquires the game media. The actual acquired game media are added to the game media counter together with the member card to count the actual acquired game media, and the number of acquired game media calculated based on the input signal from the member card is counted. There has been proposed a system that prevents fraud prevention or fraud prevention by detecting the presence or absence of fraud by comparing the number.
[0007]
On the other hand, from the viewpoint of improving services for players, detailed game data for each of a plurality of game machines arranged on the island in game media counters installed on the island edge etc. A data display screen to display is provided, so that the player can quickly see the game data of each gaming machine by looking at the data display screen on the island edge, and can be used as a reference when selecting a gaming machine Is provided in JP-A-7-185116.
[0008]
However, in spite of taking the above-described fraud prevention measures, the actual situation is that fraudulent acts are not completely prevented, and further security improvement is desired.
To that end, it is necessary not only to prevent fraud from the hardware side, but also to strengthen security management including personal information of staff, and how to improve security without degrading services to players. It has been questioned.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in order to cope with the above-mentioned problems, and the first problem thereof is to make it possible for an attendant to count game media and to identify who is responsible for counting. By doing so, it is intended to provide a game medium counter capable of further improving security and strengthening its management.
Another object of the present invention is to provide a game medium counter capable of securing necessary operation functions and display functions so as not to cause a decrease in service to a player while improving security. .
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a game medium counter according to claim 1 of the present invention is a game medium counter for counting the number of game media inserted, and a hopper input port for inputting the game media. In addition, an opening / closing shutter with a key for opening and closing the insertion slot is provided, and an ID information reading unit for reading the ID information stored in an IC medal or card held by an attendant is provided at an appropriate position of the counter body. It is impossible to count the medium, the opening / closing shutter is opened with a key held by a caller, and the ID information stored in the IC medal or card is read by the ID information reading unit. button of counting operation configured to form permit, provided with a game medium insertion opening for the small counting the opening and closing shutter for small count to the counting machine main body Provided and is characterized by being configured so as to form enable counting operation of the game medium without reading the ID information by said ID information reading unit only when operating the button for the small count.
As described above, counting is not possible during normal standby, and when a game medium is calculated, it is counted by calling an attendant. At this time, the clerk can open the opening / closing shutter provided at the insertion port of the hopper with the key held so that the game medium can be inserted, and the ID information stored in the IC medal or the card is the ID information reading unit. Since the game medium counting operation can be performed by reading the data, it is possible to prevent the game medium counting due to the absence of an attendant. Therefore, since the attendant can manage the IC medal or card together with the key and count the game media together with the personal information of the attendant, it is possible to strengthen the monitoring function of the game media count and improve the security and strengthen the management. .
In addition, the player sometimes takes a break by smoking or drinking in the hall, and in such a case, the game medium is often used for exchanging cigarettes or beverages. The number of game media to be exchanged with cigarettes, beverages, etc. is determined in advance, and there is a risk of inconvenience to the player if counting by the clerk for each case. In such a case, the player is determined in advance. By inserting a number of game media from the game media slot for small counting of the opening / closing shutter and operating the small counting button to enable counting, it is possible to improve convenience for the player and reduce the burden on the staff. it can.
[0011]
A game medium counter according to claim 2 of the present invention is the game medium counter according to claim 1, wherein the key unit for opening the opening / closing shutter and the ID information reading unit are placed close to each other. It is characterized by having been arranged.
As described above, the key part for opening the opening / closing shutter and the ID information reading part are arranged close to each other, so that when opening the opening / closing shutter with the key, it is hung on the key holder together with the key. The ID information can be read by the ID information reading unit with the IC medal or card, and the operation can be simplified.
[0012]
Furthermore, the game medium counter according to claim 3 of the present invention is the game medium counter according to claim 1 or 2, wherein the counting method of the game medium, the count state, the count result, etc. are displayed on the counter body. A liquid crystal display unit to be displayed, a call button for calling the attendant, and a call display means are provided.
According to the above configuration, when counting the game media, the player operates the clerk call button according to the display such as “Please call the clerk” on the liquid crystal display unit installed in the counter body, and the lamp etc. By turning on the call display means and calling the clerk, the clerk can have the game media counted.
[0013]
The game media counter according to claim 4 of the present invention is the game media counter according to claim 3, wherein the clerk call button is connected to a patrol light provided in the hall, and the clerk call button is operated. Thus, the patrol light can be turned on.
Since the patrol light provided in the hall can be turned on when the staff call button is operated in this manner, the visual effect in the hall can be improved.
[0014]
A game medium counter according to claim 5 of the present invention is the game medium counter according to any one of claims 1 to 4, wherein the ID information stored in the IC medal or card is the ID. The game medium can be counted once by being read once by the information reading unit.
By setting it so that it can be counted only once by reading ID information once as described above, it is possible to reliably prevent counting confusion, counting mistakes, etc., and to count more accurate and reliable gaming media. realizable.
[0015]
Furthermore, the game media counter according to claim 6 of the present invention is the game media counter according to claim 5, wherein the IC medal or card is held over the ID information reading unit during counting of the game media. This makes it possible to continuously count the game media.
In the case of only the basic operation of counting once by reading ID information once, a continuous coefficient may be necessary depending on the situation, such as the possibility of congestion. Therefore, an operation different from the basic operation, that is, by continuously holding an IC medal or card while counting game media over the ID information reading unit, can be continuously counted. For this reason, the function which can be continuously counted while avoiding confusion with the basic operation apart from the basic operation can be ensured.
[0018]
Furthermore, in the game medium counter according to claim 7 of the present invention, in the game medium counter according to claim 1 , a limit value is set for the sub-count, and counting beyond the limit value is impossible. when limit numerical or more game media is turned on, it is characterized in that ticketing ticket deposit limit values.
In the case of the above small count, the number of game media is determined in advance, so usually an extra number of game media is not thrown in, but a player accidentally throws in more than the limit number of game media Is able to back up by issuing a normal count by calling a clerk for game media that exceeds the limit value after issuing a limit number deposit ticket.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a game medium counter according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a front view thereof, FIG. 3 is a flowchart showing a normal counting operation by the game medium counter, and FIG. It is a flowchart which shows the small count operation | movement by a game media counter.
[0020]
In the figure, reference numeral 1 denotes a game media counter body, and a hopper 2 for introducing game media is provided on the front side of the upper surface thereof. An opening / closing shutter 4 for opening and closing the charging port 3 is provided at the charging port 3 of the hopper 2.
The opening / closing shutter 4 is provided with a key portion 5 on the front side. Normally, the opening / closing shutter 4 can be opened and closed by inserting a key held by an attendant. It is possible to install not only a key but also an auto-lock function, and manage the auto-lock separately by the prize POS and the sales terminal.
[0021]
Further, an ID information reading unit 6 is provided on the front side of the counter body 1 in the vicinity of the key unit 5 of the opening / closing shutter 4, and an ID medal or a card held by an attendant is stored in the ID information reading unit. 6, the ID information reading unit 6 reads the ID information including the clerk information stored in the ID medal or the card, so that the counter can count the game media.
[0022]
In addition to the above, the counting machine main body 1 has a liquid crystal display unit (screen) 7 for displaying the counting method, counting state, counting result, and the like when counting game media in addition to the above, in a substantially central portion on the upper surface of the main body. And a setting key 8 used for setting a specific number of game media for each hall is provided on the left side, and an agent call button 9 and a small counting button are provided between the setting key 8 and the liquid crystal display unit 7. 10 is installed.
[0023]
The clerk call button 9 is a button for calling a clerk in the hall when it is desired to count the game media. By operating this button 9, a call display means (integrated in the counter body 1) ( The call lamp 11 is turned on. The call display means 11 is also used as an alarm lamp when an error occurs.
The attendant call button 9 may be connected to a patrol light (not shown) provided in the hall, and the patrol light may be turned on by operating the call button 9 to improve the visual effect.
[0024]
The small count button 10 is a button used for exchanging game media and prizes such as cigarettes and soft drinks when smoking or drinking is taken during a break. It is configured to enable a small counting operation. The opening / closing shutter 4 is provided with a small counting slot 12 for loading a game medium at the time of the small counting, and the player can play the game from the small counting slot 12 without opening the opening / closing shutter 4 with a key. By inserting the medium and operating the small count button 10, the small count within the limited numerical value is possible.
[0025]
Further, in the case of the counter body 1 with a built-in printer, a count start button 13 for starting counting and a print button 14 for issuing a counting sheet on which the counting result is printed after the counting is provided are provided on the upper right side of the counter. The counting sheet on which the counting result is printed is issued from the print outlet 15 by operating the print button 14 after the counting is completed.
[0026]
The game medium counting operation by the counter according to the above-described embodiment will be described below. The counter according to this embodiment will be described based on the main body of the counter with a built-in printer as described above. However, a structure that only displays the count result and does not perform the printer (non-built-in printer) has the same effect. It is. FIG. 3 is a flowchart showing a normal counting operation. During the standby, counting of game media is not possible. For example, a message such as “Please call an attendant” is displayed on the liquid crystal display unit 7 and the standby state 20 is displayed. Therefore, the player executes the call operation of the clerk according to the display message on the liquid crystal display unit 7.
[0027]
The player first looks at the display on the liquid crystal display unit 7 and turns on the clerk call button 9 provided on the counter body 1 to execute the clerk call operation 21 to turn on the call display means (call lamp) 11. By becoming 22, it is possible to call the staff in the hall. Here, the call button 9 is connected to a patrol light (not shown) provided in the hall and the patrol light is turned on to enhance the visual effect as well as the calling effect of the staff. As a result, the counter enters the clerk call mode 23 and displays that on the liquid crystal display unit 7.
[0028]
All staff members hold and manage a key for opening / closing the shutter 4 of the counter and an ID medal or card storing ID information necessary for the counting operation in a dedicated key holder. If received, the game machine rushes to the place where the counter is installed and enters the game medium acquired by the player into the counter to start the counting operation.
At this time, the clerk inserts the held key into the key portion 5 of the opening / closing shutter 4 to open the opening / closing shutter 4 and holds the ID medal or card over the ID information reading portion 6 of the counter body 1 to obtain the ID information reading state. No. 24, the ID medal or ID information including the clerk information stored in the card is read by the counter.
[0029]
The counter enters the normal count mode state 25 in which the game medium can be counted only by reading the ID information. In this state, the game medium acquired by the player is inserted from the dollar box into the hopper 2 of the counting machine through the insertion port 3 (injection operation 26), and then the count start button 13 is turned on 27. The count start state 28 is entered, and the counter starts counting game media.
When the counting of the inserted game media is completed, a display of counting end 29 is displayed on the liquid crystal display unit 7, and the attendant confirms that. Further, in the counter built in the printer, by setting the print button 14 to the ON state 30, the counter 31 can print the counting result 31. In addition, a counting sheet on which the counting result 31 is printed can be issued from the print outlet 15.
[0030]
The game media can be counted by the above operation.
This counting operation is basically set so that one counting can be performed by reading one ID information. In this way, by setting it so that it can be counted only once by reading ID information once, it is possible to reliably prevent counting confusion, counting mistakes, etc., and to count more accurate and reliable game media. Can be realized.
[0031]
Further, by placing the ID information reading unit 6 close to the key unit 5 of the opening / closing shutter 4, the IC medal that is hung on the key holder or the like together with the key when the opening / closing shutter 4 is unlocked by the key. Or, since the ID information stored in the card can be read simultaneously from the card, the operation can be simplified. When the ID information cannot be read from the IC medal or card by removing the key, the process returns to the standby state.
[0032]
The basic counting operation of game media is as described above. However, there are cases where continuous counting is necessary depending on the situation, such as counting being congested. In such a case , the IC medal or card is kept over the ID information reading unit 6 during counting, thereby enabling continuous counting. Note that so as to terminate the counting operation when opening closing shutter is closed.
[0033]
In addition, it is desirable to make the ID information readable distance as short as possible in order to avoid erroneous reading of ID information when a staff member holding an ID medal or card gathers near the counter. Furthermore, the ID information such as the read IC medal or card number may be displayed on the liquid crystal display unit 7 so that the person in charge can be confirmed.
[0034]
Therefore, according to the above-described embodiment, counting is not possible during normal standby, and when counting game media, it is possible to have the staff count game media by calling the staff. At that time, the clerk opens the opening / closing shutter 4 provided at the insertion port 3 of the hopper 2 with the key held so that the game medium can be inserted, and the ID information stored in the IC medal or the card is ID. Since the counting operation by the counter is made possible by reading the information by the information reading unit 6, it is possible to prevent the game medium counting due to the absence of the attendant. Therefore, since the attendant manages the IC medal or card together with the key so that the game media can be counted together with the personal information of the attendant, it is possible to enhance the monitoring function of the game media count and improve the security. It is possible to strengthen management.
[0035]
Next, the small counting operation shown in FIG. 4 will be described.
Players sometimes take a break by smoking or drinking in the hall, and in such cases, the game medium is often used for exchanging tobacco or beverages. The number of game media that can be exchanged for cigarettes, beverages, etc. is determined in advance, and the function that can count without calling an attendant in order to count such a limited number of game media is called the small count operation, and the above-mentioned normal count It is set separately from the operation. This is because there is a risk of inconvenience to the player when calling the attendant for each case and counting them.
[0036]
When performing this sub-counting operation, the sub-counter button 10 is first brought into the ON state 32 for the counter in the standby state 20 and switched to the sub-count mode 33. Subsequently, by using the small counting slot 12 provided in the open / close shutter 4, a predetermined number of game media are loaded from the small counting slot 12 in step 34.
After the game medium is inserted, the counting start button 13 is turned on 35, and counting of the game medium is started in step 36. The basic sub-counting operation is set so that one count is possible each time the sub-count button 10 is operated once.
[0037]
If the inserted game medium is less than or equal to the limit value, it is determined in step 37 whether or not it is less than or equal to the limit value. Then, in step 38, the count end is displayed on the liquid crystal display unit 7, and the player confirms that. And based on that confirmation, you can get your favorite prize. On the other hand, in the counter built in the printer, the count result 40 can be printed on the counter by setting the print button 14 to the ON state 39. Then, the player obtains favorite cigarettes, beverages, etc. based on the deposit ticket issued from the print outlet 15.
[0038]
On the other hand, in the small count operation, since it is configured not to be able to count beyond the limit value, if game media exceeding the limit value set by mistake is inserted, the game media up to the limit value are counted. In step 41, the forcible termination is issued, and a deposit ticket that counts the game media up to the limit value is issued as the count result 42, and the counting of the remaining game media is stopped. This remaining game medium is operated by operating the clerk call button 9 to turn the call display means (call lamp) 11 to the lighting state 43, switch to the clerk call mode 44, call the clerk, and play the game according to the above-described normal counting operation. The media will be counted and confirmed.
[0039]
Thus, by setting a small counting operation in addition to the normal counting operation by calling an attendant, in a case where the game media is counted within the limit value, the player opens and closes a predetermined number of gaming media. It is possible to increase the convenience for the player because the game medium can be counted by operating the small count button 10 by inserting it from the small count game medium insertion port 12 of the shutter 4. The burden on the staff can be reduced. Further, even if game media exceeding the limit value is erroneously inserted, extra game media can be counted by the normal counting operation, so that no loss is incurred.
[0040]
【The invention's effect】
As explained in detail above, according to the game media counter according to the present invention, the attendant counts the game media, and the personal information of the attendant can be identified so that the person who has performed the count can be identified. Since the counting operation can be performed by reading the included ID information, it is possible to further improve the security and strengthen the management. In addition, while improving security as described above, the necessary operation and display functions have been enhanced to improve the serviceability so that it does not lead to a decrease in serviceability for players. By setting operation functions and the like, the convenience of the player can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a game medium counter according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a configuration of a game medium counter according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a normal counting operation by the game medium counter according to the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a small counting operation by the game medium counter according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Game media counter main body, 2 ... Hopper, 3 ... Slot, 4 ... Opening / closing shutter, 5 ... Key part, 6 ... ID information reading part, 7 ... Liquid crystal display part, 8 ... Setting key, 9 ... Staff call button DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Small count button, 11 ... Call display means, 12 ... Small count insertion port, 13 ... Count start button, 14 ... Print button, 15 ... Print exit

Claims

投入された遊技媒体の数量を計数する遊技媒体計数機において、
前記遊技媒体を投入するホッパーの投入口に、該投入口を開閉する鍵付きの開閉シャッターを設けるとともに、
計数機本体の適所に係員が保持するＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報を読取るＩＤ情報読取り部を設け、
待機時には前記遊技媒体の計数を不可となし、呼出しを受けた係員が保持する鍵により前記開閉シャッターを開け、前記ＩＣメダル又はカードに記憶されたＩＤ情報を前記ＩＤ情報読取り部に読取らすことにより前記遊技媒体の計数動作を可能となすよう構成し、
前記開閉シャッターに小計数用の遊技媒体投入口を設けるとともに、前記計数機本体に小計数用のボタンを設け、該小計数用のボタンを操作した時のみ前記ＩＤ情報読取り部によりＩＤ情報を読取ることなく前記遊技媒体の計数動作を可能となすよう構成した
ことを特徴とする遊技媒体計数機。In a game media counter that counts the number of game media that have been input,
In addition to providing an opening / closing shutter with a key for opening and closing the insertion port at the insertion port of the hopper into which the game medium is inserted,
An ID information reading unit that reads ID information stored in an IC medal or card held by a staff member at an appropriate position of the counter body is provided.
When waiting, the counting of the game media is impossible, the opening / closing shutter is opened with a key held by the caller, and the ID information reading unit reads the ID information stored in the IC medal or card. Configured to enable counting operation of the game media ,
The opening / closing shutter is provided with a game medium slot for small counting, and a button for small counting is provided on the counter body, and the ID information reading unit reads the ID information only when the small counting button is operated. A game medium counting machine characterized in that the game medium counting operation can be performed without any problem .

前記開閉シャッターを開けるための鍵部と前記ＩＤ情報読取り部とを互いに近接して配設した
ことを特徴とする請求項１に記載の遊技媒体計数機。The game medium counter according to claim 1, wherein a key part for opening the opening / closing shutter and the ID information reading part are arranged close to each other.

前記計数機本体に遊技媒体の計数方法、計数状態及び計数結果等を表示する液晶表示部と前記係員を呼出すための呼出しボタン及び呼出し表示手段とを設置した
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の遊技媒体計数機。3. A liquid crystal display unit for displaying a game medium counting method, a counting state, a counting result, and the like, a call button for calling the attendant, and a call display means are installed on the counter body. The game medium counter described in 1.

前記係員呼出しボタンをホール内に配備されたパトライトに接続し、前記係員呼出しボタンを操作することにより前記パトライトを点灯可能となした
ことを特徴とする請求項３に記載の遊技媒体計数機。The game media counter according to claim 3, wherein the patrol light can be turned on by connecting the staff call button to a patrol light provided in a hall and operating the staff call button.

前記ＩＣメダル又はカードに記憶されているＩＤ情報を前記ＩＤ情報読取り部に一回読取らすことによって前記遊技媒体を一回計数可能に構成した
ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の遊技媒体計数機。5. The game medium can be counted once by reading the ID information stored in the IC medal or card once by the ID information reading unit. The described game media counter.

前記遊技媒体の計数中、前記ＩＣメダル又はカードを前記ＩＤ情報読取り部にかざしておくことによって前記遊技媒体の連続計数を可能となした
ことを特徴とする請求項５に記載の遊技媒体計数機。6. The game medium counter according to claim 5, wherein the game medium can be continuously counted by holding the IC medal or card over the ID information reading unit during counting of the game medium. .

前記小計数に制限数値を設定し、該制限数値以上は計数不可となし、制限数値以上の遊技媒体が投入された時には、制限数値の預かり券を発券する
ことを特徴とする請求項１に記載の遊技媒体計数機。Set limits number to the number of subtotals, the restriction numerical or more counts not and without, when limiting numerical or more game media is turned on, according to claim 1, characterized in that the ticketing ticket deposit limit numerical Game media counting machine.