JP4534867B2 - Disc cartridge - Google Patents
Disc cartridge Download PDFInfo
- Publication number
- JP4534867B2 JP4534867B2 JP2005148598A JP2005148598A JP4534867B2 JP 4534867 B2 JP4534867 B2 JP 4534867B2 JP 2005148598 A JP2005148598 A JP 2005148598A JP 2005148598 A JP2005148598 A JP 2005148598A JP 4534867 B2 JP4534867 B2 JP 4534867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- disk
- disc
- cartridge
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
本発明は、カートリッジ本体内に収容されたディスク状記録媒体に対してディスクアクセスが可能に構成されたディスクカートリッジに関する。 The present invention relates to a disk cartridge configured to allow disk access to a disk-shaped recording medium accommodated in a cartridge body.
従来、この種のディスクカートリッジの一つとして、上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする第1開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、を有してなるディスクカートリッジが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, as one of this type of disk cartridge, a cartridge main body having an upper shell and a lower shell, and having a first opening that allows disk access to at least one of the upper shell and the lower shell, 2. Description of the Related Art A disk cartridge having a disk tray formed so that a recording medium can be placed thereon and rotatably disposed in the cartridge body is widely known (see, for example, Patent Document 1).
図11及び図12に、このような従来公知のディスクカートリッジに適用されるディスクトレイの一例を示す。なお、図11はディスクトレイを上シェル側から見た略示平面図であり、図12は同ディスクトレイの一部を拡大して示す略示部分拡大図である。 FIG. 11 and FIG. 12 show an example of a disc tray applied to such a conventionally known disc cartridge. 11 is a schematic plan view of the disc tray as viewed from the upper shell side, and FIG. 12 is a schematic enlarged view of a portion of the disc tray.
このディスクトレイ100は、ディスクアクセスを可能とする第2開口部102が形成された円板状の底板104と、この底板104の外縁部に立設されたリング状の側壁106とでディスク状記録媒体(図示省略)を載置可能な浅皿状に形成されており、ディスク状記録媒体と共にカートリッジ本体内に回動可能に収容される。
The
又、このディスクトレイ100には、図12に示されるように、側壁106から連続的に形成されて底板104における第2開口部102を跨いで補強する円弧状の開口部連結部108と、この開口部連結部108の円周方向一端部から側壁106に亘ってディスクトレイ100の半径方向外側に突出され、ディスクトレイ100を回動させる際にドライブ側部材(図示省略)と係合するための凹部110の一部を構成する凸部114が設けられている。
Further, as shown in FIG. 12, the
しかしながら、従来のディスクトレイ100では、開口部連結部108と凸部114が連続的に形成され、開口部連結部108の凸部114側の端部が他方の端部に比べて強固に支持される構造となっているため、落下などによる衝撃がディスクトレイ100に加えられた場合には開口部連結部108の凸部114側の端部にせん断応力が集中して加わり、開口部連結部108の凸部114側の端部に破断が発生してしまうといった問題点があった。
However, in the
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、従来よりもディスクトレイの耐久性を向上させ、落下などによる破損を未然に防止することができるディスクカートリッジを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such problems, and provides a disc cartridge that can improve the durability of the disc tray as compared with the conventional one and prevent damage caused by dropping. For the purpose.
本発明の発明者は、鋭意研究の結果、落下などによるディスクトレイの破損の原因が、開口部連結部と凸部の連結部の構造にあることを見出した。 As a result of intensive studies, the inventors of the present invention have found that the cause of damage to the disc tray due to dropping or the like is the structure of the connecting portion between the opening connecting portion and the convex portion.
即ち、次のような本発明により、上記目的を達成することができる。 That is, the above-described object can be achieved by the following present invention.
(1)上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする第1開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、を有してなるディスクカートリッジであって、前記ディスクトレイは、ディスクアクセスを可能とする第2開口部が形成された底板と、該底板の外縁部に立設されたリング状の側壁と、該側壁から連続的に形成されて前記底板における第2開口部を跨いで補強する円弧状の開口部連結部と、該開口部連結部の円周方向一端部から前記側壁に亘って前記ディスクトレイの半径方向外側に突出され、前記ディスクトレイを回動させる際にドライブ側部材と係合するための凹部の一部を構成する凸部と、を有し、該凸部は中空構造又は肉抜き構造とされ、前記凸部の少なくとも前記開口部連結部側の端部と前記開口部連結部の外周面との間には隙間が形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。 (1) A cartridge main body having an upper shell and a lower shell, and having a first opening that allows disk access in at least one of the upper shell and the lower shell, and a disk-shaped recording medium can be placed thereon. A disc tray rotatably disposed in the cartridge body, wherein the disc tray has a bottom plate formed with a second opening that allows disc access. A ring-shaped side wall erected on the outer edge of the bottom plate, an arc-shaped opening connecting portion that is continuously formed from the side wall and reinforces the second opening in the bottom plate, and the opening A recess projecting radially outward of the disc tray from one end in the circumferential direction of the coupling portion to the side wall and engaging with a drive side member when the disc tray is rotated. A convex portion constituting a part of the convex portion, the convex portion having a hollow structure or a hollow structure, and at least an end portion of the convex portion on the opening connecting portion side and an outer peripheral surface of the opening connecting portion. A disc cartridge characterized in that a gap is formed between them.
本発明に係るディスクカートリッジによれば、従来よりもディスクトレイの耐久性を向上させ、落下などによる破損を未然に防止することができるという優れた効果を有する。 The disk cartridge according to the present invention has the excellent effect that the durability of the disk tray can be improved as compared with the prior art, and damage due to dropping can be prevented.
本発明に係るディスクカートリッジは、上シェル及び下シェルを備え、該上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする第1開口部が形成されたカートリッジ本体と、ディスク状記録媒体を載置可能に形成されて前記カートリッジ本体内に回動可能に配設されたディスクトレイと、を有してなるディスクカートリッジであって、前記ディスクトレイは、ディスクアクセスを可能とする第2開口部が形成された底板と、該底板の外縁部に立設されたリング状の側壁と、該側壁から連続的に形成されて前記底板における第2開口部を跨いで補強する円弧状の開口部連結部と、該開口部連結部の円周方向一端部から前記側壁に亘って前記ディスクトレイの半径方向外側に突出され、前記ディスクトレイを回動させる際にドライブ側部材と係合するための凹部の一部を構成する凸部と、を有し、該凸部は中空構造又は肉抜き構造とされ、前記凸部の少なくとも前記開口部連結部側の端部と前記開口部連結部の外周面との間には隙間が形成されていることによって、従来よりもディスクトレイの耐久性を向上させ、落下などによる破損を未然に防止するようにしたものである。 A disk cartridge according to the present invention includes an upper shell and a lower shell, and a cartridge body in which a first opening that allows disk access is formed in at least one of the upper shell and the lower shell, and a disk-shaped recording medium. And a disc tray that is pivotably disposed in the cartridge body, wherein the disc tray has a second opening that allows disc access. A formed bottom plate, a ring-shaped side wall erected on the outer edge of the bottom plate, and an arc-shaped opening connecting portion that is continuously formed from the side wall and reinforces the second opening in the bottom plate And projecting outwardly in the radial direction of the disc tray from one end in the circumferential direction of the opening connecting portion to the side wall. A convex portion constituting a part of the concave portion for engaging with the eve side member, and the convex portion has a hollow structure or a hollow structure, and at least the end of the convex portion on the opening connecting portion side By forming a gap between the opening and the outer peripheral surface of the opening connecting portion, the durability of the disc tray is improved compared to the conventional one, and damage due to dropping or the like is prevented in advance. is there.
なお、本発明に係る「ディスク状記録媒体」としては、書き換え型の光ディスク、再生専用タイプの光ディスク、追記型の光ディスクなどの各種の光ディスクの他、光磁気ディスクや磁気ディスクなどを挙げることができる。 The “disc-shaped recording medium” according to the present invention includes various optical disks such as a rewritable optical disk, a read-only optical disk, and a write-once optical disk, as well as a magneto-optical disk and a magnetic disk. .
以下、図面を用いて、本発明の実施例に係るディスクカートリッジについて詳細に説明する。 Hereinafter, a disk cartridge according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1及び図2に示すように、本実施例に係るディスクカートリッジ1は、互いに嵌合可能に形成された下シェル3及び上シェル4を備えたカートリッジ本体2と、ディスクトレイ5と、一対のシャッタ部材6とを有して構成されており、各種記録データの記録及び再生が可能に構成されたカートリッジ式の情報記録媒体である。なお、図2では、本発明についての理解を容易とするために、ディスクカートリッジ1の厚み方向のサイズを誇張して厚く図示している。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
カートリッジ本体2の下シェル3は、図3に示されるように、一対の下シェル本体11a,11bを備えて、一例として、ポリカーボネート(または、ABS樹脂等)を用いて射出成形されている。具体的には、下シェル3(下シェル本体11a,11b)は、底板12aと、底板12aの外縁部に立設されてカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁12bと、カートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁12cとを有して構成されている。又、下シェル3は、上シェル4に嵌合させた状態(上シェル4に重ね合わせて一体化させた状態)において、両下シェル本体11a,11bにおける底板12aの間にディスクアクセス用の開口部15が形成されるように構成されている。なお、本実施例の開口部15は、本発明における第1開口部に相当し、記録データの記録再生時において、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセス(記録再生装置によるクランプや、光学ヘッドを介してのレーザービームの照射等)が可能となるようにその開口幅及び開口長等が規定されている。
As shown in FIG. 3, the
具体的には、図3に示すように、開口部15は、下シェル3の一方の外縁部(同図における上側の縁部)から中心部を挟んで対向する他方の外縁部(同図における下側の縁部)に亘る帯状となるように形成されている。これにより、開口部15は、カートリッジ本体2内に収容された状態の光ディスク10における中心孔10aの周囲を含む中心部領域を挟んで互いに対向する一対の外縁部領域間に亘る帯状の領域を露出可能な形状及び大きさとなっている。この構成により、このディスクカートリッジ1では、2つの光学ヘッドを同時に用いて光ディスク10に対する記録データの記録及び再生を行うことが可能となっている。また、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、シャッタ部材6のスリット52(図8参照)に挿入されて、後述するようにディスクトレイ5の回動に伴ってシャッタ部材6をスライドさせるための回動用凸部(以下、「凸部」ともいう)13がそれぞれ立設されている。更に、両下シェル本体11a,11bの各底板12aには、底板12aにおける開口部15側の縁部をカートリッジ本体2の内側に向けて突出された凸部14がそれぞれ1カ所ずつ形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 3, the
カートリッジ本体2の上シェル4は、図4に示されるように、天板22aと、天板22aの外縁部に立設されて下シェル3の側壁12bと相俟ってカートリッジ本体2の側面部分を構成する側壁22bと、下シェル3の隔壁12cと相俟ってカートリッジ本体2内にディスク収容部を形成する隔壁22cとを有して構成されており、本実施例では、透過性を有するポリカーボネートを用いて射出成形されている。又、上記図2に示されるように、上シェル4の中央部には、リング状の取付け部材10cによってクランピングプレート10bが取り付けられている。この場合、クランピングプレート10bは、上シェル4に対して回転可能で、天板22aに対する接離方向で僅かに移動可能に取り付けられている。
As shown in FIG. 4, the upper shell 4 of the cartridge body 2 is erected on the
カートリッジ本体2の内部には、上記図2に示されるように、光ディスク10が収納される。本実施例の光ディスク10は、片面仕様の書き換え型のディスク状記録媒体であって、同図に示すように、その中心部には、記録再生装置(図示省略)にクランプさせるための直径15mm程度の中心孔10aが形成されている。この光ディスク10は、上シェル4に取り付けられた円板状のクランピングプレート10bが記録再生装置によって下シェル3側に引き寄せられることによって記録再生装置にクランプされる。
As shown in FIG. 2, the
ディスクトレイ5は、図5及び図6に示されるように、開口部35が形成された円板状の底板31と、底板31の外縁部に立設されたリング状の側壁32とで光ディスク10を載置可能な浅皿状に形成されて、上記図2に示されるように、光ディスク10と共にカートリッジ本体2内に回動可能に収容されている。本実施例の開口部35は、本発明における第2開口部に相当し、図5に示されるように、下シェル3における開口部15の幅とほぼ同じ幅となるように形成されている。なお、同図では、開口部15の口縁部を一点鎖線で図示している。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
ディスクトレイ5の底板31の下面には、シャッタ部材6を軸支するための支持軸33が立設されている。この支持軸33は、図10に示されるように、ディスクアクセスを規制する規制状態の時に下シェル本体11a,11bにおける開口部15側の口縁部近傍において重なるディスクトレイ5の所定位置でシャッタ部材6を軸支する。
A
ディスクトレイ5の側壁32には、図示しない記録再生装置のシャッタ開閉機構(ドライブ側部材)が噛合可能な噛合用歯部34が形成されている。又、ディスクトレイ5には、図6に示されるように、側壁32から連続的に形成されて底板31における第2開口部35を跨いで補強する円弧状の開口部連結部36と、この開口部連結部36の円周方向一端部から側壁31に亘ってディスクトレイ5の半径方向外側に突出され、ディスクトレイ5を回動させる際にシャッタ開閉機構と係合するための凹部37の一部を構成する凸部39が設けられている。そして、図7に示されるように、凸部39は肉抜き構造とされていると共に、凸部39の開口部連結部36側の端部と開口部連結部36の外周面との間には隙間Sが形成されている。
On the
シャッタ部材6は、図8に示されるように、一端部にディスクトレイ5の支持軸33を挿通可能な軸受孔51が形成されると共に、他端部側に下シェル3の凸部13を挿通可能なスリット52が形成されている。又、シャッタ部材6における軸受孔51の近傍には、突出部53が形成されている。この突出部53は、規制状態となるようにディスクトレイが回動させられたときに、ディスクトレイ5の回動が完了するのに先立って凸部14に当接すると共にその状態からディスクトレイ5の回動が完了するまでの間に凸部14に向けて押し付けられる力が徐々に大きくなるように形成されている。更に、シャッタ部材6は、軸受孔51にディスクトレイ5の支持軸33を挿通させることによってディスクトレイ5に対して回動可能に軸支された状態で、図2に示すように、下シェル3とディスクトレイ5との間に挟み込まれるようにしてカートリッジ本体2内に収容されている。
As shown in FIG. 8, the
次に、ディスクカートリッジ1の使用方法について詳細に説明する。
Next, a method for using the
このディスクカートリッジ1は、図1に示すように、記録再生装置から取り外されている状態において、下シェル3の開口部15が、ディスクトレイ5とシャッタ部材6とによって閉塞されて、カートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが規制されている。具体的には、開口部15における長手方向両端部側の領域(光ディスク10の外縁部側を露出させるための開口部位)がディスクトレイ5の底板31によって閉塞されると共に、開口部15における長手方向中央部の領域(光ディスク10における中心孔10aの近傍を露出させるための開口部位)がシャッタ部材6によって閉塞される。この結果、ディスクトレイ5及びシャッタ部材6によって開口部15の全域が閉塞される。
As shown in FIG. 1, in the
一方、ディスクカートリッジ1の使用(記録データの記録再生)に際しては、ディスクカートリッジ1を記録再生装置に装填する。この際には、ディスクカートリッジ1をある程度押し込んだ際に記録再生装置が図1に示す矢印Iの向きでディスクカートリッジ1を装置内部に引き込む。なお、同図では下シェル3を上向きにした状態を図示しているが、実際の使用に際しては、上シェル4を上向きにした状態で記録再生装置に装填する。この際には、まず、記録再生装置のシャッタ開閉機構がロック部材7に当接した際にロック部材7によるディスクトレイ5の回動規制が解除される。次いで、ディスクカートリッジ1が記録再生装置内に更に引き込まれた際には、シャッタ開閉機構がディスクトレイ5の凹部37や噛合用歯部34に噛合して、この状態でディスクカートリッジ1が更に引き込まれることによってディスクトレイ5が図1に示す矢印B1の向きでカートリッジ本体2に対して回動させられる。この際には、ディスクトレイ5の回動に伴い、下シェル3の凸部13がシャッタ部材6のスリット52内を相対的にスライドすることにより、シャッタ部材6が軸受孔51(ディスクトレイ5の支持軸33)を中心としてディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。これにより、下シェル3の開口部15とディスクトレイ5の開口部35とがディスクカートリッジ1の厚み方向において連通すると共に、シャッタ部材6が開口部35上から退避してカートリッジ本体2内の光ディスク10に対するディスクアクセスが許容される。この後、記録再生装置によってクランピングプレート10bが磁気的に吸引されて中心孔10aの口縁部(中心部領域)がクランプされ、開口部15を介してのレーザービームの照射(記録データの記録または再生)が実行される。
On the other hand, when using the disk cartridge 1 (recording / reproducing of recording data), the
又、記録データの記録再生を完了したディスクカートリッジ1を記録再生装置から取り出した際(排出した際)には、下シェル3の開口部15がディスクトレイ5とシャッタ部材6とによって閉塞されて、規制状態となる。具体的には、記録再生装置から排出される際に、シャッタ開閉機構によってディスクトレイ5が図9に示す矢印B2の向きで回動させられると共に、その回動に伴ってシャッタ部材6がディスクトレイ5に対して回動させられて下シェル3に対してスライドさせられる。そして、シャッタ部材6が開口部15の中央部領域を閉塞する閉塞位置までスライドさせられ、最終的には、図10に示されるように、一対のシャッタ部材6が互いに密着し合って開口部15が完全に閉塞される。
When the
本実施例に係るディスクカートリッジ1によれば、ディスクトレイ5は、ディスクアクセスを可能とする開口部35が形成された底板31と、この底板31の外縁部に立設されたリング状の側壁32と、この側壁32から連続的に形成されて底板31における開口部35を跨いで補強する円弧状の開口部連結部36と、この開口部連結部36の円周方向一端部から側壁32に亘ってディスクトレイ5の半径方向外側に突出され、ディスクトレイ5を回動させる際にドライブ側部材と係合するための凹部37の一部を構成する凸部39と、を有し、この凸部39は中空構造又は肉抜き構造とされ、凸部39の少なくとも開口部連結部36側の端部と開口部連結部36の外周面との間には隙間Sが形成されているため、落下等による衝撃がディスクトレイ5に加えられた場合でも、せん断応力が開口部連結部36の一端に集中して加わることを防ぐことができ、結果として開口部連結部36の耐久性を高めることができる。そのため、従来よりもディスクトレイの耐久性を向上させ、落下などによる破損を未然に防止することができる。
According to the
なお、本発明におけるディスク状記録媒体としては、実施例における書き換え型の光ディスク10に限定されず、再生専用タイプの光ディスクや、追記型の光ディスクなどの各種の光ディスクが含まれるだけではなく、光磁気ディスクや磁気ディスクも含まれる。
Note that the disk-shaped recording medium in the present invention is not limited to the rewritable
又、実施例におけるディスクカートリッジ1では、別個独立した下シェル本体11a,11bを有する下シェル3を備えてカートリッジ本体2が構成される例について説明したが、本発明はこれに限定されず、従来のディスクカートリッジのように、単一の下シェルを有するカートリッジ本体を備えたディスクカートリッジに適用することができる。
Further, in the
更に、本発明におけるディスクアクセス用の開口部の開口形状は、上記実施例のようにカートリッジ本体2の前後方向に長い長方形形状の開口形状に限定されるものではなく、カートリッジ本体の左右方向に長い長方形形状の開口形状や、方形形状のカートリッジ本体における対角線方向に長い長方形形状の開口形状であってもよい。 Furthermore, the opening shape of the disk access opening in the present invention is not limited to the rectangular opening shape that is long in the front-rear direction of the cartridge body 2 as in the above embodiment, but is long in the left-right direction of the cartridge body. The opening shape may be a rectangular opening shape or a rectangular opening shape that is long in the diagonal direction in the rectangular cartridge body.
又、開口部を下シェル3に形成したが、上シェル及び下シェルの少なくとも一方にディスクアクセスを可能とする開口部が形成されていればよい。
Further, although the opening is formed in the
更に、凸部39を肉抜き構造としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、凸部39を中空構造にしてもよい。
Furthermore, although the
1…ディスクカートリッジ
2…カートリッジ本体
3…下シェル
4…上シェル
5…ディスクトレイ
6…シャッタ部材
10…光ディスク
11a、11b…下シェル本体
12a、31…底板
12b、32…側壁
12c…隔壁
15、35…開口部
33…支持軸
36…開口部連結部
37…凹部
38、39…凸部
51…軸受孔
52…スリット
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005148598A JP4534867B2 (en) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | Disc cartridge |
PCT/JP2006/309634 WO2006123600A1 (en) | 2005-05-20 | 2006-05-15 | Disk cartridge |
US11/434,730 US20060265724A1 (en) | 2005-05-20 | 2006-05-17 | Disc cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005148598A JP4534867B2 (en) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | Disc cartridge |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006323969A JP2006323969A (en) | 2006-11-30 |
JP4534867B2 true JP4534867B2 (en) | 2010-09-01 |
Family
ID=37543516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005148598A Expired - Fee Related JP4534867B2 (en) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | Disc cartridge |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4534867B2 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002050147A (en) * | 2000-07-28 | 2002-02-15 | Sony Corp | Disk cartridge |
JP2003123426A (en) * | 2001-10-17 | 2003-04-25 | Sony Corp | Disk cartridge and its manufacturing method |
JP2005129137A (en) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | Disk cartridge |
-
2005
- 2005-05-20 JP JP2005148598A patent/JP4534867B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002050147A (en) * | 2000-07-28 | 2002-02-15 | Sony Corp | Disk cartridge |
JP2003123426A (en) * | 2001-10-17 | 2003-04-25 | Sony Corp | Disk cartridge and its manufacturing method |
JP2005129137A (en) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | Disk cartridge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006323969A (en) | 2006-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001256752A (en) | Disk cartridge | |
JP3666111B2 (en) | Disc-shaped optical recording medium | |
JP4534867B2 (en) | Disc cartridge | |
JP4202965B2 (en) | Disc cartridge | |
JP3908254B2 (en) | Disc cartridge | |
KR20000068616A (en) | Container casing for disc-shaped recording medium | |
JP2007048364A (en) | Chucking plate, cartridge case, information recording medium, metal mold, and chucking plate manufacturing method | |
JP2006323972A (en) | Disk cartridge | |
JP2006323952A (en) | Chucking plates | |
JPS6387677A (en) | Disk cartridge | |
JP2006048788A (en) | Disk cartridge | |
WO2006123600A1 (en) | Disk cartridge | |
JP2005276324A (en) | Disk cartridge | |
JP2006323970A (en) | Disk cartridge | |
JP2006269030A (en) | Disk cartridge | |
JP2005085362A (en) | Disk cartridge | |
JP2004206793A (en) | Disk cartridge | |
JP2001266526A (en) | Disk cartridge | |
JP2001256753A (en) | Disk cartridge | |
JP2003007025A (en) | Disk cartridge | |
JPH10302431A (en) | Magnetic disk cartridge and magnetic disk drive device | |
JP2006164420A (en) | Disk cartridge | |
JP2005276399A (en) | Disk cartridge | |
JP2004206792A (en) | Disk cartridge | |
JP2006031796A (en) | Recording disk cartridge |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100525 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4534867 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140625 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |