JP2006031796A - Recording disk cartridge - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、記録ディスクメディアを複数備える記録ディスクカートリッジに関する。 The present invention relates to a recording disk cartridge including a plurality of recording disk media.
近年、記録ディスクカートリッジとしては、記憶容量を増大させるために、一つのケース内に複数の磁気ディスク(記録ディスクメディア)をその回転軸方向に並ぶように設けたものが知られている(特許文献1参照)。このような記録ディスクカートリッジによれば、前記した記憶容量の増大化を図ることができる他、複数の磁気ディスクに対して記録再生装置側の複数のヘッドを別個に動かして同時にアクセスさせることでデータの転送速度の向上を図ることができ、さらには、複数の磁気ディスクのうち一つをパリティ用として利用することで記録ディスクカートリッジの信頼性の向上をも図ることができる。 In recent years, recording disk cartridges are known in which a plurality of magnetic disks (recording disk media) are arranged in a rotation axis direction in one case in order to increase the storage capacity (Patent Document). 1). According to such a recording disk cartridge, it is possible to increase the storage capacity as described above, and to move the plurality of heads on the recording / reproducing apparatus side separately to the plurality of magnetic disks and simultaneously access the data. In addition, the reliability of the recording disk cartridge can be improved by using one of a plurality of magnetic disks for parity.
しかしながら、前記の技術では、記録ディスクカートリッジのケース内に塵埃が入ると、この塵埃がデータの記録・再生(記録または再生)に悪影響を及ぼすといった問題があった。また、ケース内に収容された複数の磁気ディスクは、記録・再生時において回転したときに、その外縁が上下に振れることがあり、このように外縁が上下に振れた場合には、磁気ディスクとケース(または、各磁気ディスクを仕切るように配設されるシャッタ)とが接触することで、磁気ディスクが損傷するおそれがあった。 However, the above-described technique has a problem that when dust enters the case of the recording disk cartridge, the dust adversely affects data recording / reproduction (recording or reproduction). In addition, when the plurality of magnetic disks housed in the case are rotated during recording / reproduction, their outer edges may swing up and down. There is a possibility that the magnetic disk may be damaged by contact with the case (or the shutter disposed so as to partition each magnetic disk).
そこで、本発明では、塵埃による不具合を無くすことができるとともに、記録ディスクメディアの損傷をも防止することができる記録ディスクカートリッジを提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a recording disk cartridge that can eliminate problems caused by dust and can also prevent damage to the recording disk medium.
前記課題を解決する本発明のうち請求項1に記載の発明は、データの記録・再生に寄与する複数のフレキシブルな記録ディスクメディアと、前記複数の記録ディスクメディアを一体に連結する回転体と、前記複数の記録ディスクメディアおよび前記回転体を収容するケースと、を備えた記録ディスクカートリッジであって、前記ケース内に、前記複数の記録ディスクメディアを別個に仕切るための仕切壁を設け、前記仕切壁、前記ケースの上壁および下壁のうち前記記録ディスクメディアに対向する対向面に、塵埃を除去するためのライナを設けたことを特徴とする。 The invention according to claim 1 of the present invention that solves the above-mentioned problems is characterized in that a plurality of flexible recording disk media that contribute to data recording / reproduction, a rotating body that integrally connects the plurality of recording disk media, A recording disk cartridge including a plurality of recording disk media and a case for accommodating the rotating body, wherein a partition wall for separately dividing the plurality of recording disk media is provided in the case, and the partition A liner for removing dust is provided on an opposing surface of the wall and the upper and lower walls of the case facing the recording disk medium.
ここで、「記録ディスクメディア」としては、信号の記録・再生方式によって限定されることはなく、例えば磁気ディスクや光ディスクなどを採用することができる。 Here, the “recording disk medium” is not limited by the signal recording / reproducing system, and for example, a magnetic disk or an optical disk can be employed.
請求項1に記載の発明によれば、記録ディスクカートリッジの記録・再生時において、複数の記録ディスクメディアが回転すると、回転する各記録ディスクメディアとライナとが適宜摺動することによって、各記録ディスクメディアに付着した塵埃が除去される。また、各記録ディスクメディアの外縁の上下動による記録ディスクメディアとケース等との接触は、ライナ(例えば不織布)によって和らげられるので、記録ディスクメディアの損傷をも防止することができる。 According to the first aspect of the present invention, when a plurality of recording disk media rotate during recording / reproduction of the recording disk cartridge, each rotating recording disk medium and the liner appropriately slide, whereby each recording disk Dust adhering to the media is removed. Further, the contact between the recording disk medium and the case due to the vertical movement of the outer edge of each recording disk medium is softened by a liner (for example, a non-woven fabric), so that the recording disk medium can be prevented from being damaged.
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記録ディスクカートリッジであって、前記各記録ディスクメディアを挟み込むように配置される前記対向面のうちの少なくとも一つの対向面は、前記記録ディスクメディアとの距離が所定値となるまで近づけられて形成されていることを特徴とする。 A second aspect of the present invention is the recording disk cartridge according to the first aspect, wherein at least one of the opposing surfaces disposed so as to sandwich the recording disk media is the recording disk. It is characterized in that it is formed to be close to the media until it reaches a predetermined value.
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも一つの対向面が記録ディスクメディアに近づけられているので、記録ディスクメディアと対向面とが離れて配置されることに起因して生じる記録ディスクメディアの回転に伴う負圧の発生が防止される。そのため、回転時において記録ディスクメディアが負圧で曲げられることなく、記録ディスクメディアの面が略平面状態に保たれることとなる。 According to the second aspect of the present invention, since at least one opposing surface is brought close to the recording disk medium, the recording disk medium produced due to the recording disk medium and the opposing surface being separated from each other is arranged. Generation of negative pressure accompanying rotation is prevented. For this reason, the surface of the recording disk medium is maintained in a substantially flat state without being bent by negative pressure during rotation.
請求項1記載の発明によれば、各記録ディスクメディアに付着した塵埃をケース内のライナで除去するので、塵埃による記録ミスなどの不具合を無くすことができる。また、記録ディスクメディアとケース等との接触がライナによって和らげられるので、記録ディスクメディアの損傷をも防止することができる。 According to the first aspect of the present invention, since dust adhering to each recording disk medium is removed by the liner in the case, problems such as recording mistakes due to dust can be eliminated. Further, since the contact between the recording disk medium and the case or the like is softened by the liner, the recording disk medium can be prevented from being damaged.
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも一つの対向面を記録ディスクメディアに近づけることで、記録ディスクメディアと対向面とが離れて配置されることに起因して生じる記録ディスクメディアの回転に伴う負圧の発生が防止されるので、回転する記録ディスクメディアの面を略平面状態に保つことができ、良好な記録・再生に寄与することができる。 According to the second aspect of the present invention, the rotation of the recording disk medium caused by the recording disk medium and the facing surface being separated from each other by bringing at least one opposing surface closer to the recording disk medium. Since the accompanying negative pressure is prevented from occurring, the surface of the rotating recording disk medium can be maintained in a substantially flat state, which can contribute to good recording / reproduction.
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、記録ディスクカートリッジ10は、三枚の磁気ディスク(記録ディスクメディア)1と、これらの磁気ディスク1を一体に連結する回転体2と、磁気ディスク1および回転体2を収容するケース3およびシャッタ4とで主に構成されている。
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
As shown in FIG. 1, a
磁気ディスク1は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等からなる可撓性支持体の両面に磁性体層が形成された、いわゆるフレキシブルディスクであり、その中央部と外周縁部がそれぞれ非記録領域1a,1bとされ、これらの領域を除く円環状に記録領域1cが設定されている。なお、本実施形態においては、これらの非記録領域1a,1bおよび記録領域1cは、磁気ディスク1の両面に設定されている。また、磁気ディスク1の中央部には、円形の取付孔11(図2参照)が形成されている。
The magnetic disk 1 is a so-called flexible disk in which a magnetic material layer is formed on both surfaces of a flexible support made of polyethylene terephthalate (PET) or the like, and the central part and the outer peripheral edge part thereof are
図2に示すように、回転体2は、三枚の磁気ディスク1を所定の間隔で一体に連結させるものであり、主に、ハブ21と、二つのスペーサリング22と、クランパ23とで構成されている。ハブ21は、略有底円筒状に形成された磁性部材であり、主に、略円筒状に形成される筒部21aと、この筒部21aの下端側に形成される底部21bと、この底部21bの外周側から外方に向かって延びるフランジ21cとで構成されている。また、ハブ21の底部21bには、図示せぬ記録再生装置内のドライブスピンドルに係合させるための略四角形状の中心孔21d(図3参照)が形成されている。すなわち、ハブ21は、その底部21bの中心孔21dに前記ドライブスピンドルの略四角形状の軸が係合され、かつ、ハブ21の下面全体が前記ドライブスピンドルによって磁気的に吸着されることによって、前記ドライブスピンドルとともに回転するように構成されている。
As shown in FIG. 2, the
スペーサリング22は、三枚の磁気ディスク1をそれぞれ所定の間隔を空けて保持するために、各磁気ディスク1の間に配設されるリング状の部材である。
The
クランパ23は、略有底円筒状に形成される部材であり、主に、略円筒状に形成される筒部23aと、この筒部23aの上端側に形成される底部23bと、この底部23bの外周側から外方に向かって延びるフランジ23cとで構成されている。そして、クランパ23の筒部23aは、ハブ21の筒部21aの内周面に嵌合可能な大きさで形成されており、これにより、クランパ23の筒部23aをハブ21の筒部21aに嵌め込むと、クランパ23のフランジ23cとハブ21のフランジ21cとによって磁気ディスク1およびスペーサリング22が一体に固定されるようになっている。具体的には、ハブ21のフランジ21cに磁気ディスク1を一枚セットした後に、スペーサリング22を介して二枚目と三枚目の磁気ディスク1を重ねていき、最後にクランパ23をハブ21に嵌め込むことで、クランパ23のフランジ23cとハブ21のフランジ21cとによって三枚の磁気ディスク1が所定の間隔で一体に固定されるようになっている。
The
図1に示すように、ケース3は、回転体2によって一体に固定された三枚の磁気ディスク1を収容するためのものであり、収容される磁気ディスク1の中心を基準にして二つのハーフ5,6に分割されている。なお、以下の説明においては、ケース3のうちシャッタ4が取り付けられる側を前側と呼び、その反対側を後側と呼ぶこととし、さらに、前記した二つのハーフ5,6を、前側ハーフ5および後側ハーフ6とも呼ぶこととする。また、説明の便宜上、後側ハーフ6から説明することとする。
As shown in FIG. 1, the case 3 is for housing three magnetic disks 1 that are integrally fixed by a rotating
後側ハーフ6は、図4に示すように、上下に四分割した部品から構成されており、その下側の一段目から三段目を構成する同一形状の後側収容部61と、三段目の後側収容部61の上端に接合される平板状の後側上壁部62とで主に構成されている。後側収容部61は、矩形の平板の三辺に側壁を立設したトレー状の形状となっており、その底部61aの前端の中央部には、回転体2(図2,3参照)の外径よりも大径となる半円状の逃がし部61bが形成されている。そして、各後側収容部61と後側上壁部62とを重ねて接合することで、三枚の磁気ディスク1の後側部分をそれぞれ収容するための三つの部屋が形成されるようになっている(図1参照)。なお、三つの後側収容部61のうち二段目と三段目の後側収容部61の底部61aが、特許請求の範囲にいう「複数の記録ディスクメディアを別個に仕切るための仕切壁」に相当している。
As shown in FIG. 4, the
図1に示すように、前側ハーフ5には、その前部にシャッタ4を取り付けるための凹部51が、上面5a、前面5b、下面5cに渡って形成されている。この凹部51には、その上面51a、前面51b、下面51cに渡って開口部51dが形成されており、この開口部51dを介して図示せぬ記録再生装置の複数の磁気ヘッドがケース3の内部の各磁気ディスク1にアクセスすることが可能となっている。また、凹部51の上面51aには、後記するシャッタ4の抜け止め用の係止爪41を係止させるための係止用孔51eが開口部51dを挟んだ両側に形成されている。さらに、凹部51の前面51bには、後記するシャッタ4のスライド用のガイド爪42を摺動自在に係合させるための溝状のスリット51fと、シャッタ4を常時閉方向(図示手前側)に付勢するためのシャッタ閉塞用ばね7(図3参照)の一端部71を収容し、かつ、図示せぬ係止部で係止するための係止穴51gとが形成されている。
As shown in FIG. 1, the
また、前側ハーフ5は、図5に示すように、複数に分割されて構成されている。詳しくは、下側の一段目を構成する第一収容部52と、二段目を構成する第二収容部53と、三段目を構成する第三収容部54と、この第三収容部54の上端に接合される前側上壁部55とで主に構成されている。
The
第一収容部52は、前記した後側収容部61(図4参照)に対してほぼ前後対称となる形状に形成されており、その前壁52cには、前記した凹部51、開口部51d、スリット51f、係止穴51gの下側半分を構成する形状部52dが適宜形成されている。これに対し、略平板状となる前側上壁部55の前端には、前記した凹部51、開口部51d、スリット51f、係止穴51gの上側半分を構成する形状部55d(係止用孔51eの形状部分も含む)が適宜形成されている。
The
第二収容部53は、前記した後側収容部61(図4参照)に対してほぼ前後対称となる形状に形成されており、その底部53aに形成された半円状の逃がし部53bから前方に向かって所定の幅の分割溝53cが形成されることによって、実質、二部品に分かれて構成されている。また、第二収容部53の前部は、第一収容部52(または、前側上壁部55)の前部に形成された前記形状部52dから逃がすように所定形状に削り取られた形状となっている。なお、第三収容部54は、第二収容部53と同じ構造であるため、その説明を省略する。そして、このように第二収容部53および第三収容部54に分割溝53c,54cが形成されることによって、前側ハーフ5の開口部51dから挿入される図示せぬ複数の磁気ヘッドが磁気ディスク1の記録領域1c(図1参照)の内周縁まで良好に移動することが可能となっている。なお、前記した第二収容部53の底部53aおよび第三収容部54の底部54aが、特許請求の範囲にいう「複数の記録ディスクメディアを別個に仕切るための仕切壁」に相当している。
The
そして、前記したハーフ5,6を構成する各部品(52〜55、61,62)には、図6(a)に示すような半リング状の第一ライナ81や、図6(b)に示すような前記第一ライナ81をほぼ半分に分割したような形状(第一ライナ81の中心から円弧の先端にかかる部分を前記した分割溝53cと同じ幅だけ取り除くことによって形成される略扇形の形状)の第二ライナ82が適宜固着されている。具体的には、図5に示す前側ハーフ5を構成する部品のうち、第一収容部52の底部52aの上面および前側上壁部55の下面には、第一ライナ81が固着され、第二収容部53の底部53aの両面および第三収容部54の底部54aの両面には、第二ライナ82が固着されている。また、図4に示す後側ハーフ6を構成する部品のうち、一段目を構成する後側収容部61の上面、二段目および三段目を構成する後側収容部61の両面および後側上壁部62の下面には、第一ライナ81が固着されている。
And in each component (52-55, 61, 62) which comprises the above-mentioned
ここで、前記ライナ81,82は、不織布などで形成されており、磁気ディスク1に付着した塵埃を除去する機能を有する他、その弾力性によって磁気ディスク1との干渉を和らげる機能を有している。また、各ライナ81,82の内周縁から外周縁までの長さは、前記した磁気ディスク1の記録領域1c(図1参照)の内周縁から外周縁までの長さ以上の大きさとなるように形成されている。
Here, the
なお、前記ライナ81,82が固着される前記した各面は、特許請求の範囲にいう「対向面」に相当している。そして、このような対向面に相当する各面は、図2に示すように、後側上壁部62の下面(図示せぬ前側上壁部55の下面も含む)以外、全て磁気ディスク1との距離が所定値となるまで近づけられた状態で形成されている。これにより、磁気ディスク1と対向面とが離れて配置されることに起因して生じる磁気ディスク1の回転に伴う負圧の発生が防止されることとなる。なお、前記対向面と磁気ディスク1との距離は、0.5〜5(mm)程度にするのが望ましい。
Each of the surfaces to which the
図1に示すように、シャッタ4は、上壁4a、前壁4b、下壁4cによって断面視略U字状に形成されており、これにより前側ハーフ5の凹部51に嵌まり込んで左右にスライドする構造となっている。そして、シャッタ4の上壁4aには、シャッタ4の抜け止めに寄与する二つの係止爪41が切り曲げられて形成されており、これらの係止爪41は、前側ハーフ5に形成された二つの係止用孔51eによって前後方向のみにおいて係止され、かつ、左右方向においては摺動が許容されるようになっている。
As shown in FIG. 1, the shutter 4 is formed in a substantially U shape in a sectional view by an
また、シャッタ4の前壁4bには、シャッタ4のスライドに寄与するガイド爪42が後方に向けて切り曲げられて形成されるとともに、その上端から下端にわたる範囲で開口部43が形成されている。そして、前記したガイド爪42が前側ハーフ5に形成されたスリット51fに摺動自在に係合するとともに、シャッタ閉塞用ばね7の他端部72と係合することによって、このシャッタ閉塞用ばね7でシャッタ4が常時閉方向(図示手前側)に付勢されるようになっている。
The
すなわち、シャッタ4は、シャッタ閉塞用ばね7によって閉方向側に押し付けられている状態においては、その前壁4bで前側ハーフ5の開口部51dを塞ぎ、また、シャッタ閉塞用ばね7の付勢力に抗して開方向側の所定位置まで移動させた状態においては、その開口部43が前側ハーフ5の開口部51dと一致するように構成されている。なお、シャッタ閉塞用ばね7は、その基部73が前側ハーフ5のスリット51fから挿入されて前側ハーフ5内に収容され(図3参照)、かつ、その一端部71が係止穴51g内に収容されるようになっており、その他端部72(折り曲げられた部分)のみがスリット51f近傍の前面51bに引っ掛かった状態でシャッタ4と係合するようになっている。
That is, when the shutter 4 is pressed toward the closing direction by the
次に、記録ディスクカートリッジ10の作用について図2を参照して説明する。
記録ディスクカートリッジ10を図示せぬ記録再生装置内にセットすると、まず、この記録再生装置内のドライブスピンドルによって回転体2と一体に磁気ディスク1が回転することとなる。このとき、各磁気ディスク1は、近傍に設置された各ライナ81(82)と適宜摺接するため、各磁気ディスク1の上面または下面に塵埃が付着した状態であっても、この塵埃がライナ81によって除去されることとなる。なお、磁気ディスク1の回転開始時においては、フレキシブルである磁気ディスク1の外縁が上下に振れることがあるが、このように振れたとしても磁気ディスク1は、弾力性に富んだライナ81と接触するので、その損傷が防止されることとなる。
Next, the operation of the
When the
そして、このような各磁気ディスク1の塵埃除去工程が終わって、各磁気ディスク1が安定した回転状態となったときに、図示せぬ複数の磁気ヘッドを、図1に示す開口部51dから挿入することによって、各磁気ヘッドによって各磁気ディスク1の両面に対してデータが良好に記録・再生されることとなる。なお、このような記録・再生時においても、各磁気ディスク1は適宜ライナ81に摺接しているので、記録・再生時において塵埃が入ってきたとしても、その塵埃がライナ81によって即座に除去されることとなる。
Then, when the dust removing process of each magnetic disk 1 is completed and each magnetic disk 1 is in a stable rotating state, a plurality of magnetic heads (not shown) are inserted from the
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
各磁気ディスク1に付着した塵埃を、ケース3内のライナ81,82で除去することで、各磁気ディスク1に対する記録ミスや再生ミスが起こらなくなるので、記録ディスクカートリッジ10の信頼性を向上させることができる。また、磁気ディスク1が上下に振れつつ回転したとしても、磁気ディスク1は弾力性に富んだライナ81,82に接触することでその衝撃が緩和されるので、磁気ディスク1と堅いケース3との接触による磁気ディスク1の損傷をも防止することができる。
According to the above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
By removing the dust adhering to each magnetic disk 1 by the
各磁気ディスク1を挟んで配設される対向面のうち少なくとも一つの対向面を磁気ディスク1に近づけることで、磁気ディスク1と対向面とが離れて配置されることに起因して生じる負圧の発生が防止されるので、回転する磁気ディスク1の面を略平面状態に保つことができ、良好な記録・再生を実現することができる。 Negative pressure generated due to the magnetic disk 1 and the facing surface being placed apart from each other by bringing at least one of the facing surfaces between the magnetic disks 1 close to the magnetic disk 1. Therefore, the surface of the rotating magnetic disk 1 can be maintained in a substantially flat state, and good recording / reproduction can be realized.
以上、本発明は、前記実施形態に限定されず、様々な形態で利用することができる。
本実施形態では、磁気ディスク1の数を三枚としたが、本発明はこれに限定されず、いくつであってもよい。
As mentioned above, this invention is not limited to the said embodiment, It can utilize with various forms.
In the present embodiment, the number of the magnetic disks 1 is three, but the present invention is not limited to this and may be any number.
本実施形態では、磁気ディスク1の両面に記録領域1cを設けたが、本発明はこれに限定されず、片面のみに記録領域を設けてもよい。
本実施形態では、シャッタ4をスライド式のものとしたが、本発明はこれに限定されず、例えばロータリ(回転)式のシャッタであってもよい。
In this embodiment, the
In the present embodiment, the shutter 4 is a slide type, but the present invention is not limited to this, and may be a rotary (rotary) type shutter, for example.
本実施形態では、前側ハーフ5および後側ハーフ6を上下に四分割した構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば前側ハーフ5および後側ハーフ6を射出成型によってそれぞれ一体成型してもよい。また、ケース3を前後に分割する構成としたが、左右に分割する構成としてもよい。
In the present embodiment, the
10 記録ディスクカートリッジ
1 磁気ディスク
2 回転体
3 ケース
4 シャッタ
5 前側ハーフ
52 第一収容部
52a 底部
53 第二収容部
53a 底部
54 第三収容部
54a 底部
55 前側上壁部
6 後側ハーフ
61 後側収容部
61a 底部
62 後側上壁部
81 第一ライナ
82 第二ライナ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記複数の記録ディスクメディアを一体に連結する回転体と、
前記複数の記録ディスクメディアおよび前記回転体を収容するケースと、を備えた記録ディスクカートリッジであって、
前記ケース内に、前記複数の記録ディスクメディアを別個に仕切るための仕切壁を設け、
前記仕切壁、前記ケースの上壁および下壁のうち前記記録ディスクメディアに対向する対向面に、塵埃を除去するためのライナを設けたことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 Multiple flexible recording disk media that contribute to data recording and playback;
A rotating body integrally connecting the plurality of recording disk media;
A case for housing the plurality of recording disk media and the rotating body, and a recording disk cartridge comprising:
In the case, a partition wall for separately partitioning the plurality of recording disk media is provided,
A recording disk cartridge comprising: a liner for removing dust on an opposing surface of the partition wall and the upper and lower walls of the case facing the recording disk medium.
前記各記録ディスクメディアを挟み込むように配置される前記対向面のうちの少なくとも一つの対向面は、前記記録ディスクメディアとの距離が所定値となるまで近づけられて形成されていることを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 The recording disk cartridge according to claim 1,
At least one of the opposing surfaces arranged so as to sandwich each of the recording disk media is formed close to a distance from the recording disk medium to a predetermined value. Recording disk cartridge.
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