JP4534438B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電灯点灯装置に関し、点灯装置の小型化、低コスト化、フレキシブル化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−326086号公報
【0003】
図17はマイコンを用いた放電灯点灯装置の従来例である。以下、その回路構成について説明する。直流電源Eの正極にはスイッチング素子Q1の一端が接続されている。スイッチング素子Q1の他端はインダクタL1の一端に接続されると共に、ダイオードD1のカソードに接続されている。インダクタL1の他端はコンデンサC1の正極に接続されている。コンデンサC1の負極はダイオードD1のアノードに接続されると共に、電流検出用の抵抗R1を介して直流電源Eの負極に接続されている。スイッチング素子Q1とインダクタL1及びダイオードD1は降圧チョッパー回路1を構成しており、スイッチング素子Q1のオン幅に応じて直流電源Eを降圧した直流電圧をコンデンサC1の充電電圧としている。コンデンサC1の両端には放電灯Laが接続されている。放電灯Laは例えばHIDランプであり、そのランプ電圧Vlaは抵抗R2,R3の直列回路よりなるランプ電圧検出回路3により検出されて、Vla検出電圧としてマイコン5のA/D変換入力ポートに入力される。
【0004】
マイコン5は、A/D変換部51、コントロール部52、データテーブル53を備えている。A/D変換入力ポートから入力されたVla検出電圧はA/D変換部51により例えば10ビットのデジタル値Vlaに変換されて、データテーブル53の参照に利用される。データテーブル53は、放電灯L1を電力P1で点灯させる場合の電力制御データを、A/D変換されたデジタル値Vlaの0,1,2,3,…,1023のそれぞれに対応して、X0,X1,X2,X3,…,X1023のように記憶している。また、同じ放電灯L1を異なる電力P2で点灯させる場合の電力制御データを、Y0,Y1,Y2,Y3,…,Y1023のように記憶している。また、異なる放電灯L2を電力P3で点灯させる場合の電力制御データをZ0,Z1,Z2,Z3,…,Z1023のように記憶している。コントロール部52は、A/D変換されたデジタル値Vlaに基づいてデータテーブル53を参照し、読み出したデジタル値に対応するパルス幅のPWM信号を出力ポートから出力する。出力ポートから出力されたPWM信号は、抵抗R4とコンデンサC3から成るRCフィルタによりアナログ電圧の電力指令値Iprefに変換される。なお、アナログ電圧の電力指令値Iprefを得るためには、D/A変換器を用いても良いが、コスト低減のために、デューティ可変のPWM信号とRCフィルタを用いている。
【0005】
電力指令値IprefはPWM制御回路6に入力されて、スイッチング素子Q1のパルス幅制御に利用される。このPWM制御回路6は、例えば、発振器とフリップフロップとコンパレータからなり、発振器が所定の周期でフリップフロップをセットすることによりスイッチング素子Q1がオンとなり、その後、抵抗R1よりなるチョッパー電流検出回路2により検出されたチョッパー電流検出電圧Ipが、電力指令値Iprefに達すると、フリップフロップをリセットしてスイッチング素子Q1をオフするように動作する。なお、インダクタL1の電流を検出する手段を追加して、インダクタL1に流れる電流がゼロになったときにフリップフロップをセットして、スイッチング素子Q1をオンさせるような制御(ゼロクロス制御)を行う場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来のマイコンを用いた放電灯点灯装置の電力制御においては、ある検出値に基づき、それに対応する制御量データをデータテーブルから参照して電力制御を行っている。このため、電力制御の精度を上げようとしたり、調光出力や様々な電力の放電灯に対応できるようにしたりすると、参照するデータ数が多くなり、それに伴ってデータテーブル領域が大きくなるといった課題がある。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、データテーブル領域が小さくても、電力制御の精度が高く、広範囲の調光出力や様々な電力の放電灯に対応できる放電灯点灯装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の課題を解決するために、図1に示すように、放電灯Laと、この放電灯Laへの供給電力を調整するチョッパー回路1と、チョッパー電流を検出するチョッパー電流検出回路2と、ランプ電圧Vlaを検出するランプ電圧検出回路3と、チョッパー電流検出回路2とランプ電圧検出回路3の検出出力を受けてチョッパー回路1のスイッチング素子Q1を制御して放電灯Laの電力制御を行う制御回路4とを備え、前記制御回路4はマイコン5で電力制御の制御値を決定する放電灯点灯装置において、前記マイコン5はランプ電圧検出値に対応した1次式の計算式から電力制御量を決定することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の回路図である。基本的な構成は図17の従来例と同様であるが、マイコン5による電力制御量の決定の仕方が異なる。本実施の形態においても、ランプ電圧Vlaの検出電圧をマイコン5のA/D変換入力ポートに入力する。マイコン5内であらかじめランプ電圧Vlaのデジタル値の範囲毎に1次式の計算式が場合分けされており、図2のように、ランプ電圧Vlaが0〜V0の範囲では式a0×Vla+b0、ランプ電圧VlaがV0〜V1の範囲では式a1×Vla+b1、ランプ電圧VlaがV1より大きい範囲では式a2×Vla+b2を用いる。このように、ランプ電圧Vlaにより1次式の計算式が選択され、その計算式より電力制御量が決定される。そして、決定された電力制御量によりマイコン5からPWM信号が出力され、抵抗R4とコンデンサC3から成るRCフィルタにより平滑して、DC電圧(電力指令値Ipref)に変換する。このDC電圧とチョッパー電流検出電圧Ipによりスイッチング素子Q1のONデューティを制御し、放電灯Laに供給する電力を制御する。
【0010】
なお、マイコン5としては、例えば三菱製8ビットマイコンM37540などを用いることができるが、これに限定されるものではない。以下の各実施の形態においても同様である。
【0011】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2の回路図である。基本的な構成は図17の従来例と同様であるが、マイコン5による電力制御量の決定の仕方が異なる。本実施の形態では、マイコン5内に電力制御量を決定するための1次式の傾きaのデータテーブルと1次式の切片bのデータテーブルがあり、ランプ電圧Vlaの範囲毎に各データが格納されている。
【0012】
本実施の形態においても、ランプ電圧Vlaの検出電圧をマイコン5のA/D変換入力ポートに入力する。そして、検出したランプ電圧Vlaのデジタル値から、そのランプ電圧Vlaに対応する1次式の傾きaと切片bのデータを各々のデータテーブルから参照し、検出したランプ電圧Vlaと傾きaと切片bより、コントロール部52でa×Vla+bの1次式により電力制御量が演算される。その演算された電力制御量により、マイコン5からPWM信号が出力され、抵抗R4とコンデンサC3から成るRCフィルタにより平滑して、DC電圧(電力指令値Ipref)に変換する。このDC電圧とチョッパー電流検出電圧によりスイッチング素子Q1のONデューティを制御し、放電灯Laに供給する電力を制御する。
【0013】
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3の回路図である。基本的な構成は図17の従来例と同様であるが、マイコン5による電力制御量の決定の仕方が異なる。本実施の形態では、マイコン5内に電力制御量を決定するための1次式の傾きaのデータテーブルと1次式の切片bのデータテーブルがあり、ランプ電圧範囲毎に各データが格納されている。また、ランプ電圧範囲毎の閾値データV0,V1のデータテーブルがある。ランプ電圧Vlaと閾値データV0,V1を比較することにより1次式の傾きaと切片bのデータの中から使用するデータを決定し、各々のデータテーブルから参照する。検出したランプ電圧Vlaと傾きaと切片bよりコントロール部52でa×Vla+bの1次式により電力制御量が演算される。その演算された電力制御量により、マイコン5からPWM信号が出力され、抵抗R4とコンデンサC3から成るRCフィルタにより平滑して、DC電圧(電力指令値Ipref)に変換する。このDC電圧とチョッパー電流検出電圧Ipによりスイッチング素子Q1のONデューティを制御し、放電灯Laに供給する電力を制御する。
【0014】
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4の回路図である。基本的な構成は図17の従来例と同様であるが、マイコン5による電力制御量の決定の仕方が異なる。本実施の形態では、マイコン5内に電力制御量を決定するための1次式の傾きaのデータテーブルと1次式の切片bのデータテーブルがあり、ランプ電圧範囲毎に各データが格納されている。また、ランプ電圧範囲毎の閾値データV0,V1のデータテーブルがある。ランプ電圧Vlaと閾値データV0,V1を比較することにより1次式の傾きaと切片bのデータの中から使用するデータを決定し、各々のデータテーブルから参照する。また、ランプ電圧Vlaの逆数に対応したデータテーブルが設けられている。このデータテーブルのデータは、ランプ電圧Vlaの各データ毎にランプ電圧Vlaの逆数(1/Vla)を求めて補正係数倍(106 倍)した値のデータが格納されている。ただし、ランプ電圧Vlaのデータが0〜4の場合は一定値32767が格納されている。検出したランプ電圧Vlaもしくはその逆数(1/Vla)に補正係数を掛けたデータと傾きaと切片bよりコントロール部52で電力制御量が演算される。その演算された電力制御量により、マイコン5からPWM信号が出力され、抵抗R4とコンデンサC3から成るRCフィルタにより平滑して、DC電圧(電力指令値Ipref)に変換する。このDC電圧とチョッパー電流検出電圧によりスイッチング素子Q1のONデューティを制御し、放電灯Laに供給する電力を制御する。
【0015】
(実施の形態5)
本実施の形態では、図6〜図9のように、降圧チョッパーの制御が連続モードであるか、ゼロクロスモードであるか、不連続モードであるかによって使用する1次式を変更する。ここで、連続モードとは、インダクタL1に流れる電流がゼロになる前にスイッチング素子Q1をオンする制御であり、ゼロクロスモードとは、インダクタL1に流れる電流がゼロになった瞬間にスイッチング素子Q1をオンする制御であり、不連続モードとは、インダクタL1に流れる電流がゼロになってから所定時間を経てスイッチング素子Q1をオンする制御である。
【0016】
図6の例では、降圧チョッパー制御が連続制御の場合は式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。また、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御の場合は、式a1×(1/Vla)+b1で電力制御量が演算される。このとき、降圧チョッパー制御の連続制御とゼロクロス制御の境のランプ電圧VlaのデータをV0とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1)、切片bのテーブル=(b0,b1)、ランプ電圧Vlaの閾値のテーブル=(V0)、ランプ電圧Vlaの逆数(1/Vla)に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。
【0017】
図7の例では、降圧チョッパー制御が連続制御の場合は式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。また、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御の場合は、式a1×(1/Vla)+b1で電力制御量が演算される。また、降圧チョッパー制御が不連続制御の場合は、式a2×Vla+b2で電力制御量が演算される。このとき、降圧チョッパー制御の連続制御とゼロクロス制御の境のランプ電圧データをV0とし、ゼロクロス制御と不連続制御の境のランプ電圧VlaのデータをV1とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1)、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。
【0018】
図8の例では、降圧チョッパー制御が連続制御の場合は式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。また、降圧チョッパー制御が不連続制御の場合は、式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。このとき、降圧チョッパー制御の連続制御と不連続制御の境のランプ電圧VlaのデータをV0とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1)、切片bのテーブル=(b0,b1)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0)で構成される。
【0019】
図9の例では、降圧チョッパー制御が連続制御の場合は式a0×Vla+b0とa1×Vla+b1で電力制御量が演算される。また、降圧チョッパー制御が不連続制御の場合は、式a2×Vla+b2とa3×Vla+b3とで電力制御量が演算される。このとき、降圧チョッパー制御の連続制御と不連続制御の境のランプ電圧データをV1とし、各制御時の式の切替りのランプ電圧VlaのデータをV0,V2とすると、データテーブルは、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2,a3)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2,b3)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1,V2)で構成される。この例は、電力制御の精度を上げたい場合に、各制御モードで式の本数を1本増やすという一例である。その他にも、制御の精度を上げたい場合などには、各制御モードで1次式の本数を増やし、データテーブルのデータを増やせば良い。
【0020】
(実施の形態6)
本実施の形態では、図10,図11のように、ランプ点灯後のランプ電圧−ランプ電流特性やランプ電圧−電力特性によって使用する1次式を変更する。
【0021】
図10の例では、ランプ点灯後の始動過程では定電流制御とし、定常時のランプの使用電圧範囲では定電力制御とした場合である。定電流制御の場合は、式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。また、定電力制御の場合は、式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。
【0022】
このとき、定電流制御と定電力制御の境のランプ電圧VlaのデータをV0とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1)、切片bのテーブル=(b0,b1)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0)で構成される。
【0023】
図11の例では、ランプ点灯後の始動過程では、初期のランプ電流から徐々に減少させていき、ある程度のランプ電圧V0になってから定電流制御とし、定常時のランプの使用電圧範囲では定電力制御とした場合である。始動過程でランプ電流を減少させる場合は式a0×Vla+b0で電力制御量が演算され、ある程度のランプ電圧V0になってから定電流制御とした場合は式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。また、定電力制御の場合は、式a2×Vla+b2とa3×Vla+b3で電力制御量が演算される。
【0024】
このとき、初期のランプ電流から徐々に減少させていき定電流制御となる境のランプ電圧VlaのデータをV0とし、定電流制御と定電力制御の境のランプ電圧VlaのデータをV1とし、定電力制御時で制御の精度を上げるため1次式を変更する境のランプ電圧VlaのデータをV2とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2,a3)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2,b3)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1,V2)で構成される。
【0025】
その他にも、特性に合わせて1次式の本数を増やし、データテーブルのデータを増やしたり、制御の精度を上げたい場合などには各制御モードで1次式の本数を増やし、データテーブルのデータを増やしたり、必要な場合にはランプ電圧の逆数に対応するデータテーブルを用いる。
【0026】
(実施の形態7)
本実施の形態は、実施の形態5と実施の形態6を組み合わせたものであり、図12,図13のように、降圧チョッパーの制御が連続モードであるか、ゼロクロスモードであるか、不連続モードであるかによって使用する1次式を変更すると共に、ランプ点灯後のランプ電圧−ランプ電流特性やランプ電圧−電力特性によっても使用する1次式を変更する。
【0027】
図12に示すように、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合は式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合は式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合は式a2×(1/Vla)+b2で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合は式a3×Vla+b3で電力制御量が演算される。
【0028】
このとき、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合と、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合との境のランプ電圧VlaのデータをV0とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合と、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧VlaのデータをV1とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合と降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧VlaのデータをV2とすると、データテーブル53は、図13に示すように、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2,a3)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2,b3)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1,V2)、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。この例は一例であり、降圧チョッパー制御とランプ点灯後のランプ電圧−ランプ電流特性やランプ電圧−電力特性の組合せは別のものでもよく、制御の精度を上げたい場合などには1次式の本数を増やし、データテーブルのデータを増やせばよい。
【0029】
なお、実施の形態5〜7の回路図は特に図示しなかったが、実施の形態1〜4の回路と同様の回路を用いることができ、データテーブル53とはマイコン5内のデータテーブルを意味することは言うまでもない。以下の実施の形態においても同様である。
【0030】
(実施の形態8)
本実施の形態では、図14〜図16のように、複数の放電灯L1又はL2が選択的に用いられたり、ランプへの供給電力をP1又はP2と切り替えたり、異なるランプ電力P3とした場合の制御特性とデータテーブルの構成を示す。図14は放電灯L1で電力P1またはP2の場合の制御特性、図15は放電灯L2で電力P3の場合の制御特性を示しており、図16は各場合のデータテーブル53の構成を示している。
【0031】
放電灯L1で電力P1の場合、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合は、式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合は式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合は式a2×(1/Vla)+b2で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合は式a3×Vla+b3で電力制御量が演算される。
【0032】
このとき、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合との境のランプ電圧データをV0とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV1とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合と降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV2とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2,a3)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2,b3)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1,V2)、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。
【0033】
放電灯L1で電力P2の場合、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合は、式a0×Vla+b0で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合は式a1×Vla+b1で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合は式a2’×(1/Vla)+b2’で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合は式a3’×Vla+b3’で電力制御量が演算される。
【0034】
このとき、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合との境のランプ電圧データをV0とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV1’とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合と降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV2’とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0,a1,a2’,a3’)、切片bのテーブル=(b0,b1,b2’,b3’)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0,V1’,V2’)、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。ただし、この例では、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブルは、放電灯L1で電力P1の場合と共通のデータテーブルを用いる。
【0035】
放電灯L2で電力P3の場合、降圧チョッパー制御が連続制御で徐々にランプ電流減少制御の場合は、式a0”×Vla+b0”で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合は、式a1”×Vla+b1”で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合は式a2”×Vla+b2”で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合は式a3”×(1/Vla)+b3”で電力制御量が演算される。降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合は式a4”×Vla+b4”で電力制御量が演算される。
【0036】
このとき、降圧チョッパー制御が連続制御で徐々にランプ電流減少制御の場合と降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合との境のランプ電圧データをV0”とし、降圧チョッパー制御が連続制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合との境のランプ電圧データをV1”とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電流制御の場合と降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV2”とし、降圧チョッパー制御がゼロクロス制御で定電力制御の場合と降圧チョッパー制御が不連続制御で定電力制御の場合との境のランプ電圧データをV3”とすると、データテーブル53は、傾きaのテーブル=(a0”,a1”,a2”,a3”,a4”)、切片bのテーブル=(b0”,b1”,b2”,b3”,b4”)、ランプ電圧の閾値のテーブル=(V0”,V1”,V2”,V3”)、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブル=(32767,…,98)で構成される。ただし、この例では、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブルは、放電灯L1で電力P1又はP2の場合と共通のデータテーブルを用いる。
【0037】
ここに挙げた例は一例であり、電力切替数が増えたり、放電灯の種類や電力の種類が増えたりした場合は、各々のデータテーブルを増やせばよい。このように放電灯の種類が増えたり、同じ放電灯でも電力切替があったり、異なる放電灯で電力が異なっていても、データテーブルの領域が小さいので、ROM領域が小容量でも様々なデータテーブルを持つことができる。
【0038】
なお、本発明の放電灯点灯装置は、照明装置の点灯装置として利用できるほか、プロジェクタ用の光源点灯装置にも利用できる。これらの用途では、通常、商用交流電源を整流平滑した直流電源をチョッパー回路により電圧調節してHIDランプ等を点灯させるので、チョッパー回路としては、図示された実施の形態で開示したように、降圧チョッパー回路を用いるのが好適であるが、昇圧チョッパー回路や昇降圧チョッパー回路を用いても良い。また、より広い意味では、スイッチング素子により直流電源を断続するタイプであれば、任意の構成のDC−DCコンバータを用いても良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、上述のように、所定のランプ電圧範囲毎に電力制御量に応じて設定した1次式の傾き、切片のデータテーブルを持ち、ランプ電圧検出値からそれに対応する1次式の傾き、切片を参照することで電力制御量を演算し、電力制御を行うことにより、データテーブル領域が小さくても、電力制御の精度が高く、様々な電力・放電灯に対応でき、放電灯点灯装置の小型化、低コスト化、フレキシブル化ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の回路図である。
【図2】本発明の実施の形態1の動作説明図である。
【図3】本発明の実施の形態2の回路図である。
【図4】本発明の実施の形態3の回路図である。
【図5】本発明の実施の形態4の回路図である。
【図6】本発明の実施の形態5による制御の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態5による制御の他の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態5による制御の別の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態5による制御のさらに別の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態6による制御の一例を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態6による制御の他の一例を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態7による制御の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態7に用いるデータテーブルの構成を示す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態8による制御の一例を示す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態8による制御の他の一例を示す説明図である。
【図16】本発明の実施の形態8に用いるデータテーブルの構成を示す説明図である。
【図17】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 降圧チョッパー回路
2 チョッパー電流検出回路
3 ランプ電圧検出回路
4 電力制御回路
5 マイコン
6 PWM制御回路
51 A/D変換部
52 コントロール部
53 データテーブル

Claims (8)

  1. 放電灯と、この放電灯への供給電力を調整するチョッパー回路と、チョッパー電流を検出するチョッパー電流検出回路と、ランプ電圧を検出するランプ電圧検出回路と、チョッパー電流検出回路とランプ電圧検出回路の検出出力を受けてチョッパー回路のスイッチング素子を制御して放電灯の電力制御を行う制御回路とを備え、前記制御回路はマイコンで電力制御の制御値を決定する放電灯点灯装置において、前記マイコンはランプ電圧検出値に対応した1次式の計算式から電力制御量を決定することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、所定のランプ電圧範囲毎に少なくとも1本の1次式の傾きと切片をパラメータとしたデータテーブルを持ち、このデータテーブルを参照して電力制御を行うことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 請求項1において、所定のランプ電圧範囲毎に少なくとも1本の1次式の傾きと切片をパラメータとしたデータテーブルを持ち、傾きと切片1組毎のランプ電圧閾値のデータテーブルを持ち、これらのデータテーブルを参照して電力制御を行うことを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 請求項2又は3において、ランプ電圧の逆数に対応するデータテーブルを持ち、このデータテーブルを参照して電力制御を行うことを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかにおいて、所定のランプ電圧範囲が制御方式毎に設定されていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  6. 請求項2〜4のいずれかにおいて、所定のランプ電圧範囲がランプ電圧−電流特性もしくはランプ電圧−電力特性によることを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 請求項2〜4のいずれかにおいて、所定のランプ電圧範囲が制御方式とランプ電圧−電流特性もしくはランプ電圧−電力特性の組合せにより設定されていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  8. 請求項2〜7のいずれかにおいて、出力電力又は放電灯毎に複数のデータテーブルを持つことを特徴とする放電灯点灯装置。
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