JP4532398B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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本発明は燃料噴射装置に関する。
ニードル弁と、増圧ピストンと、ニードル弁の背圧室および増圧ピストンの中間室を高圧燃料源又は燃料排出通路のいずれか一方に選択的に連結可能な電磁駆動の三方弁とを具備し、燃料噴射を行う前はニードル弁の背圧室および増圧ピストンの中間室は高圧燃料で満たされており、三方弁の切換作用によってニードル弁の背圧室および増圧ピストンの増圧室内の高圧燃料が燃料排出通路内に排出されるとニードル弁が開弁して燃料噴射が開始されると共に増圧ピストンが作動して燃料噴射圧を高める燃料噴射装置が公知である(例えば特許文献1参照)。
特開2005−98131号公報
ところでこのような燃料噴射装置において、三方弁を駆動するのに上述のように電磁力によって駆動するのではなくて、三方弁を駆動するための圧力制御室を設け、この圧力制御室内の圧力を制御することによって三方弁の切換制御を行うこともできる。この場合、燃料噴射を行うときに圧力制御室内の高圧燃料を高圧燃料溢流通路を介して燃料排出通路に排出させるようにするという問題を生ずる。
即ち、燃料噴射を行うべく三方弁が切換えられると上述したようにニードル弁の背圧室および容積の大きな増圧ピストンの中間室の双方から高圧燃料が燃料排出通路内に一気に排出される。その結果燃料排出通路の圧力は一時的に極めて高くなる。このとき上述したように圧力制御室内の高圧燃料が高圧燃料溢流通路を介して燃料排出通路に排出されていると、即ち燃料排出通路が高圧燃料溢流通路を介して圧力制御室に連通していると燃料排出通路内に発生した極めて高い圧力が高圧燃料溢流通路を通って圧力制御室内に達し、燃料噴射を停止させる方向に三方弁を作動させる可能性があるという問題がある。
上記問題点を解決するために本発明によれば、燃料噴射制御用高圧燃料の燃料排出通路内への排出を制御する切換弁装置と、切換弁装置を駆動するための駆動装置とを具備し、駆動装置が燃料排出通路に連結された高圧燃料溢流通路を具備しており、駆動装置内の高圧燃料を高圧燃料溢流通路を介して燃料排出通路内に排出したときに切換弁装置が駆動されて燃料噴射制御用高圧燃料が燃料排出通路内に排出される燃料噴射装置において、高圧燃料溢流通路内に駆動装置から燃料排出通路に向けてのみ流通可能な逆止弁を配置している。
燃料排出通路内に発生した極めて高い圧力が駆動装置に伝播するのが阻止され、それによって良好な燃料噴射作用が確保できる。
図1は燃料噴射装置の全体を図解的に示しており、図1において一点鎖線で囲まれた部分1はエンジンに取付けられた燃料噴射弁を示している。図1に示されるように燃料噴射装置は高圧の燃料を貯留するためのコモンレール2を備えており、このコモンレール2内には燃料タンク3内の燃料が高圧燃料ポンプ4を介して供給される。コモンレール2内の燃料圧は高圧燃料ポンプ4の吐出量を制御することにより機関運転状態に応じた目標燃料圧に維持され、目標燃料圧に維持されているコモンレール2内の高圧の燃料が高圧燃料供給通路5を介して燃料噴射弁1に供給される。
図1に示されるように燃料噴射弁1は燃焼室内に燃料を噴射するためのノズル部6と、噴射圧を増圧させるための増圧器7と、燃料通路を切換えるための三方弁8とを具備している。ノズル部6はニードル弁9を備えており、ノズル部6の先端にはニードル弁9の先端部により開閉制御される噴口10(図示せず)が形成されている。ニードル弁9の周りには噴射される高圧燃料で満たされたノズル室11が形成されており、ニードル弁9の頂面上には燃料で満たされている背圧室12が形成されている。背圧室12内にはニードル弁9を下方に向けて、即ち閉弁方向に付勢する圧縮ばね13が挿入されており、この背圧室12は燃料流通通路14を介して三方弁8に連結されている。
一方、増圧器7は大径ピストン15と小径ピストン16からなる増圧ピストン17を具備する。小径ピストン16と反対側の大径ピストン15の頂面上には高圧の燃料で満たされた高圧室18が形成されており、この高圧室18は高圧燃料供給通路5に連結されている。従って高圧室18内には常時コモンレール2内の燃料圧(以下、コモンレール圧という)が作用している。これに対し、小径ピストン16周りの大径ピストン15の端面上には燃料で満たされた中間室19が形成されており、この中間室19内には大径ピストン15を高圧室18に向けて付勢する圧縮ばね20が挿入されている。この中間室19は燃料流通通路21を介して燃料流通通路14に連結されている。また、大径ピストン15と反対側の小径ピストン16の端面上には燃料で満たされた増圧室22が形成されており、この増圧室22は燃料流通通路23を介してノズル室11に連結されている。また、小径ピストン16内には中間室19と増圧室22とを連通する燃料流通通路24が形成されており、この燃料流通通路24内には中間室19から増圧室22に向けてのみ流通可能な逆止弁25が配置されている。
一方、三方弁8には高圧燃料供給通路5aおよび燃料流通通路14に加え、例えば燃料タンク3内に接続された燃料排出通路26が連結されている。この三方弁8は駆動装置27によって駆動され、この三方弁8によって燃料流通通路14が高圧燃料供給通路5又は燃料排出通路26に選択的に連結される。
図2(A),(B)は三方弁8からなる切換弁装置と、この切換弁装置を駆動するための駆動装置27の具体的構成を示している。図2(A),(B)において30は切換弁装置の弁体を示しており、31は弁体30を駆動するための圧力制御室を示しており、32は圧力制御室31内の燃料圧を制御するための電磁弁を示している。圧力制御室31は一方ではオリフィス33を介して高圧燃料供給通路5bに連結されており、他方ではオリフィス34および開閉弁を構成する電磁弁32の弁体35を介して高圧燃料溢流通路36に連結されている。この高圧燃料溢流通路36は図1に示されるように燃料排出通路26に連結されており、図1に示される実施例ではこの高圧燃料溢流通路36内に駆動装置27の圧力制御室31から燃料排出通路26に向けてのみ流通可能な逆止弁37が配置されている。
図1および図2(A)は電磁弁32の弁体35が閉弁しているときを示している。このときには圧力制御室31内の燃料圧はコモンレール圧となり、その結果弁体30は図2(A)に示されるように右方に移動し、その結果燃料流通通路14が高圧燃料供給通路5aに連結される。
このように燃料流通通路14が高圧燃料供給通路5aに連結されているとき、増圧器7については、高圧室18内、中間室19内および増圧室22内は全てコモンレール圧となっており、従ってこのときには図1に示されるように増圧ピストン17は圧縮ばね20のばね力によって上昇した状態に保持されている。一方、このときノズル部6については、ノズル室11内および背圧室12内が共にコモンレール圧となっている。このときノズル室11内の燃料圧によりニードル弁9を上昇させる力よりも背圧室12内の燃料圧および圧縮ばね13のばね力によってニードル弁9を下降させる力の方が強い。そのため、ニードル弁9は下降せしめられており、その結果ニードル弁9が閉弁するために噴口10からの燃料噴射は停止されている。
次いで燃料噴射をすべきときには図2(B)に示されるように電磁弁32の弁体35が開弁せしめられる。弁体35が開弁せしめられると圧力制御室31内の高圧の燃料は高圧燃料溢流通路36および逆止弁37を介して燃料排出通路26内に排出され、その結果圧力制御室31内の燃料圧が低下する。圧力制御室31内の燃料圧が低下すると弁体31に作用している高圧のコモンレール圧によって弁体31は左方に移動せしめられ、その結果図2(B)に示されるように燃料流通通路14が燃料排出通路26に連結される。
このように燃料流通通路14が燃料排出通路26に連結されるとノズル部6の背圧室12内の高圧燃料および増圧器7の中間室19内の高圧燃料が一気に燃料排出通路26内に排出される。その結果、ノズル部6の背圧室12内の燃料圧が低下するためにニードル弁9が上昇し、その結果ニードル弁9が開弁してノズル室11内の燃料が噴口10から噴射される。一方、このとき中間室19内の燃料圧が低下するために増圧ピストン17には下向きの大きな力が作用し、その結果増圧室22内の燃料圧はコモンレール圧よりも高くなる。従ってこのとき、燃料流通通路23を介して増圧室22内に連結されているノズル室11内の燃料圧もコモンレール圧よりも高くなり、燃料噴射が行われている間、この高い燃料圧に維持される。従ってニードル弁9が開弁すると噴口10からコモンレール圧よりも高い噴射圧でもって燃料が噴射されることになる。
次いで再び図2(A)に示されるように電磁弁32の弁体35が閉弁せしめられ、それにより図1に示される如く燃料流通通路14が高圧燃料供給通路5aに連結されると、ノズル部6の背圧室12内はコモンレール圧となり、その結果燃料の噴射が停止される。また、このとき増圧器7の中間室19内もコモンレール圧となり、増圧室22内もコモンレール圧となって増圧ピストン17は圧縮ばね20のばね力によって再び図1に示されるような上昇した状態に保持される。
さて、上述したように燃料噴射を開始すべきときには図2(B)に示されるように電磁弁32の弁体35が開弁せしめられ、このとき背圧室12内の高圧燃料および中間室19内の高圧燃料が一気に燃料排出通路26内に排出される。その結果、燃料排出通路26内の燃料圧は一時的に極めて高くなる。このとき逆止弁37が設けられていなかったとすると燃料排出通路26内に発生した高圧が圧力波の形で高圧燃料溢流通路36内を電磁弁32に向け伝播し、この圧力波は電磁弁32の弁体35に激しく衝突する。その結果、電磁弁32が破損する危険性がある。
また、このとき弁体35が開弁しているので圧力波が圧力制御室31内に伝播し、弁体30を左方に移動させようとする。このとき弁体30が図2(A)に示すように左方に移動したとすると燃料噴射が開始されるや否や燃料噴射が停止され、斯くして良好な燃料噴射を確保できなくなる。しかしながら図1に示す実施例では高圧燃料溢流通路36内に逆止弁37が配置されているので圧力波が電磁弁32に向け伝播するのが阻止される。その結果、電磁弁32が破損する危険性がなく、また良好な燃料噴射を確保できることになる。
図3に第2実施例を示す。この実施例では逆止弁37から燃料排出通路26に至る高圧燃料溢流通路36内にオリフィス38が配置される。このようにオリフィス38を配置すると高圧燃料溢流通路36内を伝播する圧力波の勾配がオリフィス38内で緩和され、その結果逆止弁37がゆっくりと閉弁することになる。逆止弁37が閉弁すると電磁弁32から逆止弁37に向けて高圧燃料溢流通路36内を流れる燃料流が塞ぎ止められるために逆止弁37から上流側に向かう圧力波が発生する。しかしながら上述したように逆止弁37がゆっくり閉弁すると逆止弁37で発生する圧力波は弱くなり、斯くして上流側に向かう圧力波を弱めることができる。
図4に第3実施例を示す。この実施例では電磁弁32から逆止弁37に至る高圧燃料溢流通路36内に圧力脈動を緩和するためのダンパ室39が設けられている。このようなダンパ室39を設けると逆止弁37が閉弁したときに逆止弁37から上流側に向かう圧力波が減衰せしめられる。図4に示す実施例では圧力波が発生したときに高圧の燃料がダンパ室39内に流入するためダンパ室39の容積は増大し、ダンパ室39内に流入した燃料は燃料排出通路26内の燃料圧が低下しはじめると逆止弁37を迂回するオリフィス40を通って排出される。なお、このオリフィス40は必ずしも必要ではない。
図5に第4実施例を示す。この実施例では高圧燃料溢流通路36が並列配置された第1の高圧燃料溢流通路36aと第2の高圧燃料溢流通路36bからなり、逆止弁37が第1の高圧燃料溢流通路36a内に配置された第1の逆止弁37aと第2の高圧燃料溢流通路36b内に配置された第2の逆止弁37bからなる。更にこの実施例では、第2の逆止弁37bから第2の高圧燃料溢流通路36bおよび燃料排出通路26を介して三方弁8に至る通路長が第1の逆止弁37aから第1の高圧燃料溢流通路36aおよび燃料排出通路26を介して三方弁8に至る通路長よりも長く形成されている。
図6は図5の矢印Aで示すA地点と矢印Bで示すB地点における圧力波のタイムチャートを示している。この実施例では図6からわかるようにA地点において圧力波が発生しているときにはB地点において圧力波が発生しておらず、B地点において圧力波が発生しているときにはA地点において圧力波が発生していない。従って第1の逆止弁37aが閉弁せしめられたときには第2の逆止弁37bが開弁しており、第2の逆止弁37bが閉弁せしめられたときには第1の逆止弁37aが開弁している。即ち、この実施例ではいずれか一方の逆止弁37a,37bは必ず開弁しているので圧力制御室31内の燃料を排出させ続けることができる。
図7に第5実施例を示す。この実施例では逆止弁37が高圧燃料溢流通路36内において間隔を隔てて直列に配置された第1の逆止弁37aと第2の逆止弁37bからなる。図8は図7の矢印Aで示すA地点と矢印Bで示すB地点における圧力波のタイムチャートを示している。この実施例でも第1の逆止弁37aが閉弁せしめられたときには第1の逆止弁37aから上流側に向かう圧力波が発生する。しかしながらこの実施例ではこの圧力波が第2の逆止弁37bに達すると第2の逆止弁37bが閉弁する。従ってこの圧力波が電磁弁35に達するのを阻止することができる。
なお、この実施例では第1の逆止弁37aが閉弁しているときには第2の逆止弁37bが開弁しているので燃料は第2の逆止弁37bを下流側に向けて流れ、一方第2の逆止弁37bが閉弁しているときには第1の逆止弁37aが開弁しているので燃料は第1の逆止弁37aを下流側に向けて流れる。即ち、この実施例では燃料がいずれか一方の逆止弁37a,37bを必ず下流側に向けて流れている。
図9に第6実施例を示す。この実施例では高圧燃料溢流通路36は燃料溢流方向からみて上流側では第1の高圧燃料溢流通路36aと第2の高圧燃料溢流通路36bとに分岐されると共に、下流側ではこれら第1の高圧燃料溢流通路36aと第2の高圧燃料溢流通路36bとが合流して一つの共通高圧燃料溢流通路36cとなる。一方、逆止弁37は共通高圧燃料溢流通路36c内に配置された逆止弁37cと、第1の高圧燃料溢流通路36a内に配置された第1の逆止弁37aと第2の高圧燃料溢流通路36b内に配置された第2の逆止弁37bからなる。
更にこの実施例では、第2の逆止弁37bから共通高圧燃料溢流通路36cに至る第2の高圧燃料溢流通路36bの通路長が第1の逆止弁37aから共通高圧燃料溢流通路36cに至る第1の高圧燃料溢流通路36aの通路長よりも長く形成されている。図10は図9の矢印Aで示すA地点と矢印Bで示すB地点と矢印Cで示すC地点における圧力波のタイムチャートを示している。
この実施例でも逆止弁37cが閉弁したときに発生して上流側に向かう圧力波は、第1の逆止弁37aおよび第2の逆止弁37bにより時間差をもって更に上流側に伝播するのが阻止される。従ってこの実施例でも圧力波が電磁弁35に達するのを阻止することができる。また、この実施例では図10からわかるように逆止弁37cが閉弁しているときには逆止弁37a,37bが開弁しているので燃料は逆止弁37a,37bを下流側に向けて流れ、第1の逆止弁37aが閉弁しているときには逆止弁37b,37cが開弁しているので燃料は逆止弁37b,37cを下流側に向けて流れ、第2の逆止弁37bが閉弁しているときには逆止弁37a,37cが開弁しているので燃料は逆止弁37a,37cを下流側に向けて流れる。即ち、この実施例では圧力制御室31から燃料排出通路26に流出する燃料流は逆止弁37cが閉弁したときしか停止しない。
燃料噴射装置の第1実施例を示す全体図である。 切換弁装置および駆動装置の具体的構成を示す図である。 燃料噴射装置の第2実施例を示す全体図である。 燃料噴射装置の第3実施例を示す全体図である。 燃料噴射装置の第4実施例を示す全体図である。 A地点およびB地点における圧力波を示すタイムチャートである。 燃料噴射装置の第5実施例を示す全体図である。 A地点およびB地点における圧力波を示すタイムチャートである。 燃料噴射装置の第6実施例を示す全体図である。 A地点、B地点およびC地点における圧力波を示すタイムチャートである。
符号の説明
2 コモンレール
5,5a,5b 高圧燃料供給通路
6 ノズル部
7 増圧器
8 三方弁
9 ニードル
14,21 燃料流通通路
26 燃料排出通路
27 駆動装置
30 弁体
31 圧力制御室
32 電磁弁
36,36a,36b,36c 高圧燃料溢流通路
37,37a,37b,37c 逆止弁

Claims (7)

  1. 燃料噴射制御用高圧燃料の燃料排出通路内への排出を制御する切換弁装置と、該切換弁装置を駆動するための駆動装置とを具備し、該駆動装置が該燃料排出通路に連結された高圧燃料溢流通路を具備しており、駆動装置内の高圧燃料を高圧燃料溢流通路を介して燃料排出通路内に排出したときに切換弁装置が駆動されて燃料噴射制御用高圧燃料が燃料排出通路内に排出される燃料噴射装置において、上記高圧燃料溢流通路内に上記駆動装置から上記燃料排出通路に向けてのみ流通可能な逆止弁を配置した燃料噴射装置。
  2. 上記逆止弁から燃料排出通路に至る高圧燃料溢流通路内にオリフィスを配置した請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 上記駆動装置から逆止弁に至る高圧燃料溢流通路内に圧力脈動を緩和するためのダンパ室を設けた請求項1に記載の燃料噴射装置。
  4. 上記高圧燃料溢流通路が並列配置された第1の高圧燃料溢流通路と第2の高圧燃料溢流通路からなり、上記逆止弁が第1の高圧燃料溢流通路内に配置された第1の逆止弁と第2の高圧燃料溢流通路内に配置された第2の逆止弁からなり、第2の逆止弁から第2の高圧燃料溢流通路および燃料排出通路を介して切換弁装置に至る通路長を第1の逆止弁から第1の高圧燃料溢流通路および燃料排出通路を介して切換弁装置に至る通路長よりも長くした請求項1に記載の燃料噴射装置。
  5. 上記逆止弁が上記高圧燃料溢流通路内において間隔を隔てて直列に配置された第1の逆止弁と第2の逆止弁からなる請求項1に記載の燃料噴射装置。
  6. 上記高圧燃料溢流通路は燃料溢流方向からみて上流側では第1の高圧燃料溢流通路と第2の高圧燃料溢流通路とに分岐されると共に、下流側ではこれら第1の高圧燃料溢流通路と第2の高圧燃料溢流通路とが合流して一つの共通高圧燃料溢流通路となり、上記逆止弁が共通高圧燃料溢流通路内に配置された逆止弁と、第1の高圧燃料溢流通路内に配置された第1の逆止弁と第2の高圧燃料溢流通路内に配置された第2の逆止弁からなり、第2の逆止弁から共通高圧燃料溢流通路に至る第2の高圧燃料溢流通路の通路長を第1の逆止弁から共通高圧燃料溢流通路に至る第1の高圧燃料溢流通路の通路長よりも長くした請求項1に記載の燃料噴射装置。
  7. ニードル弁と増圧ピストンとを具備しており、上記切換弁装置がニードル弁の背圧室および増圧ピストンの中間室を高圧燃料源又は上記燃料排出通路のいずれか一方に選択的に連結可能な弁体を具備しており、上記駆動装置が該弁体を駆動するための圧力制御室を具備しており、該圧力制御室が一方では上記高圧燃料源に連結されると共に他方では上記高圧燃料溢流通路に連結されており、該高圧燃料溢流通路内に電磁弁が設けられ、該電磁弁が開弁したときに上記圧力制御室内の高圧燃料が高圧燃料溢流通路内に溢流し、このとき弁体が作動してニードル弁の背圧室内および増圧ピストンの中間室内の高圧燃料が燃料排出通路に排出される請求項1に記載の燃料噴射装置。
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