JP4530170B2 - 電球形蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光ランプおよびこの蛍光ランプを点灯させるインバータ回路を有する電球形蛍光ランプ、および照明器具に関する。
従来、N形の電界効果形トランジスタおよびP形の電界効果形トランジスタを直列に接続した相補形のハーフブリッジ形のインバータ回路が知られている。そして、このインバータ回路のN形およびP形の電界効果形トランジスタは、それぞれのソースが互いに接続されており、それぞれのゲートが互いに接続されている。さらに、これらN形およびP形の電界効果形トランジスタのドレインは直流電源の正極および負極にそれぞれ接続されている。
そして、この種のインバータ回路としては、N形およびP形の電界効果形トランジスタそれぞれが、各端子を露出させた状態で、同一パッケージ内に収容されてスイッチング用素子として形成されている。また、このスイッチング用素子は、回路基板上に直立して実装されており、この回路基板上に実装された部品により形成されたゲート制御回路に各N形およびP形の電界効果形トランジスタそれぞれのゲートが接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−18850号公報
電球形蛍光ランプは、さらなる小形化が要求されていることから、インバータ回路の寸法をより小さくする必要があり、そのためにはスイッチング用素子を一層小形化しなければならない。
しかしながら、特許文献1に記載のように、N形およびP形の電界効果形トランジスタのそれぞれを単に同一のパッケージ内に収容させて構成したスイッチング用素子を回路基板上に直立して実装した構成では、素子の取付強度を確保するのに素子のリード端子をある程度太くする必要があるため素子の小形化には限界があった。また、特許文献1にはスイッチング素子を面実装タイプにすることについて開示されているが、素子を小形化するための具体的な手段については開示がなく、電球形蛍光ランプ用インバータ回路に適用したときの性能については検討されていなかった。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、実装効率を向上した電球形蛍光ランプ、および照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の電球形蛍光ランプは、ランプ電力が7〜15Wで点灯される蛍光ランプと、蛍光ランプを駆動するインバータスイッチである一対の電界効果形トランジスタを同一パッケージ内に収納したワンパッケージスイッチ、コンデンサおよびインダクタを有して共振電圧を発生する点灯回路とを備えた電球形蛍光ランプにおいて、ワンパッケージスイッチは、縦および横の寸法がそれぞれ6mm以下、厚さ寸法が2mm以下の略矩形状の面実装部品として形成され、蛍光ランプの異常放電時にドレイン電流が増大して発熱し、自己破壊するものである。
請求項2記載の照明器具は、器具本体と、この器具本体に装着される請求項1記載の電球形蛍光ランプとを具備したものである。
請求項1記載の電球形蛍光ランプによれば、点灯回路の小形化が可能となるとともに、蛍光ランプの寿命末期時における異常点灯によりワンパッケージスイッチが速やかに温度上昇して早期に自己破壊するので、異常点灯が長期間継続することを防止できる。
求項2記載の照明器具によれば、電球形蛍光ランプを使用可能な照明器具を増加できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5に第1の実施の形態を示し、図1は電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面図であり、図2は電球形蛍光ランプの口金部の分解側面図であり、図3は電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの平面図であり、図4は電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの側面図であり、図5は電球形蛍光ランプの回路図である。
そして、図1および図2に示すように、1は電球形蛍光ランプで、この電球形蛍光ランプ1は、口金2を有するカバー3と、このカバー3に収納された点灯装置としての点灯回路4と、透光性を有するグローブ5と、このグローブ5に収納された蛍光ランプ6とを備えている。口金2、カバー3およびグローブ5から構成される外囲器は、定格電力60W相当または100W相当の白熱電球などの一般照明用電球の規格寸法に近似する外形に形成されている。なお、一般照明用電球とはJIS C 7501に定義されているものである。
カバー3は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて、蛍光ランプ6に向かって拡開する略円筒状に形成されている。カバー3には、エジソンタイプのE26形などの口金2が被せられて、接着剤またはかしめなどにより固定されている。
グローブ5は、透明あるいは光拡散性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂により、一般照明用電球のガラス球と略同一形状の滑らかな曲面状に形成されている。また、このグローブ5の開口部の縁部には、カバー3の開口部の内側に嵌合する嵌合縁部が形成されている。なお、このグローブ5は、拡散膜などの別部材を組み合わせ、輝度の均一性を向上させることもできる。
点灯回路4は、蛍光ランプ6の長手方向と直交する面に対して平行に設置される略円板状の回路基板11を備えている。この回路基板11の非蛍光ランプ6側つまり口金2側の第1面12とこの第1面12に対して反対である蛍光ランプ6側の第2面13との両面に点灯回路4を構成する電子部品14が配置されている。
蛍光ランプ6は、ガラス製のバルブ体21を有し、このバルブ体21の内面には、例えば3波長発光形の蛍光体層が形成され、また、バルブ体21の内部には、アルゴンなどの希ガスや水銀などを含む放電ガスが封入されている。さらに、バルブ体21の両端には、電極22,22(図5に示す)が封装されている。
バルブ体21は、3本の屈曲したバルブ23a,23b,23cを有している。これらバルブ23a,23b,23cは、ガラス製の断面略円筒状であって中間部で滑らかに湾曲された屈曲部を有する略U字状に形成されている。また、中間のバルブ23bの両端と、両端の各バルブ23a,23cの一端とが図示しない連結管を介して接続され、1本の連続した放電路を構成するバルブ体21が形成されている。
バルブ体21が電球形蛍光ランプ1に組み込まれた状態では、各バルブ23a,23b,23cの屈曲部は、電球形蛍光ランプ1のランプ長手方向の中心軸を中心とする所定の円周上に等間隔で位置されている。そして、これら各バルブ23a,23b,23cは、断面三角形の各辺に対応して配置されている。
また、蛍光ランプ6は、蛍光ランプ固定部材であるとともに点灯回路固定部材であるホルダ31に取り付けられている。このホルダ31はカバー3に固定されている。そして、このホルダ31は、円板状をなす基板部32を備えており、この基板部32に形成された図示しない複数の取付孔に各バルブ23a,23b,23cの端部を挿入したうえで例えば図示しないシリコーン樹脂などの接着剤にて接着などして、バルブ体21がホルダ31に固定されている。
そして、このホルダ31をカバー3の内側に嵌合し、さらに、このホルダ31とカバー3との間にグローブ5の嵌合縁部を嵌合した状態で、これらホルダ31とカバー3との間に接着剤を充填することにより、これらホルダ31とカバー3とが互いに固定されている。また、このホルダ31の上側には、円筒状などをなす取付片部33が突設されている。この取付片部33には、嵌合あるいは接着などされて点灯回路4の回路基板11が取り付けられている。
ここで、点灯回路4は、図5に示すように、商用交流電源eにヒューズF1を介してフィルタを構成するコンデンサC1が接続されている。このコンデンサC1には、全波整流器41の入力端子が接続されている。また、この全波整流器41の出力端子には、フィルタを構成するインダクタL1を介して平滑用のコンデンサとしての電解コンデンサC2が接続されて入力電源回路Eが構成されている。この入力電源回路Eの電解コンデンサC2には、高周波を発生するハーフブリッジ形のインバータ回路42の高周波電圧を発生させるためのスイッチングを行うインバータ主回路43が接続されている。なお、入力電源回路Eの電解コンデンサC2を含む電子部品14の多くは、回路基板11の第1面12に取り付けられている。
インバータ主回路43は、電解コンデンサC2に対して並列に、インバータスイッチである互いに相補形に構成された一対のMOS形のNチャネルのトランジスタとしての電界効果形トランジスタ(FET)Q1と、MOS形のPチャネルのトランジスタとしての電界効果形トランジスタ(FET)Q2とが互いに直列な関係で接続されている。ここで、これら電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2のそれぞれは、ドレインソース間電圧(VDS)が200V以上で、ドレイン電流(I)が0.5A以上の特性を有するように構成されている。
そして、これら電界効果形トランジスタQ1およびQ2は、図3ないし図5に示すように、半導体チップ状態の電界効果形トランジスタQ1およびQ2が樹脂やガラスなどからなる同一の絶縁性モールド材料によって同時にモールドされることにより、同一パッケージ44内に内蔵されて収容されたスイッチング用素子である。このように、電界効果形トランジスタ毎に個別にモールドされたスイッチ素子を一対集合させ、さらにモールドして同一パッケージ化したものではなく、完全なモールドが行われる前の半導体チップ状態の一対の電界効果形トランジスタQ1およびQ2を同一のモールド材料で同時にモールドしたスイッチング用素子をワンパッケージスイッチ45と定義する。このワンパッケージスイッチ45は、ワンパッケージダブル電界効果形トランジスタ素子としてのパワーパッケージ素子である。なお、ワンパッケージスイッチ45との端子は6ピン端子または4ピン端子であってもよい。
また、ワンパッケージスイッチ45は、面実装部品であり、図1および図2に示すように、回路基板11の第2面13に面実装されている。そして、このワンパッケージスイッチ45のパッケージ44は、略矩形平板状に形成されている。具体的に、このワンパッケージスイッチ45は、ワンパッケージサイズ、すなわち長さ寸法が6mm以下、より好ましくは5mm程度で、幅寸法が6mm以下、より好ましくは4.5mm程度で、厚さ寸法が2mm以下、より好ましくは1.5mm程度である。
ここで、ワンパッケージスイッチ45は、図3ないし図5に示すように、電界効果形トランジスタQ1のドレインがNチャネルの一対のドレイン端子D(N)として、パッケージ44の一側縁に並列されて突出して露出されている。また、この電界効果形トランジスタQ1のゲートおよびソースのそれぞれは、Nチャネルのゲート端子G(N)およびソース端子S(N)としてパッケージ44の他側縁から並列に突出して露出されている。
同様に、電界効果形トランジスタQ2のドレインがPチャネルの一対のドレイン端子D(P)として、パッケージ44の一側縁に並列されて突出して露出されている。これらドレイン端子D(P)は、電界効果形トランジスタQ1の各ドレイン端子D(N)と同様に等間隔に並べられた状態で設けられている。さらに、この電界効果形トランジスタQ2のゲートおよびソースのそれぞれは、Pチャネルのゲート端子G(P)およびソース端子S(P)として、パッケージ44の他側縁から並列に突出して露出されている。そして、これらゲート端子G(P)およびソース端子S(P)もまた、ゲート端子G(N)およびソース端子S(N)と同様に等間隔に並べられた状態で設けられている。
また、これらドレイン端子D(N),D(P)、ゲート端子G(N),G(P)およびソース端子S(N),S(P)それぞれの基端部は、図4に示すように、パッケージ44の両側縁の厚さ方向における中間部から、このパッケージ44の両側縁に対して垂直に、このパッケージ44の表面および裏面に沿って突出している。また、これらドレイン端子D(N),D(P)、ゲート端子G(N),G(P)およびソース端子S(N),S(P)それぞれの中間部は、パッケージ44の表面側から裏面側に向けて、このパッケージ44の表面および裏面に対して垂直に突出されている。
さらに、これらドレイン端子D(N),D(P)、ゲート端子G(N),G(P)およびソース端子S(N),S(P)それぞれの先端部は、パッケージ44の裏面に沿って、このパッケージ44の裏面と略面一になるように構成されており、このパッケージ44の両側縁に対して垂直に突出されている。すなわち、これらドレイン端子D(N),D(P)、ゲート端子G(N),G(P)およびソース端子S(N),S(P)それぞれの先端部は、ワンパッケージスイッチ45の裏面側を回路基板11の第2面13に近接させて面実装させた際に、この回路基板11の第2面13に形成された回路パターンのランド部にそれぞれが接続されるように構成されている。
また、図5に示すように、ワンパッケージスイッチ45のパッケージ44内における、電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2のそれぞれには、寄生ダイオードで構成されるダイオードD1,D2が存在している。
さらに、ワンパッケージスイッチ45のパッケージ44内における、電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2それぞれのソースとゲートとの間には、これら電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2を保護するツェナダイオードZD1,ZD2がそれぞれ接続されている。
そして、電界効果形トランジスタQ2のドレインとソースとの間には、帰還用のトランスの一次巻線L2、限流用のインダクタとしてのバラストチョークL3および直流カット用のコンデンサC3、および蛍光ランプ6の両端の電極22,22のフィラメントコイルを介して接続された共振用のコンデンサC4からなる直列回路が接続されている。コンデンサC4は、一方の電極22のフィラメントコイルの他端と他方の電極22のフィラメントコイルの他端との間の非インバータ主回路43側に接続されているので、予熱用および始動用のコンデンサC4として作用する。
また、電解コンデンサC2と電界効果形トランジスタQ1およびQ2のゲート端子G(N),G(P)の間には、起動回路46を構成する起動用の抵抗R1が接続されている。すなわち、電界効果形トランジスタQ1のドレインD(N)とゲート端子G(N),G(P)との間に、起動用の抵抗R1が接続されていることになる。
なお、起動回路46は抵抗R1,R2,R4、コンデンサC6,C7の充電ループを含んで構成されているものであるが、充電ループの一部に共振用のコンデンサC4を含む負荷回路を利用したものとしてもよい。
そして、これら電界効果形トランジスタQ1およびQ2のゲート端子G(N),G(P)と、電界効果形トランジスタQ1およびQ2のソース端子S(N),S(P)との間には、コンデンサC6およびゲート制御回路47のコンデンサC7の直列回路が接続されている。これらコンデンサC6およびC7の直列回路に対して並列に電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2のゲート保護のためのツェナダイオードZD3およびZD4の直列回路が接続されている。
なお、ゲート制御回路47はトランスの一次巻線L2、二次巻線L4、コンデンサC6,C7、ツェナーダイオードZD3,ZD4を含んでなる自励発振形のドライブ回路であるが、他励式のドライブ回路を用いてもよい。
また、トランスの一次巻線L2には、二次巻線L4が磁気的に結合して設けられている。この二次巻線L4はインダクタンス素子としても機能するものであり、コンデンサC6およびコンデンサC7の接続点に接続されている。そして、コンデンサC6に対して並列に、起動回路46の抵抗R2が接続されている。
さらに、電界効果形トランジスタQ2のドレインとソースとの間には、起動回路46の抵抗R4およびスイッチング改善用のコンデンサC8の直列回路が接続されている。また、電界効果形トランジスタQ1のソース端子S(N)および電界効果形トランジスタQ2のソース端子S(P)のそれぞれは、抵抗R4とコンデンサC8の接続点に接続されている。
なお、インバータ主回路43は、互いに直列的に接続されたスイッチング素子を2対以上有する例えばフルブリッジ形のものでもよい。さらに、蛍光ランプ6は、両方の電極22,22のフィラメントコイルが予熱される形式のものでも、両方の電極22,22のフィラメントコイルが予熱されない形式のものでもよい。
また、回路基板11の第1面12には、点灯回路4の電解コンデンサC2、バラストチョークL3などを含む電子部品14の大部分が実装されている。なお、バラストチョークL3は回路基板11の略中央部に配設されていて、電解コンデンサC2がその上に配置されている。電解コンデンサC2の一対のリード線は、バラストチョークL3のボビンケースの端部に形成された図示しないリード線挿通孔を通って回路基板11に接続されており、この一対のリード線は上記リード線挿通孔に挿入可能な形状とするために折曲によりフォーミングされている。このように比較的大きい部品であるバラストチョークL3と電解コンデンサC2とを回路基板11の略中央部に高さ方向に互いに重なるように配置することで、回路基板11の幅方向寸法を小さくすることができ、点灯回路4をより小形化することができる。回路基板11の第2面13には、ワンパッケージスイッチ45のほか、ダイオードやチップ抵抗などの比較的耐熱温度が高い小形電子素子が実装されている。
そして、点灯回路4に商用交流電源eから電力が投入されると、商用交流電源eの電圧を全波整流器41で全波整流し、電解コンデンサC2で平滑される。
電解コンデンサC2の両端電圧の上昇により、起動回路46の抵抗R1,R4などを介してコンデンサC6,C7が充電されてNチャンネルの電界効果形トランジスタQ1のゲートに電圧が印加され、電界効果形トランジスタQ1がオンする。電界効果形トランジスタQ1のオンにより一次巻線L2、バラストチョークL3、コンデンサC3およびC4の閉路に電流が流れ、主としてバラストチョークL3およびコンデンサC4による直列共振作用により共振電圧が生じる。
そして、一次巻線L2の帰還電流が二次巻線L4に発生して電圧が誘起され、ゲート制御回路47のコンデンサC6およびコンデンサC7などが固有共振して電界効果形トランジスタQ1をオンさせ、電界効果形トランジスタQ2をオフさせる電圧を発生する。
次いで、一次巻線L2、コンデンサC3、バラストチョークL3およびコンデンサC4の回路での共振電圧が反転すると二次巻線L4には前回と逆の電圧が発生し、ゲート制御回路47は電界効果形トランジスタQ1をオフさせ、電界効果形トランジスタQ2をオンさせる電圧を発生させて、自励発振が開始される。
さらに、一次巻線L2、コンデンサC3、バラストチョークL3およびコンデンサC4の回路での共振電圧が反転すると、電界効果形トランジスタQ1がオンするとともに、電界効果形トランジスタQ2がオフする。
以後、同様に、電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2が交互にオン、オフして、共振電圧が発生し、コンデンサC4に並列接続された蛍光ランプ6は電極22,22のフィラメントコイルが予熱されつつ始動電圧が印加されて、始動、点灯する。
また、ツェナダイオードZD1,ZD2,ZD3,ZD4により、電界効果形トランジスタQ1および電界効果形トランジスタQ2のゲート電圧を一定化するとともに、ゲートを過大な電圧から保護している。
この結果、NチャネルおよびPチャネルの電界効果形トランジスタQ1,Q2を用い、かつ、Nチャネルの電界効果形トランジスタQ1を高電位側に接続したので、1つのゲート制御回路47によりNチャネルおよびPチャネルの電界効果形トランジスタQ1,Q2が制御される。
上記実施の形態によれば、ワンパッケージスイッチ45は、縦および横の寸法がそれぞれ6mm以下の略矩形状の面実装部品であり、両側からそれぞれ端子が導出されているとともに、この端子によって回路基板11に面実装されるものである。ワンパッケージスイッチ45の縦および横の寸法をそれぞれ6mm以下に小形化することによって、回路基板11における実装面積が少なくなり、その分回路基板11の配線パターンを印刷したり、第1面側の部品をチップ化したものに置き換えて第2面側に実装させることなどにより実装効率を向上でき、回路基板11を小形化することが可能となる。
したがって、ワンパッケージスイッチ45による回路基板11への実装効率を向上できるとともに、回路の引き回しを簡素化でき、特に、回路基板11の小形化が求められる電球形蛍光ランプ1に適している。すなわち、電界効果形トランジスタQ1,Q2の実装効率が向上することにより、これら電界効果形トランジスタQ1,Q2を備えたインバータ回路42を小形化できる。よって、このインバータ回路42が実装される回路基板11の小形化を図ることができるので、この回路基板11を備えた電球形蛍光ランプ1をより小形化できる。
また、ワンパッケージスイッチ45が半導体チップ状態の電界効果形トランジスタQ1およびQ2を同一の絶縁性モールド材料によって同時にモールドされた素子であり、その縦および横の寸法がそれぞれ6mm以下であるので、電界効果形トランジスタQ1およびQ2がスイッチング動作中に相互に発熱の影響を受けやすく、また容積が小さいことから温度上昇しやすい。寿命末期時などの異常放電が生起されるとランプ電流が上昇してドレイン電流も大きくなり、電界効果形トランジスタQ1およびQ2の少なくとも一方が過剰に発熱するが、上述のとおりワンパッケージスイッチ45は互いの発熱量の上昇の影響を受けやすいので、異常放電による過剰な自己発熱により速やかに温度上昇して早期に自己破壊し、スイッチング動作を停止する。このようにワンパッケージスイッチ45は寿命末期時などに異常放電を長期間継続することを防止する安全性を備えたものであり、異常放電による発熱などの不具合を抑制できる。
また、電界効果形トランジスタQ1,Q2は、相補形であり、ドライブ回路、ゲート回路を簡素化でき、自励発振回路に応用することも可能となり、インバータ回路42をより小形化できる。
また、各電界効果形トランジスタQ1,Q2のドレインソース間電圧を200V以上とするとともに、これら電界効果形トランジスタQ1,Q2のドレイン電流を0.5A以上(使用形態によっては1.0A以上)としたことにより、白熱電球に置き換え可能な光出力で蛍光ランプ6を駆動するインバータ回路42を構成できる。
なお、ワンパッケージスイッチ45の温度上昇を防止するため、ガラスウールなどの断熱材などを回路基板11とホルダ31との間に取り付けることもできる。この場合、蛍光ランプ6から発生した熱が断熱材により断熱されて、この熱が回路基板11へと伝わりにくくなるから、この回路基板11に実装されたワンパッケージスイッチ45の温度上昇を簡単な構成で確実に防止できる。
また、上記回路基板11は片面実装タイプのものを示したので、ワンパッケージスイッチ45は回路基板11の第2面13に面実装されているが、回路基板11を両面実装タイプにすることでワンパッケージスイッチ45を第1面12に面実装することが可能となり、この場合には、蛍光ランプ6の熱影響をさらに抑制できる。
なお、ゲート制御回路47を共用して簡素化する必要がない場合には、ワンパッケージスイッチ45の電界効果形トランジスタQ1およびQ2は必ずしも相補形で構成する必要がなく、例えば電界効果形トランジスタQ1およびQ2をいずれもNチャンネル形のFETで構成してもよい。
次に、図6ないし図12に電球形蛍光ランプの第2の実施の形態を示し、図6は電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面図であり、図7は電球形蛍光ランプのグローブを外した斜視図であり、図8は電球形蛍光ランプのグローブを外した底面図であり、図9は電球形蛍光ランプの回路基板の第1面を示す平面図であり、図10は電球形蛍光ランプの回路基板の第2面を示す底面図であり、図11は電球形蛍光ランプの蛍光ランプの展開図であり、図12は電球形蛍光ランプを用いた照明器具の側面図である。なお、図1ないし図5に示した電球形蛍光ランプ1と基本的な構成は同じである。
電球形蛍光ランプ1は、定格電力60W相当のJIS C 7501に定義された一般照明用電球の外観形状に類似する外形で、口金2からグローブ5の頂部までの高さ方向の寸法Hが100〜115mmであって、本実施の形態では約109mm程度、カバー3の最大外径は35〜45mm程度、グローブ5の最大外径は55〜65mm程度に形成されている。
蛍光ランプ6は、ガラス製の屈曲したバルブ体21を有し、バルブ体21の内面には、例えば3波長発光形の蛍光体層が形成され、アルゴンなどの希ガスが封入されている。本実施の形態では、封入ガス比率が99%以上のアルゴンガスが封入圧力300〜800Paで封入されている。
バルブ体21は、例えば管外径7〜9mmの直管形バルブの中間部をU字状に屈曲させることにより一対の直線部51および屈曲部52を形成した4本のバルブ53a,53b,53c,53dを有している。本実施の形態では、各バルブ53a,53b,53c,53dは、管外径が約8.5mm程度、管内径が6.5mm程度の断面略円筒状バルブによりU字状に形成されている。
4本のバルブ53a,53b,53c,53dは、そのU字状をなす面が互いに平行に対向するとともに、ランプ長手方向の中心軸を中心とする円周上に各バルブ端部が並設した状態で、連結管54a,54b,54cにより連結されている。両端に位置するバルブ53a,53dと連結管54a,54cとにより連結された中間に位置する2本のバルブ53b,53cは、図8に示すように、バルブU字面の延長方向つまり屈曲部52の端面方向からみて2mm程度の隙間を有するよう連結管54bにより連結されている。また、中間バルブ53b,53cと電極22,22が封装された両端に位置するバルブ53a,53dは、図8に示すように、バルブU字面の延長方向つまり屈曲部52の端面方向から見て隙間なく重なり合うよう配置されている。すなわち、各バルブ53a,53b,53c,53dの一対の直線部51がランプ長手方向の中心軸を中心とする略同一円周上に配置可能なように一対の直線部51の間隔および屈曲部52の曲率を規制して形成されている。さらに、それぞれのバルブ53a,53b,53c,53dを連結する連結管54a,54b,54cは、蛍光ランプ6の長手方向の中心軸を中心とする円周上に配置されたバルブ53a,53b,53c,53dにより形成される仮想円の近接接線と略平行となるように形成されている。
両端のバルブ53a,53dの各一端には、一対の電極22,22が封装されている。各電極22,22は、フィラメントコイル57を有し、このフィラメントコイル57が一対の線状のウエルズ58に支持され、封着部に設けられたジュメット線に接続されたリード線59によって外部に導出されて点灯回路4に接続されている。
そして、蛍光ランプ6は、中央のバルブ53b,53cの高さH1が55〜65mm、両端のバルブ53a,53dの高さH2が45〜55mm、かつ略H1>H2の関係を有して構成されている。本実施の形態では、H1が55mm、H2が50mmに形成されている。さらに、4本のバルブ53a,53b,53c,53dが連結管54a,54b,54cで順次接続され、放電路長が340〜400mmの1本の連続した放電路が形成されている。
4本のバルブ53a,53b,53c,53dのうち、電極22,22が封装されない中間のバルブ53bの少なくとも1つの端部には、管外径3.0〜5.0mm、管内径1.5〜3.5mmのガラス製バルブにて構成されるロングチップ方式の細管62が封着されている。この細管62は、先端に主アマルガム63を封入する水銀封入用であるとともに、排気管としても使用される。この細管62は、図11に示すように、その先端がカバー3内の口金2側に位置するように、バルブ53bの端部からの突出長L1は25〜50mmの長さとするのが好ましく、本実施の形態では直線長さでの突出長L1は約45mmとされている。細管62は、図6に示すように、カバー3の内壁に当接しないように先端がやや内側に位置するように2箇所で屈曲された屈曲形状を有しており、その屈曲状態でのバルブ53bの端部から細管62の先端までの突出長L2は約40mmとされている。
細管62の先端に封入される主アマルガム63は、ビスマス(Bi)が50〜65質量%、錫(Sn)が35〜50質量%からなる合金を基体とし、この合金に対して水銀を12〜25質量%含有させたものである。
中間のバルブ53b,53cの両端部および両端のバルブ53a,53dの電極22,22近傍のウエルズ58には補助アマルガム64がそれぞれ設けられている。中間のバルブ53b,53cに設けられた補助アマルガム64は、ステムシール、ピンチシールなどによりバルブ53b,53cの両端部に封着されたウエルズ65に取り付けられており、放電路の中間位置に配設されている。補助アマルガム64は、縦2mm、横7mm、厚さ40μmのステンレスの基板に金(Au)または銀(Ag)を約3mgメッキした形成されたものである。
また、蛍光ランプ6を保持するホルダ31には、蛍光ランプ6が挿通される図示しない複数の取付孔が形成され、これら取付孔に蛍光ランプ6のバルブ53a,53b,53c,53dの各端部が挿通された状態で例えば図示しないシリコーン樹脂などの接着剤で固定されている。ホルダ31の非蛍光ランプ6側には回路基板11が配置されている。
また、回路基板11は、略円板状で、バルブ体21の最大幅の1.2倍以下、好ましくは1.0倍以下の直径(略円板形状ではない形状、例えば多角形の場合には最大幅寸法で定義される)に形成されている。この直径(最大幅寸法)は、白熱電球と同等の寸法、外観形状を達成するために、20〜30mmとするのが好ましいが、本実施の形態ではワンパッケージスイッチ45を使用することにより、上記直径(最大幅寸法)の範囲内とすることが可能である。この回路基板11には、細管62の位置に対応して細管62が挿通される直径約6mmの貫通孔68が形成されており、この貫通孔68を介して細管62の先端が口金2側まで延在されている。細管62の先端に封入された主アマルガム63は回路基板11の第1面12からの距離が約40mmになるように離間されている。
回路基板11の口金2側である第1面12側には、平滑用の電解コンデンサC2や、インダクタL1、バラストチョークL3、トランスの一次巻線L2および二次巻線L4、抵抗や共振用のコンデンサC3,C4などの電子部品14の大部分が実装されている。回路基板11の蛍光ランプ6側である第2面13には、ワンパッケージスイッチ45が面実装されるほか、全波整流器41の整流ダイオード(REC)やチップ抵抗などの比較的耐熱温度が高い小形電子素子が実装されている。電解コンデンサC2は、インダクタL1、バラストチョークL3、トランスの一次巻線L2および二次巻線L4、抵抗、共振用のコンデンサC3,C4などの発熱量が比較的多い電子部品14よりもその先端部が口金2側に突出している。また、回路基板11の第1面12側には、各電極22,22の各リード線59をそれぞれ絡めて接続する一対のラッピングピン66が突設されている。
また、図9および図10に示すように、ワンパッケージスイッチ45は、点灯時に比較的高温となる蛍光ランプ6の電極22,22およびラッピングピン66から離間した位置でかつ貫通孔68の近傍の回路基板11の第2面13に面実装されている。また、このワンパッケージスイッチ45が面実装されている領域に対応する第1面12側の領域には発熱部品などを含めて電子部品14が実装されていない。
このように構成された電球形蛍光ランプ1は、入力電力定格13Wで、3波長発光形蛍光体の使用により、810lmの全光束が得られる。
そして、点灯回路4は、7〜15Wのランプ電力により電流密度(断面積当たりの電流)が3〜5mA/mmで点灯させるように構成されている。本実施の形態の電球形蛍光ランプ1は、入力電力定格12Wで、蛍光ランプ6には、10.5Wの電力が高周波で加わり、ランプ電流は190mA、ランプ電圧は58Vとなり、蛍光ランプ6からの光出力により全光束が約810lmとなっている。
ところで、点灯回路4の近傍は、主発熱要素である蛍光ランプ6の近傍に位置するために温度が高くなる。これは熱が口金2方向および外径方向へと拡散すること、および点灯回路4のうち主たる発熱部品であるバラストチョークL3やワンパッケージスイッチ45の近傍には高温の空間ができることを意味している。このような高温領域に実装された部品群よりも口金2側のカバー3内の空間は比較的温度が低く、この口金2側の空間に細管62により主アマルガム63を位置させることによって、主アマルガム63の温度を低下させることができる。主アマルガム63に近接する電解コンデンサC2はほとんど発熱しない部品であり、また口金2近傍の内部空間の温度は50〜60°程度である。ちなみに、主アマルガム63が封入された細管62の突出長が約10mmの細管を備えた短細管方式の主アマルガム63の温度を測定したところ約90℃であった。そのため、主アマルガム63を口金2側に配置させたロングチップ方式では、主アマルガム63の温度を約30〜40℃低減する効果がある。
したがって、ロングチップ方式のバルブ体21を備えた電球形蛍光ランプ1は、点灯中の主アマルガム63の温度を低下させることが可能であるため、水銀蒸気圧が高い主アマルガム63を使用でき、かつ補助アマルガム64から適量の水銀が放出されるので、細管62の長さが大きいことによる始動直後の水銀不足現象が起こることがなく、光束が早期に立ち上り、点灯開始から5秒経過時点で安定点灯時の約50%の光出力が得られ、約25秒経過時点で同約85%の光出力が得られることが確認された。
このように規定された電球形蛍光ランプ1を、図12に示すように、一般照明用電球の照明器具71に用いた場合、電球形蛍光ランプ1の配光が一般照明用電球の配光に近似することで、照明器具71内に配設されたソケット72近傍の反射体73への光照射量が十分に確保され、反射体73の光学設計どおりの器具特性を得ることができる。しかも、例えば電球スタンドのように、内部光源のイメージが布製などの光拡散性カバーに映し出される照明器具の場合であっても、電球形蛍光ランプ1の配光が一般照明用電球の配光に近似することで、違和感なく使用できる。
なお、電球形蛍光ランプに使用される蛍光ランプは上記のようにU字形のバルブを連結したものには限られず、例えばバルブを螺旋状(スパイラル形状)に曲成した屈曲バルブを有する蛍光ランプであってもよく、また、無電極タイプの蛍光ランプであってもよい。
そして、この実施の形態の電球形蛍光ランプ1においても、図1ないし図5に示した電球形蛍光ランプ1と同じ作用効果が得られる。すなわち、ワンパッケージスイッチ45は、縦および横の寸法がそれぞれ6mm以下の略矩形状の面実装部品であり、両側からそれぞれ端子が導出されているとともに、この端子によって回路基板11に面実装されるものである。そのため、ワンパッケージスイッチ45は、回路基板11における実装面積が少なくなり、実装効率を向上できる。また、ワンパッケージスイッチ45の縦および横の寸法をそれぞれ6mm以下に小形化することによって寿命末期時などに早期に自己破壊してインバータ回路42の動作を停止するので、安全性の高い点灯回路にすることができる。
また、ワンパッケージスイッチ45は、蛍光ランプ6の電極22,22から離間した位置の回路基板11の第2面13に面実装されており、電極22,22の熱影響を受けにくくできる。しかも、ワンパッケージスイッチ45は、回路基板11の貫通孔68の近傍に実装されているため、ワンパッケージスイッチ45の熱を放熱効率が比較的高い口金2の空間へ貫通孔68を介して対流したり、貫通孔68近傍の比較的温度が低い部材に伝導することなどによって効率よく放熱することができる。
さらに、回路基板11の第2面13に面実装されたワンパッケージスイッチ45は、ワンパッケージスイッチ45が面実装されている領域に対応する第1面12側の領域には電子部品14が実装されていないため、第1面12からの放熱を良好にできる。しかも、回路基板11の第2面13に面実装されたワンパッケージスイッチ45は、ワンパッケージスイッチ45が面実装されている領域に対応する第1面12側の領域には発熱部品が実装されていないものであり、発熱部品の熱影響を受けにくくできる。
また、ワンパッケージスイッチ45が面実装されている領域に対応する第1面12側の領域には電子部品14が配置されていないので、回路の製造ロット番号などを例えばレーザー捺印によって表示できる。
また、上述した各実施の形態の電球形蛍光ランプ1において、図13に示すように、ワンパッケージスイッチ45の複数の端子のうち一対のドレイン端子D(N)、一対のドレイン端子D(P)をそれぞれ接続する回路基板11のランド81,82を共通に形成してもよい。ランド81,82を共通にすることにより、はんだ付けによる強度を向上できるとともに、ランド81,82の面積が大きくなり、また、はんだ量も多くなることによりランド81,82からの放熱性を向上できる。
また、図14に示すように、回路基板11のワンパッケージスイッチ45の面実装される領域に孔部85を形成し、この孔部85を通じてワンパッケージスイッチ45に接する例えばシリコーン樹脂などの充填材(接着剤)86を充填することにより、この充填材86を通じてワンパッケージスイッチ45の放熱性を向上させることができる。
また、図15に示すように、回路基板11を、ホルダ31に装着され、蛍光ランプ6の長手方向に直交する面を有する回路基板11aと、この回路基板11aに直交する面を有し、端部で電気的および機械的に回路基板11aに接続された口金2側の空間に配設される回路基板11bとに分けて構成し、ワンパッケージスイッチ45を回路基板11bに実装してもよい。この場合、ワンパッケージスイッチ45とカバー3の内面とを近接させるとともに、両者の隙間にシリコーン樹脂などの充填材86を充填することにより、カバー3の外表面の放熱効果を利用してワンパッケージスイッチ45を効率よく放熱することが可能となる。なお、回路基板11bにはワンパッケージスイッチ45の他に耐熱性の低い他の部品を実装させて蛍光ランプ6の熱影響を軽減させるようにしてもよい。
また、P形の電界効果形トランジスタQ2のオン抵抗は、N形の電界効果形トランジスタQ1のオン抵抗より高い電気的特性を有している。そこで、図16に示す回路基板11は、ワンパッケージスイッチ45を、オン抵抗が高いP形の電界効果形トランジスタQ2が回路基板11の周縁側に向く方向で面実装している。これは、回路基板11の表面付近の温度分布がランプ点灯中には放熱作用を行うカバー3に向かうに従い低くなる傾向を示すことから、オン抵抗が高く、より発熱しやすいP形の電界効果形トランジスタQ2がカバー3に近い回路基板11の周縁側に向くように配置されたものである。これにより、P形の電界効果形トランジスタQ2の放熱性を向上させ、熱影響によって早期に破壊することを抑制できる。
また、図17に示すように、口金2の基端側の開口を塞ぐように回路基板11を配設し、点灯回路4の電子部品14の大部分を口金2内に収納するようにすれば、ワンパッケージスイッチ45から回路基板11に伝わった熱を口金2から効率よく放熱できる。
この場合、図18に示すように、ワンパッケージスイッチ45を回路基板11の第1面12側に配置し、口金2内に収納することにより、ワンパッケージスイッチ45を蛍光ランプ6の熱影響がないようにしてさらに効率よく放熱できる。回路基板11の第1面12側に配置するワンパッケージスイッチ45は、第1面12に面実装しても、第1面12に対して直立させて配置してもよい。ワンパッケージスイッチ45を第1面12に面実装すれば、ワンパッケージスイッチ45に対する蛍光ランプ6の熱影響を抑制することができる。
本発明の電球形蛍光ランプは、ワンパッケージスイッチにより点灯回路および回路基板の小形化が可能になり、したがって、電球形蛍光ランプの小形化が可能になり、一般照明用電球を使用する照明器具に広く適用できる。
本発明の第1の実施の形態を示す電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面図である。 電球形蛍光ランプの口金部の分解側面図である。 電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの平面図である。 電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの側面図である。 電球形蛍光ランプの回路図である。 第2の実施の形態を示す電球形蛍光ランプの一部を切り欠いた側面図である。 電球形蛍光ランプのグローブを外した斜視図である。 電球形蛍光ランプのグローブを外した底面図である。 電球形蛍光ランプの回路基板の第1面を示す平面図である。 電球形蛍光ランプの回路基板の第2面を示す底面図である。 電球形蛍光ランプの蛍光ランプの展開図である。 電球形蛍光ランプを用いた照明器具の側面図である。 第3の実施の形態において電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの接続構造を示す平面図である。 第4の実施の形態において電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの実装構造を示す断面図である。 第5の実施の形態において電球形蛍光ランプのワンパッケージスイッチの実装構造を示す断面図である。 第6の実施の形態において電球形蛍光ランプの回路基板の第2面を示す底面図である。 第7の実施の形態において電球形蛍光ランプの口金部分を示す断面図である。 第8の実施の形態において電球形蛍光ランプの口金部分を示す断面図である。
1 電球形蛍光ランプ
4 点灯回路
6 蛍光ランプ
45 ワンパッケージスイッチ
71 照明器具
C4 コンデンサ
L3 インダクタとしてのバラストチョーク
Q1,Q2 電界効果形トランジスタ

Claims (2)

  1. ランプ電力が7〜15Wで点灯される蛍光ランプと、蛍光ランプを駆動するインバータスイッチである一対の電界効果形トランジスタを同一パッケージ内に収納したワンパッケージスイッチ、コンデンサおよびインダクタを有して共振電圧を発生する点灯回路とを備えた電球形蛍光ランプにおいて、
    ワンパッケージスイッチは、縦および横の寸法がそれぞれ6mm以下、厚さ寸法が2mm以下の略矩形状の面実装部品として形成され、蛍光ランプの異常放電時にドレイン電流が増大して発熱し、自己破壊するものである
    ことを特徴とする電球形蛍光ランプ
  2. 器具本体と、
    この器具本体に装着される請求項1記載の電球形蛍光ランプと
    を具備したことを特徴とする照明器具。
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