JP4526205B2 - 画像形成方法及びその記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成方法及びその記録媒体に関し、更に詳しくは動画を構成する多数の画像フレームの中から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作成し、これらのサムネイル画像を記録媒体にプリントする画像形成方法及びその記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、動画をデジタル方式で記録再生可能なデジタルビデオカメラが普及している。このデジタルビデオカメラは、デジタルビデオ信号を扱うインターフェース規格であるIEEE1394等によってパーソナルコンピュータに接続することが可能となっており、撮影した動画を容易にパーソナルコンピュータへ読み込むことができる。パーソナルコンピュータでは動画の編集を行ったり、撮影した動画や編集した動画をこれに接続されたハードディスクやメモリカードなどの外部記憶媒体に動画ファイルとして記憶させている。このように動画ファイルを記憶した際には、その動画ファイルを代表する画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像を作成して記録紙等の記録媒体にプリントし、記憶させた動画ファイルの内容が確認できるようにしている。
【0003】
ところが、ハードディスクやメモリカードなどに記憶される動画ファイルの増加に伴って、単一のサムネイル画像をプリントするだけでは各画像ファイルの内容を確認することが難しくなっている。そこで、動画ファイルの中から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作成して記録紙等の記録媒体にプリントする画像形成装置を用いて、各サムネイル画像を撮影時間順に並べて記録紙等の記録媒体にプリントし、動画ファイルの内容が確認し易いようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような画像形成方法及び画像形成装置並びにその記録媒体では、選択された複数の画像フレームから作成した縮小サイズの各サムネイル画像を撮影時間順に隣接して並べた状態で1枚または複数枚の記録紙にプリントする。このため、各サムネイル画像を動画のように撮影時間順に見る際には、視線を左右および上下に頻繁に移動させなければならないという問題がある。また、1枚の記録紙に多くのサムネイル画像をプリントしようとすると、各サムネイル画像のサイズが小さくなって見にくくなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、プリントした複数のサムネイル画像を見る際に視線を移動させることがなく素早く内容が確認でき、かつ多数のサムネイル画像をプリントする場合でも各サムネイル画像のプリントサイズが小さくなることがない画像形成方法及びその記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の画像形成方法は、動画を構成する多数の画像フレームの中から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作成し、これらのサムネイル画像を記録媒体にプリントする画像形成方法において、1つ又は複数の動画からそれぞれ作成した複数のサムネイル画像を記録媒体にプリントする際に、1つの記録媒体に対して各動画の撮影時間順にサムネイル画像を1つずつ配置し、かつ同じ動画から選択された画像フレームのサムネイル画像を各記録媒体の同じ位置に配置してプリントし、複数のサムネイル画像のうち、撮影時間が最初のサムネイル画像及び最後のサムネイル画像は高解像度で各記録媒体にプリントし、その他の各サムネイル画像は低解像度で各記録媒体へプリントすることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の記録媒体は、所定の位置に配置された複数の画像記録領域にそれぞれサムネイル画像がプリントされる記録媒体において、各画像記録領域の周囲を囲むようにして略コの字形状に形成され、各画像記録領域をそれぞれめくることができる切り込みと、この切り込みの底辺に接して形成され指先を挿入する打ち抜き窓とが設けられているものである
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るデジタルビデオカメラおよび画像形成装置の構成を示すブロック図である。デジタルビデオカメラ10は、撮像部11、圧縮伸張回路12、記録再生部13、画像表示部14、インターフェース部15等から構成されている。
【0009】
図示しないが、撮像部11には撮影レンズ、CCDイメージセンサ、アナログ及びデジタル信号処理回路等が設けられている。撮像部11は、撮影モード時には撮影レンズの後方に配置されたCCDセンサの光電面に結像する光学的な被写体画像を電気的な撮像信号に変換するとともに、この撮像信号をデジタル化したデジタルビデオ信号を生成して圧縮伸張回路12及び画像表示部14に供給する。
【0010】
圧縮伸張回路12は、撮影モード時には撮像部11から入力されるデジタルビデオ信号をMPEG形式でデータ圧縮して記録再生部13に供給する。また、再生モード時には記録再生部13から入力されるMPEG形式でデータ圧縮されたデジタルビデオ信号をデータ伸張して元のデジタルビデオ信号に戻して画像表示部14に供給する。
【0011】
記録再生部13は、撮影モード時にはデータ圧縮されたデジタルビデオ信号をデジタルビデオテープに記録する。また、再生モード時にはデジタルビデオテープからデータ圧縮されたデジタルビデオ信号を読み出して圧縮伸張回路12に供給する。なお、データ圧縮形式としてはMPEGの他にDV、Motion JPEGなどでもよく、記録媒体としてはデジタルビデオテープの他に光ディスクやメモリカード等の半導体メモリなどでもよい。
【0012】
画像表示部14は、撮影モード時には撮像部11から入力されたデジタルビデオ信号に基づいて、動画を液晶ディスプレイや電子ビューファインダ等に表示する。また、再生モード時には圧縮伸張回路12から入力されたデジタルビデオ信号に基づいて、動画を液晶ディスプレイや電子ビューファインダ等に表示する。
【0013】
インターフェース部15は、外部接続機器との間でデジタルビデオ信号や各種制御信号の入出力を行うために設けられている。本実施形態では、デジタルビデオ信号を扱うインターフェース規格であるIEEE1394によってパーソナルコンピュータ18が接続されている。なお、デジタルビデオカメラ10とパーソナルコンピュータ18との接続は、IEEE1394の他にUSBや無線接続のBluetooth(商標)などを用いてもよい。
【0014】
画像形成装置20は、パーソナルコンピュータ18、ハードディスク21、サーマルプリンタ22、モニタ23等から構成されている。この画像形成装置20は、動画の中から選択した複数の画像フレームがそれぞれ縮小表示されるサムネイル画像をその撮影時間順に記録紙を替えてプリントした動画プリントを作成する。
【0015】
パーソナルコンピュータ18には、IEEE1394によってデジタルビデオカメラ10が接続される他、ハードディスク21、サーマルプリンタ22、モニタ23、キーボード24、マウス25などが適宜のインターフェースによって接続されている。
【0016】
記録紙30は、図2に示すように、符号31,32,33,34で示す4つの画像記録領域と貫通穴35とが設けられている。各画像記録領域31〜34の周囲には切り込み31a〜34aが設けられており、各画像記録領域31〜34をそれぞれめくることができるようになっている。また、各画像記録領域31〜34の底辺には、記録紙30を重ね合わせたときにめくり易くするため、指先が挿入できる打ち抜きされた窓31b〜34bがそれぞれ設けられている。
【0017】
貫通穴35は記録紙30の位置決め穴であり、後述のサムネイル画像がプリントされた複数枚の記録紙30を重ねるときに位置決めピン36を挿入して各記録紙30を所定の位置に位置決めする。
【0018】
記録紙30は周知のカラー感熱記録紙であり、支持体上にイエロー感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、シアン感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。中間層となるマゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。
【0019】
イエロー及びマゼンタ感熱発色層には光定着性が付与されており、イエロー感熱発色層は発光波長ピークが420nmの紫色可視光が照射されたときに発色能力が消失し、マゼンタ感熱発色層は発光波長ピークが365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。なお、各感熱発色層の位置は、適宜変更することができる。また、例えばブラック感熱発色層等を設けて4層以上としてもよい。
【0020】
図1において、パーソナルコンピュータ18内には、CPU40、インターフェース部41、画像読込部42、メモリ43、プリント制御部44等が設けられている。パーソナルコンピュータ18は、インターフェース部15,41を介してデジタルビデオカメラ10から転送されてくる動画のデジタルビデオ信号を画像ファイルとしてハードディスク21に記憶する。ハードディスク21は十分な記憶容量を持っており、多数の画像ファイルを記憶させることができる。
【0021】
モニタ23は各種操作画面、例えば画像ファイルの再生画面、動画プリントのプレビュー画面などの各種情報を表示する。キーボード24及びマウス25は、各種操作の指示をする操作スイッチとして機能し、例えば動画プリントを行う画像ファイルの指定、サムネイル画像を作成する画像フレームの指定、動画プリント開始の指示などを行う。
【0022】
画像読込部42は、画像ファイルの動画の中からユーザーが指定した画像フレームを読み込んで、これを縮小表示したサムネイル画像を作成する。図3に示すように、作成されたサムネイル画像45はメモリ43内に各画像ファイルA〜D毎に書き込まれる。
【0023】
なお、サムネイル画像45をプリントする記録紙30の画像記録領域31〜34は前述のように4つ(図2参照)であるので、メモリ43にサムネイル画像45を書き込むことができる画像ファイルは最大で4つまでとなる。また、画像フレームの指定は、ユーザーが予め設定した時間間隔で自動的に行われるようにしてもよい。
【0024】
プリント制御部44は、メモリ43に書き込まれている各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45をプリントするプリント位置を決定するとともに、サムネイル画像45を撮影時間順に記録紙30を替えてプリントするため各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45の並べ替えを行う。
【0025】
プリント位置は、例えば画像ファイルAのサムネイル画像45は画像記録領域31、画像ファイルBのサムネイル画像45は画像記録領域32、画像ファイルCのサムネイル画像45は画像記録領域33、画像ファイルDのサムネイル画像45は画像記録領域34というように決定される。
【0026】
各画像ファイルA〜Dのプリント位置が決定されると、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45を撮影時間順に1つずつ読み出し、前述した各画像ファイル毎に決定された画像記録領域31〜34に各サムネイル画像45を配置する並べ替えが行われる。各サムネイル画像45の並べ替えが完了すると、プリントデータとしてサーマルプリンタ22に転送される。
【0027】
本実施形態では、まず図3に示す各画像ファイルA〜Dの1番目のサムネイル画像「A1 」、「B1 」、「C1 」、「D1 」がメモリ43から読み出される。
続いて、図2に示す画像記録領域31に「A1 」、画像記録領域32に「B1 」、画像記録領域33に「C1 」、画像記録領域34に「D1 」がプリントされるようにサムネイル画像45を配置する並べ替えが行われた後、プリントデータが作成されてサーマルプリンタ22に転送される。以降同様にして、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45が順次読み出されて並べ替えが行われた後、プリントデータが作成されてサーマルプリンタ22に転送される。
【0028】
サーマルプリンタ22はサーマルヘッド51、プラテンローラ52、光定着器53等から構成されており、側面には記録紙30を供給及び排出する記録紙出入口22aが設けられている。サーマルプリンタ22内には、図示しない搬送機構が設けられており、記録紙30を左右方向に搬送する。
【0029】
サーマルヘッド51は図示した位置で固定されており、多数の発熱素子が記録紙の搬送方向と直交する主走査方向にライン状に配列された発熱素子アレイ51aを備えている。発熱素子アレイ51aは、図示しないドライバを介して駆動制御され、プリント制御部44から転送されたプリントデータに応じて各感熱発色層に適した熱エネルギーを発生する。
【0030】
プラテンローラ52は、記録紙30の搬送時には下方へ待避した待避位置にセットされ、熱記録時には記録紙30をサーマルヘッド51の発熱素子アレイ51aとの間に所定の押圧力で挟み込む記録位置にセットされる。
【0031】
光定着器53は、サーマルヘッド51の左方に配置され、イエロー定着ランプ54、マゼンタ定着ランプ55、リフレクタ56等から構成されている。イエロー定着ランプ54及びマゼンタ定着ランプ55は、図示しないドライバを介して選択的に点灯される。イエロー定着ランプ54は波長が420nmの紫色可視光を放射し、マゼンタ定着ランプ55は波長が365nmの紫外線を放射する。リフレクタ56は、イエロー及びマゼンタ定着ランプ54,55の上方及び側方を覆うとともに、各ランプ54,55から放射された定着光を反射して記録紙30に向けて照射する。
【0032】
次に、上記構成の作用について説明する。はじめに、デジタルビデオカメラ10をパーソナルコンピュータ18に接続する。そして、キーボード24またはマウス25を用いてデジタルビデオカメラ10からパーソナルコンピュータ18への動画の転送開始を指示する。
【0033】
転送開始が指示されると、撮影した動画のデジタルビデオ信号がインターフェース部15,41を介して、デジタルビデオカメラ10からパーソナルコンピュータ18へ転送される。転送された動画のデジタルビデオ信号は、画像ファイルAとしてハードディスク21に記憶される。以下、同様にして、画像ファイルB〜Dがハードディスク21に記憶される。
【0034】
画像ファイルA〜Dの動画プリントをプリントする際には、まずキーボード24またはマウス25を用いてハードディスク21に記憶された画像ファイルの中から画像ファイルAを選択する。画像ファイルAが選択されると、画像ファイルAの動画がモニタ23に表示される。
【0035】
ユーザーは、モニタ23に表示される画像ファイルAの動画を見ながら、キーボード24またはマウス25を用いてプリントを希望する画像フレームを選択する。選択した画像フレームは、画像読込部42に読み込まれてサムネイル画像45が作成される。作成されたサムネイル画像45は、メモリ43内の画像ファイルAの領域に書き込まれる。
【0036】
以下、同様にしてユーザーが選択した画像フレームのサムネイル画像45が作成されてメモリ43に書き込まれていく。また、画像ファイルB〜Dについても、同様にして各画像ファイルの動画を見ながらプリントを希望する画像フレームを選択し、各サムネイル画像45を作成してメモリ43に書き込む。
【0037】
各画像ファイルA〜D内のプリントを希望する画像フレームの選択が完了して動画プリント開始の指示がなされると、プリント制御部44は撮影時間順で各画像ファイルA〜Dの1番目のサムネイル画像45をメモリ43から読み出す。各サムネイル画像45は、各画像ファイルA〜D毎に決定された画像記録領域31〜34にプリントされるように並べ替えられる。各サムネイル画像45の並べ替えが完了すると、プリントデータとしてサーマルプリンタ22に転送される。
【0038】
サーマルプリンタ22の記録紙出入口22aから供給された記録紙30は、搬送機構によって左方向に搬送される。記録紙30の先端が発熱素子アレイ51aに達すると、プラテンローラ52は記録位置にセットされる。さらに記録紙30が搬送されて画像記録開始位置が発熱素子アレイ51aに達すると、各発熱素子がプリントデータのイエロー画像の各画素に応じた熱エネルギーを発生してイエロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録する。
【0039】
イエロー感熱発色層への熱記録が終了すると、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ52が待避位置にセットされる。そして、イエロー定着ランプ54が点灯されて記録紙30が右方向に搬送される。この搬送中に、イエロー定着ランプ54から放射される発光波長ピークが420nmの紫色可視光によってイエロー感熱発色層が定着される。記録紙30の画像記録開始位置が、再び発熱素子アレイ51aを通過すると記録紙30の搬送が停止するとともに、イエロー定着ランプ54が消灯する。
【0040】
次に、マゼンタ画像の熱記録を行うために再びプラテンローラ52が記録位置にセットされ、記録紙30が左方向に搬送される。画像記録開始位置が発熱素子アレイ51aに達すると、各発熱素子がプリントデータのマゼンタ画像の各画素に応じた熱エネルギーを発生してマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を1ラインずつ熱記録する。
【0041】
マゼンタ感熱発色層への熱記録が終了すると、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ52が待避位置にセットされる。そして、マゼンタ定着ランプ55が点灯されて、記録紙30が右方向に搬送される。この搬送中に、マゼンタ定着ランプ55から放射される発光波長ピークが365nmの紫外線によってマゼンタ感熱発色層が定着される。記録紙30の画像記録開始位置が、再び発熱素子アレイ51aを通過すると記録紙30の搬送が停止するとともに、マゼンタ定着ランプ55が消灯する。
【0042】
続いて、シアン画像の熱記録を行うためにプラテンローラ52が再び記録位置にセットされ、記録紙30が左方向に搬送される。画像記録開始位置が発熱素子アレイ51aに達すると、各発熱素子がプリントデータのシアン画像の各画素に応じた熱エネルギーを発生してシアン感熱発色層にシアン画像を1ラインずつ熱記録する。
【0043】
シアン感熱発色層への熱記録が終了すると、記録紙30の搬送が一旦停止してプラテンローラ52が待避位置にセットされる。そして、マゼンタ定着ランプ55が点灯されて、記録紙30が右方向に搬送される。この搬送中に、記録紙30の画像が記録されていない余白部分が定着(漂白)されてプリントが完了する。
プリントが完了した記録紙30は、記録紙出入口22aから排出される。
【0044】
以降、撮影時間が2番目、3番目という順にプリントするサムネイル画像45がなくなるまで、上記と同様にして各サムネイル画像45の並べ替え、プリントデータの作成、記録紙30へのプリントが繰り返される。こうして、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45が各画像記録領域31〜34に配置され、かつ撮影時間順にそれぞれ記録紙30を替えてプリントされた動画プリントが得られる。
【0045】
このように各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45がプリントされた記録紙30は、1番目のサムネイル画像45がプリントされた記録紙30から順に重ね、貫通穴35に位置決めピン36を挿入して記録紙30を所定の位置に位置決めする。そして、各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45を見る場合には、各窓31b〜34bに指先を入れて各画像記録領域31〜34をそれぞれ下から上に順にめくることで、視線を移動することなく撮影時間順に各画像ファイルA〜Dのサムネイル画像45を見ることができる。
【0046】
なお、上記実施形態では、記録紙の位置決めを行う貫通穴を記録紙の角部に1箇所だけ設けているが、図4に示すように、各画像記録領域61〜64の近傍に記録紙60を位置決めする貫通穴65をそれぞれ設けてもよい。また、各画像記録領域の周囲に切り込みを設けているが、これらの切り込みを設けずに記録紙全体を順にめくるようにして各画像ファイルのサムネイル画像を見るようにしてもよい。さらに、この切り込みを設けていない記録紙を用いる際には、各サムネイル画像を記録紙の角部にプリントするようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、1枚の記録紙に4つの画像記録領域を設けているが、本発明はこれに限られず、画像記録領域は2つ、6つ等いずれでもよい。また、画像記録領域にサムネイル画像のみをプリントしているが、画像ファイル名、フレーム番号、撮影時刻等の情報をサムネイル画像とともにプリントしてもよい。
【0048】
上記実施形態では、各画像記録領域毎に異なる画像ファイルのサムネイル画像をプリントしているが、同一の画像ファイルのサムネイル画像を撮影時間順に分割してそれぞれの画像記録領域にプリントするようにしてもよい。
【0049】
上記実施形態では、同じプリント条件で各サムネイル画像を記録紙にプリントしているが、撮影時間が最初のサムネイル画像及び最後のサムネイル画像は高解像度で記録紙にプリントし、その他の各サムネイル画像は低解像度で記録紙にプリントしてもよい。この場合には、撮影時間が最初と最後のサムネイル画像以外の各サムネイル画像は低解像度なので高速にプリントされ、動画プリントを作成する際の全プリント時間を短縮することができる。
【0050】
上記実施形態では、サーマルプリンタを用いているが、本発明はこれに限られず、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ、レーザープリンタ等を用いてもよい。この場合には、記録紙として普通紙、コート紙等を使用する。
【0051】
上記実施形態では、撮影した動画を一旦ハードディスクに画像ファイルとして記憶させてからプリントを希望する画像フレームを選択しているが、デジタルビデオカメラからパーソナルコンピュータへデジタルビデオ信号が転送される際に動画をモニタに表示してプリントを希望する画像フレームを選択するようにしてもよい。
【0052】
上記実施形態では、動画を対象にして画像フレームを縮小表示したサムネイル画像を記録紙にプリントしているが、対象は静止画であってもよく、この場合には多数の静止画像でも短時間でその内容を確認することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明の画像形成方法及びその記録媒体によれば、1つ又は複数の動画からそれぞれ作成した複数のサムネイル画像を記録媒体にプリントする際に、1つの記録媒体に対して各動画の撮影時間順にサムネイル画像を1つずつ配置し、かつ同じ動画から選択された画像フレームのサムネイル画像を各記録媒体の同じ位置に配置してプリントするので、プリントした複数のサムネイル画像を見る際に視線を移動させることがなく素早く内容が確認できとともに、多数のサムネイル画像をプリントする場合でも各サムネイル画像のプリントサイズが小さくなって見えずらくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルビデオカメラ及び画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】記録紙の構成を示す概略図である。
【図3】メモリ内のファイル構造の概略を説明する概略図である。
【図4】第2実施形態の記録紙の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10 デジタルビデオカメラ
18 パーソナルコンピュータ
20 画像形成装置
21 ハードディスク
22 サーマルプリンタ
30 記録紙
31,32,33,34 画像記録領域
42 画像読込部
44 プリント制御部
45 サムネイル画像

Claims (2)

  1. 動画を構成する多数の画像フレームの中から選択した複数の画像フレームから縮小サイズのサムネイル画像をそれぞれ作成し、これらのサムネイル画像を記録媒体にプリントする画像形成方法において、
    1つ又は複数の動画からそれぞれ作成した前記複数のサムネイル画像を前記記録媒体にプリントする際に、1つの記録媒体に対して各動画の撮影時間順にサムネイル画像を1つずつ配置し、かつ同じ動画から選択された画像フレームのサムネイル画像を各記録媒体の同じ位置に配置してプリントし、
    前記複数のサムネイル画像のうち、撮影時間が最初のサムネイル画像及び最後のサムネイル画像は高解像度で各記録媒体にプリントし、その他の各サムネイル画像は低解像度で各記録媒体にプリントすることを特徴とする画像形成方法。
  2. 所定の位置に配置された複数の画像記録領域にそれぞれサムネイル画像がプリントされる記録媒体において、
    前記各画像記録領域の周囲を囲むようにして略コの字形状に形成され、各画像記録領域をそれぞれめくることができる切り込みと、この切り込みの底辺に接して形成され指先を挿入する打ち抜き窓とが設けられていることを特徴とする記録媒体。
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