JP4525511B2 - ブースタ及びテレビ放送受信システム - Google Patents

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Description

本発明は、衛星放送信号受信用アンテナで受信された衛星放送の信号を増幅させるブースタ及びそのブースタを用いたテレビ放送受信システムに関する。
従来、テレビ放送として、放送衛星や通信衛星を用いて衛星放送が行われている。このような衛星放送を受信して視聴する場合には、衛星から送信される電波を受信するための衛星放送信号受信用アンテナを用いる必要がある。この衛星放送信号受信用アンテナは、外部から駆動電力が供給されて動作する。一般に、駆動電力は、衛星放送信号受信用アンテナに接続されたチューナから供給されたり、また、衛星放送信号受信用アンテナにブースタが接続されている場合には、このブースタから供給されたりする。
図4は、衛星放送を視聴するための従来のテレビ放送受信システムの一例を示す。このテレビ放送受信システムは、衛星放送と地上波放送とを視聴するためのものであり、ブースタ81と、ブースタ81に接続される衛星放送信号受信用アンテナ82及び地上波放送受信用アンテナ(図示せず)と、分配器83と、分配器83に接続される2つのTVコンセント84と、TVコンセント84にそれぞれ接続されるチューナ85とを備えている。
ブースタ81は、衛星放送信号受信用アンテナ82及び地上波放送受信用アンテナにそれぞれ接続される2つの増幅部81eと、これらの増幅部81eによりそれぞれ増幅される衛星放送用信号と地上波放送用信号を1つの信号に混合して出力する混合部81fと、外部の商用電源に接続されており、増幅部81eに電力を供給する電源部81gとを有している。一般に、衛星放送を多箇所で視聴する場合には、衛星放送信号を分配器83で分配するときに分配ロスが生じたり、配線ロスが生じたりする。そのため、ブースタ81を用いて衛星放送信号受信用アンテナ82で受信された衛星放送信号や地上波放送受信用アンテナで受信された地上波放送信号のレベルを上げることにより、上述のように分配ロスや配線ロスが生じても衛星放送や地上波放送を視聴することができるようにしている。
従来、例えば2つの通信衛星から各通信衛星につき垂直偏波と水平偏波の2つの偏波をそれぞれ利用した衛星放送信号のような、複数種類の衛星放送信号を受信して視聴することが行われる場合もある。このような場合には、一般に、ブースタ81内部に各種類の衛星放送信号に対応した複数の増幅部81eが設けられる。すなわち、衛星と偏波が異なる合計4種類の衛星放送信号を受信するような場合には、増幅部81eが4つ設けられる。そして、複数のチューナ85がそれぞれ複数種類の衛星放送信号のうちから1種類の衛星放送信号を選択して受信する。
ここで、このようなテレビ放送受信システムでは、衛星放送信号受信用アンテナ82は、ブースタ81の電源部81gから例えばDC15Vの駆動電力が供給されることにより動作している。ブースタ81には、図に示すように、電源部81gから衛星放送信号受信用アンテナ82へ駆動電力を出力するための電力供給経路81mが設けられている。この電力供給経路81mの途中にはスイッチ81kが設けられており、スイッチ81kは、衛星放送信号受信用アンテナ82がブースタ81に接続されるときには、通常はオン状態とされている。これにより、スイッチ81kがオンのとき、衛星放送信号受信用アンテナ82に電源部81gから駆動電力が常時供給されて、この衛星放送信号受信用アンテナ82が駆動される。
しかしながら、上述のようなテレビ放送受信システムにおいては、一般に、スイッチ81kはブースタ81及び衛星放送信号受信用アンテナ82が設置されたときにオンされ、ユーザがオフすることは困難である。そのため、ブースタ81の電源部81gから衛星放送信号受信用アンテナ82に駆動電力が常時供給される。また、ブースタ81が設置されたときには、増幅部81eにも増幅部81eを動作させるための駆動電力が常時供給される。すなわち、このテレビ放送受信システムでは、衛星放送を視聴していない場合でも、衛星放送信号受信用アンテナ82と増幅部81eでは駆動電力として余分な電力が消費されており、経済的ではない。
一方、チューナ85として、上述のように衛星放送受信時のみに衛星放送信号受信用アンテナ82に駆動電力を供給可能であり、衛星放送信号受信用アンテナ82の駆動電力を無駄に消費しないようにするものがある。しかしながら、このようなチューナ85には、出力可能な電流値が小さく駆動電力供給能力が低いものがある。駆動電力供給能力が低いチューナ85は、駆動電力の供給開始時に衛星放送信号受信用アンテナ82に向けて流れる突入電流が過大になったときに、チューナ85自身で駆動電力の供給を停止してしまうことがある。このように駆動電力の供給が停止されると、衛星放送信号受信用アンテナ82を駆動できず衛星放送信号を受信することができなくなる。
上述のように余分な電力を消費せず、また十分な駆動電力供給能力がないチューナ85に対応したブースタ81として、接続されたチューナ85のうち電源オンのものがあるかどうか検出する直流電圧検出回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。直流電圧検出回路は、電源オンの状態のチューナ85から出力される直流電圧を検出する。そして、接続されているチューナ85の中で電源オンであるものがあるときに、ブースタ81の電源部81gが衛星放送信号受信用アンテナ82と増幅部81eに駆動電力を供給し、省電力化を図る。しかしながら、このブースタ81は、1つの増幅部81eに対して駆動電力の供給をオン/オフするものであり、衛星放送信号を増幅させるための増幅部81eが複数設けられているようなものではない。
特開2003−283351号公報
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、十分な駆動電力供給能力がないチューナに対応可能であると共に、衛星放送信号を受信するときのみに衛星放送信号受信用アンテナと増幅部に駆動電力を供給することができるブースタを用い、駆動電力を浪費することがなく、省電力化させることが可能なテレビ放送受信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、衛星放送信号受信用アンテナが接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナから複数種類の衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、それぞれにチューナが接続され、前記チューナからそのチューナが受信しようとする衛星放送信号の種類を選択するための選択制御信号及び前記衛星放送信号受信用アンテナを駆動させるためのアンテナ駆動制御電力が入力されると共に、前記選択制御信号により選択された種類の衛星放送信号を前記チューナに出力するための複数の第2入出力端子と、前記第1入出力端子から入力される複数種類の衛星放送信号にそれぞれ対応して設けられ、各衛星放送信号を増幅する複数の増幅部と、前記増幅部により増幅された複数種類の衛星放送信号のうち、前記選択制御信号に対応する種類の衛星放送信号を選択してその選択制御信号が入力された第2入出力端子に出力する放送信号選択出力部と、前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させる駆動電力を供給可能な電源部と、前記電源部から増幅部に駆動電力を供給してその増幅部を動作させるかどうかを切り替えるためのスイッチと、前記第1入出力端子と第1電力経路を介して接続され、前記第2入出力端子と第2電力経路を介して接続され、前記電源部と接続されており、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記増幅部を動作させ、且つ、前記衛星放送信号受信用アンテナのうち、前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号を受信するための衛星放送信号受信用アンテナに、その衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を前記第1電力経路を介して供給する電力検出/出力部と、前記電力検出/出力部と前記電源部とを接続する経路に挿入され、前記選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力に基づいて、電源部を、電力検出出力部に接続するか、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続するかを切り替える経路切替スイッチを備え、前記電源部が前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときは、前記電源部から、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に対して駆動電力を常時出力するものである。
請求項2の発明は、衛星放送信号受信用アンテナが接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナから複数種類の衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、チューナが接続される分配器が接続され、前記チューナからそのチューナが受信しようとする衛星放送信号の種類を選択するための選択制御信号が前記分配器を介して入力されると共に、前記選択制御信号により選択された種類の衛星放送信号を前記分配器を介して前記チューナに出力するための第2入出力端子と、前記分配器が接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナを駆動させるためのアンテナ駆動制御電力が前記分配器を介して入力される電力入力端子と、前記第1入出力端子から入力される複数種類の衛星放送信号にそれぞれ対応して設けられ、各衛星放送信号を増幅する複数の増幅部と、前記増幅部により増幅された複数種類の衛星放送信号のうち、前記選択制御信号に対応する種類の衛星放送信号を選択してその選択制御信号が入力された第2入出力端子に出力する放送信号選択出力部と、前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させる駆動電力を供給可能な電源部と、前記電源部から増幅部に駆動電力を供給してその増幅部を動作させるかどうかを切り替えるためのスイッチと、前記第1入出力端子と第1電力経路を介して接続され、前記電力入力端子と第2電力経路を介して接続され、前記電源部と接続されており、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記増幅部を動作させ、且つ、前記衛星放送信号受信用アンテナのうち、前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号を受信するための衛星放送信号受信用アンテナに、その衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を前記第1電力経路を介して供給する電力検出/出力部と、前記電力検出/出力部と前記電源部とを接続する経路に挿入され、前記選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力に基づいて、電源部を、電力検出出力部に接続するか、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続するかを切り替える経路切替スイッチを備え、前記電源部が前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときは、前記電源部から、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に対して駆動電力を常時出力するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記スイッチは、前記増幅部にそれぞれ対応するように複数設けられており、前記電力検出/出力部は、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号に対応する増幅部のみを動作させるものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の発明において、地上波放送受信用アンテナが接続される入力端子をさらに備え、前記放送信号選択出力部は、地上波放送信号と衛星放送信号を混合して出力することが可能であるものである。
請求項の発明は、衛星放送信号を受信するときにのみ前記選択制御信号及びアンテナ
駆動制御電力を出力するチューナと、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のブースタで構成され、衛星放送信号を受信しない場合には、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に駆動電力を供給しないことにより省電力化を可能とするテレビ放送受信システムである。
請求項1の発明によれば、電力検出/出力部が、チューナからアンテナ駆動制御電力が入力されたとき、スイッチを切り替えることにより増幅部を動作させ、且つ、衛星放送信号受信用アンテナに、その衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を供給するので、十分な駆動電力供給能力がないチューナに対応可能であると共に、衛星放送信号を受信するときのみに衛星放送信号受信用アンテナと増幅部に駆動電力を供給することができる。従って、駆動電力を浪費することがなく、テレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となる。また、電源部が衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときには、駆動電力が電源部から常時出力されるので、チューナとブースタの間に接続されるTVコンセント等のテレビ配線器具が電流非通過形の場合でも衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させて衛星放送信号を受信することが可能となる。従って、チューナからブースタへアンテナ駆動制御電力を供給可能であるときにはテレビ放送受信システムを省電力化することが可能なブースタを、より多様な構成のテレビ放送受信システムに用いることが可能となる。
請求項2の発明によれば、第2入出力端子と電力入力端子に分配器が接続され、この分配器を介して選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力が入力されるので、上述のようにテレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となると共に、第2入出力端子及び電力入力端子を一定数備えた1つのブースタで種々の数のチューナに対応することが可能となり、ブースタの製造コストを低減することが可能となる。また、電源部が衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときには、駆動電力が電源部から常時出力されるので、チューナとブースタの間に接続されるTVコンセント等のテレビ配線器具が電流非通過形の場合でも衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させて衛星放送信号を受信することが可能となる。従って、チューナからブースタへアンテナ駆動制御電力を供給可能であるときにはテレビ放送受信システムを省電力化することが可能なブースタを、より多様な構成のテレビ放送受信システムに用いることが可能となる。
請求項3の発明によれば、スイッチが増幅部にそれぞれ対応するように複数設けられており、電力検出/出力部は、選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号に対応する増幅部のみを動作させるので、増幅部の種類が多くても、チューナが受信しようとする衛星放送信号に対応する増幅部のみで駆動電力が消費され、テレビ放送受信システムをより省電力化させることが可能となる。
請求項の発明によれば、地上波放送受信用アンテナが接続される入力端子をさらに備
えており、放送信号選択出力部は、地上波放送信号と衛星放送信号を混合して出力するの
で、地上波放送と衛星放送を共に視聴する際に1つのブースタで対応することが可能とな
る。従って、地上波放送と衛星放送を視聴するテレビ放送受信システムの配線がより単純
となり、また、上述のようにテレビ放送受信システムを省電力化することが可能となる。
請求項の発明によれば、チューナが衛星放送信号を受信しない場合には、衛星放送信
号受信用アンテナに駆動電力を供給しないので、テレビ放送受信システムを省電力化する
ことが可能となり、経済的にすることが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態において、テレビ放送受信システムは、2種類の衛星放送信号及び1種類の地上波放送信号(以下、放送信号と称する)を受信する場合について説明している。この2種類の衛星放送信号は、例えば偏波や使用する通信衛星等が互いに異なるようなものであるが、これに限られるものではない。
図1は、本実施形態に係るブースタを用いたテレビ放送受信システムの構成を示す。このテレビ放送受信システムは、ブースタ1と、このブースタ1に接続される衛星放送信号受信用アンテナ2及び地上波放送受信用アンテナ(図示せず)と、このブースタ1に接続されるコネクタである2つのTVコンセント4と、これらのTVコンセント4にそれぞれ接続される2つのチューナ5とを備えている。
ブースタ1は、衛星放送信号受信用アンテナ2が接続される2つの第1入出力端子1aと、地上波放送受信用アンテナが接続される入力端子1bと、TVコンセント4を介してチューナ5が接続される第2入出力端子1cとを有している。ブースタ1の内部には、第1入出力端子1aから入力される2種類の衛星放送信号及び入力端子1bから入力される1種類の地上波放送信号にそれぞれ対応して3つ設けられ、それぞれの信号を増幅させる増幅部1eと、増幅部1eで増幅されたそれぞれの信号を各第2入出力端子1cに混合して出力する放送信号選択出力部1fと、例えば外部の商用電源と接続され各増幅部1eに電力を供給する電源部1gと、衛星放送信号に対応して設けられている2つの増幅部1eに電力を供給するための経路に設けられる2つのスイッチ1hと、電源部1gに経路1jを介して接続されている電力検出/出力部1iを備えている。各第1入出力端子1aと増幅部1eとの間の2つの経路及び放送信号選択出力部1fと各第2入出力端子1cとの間の2つの経路には、例えばコンデンサ等の、直流電流をカットするためのフィルタ1pがそれぞれ挿入されている。また、図に示すように、電力検出/出力部1iと各第1入出力端子1aとは、第1電力経路1mを介して接続されており、電力検出/出力部1iと各第2入出力端子1cとは、第2電力経路1nを介して接続されている。各第1電力経路1m及び各第2電力経路1nには、例えばコイル等、放送信号をカットするためのフィルタ1qが挿入されている。
衛星放送信号受信用アンテナ2は、外部から駆動電力が供給されることで動作し、放送衛星や通信衛星から送信される衛星放送信号の電波を受信する。本実施形態において、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力は、後述のようにブースタ1から供給される。この駆動電力としては、衛星放送信号受信用アンテナ2が受信する2種類の衛星放送信号にそれぞれ対応する、例えばDC15VとDC11Vのような、互いに電圧が異なる2種類の電力がある。衛星放送信号受信用アンテナ2は、2種類のそれぞれの駆動電力が供給されることで、その駆動電力と対応する種類の衛星放送信号を受信可能となる。一方、地上波放送受信用アンテナは、駆動電力が供給されなくても、地上波放送信号の電波を受信可能なものである。なお、この衛星放送信号受信用アンテナ2の動作はこれに限られるものではなく、例えば1種類の駆動電力が供給されることで、複数種類の衛星放送信号を受信可能となるように構成されているものであってもよい。
TVコンセント4は、第2入出力端子1c及びチューナ5と例えば同軸ケーブル等により接続されており、ブースタ1から出力される放送信号をチューナ5へと伝送する。なお、このTVコンセント4は、チューナ5からブースタ1へ向けて電流を通過させる電流通過形のものであり、後述のようにチューナ5から供給されるアンテナ駆動制御電力をブースタ1に通過させる。
チューナ5は、ブースタ1からTVコンセント4を介して送信される放送信号が入力されて衛星放送及び地上波放送を受信するものである。チューナ5は、衛星放送を受信しようとする直前に、上述のような衛星放送信号受信用アンテナ2を駆動させるためのアンテナ駆動制御電力と、2種類の衛星放送信号のうち受信しようとする衛星放送信号の種類を選択するための選択制御信号をブースタ1に向けて送信する機能を有している。
以下に、このテレビ放送受信システムの動作を説明する。チューナ5が衛星放送信号を受信しようとしていないとき、衛星放送信号受信用アンテナ2及び衛星放送信号を増幅させるための増幅部1eには駆動電力は供給されていない状態である。この状態において、チューナ5は2種類のうちどちらかの種類の衛星放送信号を受信しようとすると、その種類の衛星放送信号を選択するための選択制御信号をアンテナ駆動制御電力と共にブースタ1に向け出力する。この選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力は、第2入出力端子1cから第2電力経路1nを経由して電力検出/出力部1iに入力される。
電力検出/出力部1iは、アンテナ駆動制御電力が入力されると、チューナ5から入力される選択制御信号に応じて、上述のようなチューナ5が受信しようとする種類の衛星放送信号に対応する種類の駆動電力を、第1電力経路1mを介して第1入出力端子1aより衛星放送信号受信用アンテナ2に出力する。この衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力は、電源部1gから経路1jを介して供給される電力から生成される。このように衛星放送信号受信用アンテナ2に駆動電力が供給されることにより、衛星放送信号受信用アンテナ2は衛星放送信号を受信可能となる。また、電力検出/出力部1iは、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力を出力すると共に、チューナ5が受信しようとする種類の衛星放送信号に対応して設けられている増幅部1eに電源部1gから駆動電力が送られるようにスイッチ1hを切り替え、その増幅部1eを駆動させる。これにより、チューナ5が受信しようとする種類の衛星放送信号が、衛星放送信号受信用アンテナ2からブースタ1に入力されて増幅部1eにより増幅された後、放送信号選択出力部1fに入力される。なお、複数のチューナ5が互いに異なる種類の衛星放送信号を受信しようとするときには、それぞれのチューナ5が出力する選択制御信号に基づき、複数種類の衛星放送信号が同時に受信されるように衛星放送信号受信用アンテナ2及び増幅部1eが駆動される。
一方、地上波放送受信用アンテナでは地上波放送信号が受信されている。この地上波放送信号は、入力端子1bからブースタ1に入力され、増幅部1eで増幅された後、放送信号選択出力部1fに入力される。
放送信号選択出力部1fに入力された衛星放送信号及び地上波放送信号は、互いに混合されて1つの放送信号とされた後、選択制御信号を出力したチューナ5が接続されている第2入出力端子1cに出力される。このとき、例えば2つのチューナ5が互いに異なる種類の衛星放送信号を受信しようとする場合には、放送信号選択出力部1fには2種類の衛星放送信号が入力される。放送信号選択出力部1fは、各チューナ5からそれぞれ入力された選択制御信号に基づいて、各チューナ5に向けてそれぞれ対応する種類の衛星放送信号を選択して地上波放送信号と混合して出力する。すなわち、放送信号選択出力部1fは、選択制御信号に対応する種類の衛星放送信号を選択してその選択制御信号が入力された第2入出力端子1cに出力する。そして、第2入出力端子1cからは、選択制御信号により選択された種類の衛星放送信号がチューナ5に出力される。このようにして、放送信号選択出力部1fから出力された混合された放送信号は、第2入出力端子1cからTVコンセント4を介してチューナ5に入力され、チューナ5が衛星放送信号を受信して衛星放送を視聴可能となる。
このように、電力検出/出力部1iが、チューナ5が衛星放送信号を受信しようとしたときに、衛星放送信号受信用アンテナ2及び増幅部1eに駆動電力が供給するようにするので、衛星放送信号を受信しないときには駆動電力を浪費することがなく、テレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となる。このとき、本実施形態においては、衛星放送信号を増幅するための増幅部1eにそれぞれスイッチ1hが設けられており、増幅される衛星放送信号が1種類のときには、使用されない増幅部1eには駆動電力が供給されないので、より省電力化させることが可能となる。
さらに、衛星放送信号受信用アンテナ2の駆動電力が、電力検出/出力部1iから出力されるので、アンテナ駆動制御電力の電流値が高くなく十分な駆動電力供給能力がないチューナ5を接続した場合にも、衛星放送信号受信用アンテナ2を駆動させることが可能となる。また、本実施形態においては、ブースタ1は地上波放送信号を衛星放送信号と混合させて出力可能であり、地上波放送と衛星放送を共に視聴する際に1つのブースタで対応することが可能となる。従って、地上波放送と衛星放送を視聴するテレビ放送受信システムの配線をより単純にすることが可能となる。
なお、ブースタ1が対応する衛星放送信号の種類は2種類に限られるものではなく、さらに多種類であってもよい。このとき、増幅部1eは衛星放送信号の種類の数に応じて設けられる。なお、スイッチ1hは、上述のように、衛星放送信号に対応して設けられる増幅部1eにそれぞれ対応するように設けられるものでなく、これらの増幅部1eに駆動電力を供給するかどうか一括して切り替えるようなものであってもよい。このような場合には、ブースタ1に接続されているチューナ5のうちいずれか1つがいずれかの種類の衛星放送信号を受信しようとしたときに、スイッチ1が切り替えられて増幅部1eに駆動電力が供給される。また、衛星放送信号を受信しようとするチューナ5がなくなったときには、このスイッチ1hが切り替えられ、増幅部1eへの駆動電力の供給が一括して停止される。ブースタ1をこのように構成したときにも、同様にテレビ放送受信システムを省電力化させることができる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るブースタを用いたテレビ放送受信システムの構成を示す。以下の各実施形態において、上述の第1の実施形態と同様のものは同一の符号を付し、上述の第1の実施形態と相違する部分についてのみ説明する。このテレビ放送受信システムは、ブースタ21及び複数のチューナ5が接続される専用のまたは互換性のある分配器3を有している点が上述の第1の実施形態と異なっている。このテレビ放送受信システムにおいては、放送信号がブースタ21から分配器3を介してチューナ5へ出力されると共に、各チューナ5から出力される選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力が分配器3を介してブースタ21に入力される。なお、このテレビ放送受信システムは、上述の第1の実施形態と同様に、2種類の衛星放送信号及び1種類の地上波放送信号を受信するものであるが、これに限られるものではない。
ブースタ21の第2入出力端子1cは、放送信号選択出力部1fにフィルタ1p等を介さずに接続されている。第2の実施形態において、この第2入出力端子1cは、衛星放送信号受信用アンテナ2からブースタ21に入力される衛星放送信号の種類の数に応じた数だけ設けられている。すなわち、ブースタ21は、このテレビ放送受信システムに用いられるチューナ5の数に関らず一定数の第2入出力端子1cを有している。また、このブースタ21は、後述のように分配器3が接続される電力入力端子21dを有している。電力検出/出力部1iは、この電力入力端子21dに第2電力経路21nを介して接続されている。
分配器3は、第2入出力端子1cに接続される分配/信号切替部3fと、電力入力端子21dに接続される電力伝達部3iとを有している。図に示すように、分配/信号切替部3fは、チューナ5が接続される2つ入出力端子(図示せず)と直流電流をカットするためのフィルタ3pが挿入された経路を介して接続されている。また、電力伝達部3iはこれらの入出力端子とそれぞれ放送信号をカットするためのフィルタ3qが挿入された第3電力経路3nを介して接続されている。入出力端子には、それぞれTVコンセント4を介してチューナ5が接続されている。なお、入出力端子の数はこれに限られるものではなく、また、TVコンセント4を介さずチューナ5が直接入出力端子に接続されるような構成であってもよい。
第2の実施形態において、チューナ5から出力される選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力は、分配器3を介してブースタ21に入力される。すなわち、選択制御信号、アンテナ駆動制御電力は、分配器3の入出力端子から第3電力経路3nを経由して電力伝達部3iに入力される。そして、電力伝達部3iから電力入力端子21d及び第2電力経路1nを介してブースタ21の電力検出/出力部1iに入力される。
上述のように選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力がブースタ21に入力されると、第1の実施形態と同様に衛星放送信号受信用アンテナ2及び増幅部1eに駆動電力が供給されて、衛星放送信号及び地上波放送信号が放送信号選択出力部1fで混合される。混合された放送信号は、第2入出力端子1cを介して分配器3の分配/信号切替部3fに入力される。この第2の実施形態では、分配/信号切替部3fに入力された放送信号は、選択制御信号に基づいて、その放送信号に含まれる種類の衛星放送信号を受信しようとするチューナ5が接続された入出力端子に出力される。そして、チューナ5は、この放送信号を受信することにより、衛星放送及び地上波放送を受信可能となる。なお、分配/信号切替部3fの動作はこれに限られるものではなく、例えば、放送信号選択出力部1fから出力された放送信号を各入出力端子にそのまま分配するように構成されていてもよい。
このように、第2の実施形態においては、ブースタ21の第2入出力端子1cと電力入力端子21dに分配器3が接続され、この分配器3を介して選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力がチューナ5からブースタ21に入力される。従って、第1の実施形態と同様にテレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となると共に、第2入出力端子1c及び電力入力端子21dを一定数備えた1つのブースタ21で種々の数のチューナ5に対応することが可能となり、ブースタ21の製造コストを低減させることが可能となる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係るテレビ放送受信システムを示す。このテレビ放送受信システムのブースタ31は、第1の実施形態のブースタ1において、電源部1gから衛星放送信号に対応して設けられている増幅部1e及び衛星放送信号受信用アンテナ2に対して直接駆動電力を供給可能な経路をさらに設け、この経路と上述のようにチューナ5の選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力に基づいて駆動電力を供給するための経路とを切り替えるための経路切替スイッチ31kを後述のように設けたものである。このテレビ放送受信システムは、例えば異なる通信衛星を用いた2種類の衛星放送信号を2つの衛星放送信号受信用アンテナ2を用いて受信し、1種類の地上波放送信号を1つの地上波放送信号受信用アンテナを用いて受信するものである。なお、衛星放送信号受信用アンテナの数及び受信する放送信号の種類等はこれに限られるものではない。
図に示すように、ブースタ31の2つの第1電力経路1mにはそれぞれスイッチ31sが挿入されている。電源部1gと電力検出/出力部1iとを接続する経路1jには、経路切替スイッチ31kが挿入されている。経路切替スイッチ31kは、各スイッチ1hの増幅部1e寄りに接続され、また、電源部1gから各スイッチ31sの衛星放送信号受信用アンテナ2寄りに接続される経路の途中に設けられている。すなわち、経路切替スイッチ31kは、この経路を電力を供給可能に導通させるか、経路1jを導通させて電源部1gと電力検出/出力部1iとを接続させるかを切り替えることができるように構成されている。
第3の実施形態においては、経路切替スイッチ31kを切り替えて経路1jを導通させることにより、上述の第1の実施形態と同様に、選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力がブースタ31に入力されると衛星放送信号受信用アンテナ2及び増幅部1eに駆動電力が供給される。これにより、このテレビ放送受信システムを省電力化させることが可能となる。一方、経路切替スイッチ31kを電源部1g側に切り替えることにより、駆動電力が電源部1gから衛星放送信号受信用アンテナ2及び各増幅部1eに常時出力させることもできる。これにより、例えばチューナ5とブースタ31の間に設置されるTVコンセント4等のテレビ配線器具が電流非通過形である場合でも、衛星放送信号受信用アンテナ2及び増幅部1eを動作させて衛星放送信号を受信することが可能となり、ブースタ31を、より多様な構成のテレビ放送受信システムに用いることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、テレビ放送受信システムで受信する放送信号は、上述のようなものに限らず、地上波放送信号を含まないものであってもよい。また、衛星放送信号受信用アンテナ2、TVコンセント4、及びチューナ5の数は、上述の数に限られるものではない。例えば、衛星放送信号受信用アンテナ2の数が複数であるときには、ブースタ1から送られる駆動電圧が、そのチューナ5が出力する選択制御信号に対応する衛星放送信号を受信するための衛星放送信号受信用アンテナ2に出力されるようにブースタ1を構成すればよい。これにより、衛星放送信号受信用アンテナ2での駆動電力、その衛星放送の受信時のみ消費されるようになり、テレビ放送受信システムを省電力化して経済的にすることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成を示す図。 従来のテレビ放送受信システムの一例の構成を示す図。
符号の説明
1,21,31 ブースタ
1a 第1入出力端子
1b 入力端子
1c 第2入出力端子
1e 増幅部
1f 放送信号選択出力部
1g 電源部
1h スイッチ
1i 電力検出/出力部
1j 経路
1m 第1電力経路
1n,21n 第2電力経路
2 衛星放送信号受信用アンテナ
3 分配器
4 TVコンセント
5 チューナ
21d 電力入力端子
31k 経路切替スイッチ

Claims (5)

  1. 衛星放送信号受信用アンテナが接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナから複数種類の衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、
    それぞれにチューナが接続され、前記チューナからそのチューナが受信しようとする衛星放送信号の種類を選択するための選択制御信号及び前記衛星放送信号受信用アンテナを駆動させるためのアンテナ駆動制御電力が入力されると共に、前記選択制御信号により選択された種類の衛星放送信号を前記チューナに出力するための複数の第2入出力端子と、
    前記第1入出力端子から入力される複数種類の衛星放送信号にそれぞれ対応して設けられ、各衛星放送信号を増幅する複数の増幅部と、
    前記増幅部により増幅された複数種類の衛星放送信号のうち、前記選択制御信号に対応する種類の衛星放送信号を選択してその選択制御信号が入力された第2入出力端子に出力する放送信号選択出力部と、
    前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させる駆動電力を供給可能な電源部と、
    前記電源部から増幅部に駆動電力を供給してその増幅部を動作させるかどうかを切り替えるためのスイッチと、
    前記第1入出力端子と第1電力経路を介して接続され、前記第2入出力端子と第2電力経路を介して接続され、前記電源部と接続されており、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記増幅部を動作させ、且つ、前記衛星放送信号受信用アンテナのうち、前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号を受信するための衛星放送信号受信用アンテナに、その衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を前記第1電力経路を介して供給する電力検出/出力部と、
    前記電力検出/出力部と前記電源部とを接続する経路に挿入され、前記選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力に基づいて、電源部を、電力検出出力部に接続するか、衛星放送
    信号受信用アンテナ及び増幅部に接続するかを切り替える経路切替スイッチを備え、
    前記電源部が前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときは、前記電源部から、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に対して駆動電力を常時出力することを特徴とするブースタ。
  2. 衛星放送信号受信用アンテナが接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナから複数種類の衛星放送信号が入力されると共に、前記衛星放送信号受信用アンテナに対して駆動電力を出力するための第1入出力端子と、
    チューナが接続される分配器が接続され、前記チューナからそのチューナが受信しようとする衛星放送信号の種類を選択するための選択制御信号が前記分配器を介して入力されると共に、前記選択制御信号により選択された種類の衛星放送信号を前記分配器を介して前記チューナに出力するための第2入出力端子と、
    前記分配器が接続され、前記衛星放送信号受信用アンテナを駆動させるためのアンテナ駆動制御電力が前記分配器を介して入力される電力入力端子と、
    前記第1入出力端子から入力される複数種類の衛星放送信号にそれぞれ対応して設けられ、各衛星放送信号を増幅する複数の増幅部と、
    前記増幅部により増幅された複数種類の衛星放送信号のうち、前記選択制御信号に対応する種類の衛星放送信号を選択してその選択制御信号が入力された第2入出力端子に出力する放送信号選択出力部と、
    前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部を動作させる駆動電力を供給可能な電源部と、
    前記電源部から増幅部に駆動電力を供給してその増幅部を動作させるかどうかを切り替えるためのスイッチと、
    前記第1入出力端子と第1電力経路を介して接続され、前記電力入力端子と第2電力経路を介して接続され、前記電源部と接続されており、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記増幅部を動作させ、且つ、前記衛星放送信号受信用アンテナのうち、前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号を受信するための衛星放送信号受信用アンテナに、その衛星放送信号受信用アンテナの駆動電力を前記第1電力経路を介して供給する電力検出/出力部と
    前記電力検出/出力部と前記電源部とを接続する経路に挿入され、前記選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力に基づいて、電源部を、電力検出出力部に接続するか、衛星放送
    信号受信用アンテナ及び増幅部に接続するかを切り替える経路切替スイッチを備え、
    前記電源部が前記衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に接続されているときは、前記電源部から、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に対して駆動電力を常時出力することを特徴とするブースタ。
  3. 前記スイッチは、前記増幅部にそれぞれ対応するように複数設けられており、
    前記電力検出/出力部は、前記チューナから前記第2電力経路を介して前記アンテナ駆動制御電力が入力されたとき、前記スイッチを切り替えることにより前記選択制御信号により選択される種類の衛星放送信号に対応する増幅部のみを動作させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブースタ。
  4. 地上波放送受信用アンテナが接続される入力端子をさらに備え、前記放送信号選択出力部は、地上波放送信号と衛星放送信号を混合して出力することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のブースタ。
  5. 衛星放送信号を受信するときにのみ前記選択制御信号及びアンテナ駆動制御電力を出力するチューナと、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のブースタで構成され、衛星放送信号を受信しない場合には、衛星放送信号受信用アンテナ及び増幅部に駆動電力を供給しないことにより省電力化を可能とするテレビ放送受信システム。
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