JP4523785B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル、発光ダイオードパネルなどを用いる場合に好適な表示装置に関する。
前記プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル、発光ダイオードパネルなどのようなフラットパネルを用いた表示装置、特にテレビジョン放送を受信可能な装置には、装置価格が比較的高価になることから、多くの機能が搭載されている。そして、それらの多機能が容易に扱えるように、メニュー画面などが、主画面に重畳されるようになっている。この画面の重畳に関して、たとえば以下の先行技術が提案されている。
先ず、特許文献1には、映像信号の平均輝度レベルを検出し、その検出結果に応じて、重畳する文字等の明るさを調節することで、表示する文字等の明るさを、自動的に画面の明るさに適応した明るさとするスーパーインポーズ表示装置が提案されている。
また、特許文献2には、文字信号を重畳する部分の映像信号のレベルを検出し、検出結果に応じたレベルで重畳することで、表示画面全体の平均輝度と、重畳する部分近傍の輝度とが異なる場合でも、視認性をよくした文字重畳回路が提案されている。
さらにまた、特許文献3には、最も大きなサイズにて描画される画像ソースの輝度情報を基に、描画時の輝度制御を行うことで、主画面に子画面を併せて表示するにあたって、子画面の大きな輝度変化が主画面の輝度に影響を与えることなく、主画面の大きな輝度変化にはこれに応じて輝度を自動制御することができる画像表示システムが提案されている。
一方、前記プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル、発光ダイオードパネルなどのような自発光の表示パネルでは、表示すべき映像信号の輝度レベルが高くなると、パネルの焼き付きや、画像表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過するなどの問題が生じる。そこで、このような問題を解消することができる従来技術としては、たとえば図5で示すような画像表示装置が実現されている。図示しない受信回路等で受信され、あるいは映像記録媒体を再生して得られるなどした映像信号は、R,G,Bの各色に対応したデジタルの信号で入力され、リサイズおよび遅延回路1において、フィールドメモリ2を用いて、PDPパネル3の画素数に適応され、データ重畳回路4において、マイクロコンピュータ5からのスーパーインポーズ画像の映像信号が重畳される。
重畳後の映像信号は、APL計算回路6において、特定の期間、たとえば少なくとも1フィールド分積分され、積分画素数で除算することで、前記PDPパネル3の単位面積当りの消費電力量が求められ、その求められた消費電力量を表す消費電力予測信号が、コントローラ7に入力される。コントローラ7は、前記消費電力予測信号に応答して、パルス数ROM8を参照して、PDPパネル3の単位面積当りの発光量(輝度)を調節して、消費電力量が大きくなり過ぎないような発光形式を選択し、その発光形式における最大発光回数を表す倍数モードと、各サブフィールドにおけるパルス数とをサブフィールドパルス発生回路9に設定する。
一方、前記重畳後の映像信号は、前記APL計算回路6における計算時間の1フィールド分、遅延回路11で遅延された後、映像信号−サブフィールド対応付け器12に入力される。この映像信号−サブフィールド対応付け器12は、フィールドメモリ13を用いて、2のべき乗で表現された前記遅延回路11からの映像信号を、前記コントローラ7で設定された倍数モードに応じたサブフィールド構成の発光パターンに変換し、所定のタイミングで、1フィールド期間中に、各画素の第1サブフィールドのデータ、第2サブフィールドのデータ・・・、第nサブフィールドのデータを順に送出する(nはサブフィールド数)。
前記サブフィールドパルス発生回路9は、前記コントローラ7で設定された倍数モードのサブフィールド構成で、走査、維持、消去を行う信号を走査側ドライバ14に供給する。走査側ドライバ14は、所定の電圧レベルで走査、維持、消去を行う信号をPDPパネル3の各行電極に供給する。これに対して、データ側ドライバ15は、映像信号−サブフィールド対応付け器12からの出力信号を入力とし、各画素データに対応する電圧値を有する画像データパルスを発生してこれを各列毎に分割し、前記走査側ドライバ14から出力される信号と同期してPDPパネル3の列電極に供給する。PDPパネル3は、走査側ドライバ14から発光パルスが入力され、かつデータ側ドライバ15から与えられる発光パルスがアクティブであるときに、実際に発光することができる。このようにしてPDPパネル3が駆動されて、入力映像信号R,G,Bに応じた画像が表示される。
特開平5−68218号公報 特開平8−289215号公報 特開2003−348488号公報
上述の従来技術では、リサイズおよび遅延回路1のためのフィールドメモリ2と、映像信号−サブフィールド対応付け器12のためのフィールドメモリ13と、遅延回路11となる3つのフィールドメモリが必要になる。前記のように高付加価値のフラットパネルを用いた表示装置においては、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送に対応し、高品位な映像を再生可能となっており、大容量のメモリを3個も使用することになる。そして、前記フィールドメモリは、外付けのDRAMなどで実現され、数が多くなる程、コストが嵩むとともに、基板面積が増大する。また、このフィールドメモリの個数が多く、遅延が大きくなる程、音声信号とのずれが大きくなり、音声信号側にも、同期させるための遅延メモリが必要になる。
ところで、データ重畳回路4において重畳画像の映像信号を重畳した後、リサイズおよび遅延回路1においてリサイズを行い、リサイズ前の信号をAPL計算回路6に入力するようにすると、リサイズ処理の間にAPL計算を行うことができ、前記遅延回路11を省略することができる。しかしながら、リサイズ時のフィルタリングによって、重畳画像がぼやけてしまうという新たな問題が生じる。
一方、APL計算回路6に入力映像信号R,G,Bを入力するようにしても、リサイズ処理の間にAPL計算を行うことができ、前記遅延回路11を省略することができる。しかしながら、重畳画像の輝度が高いと、消費電力が大きくなって、パネルの焼き付きや、画像表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過する等の前記の問題が生じる。前記メニュー画面等の重畳画像は、操作者(視聴者)に良好に認識されることが必要であり、輝度が高くなる可能性が高い。
本発明の目的は、映像信号の重畳に対しても、表示パネルの消費電力量を確実に規定のレベル以下に抑制しつつ、高価なメモリを削減することができる表示装置を提供することである。
本発明の表示装置は、データ重畳手段で入力映像信号に他の映像信号を重畳するとともに、予測手段が表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記表示パネル前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、前記入力映像信号を前記表示パネルの形態に適したデータへの変換処理を行い、前記データ重畳手段に与えるリサイズおよび遅延手段と、前記データ重畳手段で前記他の映像信号が重畳された前記入力映像信号に対して、その1フィールドをそれぞれ重み付けられた複数のサブフィールドに分割する映像信号−サブフィールド対応付け手段と、補正手段とを備え、前記予測手段は、前記リサイズおよび遅延手段によるサイズ変更処理と並行して、前記入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段における前記映像信号のサブフィールドへの対応付けの間に、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とから成り、前記発光制御手段は、1フィールド内で前記表示パネルを複数回発光させ、その発光回数で階調表示を実現するものであり、前記第1の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような数の発光パルスを出力する第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とから成り、前記補正手段が前記補正信号に応答して補正を行うことで、前記第1の予測手段で予測した消費電力量を基準として、前記第1の予測手段で予測した消費電力量と前記第2の予測手段で予測した消費電力量との比によって、前記発光パルス数が減少するように補正されることを特徴とする。
上記の構成によれば、データ重畳手段で入力映像信号に文字等のスーパーインポーズなどの画像の重畳を行うようにした表示装置において、予測手段が表示パネルの消費電力量を予測し、発光制御手段が、その予測結果に応じて、前記表示パネル消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御することで、パネルの焼き付きや、表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過してしまうことなどを防止するようにした、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、その消費電力量の予測演算に使用する映像信号として、入力映像信号を使用する。
したがって、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、前記入力映像信号のサイズ変更やデータ重畳などの処理と並行して行うことができ、映像データに係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。
しかしながら、上述のように、メモリを削減するために予測手段が入力映像信号から表示パネルの消費電力量を予測すると、その後に画像を重畳すると、該消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまう可能性がある。そこで、前記入力映像信号から自動消費電力制御を行う構成を、第1の予測手段および第1の発光制御手段として、先ずこれらで概略の消費電力制御を行い、さらに前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から自動消費電力制御を行う構成として、第2の予測手段および第2の発光制御手段を設けるとともに、補正手段を設け、高精度な消費電力制御を行う。第2の発光制御手段は、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力し、これに応答して、補正手段は、前記発光信号における発光パルス数を削減するなどして、該発光信号を補正する。
したがって、補正後の発光信号は、画像を重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
ところで、第2の予測手段での予測演算にも1フィールド期間が必要であるが、その演算結果の反映には前記補正信号を発光パルス数に乗算するなどの逐次処理で対応することができる。したがって、サブフィールドへの対応付けを変更する等の発光パルス自体に前記演算結果を反映させる場合には、従来のように消費電力量の予測演算の期間だけ映像信号を遅延する遅延用のメモリが必要になるが、本発明では、前記発光パルス自体は第1の予測手段および第1の発光制御手段によって作成されるので、その対応付けのためのメモリを無くすことができる。このようにして、映像信号の重畳に対しても、表示パネルの消費電力量を確実に規定のレベル以下に抑制しつつ、高価なメモリを削減することができる。
た、本発明の表示装置は、リサイズおよび遅延手段によって入力映像信号を表示パネルの形態に適したデータに変換し、データ重畳手段において他の映像信号を重畳した後、映像信号−サブフィールド対応付け手段によって映像信号の1フィールドをそれぞれ重み付けられた複数のサブフィールドに分割してデータ側ドライバを駆動するとともに、予測手段が映像信号から表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段による各サブフィールドにおける発光パルス数を変化し、かつサブフィールドパルス発生手段から走査側ドライバに与える発光パルス数を変化することで、前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、前記予測手段は、前記リサイズおよび遅延手段によるサイズ変更処理と並行して、入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段における前記映像信号のサブフィールドへの対応付けの間に、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とから成り、前記発光制御手段は、前記第1の予測手段の予測結果に応答して、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段およびサブフィールドパルス発生手段に、消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような数の発光パルスを出力させる第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とから成り、前記サブフィールドパルス発生手段は、前記第1の発光制御手段によって設定された発光パルス数を、前記補正信号に応答して補正することで、前記第1の予測手段で予測した消費電力量を基準として、前記第1の予測手段で予測した消費電力量と前記第2の予測手段で予測した消費電力量との比によって、前記発光パルス数が減少するように補正されることを特徴とする。
上記の構成によれば、データ重畳手段で入力映像信号に文字等のスーパーインポーズなどの画像の重畳を行うようにした表示装置において、予測手段が表示パネルの消費電力量を予測し、発光制御手段が、その予測結果に応じて、映像信号−サブフィールド対応付け手段およびサブフィールドパルス発生手段を制御して、データ側ドライバおよび走査側ドライバから前記表示パネルに与える発光パルス数を前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御することで、パネルの焼き付きや、表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過してしまうことなどを防止するようにした、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、その消費電力量の予測演算に使用する映像信号として、入力映像信号を使用する。
したがって、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、リサイズおよび遅延手段による前記入力映像信号のサイズ変更の処理と並行して行うことができ、映像データに係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。
しかしながら、上述のように、メモリを削減するために予測手段が入力映像信号から表示パネルの消費電力量を予測すると、その後に前記データ重畳手段で画像を重畳すると、該消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまう可能性がある。そこで、前記入力映像信号から自動消費電力制御を行う構成を、第1の予測手段および第1の発光制御手段として、先ずこれらで映像信号−サブフィールド対応付け手段を制御することで概略の消費電力制御を行い、さらに前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から自動消費電力制御を行う構成として、第2の予測手段および第2の発光制御手段を設け、前記サブフィールドパルス発生手段は、出力された補正信号で、前記第1の発光制御手段によって設定された発光パルス数を補正する。
したがって、補正後の発光パルス数は、画像を重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
ところで、第2の予測手段での予測演算にも1フィールド期間が必要であるが、その演算結果の反映には、前記サブフィールドパルス発生手段での補正信号の乗算による逐次処理で対応することができる。したがって、映像信号−サブフィールド対応付け手段によるサブフィールドへの対応付け(各サブフィールドにおける発光パルス数の割付け)を変更する等の発光パルスの形態自体に前記演算結果を反映させる場合には、従来のように消費電力量の予測演算の期間だけ映像信号を遅延する遅延用のメモリが必要になるが、本発明では、前記発光パルスの形態自体は第1の予測手段および第1の発光制御手段によって設定されるので、フィールドメモリを使用して、1フィールド期間を要するこの映像信号−サブフィールド対応付け手段によるサブフィールドへの対応付けの間に、第2の予測手段での予測演算を行うことができ、前記演算結果を反映させるためのメモリを無くすことができる。このようにして、映像信号の重畳に対しても、表示パネルの消費電力量を確実に規定のレベル以下に抑制しつつ、高価なメモリを削減することができる。
さらにまた、本発明の表示装置は、前記リサイズ手段、データ重畳手段、第1の予測手段および第1の発光制御手段は、第1の集積回路チップから成り、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段、サブフィールドパルス発生手段、第2の予測手段および第2の発光制御手段は、第2の集積回路チップから成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、第2の集積回路チップで、前記プラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行う最小限のチップを実現することができ、このチップを用いて、セットメーカは、ドライバの実装された表示パネルと組合わせて、表示装置を作製することができる。そして、独自に第1の集積回路チップを組合わせることで、遅延を少なくして、データ重畳を行うことができる。
た、本発明の表示装置は、前記各サブフィールドにおける発光パルス数の割付けを格納しているパルス数ROMは、前記第1の集積回路チップに接続され、前記第2の発光制御手段は、前記第2の予測手段での予測結果に応答して、各サブフィールドにおける適応する発光パルス数を前記第1の発光制御手段を介して前記パルス数ROMから読出すことを特徴とする。
上記の構成によれば、2チップ構成としても、1つのパルス数ROMを用いて、発光パルス数を決定することができる。
また、本発明の表示制御方法は、入力映像信号に他の映像信号を重畳するとともに、表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、前記表示パネルに与える発光信号を前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示制御方法において、前記入力映像信号から前記消費電力量を予測し、その予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような前記発光信号を作成し、前記他の映像信号の重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測し、その予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を作成し、前記補正信号によって前記発光信号を補正することを特徴とする。
上記の構成によれば、入力映像信号に文字等のスーパーインポーズなどの画像の重畳を行うようにした表示装置において、表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応じて、前記表示パネルに与える発光信号を前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御することで、パネルの焼き付きや、表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過してしまうことなどを防止するようにした、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、その消費電力量の予測演算に使用する映像信号として、入力映像信号を使用する。
したがって、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、前記入力映像信号のサイズ変更やデータ重畳などの処理と並行して行うことができ、映像データに係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。
しかしながら、上述のように、メモリを削減するために入力映像信号から表示パネルの消費電力量を予測すると、その後に画像を重畳すると、該消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまう可能性がある。そこで、前記入力映像信号から消費電力量を予測し、発光信号を作成することで概略の消費電力制御を行い、さらに重畳後の映像信号から消費電力量を予測し、補正信号を作成して、前記発光信号における発光パルス数を削減するなどして、前記発光信号をこの補正信号で補正することで、高精度な消費電力制御を行う。
したがって、補正後の発光信号は、画像を重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
ところで、重畳後の映像信号からの消費電力量の予測演算にも1フィールド期間が必要であるが、その演算結果の反映には前記補正信号を発光信号に乗算するなどの逐次処理で対応することができる。したがって、サブフィールドへの対応付けを変更する等の発光信号自体に前記演算結果を反映させる場合には、従来のように消費電力量の予測演算の期間だけ映像信号を遅延する遅延用のメモリが必要になるけれども、本発明では、前記発光信号自体は第1の予測手段および第1の発光制御手段によって作成されるので、その対応付けのためのメモリを無くすことができる。このようにして、映像信号の重畳に対しても、表示パネルの消費電力量を確実に規定のレベル以下に抑制しつつ、高価なメモリを削減することができる。
本発明の表示装置は、以上のように、データ重畳手段で入力映像信号に他の映像信号を重畳するとともに、予測手段が表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記表示パネル消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、前記予測手段を、入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とで構成し、前記発光制御手段を、前記第1の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような数の発光パルスを出力する第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とで構成し、補正手段が前記補正信号によって前記発光パルス数を補正する。
それゆえ、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、その消費電力量の予測演算に使用する映像信号として、入力映像信号を使用することで、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、前記入力映像信号のサイズ変更やデータ重畳などの処理と並行して行うことができ、映像データに係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。また、そのようにメモリを削減しても、前記入力映像信号から求められた発光パルスの数を、重畳後の映像信号の予測値から求めた補正信号で補正するので、補正後の発光パルス数は、画像を重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
さらにまた、本発明の表示装置は、以上のように、リサイズ手段によって入力映像信号を表示パネルの形態に適したデータに変換し、データ重畳手段において他の映像信号を重畳した後、映像信号−サブフィールド対応付け手段によって映像信号の1フィールドをそれぞれ重み付けられた複数のサブフィールドに分割してデータ側ドライバを駆動するとともに、予測手段が映像信号から表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段による各サブフィールドにおける発光パルス数を変化し、かつサブフィールドパルス発生手段から走査側ドライバに与える発光パルス数を変化することで、前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、前記予測手段を、入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とで構成し、前記発光制御手段を、前記第1の予測手段の予測結果に応答して、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段およびサブフィールドパルス発生手段に、消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような発光パルスを出力させる第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とで構成し、前記サブフィールドパルス発生手段が、前記第1の発光制御手段によって設定された発光パルス数を、前記補正信号に応答して補正する。
それゆえ、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、その消費電力量の予測演算に使用する映像信号として、入力映像信号を使用することで、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、前記入力映像信号のサイズ変更の処理と並行して行うことができ、係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。また、そのようにメモリを削減しても、前記入力映像信号から求められた発光パルス数を、重畳後の映像信号の予測値から求めた補正信号で補正するので、補正後の発光パルス数は、画像を重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
図1は、本発明の実施の一形態の表示装置である画像表示装置の電気的構成を示すブロック図である。この画像表示装置は、大略的に、スーパーインポーズ画像等の映像信号の重畳を行う前処理回路チップ21およびそれに外付けされるフィールドメモリ32、マイコン38およびパルス数ROM35と、実際の各画素の駆動信号を作成する後処理回路チップ22およびそれに外付けされるフィールドメモリ43と、PDPパネル23およびそれに実装されるドライバ24,25とを備えて構成される。
前記前処理回路チップ21において、図示しない受信回路等で受信され、あるいは映像記録媒体を再生して得られるなどした映像信号は、R,G,Bの各色に対応したデジタルの信号で入力され、リサイズおよび遅延回路31において、フィールドメモリ32を用いて、PDPパネル23の画素数に適応される。ここで、注目すべきは、本発明では、前記入力映像信号は、第1APL計算回路33において、特定の期間、たとえば少なくとも1フィールド分積分され、積分画素数で除算することで、前記PDPパネル23の単位面積当りの消費電力量が求められ、その求められた消費電力量を表す第1の消費電力予測信号が、第1コントローラ34に入力されることである。
第1コントローラ34は、前記第1の消費電力予測信号に応答して、パルス数ROM35を参照して、PDPパネル23の単位面積当りの発光量(輝度)を調節して、消費電力が大きくなり過ぎないような第1の発光形式を選択し、その第1の発光形式における後述する第1の倍数モードと、後述する各サブフィールドにおけるパルス数を後処理回路チップ22のサブフィールドパルス発生回路41に設定する。また、前記第1の倍数モードを、前記後処理回路チップ22の映像信号−サブフィールド対応付け器42に設定する。同時に、第1コントローラ34は、異なる発光形式間で映像の発光量(輝度)差がなくなるように第1の乗算係数を演算し、乗算回路36へ出力する。
以下に、第1コントローラ34における第1の発光形式および第1の乗算係数の決定方法について説明する。先ず、第1の発光形式について説明する。本画像表示装置では、1フレーム期間内で許容される総発光回数(最大発光回数)が、図2に示すように、第1の消費電力予測信号の値が大きくなるに従って、1275、1020、765、510、255と小さくなる5つの発光形式A,B,C,D,Eを有している。
一方、前記入力映像信号R,G,Bが、0から255までの8ビット階調の階調レベルで表現されている場合を一例として挙げると、発光形式Eは階調レベルと等倍(1倍)であるのに対して、発光形式Aでは階調レベルの5倍、発光形式Bでは階調レベルの4倍、以下同様に発光形式C、発光形式Dではそれぞれ階調レベルの3倍、2倍の回数だけ発光するように発光パルス数を設定している。そして、これらの発光形式A〜Eによる倍数モードは、前記第1の消費電力予測信号に基いて切換えられる。なお、上記倍数モードの例は全て整数であるが、小数であってもよい。
先ず、発光形式が切換えられる第1の消費電力予測信号値(以下「切換点」という)について説明する。図3は、発光形式の切換点の決定方法について説明するための図であり、第1の消費電力予測信号と、表示のために消費される電力量との関係を示した図である。この図3に示すように、第1の消費電力予測信号値が、発光形式Aと発光形式Bとは切換点TBで、発光形式Bと発光形式Cとは切換点TCで、発光形式Cと発光形式Dとは切換点TDで、発光形式Dと発光形式Eとは切換点TEで切換えられる。切換点TEは、たとえば以下のようにして求めることができる。
すなわち、第1の消費電力予測信号が最大から徐々に減少してゆくように入力映像信号R,G,Bを変化させ、そのときの消費電力量を測定する。なお、このとき、第1の乗算係数は1として該第1の消費電力予測信号を求めている。該第1の消費電力予測信号の減少に伴い、実際の消費電力量も減少し、消費電力量が前記基準値Pとなったときの該第1の消費電力予測信号の値を切換点TEとする。発光形式Dの総発光回数は発光形式Eの総発光回数の2倍であるので、該第1の消費電力予測信号がTEのときに発光形式Dで表示させると、その消費電力量は2Pとなる。この点を開始点として上記と同様に徐々に該第1の消費電力予測信号を減少させ、消費電力量がPとなる該第1の消費電力予測信号値TDを求める。以下、同様にして切換点TC,TBを求めることができる。
一方、前記第1の消費電力予測信号の変化に伴い、同じ階調レベルの信号に対して、単純に発光回数の異なる発光形式の切換えのみを行うと、発光形式が切換わるときに、PDPパネル23において発光回数の差が輝度差として表れてしまう。このため、発光量・輝度が滑らかに推移するように、入力映像信号R,G,Bの階調レベルを調整する必要が生じる。また、図3に示すように、データ表示のために消費される電力量も基準値Pを大幅に超過してしまう。そこで、コントローラ34から、第1の消費電力予測信号に応じて変化する前記第1の乗算係数を出力し、乗算回路36において、リサイズおよび遅延された映像信号に乗算することで、実際に表示する階調を補正している。すなわち、発光回数を入力映像信号R,G,Bに対応したものとしている。
たとえば、第1の消費電力量予測値と発光形式との関係は、上述の場合、図4(a)で示され、第1の消費電力予測信号が変化して、切換点TBにおいて、発光形式Aから発光形式Bへ発光形式が変化する場合には、同じ階調レベルの信号に対しては、(発光形式Aでの輝度):(発光形式Bでの輝度)=(発光形式Aの発光回数):(発光形式Bの発光回数)=5:4になるので、発光形式Aにおける第1の乗算係数は、図4(b)で示すように、該第1の消費電力予測信号が小さい値のときは1で、該第1の消費電力予測信号が大きくなるにつれて単調に減少するよう設定し、前記切換点TBでは、4/5=0.8とする。この場合、たとえば入力映像信号R,G,Bの階調レベルが200のとき、発光形式Aでは階調レベルが200×0.8となるので、200×0.8×5=800回の発光回数となり、発光形式Bでは200×4=800回のままとなり、両発光形式A,B間でPDPパネル23における輝度を等しくすることができる。
他の発光形式の変化についても、第1の乗算係数の設定は同様の考え方で、第1の消費電力予測信号が大きくなるに従って、発光形式Bでは1〜0.75(3/4)、発光形式Cでは1〜0.67(2/3)、発光形式Dでは1〜0.5(1/2)としている。このように乗算係数を設定することによって、図4(c)で示すように、発光形式が切換わっても、PDPパネル23において輝度差が検知されないように、発光量・輝度を滑らかに推移することができる。
ここで、説明の簡単化のため、TB=0.2、TC=0.4、TD=0.6、TE=0.8と、消費電力予測信号の値をx、乗算係数をyとすると、その関係は次のようになる。
発光形式A…y=−x+1 (x<0.2) ・・・(1)
発光形式B…y=−5/4・x+5/4 (0.2≦x<0.4) ・・・(2)
発光形式C…y=−5/3・x+5/3 (0.4≦x<0.6) ・・・(3)
発光形式D…y=−5/2・x+5/2 (0.6≦x<0.8) ・・・(4)
発光形式E…y=ax+(1−0.8a) (0.8≦x) ・・・(5)
こうして、第1コントローラ34において第1の消費電力予測信号に応じて第1の乗算係数を求めることで、該第1の消費電力予測信号に対する消費電力量の変化は、前記図3に示すような特性から、図4(d)に示すような特性となる。これによって、入力映像信号R,G,Bに拘わらず、データ表示のために消費される電力量が基準値Pを大幅に超えることがなくなっている。
そして、この第1の乗算係数を用いて、乗算回路36は、前記リサイズおよび遅延回路31においてPDPパネル23の画素数に適応された映像信号に、前記第1の乗算係数を乗算し、データ重畳回路37へ出力する。データ重畳回路37は、入力された映像信号に、マイクロコンピュータ38からのスーパーインポーズ画像などの映像信号を重畳する。
重畳後の映像信号は、後処理回路チップ22の映像信号−サブフィールド対応付け器42に入力される。この映像信号−サブフィールド対応付け器42は、フィールドメモリ43を用いて、2のべき乗で表現された前記データ重畳回路37からの映像信号を、前記第1コントローラ34から設定された第1の発光形式(第1の倍数モード)でのサブフィールド構成の発光パターンに変換し、所定のタイミングで、1フィールド期間中に、各画素の第1サブフィールドのデータ、第2サブフィールドのデータ・・・、第nサブフィールドのデータを順に送出する(nはサブフィールド数)。なお、この映像信号−サブフィールド対応付け器42においては、擬似輪郭の発生を抑制するためのサブフィールド数の変換等の所定の処理が行なわれてもよい。
前記サブフィールドパルス発生回路41は、前記第1コントローラ34で設定された第1の発光形式(第1の倍数モード)での各サブフィールドにおけるパルス数で、走査、維持、消去を行う信号を前記走査側ドライバ24に供給する。走査側ドライバ24は、所定の電圧レベルで走査、維持、消去を行う信号をPDPパネル23の各行電極に供給する。これに対して、データ側ドライバ25は、映像信号−サブフィールド対応付け器42からの出力信号を入力とし、各画素データに対応する電圧値を有する画像データパルスを発生してこれを各列毎に分割し、走査側ドライバ24から出力される信号と同期してPDPパネル23の列電極に供給する。PDPパネル23は、走査側ドライバ24から発光パルスが入力され、かつデータ側ドライバ25から与えられる発光パルスがアクティブであるときに、実際に発光することができる。このようにしてPDPパネル23が駆動されて、入力映像信号R,G,Bに応じた画像が表示される。
そして、本発明ではまた、前記データ重畳回路37での重畳後の映像信号は、第2APL計算回路44に入力され、前記第1APL計算回路33と同様に、特定の期間、たとえば少なくとも1フィールド分積分され、積分画素数で除算することで、前記PDPパネル23の単位面積当りの消費電力量が再び求められる。その求められた消費電力量を表す第2の消費電力予測信号が第2コントローラ45に入力され、前記第1コントローラ34と同様にして、実際にPDPパネル23を駆動するにあたって最適な第2の発光形式による第2の倍数モードおよび第2の乗算係数が求められる。このとき、該第2コントローラ45は、前記第1コントローラ34を介して、別チップである前処理回路チップ21のパルス数ROM35を参照して、前記第2の消費電力予測信号に対応した発光形式による倍数モードおよび乗算係数を求め、前記サブフィールドパルス発生回路41へ出力する。
サブフィールドパルス発生回路41は、前記第1コントローラ34で設定された各サブフィールドにおけるパルス数を以下のようにして補正する。先ず、第2コントローラ45で設定された第2の倍数モードの倍数を、第1コントローラ34で設定された第1の倍数モードの倍数で除算し、1以下であれば、その値を各サブフィールドにおけるパルス数に乗算し、1を超えていれば、そのままの値とする。すなわち、前記除算の結果が1以下ということは、画面を重畳することで、入力映像信号R,G,Bによるものよりも、画面が明るくなったことを表し、したがって倍数比を各サブフィールドにおけるパルス数にそのまま乗算し、パルス数を抑制する。これに対して、前記除算の結果が1を超えているということは、画面を重畳することで暗くなったことを表し、したがって倍数比は1でパルス数は維持する。次に、上記のようにして求められた各サブフィールドにおけるパルス数に、第2の乗算係数を乗算する。
したがって、サブフィールドパルス発生回路41で発生されるパルスは、たとえば以下のようになる。第1コントローラ34において、前記図2における発光形式Cが選択されたとすると、3倍モードとなり、各サブフィールドSF1〜SF8におけるパルス数は、順に、3,6,12,24,48,96,192,384となる。
そして、データ重畳回路37において、メニュー画面等の他の映像信号が重畳されないと、第2APL計算回路44による第2の消費電力量予測値と前記第1APL計算回路33による第1の消費電力量予測値とが等しくなり、発光形式はCのままで変わらず、前記倍数比および第2の乗算係数は1となって、各サブフィールドSF1〜SF8におけるパルス数は、第1コントローラ34によって決定されたパルス数のままで、順に、3,6,12,24,48,96,192,384となる。
これに対して、他の映像信号が重畳され、第2APL計算回路44による第2の消費電力量予測値と前記第1APL計算回路33による第1の消費電力量予測値とが異なるようになり、たとえば第2コントローラ45で発光形式Dが選択されたとすると、2倍モードとなり、サブフィールドパルス発生回路41では、モードの倍数比2/3が乗算され、各サブフィールドSF1〜SF8におけるパルス数は、順に、2,4,8,16,32,64,128,256となる。続いて、第2の乗算係数が、たとえば0.7とすると、パルス数は整数であるので、4捨5入演算を行うと最終的に各サブフィールドSF1〜SF8におけるパルス数は、順に、1,3,6,11,22,45,90,179となる。
このように本実施の形態の画像表示装置は、データ重畳回路37で入力映像信号R,G,Bに他の映像信号を重畳するとともに、第1APL計算回路33がPDPパネル23の単位面積当りの消費電力量を予測し、第1コントローラ34が、前記消費電力量を予め定めるレベルに抑制するようにした画像表示装置において、前記第1APL計算回路33は、入力映像信号R,G,Bから前記消費電力量を予測するので、PDPパネル23の単位面積当りの消費電力量を予め定めるレベルに抑制し、該PDPパネルの焼き付きや、画像表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過してしまうことなどを防止するようにした、いわゆるプラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行うにあたって、少なくとも1フィールドの期間を要する該消費電力量の予測演算を、リサイズおよび遅延回路31による前記入力映像信号R,G,Bのサイズ変更の処理と並行して行うことができ、発光形式(倍数モード)を設定したり、第1の乗算係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要はなく、高価なメモリを削減することができる。
また、本実施の形態の画像表示装置は、上記のような自動消費電力制御を行うにあたって、上述のように、メモリを削減するために第1APL計算回路33が入力映像信号R,G,BからPDPパネル23の消費電力量を予測すると、その後に映像信号を重畳すると、該消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまう可能性があるので、前記データ重畳回路37での重畳後の映像信号から、再び消費電力量を予測する第2APL計算回路44および第2コントローラ45を設け、サブフィールドパルス発生回路41は、前記第1コントローラ34で決定された倍数モードと、第2コントローラ45で決定された倍数モードとの倍数比および第2コントローラ45で決定された第2の乗算係数を、前記第1コントローラ34によって決定されたパルス数に乗算する。これによって、前記パルス数は、重畳した後の映像信号の平均輝度レベルに対応したものとなり、消費電力量が前記予め定めるレベルを超過してしまうことを確実に防止することができる。
ところで、第2APL計算回路44での予測演算にも1フィールド期間が必要であるが、その演算結果の反映には、前記サブフィールドパルス発生回路41での倍数比および第2の乗算係数の乗算による逐次処理で対応することができる。したがって、映像信号−サブフィールド対応付け器42によるサブフィールドへの対応付け(各サブフィールドにおける発光パルス数の割付け)を変更する等の発光パルスの形態自体に前記演算結果を反映させる場合には、従来のように消費電力量の予測演算の期間だけ映像信号を遅延する遅延用のメモリが必要になるが、本発明では、前記発光パルスの形態自体は第1APL計算回路33および第1コントローラ34によって設定されるので、フィールドメモリ43を使用して、1フィールド期間を要するこの映像信号−サブフィールド対応付け器42によるサブフィールドへの対応付けの間に、第2APL計算回路44での予測演算を行うことができ、前記演算結果を反映させるためのメモリを無くすことができる。このようにして、映像信号の重畳に対しても、PDPパネル23の消費電力量を確実に規定のレベル以下に抑制しつつ、高価なメモリを削減することができる。
また、本実施の形態の画像表示装置では、前記リサイズおよび遅延回路31、データ重畳回路37、第1APL計算回路33および第1コントローラ34は、前処理回路チップ21から成り、前記映像信号−サブフィールド対応付け器42、サブフィールドパルス発生回路41、第2APL計算回路44および第2コントローラ45は、後処理回路チップ22から成るので、後処理回路チップ22で、前記プラズマAIなどと称される自動消費電力制御を行う最小限のチップを実現することができ、このチップを用いて、セットメーカは、ドライバ24,25の実装されたPDPパネル23と組合わせて、画像表示装置を作製することができる。そして、独自に前処理回路チップ21を組合わせることで、遅延を少なくして、データ重畳を行うことができる。
そして、そのような2チップ構成で、パルス数ROM35を前処理回路チップ21に接続し、第2コントローラ45は、第2APL計算回路44での予測結果に応答して、各サブフィールドにおける適応する発光パルス数を前記第1コントローラ35を介して前記パルス数ROM35から読出すので、2チップ構成としても、1つのパルス数ROM35を用いて、発光パルス数を決定することができる。
なお、上述したような2チップ構成のメリットを考慮しない場合は、前処理回路チップ21と後処理回路チップ22とは統合して1チップ化されても、また逆にさらに細かく複数のチップに分けられていても同等の効果を得られる装置は実施可能である。
本発明は、プラズマディスプレイパネルや、有機ELパネルなどの特に自発光の表示パネルに好適に実施され、入力映像信号R,G,Bに他の映像信号を重畳する一方、PDPパネル23の各画素を1フィールド内で複数回発光させ、その発光回数で階調表示を行うとともに、前記PDPパネル23の単位面積当りの消費電力量を予測し、その消費電力量予測値から、前記PDPパネル23に適用される発光形式を設定することで、前記PDPパネル23の消費電力量を予め定める基準値P付近に抑制し、パネルの焼き付きや、画像表示装置全体での消費電力が規定の定格消費電力を超過してしまうことなどを防止するようにした、いわゆるプラズマAIなどと称される映像信号処理機能を有する画像表示装置において、前記消費電力量を先ず第1APL計算回路33が入力映像信号R,G,Bから求めることで、リサイズおよび遅延回路31による前記入力映像信号R,G,Bのサイズ変更の処理と並行処理し、乗算係数を乗算するなどの該予測演算の結果を映像信号に反映(タイミング合わせ)させるために、映像信号を遅延する必要をなくし、メモリを削減することができる。
本発明の実施の一形態の画像表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 複数種類設定される各発光形式における発光回数およびサブフィールドの割付け示す図である。 発光形式の切換点の決定方法について説明するための図である。 PDPパネルの消費電力量予想値に対する各パラメータの変化を示すグラフである。 従来技術の画像表示装置の電気的構成を示すブロック図である。
21 前処理回路チップ
22 後処理回路チップ
23 PDPパネル
24 走査側ドライバ
25 データ側ドライバ
31 リサイズおよび遅延回路
32,43 フィールドメモリ
33 第1APL計算回路(第1の予測手段)
34 第1コントローラ(第1の発光制御手段)
35 パルス数ROM
36 乗算回路
37 データ重畳回路(データ重畳手段)
38 マイクロコンピュータ
41 サブフィールドパルス発生回路(補正手段)
42 映像信号−サブフィールド対応付け器
44 第2APL計算回路(第2の予測手段)
45 第2コントローラ(第2の発光制御手段)

Claims (4)

  1. データ重畳手段で入力映像信号に他の映像信号を重畳するとともに、予測手段が表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記表示パネルの前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、
    前記入力映像信号を前記表示パネルの形態に適したデータへの変換処理を行い、前記データ重畳手段に与えるリサイズおよび遅延手段と、
    前記データ重畳手段で前記他の映像信号が重畳された前記入力映像信号に対して、その1フィールドをそれぞれ重み付けられた複数のサブフィールドに分割する映像信号−サブフィールド対応付け手段と、
    補正手段とを備え、
    前記予測手段は、前記リサイズおよび遅延手段によるサイズ変更処理と並行して、前記入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段における前記映像信号のサブフィールドへの対応付けの間に、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とから成り、
    前記発光制御手段は、1フィールド内で前記表示パネルを複数回発光させ、その発光回数で階調表示を実現するものであり、前記第1の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような数の発光パルスを出力する第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とから成り、
    前記補正手段は、前記補正信号に応答し、前記第の予測手段で予測した消費電力量を前記第1の予測手段で予測した消費電力量で除算したが、1以下である場合は前記第1の発光制御手段による発光パルス数を維持し、1を超える場合に、前記発光パルス数が減少するように補正を行うことを特徴とする表示装置。
  2. リサイズおよび遅延手段によって入力映像信号を表示パネルの形態に適したデータに変換し、データ重畳手段において他の映像信号を重畳した後、映像信号−サブフィールド対応付け手段によって映像信号の1フィールドをそれぞれ重み付けられた複数のサブフィールドに分割してデータ側ドライバを駆動するとともに、予測手段が映像信号から表示パネルの消費電力量を予測し、その予測結果に応答して、発光制御手段が、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段による各サブフィールドにおける発光パルス数を変化し、かつサブフィールドパルス発生手段から走査側ドライバに与える発光パルス数を変化することで、前記消費電力量が予め定めるレベル以下となるように制御する表示装置において、
    前記予測手段は、前記リサイズおよび遅延手段によるサイズ変更処理と並行して、入力映像信号から前記消費電力量を予測する第1の予測手段と、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段における前記映像信号のサブフィールドへの対応付けの間に、前記データ重畳手段での重畳後の映像信号から再び前記消費電力量を予測する第2の予測手段とから成り、
    前記発光制御手段は、前記第1の予測手段の予測結果に応答して、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段およびサブフィールドパルス発生手段に、消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような数の発光パルスを出力させる第1の発光制御手段と、前記第2の予測手段の予測結果に応答して消費電力量を前記予め定めるレベル以下に抑制するような補正信号を出力する第2の発光制御手段とから成り、
    前記サブフィールドパルス発生手段は、前記補正信号に応答し、前記第の予測手段で予測した消費電力量を前記第1の予測手段で予測した消費電力量で除算したが、1以下である場合は前記第1の発光制御手段によって設定された発光パルス数を維持し、1を超える場合に、前記発光パルス数が減少するように補正を行うことを特徴とする表示装置。
  3. 前記リサイズ手段、データ重畳手段、第1の予測手段および第1の発光制御手段は、第1の集積回路チップから成り、前記映像信号−サブフィールド対応付け手段、サブフィールドパルス発生手段、第2の予測手段および第2の発光制御手段は、第2の集積回路チップから成ることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記各サブフィールドにおける発光パルス数の割付けを格納しているパルス数ROMは、前記第1の集積回路チップに接続され、前記第2の発光制御手段は、前記第2の予測手段での予測結果に応答して、各サブフィールドにおける適応する発光パルス数を前記第1の発光制御手段を介して前記パルス数ROMから読出すことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
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