JP4516645B2

JP4516645B2 - Lathe shaft loader unloader

Info

Publication number: JP4516645B2
Application number: JP27890099A
Authority: JP
Inventors: 信一村江; 準也笹井
Original assignee: Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
Current assignee: Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
Priority date: 1999-09-30
Filing date: 1999-09-30
Publication date: 2010-08-04
Anticipated expiration: 2019-09-30
Also published as: JP2001105203A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、旋盤にワークを搬入搬出する装置に関するもので、主としてシャフトワークの搬入搬出に用いられるローダアンローダで、フランジワークの搬入搬出も可能にしたクランパ部分の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
加工現場においては、旋盤で加工されるワークをその直径と長さの比により、フランジワーク、シャフトワーク、バーワークに区分している。これらのワークの境界は明確ではないが、長さの短いものがフランジワーク、長いものがシャフトワーク、非常に長いものがバーワークである。旋盤に供給されるワークを待機させておくストッカのテーブルやパレット上で、フランジワークは縦置き、即ち中心軸を上下方向にして置かれ、ストック量を増やすために積み重ねて置かれることも多い。これに対してシャフトワークは、縦置きにすると倒れるおそれがあるため、Ｖ形の受台などを設けて、横置きの姿勢でストックする。なおバーワークは非常に細長いため、バーフィーダを用いて主軸の中心孔を通して旋盤に供給される。
【０００３】
一方、ローダアンローダのクランパ構造として、フランジワークの搬入搬出を行うものには、ワークの端部（小口端）を把持する構造（以下、チャック構造という）が用いられ、シャフトワークの搬入搬出にはワークの中間部（胴部）を直径方向に挟持する構造（以下、クランプ構造という）が用いられる。
【０００４】
図５はシャフトワーク用のクランパの一例を示したもので、旋盤の機内に上方から挿入されるアーム１の下端に、クランプ構造のクランパ２が旋盤の主軸方向の軸３回りに９０度回動可能に装着されている。この構造は、クランパのフィンガ４を下向きにした状態でストッカとの間でワークの受け渡しを行い、フィンガ４を横向きにした状態で旋盤のチャックとの間でワークの受け渡しを行う。
【０００５】
ここで旋盤とのワークの受け渡し時にフィンガ４を横向きにしているのは、旋盤の刃物台やカバーとの干渉を避けるために、アーム１を主軸軸線より手前側で機内に挿入しなければならない場合が多いためである。即ちクランパを下向きから横向きに揺動させることにより、ワークを手前側から旋盤の主軸軸線上に移動させるのである。
【０００６】
図６はシャフトワーク用のクランパの他の例を示したもので、アーム１の下端に旋盤の主軸軸線と直交する水平方向（旋盤を作業者側から見て前後方向）の軸５回りに１８０度回動する旋回ブラケット６に、２個のクランパを前記軸５に対称な位置関係で設けた構造である。この構造は、フィンガ４が下向きになった方のクランパでワークの受け渡しを行う。クランパが２個付いているため、素材と完品とを同時に把持することができ、ワークの搬入搬出に要する旋盤の待ち時間を短くすることができる。
【０００７】
図７はフランジワーク用のクランパの一例を示したものである。アーム１の下端に４５度下方を向いた軸７回りに１８０度回動する旋回ブラケット６が設けられ、その両端に４５度ずつ外側を向けて２個のフィンガチャック８が装着されている。旋回ブラケット６を軸７回りに１８０度回動することにより、一方のフィンガチャックのフィンガ９が下方を向き、他方のフィンガチャックのフィンガ９が水平方向を向いて旋盤のチャックと対向する。この構造は、素材と完品とを同時に把持することができ、旋回ブラケット６を１８０度回動させることにより、ストッカ側でワークの受け渡しを行うときはワークの軸線を上下方向にし、旋盤側でワークの受け渡しを行うときはワークの軸線を水平方向にする。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
図５及び６に示した従来のシャフトワークのローダアンローダのクランパは、ワークの軸線を上下方向にしてワークを把持する機能を有していない。これは旋盤上でもストッカ上でもワークの姿勢が横向きであるから、ワークを縦方向に保持する必要がないからである。
【０００９】
通常、旋盤は加工されるワークの形状を念頭において設置される。フランジワークの加工のみを行う旋盤は、テールストックなどを設ける必要がなく、刃物台のＺ軸方向の移動量も少なくてよいから、シャフトワークを加工する旋盤より安価である。更に旋盤の連続自動運転を行うときは、旋盤に設けられるワークストッカがフランジワークとシャフトワークとで異なる構造となるため、ローダアンローダもストッカの構造に合せて、シャフトワーク用またはフランジワーク用のものを選択して設置している。
【００１０】
しかし旋盤で加工される製品の多様化により、ワークのロッド数が少なくなってきており、また製品のモデルチェンジなども頻繁に行われるため、旋盤で加工されるワークの種類が変更される頻度も多くなってきている。この場合、フランジワーク専用の旋盤でシャフトワークを加工することは不可能であるが、シャフトワーク加工用に設置した旋盤でフランジワークを加工することは可能である。
【００１１】
ところが従来のローダアンローダは、シャフトワーク用とフランジワーク用とが区別されており、シャフトワーク用のローダアンローダでは、ワークの軸線を上下方向にしてワークを保持できないため、ストッカとの間でフランジワークの受け渡しを行うことができない。一方、フランジワーク用のローダアンローダは、ワークの小口端を把持するため、パレット上にシャフトワークが単に置かれているような場合には、ワークを把持することができない。それはフィンガチャックでワークを把持するときは、ワークが軸線方向に移動しないように保持されている必要があるからである。またフィンガチャックは、ワークの一方の小口端のみを把持するので、細長いワークを把持して横向きにしたときに、自重でワークが垂れ下がったり、クランパから脱落したりする。
【００１２】
更に旋盤として２主軸対向旋盤が用いられるときは、クランパをアームに対して左右、即ち第１主軸側と第２主軸側とに変位させることができるものでなければならない。ローダアンローダのアームと旋盤のチャックなどとの干渉を避けるために、クランパ２はアーム１に対して受け渡しを行うチャック側に偏倚させておく必要があり、２主軸対向旋盤では左右のチャックとのワークの受け渡しを行う必要があるからである。
【００１３】
更に第１チャック側と第２チャック側とで、フィンガを同一高さで同一方向から受け渡しできるようにすることが、前記干渉を避けるため及び制御を単純化して受け渡し動作を高速化するために重要である。
【００１４】
例えば図６に示した従来構造は、旋回ブラケット６の回動によりアーム１に対するクランパ２の位置を左右に変位させることができるが、右側と左側とでワーク受け渡し時の高さが異なり、更に左側のクランパは、ワークに対してフィンガ４を下から差し込まなければならないため、ベッドなどとの干渉が問題になる。
【００１５】
この発明は、上記のような問題に鑑み、クランプ構造のクランパでフランジワークの搬入搬出が可能で、かつ２主軸対向旋盤の左右のチャックに対して同一条件でワークの受け渡しを行うことが可能な、ローダアンローダのクランパ構造を得ることを課題としている。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
この発明は、旋盤の機内に挿入される上下方向の腕１と、この腕の下端に装着されて旋盤の主軸軸線と直交する方向の水平旋回軸５回りに９０度間隔で少なくとも１８０度回動する旋回ブラケット６と、旋回軸５の半径方向一方の側に偏倚させかつ旋回軸５の軸心を含む面に対称な位置関係で装着した２個のクランパ２とを備えている、旋盤のシャフトワーク用ローダアンローダを提供することにより、上記課題を解決している。
【００１７】
２個のクランパ２は、旋盤の奥側に延びかつクランパを下向きにしたときに水平方向に開閉されるフィンガ４を備えたものとする。
【００１８】
近時の旋盤は、騒音や切削油の漏出を防止して快適な作業環境が維持されるように、密閉可能なカバーを備えたものが多い。このような旋盤では、カバーの開閉扉が旋盤の手前側に設けられる関係上、その開口部を通して機内に挿入されたローダアンローダのアームを旋盤の奥側に移動させるシフト装置が必要である。このようなシフト装置を設けたときは、そのシフト動作を利用して、旋盤の奥側に向いたフィンガ４をチャックに把持されたワークの上下に差し込むことができる。
【００１９】
この発明のローダアンローダは、２個のクランパを備えているため、素材と完品とを同時に把持して、短時間でワークの搬入搬出を行うことができる。シャフトワークの搬入搬出を行うときは、旋回ブラケット６は１８０度単位で回動させる。フランジワークの搬入搬出を行うときは、ストッカ側で旋回ブラケット６を９０度回動させて、クランパ２を下向きにし、ストッカとの間でワークの受け渡しを行う。シャフトワークのときは、フィンガでワークの胴部を掴み、フランジワークのときは、反チャック側のワークの小口端近くを掴む。この動作により、シャフトワークとフランジワークのいずれのワークをも搬入搬出可能である。
【００２０】
また２主軸対向旋盤で第１主軸と第２主軸との間でワークの受け渡しを伴う加工を行うとき、第２主軸からの完品の取出しと第１主軸への素材の挿入とが、アーム１に対するクランパ２の位置を受け渡し対象となるチャック側に偏倚させた位置で、かつアーム下端を同一高さにして、かつアームの同じ上下ないしシフト動作で行うことができるという特徴がある。
【００２１】
【発明の実施の形態】
図１及び２はこの発明の実施例のローダアンローダのアームの先端部を示す図で、図１は側面図（旋盤の主軸方向から見た図）、図２は背面図（旋盤の奥側から見た図）である。アーム１は旋盤の上方に主軸と平行に装架されたガイドレールに沿って走行するトラバーサに昇降自在に懸吊されており、トラバーサとアームとの間にはアームを旋盤の前後方向に移動させるシフト装置が設けられている。従って、アーム１の下端は、互いに直交する３軸方向に移動可能である。
【００２２】
アーム１の下端には、旋盤の主軸軸線と直交する水平方向の旋回軸５が設けられており、この旋回軸の旋盤の奥側を向く端部には、旋回ブラケット６が固定されている。アーム１に沿って旋回駆動軸１０が上下に延びており、この旋回駆動軸１０と旋回軸５とが傘歯車対１１で駆動連結されている。旋回駆動軸１０はアーム１の上方に搭載したサーボモータの出力軸に連結されている。
【００２３】
旋回ブラケット６には旋回軸５の軸心を含む面に対称に２個のクランパ２が装着されている。各クランパは、対向する一対のフィンガ４を備えており、各クランパのフィンガを個別に開閉する開閉駆動装置１２が設けられている。図１、２はクランパ２を横方向に向けた状態で図示されており、２つのクランパはアーム１の側方に変位した位置となっている。各クランパのフィンガ４は、旋盤の奥側に向かって延びている。クランパ２を横方向に向けた状態では、２つのクランパは上下の位置関係となり、各クランパのフィンガは上下方向に開閉される。一方、クランパを下方に向けたときは、２つのクランパは左右方向の位置関係となり、各クランパのフィンガは水平面内で左右に開閉される。
【００２４】
図３は上記構造のローダアンローダを用いてフランジワークを２主軸対向旋盤に搬入搬出する例を模式的に示した説明図である。ワーク１５はストッカ上で連結されて周回する複数のパレット１６に縦置きで、かつ図のものでは積み重ねて載置されている。素材パレット１６ａの上方に移動したアーム１（二点鎖線で表示）は、クランパを奥向きで下方に向け、右クランパ２Ｒでワークを把持して上昇する。ここで右クランパはクランパが下方を向いたときに、旋盤の前方から見て右側に位置するクランパである（図３(ａ)）。そして旋回ブラケット６を左回りに９０度回動してクランパ２を第２主軸側に向け、旋盤の第２主軸側の上方に移動して、第２主軸の加工が終了するのを待つ（図３(ｂ)）。
【００２５】
第２主軸側の加工が終了したら、第２主軸側のカバー１７を開け、アーム１を下降し、更に旋盤の奥側へシフトして、下側となっているクランパでワーク(完品)１８を把持する。（図３(ｃ)）。次に第２主軸のチャックを開いて、第２主軸またはアーム１の後退動作により、ワーク１８を第２主軸から抜き取り、アーム１を上昇して、第２主軸側のカバー１７を閉じる（図３(ｄ)）。
【００２６】
次にアーム１は、旋回ブラケット６を１８０度回動し、第１主軸側に移動して、第１主軸側のワークが第２主軸に受け渡されるのを待つ（図３(ｅ)）。ワークが第２主軸側に受け渡されたら、第１主軸側のカバー１９を開いてアーム１を下降し、更にシフトして下側のクランパで把持されているワーク（素材）１５を主軸軸線上に移動させ、アーム１の左移動により、ワーク１５を第１主軸のチャックに挿入する（図３(ｆ)）。
【００２７】
第１主軸のチャックでワークを把持したら、下側のクランパを開き、アーム１を前方にシフトしたあと上動して、第１主軸側のカバー１９を閉じる。この状態で第１主軸側の加工が開始されるから、アーム１はストッカの完品パレット１６ｂの上方へ移動し、クランパを左回りに９０度回転して下向きにする（図３(ｇ)）。そしてアーム１が下降し、左クランパ２Ｌを開くことにより、完品が完品パレット１６ｂ上に置かれる。その後アーム１は上昇し、素材パレット１６ａ上へ移動して、次の素材の把持動作を開始する（図３(ａ)）。
【００２８】
素材パレット１６ａ上のワークがすべて取出された後、空になったパレットは、完品を受け取る位置に移動して完品パレットになる。
【００２９】
ワークがシャフトワークであるときは、図４に模式的に示すように、上縁をＶ形縁にした２枚の受台２０上にワーク１５、１８を横向きに載置して、旋盤との間でワークの受け渡しを行う。シャフトワークの受け渡しを行うときは、図３で説明した受け渡し動作中のパレット上方での旋回ブラケットの９０度回動が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のクランパ部分を示す側面図
【図２】実施例のクランパ部分を示す背面図
【図３】フランジワークの搬入搬出動作を示す説明図
【図４】シャフトワークのストッカ上での受け渡しを示す模式的な説明図
【図５】シャフトワーク用クランパの第１従来例を示す側面図
【図６】シャフトワークの第２従来例を示す正面図
【図７】フランジワークのクランパ部分の従来例を示す正面図
【符号の説明】
１アーム
２クランパ
４フィンガ
５旋回軸
６旋回ブラケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for loading and unloading a workpiece on a lathe, and more particularly to a structure of a clamper portion which is a loader unloader used for loading and unloading a shaft workpiece and which can also load and unload a flange workpiece.
[0002]
[Prior art]
At the machining site, workpieces to be machined on a lathe are classified into flange workpieces, shaft workpieces, and bar workpieces based on the ratio of diameter and length. The boundary between these workpieces is not clear, but the short workpiece is the flange workpiece, the long workpiece is the shaft workpiece, and the very long workpiece is the bar workpiece. On a table or pallet of a stocker that waits for a work to be supplied to a lathe, the flange work is placed vertically, that is, with the central axis in the vertical direction, and is often placed in piles to increase the stock amount. On the other hand, since the shaft work may fall when placed vertically, a V-shaped cradle is provided and stocked in a horizontally placed posture. Since the bar work is very elongated, it is supplied to the lathe through the center hole of the main shaft using a bar feeder.
[0003]
On the other hand, as a clamper structure for the loader / unloader, a structure that grips the end (small edge) of the workpiece (hereinafter referred to as a chuck structure) is used for loading and unloading the flange workpiece. A structure (hereinafter referred to as a clamp structure) that clamps the intermediate portion (body portion) of the workpiece in the diameter direction is used.
[0004]
FIG. 5 shows an example of a clamp for a shaft work . A clamper 2 having a clamp structure is rotated 90 degrees around an axis 3 in a lathe main axis direction at the lower end of an arm 1 inserted from above into a lathe machine. It is installed as possible. In this structure, workpieces are transferred to and from the stocker with the fingers 4 of the clamper facing downward, and workpieces are transferred to and from the chuck of the lathe with the fingers 4 being turned sideways.
[0005]
Here, the finger 4 is turned sideways when the workpiece is transferred to and from the lathe when the arm 1 must be inserted into the machine before the spindle axis in order to avoid interference with the tool post or cover of the lathe. This is because there are many. That is, the workpiece is moved from the near side to the main axis of the lathe by swinging the clamper from the bottom to the side.
[0006]
FIG. 6 shows another example of a clamp for a shaft work . At the lower end of the arm 1, there is a rotation 180 around an axis 5 in the horizontal direction (front and rear direction when the lathe is viewed from the operator side) perpendicular to the main axis of the lathe. This is a structure in which two clampers are provided in the revolving bracket 6 that is pivoted by a degree of symmetry with respect to the shaft 5. In this structure, the workpiece is transferred by the clamper with the finger 4 facing downward. Since the two clampers are attached, the material and the finished product can be gripped at the same time, and the waiting time of the lathe required for loading and unloading the workpiece can be shortened.
[0007]
FIG. 7 shows an example of a clamper for flange work. At the lower end of the arm 1, there is provided a turning bracket 6 that rotates 180 degrees around a shaft 7 facing downward by 45 degrees, and two finger chucks 8 are mounted at both ends facing outward by 45 degrees. By rotating the swivel bracket 6 about the shaft 7 by 180 degrees, the finger 9 of one finger chuck faces downward, and the finger 9 of the other finger chuck faces the horizontal direction and faces the chuck of the lathe. This structure can hold the material and the finished product at the same time. By rotating the swivel bracket 6 by 180 degrees, when transferring the workpiece on the stocker side, the workpiece axis is set up and down, and on the lathe side. When transferring workpieces, set the workpiece axis in the horizontal direction.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional loader / unloader clamper of the shaft work shown in FIGS. 5 and 6 does not have a function of gripping the work with the axis of the work set in the vertical direction. This is because it is not necessary to hold the workpiece in the vertical direction because the posture of the workpiece is horizontal on the lathe and on the stocker.
[0009]
Usually, a lathe is installed with the shape of the workpiece to be machined in mind. A lathe that only processes a flange work does not need a tailstock or the like, and the amount of movement of the tool post in the Z-axis direction may be small, so it is less expensive than a lathe that processes a shaft work. Furthermore, when performing continuous automatic operation of lathes, the work stocker provided on the lathe is structured differently for flange work and shaft work, so the loader unloader is also for shaft work or flange work according to the stocker structure. Is selected and installed.
[0010]
However, with the diversification of products processed on lathes, the number of workpiece rods has decreased, and product models are frequently changed, so the type of workpiece processed on a lathe can be changed frequently. It is getting more. In this case, it is impossible to machine the shaft workpiece with a lathe dedicated to the flange workpiece, but it is possible to machine the flange workpiece with a lathe installed for machining the shaft workpiece.
[0011]
However, conventional loader unloaders are distinguished from those for shaft workpieces and flange workpieces. Since loaders and unloaders for shaft workpieces cannot hold workpieces with the workpiece axis line up and down, flange workpiece unloaders can be connected with stockers. Cannot be delivered. On the other hand, since the loader unloader for flange work grips the small edge of the work, the work cannot be gripped when the shaft work is simply placed on the pallet. This is because when the workpiece is gripped by the finger chuck, the workpiece needs to be held so as not to move in the axial direction. Further, since the finger chuck grips only one small end of the workpiece, when the elongated workpiece is gripped and turned sideways, the workpiece hangs down by its own weight or falls off the clamper.
[0012]
Further, when a two-spindle opposed lathe is used as a lathe, the clamper must be able to be displaced to the left and right with respect to the arm, that is, the first and second spindles. In order to avoid interference between the arm of the loader / unloader and the chuck of the lathe, the clamper 2 needs to be biased toward the chuck side that delivers to the arm 1. This is because it is necessary to perform delivery.
[0013]
Furthermore, it is important for the first chuck side and the second chuck side to allow the fingers to be transferred at the same height and from the same direction in order to avoid the interference and to simplify the control and speed up the transfer operation. It is.
[0014]
For example, in the conventional structure shown in FIG. 6 , the position of the clamper 2 with respect to the arm 1 can be displaced to the left and right by the rotation of the swivel bracket 6, but the height at the time of workpiece transfer differs between the right side and the left side. In this clamper, the finger 4 has to be inserted into the workpiece from below, so that interference with a bed or the like becomes a problem.
[0015]
In view of the above-described problems, the present invention can carry in and out the flange work with a clamper having a clamp structure, and can deliver the work to the left and right chucks of the two-spindle facing lathe under the same conditions. It is an object to obtain a clamper structure of a loader / unloader.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a vertical arm 1 to be inserted into a lathe machine, and at least 180 degrees at 90 degree intervals around a horizontal turning axis 5 attached to the lower end of the arm and perpendicular to the lathe spindle axis. A lathe shaft comprising: a rotating bracket 6 that rotates, and two clampers 2 that are biased to one side in the radial direction of the rotating shaft 5 and that are mounted symmetrically on a plane including the axis of the rotating shaft 5 By providing a work loader unloader, the above-described problems are solved.
[0017]
Two clamper 2 shall be the ones with the fingers 4 which is opened and closed in the horizontal direction when the downward extending and clamper to the rear side of the lathe.
[0018]
Many modern lathes are equipped with a sealable cover to prevent noise and leakage of cutting oil and maintain a comfortable working environment. In such a lathe, since the cover door is provided on the front side of the lathe, a shift device for moving the arm of the loader unloader inserted into the machine through the opening to the back side of the lathe is necessary. When provided with such a shift device, by utilizing the shifting operation, Ru can be plugged fingers 4 facing the rear side of the lathe and below the workpiece held by the chuck.
[0019]
Since the loader / unloader according to the present invention includes the two clampers, the workpiece and the finished product can be held at the same time, and the workpiece can be loaded and unloaded in a short time. When carrying in and out of the shaft work, the turning bracket 6 is rotated in units of 180 degrees. When carrying in / out the flange work, the revolving bracket 6 is turned 90 degrees on the stocker side, the clamper 2 is directed downward, and the work is transferred to and from the stocker. For shaft workpieces, grip the body of the workpiece with fingers, and for flange workpieces, grip near the edge of the workpiece on the side opposite to the chuck. By this operation, both the shaft work and the flange work can be carried in and out.
[0020]
Further, when performing machining with workpiece transfer between the first spindle and the second spindle on the two spindle opposed lathe, the removal of the finished product from the second spindle and the insertion of the material into the first spindle are performed by the arm 1. The position of the clamper 2 relative to the chuck is shifted to the chuck side to be delivered, and the lower end of the arm is set to the same height, and the arm can be moved by the same up / down or shift operation.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2 are views showing an end portion of the arm of the loader unloader real施例of the present invention, FIG. 1 is a side view (viewed from the main axis of the lathe), FIG. 2 is a rear view (rear side of the lathe Figure seen from). The arm 1 is suspended up and down by a traverser that travels along a guide rail mounted above the lathe in parallel with the main shaft, and the arm is moved between the traverser and the arm in the longitudinal direction of the lathe. A shift device is provided. Therefore, the lower end of the arm 1 is movable in three axial directions orthogonal to each other.
[0022]
At the lower end of the arm 1, a turning shaft 5 in the horizontal direction perpendicular to the main axis of the lathe is provided. A turning bracket 6 is fixed to the end of the turning shaft facing the back side of the lathe. A turning drive shaft 10 extends vertically along the arm 1, and the turning drive shaft 10 and the turning shaft 5 are drivingly connected by a bevel gear pair 11. The turning drive shaft 10 is connected to the output shaft of a servo motor mounted above the arm 1.
[0023]
Two clampers 2 are mounted on the pivot bracket 6 symmetrically with respect to the plane including the axis of the pivot shaft 5. Each clamper includes a pair of opposing fingers 4, and an opening / closing drive device 12 that opens and closes the fingers of each clamper is provided. 1 and 2 are illustrated with the clamper 2 facing in the lateral direction, and the two clampers are displaced to the side of the arm 1. The fingers 4 of each clamper extend toward the back side of the lathe. In the state where the clamper 2 is oriented in the horizontal direction, the two clampers are in a vertical positional relationship, and the fingers of each clamper are opened and closed in the vertical direction. On the other hand, when the clamper is directed downward, the two clampers are in a positional relationship in the left-right direction, and the fingers of each clamper are opened and closed left and right within a horizontal plane.
[0024]
FIG. 3 is an explanatory view schematically showing an example in which a flange work is carried into and out of a two-spindle opposed lathe using the loader / unloader having the above structure. The workpieces 15 are vertically placed on a plurality of pallets 16 connected and circulated on the stocker, and stacked in the illustrated case. The arm 1 (indicated by a two-dot chain line) that has moved above the material pallet 16a moves upward with the clamper facing downward and the workpiece clamped by the right clamper 2R. Here, the right clamper is a clamper positioned on the right side when viewed from the front of the lathe when the clamper is directed downward (FIG. 3A). Then, the swivel bracket 6 is rotated 90 degrees counterclockwise, the clamper 2 is directed to the second main spindle side, moved upward on the second main spindle side of the lathe, and waiting for completion of machining of the second main spindle (FIG. 3 (b)).
[0025]
When the machining on the second spindle side is completed, the cover 17 on the second spindle side is opened, the arm 1 is lowered, and further shifted to the back side of the lathe, and the workpiece (complete product) 18 is moved by the lower clamper. Grip. (FIG. 3 (c)). Next, the chuck of the second spindle is opened, the workpiece 18 is removed from the second spindle by the retraction operation of the second spindle or arm 1, the arm 1 is raised, and the cover 17 on the second spindle side is closed (FIG. 3). (d)).
[0026]
Next, the arm 1 rotates the revolving bracket 6 180 degrees, moves to the first main spindle side, and waits for the work on the first main spindle side to be transferred to the second main spindle (FIG. 3 (e)). When the workpiece is transferred to the second spindle side, the cover 19 on the first spindle side is opened, the arm 1 is lowered, and the workpiece (material) 15 gripped by the lower clamper is further shifted on the spindle axis line. The workpiece 15 is inserted into the chuck of the first spindle by moving the arm 1 to the left (FIG. 3 (f)).
[0027]
When the workpiece is gripped by the chuck of the first spindle, the lower clamper is opened, the arm 1 is shifted forward and then moved upward, and the cover 19 of the first spindle is closed. In this state, the processing on the first main spindle side is started, so the arm 1 moves above the stocker complete pallet 16b and rotates the clamper 90 degrees counterclockwise so as to face downward (FIG. 3 (g)). . Then, the arm 1 is lowered and the left clamper 2L is opened, whereby the finished product is placed on the finished product pallet 16b. Thereafter, the arm 1 moves up, moves onto the material pallet 16a, and starts gripping the next material (FIG. 3A).
[0028]
After all the workpieces on the material pallet 16a are taken out, the empty pallet is moved to a position for receiving the complete product and becomes a complete product pallet.
[0029]
When the workpiece is a shaft workpiece, as shown schematically in FIG. 4, the workpieces 15 and 18 are placed sideways on two cradles 20 having an upper edge having a V-shaped edge. Deliver workpieces between them. When the shaft work is transferred, it is not necessary to rotate the swing bracket 90 degrees above the pallet during the transfer operation described in FIG.
[Brief description of the drawings]
Figure 1 is an explanatory diagram Figure 4 illustrating the loading and unloading operation of the rear view Figure 3 flange workpiece showing the clamper portion of the side view [FIG 2] real施例showing the clamper portion of the real施例stocker shaft work front view of a first second conventional example of a side view and FIG. 6 shaft work showing a conventional example of a schematic illustration Figure 5 the shaft work clamper indicating the passing on 7 of the flange workpiece Front view showing a conventional example of the clamper part 【Explanation of symbols】
1 Arm 2 Clamper 4 Finger 5 Rotating shaft 6 Rotating bracket

Claims

旋盤の機内に挿入される上下方向の腕(1)と、この腕の下端に装着されて旋盤の主軸軸線と直交する方向の水平旋回軸５回りに９０度間隔で少なくとも１８０度回動する旋回ブラケット(6)と、旋盤の主軸軸線方向一方の側に偏倚させかつ旋回軸(5)の軸心を含む面に対称な位置関係で装着した２個のクランパ(2)とを備え、当該２個のクランパは、横向きにしたときに上下方向に開閉されかつ下向きにしたときに水平面内で水平方向に開閉されてワークの胴部を直径方向に挟持する、旋盤の作業者から見て奥側に延びるフィンガ(4)を備えている、旋盤のシャフトワーク用ローダアンローダ。A vertical arm (1) to be inserted into a lathe machine, and a turn mounted at the lower end of the arm and rotated at least 180 degrees at 90 degree intervals around a horizontal turning axis 5 in a direction perpendicular to the main axis of the lathe A bracket (6) and two clampers (2) mounted on the plane including the axis of the swivel shaft (5) in a symmetric positional relationship and biased to one side in the main axis direction of the lathe. number of the clamper is opened and closed in the vertical direction when the horizontally and is opened and closed in the horizontal direction in a horizontal plane when downward to clamp the body portion of the workpiece in the radial direction, as viewed from the operator's lathe inner side Loader unloader for lathe shaft work, comprising fingers (4) extending in