JP4514298B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、せり上げ式エレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢化社会の到来及び福祉の向上に沿い、いわゆるバリアフリーのエレベータに対する社会的要望が強まっている。例えば、公共性の高い鉄道輸送機関においては、改札口からプラットホームに至る階段の登り降りが高齢者や身体障害者に対して大きな障壁となっているので、エレベータを設置したいという要望が多くなっている。また学校校舎などにエレベータを増設したいという要望も増えている。
【0003】
このような要望に応えるためには、既存建物にエレベータを追加施工する方法が主流となる。このように既存の建物にエレベータを追加しようとする場合、建物自体の日常の利用を工事期間中完全に閉鎖することは難しいので、作業エリアを安全柵で区画し、可能な限り短期間のうちに工事を終了することが望まれる。
【0004】
エレベータを追加設置するには、エレベータ機器を設置する前に昇降路やピットの施工などの土木建築工事が行われるのが一般的である。そして工期を短縮するために、工場で昇降路及びエレベータ機器をユニット化し、それらを分割して施工現場に搬入し、現場で組立てるユニット組立工法が提案されている。また、ピットの深さを浅くできる構造にすればそれだけ工事の負担が軽くなり、工期短縮の短縮が図れる。
【0005】
上記のような追加施工で設置するエレベータ装置の場合、省スペースであることが要求されることが多く、これに応えるには、機械室のあるロープ式エレベータ装置や油圧式エレベータ装置よりも、近年製品化が進んでいる機械室レスタイプのエレベータ装置の方が適している。
【0006】
図8は、近年採用されるようになってきている機械室レスのせり上げ式エレベータ装置の構造を示している。同図(a)はかご50が最下階、同図(b)はかご50が最上階に位置している状態を示している。この従来のせり上げ式エレベータ装置の場合、巻上げ機51は昇降路52内の上部のガイドレールの背面に設置されている。なお、54はつり合いおもり、58はつりロープである。
【0007】
このような構造のエレベータ装置の場合、かごの構造は図9に示すようにかご枠50Aの下方の相反対側の2箇所にシーブ53を設けたせり上げ式の方が、ローピングが簡単であり、さらに昇降路52の頂部の寸法縮小に有効である。なぜならば、かご50の床上の高さを同一条件とした場合、かご50上にロープ54の端部を固定する構造では、かご50の上部の昇降路52に巻上げ機または返し車が必要となり、その高さ分だけ昇降路52の頂部を上に上げる必要が必要が出てくるからである。
【0008】
しかし反面、かご床下にシーブ53を設ける構造の場合、かご下寸法D0がかご下シーブ53の直径分だけ大きくなるので、ピット55の深さD1を短くすることが難しい。なぜならば、ピット55の深さD1をなるべく小さくするためには、緩衝器56とかご床下の受け板57とのクリアランスや緩衝器56のストロークを短縮し、さらにかご50の床下寸法D0を短縮する必要があるが、従来の構造のエレベータ装置では、かご床下にある程度の寸法D0を必要としていて、その短縮が難しいからである。その理由は、以下の通りである。
【0009】
床枠60の下には下梁61が設けられ、この下梁61にはかご下シーブ53や非常止め装置62、ガイド63が配置される。したがって、エレベータかご50の床下寸法D0は、床枠60と下梁61と防振ゴム64の高さと、かご下シーブ53の直径寸法とを加算した値以上となる。また、非常止め装置62のくさび65はリンク機構66,66aによって上に持ち上げられてガイドレール(図示せず)に食い込み、かごを停止させる。よって、ピット深さD1は、かご最下部がピット55に衝突しないように、床下寸法D0に緩衝器56とのクリアランス及びストロークを加算した値以上にする必要があった。
【0010】
なお、ピット55が深い場合には、調速機(図示せず)との連結部67を調速機のシーブ(図示せず)の下側に設置できるので、特に特殊な取り付け方をする必要はなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の機械室レス、せり上げ式エレベータ装置の場合、かご床下の寸法が大きいために、ピットの深さを短縮することができず、その分、ピット掘削、築造工事に時間を要し、エレベータ設置工期の短縮が図れない問題点があった。
【0012】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、かご床下の構造を改良することによってかご床下の寸法を短縮し、これによって最低限必要となるピット深さを短縮することができ、その分、エレベータ設営工期の短縮が図れるエレベータ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かご床枠下の相反対側の2箇所にシーブを備えたせり上げ式エレベータ装置において、前記かご床枠下面の一方向に梁を設置し、この梁の下側にこれと交差するようにシーブ梁を取り付け、当該シーブ梁の両端それぞれにシーブを取り付け、前記かご床枠に、レールゲージ方向に当該床枠の高さ以内に収まる幅若しくは厚みの補強材を組み込み、当該補強材を前記かご床枠下面の梁に対してそれらの交差する部分で締結し、前記かご床枠に、レールゲージ方向に当該かご床枠の高さ以内に収まる幅若しくは厚みの補助梁を組み込み、当該補助梁の両端部に非常止め装置を取り付けたことを特徴とするものである。
【0014】
本発明のエレベータ装置では、前記床枠下面の梁と前記シーブ梁との間に防振部材を介在させることができる。
【0015】
本発明のエレベータ装置では、前記床枠下面の梁の両端部に、ピット側の2箇所に設置される緩衝器それぞれに対する受け板を取り付けることができる。
【0016】
本発明のエレベータ装置では、前記シーブの上端位置を、前記床枠下面の梁の下端面よりも上側の位置に位置するように設定することができる。
【0019】
本発明のエレベータ装置では、前記非常止め装置は、くさびを下方から押し上げることによって動作させるリンク機構を備えたものとすることができる。
【0020】
本発明のエレベータ装置では、前記リンク機構と調速機ロープとの連結部を、かご立枠に対してブラケットによって支持することができる。
【0021】
本発明のエレベータ装置によれば、かご下シーブの上端を床枠の底面に防振部材の最大たわみ量+余裕代の距離まで近づけることができ、また非常止め装置を床枠の下面の梁の高さ以内に収まるように取り付けるので、従来のかご枠構造よりも下梁と防振部材の高さ分だけかご下寸法を縮小し、その分ピット深さも短縮できる。また現地でかごの組み立てを行うとき、床枠を乗場ドアに対して位置決めするとき、締着手段を緩めることによって非常止め装置を補助梁によって固定した状態のまま床枠だけを動かすことができ、調整作業が容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1〜図7は本発明の一つの実施の形態としての機械室レス、せり上げ式エレベータ装置の構造を示している。本実施の形態のエレベータ装置において、昇降路52に設置される巻上げ機51、つり合いおもり58、つりロープ54の掛け回し等の構成は図8及び図9に示した従来例と同様であるが、かご50の床下の構造が従来例とは異なる。
【0023】
図1〜図4には、本発明の実施の形態のエレベータかごの床下の構造を示してある。また図5及び図6には調速機とかごとの位置関係を示し、図7にはかごの床枠の構造を示してある。
【0024】
本実施の形態では、かご50の床下寸法D10を床枠1の厚さとかご下シーブ2の直径と防振ゴム3の最大たわみ量との合計寸法に対して余裕代を加えた寸法としてピット深さを低減するために、従来のかご構造のようにレールゲージ方向に設置する下梁56をなくし、図1及び図2に示すようにかごの前後方向(レールゲージ方向に対して直角方向で、乗客の乗降方向)に沿って延びる梁4を配置し、またシーブ梁5により一体化されたかご下シーブユニット6を、梁4とシーブ2とがそれらの高さ方向で互いに交差するように配置してある。
【0025】
また、非常止め装置7のリンク機構8は前後方向の梁4に組み込んである。非常止め装置7の左右のくさび9の駆動は、従来のように上から引き上げるのではなく、左右の押し上げリンク10,22各々によって下から押し上げることによって行う構造にしてある。
【0026】
さらに、図7に示すようにかご床1の下面には補強材40を前後方向の梁4と直交する向きに複数配置し、それぞれを梁4と締結してある。そしてレールゲージ方向に分離独立してプレート41を介して床枠1に取り付けられる非常止め装置7は、床枠1内に収まる梁42で左右一体化してある。
【0027】
またさらに、ピット55内の緩衝器11は前後に2分割してある。そして緩衝器11に対するかご枠の床下の受け板12は、梁4の前後2箇所に設けてある。
【0028】
図5に示すように調速機ロープ13と非常止め装置7のリンク機構8との連結ブラケット14は、ピット55が浅くなった分だけ調速機30のテンショナー39を上方に設置することによって干渉しないように上に配置し、さらに曲げ加工を施してある。調速機30のロープ13にはシーブ38及びテンショナー39で張力が与えられている。なお、つり合いおもり58の高さは、ピット深さD11が短縮される分、短縮することになる。
【0029】
以上の構成をさらに詳細に説明する。図7に示すように、かご50の床枠1は左右幅方向(前後方向に直角な方向)に複数の補強材40を有している。左右のプレート41は、床枠1にボルト43で直接に締結され、そのプレート41に非常止め装置7及びガイド15が取り付けてある。この左右のプレート41は、床枠1の補強材40とは別に設けた補助梁42により締結されている。
【0030】
図1〜図4に示したように、床枠1の下面には種々の機器が取り付けてある。梁4は床枠1の補強材40と直交する前後方向に設けてあり、補強材40に対してボルトのような締結手段で締結してある。梁4の相反対側の2箇所には、ピット55に設ける緩衝器11に対する受け板12、防振ゴム3、セテフィリンクの支点16が固定されている。
【0031】
2個のかご下シーブ2はシーブ梁5によってシーブユニット6としてユニット化してある。このシーブユニット6は、L字形の梁17を介して床枠1の下面において、かごの重心の真下をつりロープ54が通過するようにして取り付けてある。このL字形の梁17は、高さ方向で梁4と交差しており、防振ゴム3のレールゲージ方向の剪断力が異常に増大したときにストッパーの働きもする。
【0032】
かご下シーブ2の上端位置は梁4の下端面よりも上側に位置する設定であり、床枠1の下面との間の隙間δ0は防振ゴム3の最大たわみ量+余裕代の距離としている。なお、シーブ2の直径は、使用するつりロープ54の直径によって規定されるものである。
【0033】
非常止め装置7を作動させるリンク機構8は、梁4と床枠1に設けたブラケット18に支点を持ち、規定の速度でかご50が下降すると調速機30がロープ13を掴み、そのままさらにかご50が下降するとリフトレバー31が持ち上がり、左右のくさび9を左右のリンク10,22各々が同期して下から押し上げるように動作する構成である。
【0034】
ブラケット14は支点部32から垂直方向に立ち上げられ、一度ロープ13の方向に曲げられ、再度垂直に立ち上げられてロープ13の端部を固定するブラケット33に締結されている。前述のブラケット14はかご枠の立枠34にブラケット35によって支持されている。さらにブラケット14とブラケット35との交差部には、それぞれ適当なスリット36が設けられ、ブラケット14が揺れず、さらに調速機30が作動したときに抵抗にならないようにフレキシブルにピンなどで繋がれている。
【0035】
以上の構造により、本実施の形態ではかご50の床枠1の下方の最下部は、シーブ2の下端とその位置で巻掛けられているつりロープ54のエリアとなる。
【0036】
次に、上記の構成のエレベータ装置の動作について説明する。図5に示すようにかご50の床枠1の床下寸法D10は、床枠1の高さとシーブ2の直径と防振ゴム3のたわみ量とを合計した寸法に対して余裕代を加えた寸法となる。
【0037】
シーブユニット6はかご床枠1に対し、非常止め装置7との干渉を避けた位置に配置されているので、無負荷の場合にはかごの重心の真下を押し上げることになり、機械的効率が最も良い。
【0038】
図1及び図2において、通常、最下階に着床するときの緩衝器11の上面と受け板12との距離は、クリアランスδ1である。万一かご50が何らかの理由で緩衝器11を突き下げた場合、かごは緩衝器11の最大ストロークδ2と先のクリアランスδ1との合計寸法だけ最下階レベルから下降することになるため、かご50の最下部がピットに衝突しないようにするためには、ピット深さD11を、上記の合計寸法とかご下寸法D10との合計寸法(δ1+δ2+D10)以上とすればよい。
【0039】
このエレベータ装置では、かご50が緩衝器11を突き下げた場合、その反力を梁4で受け、非常止め装置7が作動したときには床枠1の複数本の補強材40で反力を受ける。ここで補強材40は床枠1の表面材と梁4とに一体化されているので、実際にはさらに強い強度が確保される。
【0040】
図5及び図6において、かご50が規定の速度以上で下降すると、調速機30のロープ掴み機構部がロープ13を掴み、ロープ13の移動を停止させる。そのままかごが下降するとブラケット33を介してブラケット14を引き上げる。すると、リンク機構8によって左右のリンク10,22各々が同期して下から押し上げられ、それぞれくさび9を押し上げてガイドレール(図示せず)に接触させることによりかごを停止させる。
【0041】
くさび9は非常止め装置7内でガイド25に沿って斜め上方に動くが、支点26を中心にして回転するリンク10によって上に押し上げられる力の方向がガイド25の方向とほぼ平行であるので、確実に動作させることができる。またリンク10,22とくさび9との連結部には長穴37による適当なガタを設けているので、両方のくさび9は抵抗無く押し上げられ、ガイドレール(図示せず)に食い込むことができる。
【0042】
なお図4及び図5に破線で示したように、かご50が緩衝器11を突き下げた場合には床枠1とテンショナー39のシーブ38は高さ方向で交差するが、ブラケット14の立ち上げ位置と折り曲げ(図4参照)によってブラケット14とロープ13の連結部はシーブ38と干渉しない。またブラケット35によって通常の使用時のブラケット14の揺れを抑えることができる。
【0043】
さらに、図7に示すようにエレベータ据付け作業において、乗場ドアに対してかご床枠1の位置を調整するとき、ボルト43を緩めて左右の非常止め装置7を補助梁42で一体化した状態で、床枠1を動かすことにより、床枠位置や水平度を調整しているときにガイド15と非常止め装置7がずれることがない。
【0044】
なお、上記の実施の形態において、調速機30はロープ13の掴み機構を昇降路の上部に設置したが、これをピット側に設置してもよい。またかご下シーブユニット6は、梁4に対して斜め方向でなく、直角方向に配置することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、かご下シーブの上端を床枠の底面に防振部材の最大たわみ量+余裕代の距離まで近づけることができ、また非常止め装置を床枠下面の梁の高さ以内になるように取り付けているので、従来のかご枠構造よりも下梁と防振部材の高さ分だけかご下寸法を縮小し、その分ピット深さも短縮でき、それだけエレベータ据付けに必要な工期を短縮することができる。
【0046】
また現地でかごの組み立てを行うとき、床枠を乗場ドアに対して位置決めするとき、締着手段を緩めることによって非常止め装置は補助梁によって固定した状態のまま床枠だけを動かすことができ、調整作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態におけるかご枠の床下部分とピット内の機器構成を示す正面図。
【図2】図1に示したかご枠の床下部分とピット内の機器構成を示す底面図。
【図3】図1に示したかご枠の床下部分とピット内の機器構成を示す側面図。
【図4】上記の実施の形態のおけるかご枠の床下部分の機器構成を示す正面図。
【図5】上記の実施の形態における調速機とかごの位置関係を示す正面図。
【図6】図5におけるリンク機構の動きを示す説明図。
【図7】上記の実施の形態における床枠の底面図。
【図8】従来例の機械室レス、せり上がり式エレベータ装置のそれぞれかごが最下階にある状態と最上階にある状態とを示す側面図。
【図9】従来例のかご枠及び床下部分の機器構成を示す側面図及び正面図。
【符号の説明】
1 床枠
2 シーブ
3 防振ゴム
4 梁
5 シーブ梁
6 シーブユニット
7 非常止め装置
8 リンク機構
9 くさび
10 リンク
11 緩衝器
12 受け板
13 ロープ
14 ブラケット
15 ガイド
16 支点
17 梁
18 ブラケット
22 リンク
30 調速機
35 ブラケット
41 プレート
42 補助梁
50 かご
55 ピット
D10 床下長さ
D11 ピット深さ
Claims (6)
- かご床枠下の相反対側の2箇所にシーブを備えたせり上げ式エレベータ装置において、
前記かご床枠下面の一方向に梁を設置し、
この梁の下側に、これと交差するようにシーブ梁を取り付け、当該シーブ梁の両端それぞれに前記シーブを取り付け、
前記かご床枠に、レールゲージ方向に当該床枠の高さ以内に収まる幅若しくは厚みの補強材を組み込み、当該補強材を前記かご床枠下面の梁に対してそれらの交差する部分で締結し、
前記かご床枠に、レールゲージ方向に当該かご床枠の高さ以内に収まる幅若しくは厚みの補助梁を組み込み、当該補助梁の両端部に非常止め装置を取り付けたことを特徴とするエレベータ装置。 - 前記床枠下面の梁と前記シーブ梁との間に防振部材を介在させたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 前記床枠下面の梁の両端部に、ピット側の2箇所に設置される緩衝器それぞれに対する受け板を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 前記シーブの上端位置を、前記床枠下面の梁の下端面よりも上側の位置に位置するように設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 前記非常止め装置は、くさびを下方から押し上げることによって動作させるリンク機構を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 前記リンク機構と調速機ロープとの連結部を、かご立枠に対してブラケットによって支持したことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
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