JP4512884B2 - 回胴式遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスロットマシン等の回胴式遊技機に関し、特に不正行為等を防止し得る機能を備えた回胴式遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、遊技場(パチンコホール)にはパチンコ及びスロットマシンとが多数設置されている。これらの遊技機にはホール側で出玉率を調整するための手段が設けられている。
【0003】
パチンコの場合、釘を絞る(狭める)ことで入賞口への球の入りを調整するようにしている。
またスロットマシン(回胴遊技機)の場合、入賞確率の設定を変更することで調整している。現在のスロットでは、設定は6段階あり、遊技者に不利な設定1から、遊技者に有利な設定6までありホール側ではこの設定を適宜選択することで出玉率を調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような遊技機(スロットマシン)に対し不正行為を働くいわゆる不正行為者が問題となっている。
【0005】
例えば、法定されている出玉率に、設定切替えボタン等の操作に基づいて設定しておいた適正なスロットマシンに対し、その適正な出玉率とは異なる高確率でゲームを行うことができるように、設定切替えボタン等を不正に操作して、主基板に対する出玉率設定条件を変更し、善良な遊技者を装ってゲームを行う不正行為者の存在が大きな問題となっている。即ち、当該不正行為者が、リールユニットや主基板等を収容する筐体内の比較的前部側に設置されている設定切替えボタンを、筐体前部を閉塞しているフロントドアを僅かに開けて不正に操作することで、上記法定設定事項を不正に変更するような問題が発生している。
【0006】
このため、より確実に不正行為者からの不正行為を排除し得るスロットマシン等の回胴式遊技機の開発が望まれている。
【0007】
本発明はこうした従来の問題点に鑑みてなされたものであり、不正行為等をより有効に防止し得る機能を備えた回胴式遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、フロントドアと前記フロントドアが開閉可能に取り付けられた筐体とを備え、出玉率の設定変更機能を有する回胴式遊技機であって、前記筐体の上部に配置されて前記回胴式遊技機の動作を制御する主基板と、前記主基板に直付け設置され、前記出玉率の設定変更を行う際に設定の選択を行う設定切替えボタンと、前記筐体の下部に配置された電源装置基板に設けられた電源スイッチと、前記電源装置基板に設けられ、前記出玉率の設定変更を行う際に操作される設定スイッチと、前記フロントドアの裏面上下方向の中央に取り付けられた中央表示基板に設けられ、数字のセグメント表示を行う設定表示素子と、ゲームの開始を指示するためのスタートレバーとを備え、前記主基板は、前記電源スイッチがオフ操作された後、前記電源スイッチがオフの状態において、前記設定スイッチがオン操作されることにより設定変更モードに切り替え、前記電源スイッチがオン操作された後、前記設定切替えボタンのオン操作に応じて変更させた数値を前記設定表示素子に表示させ、前記設定表示素子に所定の数値を表示させた状態において、前記スタートレバーがオン操作されることにより前記所定の数値に対応した前記出玉率を内部設定し、前記設定スイッチがオフ操作されることにより内部設定した前記出玉率を確定すると共に、前記設定変更モードを終了することを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、設定切替えボタンが回胴式遊技機の筐体の上部に配置された主基板に直付け設置されていると共に、電源スイッチ及び設定スイッチが筐体の下部に配置された電源装置基板に設けられているので、たとえ不正行為者が、遊技場の係員等に発見されないようにフロントドアを僅かに開けた状態で設定切替えボタン、電源スイッチ及び設定スイッチを不正に操作して出玉率設定条件を不正に変更しようとしても、筐体の上部及び下部の両方から不正器具を挿入しなければならないので、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
また、設定表示素子がフロントドアの裏面上下方向の中央に取り付けられた中央表示基板に設けられているので、フロントドアを裏面が見えるほど大きく開けなければ設定表示素子に表示された数値を確認することができず、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
従って、不正行為者からの不正行為をより確実に排除し得る回胴式遊技機が実現する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の回胴式遊技機の発明において、前記設定切替えボタンが前記筐体の上部において、前記フロントドアが取り付けられた側部近傍に配置され、前記電源スイッチ及び前記設定スイッチが前記筐体の下部において、前記フロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、設定切替えボタンが回胴式遊技機の筐体上部のフロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されていると共に、電源スイッチ及び設定スイッチが筐体の下部のフロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されているので、不正行為者は、設定切替えボタン、設定スイッチ及び電源スイッチを不正に操作して出玉率設定条件を不正に変更する場合には、筐体のフロントドアが取り付けられた側部という狭い隙間から不正器具を挿入しなければならず、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の回胴式遊技機の発明において、前記設定切替えボタンが前記主基板の隅部に配置されていると共に、前記主基板が収納ケースに収納され、前記収納ケースには、前記主基板を支持する多数のリブが前記主基板の外周に沿って設けられ、前記リブが交差する隅部には、前記主基板の前記設定切替えボタンが配置されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、設定切替えボタンが主基板の隅部に配置され、収納ケースには、主基板を支持する多数のリブが主基板の外周に沿って設けられ、リブが交差する隅部には、主基板の設定切替えボタンが配置されているので、設定切替えボタンを操作する際の押圧力を、例えば主基板の中央部などではなく、当該主基板の隅部で受けることができ、主基板の中央部に応力が集中するような不都合を確実に回避できると共に、収納ケースにおいて主基板の裏面を担持しているリブや、通常は隅部に配置されるネジ止め用ボス部等により、上記押圧力に対抗する適切な反力を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の回胴式遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるスロットマシンについて図1ないし図10を参照して説明する。
【0017】
なお、図1は本スロットマシン100の外部構造を表した平面図、図2は本スロットマシン100の斜視図、図3は本スロットマシン100の内部構造を表した平面図、図4は本スロットマシン100に内蔵される主基板の全体を概念的に表した平面図、図5は設定切替えボタンの説明図、図6は当該主基板及びその収納ケースを表した斜視図、図7はこれら主基板及び収納ケースの隅部及びその近傍を概念的に表した平面図、図8はケースベースの隅部及びその近傍を概略的に表した平面図、図9は図8の矢印VIII−VIII線に沿った、収納ケースの隅部及びその近傍を概略的に表す側面断面図、図10は本スロットマシン100に設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。なお図2において、図1に示す回胴リールR1,R2,R3、透過窓WD及び放音部105cは図示を省略している。
【0018】
図1及び図2において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。
【0019】
フロントドア101は、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105とを備え、全体的に金属製のフレーム(図示略)と硬質プラスチックで成形された前面パネルとで形成されることによって、機械的に強固な構造を有している。
【0020】
上部パネル部103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、液晶ディスプレイ等で形成された演出表示装置103dとが設けられている。
【0021】
中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が設けられると共に、回胴リール装置200の側方に演出用ランプ104a,104bが設けられている。
【0022】
なお、回胴リールR1,R2,R3の前方には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDが設けられ、これによって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者が透過窓WDを介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
【0023】
更に、中部パネル部104の下端には遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2,B3と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。
【0024】
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
【0025】
次に、図3を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図3はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
【0026】
同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられ、スピーカSR,SLの間に演出表示装置103dが設けられると共に、演出表示装置103dの裏面側にサブ制御基板300が取り付けられている。
【0027】
演出表示装置103d及びサブ制御基板300の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。
【0028】
枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振分機構G0と、振分機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振分機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
【0029】
更に、上述の枠体104dと振分機構G0との間の領域に長尺状の中央表示基板400が取り付けられ、当該中央表示基板400の裏面側の一端に、数字の0から6までのセグメント表示を行う発光ダイオードで形成された設定表示素子CTが設けられている。
【0030】
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技用メダルを収容するための補助貯留部SHPと、上述の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が設けられる他、主電源装置PWUの側面に電源装置基板500、回胴リール装置200の上端に回胴装置基板600、回胴リール装置200の上方に主基板700、筐体102の内壁の一端に外部集中端子装置としての外部集中端子基板800が夫々取り付けられている。即ち、上記主基板700は、本スロットマシン(回胴式遊技機)100の筐体102の上部奥側に配置されており、後述のフロントドア101がたとえ僅かに不正に開放された状態であっても、外部から極めて操作し難い位置にある。なお、後に詳述するが、当該主基板700における図中の左隅部には、設定切替えボタンCSが直付け設置(直付け実装)されている。
【0031】
ここで、上述の主基板700と、サブ制御基板300、回胴装置基板600、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800は、何れも導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、特に、主基板700とサブ制御基板300と外部集中端子基板800は、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
【0032】
更に、図10のブロック図を参照して制御システムの構成を述べると、主基板700は、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリ等で形成された記憶部と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを有し、上述のマイクロプロセッサに設けられている入力ポート及び出力ポートと残余の基板300,600,400,500,800との間が配線ケーブルによって配線接続されている。また主基板700には、設定切替えボタンCSが直付けされる形で実装されている。よって設定切替選択の信号は主基板700上で処理される。
【0033】
更に又、演出用スピーカSR,SL,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dが配線ケーブルを介してサブ基板300に配線接続され、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、サブ基板300に設けられている電気回路がこれら演出用スピーカSR,SL,SWと演出用ランプ103a,104a,104bと演出表示装置103dを駆動することにより、遊技者の視覚に訴える演出表示を行う。
【0034】
回胴装置基板600は、電動モータによって回転駆動される回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が配線接続されており、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給されるリール制御信号に従って、上述の電動モータを制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
【0035】
中央表示基板400には、振分機構G0、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST、ストップボタンSP1,SP2,SP3、設定表示素子CTが配線接続されており、振分機構G0から出力されるメダル検出信号と、ベットボタンB1,B2,B3とスタートレバーST及びストップボタンSP1,SP2,SP3から夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送すると共に、マイクロプロセッサから供給されるセグメント表示信号に基づいて、設定表示素子CTに0から6までの数字を表示させる。
【0036】
電源装置基板500には、設定スイッチBO、電源スイッチBQ、ホッパ装置HP、電源装置PWUが配線接続され、設定スイッチBOと電源スイッチBQから出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送する。
更に、電源装置基板500には、電源装置PWUで発生される各種電源電圧をホッパ装置HPその他の各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配電回路からスロットマシン100の動作に必要な電源供給が行われている。
【0037】
次に上述のように構成されるスロットマシン100において、本発明の特徴である設定切替えボタンCSの配置構造について説明する。
即ち、上述した主基板700には、図4に示すように、導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上の中央付近に、制御プログラムを格納したROM装置701が搭載されている。更に、主基板700におけるROM装置701周辺には、集積回路装置(IC)702やトランジスタ、抵抗703、コンデンサ等の電子部品が搭載されている。当該主基板700の外縁部近傍にはコネクタ704,706,705が配線接続されており、更に主基板700の図中の左下方の隅部Coには、設定切替えボタンCSが直付け設置(直付け実装)されている。
【0038】
次に上記設定切替えボタンCSを図5を用いて詳しく説明する。
図5(a)は設定切替えボタンCSの斜視図、図5(b)は正面図、図5(c)は下面図である。
図に示すように、設定切替えボタンCSは、直方体状のベースフレームCS1上にボタンハウジングCS2が一体的に構成されている。また、ベースフレームCS1の四方四隅には、該設定切替えボタンCSを主基板700に支持させるための脚部CS3が立設しており、該脚部CS3を主基板700に挿入してカシメ固定することで設定切替えボタンCSは主基板700に装着される。
さらに、ベースフレームCS1内から下方にコネクタピンCS4が突出しており、該コネクタピンCS4が主基板700上のプリント基板に接触して通電している。このようにして設定切替えボタンCSは、主基板700に直付けされるようになる。
【0039】
前述した設定スイッチBOは、主電源の投入前に、電源装置基板500に配設されている鍵穴に鍵を差し込んで所定方向に回動操作することで、確率モード設定の変更の準備をするためのものである。また、前述した設定切替えボタンCSは、設定スイッチBOによる上記準備状態で、押圧操作される毎に、段階的に異なる確率モードを順次設定する。この設定は、例えばスタートレバーSTが操作されることで確定される。
【0040】
上記収納ケース900は、硬質プラスチックからなり、図6に示すように、ケースベース901と、ケースベース901の図中上端部のヒンジ部907を介して当該ケースベース901に対して回動自在に支持されたケースカバー902とから構成されており、内包する主基板700よりやや大きいサイズを有している。当該収納ケース900は、ケースカバー902がケースベース901側に回動されて固定突起908で係止され、内部の主基板700を閉塞した状態で、不図示のワンウエイネジによりケースカバー902とケースベース901とが互いにカシメ固定され、この状態で封印される。
【0041】
また、収納ケース900は、図6及び図7に示すように、内包する主基板700上のコネクタ704,706,705に夫々対応する位置に、開口部909,905,906を有すると共に、主基板700上の設定切替えボタンCSに対応する位置に、開口部910を有している。この開口部910は、設定切替えボタンCSのボタン頭部を最小限露出できる程度のサイズに形成されている。
【0042】
更に、図8に示すように、ケースベース901には、主基板700を支持する多数のリブ912が該主基板700の外周に沿って設けられており、リブ912が交差する図8における左方下部(つまり隅部Co)には、主基板700に実装される設定切替えボタンCSが配置される。
図9は図8の矢印VIII−VIII線に沿って断面した状態を示しており、設定切替えボタンCSが配置される様子が同図から理解できる。図8及び図9中の符号913は、上記隅部Coに設置されたネジ止め用ボス部であり、当該ボス部913にはネジ(ビス)を介して主基板700の隅部が固定される。
また図9には、設定切替えボタンCSから突出する接続端子CS4が主基板700に取り付けられている状態を示している。図に示すように、接続端子CS4は、主基板700に形成された取付孔に挿入され、ハンダ54によって固定されている。
【0043】
本実施形態によれば、設定切替えボタンCSが、本スロットマシン100の筐体102の奥側に配置された主基板700に直付け設置される(つまり、当該ボタンCSを直付け設置した主基板700が上記筐体102の奥側に配置される)ので、たとえ不正行為者が、遊技場の係員等に発見されないようにフロントドア101を僅かに開けた状態で設定切替えボタンCSを不正に操作しようとしても、筐体102の奥側の主基板700上にある当該ボタンCSを操作することは極めて困難となる。
【0044】
また、設定切替えボタンCSが主基板700に直付けされることにより、従来方式での設定値情報の信号を主基板700に伝達するケーブル(図示せず)が不要になるので、構造がシンプルになると共に、当該ケーブルを針金等の治具でショートさせるような不正行為を確実に防止することができる。これにより、不正行為者からの不正行為をより確実に排除し得るスロットマシン100が実現する。
【0045】
そして、設定切替えボタンCSが主基板700の隅部Coに配置され、当該ボタンCSを露出させる開口部910が、主基板700の隅部Coに対応する収納ケース900の隅部に形成されるので、通常は中央付近にROM装置701が実装される主基板700の収納後に封印される収納ケース900の、当該ROM装置701から可及的に離れた位置に開口部910が形成されることになり、ROM装置701に対する不正行為を未然に防止する上で極めて好ましい状況が得られる。更に、開口部910が、ケースカバー902におけるコネクタ705,706用の開口部906,905の形成部近傍に形成されるので、例えばケースカバー形成用の金型に対する設計変更が僅かで足り、従って製造コストの上昇を抑えつつ、設定切替えボタンCSの実装を実現できる。
【0046】
また、設定切替えボタンCSの押打による押圧力を、例えば主基板700の中央部などではなく、当該主基板700の隅部Coで受けることができるので、主基板700の中央部に応力が集中するような不都合を確実に回避できると共に、収納ケース900において主基板700の裏面を担持しているリブ912や、隅部(Co)に配置されるネジ止め用ボス部913等により、上記押圧力に対抗する適切な反力を得ることができる。
【0047】
なお、本実施の形態では、設定切替えボタンCSを、主基板700(収納ケース900)における図中の左方下部に設置したが、設置位置はこれに限定されるものではなく、図中の左方上部、右方下部、右方上部のいずれであっても良いことは勿論である。
【0048】
次に、上述のように構成される主基板700にての設定変更手順を図11を用いて説明する。
管理者がスロットマシン100の出玉率を設定変更する場合、フロントドア101を開錠し、電源装置基板500に設けられている電源スイッチBQをオフ操作する(ステップS101)。
【0049】
次に、電源スイッチBQをオフの状態にしたままで、主基板700上の設定スイッチBOの鍵穴に所定の鍵(キー)を挿入し、当該鍵を所定方向(例えば、時計回り方向)へ所定角度回すことにより、設定スイッチBOをオン操作する(ステップS101)。
【0050】
管理者がステップS100,S101の操作を行うと、主基板700に設けられているマイクロプロセッサは、スロットマシン100を設定変更モードに切り替える。
【0051】
次に、管理者が電源スイッチBQをオン操作して元に戻すと(ステップS102)、電源装置基板500が、スタンバイの状態からスロットマシン100を動作させるための通常の給電動作を開始する。
【0052】
次に、管理者が中央表示基板400に設けられている設定切替えボタンCSを適宜オン操作すると(ステップS103)、主基板700側のマイクロプロセッサが、そのオン操作される毎に設定表示素子CTに表示させる数値を1から6の範囲で1ずつ増加させ、数値6に達すると再び1から増加させて、いわゆる繰り返し表示を行わせる。
この際、設定選択処理は主基板700上で行われる。そのため従来のように、中央表示基板400から主基板700へ信号を伝達するケーブルを用いてないので、このケーブルへの不正を防止することができる。
【0053】
次に、管理者が設定表示素子CTに所望の数値を表示させた状態で、操作部104cに設けられているスタートレバーSTをオン操作すると(ステップS104)、主基板700中の上記マイクロプロセッサが、その数値に対応している出玉率を内部設定する。
【0054】
次に、管理者が設定スイッチBOをオフ操作、すなわち上述の鍵を反時計回り方向へ回して戻すと(ステップS105)、主基板700中のマイクロプロセッサが上述の内部設定した出玉率を確定すると共に、設定変更モードを終了する。
【0055】
そして、管理者が上述の鍵を設定スイッチBOの鍵穴から抜いて、フロントドア101を筐体102側へ施錠することによって、上述の確定した出玉率でスロットマシンゲームを行うことを可能にする。
【0056】
上述したように本発明によると、設定切替えボタンCSが主基板700上に直付けされているため、従来方式での設定選択信号を主基板700に伝達するケーブルが不要になるので、構造がシンプルになると共に、当該ケーブルを針金等の治具でショートさせるような不正行為を確実に防止することができる。また、前記設定切替えボタンCSが、主基板700を支持する強度が高い隅に配置されていることから、設定切替えボタンCSの操作による主基板700の破損を防ぐことができる。
さらに、該主基板700が筐体奥側に配置されていることから、遊技場の係員等に発見されないようにフロントドアを僅かに開けた状態で設定切替を不正に操作することは極めて困難となる
【0057】
なお本実施形態において、例えば図6を参照するとき、少なくともケースカバー902の開口部910をその上部から覆うカバー部材を別途設けることができる。その場合、当該カバー部材は、収納ケース900と同様の硬質プラスチック等から構成することができる。このようにすることで、設定切替えボタンCSを露出している開口部910を確実にカバーし、不正行為者が設定切替えボタンCSと開口部910との間の僅かな隙間から針金等の治具を挿入して不正を働こうとすることを、確実に防止することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明の回胴式遊技機によれば、設定切替えボタンが回胴式遊技機の筐体の上部に配置された主基板に直付け設置されると共に、電源スイッチ及び設定スイッチが筐体の下部に配置された電源装置基板に設けられているので、たとえ不正行為者が、遊技場の係員等に発見されないようにフロントドアを僅かに開けた状態で設定切替えボタン、電源スイッチ及び設定スイッチを不正に操作して出玉率設定条件を不正に変更しようとしても、筐体の上部及び下部の両方から不正器具を挿入しなければならないので、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
また、設定表示素子がフロントドアの裏面上下方向の中央に取り付けられた中央表示基板に設けられているので、フロントドアを裏面が見えるほど大きく開けなければ設定表示素子に表示された数値を確認することができないので、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
従って、不正行為者からの不正行為をより確実に排除し得る回胴式遊技機が実現する。
また、設定切替えボタンが主基板に直付けされることにより、従来方式での設定切替えボタンを主基板側に接続するためのケーブルが不要となり、構造がシンプルになる。
【0059】
また、請求項2記載の発明の回胴式遊技機によれば、設定切替えボタンが回胴式遊技機の筐体上部のフロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されると共に、電源スイッチ及び設定スイッチが筐体の下部のフロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されているので、不正行為者は、設定切替えボタン、設定スイッチ及び電源スイッチを不正に操作して出玉率設定条件を不正に変更する場合には、筐体のフロントドアが取り付けられた側部という狭い隙間から不正器具を挿入しなければならないので、出玉率設定条件の不正変更が極めて困難となる。
さらに、請求項3記載の発明の回胴式遊技機によれば、設定切替えボタンが主基板の隅部に配置され、収納ケースには、主基板を支持する多数のリブが主基板の外周に沿って設けられ、リブが交差する隅部には、主基板の設定切替えボタンが配置されているので、設定切替えボタンを操作する際の押圧力を、例えば主基板の中央部などではなく、当該主基板の隅部で受けることができるので、主基板の中央部に応力が集中するような不都合を確実に回避できると共に、収納ケースにおいて主基板の裏面を担持しているリブや、通常は隅部に配置されるネジ止め用ボス部等により、上記押圧力に対抗する適切な反力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの外観構造を概略的に表した平面図である。
【図2】図1に示したスロットマシンの斜視図である。
【図3】図1に示したスロットマシンの内部構造を概略的に表した平面図である。
【図4】図1ないし図3に示したスロットマシンに内蔵される主基板の全体を概念的に表した平面図である。
【図5】(a)設定切替えボタンの斜視図である。
(b)設定切替えボタンの正面図である。
(c)設定切替えボタンの下面図である。
【図6】主基板、及びその収納ケースを表した斜視図である。
【図7】図6に示した主基板及び収納ケースの隅部及びその近傍を概念的に表した平面図である。
【図8】図6に示したケースベースの隅部及びその近傍を概略的に表した平面図である。
【図9】図8の矢印VIII−VIII線に沿った、収納ケースの隅部及びその近傍を概略的に表す側面断面図である。
【図10】図1ないし図3に示したスロットマシンに設けられている制御システムの構成を表したブロック図である。
【図11】出玉率を設定変更する際の操作手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
50…接続用突起
51…ハンダ部
100…スロットマシン(回胴式遊技機)
102…筐体
700…主基板
900…収納ケース
901…ケースベース
902…ケースカバー
910…開口部
BO…設定スイッチ
CS…設定切替えボタン
Co…隅部
Claims (3)
- フロントドアと前記フロントドアが開閉可能に取り付けられた筐体とを備え、出玉率の設定変更機能を有する回胴式遊技機であって、
前記筐体の上部に配置されて前記回胴式遊技機の動作を制御する主基板と、
前記主基板に直付け設置され、前記出玉率の設定変更を行う際に設定の選択を行う設定切替えボタンと、
前記筐体の下部に配置された電源装置基板に設けられた電源スイッチと、
前記電源装置基板に設けられ、前記出玉率の設定変更を行う際に操作される設定スイッチと、
前記フロントドアの裏面上下方向の中央に取り付けられた中央表示基板に設けられ、数字のセグメント表示を行う設定表示素子と、
ゲームの開始を指示するためのスタートレバーとを備え、
前記主基板は、
前記電源スイッチがオフ操作された後、前記電源スイッチがオフの状態において、前記設定スイッチがオン操作されることにより設定変更モードに切り替え、
前記電源スイッチがオン操作された後、前記設定切替えボタンのオン操作に応じて変更させた数値を前記設定表示素子に表示させ、
前記設定表示素子に所定の数値を表示させた状態において、前記スタートレバーがオン操作されることにより前記所定の数値に対応した前記出玉率を内部設定し、
前記設定スイッチがオフ操作されることにより内部設定した前記出玉率を確定すると共に、前記設定変更モードを終了する
ことを特徴とする回胴式遊技機。 - 前記設定切替えボタンが前記筐体の上部において、前記フロントドアが取り付けられた側部近傍に配置され、
前記電源スイッチ及び前記設定スイッチが前記筐体の下部において、前記フロントドアが取り付けられた側部近傍に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。 - 前記設定切替えボタンが前記主基板の隅部に配置されていると共に、
前記主基板が収納ケースに収納され、
前記収納ケースには、前記主基板を支持する多数のリブが前記主基板の外周に沿って設けられ、
前記リブが交差する隅部には、前記主基板の前記設定切替えボタンが配置されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回胴式遊技機。
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