JP4508760B2 - 立ち上がり補助椅子 - Google Patents

立ち上がり補助椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP4508760B2
JP4508760B2 JP2004216511A JP2004216511A JP4508760B2 JP 4508760 B2 JP4508760 B2 JP 4508760B2 JP 2004216511 A JP2004216511 A JP 2004216511A JP 2004216511 A JP2004216511 A JP 2004216511A JP 4508760 B2 JP4508760 B2 JP 4508760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
seat
rotatably connected
base
armrest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004216511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006034469A (ja
Inventor
渉 大野
光弘 荒
智子 滝安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP2004216511A priority Critical patent/JP4508760B2/ja
Publication of JP2006034469A publication Critical patent/JP2006034469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508760B2 publication Critical patent/JP4508760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

本発明は、座部を椅子前方に傾斜させながら昇降させるとともにアームレストを水平に昇降させることができる構造が簡単でコンパクトな立ち上がり補助椅子に関する。
起立動作を補助するための立ち上がり補助椅子としては、座部が前傾しながら昇降するものが知られている。立ち上がり補助椅子は、一般に立ち上がり時に着座者が手をつくためのアームレストを備えており、このアームレストは座部に連結されている場合が多い。しかしながら、このように座部に連結されたアームレストは、アームレスト自身が座部の動作に合わせて前傾するために、立ち上がる際に傾斜したアームレストに手をつくことになり、力が入り難く、また滑り易くて危険が伴う。
このような立ち上がり補助椅子に関する先行技術として、例えば特開2002−65391号公報が挙げられる。図18は上記先行技術を示す要部断面側面図である。この立ち上がり補助椅子は、クッション101を張った背もたれ部102と、この背もたれ部102と固着され、着座者の両脇を支える左右側面板105とを有する。
左右側面板105相互間には固定側前方座面106と、臀部に位置して前傾斜しながら上昇且つ前進する運動側後方座面107とが設けられている。左右側面板105の上部には肘掛部支持母材110を介して肘掛部111が設けられている。
運動側後方座面107の下部には固定側前方座面106側に傾斜面114を有する後方座面支持母材115が配置されており、一端をこの後方座面支持母材115の前方上部に枢支され他端を左右側面板105間に固着された固定盤116の第1リンク回転支持軸117に枢支された後方座面運動用第1リンク118と、一端を後方座面支持母材115の後方下部に枢支され他端を左右側面板105間に固着された固定盤116の第2リンク回転支持軸119に枢支された後方座面運動用第2リンク120とが設けられている。
肘掛部支持母材110は後方座面運動用第1リンク118を挿通した肘掛機動基準軸121の端部をその前方下部で枢支しており、左右側面板105の内側壁面に固定された第3リンク回転支持軸122を支点にして回動する肘掛運動用第3リンク123を肘掛部支持母材110の後方下部で枢支している。
また肘掛機動基準軸121が回動する回転軌跡上に当たる箇所に誘導孔124が形成されている。一端を左右側面板105間の背もたれ部102側下部に渡された固定桟126にモータアクチュエータ125本体を枢動自在に固定し、その他端が後方座面運動用第1リンク118間に渡された支持軸127の中央の作動ロッド128の先端に枢動自在に固定されている。
このような構成の立ち上がり補助椅子は、作動ロッド128が伸長作動して後方座面運動用第1リンク118を矢印A方向に、後方座面運動用第2リンク120を矢印B方向に回転し、後方座面運動用第1リンク118の回転軌跡と後方座面運動用第2リンク120の回転軌跡とが異なるので、後方座面107は矢印C方向へ前傾斜しながら上昇且つ前進する。一方、肘掛運動用第3リンク123が矢印D方向へ回転され、後方座面運動用第1リンク118と肘掛運動用第3リンク123とが平行リンク機構を形成しているので、肘掛機動基準軸121の端部を嵌着している肘掛部111は姿勢を変更することなく矢印E方向へ上昇且つ前進する(特許文献1、段落0005乃至0007、図2等)。
特開2002−65391号公報
しかしながら上記先行技術におけるアームレスト水平昇降機構は、部品単数が多く、剛性を確保しにくいという問題点がある。また上記先行技術は、異平行リンク(118、120)を使用してはじめて成立する機構であるため、リフト量を多く取るためにはリンクを長くする必要があり、広いスペースが必要になる等、設計上の制約が大きいという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、座部を前傾昇降させると共にアームレストを水平昇降させることができ、構造が簡単で、かつ座部の昇降量を大きく取ることができる立ち上がり補助椅子を提供することを目的とする。
本願第1発明に係る立ち上がり補助椅子は、基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結された第2リンクと、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第3リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有することを特徴とする。
本発明において、前記アームレストは、前記第4リンクに脱着可能に固定されていることが好ましい。
本願第2発明に係る立ち上がり補助椅子は、基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結された第2リンクと、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第3リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有するものであることを特徴とする
また、本願第3発明に係る立ち上がり補助椅子は、基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結され、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に且つ座部の前後方向に移動可能に係合した第2リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有するものであることを特徴とする。
本発明において、前記座部がバックレストを有し、バックレストのリクライニング機構を設けることが好ましい。
また本発明において、前記座部がフットレストを有し、このフットレストを前記バックレストのリクライニング機構と連動させることが好ましい。
本発明において、第1リンク機構における第1リンクと第2リンクとの連結位置、レールの傾斜角度、第3リンク上端部と前記座部の後方部分との連結位置及び第3リンク下端部と前記第2リンクの上端部との連結位置のうち少なくとも1つを変更可能に設けることが好ましい。
また本発明において、前記基台の底面にキャスタ又は高さ調整用のアジャスタを設けることが好ましい。
本願第発明に係る立ち上がり補助椅子は、基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結され、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に且つ座部の前後方向に移動可能に係合した第2リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの前記座部との連結部の下方に回転可能に連結された第5リンクとを有することを特徴とする。
本発明の立ち上がり補助椅子によれば、座部を斜め前方へ傾斜させながら昇降させることができ、しかもアームレストを平行状態を保持したまま昇降させることができる。従って、使用者はアームレストに手をかけて容易に立ち上がることができる。また、第1リンク機構と第2リンク機構とを設けたことにより、部品点数が低減し、剛性を確保し易くなる。
本願の請求項2に係る立ち上がり補助椅子によれば、アームレストを第4リンクに脱着可能に固定したので、搬入又は搬出性が向上する。
本願の請求項3に係る立ち上がり補助椅子によれば、第2リンク機構をアームレストが装着されると共に1端部が第2リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が第1リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有するものとしたので、上記発明と同様、部品点数が低減し、剛性を確保し易くなる。
本願の請求項4に係る立ち上がり補助椅子によれば、座部がバックレストを有し、このバックレストのリクライニング機能を設けたので、使用者は必要に応じてリクライニング機能を使用して休息することができる。
また本願の請求項5に係る立ち上がり補助椅子によれば、座部がフットレストを有し、このフットレストを前記バックレストのリクライニング機能と連動させたので、使用者は立ち上がり補助椅子を必要に応じて容易に寝台状に変形させ、寝台として使用することができる。
本願の請求項6に係る立ち上がり補助椅子によれば、第1リンク機構における第1リンクと第2リンクとの連結位置、レールの傾斜角度、第3リンク上端部と前記座部の後方部分との連結位置及び第3リンク下端部と前記第2リンクの上端部との連結位置のうち少なくとも1つを変更可能に設けたので、座部等の昇降幅を調整、変更することができる。
本願の請求項7に係る立ち上がり補助椅子によれば、基台の底面にキャスタ又は高さ調整用のアジャスタを設けたので、搬送性を向させ又は基台の水平調整が可能となる。
本願の請求項8に係る立ち上がり補助椅子によれば、第1リンク機構を、基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結され、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に且つ座部の前後方向に移動可能に係合した第2リンクとを有するものとしたので、第3リンクが不要となってリンク機構をより簡素化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)及び(c)は本発明の第1実施形態に係る立ち上がり補助椅子の機構説明図であり、図1(a)は座部が通常位置の状態を示す側面図、図1(b)は座部が途中まで持ち上げられた状態を示す側面図、図1(c)は、座部が最高位置まで持ち上げられた状態を示す側面図である。また、図2(a)、(b)及び(c)は夫々図1(a)、(b)及び(c)に対応する図であって、夫々第4リンク7及び第5リンク8を省略し、第1リンク機構を分かり易くしたものである。
この立ち上がり補助椅子は基台1と、座部3と、前記基台1に対して前記座部3を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレスト20と、このアームレスト20を前記座部3の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台1の後方部分に対して前記座部3の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータ12とから主として構成されている。
図2(a)において、基台1は水平に配置された平板状の基台底板1aと、この基台底板1a上に前後1対の縦部材1bを介して基台底板1aに平行に配置された板材からなる基台本体1cとで構成されている。
基台本体1cの後方部分には前方に傾斜するようにこの基台本体1cよりも短いレール部材5が固定されている。
一方、基台1とは着座者が着座するのに好適な所定間隔だけ隔てた上方に座部3が配置されており、座部3の裏面には、その後部側端に座部3よりも僅かに短い固定リンク9の一端が固定されており、この固定リンク9の他方端は固定部材10a及び10bを介して座部3の前方側裏面とは所定の間隔を保つように座部3の前方裏面に固定されている。これによって、座部3の裏面と固定リンク9と固定部材10a及び10bとで前記座部3の裏面と固定リンク9とのなす角度が鋭角となるような三角形のブロックが形成されている。この三角形のブロックを形成する各部材相互間は、例えばボルトナットによって固着されている。
固定リンク9の前方側端部に第1リンク2の上端部が枢軸17aを介して回転可能に連結されており、この第1リンク2の下端部は基台本体1cに固定されたレール部材5に回転可能且つレール部材5の長さ方向に移動可能に係合されている。
第1リンク2とは夫々その中間部の枢軸11(図1(b)又は図1(c)参照)を介して回転可能に第2リンク4が設けられており、この第2リンク4の下方端は、基台1の前方側の縦部材1bに枢軸17bを介して回転可能に連結されている。
第2リンク4の上端部の突出部4aには第3リンク6の下端部が枢軸17cを介して回転可能に連結されており、第3リンク6の上端部は、座部3の裏面に固着された固定リンク9の後方側端に枢軸17dを介して回転可能に連結されている。このようなレール部材5、第1リンク2、第2リンク4及び第3リンク6とで第1リンク機構が形成されている。
図1(a)において、第1リンク2の上端部に枢軸17eを介して第4リンク7の一端が回転可能に連結されており、この第4リンク7の他端には枢軸17fを介して第5リンク8の一端が回転可能に連結されている。また、第5リンク8の他方端は第2リンク4の第3リンク6との連結部よりも下方に枢軸17gを介して回転可能に連結されている。このような第4リンク7と第5リンク8とで第2リンク機構が形成されている。第4リンク7はほぼ水平を保つように設けられており、この第4リンク7に図中透明に表されたアームレスト20が取り付けられている。
アームレスト20は、上辺と下辺とが平行で、上辺が下辺よりも僅かに前方に突出した平行四辺形状をしており、その下辺は第5リンク8よりも僅かに下方に位置し、上辺は座部3に座った着座者がその上辺に自然に腕を置くことができる程度の間隔で座部3の着座面よりも上部に位置する。
第4リンク7にはその前後方向に間隔を隔てて1対のアームレスト取付部材23が固定されており、このアームレスト取付部材23とアームレスト20とは例えばボルトによって着脱自在に固定されている。
基台1の後方側の縦部材1bは左右一対設けられており、この縦部材1bを相互に連結する機材フレーム13(後述する図4参照)にアクチュエータ12の固定側端が固定されている。アクチュエータ12の可動ロッド12aは左右両側の固定リンク9の前方側端を相互に連結する連結部材14に突出片15を介して回転可能に連結されている(後述する図4参照)。突出片15と連結部材14との連結部も回転可能となっている。
座部3の後方端には、この座部3の長さよりも長く、後方斜め上方に向かって延びるバックレスト21が取り付けられている。
図3は、図1(a)のリンク機構を示す拡大図、図4は図3の斜視図、図5は図3の別角度からの斜視図である。
図3において、基台1は水平に配置された平板状の基台底板1aと、この基台底板1a上に前後1対の縦部材1bを介して基台底板1aに平行に配置された板材からなる基台本体1cとで構成されている。
基台本体1cの後方部分には前方に傾斜するようにこの基台本体1cよりも短いレール部材5が固定されている。図示省略された座部3の裏面に固定された固定リンク9の前方側端に第1リンク2の上端部が枢軸17aによって回転可能に連結されており、この第1リンク2の下端部は基台本体1cに固定されたレール部材5に回転可能且つレール部材5の長さ方向に移動可能に係合されている。
第1リンク2とはその中間部の枢軸11を介して回転可能に第2リンク4が設けられており、この第2リンク4の下方端は、基台1の前方側の縦部材1bに枢軸17bを介して回転可能に連結されている。
第2リンク4の上端部の突出部4aには第3リンク6の下端部が枢軸17cを介して回転可能に連結されており、第3リンク6の上端部は固定リンク9の後方側端に枢軸17dを介して回転可能に連結されている。
第1リンク2の上端部の吐出部2aに枢軸17eを介して第4リンク7の一端が回転可能に連結されており、この第4リンク7の他端に枢軸17fを介して第5リンク8の上端部が回転可能に連結され、第5リンク8の下端部は枢軸17gを介して第2リンク4の第3リンク6との連結部よりも下方に連結されている。このようなリンク機構によって第4リンク7はほぼ水平を保つようになっている。
図4及び図5において、基台1の後方側の縦部材1bは左右一対設けられており、この縦部材1bを相互に連結する機材フレーム13にアクチュエータ12の固定側端が固定されている。アクチュエータ12の可動ロッド12aは左右両側の固定リンク9の前方側端を相互に連結する連結部材14に突出片15を介して回転可能に連結されている。突出片15と連結部材14との連結部も回転可能となっている。
第2リンク4は第1リンク2よりも内側に位置し、第1リンク2と第5リンク8とは同一平面上に配置されている。アームレスト受けとしての第4リンク7は第1リンク2よりも外側に配置されている。
以下、このように構成された本実施形態に係る立ち上がり補助椅子の動作について説明する。図1(b)及び図2(b)は夫々座部が途中まで持ち上げられた状態の立ち上がり補助椅子を示す側面図であり、図6は、図1(b)のリンク装置を示す図、図7は図6の斜視図である。
図1(b)、図2(b)、図6及び図7において、電動アクチュエータ12を駆動するモータ18(図2(b)参照)の起動スイッチ(図示省略)がONされると、電動アクチュエータ12の可動ロッド12aが進出し、これによって、連結部材14が持ち上げられ、基台1の基台本体1cと第4リンク7との間隔が図1(a)及び図2(a)の場合に比べて大きくなる。このとき、第1リンク2の上端部の上昇に伴い、第4リンク7が上昇し、第5リンク8が鉛直線に沿うように立ち上がる。このように第5リンク8が立ち上がることによって、第4リンク7の後方側端部が前方側端部に同期して上昇するようになり、第4リンク7及びこれに固定されたアームレスト20の水平が保たれる。
図1(c)及び図2(c)は電動アクチュエータ12の可動ロッド12aが更に進出し、座部3を斜め前方に上昇させ、着座者がまさに立ち上がろうとする際の立ち上がり補助椅子の状態を示す説明図であり、図8は図1(c)のリンク機構を示す図、図9は図8の斜視図である。
図1(c)、図2(c)、図8及び図9において、基台1上に形成されたリンク機構は図3乃至図7と同様である。電動アクチュエータ12の可動ロッド12aがほぼ100%進出すると、第1リンク2の上端部相互間に架設された連結部材14(図9参照)が上止点まで押し上げられ、第2リンク4の上端部と第1リンク2の上端部の間隔が狭くなり、これに伴って固定リンク9の椅子後部側が第3リンク6によって押し上げられ、座部3が斜め前方に傾斜しながら上昇する。
このとき、第5リンク8は図1(a)の通常位置に比べて椅子後部側に傾斜し(図8参照)、これによって第4リンク7の後方端が前方端に同期して上昇する。従って、第4リンク7に固定されたアームレスト20(図示種略)は前傾することなく水平状態を保ったまま斜め前方に上昇し、着座者はお尻が前方に持ち上げられると共に水平状態を保ったままのアームレスト20に手を置いて容易に立ち上がることができる。
本実施形態によれば、第1リンク機構は、基台の後方部分に前方に傾斜して設けられたレール5と、上端部が座部3の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レール5に回転可能に且つレール5に沿って移動可能に係合した第1リンク2と、この第1リンク2にその中間部で回転可能に連結され下端部が前記基台1の前方部分に回転可能に連結された第2リンク4と、上端部が前記座部3の後方部分に回転可能に連結され下端部が前記第2リンク4の上端部に回転可能に連結された第3リンク6とを有し、第2リンク機構がアームレスト20が装着されると共に1端部が第1リンク2の上端部に回転可能に連結された第4リンク7と、上端部が前記第4リンク7の他端部に回転可能に連結され下端部が前記第2リンク4の上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有することにより、装置全体としての剛性を確保することができ、比較的簡単な構造で、移動幅を大きく取って座部3を斜め前方に傾斜させながら上昇させることができる。従って、設計的制約が少ない。
また、上記リンク機構により、第4リンク7が水平状態を保ったまま上昇又は下降することができるので、第4リンク7に固定されたアームレスト20は座部3のように前傾することなく、ほぼ水平に昇降することができ。これによって立ち上がろうとする着座者はアームレストに手をついて身体を支えながら容易に立ち上がることができる。
図10乃至図12は本発明の第2実施形態に係る立ち上がり補助椅子を示す説明図である。この立ち上がり補助椅子は第1実施形態の立ち上がり補助椅子にフットレスト29を設けるとともにバックレスト21のリクライニング機構を設け、フットレスト29と連動させたものである。
図10は、通常状態(着座状態)を示す側面図、図11はリクライニング機構を動作させた状態を示す側面図、図12は、座部を前方に傾斜させながら上昇させる状態を示す側面図である。
図10において、バックレスト21はこのバックレスト21と座部3との交点である軸24を介して回転可能に設置されている。また、座部3の前端部には、フットレスト29が取付リンク30を介して回転可能に設けられている。
図11及び図12において、背用アクチュエータ16が固定リンク9の長さ方向に沿って固定されており、その可動ロッド16aの先端部はバックレスト21の下部に一端が連結された第6リンク25の他方端側に枢軸22aを介して回転可能に連結されている。また、第6リンク25の枢軸22aよりも先端部側に枢軸22bを介して第7リンク26の一端が回転可能に連結されており、この第7リンク26の他端には枢軸22cを介して屈曲した第8リンク27の一端が回転可能に連結されている。また第8リンク27の他端には枢軸22dを介して第9リンク28の一端が回転可能に連結されており、この第9リンク28の他端には枢軸22eを介してフットレスト29の裏面が回転可能に連結されている。
このように、バックレスト21の下部に連結された第6リンク25と、座部3の下方に配置され、前記第6リンク25の端部とフットレスト29の裏面とを連結する第7リンク26、第8リンク27、第9リンク28とで、バックレスト21のリクライニング機構及びフットレスト29の昇降機構が連動するように形成されている。
次に、このような構成の第2実施形態に係る立ち上がり補助椅子の動作を説明する。
通常状態において、背用アクチュエータ16(図12参照)の可動ロッド16aが進出すると、バックレスト21が座部3に対して起きあがり、背用アクチュエータ16の可動ロッド16aが退入すると座部3に対してバックレスト21が倒れるようになっている。
図11及び図12において、背用アクチュエータ16の可動ロッド16aが退入するとバックレスト21の下部に連結された第6リンク25の枢軸22bが椅子前方側に引っ張られ、これによってバックレスト21が後方に倒れるように回動する。このとき、第6リンク25に枢軸22bを介して連結された第7リンク26が図11中左側に引っ張られ、座部3の裏面に一部が枢着された第8リンク27を回動させ、その左側端を上昇させる。第8リンク27の左側端の上昇に伴って第9リンク28が図11中左方向へ押出され、これによってフットレスト29が座部3と同一平面まで持ち上げられる。これによって、バックレスト21と座部3及びフットレスト29が平面状に並び寝台状態を形成する。
本実施形態における座部及びアームレストの昇降機構の構成は第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏するので、同様の符号を付して説明を省略する。
本実施形態によれば、座部3がバックレスト21及びフットレスト29を有し、バックレストのリクライニング機構を設けてこのリクライニング機構とフットレスト29とを連動させたことにより、着座者は必要に応じてバックレスト21及びフットレスト29を回動させて寝台状にして休息することができる。
本実施形態において、バックレスト21及びフットレスト29が定常位置にある場合だけ立ち上がり動作を可能にするような制動をかけておくことが好ましい。
図13は、本発明の第3実施形態に係る立ち上がり補助椅子を示す説明図である。この立ち上がり補助椅子は第1実施形態における電動アクチュエータ12を第1リンク2と第2リンク4の先端部相互間に掛け渡すように配置したものである。
次に、このような構成の本実施形態の立ち上がり補助椅子の動作について説明する。電動アクチュエータ12を起動させ、可動ロッド12aを退入させると第2リンク4と第1リンク2との上端部相互間の間隔が狭まり、これによって第1リンク2と第2リンク4の上端部が上昇し、座部3が持ち上げられる。このとき、第3リンク6の作用によって座部3の後方側が前方側よりも上昇し、座部3が前方に傾斜しながら上昇する。
第4リンク7は上述した第1実施形態と同様、ほぼ水平を保っているので、アームレスト20は水平状態を保ったまま上昇する。
一方、可動ロッド12aを進出させると第2リンク4と第1リンク2との上端部相互間の間隔が広がり、第1リンク2と第2リンク4の上端部が共に下降する。このとき座部3は、第3リンク6の作用を受けて前傾状態を元の状態に戻しながら下降する。アームレスト20は水平状態を保ったまま下降する。
本実施形態において、上述した部分以外の構成は第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏するので、同様の符号を付して説明を省略する。
本実施形態によれば、電動アクチュエータ12を第2リンク4と第1リンク2の先端部相互間に掛け渡すように配置したことにより、第1実施形態と同様、比較的簡単な構造で、移動幅を大きく取って座部3を斜め前方に傾斜させながら上昇させると共にアームレスト20を水平状態を保持したまま上昇させることができるので、着座者はアームレスト20に手をついて支えながら無理なく容易に立ち上がることができる。
なお、椅子の昇降の軌道はリンクによって規制されるので、駆動源としてのアクチュエータの取付位置には自由度がある。従って本実施形態のように電動アクチュエータ12を第1及び第2リンク部材2、4の先端部の相互間に設けることができる。
図14は本発明の第4実施形態を示す側面図である。この立ち上がり補助椅子は第1実施形態における第5リンク8の取付位置を変更したものである。即ち、第5リンク8の上端部を枢軸17fを介して第4リンク7の椅子前部側に連結し、下端部を第1リンク2の第2リンク4との連結部よりも上部側に枢軸17gを介して回転可能に取り付け、前記第4リンク7の椅子後部側を第2リンク4の第1リンク2との連結部よりも上部側に枢軸17eを介して回転可能に取り付けたものである。
以下、このような構成の本実施形態の立ち上がり補助椅子の動作を説明する。電動アクチュエータ12を起動させ、可動ロッド12aを進出させると第1リンク2と第2リンク4の上端部が上昇し、座部3が持ち上げられる。このとき、第3リンク6の作用によって座部3の後方側が前方側よりも上昇し、座部3が前方に傾斜しながら上昇する。
第2リンク4の上端部に連結された第4リンク7は第2リンク4の作用によって上昇するが、第4リンク7の前方側端部が第5リンク8によって第1リンク2の上端部に回転可能に連結されているので、第4リンク7の前方側端部は後方側端部に同期して上昇する。従って、第4リンク7に固定されたアームレスト20は水平状態を保ったまま上昇する。
一方、可動ロッド12aを退入させると第1リンク2と第2リンク4の上端部が共に下降する。このとき座部3は、第3リンク6の作用を受けて前傾状態を元の状態に戻しながら下降する。第4リンク7の前方側端部は、第5リンク8の作用を受け、後方側端部と同期して下降し、これによってアームレスト(図示省略)は水平状態を保ったまま下降する。
本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様、座部を斜め前方へ傾斜させながら昇降させることができ、アームレストを平行状態を保持したまま昇降させることができる。従って、使用者はアームレストに手をかけて容易に立ち上がることができる。
本実施形態において、第1リンク機構における第1リンク2と第2リンク4との連結孔19が複数設けられている。これによって、第1リンク2と第2リンク4との連結位置である枢軸11の位置を変更することができ、これによって座部3及びアームレストの昇降幅を調整することができる。
第1リンク機構におけるレール5の傾斜角度、第3リンク6上端部と座部3の後方部分との連結位置又は第3リンク6下端部と前記第2リンク4の上端部との連結位置を変更することによっても前記枢軸11の位置を変更させた場合と同様の効果が得られる。従って本実施形態においては、第1リンク機構における第1リンク2と第2リンク4との連結位置、レール5の傾斜角度、第3リンク6上端部と前記座部3の後方部分との連結位置及び第3リンク6下端部と前記第2リンク4の上端部との連結位置のうち少なくとも1つを変更可能に設けることが好ましい。
本実施形態において、上記した以外の構成は、上記第1実施形態と同様であり同様の作用効果を奏するので、同じ符号を付して説明を省略する。
図15は、本発明における第5実施形態に係る立ち上がり補助椅子の側面図である。この立ち上がり補助椅子は、基台1の基台底板1aの裏面にキャスタ31を設けたものであり、それ以外の構成は上記第1実施形態と同様であり同様の作用を奏するので、同じ符号を付して説明を省略する。
基台底板1aの裏面にキャスタ31を取り付けることにより、搬送性が向上し、高さ調整用のアジャスタ(図示省略)を設けることにより、基台の水平調整が可能となる。
本実施形態において、キャスタ31は基台底板1aの4隅に設けることもできるが、後ろ側2箇所のみに設け、前側2箇所には通常の車輪を設けてもよい。また、キャスタ31と基台底板1aの間に又は基台底面1aに直接、高さ調節用のアジャスタを設けることもできる。これによって、基台1の水平方向の調整が可能となる。
図16及び図17は、本発明の第6実施形態に係る立ち上がり補助椅子のリンク機構を示す側面図であり、図16は、座部(図示省略)が通常位置の状態を示す図、図17は座部が最高位置まで持ち上げられた状態を示す図である。
図16及び図17において、基台本体1cの後方部分には前方に傾斜するようにこの基台本体1cよりも短いレール部材5が固定されている。
一方、図示省略した座部3の裏面に固定された固定リンク9の前方側端に第1リンク2の上端部が枢軸17aを介して回転可能に連結されており、この第1リンク2の下端部は基台本体1cに固定されたレール部材5に回転可能且つレール部材5の長さ方向に移動可能に係合されている。
第1リンク2とはその中間部の枢軸11を介して回転可能に第2リンク4が設けられており、この第2リンク4の下方端は、基台1の前方側の縦部材1bに枢軸17bを介して回転可能に連結されている。
第2リンク4の上端部には突起33が設けられており、この突起33は、固定リンク9の後方端にその長さ方向に沿って設けられたスライド用長孔32に係止するように連結されている。これによって第2リンク4の上端部は固定リンク9の後方端に回転可能且つ平行移動可能に係止されている。
第1リンク2の上端部に枢軸17eを介して第4リンク7の一端が回転可能に連結されており、この第4リンク7の他端には枢軸17fを介して第5リンク8の一端が回転可能に連結されている。また、第5リンク8の他方端は第2リンク4の固定リンク9との連結部よりも下方に枢軸17gを介して回転可能に連結されている。このようなリンク機構によって第4リンク7はほぼ水平を保つように設けられている。
基台1の後方側の縦部材1bは第1実施例と同様、左右一対設けられており、この縦部材1bを相互に連結する機材フレームにアクチュエータ12の固定側端が固定されている。アクチュエータ12の可動ロッド12aは左右両側の固定リンク9の前方側端を相互に連結する連結部材に突出片15を介して回転可能に連結されている。突出片15と連結部材14との連結部も回転可能となっている。
即ち、本実施形態の立ち上がり補助椅子は、図3の第1実施形態に係る立ち上がり補助椅子における第1リンク機構の第3リンクをなくし、固定リンク9の後方部分にその長さ方向に沿ってスライド用長孔32を設け、このスライド用長孔32に係合する突起33を第2リンク4の上端部に設け、この突起33を固定リンク9のスライド用長孔32に係合するように組み立てたものである。
以下に、上記の如く構成された本実施形態の立ち上がり補助椅子の動作を説明する。
アクチュエータ12の可動ロッド12aが進出すると、第1リンク2の上端部が上方へ押し上げられ、これに伴ってこの第1リンク2とその中間部で回転可能に連結された第2リンク4の上端部の突起33が固定リンク9のスライド用長孔32内を図中斜め左下方向に平行移動して固定リンク9の後端部側を上昇させる(図17参照)。これによって、座部3(図示省略)は斜め前方に傾斜しながら上昇する。
上記以外の構成は、上記第1実施形態と同様であり同様の作用効果を奏するので、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態によれば、第3リンクを省略してリンク機構を簡素化しても、第1実施形態と同様、座部を斜め前方に傾斜させながら昇降させると共に、アームレストをほぼ水平に昇降させることができる。
座部を前傾させながら昇降させると共にアームレストを水平のまま昇降させることができ構造が簡単でコンパクトな本発明に係る立ち上がり補助椅子は病院をはじめとする施設、とくに介護施設において有用である。
本発明の第1実施形態に係る機構を説明する側面図であり、図1(a)は通常状態を示す図、図1(b)は座部が途中まで上昇した状態を示す図、図1(c)座部が最高位置まで上昇した状態を示す図である。 図1に対応する第2リンク機構を省略した図である。 図1(a)のリンク機構を示す図である。 図3の斜視図である。 図3の別の角度の斜視図である。 図1(b)のリンク機構を示す図である。 図6の斜視図である。 図1(c)のリンク機構を示す図である。 図8の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る立ち上がり補助椅子の側面図である。 図10のリクライニング機構を作動させた状態を示す側面図である 図10の立ち上がり補助椅子の座部を上昇させた状態を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る立ち上がり補助椅子の側面図である。 本発明の第4実施形態に係る立ち上がり補助椅子の側面図である。 本発明の第5実施形態に係る立ち上がり補助椅子の側面図である。 本発明の第6実施形態に係る立ち上がり補助椅子のリンク部分を示す側面図である。 本発明の第6実施形態に係る立ち上がり補助椅子のリンク部分を示す側面図である。 従来技術を示す側面図である。
符号の説明
1:基台
1a:基台底板
1b:縦部材
1c:基台本体
2:第1リンク
3:座部
4:第2リンク
4a:突出部
5:レール部材
6:第3リンク
6a:突出部
7:第4リンク
8:第5リンク
9:固定リンク
10a、10b:固定部材
11:枢軸
12:電動アクチュエータ
12a:可動ロッド
13:機材フレーム
14:連結部材
15:突出片
16:背用アクチュエータ
16a:可動ロッド
17a:枢軸
17b:枢軸
17c:枢軸
17d:枢軸
17e:枢軸
17f:枢軸
17g:枢軸
18:モータ
19:連結孔
20:アームレスト
21:バックレスト
22a:枢軸
22b:枢軸
22c:枢軸
22d:枢軸
22e:枢軸
23:アームレスト取付部材
24:軸
25:第6リンク部材
26:第7リンク部材
27:第8リンク部材
28:第9リンク部材
29:フットレスト
30:取付リンク
31:キャスタ
32:スライド用長孔
33:突起
101:クッション
102:背もたれ部
105:左右側面板
106:固定側前方座面
107:運動側後方座面
110:肘掛部支持母材
111:肘掛部
115:後方座面支持母材
118:第1リンク
120:第2リンク
123:第3リンク
125:モータアクチュエータ
128:作動ロッド

Claims (10)

  1. 基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結された第2リンクと、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第3リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有することを特徴とする立ち上がり補助椅子。
  2. 基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結され、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に且つ座部の前後方向に移動可能に係合した第2リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの前記座部との連結部の下方に回転可能に連結された第5リンクとを有することを特徴とする立ち上がり補助椅子。
  3. 前記アームレストは、前記第4リンクに脱着可能に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の立ち上がり補助椅子。
  4. 基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結された第2リンクと、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に連結され下端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第3リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有するものであることを特徴とす立ち上がり補助椅子。
  5. 基台と、座部と、前記基台に対して前記座部を上昇下降させる第1リンク機構と、アームレストと、前記アームレストを前記座部の上昇下降に整合させて上昇下降させる第2リンク機構と、前記基台の後方部分に対して前記座部の前方部分を進出させ又は引き込むアクチュエータと、を有し、前記第1リンク機構は、前記基台の後方部分に設けられたレールと、上端部が前記座部の前方部分に回転可能に連結され下端部が前記レールに回転可能に且つレールに沿って移動可能に係合した第1リンクと、この第1リンクにその中間部同士で回転可能に連結され下端部が前記基台の前方部分に回転可能に連結され、上端部が前記座部の後方部分に回転可能に且つ座部の前後方向に移動可能に係合した第2リンクと、を有し、前記第2リンク機構は、前記アームレストが装着されると共に1端部が前記第2リンクの上端部に回転可能に連結された第4リンクと、上端部が前記第4リンクの他端部に回転可能に連結され下端部が前記第1リンクの上端部に回転可能に連結された第5リンクとを有するものであることを特徴とする立ち上がり補助椅子。
  6. 前記座部がバックレストを有し、バックレストのリクライニング機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の立ち上がり補助椅子。
  7. 前記座部がフットレストを有し、このフットレストを前記バックレストのリクライニング機構と連動させたことを特徴とする請求項に記載の立ち上がり補助椅子。
  8. 前記基台の底面にキャスタ又は高さ調整用のアジャスタを設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の立ち上がり補助椅子。
  9. 前記第1リンク機構における第1リンクと第2リンクとの連結位置、前記基台の後方部分に設けられたレールの前記基台に対する傾斜角度、第3リンク上端部と前記座部の後方部分との連結位置及び第3リンク下端部と前記第2リンクの上端部との連結位置のうち少なくとも1つを変更可能に設けたことを特徴とする請求項1、請求項3乃至のいずれか1項に記載の立ち上がり補助椅子。
  10. 前記第1リンク機構における第1リンクと第2リンクとの連結位置又は前記基台の後方部分に設けられたレールの前記基台に対する傾斜角度を変更可能に設けたことを特徴とする請求項2乃至のいずれか1項に記載の立ち上がり補助椅子。
JP2004216511A 2004-07-23 2004-07-23 立ち上がり補助椅子 Expired - Fee Related JP4508760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004216511A JP4508760B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 立ち上がり補助椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004216511A JP4508760B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 立ち上がり補助椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006034469A JP2006034469A (ja) 2006-02-09
JP4508760B2 true JP4508760B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=35900108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004216511A Expired - Fee Related JP4508760B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 立ち上がり補助椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508760B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160888A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Paramount Bed Co Ltd 室内の医療又は介護設備へのコードレス電源装置
WO2013136580A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 株式会社亘陽 チェアベッド
JP5864693B1 (ja) * 2014-10-09 2016-02-17 李宛豫 折り畳み可能な脚載台
CN104306117B (zh) * 2014-10-30 2016-08-17 博奥颐和健康科学技术(北京)有限公司 一种具有起身功能的多功能座椅
JP6263496B2 (ja) * 2015-01-29 2018-01-17 フランスベッド株式会社 椅子
CN109124120B (zh) * 2018-11-02 2023-09-15 常州泽辉机械有限公司 一种助站式躺椅用铁架及其工作方法
CN116101413B (zh) * 2022-12-22 2024-06-21 浙江英洛华康复器材有限公司 折叠代步车

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065391A (ja) * 2000-08-25 2002-03-05 Hirosaki Sangyo Kaihatsu Center:Kk 立ち上がり補助装置付き椅子
JP2002136377A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Fujitaka Kogyo Kk 座椅子
JP2002336074A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Hikari Furniture Co Ltd 椅子用の座席面高さ調節装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032922U (ja) * 1983-08-12 1985-03-06 株式会社 福岡製作所 身体障害者等用の座椅子における昇降機構
JPH08257061A (ja) * 1995-03-15 1996-10-08 Senshu Nin 起立補助椅子
JPH09154773A (ja) * 1995-12-07 1997-06-17 Imasen Denki Seisakusho:Kk 自動昇降便座

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065391A (ja) * 2000-08-25 2002-03-05 Hirosaki Sangyo Kaihatsu Center:Kk 立ち上がり補助装置付き椅子
JP2002136377A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Fujitaka Kogyo Kk 座椅子
JP2002336074A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Hikari Furniture Co Ltd 椅子用の座席面高さ調節装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006034469A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101437374B1 (ko) 가변형 휠체어
CN106264926A (zh) 一种轮椅床
JP4923605B2 (ja) 電動車椅子
JP3547415B2 (ja) リクライニング式車椅子
JP4508760B2 (ja) 立ち上がり補助椅子
JP5666670B2 (ja) 補助機構付きチェアー
JP2000300611A (ja) 起立介助椅子
JP5370900B2 (ja) リクライニング式車いす
KR102418551B1 (ko) 스탠딩 기능을 포함한 휠체어
JP2009106692A (ja) 介護用椅子
JP2010022589A (ja) 起立補助装置
JP4187204B2 (ja) 姿勢制御式電動車椅子
JP6971648B2 (ja) 移乗支援装置
JP4521059B1 (ja) 着座部構造
JP4633453B2 (ja) 電動式立ち上がり補助機能付リラックス車イス
JP2005095490A (ja) 電動昇降椅子
JP7178840B2 (ja) 座部と背部との連動機構、及びストレッチャ
JP3088406B2 (ja) 椅子等の座部起動装置
JP2005124795A (ja) 肘掛け椅子
JP2011092446A (ja) 移動補助装置
KR102581667B1 (ko) 접이식 의료용 휠체어
JP6002395B2 (ja) 立ち上がり支援装置
CN215779249U (zh) 床椅装置
JP3624228B2 (ja) 立ち上がり補助装置付き椅子
JP2003079668A (ja) 起立補助座椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4508760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees