JP4508733B2 - 特定波長の電磁波による芳香発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光や赤外線を含む特定波長の電磁波を吸収して発熱する物質により、芳香剤を溶かして芳香させるようにした装置に関するものである。
電磁波を利用して芳香剤を芳香させるようにした技術については、特許文献1及び特許文献2に記載の発明が公知である。特許文献1に記載の発明は、支持体層(ベースフィルム層)の上に、香料含有層と、電磁波吸収性を有する物質層とを積層し、電磁波を照射することにより表層の電磁波吸収性を有する物質層に穿孔し、該穿孔を通じて下層の芳香剤の香料が発散できるようにし、芳香性を発現するようにしたものである。
一方、特許文献2の発明にあっては、携帯電話を使用している間に限り、発香と発光とを行うようにすることを目的としている。具体的な発香手段の構成は、検波回路に電気的に接続された抵抗よりなる発熱手段を設け、携帯電話の使用中に前記検波回路からの共振電流を発熱手段たる抵抗へ通電して熱を生じさせ、該熱により発香部材の気化を促進し、共振電流が流れている携帯電話の使用中に限り、発香を促進させるようにしている。
特開平11−147287号公報 特開2003−60738号公報
ところが、前記特許文献1の発明にあっては、電磁波は表層の電磁波吸収性を有する物質層に芳香剤が香りを発散できる孔を穿孔するだけであり、一旦穿孔した後は絶えず、当該穿孔を通じて芳香するようになる。従って、芳香剤は、芳香したり、芳香を停止したり等のコントロールが行われることなく、勝手に消費されてしまい、芳香が必要でないときであっても無駄な芳香が進行するという問題があった。
また特許文献2の発明にあっては、携帯電話の通信時などに共振電流を発生させて検波回路に連接された抵抗よりなる発熱手段に熱を発生させ、この熱によって発香部材の気化を促進させるものである。この場合の電磁波は、携帯電話への信号を入出力する通信のためのものであって、電磁波自体によって発香作用を制御するものではない。そのため、電磁波の周波数を変更することにより、発香する発香材料を選択して任意の発香を得るなどの利用ができず、一旦発香部材装着した後は、一定の香りしか楽しめないという欠点があった。
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、電磁波の波長を特定することより、当該特定の波長に反応する芳香剤による発香を行うことで、任意の種類の発香が楽しめるようにした技術を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、特定の色の光を吸収して発熱する発熱物質を混合し、発光ダイオードが出力する光で発熱物質を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって異なる色の光で発熱する発熱物質が混合され、異なる色の光を出力する複数の発光ダイオードを設けたことを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置である。
本発明が採用した請求項2の手段は、加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、発熱物質として電磁誘導加熱成分を混合し、誘導加熱コイルに電流を流して発生する電磁波によって電磁誘導加熱成分を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって発熱する電磁波の波長が異なる電磁誘導加熱成分が混合され、芳香剤ごとに異なる波長の電磁波を発生する誘導加熱コイルを設けたことを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置である。
また本発明が採用した請求項3の手段は、加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、発熱物質として電磁誘導加熱成分を混合し、誘導加熱コイルに電流を流して発生する電磁波によって電磁誘導加熱成分を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって発熱する電磁波の波長が異なる電磁誘導加熱成分が混合され、前記誘導加熱コイルは異なる波長の電磁波を発生できるものであることを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置である。
また請求項4で示すように、芳香剤へ送風するファンを備え、当該ファンは芳香剤を加熱する電磁波によって起動するものとしてもよい。特定波長の電磁波を検知すると、ファンが駆動し、芳香剤へ空気を送風して発香させている。
更に、請求項で示すように、芳香剤を開閉蓋付きの容器に収容し、当該開閉蓋は芳香剤を加熱する電磁波によって開動作するものとしてもよい。
請求項の発明にあっては、発光ダイオードを複数準備し、光の色を変更することで、異なった種類の芳香剤を発香させることが可能である、例えば、赤色の光を照射したときには、赤色の光の波長に反応する発熱物質によりバラの香りの芳香剤を発香させるようにし、青色の光を照射したときには、青色の光の波長に反応する発熱物質によりマリンの香りの芳香剤を発香させるようにする等の使用態様が可能となる。このように、光の色を選択することで、特定の芳香剤を発香させる等の使用ができ、その応用範囲は極めて広くなる。
請求項2,3の発明にあっては、誘導加熱コイルで異なる波長の電磁波を発生させ、芳香剤に混合した電磁誘導加熱成分を、誘導加熱コイルで発生する電磁波の波長に応じて発熱するように設定しておけば、隣位の電磁誘導加熱成分に発熱作用を発生させることがなく、発生させる香りの特定が可能である。
更に、請求項の発明では、電磁波を検知するとファンが駆動し、芳香剤へ空気を送風して発香させている。更にまた、請求項では、特定波長の電磁波を検知すると、容器の開閉蓋が開操作され、容器内の芳香剤から香りが発散されるようになる。
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は本発明の第1の実施の形態に係るものである。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、上面側が開口された三つの透明な容器1,2,3を準備し、該容器1〜3内にそれぞれ特定の波長の電磁波(光,赤外線,電波,X線など)を吸収して発熱する物質と、芳香剤とを混合して収容している。特定の波長の電磁波を吸収して発熱する物質としては、特定の色の光を吸収すると発熱する材料がある。例えば、赤色の光を吸収して発熱する材料としては、CoO・nSnO2 、CaO・nAl2 O3 があり、図1では容器1に入れられている。また青色の光を吸収して発熱する材料としては、セレン,カドミウムのジルコン固溶体があり、図1では容器2に入れられている。更に、緑色の光を吸収して発熱する材料としては、セレン化カドミウム(CdSe)とリン酸コバルトの混合物等があり、図1では容器3に入れられている。
一方、容器1には、バラの香りの芳香剤が、前記赤色の光を吸収して発熱するCoO・nSnO2 等の発熱物質と混合して入れられている。また容器2には、マリンの香りの芳香剤が、前記青色の光を吸収するセレン,カドミウムの固溶体等の発熱物質と混合して入れられている。更に、容器3には、ペパーミントの香りの芳香剤が、前記緑色の光を吸収して発熱する材料のセレン化カドミウム等の発熱物質と混合して入れられている。
更に、これらの容器1〜3の上方には、赤色,青色,緑色の三原色の発光ダイオード(LED)4〜6が配設されている。
次に、このように構成された芳香発生装置の動作態様を説明する。例えば、今、赤色の発光ダイオードが点灯しているとすると、当該発光ダイオードからは赤色の波長の光(電磁波)が出力されていることになる。そのため、容器1に入れられたCoO・nSnO2 等の発熱物質が前記赤色の波長の光(電磁波)を吸収して発熱する。これにより、同じ容器1に入れられたバラの香りの芳香剤が前記熱により気化されて香りを発生する。つまり、バラの香りの芳香を得ることが可能である。このとき、容器2及び3に入れられている青色や緑色を吸収して発熱する物質は、赤色の光(電磁波)には反応しないので、容器2及び3に入れられているマリンの香りの芳香剤やペパーミントの香りの芳香剤からそれぞれの香りが発散されることはない。
同様にして、青色の発光ダイオード5を点灯させた場合は、容器2に入れられたセレン,カドミウムの固溶体などの発熱物質が前記青色の光(電磁波)を吸収して発熱し、当該発熱物質と混合されたマリンの香りの芳香剤を加熱してこれを気化させ、マリンの香りを発散させるようになる。このとき、容器1及び3に入れられた赤色や緑色の波長の光(電磁波)を吸収して発熱する物質は、青色の光(電磁波)には反応せず、容器1及び3からバラの香りの芳香剤やペパーミントの香りの芳香剤が気化してそれぞれの香りが発散されることはない。
これは緑色の発光ダイオード6を点灯させたときも同じである。すなわち、この場合は容器3に入れられたセレン化カドミウム(CdSe)とリン酸コバルトの混合物が、緑色の光(電磁波)を吸収して発熱し、ペパーミントの香りの芳香剤を気化させてペパーミントの香りを発散させるようになる。このとき、その他の容器1及び2に入れられた赤色や青色の光(電磁波)を吸収して発熱する物質は、緑色の光(電磁波)には反応せず、容器1及び2からバラの香りの芳香剤やマリンの香りの芳香剤が気化してそれぞれの香りが発散されることはない。
このように第1の実施の形態にあっては、発光する色の異なる発光ダイオード4〜6を選択することによって、特定の波長の光(電磁波)を吸収して発熱する物質のみを発熱させ、当該発熱物質により予め設定しておいた香りの芳香剤を気化させて当該香りを発散させるようにしている。つまり、発光する光の色を選択することで、特定の好みの香りを発散させることができる。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、発光ダイオード4〜6と各容器1〜3との間の香りが発生する空間領域において、太陽電池7を電源とする送風ファン8を、並んだ各容器1〜3の一方側に設置している。これは、各容器1〜3から発生した香りを部屋の隅々まで拡散するように強制的に送風するためのものであり、発光ダイオード4〜6が点灯することにより、その光エネルギーを電気エネルギーに変換してファンが起動するようになっている。なお、ファンの強弱は調節可能である。香りの発生メカニズムについては、前記第1の実施の形態の場合と同じである。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。この第3の実施の形態では、各容器1〜3の上方に太陽電池7A〜7Cと送風ファン8とを一組ずつ配設している。ここにおいて、赤色の波長の光を吸収して発熱する物質と、バラの香りの芳香剤との混合物を収容した容器1の上方に設置された太陽電池7Aは、赤色の光にのみ感度を持つように設定されている。これは、例えば、赤色のみを透過させる色フィルターを用いるようにすればよい。同様にして、青色の波長の光を吸収して発熱する物質と、マリンの香りの芳香剤との混合物を収容した容器2の上方に設置された太陽電池7Bは、青色の光にのみ感度を持つように設定されている。更に、緑色の波長の光を吸収して発熱する物質と、ペパーミントの香りの芳香剤との混合物を収容した容器3の上方に設置された太陽電池7Cは、緑色の光にのみ感度を持つように設定されている。
従って、今、発光ダイオード4が赤色の光を発していると仮定すると、容器1内に収容された発熱物質は、前記赤色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してバラの香りを発生させるようになる。一方、太陽電池7Aは、前記発光ダイオード4から照射される赤色の光を感知し、電気エネルギーを発生させてファン8を起動させる。そのため、容器1から発生したバラの香りがファン8によって強制的に送風拡散されるようになる。
同様にして、青色の光を発する発光ダイオード5を発光させた場合は、容器2の発熱物質が青色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してマリンの香りを発生させるようになる。そして、太陽電池7Bが青色の光を感知して電気エネルギーを発生させ、ファン8を起動させるようになり、マリンの香りがファン8によって強制的に送風拡散される。
更に、緑色の光を発する発光ダイオード6を発光させた場合は、容器3の発熱物質が緑色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してペパーミントの香りを発生させ、太陽電池7Cが緑色の光を感知して電気エネルギーを発生させ、ファン8を起動させるようになる。そのため、ペパーミントの香りがファン8によって強制的に送風拡散される。
図4は、本発明の第4の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。容器11〜13には、発熱物質として電磁誘導加熱成分を準備し、これをバラの香りの芳香剤、マリンの香りの芳香剤、ペパーミントの香りの芳香剤と混合したもののいずれかを収容するようにしている。各容器11〜13の下方には、それぞれ誘導加熱コイル9A〜9Cを配設している。各誘導加熱コイル9A〜9Cに電流を流すことにより、各容器11〜13に収容された電磁誘導加熱成分が発熱し、各芳香剤の香りを発生させるものである。
この場合において、誘導加熱コイル9A〜9Cで発生する電磁波の波長を別々に設定し、各容器11〜13内の電磁誘導加熱成分を前記各誘導加熱コイル9A〜9Cで発生する電磁波の波長で発熱するように設定しておけば、誘導加熱コイル9A〜9Cのそれぞれが隣位の電磁誘導加熱成分に発熱作用を発生させることがなくなり、発生させる香りの特定が可能である。特定の波長の電磁波で発熱する物質としては、各種フェライト材料,カーボン系材料,FRP,ゴム材料等の例がある。
図5は、本発明の第5の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。容器11〜13に収容されている発熱物質と、芳香剤との混合物は、前記第4の実施の形態の場合と同じである。而して、この実施の形態では、一つの誘導加熱コイル14が容器11〜13の全体の下方に跨がるように配置している。そして、誘導加熱コイル14は、三種類の波長の電磁波を発生することができるように設定されている。三種類の電磁波の発生は、交流電流の周波数を変化させることで行っている。
従って、誘導加熱コイル14で発生する電磁波の波長を特定することにより、各容器11〜13内に収容された発熱物質のいずれのものを発熱させるかを選択することができる。そのため、選択された発熱物質と混合して収容されている芳香剤が加熱されて気化し、香りを発生させるようになる。
図6は、本発明の第6の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。容器11〜13に収容されている発熱物質及び芳香剤と、誘導加熱コイル14とは前記第5の実施の形態の場合と同じである。この実施の形態では、各容器11〜13の上方に、特定の波長の電磁波によって電磁誘導起電力を発生させるコイル15A〜15Cを配設し、該コイルに送風ファン8を電気的に接続している。
例えば、今、誘導加熱コイル14で発生する電磁波の波長が容器11内の発熱物質を発熱させる波長であると仮定すると、容器11内に収容された発熱物質が発熱し、芳香剤を加熱してバラの香りを発生させるようになる。一方、コイル15Aは、前記波長の電磁波によって誘起起電力を発生させ、ファン8を起動させる。そのため、容器11から発生したバラの香りがファン8によって強制的に送風拡散されるようになる。
同様にして、誘導加熱コイル14で発生する電磁波の波長が容器12内の発熱物質を発熱させる波長である場合には、容器12内の発熱物質が発熱し、芳香剤を加熱してマリンの香りを発生させるようになる。そして、コイル15Bが当該波長の電磁波によって誘起起電力を発生させるようになり、マリンの香りがファン8によって強制的に送風拡散される。
更に、誘導加熱コイル14で発生する電磁波の波長が容器13内の発熱物質を発熱させる波長である場合には、容器13内の発熱物質が発熱し、芳香剤を加熱してペパーミントの香りを発生させる。そして、コイル15Cが当該波長の電磁波にって誘起起電力を発生させるようになり、ペパーミントの香りがファン8によって強制的に送風拡散される。
図7は、本発明の第7の実施の形態に係る芳香発生装置を示すものである。この第7の実施の形態では、各容器1〜3の上方に太陽電池7A〜7Cと、開閉蓋16A〜16Cとを一組ずつ配設している。ここにおいて、赤色の波長の光を吸収して発熱する物質と、バラの香りの芳香剤との混合物を収容した容器1の上方に設置された太陽電池7Aは、赤色の光にのみ感度を持つように設定されている。これは、例えば、赤色のみを透過させる色フィルターを用いるようにすればよい。同様にして、青色の波長の光を吸収して発熱する物質と、マリンの香りの芳香剤との混合物を収容した容器2の上方に設置された太陽電池7Bは、青色の光にのみ感度を持つように設定されている。更に、緑色の波長の光を吸収して発熱する物質と、ペパーミントの香りの芳香剤との混合物を収容した容器3の上方に設置された太陽電池7Cは、緑色の光にのみ感度を持つように設定されている。
今、発光ダイオード4が赤色の光を発していると仮定すると、太陽電池7Aは、前記発光ダイオード4から照射される赤色の光を感知し、電気エネルギーを発生させて開閉蓋16Aを開動作させている(図7に示す状態)。そのため、容器1内に収容された発熱物質は、前記赤色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してバラの香りを発生させるようになる。同様にして、青色の光を発する発光ダイオード5を発光させた場合は、太陽電池7Bが青色の光を感知して電気エネルギーを発生させ、開閉蓋16Bを開動作させるようになり、容器2内の発熱物質が青色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してマリンの香りを発生させるようになる。更に、緑色の光を発する発光ダイオード6を発光させた場合は、太陽電池7Cが緑色の光を感知して電気エネルギーを発生させ、開閉蓋16Cを開動作させるようになる。これにより、容器3内の発熱物質が緑色の光を吸収して発熱し、芳香剤を加熱してペパーミントの香りを発生させることができる。
このように、芳香具を複数準備し、また異なる波長によって動作する制御具を複数準備することによって、電磁波の波長を変更するだけで任意の芳香剤から発香させることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第4の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第5の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第6の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。 本発明の第7の実施の形態に係る芳香発生装置を示す概念図である。
符号の説明
1〜3…容器、4〜6…発光ダイオード(LED)、7…太陽電池、8…ファン、9A 〜9C…誘導加熱コイル、11〜13…容器、14…誘導加熱コイル

Claims (5)

  1. 加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、特定の色の光を吸収して発熱する発熱物質を混合し、発光ダイオードが出力する光で発熱物質を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって異なる色の光で発熱する発熱物質が混合され、異なる色の光を出力する複数の発光ダイオードを設けたことを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置。
  2. 加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、発熱物質として電磁誘導加熱成分を混合し、誘導加熱コイルに電流を流して発生する電磁波によって電磁誘導加熱成分を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって発熱する電磁波の波長が異なる電磁誘導加熱成分が混合され、芳香剤ごとに異なる波長の電磁波を発生する誘導加熱コイルを設けたことを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置。
  3. 加熱すると揮発する複数種類の芳香剤それぞれに、発熱物質として電磁誘導加熱成分を混合し、誘導加熱コイルに電流を流して発生する電磁波によって電磁誘導加熱成分を発熱させるものであって、芳香剤の種類によって発熱する電磁波の波長が異なる電磁誘導加熱成分が混合され、前記誘導加熱コイルは異なる波長の電磁波を発生できるものであることを特徴とする特定波長の電磁波による芳香発生装置。
  4. 芳香剤へ送風するファンを備え、当該ファンは芳香剤を加熱する電磁波によって起動するものである請求項1〜3のいずれかに記載する特定波長の電磁波による芳香発生装置。
  5. 芳香剤が開閉蓋付きの容器に収容され、当該開閉蓋は芳香剤を加熱する電磁波によって開動作するものである請求項1〜4のいずれかに記載する特定波長の電磁波による芳香発生装置。
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