JP4507995B2 - 熱交換機器 - Google Patents

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Description

本発明は、室内換気を室内空気と屋外空気をファンモータによる送風と熱交換素子による熱交換によって、省エネルギーでおこなうにあたり、屋外からの給気と室内からの排気をダクトを介しておこなう熱交換機器において、前記熱交換機器の構成をコンパクトな集積構造とする場合の通風路抵抗の低減を図る技術に関するものである。
熱交換機器の従来例1として、図12〜図14を参照しながら説明する。図12および図13に示すように、本体109は、排気用羽根106および給気用羽根107とそれらを回転させるモータ108と複数個の熱交換素子110で概ね構成されている。前記本体109の室内面側には、室内の空気を吸い込む室内側吸込口101と室内に空気を吹き出す室内側吐出口102を有するルーバー103を取付け、一方室外面側には、室外に空気を吹き出す室外側吐出口104と室外から空気を吸い込む室外側吸込口105とを有している。そして、前記本体109の中央部内には、前記室内側吸込口101の上部に排気用羽根106を設け、それを回転させるモータ108を連結し、前記モータの反対側には給気用羽根107と連結している。そして、排気用羽根106と給気用羽根107の外周部には、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の熱交換素子110を配設している。そして、前記室内側吸込口101と前記排気用羽根106および前記熱交換素子110と連結して前記室外側吐出口104とを連通する排気通風路、および前記室外側吸込口105と給気用羽根107および前記熱交換素子110を連結して室内側吐出口102に連通する給気通風路をそれぞれ形成している。そして、前記本体109の室外側吐出口104と室外側吸込口105は、隔壁111にて二層に分離し、前記本体109に設けたダクト接続口112にそれぞれ連通した構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
この動作については図12および13に示すように、前記室内側吸込口101から吸込んだ室内吸込空気101aを、排気用羽根106により前記熱交換素子110を通過させて熱交換をおこない、排気通風路を通じて前記室外側吐出口104から排出空気104aとして排気する。一方、前記室外側吸込口105から吸込んだ室外吸込空気105bを給気用羽根107により前記熱交換素子110を通過させることにより熱交換をおこない、給気通風路を通じて前記室内側吐出口102から給気空気102bとして給気する。
ここで、図14のように、前記本体109のルーバー105を天井面に設置すると、ダクト123は本体109の背面から取り出す構成より、天井裏の高さ方向にダクト接続され室外フード124までダクト配管される。
また熱交換機器の従来例2として、図15を参照しながら説明する。図15に示すように、本体109は天井裏に吊下げられ、室外フード124から室外側吐出口104、室外フード124から室外側吸込口105、及び室内側吸込口101から室内吸込みルーバー125、室内側吐出口102から室内吐出ルーバー126までをダクト配管123にて連通している。
室外の空気を室内に供給するための給気通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路とが独立状態に箱体内に画成され、排気通路には排気流を形成する排気送風機が、給気通路には給気流を形成する給気送風機がそれぞれ組み込まれ、排気流と給気流との間で連続的に熱交換するための熱交換素子が配設され、その際の排気送風機と給気送風機は、羽根の軸方向を水平に配置し、かつ熱交換素子を挟む形で横方向に2個の羽根を並べて配置された構成となっていた(例えば特許文献2参照)。
この動作については図15に示すように、前記室内吸込ルーバー125からダクト123を通じて前記室内側吸込口101より吸込んだ室内吸込空気101aを、排気用羽根106により前記熱交換素子110を通過させて熱交換をおこない、前記室外側吐出口104からダクト123を通じて室外フード124から排出空気104aとして排気する。一方、室外フード124からダクト123を通じて前記室外側吸込口105より吸い込んだ室外吸込空気105bを給気用羽根107により前記熱交換素子110を通過させることにより熱交換をおこない、前記室内側吐出口から102からダクト123を通じてル−バー126より給気空気として給気する。
特開昭59−129339号公報(第1頁、第3図) 特開2000−257935号公報(第1頁、第1図)
近年、居住あるいは非居住の建築物においては、室内を広く見せるため床面から天井までの距離を大きくとる市場動向より、天井裏の十分な寸法の確保が難しくなってきている。
このような状況において、従来例1のように通常は壁面に取り付ける熱交換機器を天井に配設した場合は、熱交換機器の形状はコンパクトになるが、外部に配管するダクト接続口が熱交換機器の天井面にある。そのため、ダクト配管の際には、低い天井裏ではダクト配管をおこなえなかったり、また、配管をおこなえても施工が困難であるという課題を有していた。
また、従来例2の熱交換機器は、天井裏の機器配置設計の自由度をもたすこと、音の影響を少なくすること、もしくは意匠的な観点から、熱交換機器から室内側と屋外側の給排気をダクト配管にて行なう換気方式の場合である。その際には、熱交換機器に内蔵した羽根の軸方向を水平に配置する必要があり、本体の高さ寸法は羽根の外径によって決まってくる。ここで、ダクト配管にて給排気をおこなうため、ファンは高い圧力を必要とし、外径寸法の大きい羽根が必要となり、本体の高さ寸法が必然的に高くなっていた。さらに、熱交換素子を挟む形で2個の羽根を横方向に並べて配置する必要から、横方向の寸法も大きくなっているのが現状であった。そのため熱交換機器の寸法は大きくならざるを得ず、狭い天井裏での配置設計が困難であった。
本発明はこのような従来の課題を解決するもので、低い天井裏で横方向へのダクト配管が可能な薄型でかつコンパクトな熱交換機器の提供を目的としている。
本発明の熱交換機器は上記目的を達成するために、室内の空気と屋外の空気をファンモータと熱交換素子により熱交換し、屋外の給気と室内の排気をダクト接続にておこなう熱交換機器において、室内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口を設け、屋外の空気を吸い込む屋外吸込口と屋外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体に、機体の中央部内に回転により送風する排気用羽根と給気用羽根を電動機に装着し、排気用羽根の外側に排気用ファンケーシング、給気用羽根の外側に給気用ファンケーシングを設け、熱交換素子は伝熱板を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記屋外吸込口から前記熱交換素子を通り前記給気用羽根を通じ前記室内吹出口に連通する給気風路と、前記室内吸込口から前記熱交換素子を通り前記排気用羽根を通じ前記屋外吹出口に連通する排気風路を設け、前記熱交換素子は、前記機体の内周面の少なくとも対向する2辺に配置されるように前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングと同一線上の外周部に複数個設けられ、複数の前記熱交換素子のうちの少なくとも1つを別途に、前記屋外吸込口と前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングとの間に配置したものである。
また他の手段は、電動機の軸中心と、対向して配置した熱交換素子の電動機側の面とのそれぞれの距離を等しくしたものである。
また他の手段は、排気用羽根及び給気用羽根を両面吸込みとしたものである。
また他の手段は、排気用ファンケーシングと給気用ファンケーシングとの間に電動機固定板を設け、排気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離と、給気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離を等しくしたものである。
また他の手段は、排気用ファンケーシングと給気用ファンケーシングとの間に電動機固定板を設け、給気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離を排気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離よりも大きくしたものである。
また他の手段は、機体の対向する2側面に複数個の支持部材を固定し、前記複数個の支持部材に電動機固定板を固定する構成としたものである。
また他の手段は、複数個の支持部材と天井裏空間に前記機体を吊下げるための吊り金具を固定する構成としたものである。
また他の手段は、排気用ファンケーシングの吹出口側を屋外吹出口に向かって低く傾斜させ、屋外吸込口と屋外吹出口側に位置する熱交換素子の屋外側上流部との間を連通する通風路を形成したものである。
また他の手段は、屋外吸込口と熱交換素子との間に屋外側空気室を設け、室内吸込口と熱交換素子との間に室内側空気室を設けたものである。
また他の手段は、室内側空気室に隣接して、室内吹出口と連通する室内側給気空気室を設けたものである。
また他の手段は、熱交換素子の屋外側上流部と排気側ファンケーシングの間に屋外側仕切りを設け、熱交換素子の室内側上流部と給気側ファンケーシングの間に室内側仕切りを設けたことを特徴とする。
また他の手段は、熱交換素子の対向する屋外側上流部と室内側上流部にフィルターを設けたことを特徴とする。
また他の手段は、フィルターと熱交換素子を伸縮性材料により密接させる構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、熱交換機器の構成をコンパクトな集積構造にするため、排気用羽根の外側に排気用ファンケーシング、給気用羽根の外側に給気用ファンケーシングを設け、熱交換素子を前記排気用ファンケーシング及び給気用ファンケーシングの外周部に複数個配
置し、屋外吸込口から熱交換素子を通り給気用羽根を通じ室内吹出口に連通する給気風路と、室内吸込口から熱交換素子を通り排気用羽根を通じ屋外吹出口に連通する排気風路を設ける構成とすることにより、機体を小型化及び薄型化にすると同時に軽量化および静圧性能の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1の正面断面図 本発明の実施の形態1の底面断面図 本発明の実施の形態1の熱交換素子を示す断面図 本発明の実施の形態2の電動機支持構造を示す平面断面図 本発明の実施の形態2の電動機支持構造を示す右側面断面図 本発明の実施の形態1の天井面取付の施工図 本発明の実施の形態3の正面断面図 本発明の実施の形態3の底面断面図 本発明の実施の形態3の天井面取付の施工図 本発明の実施の形態4の正面断面図 本発明の実施の形態4の底面断面図 従来例1の正面断面図 従来例1の壁面取付けの第一施工図 従来例1の天井面取付けの第二施工図 従来例3の施工図
本発明の請求項1記載の熱交換機器は、室内の空気と屋外の空気をファンモータと熱交換素子により熱交換し、屋外の給気と室内の排気をダクト接続にておこなう熱交換機器において、室内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口を設け、屋外の空気を吸い込む屋外吸込口と屋外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体に、機体の中央部内に回転により送風する排気用羽根と給気用羽根を電動機に装着し、排気用羽根の外側に排気用ファンケーシング、給気用羽根の外側に給気用ファンケーシングを設け、熱交換素子は伝熱板を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記屋外吸込口から前記熱交換素子を通り前記給気用羽根を通じ前記室内吹出口に連通する給気風路と、前記室内吸込口から前記熱交換素子を通り前記排気用羽根を通じ前記屋外吹出口に連通する排気風路を設け、前記熱交換素子は、前記機体の内周面の少なくとも対向する2辺に配置されるように前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングと同一線上の外周部に複数個設けられ、複数の前記熱交換素子のうちの少なくとも1つを別途に、前記屋外吸込口と前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングとの間に配置したものである。これにより排気用ファンケーシングと排気用羽根及び給気用ファンケーシングと給気用羽根は吸込み面の全周から吸込むため熱交換素子をそれらのファンケーシング及び羽根の周囲を囲むように配置することで熱交換素子の吐出面と排気用ファンケーシング及び給気用ファンケーシングの距離が近い場合にも複数の熱交換素子を通過する空気量が均一化し、小型の熱交換素子であっても高い熱交換性能が得られると同時に、熱交換素子の小型化で排気用羽根及び給気用羽根の径を大きくできるため、羽根幅が小さい場合でも高静圧が確保でき、機体の薄型化を図ることができる。
また、電動機の軸中心と、対向して配置した熱交換素子の電動機側の面とのそれぞれの距離を等しくしたものである。これにより、限られた機体容積の中で効率的に熱交換素子を配置することができ、機体の小型化が図れる。
また、排気用羽根及び給気用羽根を両面吸込みとしたものである。これにより熱交換素子の複数個の排気路および給気路を通過する空気量の分布が向上し、高い熱交換性能を得ることができる。一方排気用ファンケーシングと屋外吹出口の高さ方向の差を短縮することで圧損を低減でき、機体の薄型化が図れる。
また、排気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離と、給気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離を等しくしたものである。これにより限られた機体の高さ寸法の中で排気用ファンケーシングおよび給気用ファンケーシングを効率的に配置することができ、機体の薄型化が図れる。
また、給気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固
定板との距離を排気用ファンケーシングの吸込み面と電動機固定板との距離よりも大きくしたものである。これによりルーバーデザイン等により給気風路と排気風路の圧損に差異が生じた場合に、圧損を調整することができる。
また、機体の対向する2側面に2つの支持部材を固定し、2つの支持部材に電動機固定板を固定する構成としたものである。これにより前記電動機を、熱交換素子や排気用ケーシング及び給気用ケーシングにより周囲を囲まれた構造でも強固に保持できるため、機体の強度が確保でき、機体の薄形化・軽量化が図れる。
また、2つの支持部材と天井裏空間に機体を吊下げるための吊り金具を固定する構成としたものである。これにより機体を天井裏空間に吊下げた際、重量物である前記電動機から、吊り金具までの強度が確保されることになり前期機体は重量物を支持するための強度を必要としないため、機体の軽量化が図れる。
また、排気用ファンケーシングの吹出口側を屋外吹出口に向かって低く傾斜させ、屋外吸込口と屋外吹出口側に位置する熱交換素子の屋外側上流部との間を連通する通風路を形成したものである。これにより屋外吸込口から流入する屋外の空気が、複数の熱交換素子の室外側上流面に向かって流れる際の風量分布を改善することができ、小型の前記熱交換素子であっても高い熱交換性能が得られると同時に排気風路の圧損を低減することができる。
また、屋外吸込口と熱交換素子との間に屋外側空気室を設け、室内吸込口と熱交換素子との間に室内側空気室を設けたものである。これにより屋外吸込口から流入する屋外の空気が、複数の熱交換素子の屋外側上流面に向かって流れる際の風路面積を増加させ、一方室内吸込口から流入する室内の空気が、複数の熱交換素子の室内側上流面に向かって流れる際の風路面積を増加させることで、圧損の低減を図ることができる。
また、室内側空気室に隣接して、室内吹出口と連通する室内側給気空気室を設けたものである。これにより室内側ファンケーシングから室内吹出し口に連通する風路において圧損の増加を最小限に押えながら風向を変えることができる。
また、熱交換素子の屋外側上流部と排気側ファンケーシングの間に屋外側仕切りを設け、熱交換素子の室内側上流部と給気側ファンケーシングの間に室内側仕切りを設けたものである。これにより屋外吸込口から入り熱交換素子の屋外側上流部へ流入する屋外の空気が排気用ケーシングに吸引されることを防ぐことができる。また、室内吸込口から入り熱交換素子の室内側上流部へ流入する屋外の空気が給気用ケーシングに吸引されることを防ぐことができる。機体の寸法に影響を与えることなく仕切りを設けることができるので機体の小型化に繋がる。
また、熱交換素子の対向する屋外側上流部と室内側上流部にフィルターを設けたものである。これにより屋外吸込口と熱交換素子の屋外側上流部へ連通する風路において風路面積を確保でき、また室内吸込口と熱交換素子の室内側上流部を連通する風路において風路面積を確保できることでフィルターの圧損を低減できる。
また、フィルターと熱交換素子を網形状の樹脂等の伸縮性材料により密接させる構成とするものである。これによりフィルターの空気が流入する上流面及び空気が流出する下流面をほぼ閉塞することなく熱交換素子とフィルターを
密接するこができ、フィルターを空気が通過する際の圧損を低減できる。
以下、本発明の実施の形態について図1から図10を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1〜図4に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、箱状の機体3には、室内の空気23を吸い込む室内吸込口1と室内に空気を吹き出す室内吹出口2を有するルーバー25及び屋外の空気22を吸い込む屋外吸込口4と屋外に空気を吹き出す屋外吹出口5をその側面側に設けている。機体の中央部内には回転により送風する排気用羽根6と給気用羽根7を電動機8に装着し、電動機8を排気用ファンケーシング14と給気用ファンケーシング15との間に設けた電動機固定板13に配置している。ここで排気用ファンケーシング14の吸込み面40と電動機固定板13との距離と、給気用ファンケーシング15の吸込み面40と電動機固定板13との距離は等しくなるよう配置している。また、排気用羽根6の外側に排気用ファンケーシング14、給気用羽根7の外側に給気用ファンケーシング15を設け、排気用羽根6及び給気用羽根7はそれぞれ両吸込構造としている。また、図3に示すように熱交換素子9は、伝熱板10を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路11と排気路12からなり、図2に示すように熱交換素子9を排気用ファンケーシング14及び給気用ファンケーシング15の外周部に電動機8の軸中心と対向して配置した熱交換素子の電動機側の面44とのそれぞれの距離が等しくなるように複数個配置し、屋外吸込口4と熱交換素子9との間に屋外側空気室16を設け、室内吸込口1と熱交換素子9との間に室内側空気室17を設け、さらに室内側空気室17に隣接して、室内吹出口2と連通する室内側給気空気室18を設け、排気用ファンケーシング14の吹出部14aを屋外吹出口5に向かって低く傾斜させ、屋外吸込口4と屋外吹出口5側に位置する熱交換素子9の屋外側上流部9aとの間を連通する通風路41を形成した。また、図1に示すように熱交換素子9の屋外側上流部9aと排気用ファンケーシング14の間に屋外側仕切り19を設け、さらに熱交換素子9の室内側上流部19bと給気用ファンケーシング15の間に室内側仕切り20を設けることにより、屋外吸込口4から熱交換素子9を通り給気用羽根7を通じ室内吹出口2に連通する給気風路21aと、室内吸込口1から熱交換素子9を通り排気用羽根6を通じ屋外吹出口5に連通する排気風路21bを設けた構成としている。また、図3に示すように熱交換素子9の屋外側上流面9aと室内側上流面9bにはフィルター26が網形状の樹脂といった伸縮性材料31によって密接された構成としている。
上記構成において、図1および図4に示すようにルーバー25の室内吸込口1から吸込まれた室内の空気23は室内側空気室17にて分散されフィルター26を介して複数の熱交換素子9の室内側上流部9bに流入する。熱交換素子9を通過し、熱交換素子9の屋外側下流部9cより流出した室内の空気23は排気用ファンケーシング14及び排気用羽根6に誘引され屋外吹出口5より屋外排気ダクト27を介し屋外吹出フード28より屋外に排出される。一方、屋外吸込みフード29から屋外給気ダクト30を介して屋外吸込口4から吸込まれた屋外の空気22は屋外側空気室16にて分散されフィルター26を介して複数の熱交換素子9の屋外側上流部9aに流入する。熱交換素子9の室内側下流部9dより流出した屋外の空気22は、給気用ファンケーシング15及び給気用羽根7に誘引され室内側給気空気室18を介してルーバー25の室内吹出口2より室内へ供給される。
これにより、天井裏の低い建物に対し、横方向へのダクト配管が可能な薄型でコンパクトな熱交換機器を供給できる。コンパクトの構成は、図1および図2に示すように、排気用ファンケーシング14と排気用羽根6及び給気用ファンケーシング15と給気用羽根7は吸込み面40の全周から吸込むため熱交換素子9をそれらのファンケーシング及び羽根
の周囲を囲むように配置することで熱交換素子9の屋外側下流部9cと室内側下流部9dにより構成される面と排気用ファンケーシング14及び給気用ファンケーシング15の距離が近い場合にも複数の熱交換素子9を通過する空気量が均一化し、小型の熱交換素子9であっても高い熱交換性能が得られると同時に、熱交換素子9の小型化で排気用羽根6と給気用羽根7の径を大きくすることができるため、羽根幅が小さい場合でも高静圧が確保でき、機体3の薄型化を図ることができる。
また、熱交換素子9を、機体内周面の少なくとも対向する2辺に配置することにより、限られた機体容積の中で排気用ファンケーシング14と給気用ファンケーシング15が占める容積を除いた空間に効率良く熱交換素子9を配置することができ、機体の小型化が図れる。
また熱交換素子9の1つを、屋外吸込口4と排気用ファンケーシング14及び給気用ファンケーシング15との間に配置したものである。これにより熱交換素子9の伝熱板10の積層枚数を増加した場合にファンケーシング横の空間を有効に使うことができ、機体の小型化が図れる。
また電動機8の軸中心と、対向して配置した熱交換素子9の電動機側の面44とのそれぞれの距離を等しくすることにより、限られた機体容積の中で効率的に熱交換素子9を配置することができ、機体3の小型化が図れる。
また排気用羽根6及び給気用羽根7を両面吸込みとすることにより熱交換素子9の複数個の排気路12および給気路11を通過する空気量の分布が向上し、高い熱交換性能を得ることができる。一方排気用ファンケーシング14と屋外吹出口5の高さ方向の差を短縮することで圧損を低減でき、機体3の薄型化が図れる。
また排気用ファンケーシング14の吸込み面40と電動機固定板13との距離と、給気用ファンケーシング15の吸込み面40と電動機固定板13との距離を等しくすることにより、限られた機体の高さ寸法の中で排気用ファンケーシング14および給気用ファンケーシング15を効率的に配置することができ、機体3の薄型化が図れる。
また排気用ファンケーシング14の吹出部14aを屋外吹出口5に向かって低く傾斜させ、屋外吸込口4と屋外吹出口5側に位置する熱交換素子9の屋外側上流部9aとの間を連通する通風路41を形成したことにより屋外吸込口4から流入する屋外の空気が、複数の熱交換素子9の室外側上流部9aに向かって流れる際の風量分布を改善することができ、小型の熱交換素子9であっても高い熱交換性能が得られると同時に排気風路21bの圧損を低減することができる。
また屋外吸込口4と熱交換素子9との間に屋外側空気室16を設け、室内吸込口1と熱交換素子9との間に室内側空気室17を設けたことにより屋外吸込口4から流入する屋外の空気22が、複数の熱交換素子9の屋外側上流部9aに向かって流れる際の風路面積を増加させ、一方室内吸込口1から流入する室内の空気が、複数の熱交換素子9の室内側上流部9bに向かって流れる際の風路面積を増加させることで、圧損の低減を図ることができる。
また室内側空気室17に隣接して、室内吹出口2と連通する室内側給気空気室18を設けたことにより、給気用ファンケーシング15から室内吹出口2に連通する風路において圧損の増加を最小限に押えながら風向を変えることができる。
また熱交換素子9の屋外側上流部9aと排気用ファンケーシング14の間に屋外側仕切
り19を設け、熱交換素子9の室内側上流部9bと給気側ファンケーシング15の間に室内側仕切り20を設けることにより屋外吸込口4から入り熱交換素子9の屋外側上流部9aへ流入する屋外の空気22が排気用ケーシング14に吸引されることを防ぐことができる。また、室内吸込口1から入り熱交換素子9の室内側上流部9bへ流入する室内の空気23が給気用ケーシング15に吸引されることを防ぐことができる。機体の寸法に影響を与えることなく仕切りを設けることができるので機体の小型化に繋がる。さらにルーバー25のデザイン等により給気風路21aと排気風路21bの圧損に差異が生じた場合に、高さを調整することで圧損を調整することができる。
また熱交換素子9の対向する屋外側上流部9aと室内側上流部9bにフィルター26を設けることにより、屋外吸込口4と熱交換素子9の屋外側上流部9aへ連通する風路において風路面積を確保でき、また室内吸込口1と熱交換素子9の室内側上流部9bを連通する風路において風路面積を確保できることでフィルター26の圧損を低減できる。
またフィルター26と熱交換素子9を網形状の樹脂等の伸縮性材料31により密接させる構成とすることにより、フィルター26の空気が流入する上流面42及び空気が流出する下流面43をほぼ閉塞することなく熱交換素子9とフィルター26を密接するこができ、フィルターを空気が通過する際の圧損を低減できる。さらに一般的には熱交換機器が停止の状態では熱交換素子とフィルターの間に隙間が生じることがあるが、熱交換機器が停止中の状態においても熱交換素子9とフィルター26を密接することができるので、屋外の空気22中に存在する小虫が熱交換素子9とフィルター26の隙間を通って室内へ侵入することを防止することができる。
なお、本実施の形態において、排気用ファンケーシング14の吸込み面40と電動機固定板13との距離と、給気用ファンケーシング15の吸込み面40と電動機固定板13との距離は等しくなるよう配置したが、給気用ファンケーシング15の吸込み面40と電動機固定板13との距離を排気用ファンケーシング14の吸込み面40と電動機固定板13との距離よりも大きくしてもよい。これによりルーバー25のデザイン等により給気風路21aと排気風路21bの圧損に差異が生じた場合に、高さを調整することで圧損を調整することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について図5および図6に基づいて説明する。図5および図6に示すように機体3の対向する2側面37に2つの支持部材38が固定され、2つの支持部材38に電動機固定板13を固定し、電動機固定板13に電動機8を固定する構成としている。また2つの支持部材38にはそれぞれ2個の吊り金具39を固定した構成としている。
上記構成により電動機8の質量は電動機固定板13と2つの支持部材38を介して4つの吊り金具39にて保持されることになる。
これにより前記機体3を吊下げた際、重量物である電動機8から吊り金具39までの強度が確保できるので表面積の大きい機体3の強度はさほど必要ではなく軽量化が図れる。
(実施の形態3)
本実施の形態は実施の形態1の室内の給排気を直接行なう方式に対して、室内の給排気を本体からダクトを介しておこなう方式とした点が異なる構成であり、実施の形態3の説明において実施の形態1と重複するところは、同一符号をつけて説明を省略する。
図7および図8に示すように箱状の機体3には室内の空気23を吸い込む室内吸込口1と室内に空気を吹き出す室内吹出口2及び屋外の空気22を吸い込む屋外吸込口4と屋外に空気を吹き出す屋外吹出口5をその側面側に設けている。機体の中央部内には回転により送風する排気用羽根6と給気用羽根7を電動機8に装着し、電動機8を電動機固定板13に配置し、排気用羽根6の外側に排気用ファンケーシング14、給気用羽根7の外側に給気用ファンケーシング15が設けられている。排気用羽根6及び給気用羽根7はそれぞれ両吸込構造としている。また、熱交換素子9は図3に示すように、伝熱板10を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路11と排気路12からなる熱交換機器であって熱交換素子9を排気用ファンケーシング14及び給気用ファンケーシング15の外周部に複数個配置し、屋外吸込口4と熱交換素子9との間に屋外側空気室16を設け、室内吸込口1と熱交換素子9との間に室内側空気室17を設け、また、熱交換素子9の屋外側上流部9aと排気用ファンケーシング14の間に屋外側仕切り19を設け、さらに熱交換素子9の室内側上流部9bと給気用ファンケーシング15の間に室内側仕切り20を設けることにより、屋外吸込口4から熱交換素子9を通り給気用羽根7を通じ室内吹出口2に連通する給気風路21aと、室内吸込口1から熱交換素子9を通り排気用羽根6を通じ屋外吹出口5に連通する排気風路21bを設けた構成としている。
上記構成において、図9に示すように、室内排気ルーバー34aから吸込まれた室内の空気23は室内排気ダクト36を介して室内吸込口1に入り、室内側空気室17にて分散されフィルター26を介して複数の熱交換素子9の室内側上流部9bに流入する。熱交換素子9を通過し、熱交換素子9の屋外側下流部9cより流出した室内の空気23は排気用ファンケーシング14及び排気用羽根6に誘引され屋外吹出口5より屋外排気ダクト27を介し屋外吹出フード28より屋外に排出される。一方、屋外吸込みフード29(図示せず)から屋外給気ダクト30(図示せず)を介して屋外吸込口4から吸込まれた屋外の空気22は屋外側空気室16にて分散されフィルター26を介して複数の熱交換素子9の屋外側上流部9aに流入する。熱交換素子9の室内側下流部9dより流出した屋外の空気22は、給気用ファンケーシング15及び給気用羽根7に誘引され室内吹出口2から室内給気ダクト35を経由して室内給気ルーバー34aを介して室内へ供給される。
これにより、天井裏の低い建物に対し、横方向へのダクト配管が可能な薄型でコンパクトな熱交換機器を供給できる。コンパクトの構成は、図7および図8に示すように、排気用ファンケーシング14と排気用羽根6及び給気用ファンケーシング15と給気用羽根7は吸込み面40の全周から吸込むため熱交換素子9をそれらファンケーシングと羽根の周囲を囲むように配置することで熱交換素子9の屋外側下流部9cと室内側下流部9dにより構成される面と排気用ファンケーシング14及び給気用ファンケーシング15の距離が近い場合にも複数の熱交換素子9を通過する空気量が均一化し、小型の熱交換素子9であっても高い熱交換性能が得られると同時に、熱交換素子9の小型化で排気用羽根6と給気用羽根7の径を大きくすることができるため、羽根幅が小さい場合でも高静圧が確保でき、機体3の薄型化を図ることができる。
(実施の形態4)
図10および図11に示すように本実施の形態は実施の形態1に対して室内吸込口1と室内吹出口2の位置を変更し、室内吸込口1と排気用ファンケーシング14および給気用ファンケーシング15の間の熱交換素子9を外したものであり、上記実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
本発明の熱交換機器は、機体高さを低く保ちながら機内圧損を低減し、静圧性能を向上させることが可能なため、天井裏寸法の確保が難しい近年の居住および非居住の建築物の換気装置として有用である。
1 室内吸込口
2 室内吹出口
3 機体
4 屋外吸込口
5 屋外吹出口
6 排気用羽根
7 給気用羽根
8 電動機
9 熱交換素子
9a 屋外側上流部
9b 室内側上流部
9c 屋外側下流部
9d 室内側下流部
10 伝熱板
11 給気路
12 排気路
13 電動機固定板
14 排気用ファンケーシング
15 給気用ファンケーシング
16 屋外側空気室
17 室内側空気室
18 室内側給気空気室
19 屋外側仕切り
20 室内側仕切り
21a 給気風路
21b 排気風路
22 屋外の空気
23 室内の空気
26 フィルター
31 伸縮性材料
32 室内給気吹出口
33 室内排気吸込口
37 側面
38 支持部材
39 吊り金具
40 吸込み面
41 通風路
44 熱交換素子の電動機側の面

Claims (13)

  1. 室内の空気と屋外の空気をファンモータと熱交換素子により熱交換し、
    屋外の給気と室内の排気をダクト接続にておこなう熱交換機器において、
    室内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口を設け、
    前記屋外空気を吸い込む屋外吸込口と前記屋外に排出する屋外吹出口をその側面に有する箱状の機体に、前記機体の中央部内に回転により送風する排気用羽根と給気用羽根を電動機に装着し、
    前記排気用羽根の外側に排気用ファンケーシング、前記給気用羽根の外側に給気用ファンケーシングを設け、
    前記熱交換素子は伝熱板を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって
    記屋外吸込口から前記熱交換素子を通り前記給気用羽根を通じ前記室内吹出口に連通する給気風路と、
    前記室内吸込口から前記熱交換素子を通り前記排気用羽根を通じ前記屋外吹出口に連通する排気風路を設け、
    前記熱交換素子は、前記機体の内周面の少なくとも対向する2辺に配置されるように前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングと同一線上の外周部に複数個設けられ、複数の前記熱交換素子のうちの少なくとも1つを別途に、前記屋外吸込口と前記排気用ファンケーシング及び前記給気用ファンケーシングとの間に配置した
    ことを特徴とする熱交換機器。
  2. 前記電動機の軸中心と、対向して配置した前記熱交換素子の前記電動機側の面とのそれぞれの距離を等しくしたことを特徴とする請求項記載の熱交換機器。
  3. 前記排気用羽根及び前記給気用羽根を両面吸込みとしたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換機器。
  4. 前記排気用ファンケーシングと前記給気用ファンケーシングの間に電動機固定板を設け、前記排気用ファンケーシングの吸込み面と上記電動機固定板との距離と、前記給気用ファンケーシングの吸込み面と上記電動機固定板との距離を等しくしたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換機器。
  5. 前記排気用ファンケーシングと前記給気用ファンケーシングとの間に電動機固定板を設け、前記給気用ファンケーシングの吸込み面と上記電動機固定板との距離を前記排気用ファンケーシングの吸込み面と上記電動機固定板との距離よりも大きくしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換機器。
  6. 前記機体の対向する2側面に複数個の支持部材を固定し、前記複数個の支持部材に前記電動機固定板を固定する構成としたことを特徴とする請求項4または5に記載の熱交換機器。
  7. 前記複数個の支持部材と天井裏空間に前記機体を吊下げるための吊り金具を固定する構成としたことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の熱交換機器。
  8. 前記排気用ファンケーシングの吹出口側を前記屋外吹出口に向かって低く傾斜させ、前記屋外吸込口と前記屋外吹出口側に位置する前記熱交換素子の屋外側上流部との間を連通する通風路を形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換機器。
  9. 前記屋外吸込口と前記熱交換素子との間に屋外側空気室を設け、前記室内吸込口と前記熱
    交換素子との間に室内側空気室を設けたことを特徴とする請求項1〜5、8のいずれかに記載の熱交換機器。
  10. 前記室内側空気室に隣接して、前記室内吹出口と連通する室内側給気空気室を設けたことを特徴とする請求項9に記載の熱交換機器。
  11. 前記熱交換素子の屋外側上流部と前記排気側ファンケーシングの間に屋外側仕切りを設け、前記熱交換素子の室内側上流部と前記給気側ファンケーシングの間に室内側仕切りを設けたことを特徴とする請求項1〜8〜10のいずれかに記載の熱交換機器。
  12. 前記熱交換素子の対向する前記屋外側上流部と前記室内側上流部にフィルターを設けたことを特徴とする請求項1〜5、8〜11のいずれかに記載の熱交換機器。
  13. 前記フィルターと前記熱交換素子を伸縮性材料により密接させる構成としたことを特徴とする請求項12に記載の熱交換機器。
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