JP4506537B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ステアリングホイールの操舵をケーブルによってギアボックスに伝達するステアリング装置に関する。
従来から、ケーブルによってステアリングホイールの操舵をギアボックスに伝達するステアリング装置が知られている(特許文献1参照)。
かかるステアリング装置は、ステアリングホイールの前方に駆動プーリハウジングを設け、この駆動プーリハウジングの駆動プーリとギアボックスに連結された従動プーリとを中間連動手段を介してケーブルで巻回したものである。
特開平10−67330号公報
ところで、このようなステアリング装置にあっては、衝撃荷重が入力した際に駆動プーリがエンジンと干渉してしまう虞があった。
この発明の目的は、衝撃荷重が入力しても駆動プーリがエンジンと干渉するのを抑制することのできるステアリング装置を提供することにある。
この発明は、ステアリングホイールの操舵に応じて回動する駆動プーリと、車輪を操舵するギアボックスに連結された従動プーリと、前記駆動プーリと従動プーリとに連結されてステアリングホイールの操舵を前記ギアボックスに伝達するケーブルと、を備えたステアリング装置であって、前記駆動プーリをタイヤハウス内に配置したことを特徴とする。
この発明によれば、駆動プーリをタイヤハウス内に配置したものであるから、衝撃荷重が入力しても駆動プーリがエンジンと干渉するのを抑制することができる。また、駆動プーリをタイヤハウス内に配置したことにより、駆動プーリをエンジンルーム内に配置せずに済み、このため左右ハンドル仕様に対してエンジンルームのレイアウトの共通化が容易となる。さらに、多くの部品が存在するエンジンルーム内にケーブルを配索する必要がなく、このため配索したケーブルの曲率半径を大きくとることができる。
また、駆動プーリをタイヤハウス内に配置したことにより、横置きに搭載されたエンジンを持つFF車の右ハンドル仕様の場合でも、エンジン、ストラットハウジング、カウルトップパネルで囲まれる極小スペースにケーブルを配索する必要がなく、このためケーブルの配索の曲率半径を十分に確保することができる。
以下、この発明に係るステアリング装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すステアリング装置1は、ステアリングホイール2と、このステアリングホイール2の操舵に応じて回動する駆動プーリ3と、タイヤ(車輪)4を操舵するステアリングギアボックス5と、このステアリングギアボックス5に連結された従動プーリ6と、駆動プーリ3と従動プーリ6とを連結して駆動プーリ3の回動を従動プーリ6に伝達させる2本のケーブル7,7等と、を備えている。
駆動プーリ3は駆動プーリボックス10に内蔵されており、この駆動プーリボックス10は、図2に示すようにタイヤハウス8の壁8Aに平面状に形成された取付面8bにおいて、タイヤホイールHの半径方向に略垂直に取り付けられていて、衝撃荷重入力時に車輪4がフルバウンドした際やフル転舵した際にタイヤホイールHが駆動プーリボックス10に干渉しにくくなっている。
また、駆動プーリボックス10はタイヤホイールHの上端より上方に配置され、衝撃荷重入力時に車輪4が車両後方等へ移動した際に、タイヤホイールHが駆動プーリボックス10に干渉しないようになっている。
駆動プーリ3は、プーリP1,P2を介してステアリングホイール2のシャフト(図示せず)に連結されており、ステアリングホイール2の回動がプーリP1,P2を介して駆動プーリ3に伝達されるようになっている。
ステアリングギアボックス5には、従動プーリ6を内蔵した従動プーリボックス11が設置されており、従動プーリ6の回動がステアリングギアボックス5に装備された図示しないピニオンおよびラックRに伝達されるようになっている。また、ラックRの両端にはタイロッドTが連結され、このタイロッドTの動きにより車輪4が操舵される。
なお、12はエンジンルームE内に配置したエンジン、13はトランスミッション、14はダッシュパネルである。
ケーブル7,7は、アウタチューブ内にインナケーブルを摺動自在に挿通させたものであるが、便宜上ケーブルとして説明する。
ケーブル7,7は、図2および図3に示すようにタイヤハウス8の内壁面に沿って配索されている。
次に、上記のように構成されるステアリング装置1の動作について説明する。
ステアリングホイール2を操舵すると、ステアリングホイール2のシャフト(図示せず)がその操舵に応じて回動し、この回動がプーリP1,P2を介して駆動プーリ3が回動する。駆動プーリ3の回動がケーブル7,7を介して従動プーリ6に伝達されて従動プーリ6が回動する。この従動プーリ6の回動がステアリングギアボックス5の図示しないピニオンおよびラックRに伝達され、タイロッドTを介して車輪4が転舵される。
上記のように、駆動プーリボックス10(駆動プーリ3)をタイヤハウス8内に配置したものであるから、衝撃荷重が入力しても駆動プーリボックス10(駆動プーリ3)がエンジンEと干渉してしまうことがなく、このため衝撃荷重時のダッシュパネル14の後退量を低減することができる。仮にこのダッシュパネル14の後退量の低減を車体構造の補強で行うと車両重量が増加するが、上記のように構成されるステアリング装置1によれば、かかる重量を回避することができる。
また、駆動プーリボックス10(駆動プーリ3)をタイヤハウス8内に配置したことにより、駆動プーリボックス10(駆動プーリ3)をエンジンルームE内に配置せずに済み、このため左右ハンドル仕様に対してエンジンルームEのレイアウトの共通化が容易となる。さらに、ケーブル7,7は、タイヤハウス8の内壁面に沿って配索されているので、多数の部品のあるエンジンルームEと異なってタイヤハウス8内では十分な曲率半径を確保してケーブル7,7を配索することができる。また、ケーブル7,7をタイヤハウス8内に配索したので、タイヤハウス8内ではエンジンルームEより雰囲気温度が低いことにより、ケーブル7,7を覆ったシール材(図示せず)の耐熱寿命が向上する。さらに、ステアリングホイール2の位置に影響を受けない空間、すなわちタイヤハウス8内にケーブル7,7を配索したものであるから、左右ハンドル仕様に対してケーブル7,7を配索しないエンジンルームEのレイアウトの共通化を図ることができる。
さらに、駆動プーリボックス10をタイヤハウス8内に配置したことにより、その駆動プーリボックス10の駆動プーリ3のメンテナンス時にはタイヤホイールHを外すだけで済み、メンテナンス性に優れたものとなる。
また、駆動プーリボックス10をタイヤハウス8内に配置したことにより、ダッシュパネル14に駆動プーリ3の取り付け用または取付作業用の貫通穴を設けずに済むことになる。このため、車室内の水密性が向上する。また、エンジンルームEに駆動プーリボックス10を配置しないで済むことにより、エンジンルームE内に配置する部品の形状などを駆動プーリボックス10に合わせる必要がなく、このためその部品の形状などを左右ハンドル仕様に合わせなくてもよいことになり、左右ハンドル仕様に対して部品の共用化を図ることができる。このため、部品の種類の削減を図ることができ、部品の共用化によるデッドスペースが不要となり、エンジンルームEのレイアウトの自由度がさらに向上する。
エンジンを横置きに搭載したFF車の右ハンドル仕様に対して、駆動プーリボックス10をタイヤハウス8内に配置したことにより、ダッシュパネル貫通部が不要となり、このダッシュパネル貫通部での衝突性能および室内長を犠牲にすることがない。また、横置きに搭載されたエンジンを持つFF車の右ハンドル仕様の場合でも、エンジン、ストラットハウジング、カウルトップパネルで囲まれる極小スペースにケーブル7,7を配索する必要がなく、このためケーブル7,7の配索の曲率半径を十分に確保することができる。
さらにまた、駆動プーリボックス10は、タイヤハウス8内の壁8Aに平面状に形成された取付面8bにおいて、タイヤホイールHの半径方向と略垂直に取り付けられているので、衝撃荷重入力時に駆動プーリボックス10がフルバウンドしたタイヤホイールに干渉したとしても、駆動プーリボックス10すなわち駆動プーリ3の損傷を抑制することができる。
さらに、駆動プーリボックス10はタイヤホイールHの上端より上方に配置されて、衝撃荷重入力時に車輪4が車両後方等へ移動した際にタイヤホイールHが駆動プーリボックス10に当たらないようになっていることにより、衝撃荷重入力時にタイヤホイールHが駆動プーリボックス10に干渉しにくい。このためその干渉による衝撃を受けてしまうのを抑制することができる。
以上、この発明の最良の実施の形態の実施例を説明したが、この実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない程度の設計変更は、この発明に含まれるものであり、例えば、駆動プーリボックス10を車輪4の真上に取り付けてよい。
この発明の最良の実施の形態である実施例のステアリング装置の構成を示した平面図である。 この発明の最良の実施の形態である図1に示すステアリング装置を示した側面図である。 この発明の最良の実施の形態である図1に示すステアリング装置の一部を示した正面図である。
符号の説明
2 ステアリングホイール
3 駆動プーリ
5 ステアリングギアボックス
6 従動プーリ
7 ケーブル
8 タイヤハウス

Claims (3)

  1. ステアリングホイールの操舵に応じて回動する駆動プーリと、車輪を操舵するギアボックスに連結された従動プーリと、前記駆動プーリと従動プーリとに連結されてステアリングホイールの操舵を前記ギアボックスに伝達するケーブルと、を備えたステアリング装置であって、
    前記駆動プーリをタイヤハウス内に配置したことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記駆動プーリを前記タイヤハウス内のタイヤホイールの上端よりも上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載にステアリング装置。
  3. 前記駆動プーリを前記タイヤハウス内のタイヤホイールの半径方向と略垂直に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステアリング装置。
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