JP4498115B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に係わり、特に第1の筐体と第2の筐体とを接続機構により接続した携帯端末装置に関する。
一般に、携帯電話機に代表される携帯端末装置は、第1の筐体と第2の筐体とをヒンジ機構により接続したいわゆる折り畳み型の装置が主流となっている。そして最近では、多関節形のヒンジ機構を採用することで、第1及び第2の筐体を任意の方向に回動操作できるようにした装置が出現している。この種の装置によれば、第1及び第2の筐体の姿勢を所望の状態に設定することができ、これによりメインディスプレイをカメラのファインダとして使用できるようになるなど、使用形態をさらに多様化することができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2002−141984公報
ところがこの種の従来の装置は、多関節形のヒンジ機構を第1及び第2の筐体の姿勢を任意の状態に設定する目的のみに使用しており、それ以上の用途には何ら使用していないのが現状である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢の変化に応じて異なる機能を選択できるようにし、これにより操作性の向上を図った携帯端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、第1の筐体と第2の筐体とを接続機構により接続することにより、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を第1の方向及び当該第1の方向とは異なる第2の方向にそれぞれ変位可能に構成し、かつ上記第1及び第2の筐体の少なくとも一方にマイクロホン及びスピーカが設けられた携帯端末装置にあって、上記第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を初期状態から変位させるための操作が行われた場合に、当該第2の筐体の姿勢の変位方向が上記第1の方向であるか第2の方向であるかを判定する。そして、上記変位方向が第1の方向と判定された場合には第1のアプリケーションを選択し、この第1のアプリケーションにより上記マイクロホン及びスピーカを動作可能な状態に設定してオーディオ信号の入出力に係わる第1の処理を実行し、一方変位方向が第2の方向と判定された場合には上記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションを選択し、この第2のアプリケーションにより前記マイクロホン及びスピーカを動作不可能な状態に設定してオーディオ信号の入出力を伴わない第2の処理を実行するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を変位させた場合に、その変位方向に応じて異なるアプリケーションが選択されて異なる処理が実行される。すなわち、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を変位させる操作を、異なる複数の処理機能を選択するための機能選択操作として使用することが可能となり、これにより全ての機能選択操作をキー入力操作に頼っていた従来の装置に比べ、キー操作数を減らして操作性を向上させることができる。
しかも、第2の筐体の姿勢を第1の方向に変位させると、マイクロホン及びスピーカを使用する、例えば通話に係わる処理やオーディオ録音/再生のための処理を実行させることができる。これに対し第2の筐体の姿勢を第2の方向に変位させると、マイクロホン及びスピーカを使用しない、例えばメール送受信に係わる処理やウエブサイトに対するアクセス処理を実行させることができる。
さらに、第1及び第2の筐体のいずれか一方に表示器が設けられている場合に、変位方向が第1の方向と判定された場合には第1のメニュー画面を選択して表示器に表示し、一方変位方向が第2の方向と判定された場合には上記第1のメニュー画面とは異なる第2のメニュー画面を選択して上記表示器に表示するとよい
このような構成によれば、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢の変位方向に応じて、異なる複数のメニュー画面を選択的に表示器に表示させることができる。例えば、第2の筐体の姿勢を第1の方向に変位させた場合には通話を行うためのメニュー画面を選択して表示し、一方第2の筐体の姿勢を第2の方向に変位させた場合にはメール送受信を行うためのメニュー画面を選択して表示する。この結果、メニュー表示ボタンの操作及び総合メニューの中から通話用のメニュー又はメール送受信用のメニューを選択するための操作が不要となり、これによりキー操作回数を減らして操作性を高めることができる。また、メニュー表示ボタンを不要にすることも可能である。
要するにこの発明によれば、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を変位させた場合に、その変位方向に応じて異なるアプリケーションを選択して、マイクロホン及びスピーカの動作状態を異なる状態に制御したり、さらには異なるメニュー画面を表示させるといった、筐体の変異方向によって異なる処理を実行するようにしたことによって、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢の変化に応じて異なる機能を選択することが可能となり、これにより操作性の向上を図った携帯端末装置を提供することができる。
図1は、この発明に係わる携帯端末装置の一実施形態である携帯電話機の外観を示す斜視図である。この携帯電話機は、上部筐体1と下部筐体2とを多関節形のヒンジ機構6を介して接続したいわゆる折り畳み型の携帯通信端末であり、図1(a)は各筐体1,2を折り畳んだ状態(クローズスタイル)を、また図1(b)は各筐体1,2を開いた状態(オープンスタイル)をそれぞれ示している。
上記ヒンジ機構6は、下部筐体2に水平方向に回動可能(矢印C−D方向)に取着された回転台61と、この回動台61に対し垂直面内で回動可能(矢印A−B方向)に軸支された支持軸62と、この支持軸62に対しその軸方向に回動可能(矢印E方向)に上記上部筐体1を取着する軸受部(図示せず)とから構成される。このヒンジ機構6により、下部筐体1に対し上部筐体2は矢印A−B方向に開閉可能となる。また、それと共に水平面内で矢印C−D方向に回動可能となり、さらに上部筐体1自身が矢印E方向に首振り回動可能となる。
図2に、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢の変位の過程と変位後の状態(スタイル)を示す。なお、上記ヒンジ機構6の構造は一例であり、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢を上記述べた各方向に変位させるための構造としては、その他にも種々のものが考えられる。
上部筐体1には、その前面にメインディスプレイ3が配設され、背面にサブディスプレイ4が配設される。これらのディスプレイ3,4はいずれも液晶(LCD;Liquid Crystal Display)パネルの裏面側にバックライトを配置したものである。一方、下部筐体2には入力デバイス5が配設される。入力デバイス5には、ダイヤルキーに加え、送信キー、終了キー、電源キー、音量調節キー、モード指定キー等の機能キーが設けられている。
さらに、上部筐体1の正面パネルの上端に近い位置にはスピーカ20が配設され、また下部筐体2正面パネルの下端に近い位置にはマイクロホン21が配設されている。これらのスピーカ20及びマイクロホン21は、通話音声の送受話や音声の録音、オーディオコンテンツの再生等を行う際に使用される。
また、上記上部筐体1及び下部筐体2のヒンジ機構6と近接する位置には、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢の変化を検出するための変位センサ7が配設してある。この変位センサ7は磁気センサからなり、上部筐体1に取着された固定磁石70と、下部筐体2に配設された3個の磁気検出素子71,72,73とから構成される。
このうち先ず磁気検出素子71は、図1(a)に示した初期状態(クローズドスタイル)から上部筐体1が矢印A方向に開く操作が行われたときの固定磁石70の離間を検出して検出信号を出力する。一方磁気検出素子72は、図1(a)に示した初期状態(クローズスタイル)から上部筐体1が水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作されたときの固定磁石70の通過を検出して検出信号を出力する。これに対し磁気検出素子73は、図1(a)に示した初期状態(クローズスタイル)から上部筐体1が水平面内で時計方向(矢印D方向)に回動操作されたときの固定磁石70の通過を検出して検出信号を出力する。
一方、携帯電話機の回路は次のように構成される。図3はその回路構成を示すブロック図である。
すなわち、図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、上記受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、このダウンコンバートされた中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号の周波数は、制御ユニット23から出力される制御信号SYCによって指示される。
上記受信ベースバンド信号はCDMA信号処理部16に入力される。CDMA信号処理部16はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を調停されたのち合成される。かくして、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは圧縮伸長処理部(以後コンパンダと称する)17に入力される。
コンパンダ17は、上記CDMA信号処理部16から出力された受信パケットデータを多重分離部によりメディアごとに分離する。そして、この分離されたメディアごとのデータに対しそれぞれ復号処理を行う。例えば、通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれている通話音声などのオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。またテレビジョン電話モードのように、受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号する。
上記復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCM符号処理部(以後PCMコーデックと称する)18に供給される。PCMコーデック18は、コンパンダ7から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号してアナログオーディオ信号を出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器19にて増幅されたのちスピーカ20より出力される。
なお、オーディオ再生モードが設定されている場合には、制御ユニット23は記憶ユニット24から該当するオーディオコンテンツを読み出し、このオーディオコンテンツを復号処理したのち上記PCMコーデック18及び受話増幅器19を介してスピーカ20から拡声出力する。
上記コンパンダ17により復号されたディジタルビデオ信号は、制御ユニット23に入力される。制御ユニット23は、上記コンパンダ17から出力されたディジタルビデオ信号を、ビデオRAMを介してメインディスプレイ3に表示する。なお、制御ユニット23は、受信されたビデオデータばかりでなく、図示しないカメラにより撮像されたビデオデータについてもビデオRAMを介してメインディスプレイ3に表示する。
また上記コンパンダ17は、受信パケットデータにメールやアプリケーション・プログラム等のテキストデータが含まれている場合には、このテキストデータを制御ユニット23へ出力する。制御ユニット23は、上記メールやアプリケーション・プログラム等のテキストデータを記憶ユニット24に保存する。そして、入力デバイス5においてユーザが行った表示操作に応じて、記憶ユニット24から上記テキストデータを読み出し、このテキストデータをメインディスプレイ3に表示する。なお、サブディスプレイ4には、装置の動作モードを表す情報や、着信の報知情報、バッテリ16の残量又は充電状態を表す情報が表示される。
一方、通話モードにおいて、マイクロホン21に入力された話者の音声信号は、送話増幅器22により適正レベルまで増幅されたのち、PCMコーデック18によりPCM符号化処理が施されてディジタルオーディオ信号となり、コンパンダ17に入力される。また、図示しないカメラから出力されるビデオ信号は、制御ユニット23によりディジタル化されてコンパンダ17に入力される。なお、制御ユニット23において作成されたメール等のテキストデータも、制御ユニット23からコンパンダ17に入力される。
コンパンダ17は、PCMコーデック18から出力されたディジタルオーディオ信号より入力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして、上記ディジタルオーディオ信号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化し、これによりオーディオデータを生成する。また、制御ユニット23から出力されたディジタルビデオ信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、これらのオーディオデータ及びビデオデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従いパケット化し、この送信パケットデータをCDMA信号処理部16へ出力する。なお、制御ユニット23からメール等のテキストデータが出力された場合にも、このテキストデータを上記送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部16は、上記コンパンダ17から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(TX)15へ出力する。送信回路15は、上記スペクトラム拡散された信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式等のディジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換する。そして、制御ユニット23により指示される送信電力レベルとなるように上記無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から基地局へ向けて送信される。
録音モードが設定されている場合には、マイクロホン21及び送話増幅器22が動作状態となる。そして、マイクロホン21に入力された音声信号は、PCMコーデック18及びコンパンダ17内のスピーチコーデックで符号化されたのち制御ユニット23に入力され、この制御ユニット23の制御の下で記憶ユニット24に記憶される。
なお、26は電源回路であり、バッテリ25の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。バッテリ25は図示しない充電回路により充電される。
ところで、制御ユニット23は例えばマイクロコンピュータを主制御ユニットとして備えたもので、この発明に係わる制御機能として、変位方向判定機能23aと、アプリケーション選択機能23bを新たに有している。なお、これらの機能はいずれもプログラムを上記マイクロコンピュータに実行させることにより実現される。
変位方向判定機能23aは、変位センサ7から出力される検出信号をもとに、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢の変化方向を判定する。例えば、磁気検出素子71から検出信号が出力された場合には、上部筐体1が図1(b)の矢印A方向に、つまり図2のS1からS2の状態に開かれたと判定する。また磁気検出素子72から検出信号が出力された場合には、上部筐体1が水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作されたものと判定する。これに対し磁気検出素子73から検出信号が出力された場合には、上部筐体1が水平面内で時計方向(矢印D方向)に、つまり図2に示すS1からS6の状態に回動操作されたものと判定する。
アプリケーション選択機能23bは、上記変位方向判定機能23aにより判定された上部筐体1の姿勢の変化方向に応じ、対応するアプリケーションを選択して実行させる。例えば、上部筐体1が図1(b)の矢印A方向に開かれた場合には、「総合メニュー処理用のアプリケーション」を選択し、「総合メニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。一方、上部筐体1が水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作された場合には、「メール送受信/ウエブアクセス処理用のアプリケーション」を選択し、「メール送受信/ウエブアクセスメニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。上部筐体1が水平面内で時計方向(矢印D方向)に回動操作された場合には、「通話/オーディオ録音・再生処理用のアプリケーション」を選択し、「通話/オーディオ録音・再生メニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。
次に、以上のように構成された装置によるアプリケーション選択実行動作を説明する。図3は制御ユニット23によるその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
初期状態(図1(a)又は図2のS1に示すクローズドスタイル)において、制御ユニット23はステップ4aにより上部筐体1の姿勢の変化を監視している。なお、このとき変位センサ7は、図5に示すように上部筐体1の固定磁石70が下部筐体2の磁気検出素子71と対向している。
この状態で使用者が、例えば図6に示すように上部筐体1を矢印A方向に開く操作を行ったとする。そうすると固定磁石70が磁気検出素子71から離間することにより磁気検出素子71における検出磁束が変化し、これにより磁気検出素子71から検出信号が出力される。制御ユニット23はステップ4bにおいて、上記磁気検出素子71から出力される検出信号をもとに、上部筐体1の姿勢がA方向に変化したものと判定する。そして、この変化方向に応じて、ステップ4cにより「総合メニュー処理用のアプリケーション」を選択し、「総合メニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。この総合メニューには、例えば通話メニュー及びメール送受信メニューに加え、ユーザ設定メニューや電話帳メニュー、オーディオ録音/再生メニュー等の全てのメニューが含まれる。
そして、この状態で使用者が、入力デバイス5においてキー操作を行って所望のメニューを選択指定し、さらに当該選択したメニューの実行に必要なキー入力操作を行うと、制御ユニット23はステップ4dからステップ4fに移行し、ここで上記選択されたメニューに応じた処理を実行する。なお、上記ステップ4fによる処理の実行に先立ち、必要に応じてステップ4eによりスピーカ20及びマイクロホン21を動作状態又は非動作状態に設定する。
一方、上記初期状態において使用者が、例えば図7に示すように上部筐体1を水平面内で時計方向(矢印D方向)に回動操作したとする。そうすると固定磁石70が磁気検出素子73を通過する際に磁気検出素子73から検出信号が出力される。制御ユニット23はステップ4bにおいて、上記磁気検出素子73から出力される検出信号をもとに、上部筐体1の姿勢がD方向に回動変位したものと判定する。そして、この姿勢の変化方向に応じて、ステップ4gにより「通話/オーディオ録音・再生処理用のアプリケーション」を選択し、「通話/オーディオ録音・再生メニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。この通話/オーディオ録音・再生メニューには、通話を行うためのメニュー及びオーディオ録音・再生を行うためのメニューが含まれる。すなわち、スピーカ20及びマイクロホン21を使用する処理メニューが集約されている。
そして、この状態で使用者が、入力デバイス5においてキー操作を行って所望のメニューを選択指定し、さらに当該選択したメニューの実行に必要なキー入力操作を行ったとする。そうすると制御ユニット23は、ステップ4hからステップ4iに移行して、ここで先ずスピーカ20とその受話増幅器19、及びマイクロホン21とその送話増幅器22をそれぞれ動作状態に設定し、以後ステップ4jにより上記選択されたメニューに応じた処理を実行する。かくして、以後使用者は通話、或いはオーディオコンテンツの再生等が可能となる。
また、上記初期状態において使用者が、例えば図8に示すように上部筐体1を水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作したとする。そうすると固定磁石70が磁気検出素子72を通過する際に磁気検出素子72から検出信号が出力される。制御ユニット23はステップ4bにおいて、上記磁気検出素子72から出力される検出信号をもとに、上部筐体1の姿勢がC方向に回動変位したものと判定する。そして、この姿勢の変化方向に応じて、ステップ4kにより「メール送受信/ウエブアクセス処理用のアプリケーション」を選択し、「メール送受信/ウエブアクセスメニュー」をメインディスプレイ3に表示させる。このメール送受信/ウエブアクセスメニューには、メールを送受信するための各メニュー及びウエブアクセスのための各メニューが含まれている。
そして、この状態で使用者が、入力デバイス5においてキー操作を行って所望のメニューを選択指定し、さらに当該選択したメニューの実行に必要なキー入力操作を行ったとする。そうすると制御ユニット23は、ステップ4mからステップ4nに移行し、ここで先ずスピーカ20とその受話増幅器19、及びマイクロホン21とその送話増幅器22をそれぞれ非動作状態に設定する。そして、以後ステップ4oにより上記選択されたメニューに応じた処理を実行する。かくして、以後使用者はメールの送受信や、ウエブサイトの閲覧又はコンテンツのダウンロードなどが可能となる。
以上述べたようにこの実施形態では、制御ユニット23に変位方向判定機能23aを備え、変位センサ7の磁気検出素子71,72,73から選択的に出力される検出信号をもとに、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢の変化方向を判定する。そして、アプリケーション選択機能23bにより、上記変位方向判定機能23aにより判定された上部筐体1の姿勢の変化方向に応じて、対応するアプリケーションを選択して実行するようにしている。
したがって、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢を変位させた場合に、その変位方向に応じて異なる複数のアプリケーションが選択的に実行される。例えば、先に述べたように上部筐体1が矢印A方向に開かれた場合には、「総合メニュー処理用のアプリケーション」を選択する。一方、上部筐体1が水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作された場合には、「メール送受信/ウエブアクセス処理用のアプリケーション」を選択し、また反対に上部筐体1が水平面内で時計方向(矢印D方向)に回動操作された場合には、「通話/オーディオ録音・再生処理用のアプリケーション」を選択する。この結果、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢を変化させる操作を異なる複数のメニューを選択するためのメニュー選択操作として使用することが可能となり、これにより全てのメニュー選択操作を入力デバイス5のキー操作に頼っていた従来の装置に比べ、キー操作数を減らして操作性を向上させることができる。
また、下部筐体2に対する上部筐体1の姿勢の変位方向に応じて、スピーカ20及びマイクロホン21を動作状態に設定するか或いは非動作状態に設定するかを制御するようにしている。このため、スピーカ20及びマイクロホン21による電力消費量を効果的に管理して消費電力の低減を図ることが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では初期状態(筐体を折り畳んだ状態)から上部筐体1の姿勢を変化させた場合に、その変化方向に応じて複数の異なるアプリケーションを選択し、そのメニュー画面を表示する場合について述べた。しかし、それに限るものではなく、上部筐体1の姿勢を矢印A方向、C方向又はD方向に変化させた後に、さらに当該方向とは異なる第3の方向に変化させた場合に、上記表示されたメニュー画面の下層に位置する第3のメニュー画面等を表示するようにしてもよい。このようにすると、筐体の姿勢を変位させる操作により複数階層にわたるメニュー選択操作を行うことができ、これによりメニュー選択のためのキー操作を不要にすることが可能となる。
また、上記第3の方向への変位操作により、その変化方向に応じた他のアプリケーションを選択して起動するようにしてもよく、さらには第4の方向への操作、第5の方向への操作に応じて、順次下層のメニューを選択して表示したり、異なるアプリケーションを選択して実行させるようにしてもよい。要するに、上部筐体1の姿勢が変化するごとに、関連するアプリケーションを順次選択して実行させるようにするとよい。
さらに、前記実施形態では、上部筐体1の姿勢が矢印A方向及び矢印C−D方向に変位された場合に、その変位方向に応じて異なるアプリケーションを選択し実行させる場合を例にとって述べた。しかし、それに限らず上部筐体1をE方向に回動操作した場合に、その回動方向に応じて異なるアプリケーションを選択し実行させるようにしてもよい。
さらに、上部筐体1の姿勢を矢印C方向又はD方向に変位させた場合に、その変位角度を検出し、この検出された上部筐体1の角度に応じてメインディスプレイ3に表示する表示データの向きを可変制御するとよい。このようにすると、メインディスプレイ3において表示データを常に正立する状態で表示することが可能となる。なお、上記変位角度は、回転台61の回動角を光センサなどにより検出することにより検出可能である。
その他、ヒンジ機構の構造や筐体の姿勢の変化方向を検出するための手段、アプリケーションの選択実行制御の手順とその内容、携帯端末装置の種類とその構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わる携帯端末装置の一実施形態である携帯電話機の外観を示す斜視図。 下部筐体に対する上部筐体の姿勢の変位の過程と変位後の状態を示す図。 図1に示した携帯電話機の回路構成を示すブロック図。 図3に示した携帯電話機におけるメニュー選択実行制御の手順と内容を示すフローチャート。 下部筐体に対する上部筐体の初期状態を示す図。 上部筐体をA方向に開くときの姿勢の変化を示す図。 上部筐体を水平面内で時計方向(矢印D方向)に回動操作したときの姿勢の変化を示す図。 上部筐体を水平面内で反時計方向(矢印C方向)に回動操作したときの姿勢の変化を示す図。
符号の説明
1…上部筐体、2…下部筐体、3…メインディスプレイ、4…サブディスプレイ、5…入力デバイス、6…ヒンジ機構、7…変位センサ、11…アンテナ、12…アンテナ共用器(DUP)、13…受信回路(RX)、14…周波数シンセサイザ(SYN)、15…送信回路(TX)、16…CDMA信号処理部、17…圧縮伸長処理部(コンパンダ)、18…PCM符号処理部(PCMコーデック)、19…受話増幅器、20…スピーカ、21…マイクロホン、22…送話増幅器、23…制御ユニット、23a…変位方向判定機能、23b…アプリケーション選択機能、24…記憶ユニット、25…バッテリ、26…電源回路、61…回転台、62…支持軸、70…固定磁石、71,72,73…磁気検出素子。

Claims (2)

  1. 第1の筐体と第2の筐体とを接続機構により接続することにより、第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を第1の方向及び当該第1の方向とは異なる第2の方向にそれぞれ変位可能に構成し、かつ前記第1及び第2の筐体の少なくとも一方にマイクロホン及びスピーカが設けられた携帯端末装置において、
    前記第1の筐体に対する第2の筐体の姿勢を変位させるための操作が行われた場合に、当該第2の筐体の姿勢の変位方向が前記第1の方向であるか第2の方向であるかを判定する手段と、
    前記変位方向が第1の方向と判定された場合に、第1のアプリケーションを選択し、この第1のアプリケーションにより前記マイクロホン及びスピーカを動作可能な状態に設定してオーディオ信号の入出力に係わる第1の処理を実行する手段と、
    前記変位方向が第2の方向と判定された場合に、前記第1のアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションを選択し、この第2のアプリケーションにより前記マイクロホン及びスピーカを動作不可能な状態に設定してオーディオ信号の入出力を伴わない第2の処理を実行する手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第1及び第2の筐体のいずれか一方に表示器が設けられている場合に、
    前記第1の処理を実行する手段は、第1のメニュー画面を選択して前記表示器に表示する処理を、さらに実行し、
    前記第2の処理を実行する手段は、前記第1のメニュー画面とは異なる第2のメニュー画面を選択して前記表示器に表示する処理を、さらに実行することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
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