JP4496673B2 - Ofdm方式の送受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データを周波数分割して並列伝送するOFDM伝送方式を用いたOFDM送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線を利用した大容量通信に用いる変調方式として、OFDM(Orthogonal Frequency division Multiplexing)が注目されている。このOFDM方式とは、データを周波数分割して並列伝送することで、1つのデータを長い時間かけて送ることができるため、電送帯域内の特定周波数の信号が落ち込む、いわゆる周波数選択性フェージングの影響を軽減することができる。
【0003】
また、周波数軸上にてキャリア間隔を密に配置することで周波数利用効率を高めている。さらにカードインターバルと呼ばれるシンボルのコピー信号をそのシンボルに対して付加することで、遅延波が到来した場合でも他のシンボルからの干渉を防ぐことができる。
【0004】
通常、OFDM方式では、周波数選択性フェージングにより受信レベルが落ち込んだサブキャリアの信号を、残りのサブキャリア情報から誤り訂正を用いて復元する。従って、遅延分散の大きな環境においては、より訂正能力の高い訂正が必要となる。この訂正能力の高い訂正を行うためには、訂正を行うための符号を多く必要とするので、実質的な信号の伝送速度が低下してしまう。
【0005】
これに対し、複数のアンテナ素子で受信した信号を合成(若しくは、選択)するダイバーシチ受信をOFDM方式に適用した受信機が提案されており、サブキャリアごとに信号と雑音との比を最大にする、いわゆる最大比合成が最も性能がよいことが知られている。
【0006】
この技術を用いることで、あるアンテナ素子で受信信号のレベルが低下していても、その受信信号のサブキャリア情報を、他のアンテナ素子で受信した同一サブキャリア情報で復元することが可能になり、遅延分散の大きな環境においても、誤り訂正能力を上げることなく品質の良い通信が可能になる。
【0007】
以下、OFDM方式の受信機に最大比合成を適用した具体例につき図7を用いて説明する。
【0008】
OFDM方式の受信機は、アンテナ素子10〜13、シリアル−パラレル変換部(S/P)20〜23、高速フーリエ変換部(FFT)30〜33、伝搬路推定部40〜43、ウエイト算出部(最大比合成ウエイト算出)50、最大比合成部60、復調部70、及び、パラレル−シリアル変換部(P/S)80から構成される。
【0009】
ここで、OFDM信号のフォーマットの一例につき図8を用いて説明する。OFDM信号は、図7に示すように、時間軸上において、タイミング検出用既知信号T、及び、伝送路推定用既知信号CSが、各有効シンボルD1〜DN(Nは整数)に先だって配置されている。
【0010】
タイミング検出用既知信号Tは、時間軸上にて所定信号を繰り返すように構成されて、伝送路推定用既知信号CSは、周波数軸上に既知のサブキャリア信号(以下、既知サブキャリア信号という)がそれぞれ配列されて成る。
【0011】
有効シンボルD1〜DNは、データシンボル{Data(1)〜Data(nsym)}とこのデータシンボル毎にそのデータシンボルに先だつガードインターバルGIとからなる。ガードインターバルGIは、データシンボル毎にそのデータシンボルのうち、後側の所定期間部分を複写されたものである。このデータシンボルは、周波数軸上にサブキャリア信号(以下、データサブキャリア信号という)がそれぞれ配列されて成る。この有効シンボルのサブキャリア信号は、データが、BSK、QPSK、16QAM等のデジタル変調されたものである。
【0012】
図6において、アンテナ素子10〜13で受信されたOFDM信号は、それぞれ、RF/IF回路(図示しない)を経て増幅、周波数変換されて、ベクトル復調部(図示しない)に入力された後、アナログI(実部)、Q(虚部)信号に復調される。このアナログI、Q信号を基に、同期、AFC(AUTO Frequency Cotrol)、ガードインターバル除去等のOFDM復調に必要な処理が行われる。
【0013】
このように、ガードインターバル除去等の処理が成されたそれぞれの信号は、シリアル−パラレル変換部20〜23でシリアル−パラレル変換されて、そのパラレル変換された信号(以下、パラレル信号という)は、アンテナ素子毎に、高速フーリエ変換部30〜33に入力される。高速フーリエ変換部30〜33は、アンテナ素子毎に、パラレル信号を高速フーリエ処理することで、OFDM信号をOFDM復調する。
【0014】
ここで、OFDM信号は、上述の如く、時間軸上にて、伝送路推定用既知信号CS、及び、各有効シンボルD1〜DNを有するため、高速フーリエ変換部30〜33は、伝送路推定用既知信号CSの各既知サブキャリア信号を求めるとともに、有効シンボル毎に各データサブキャリア信号を求める。
【0015】
ここで、高速フーリエ変換部30〜33で求められた各データサブキャリア信号を、図9(a)に示す。
【0016】
この図9(a)において、横軸は周波数を示し、符号DS1〜DS6は、高速フーリエ変換部で求められた各データサブキャリア信号を示す。OFDM信号のデータサブキャリア信号は、それぞれ、同一タイミングで受信されたものであっても、位相と振幅とが異なる。これは、OFDM信号は、その伝送路で歪みを受けているからである。
【0017】
そこで、伝搬路推定部40〜43は、データサブキャリア信号を、例えば、伝送路推定用既知信号CSを用いて補正する。伝搬路推定部40〜43は、アンテナ素子毎に設けられており、伝搬路推定部40〜43には、予め、伝送路推定用既知信号CSの既知サブキャリア信号のレプリカ(図8(b)中、R1〜R6)がそれぞれ保持されている。
【0018】
伝搬路推定部40〜43は、高速フーリエ変換部30〜33で求められた各データサブキャリア信号を、既知サブキャリア信号のレプリカでそれぞれ複素除算することにより、伝送路の周波数特性を示す伝送路推定値を既知サブキャリア信号毎に求める。
【0019】
換言すれば、伝搬路推定部40〜43は、受信された伝送路推定用既知信号CSを伝送路推定用既知信号CSのレプリカで既知サブキャリア毎に複素除算することで、既知サブキャリア毎の伝送路推定値を求める。
【0020】
ウエイト算出部50は、既知サブキャリア毎の伝送路推定値に基づいて最大比合成ウエイトWを求める。ここで、i番目のアンテナ素子、第l番目の有効シンボル、第k番目のデータサブキャリア信号に作動させる伝搬路推定値をh(l、k)とすると、最大比合成ウエイトWは、数式1に示すように、(アンテナ素子の数)×(データサブキャリア信号の数)のマトリックスで与えられる。
【0021】
【数1】
【0022】
ここで、数式1に示すように、最大比合成ウエイトWの各要素は、データサブキャリア信号毎に設けられており、各要素は、それぞれ、伝搬路推定値を伝搬路推定値の大きさ(二乗値)電力レベルで除算される{hi(l、k)/|hi(l、k)|2}。また、最大比合成部60は、最大比合成ウエイトWを用いてデータサブキャリア信号を最大比合成する。
【0023】
ここで、i番目のアンテナ素子、第l番目の有効シンボル、第k番目のデータサブキャリア信号を、x(l、k)とすると、データサブキャリア信号の最大比合成は、数式1の処理で行われる。Mは、アンテナ素子番号、*は、複素共役を示す。
【0024】
【数2】
【0025】
最大比合成において、アンテナ素子毎の同一データサブキャリア信号が、その歪みを、伝搬路推定値で補正されて、この補正されたアンテナ素子毎の同一データサブキャリア信号が合成される。このため、最大比合成部60は、数式2に示すように、データサブキャリア信号毎に合成信号z(l、k)を出力する。
【0026】
復調部70は、合成信号z(l、k)を、BSK、QPSK、16QAM等のデジタル復調し、この復調された合成信号z(l、k)をパラレル−シリアル変換部80でパラレル−シリアル変換されて復調データが求められる。
【0027】
ここで、最大比合成とは、上述の如く、受信信号の信号レベルを上げ、受信信号の雑音レベルを下げるものである。このことを、アンテナ素子10〜13の動作で見た場合、信号レベルを上げることは、信号エネルギーの強い方向に受信のメインビームを向ける。雑音レベルを下げることは、受信のサイドローブレベルを下げることになる。この結果、受信のメインビームを、目的方向に向けることができる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したOFDM方式の受信機では、最大比合成ウエイトWを用いて、受信のメインビームを目的方向に受信のメインビームを向けている。すなわち、最大比合成ウエイトWを用いて、アンテナ素子10〜13の受信ビームがフォーミングされる。
【0029】
本発明者等の検討によれば、最大比合成ウエイトWは、既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値を有する情報であるため、最大比合成ウエイトWを用いて、受信のメインビームと同一の目的方向に送信のメインビームを向けることができると考えられる。これにより、最大比合成ウエイトWを用いれば、簡素な処理で、送信ビームをフォーミングできると考えた。
【0030】
本発明は、上記点に鑑み、最大比合成ウエイトを用いて送信ビームをフォーミングできるOFDM方式の送受信機を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1、4に記載の発明では、周波数軸上に各受信既知サブキャリア信号を配置されてなる受信既知信号を、それぞれ、受信するとともに、周波数軸上に各受信データサブキャリア信号を配置されてなる受信データ信号を、それぞれ、受信する各アンテナ素子(10…13)と、受信されたそれぞれの受信既知信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して各受信既知サブキャリア信号を抽出するとともに、受信されたそれぞれの各受信データ信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して受信データサブキャリア信号を抽出するフーリエ変換手段(30〜33)と、アンテナ素子毎に抽出された各受信既知サブキャリア信号に応じて、各受信データサブキャリア信号の伝搬路推定値を、受信既知サブキャリア信号毎に推定する推定手段(40〜43)と、受信既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値に応じて、アンテナ素子毎の受信データサブキャリア信号を最大比合成するための最大比合成ウエイトを求めるウエイト算出手段(50)と、周波数軸上に各送信サブキャリア信号を配置して送信データ信号を生成する生成手段(120)と、アンテナ素子毎に設けられて、送信データに送信ウエイトを乗算して各アンテナ素子に出力する乗算手段(160〜163)と、最大比合成ウエイトに応じて、送信ウエイトを設定する設定手段(140)とを有することを特徴とする。
【0032】
これにより、最大比合成ウエイトに応じて送信ウエイトを求め、この送信ウエイトを設定するため、簡素な処理で、送信ビームフォーミングできる。
【0033】
具体的には、請求項1に記載の発明のように、ウエイト算出手段は、アンテナ素子と受信データサブキャリア信号とに対応する各ウエイトを、最大比合成ウエイトとして求め、設定手段は、伝搬路推定値の大きさを受信既知サブキャリア信号毎に加算して各加算値を求める加算手段と、各加算値のうち最大値を求めるとともに、最大比合成ウエイトのうち最大値に対応するウエイトを選択する選択手段と、選択されたウエイトを送信ウエイトとして乗算手段に出力する出力手段とを有するように構成できる。
【0034】
ここで、請求項2に記載の発明のように、出力手段は、選択されたウエイトの位相情報を送信ウエイトとして出力してもよい。さらに、請求項3に記載の発明のように、出力手段は、選択されたウエイトの位相情報及び振幅情報を送信ウエイトとして出力してもよい。
【0035】
請求項4に記載の発明では、設定手段は、最大比合成ウエイトのうち2つ以上のウエイトを平均して平均ウエイトを求める平均手段と、平均ウエイトを送信ウエイトとして乗算手段に出力する出力手段とを有することを特徴とする。これにより、精度の良い送信ウエイトが求まる。請求項5に記載の発明では、出力手段は、平均ウエイトの位相情報を送信ウエイトとして出力することを特徴とする。
【0036】
請求項6に記載の発明では、出力手段は、平均ウエイトの位相情報及び振幅情報を送信ウエイトとして出力することを特徴とする。
【0039】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0040】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に本発明に係るOFDM方式の送受信機の第1実施形態を示す。図1は、OFDM方式の送受信機の電気回路構成を示すブロック図である。
【0041】
OFDM方式の送受信機は、図1に示すように、アンテナ素子10〜13、受信機1、送信機2、及びスイッチ90〜93から構成されている。受信機1は、シリアル−パラレル変換部(S/P)20〜23、高速フーリエ変換部(FFT)30〜33、伝搬路推定部40〜43、ウエイト算出部(最大比合成ウエイト算出)50、最大比合成部60、復調部70、及び、パラレル−シリアル変換部(P/S)80から構成される。
【0042】
送信機2は、シリアル−パラレル変換部(S/P)100、変調部110、逆フーリエ変換部(iFFT)120、パラレル−シリアル変換部(P/S)130、ウエイト選択部140、規格化部150、及び、乗算部160〜163から構成されている。但し、図1において、図7中の同一符号は、同一物、或いは、実質的同一物である。
【0043】
送信機2において、シリアル−パラレル変換部100は、変調データをシリアル−パラレル変換しパラレル信号を出力し、変調部110は、パラレル信号を例えば、16QAM(或いは、BSK、QPSK)等のデジタル変調して変調データを出力する。逆フーリエ変換部120は、変調部110の変調データを逆フーリエ変換して送信データ信号を出力し、この送信データ信号は、周波数軸上に各送信サブキャリア信号が配置されて構成される。
【0044】
パラレル−シリアル変換部130は、送信データ信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号を出力し、ウエイト選択部140は、後述する如く、最大比合成ウエイトWにおいて送信ウエイトを選択する。規格化部150は、ウエイト選択部140で選択された送信ウエイトの振幅を、送信機のダイナミックレンジに合わせて規格化して規格化送信ウエイトを出力する。
【0045】
乗算部160〜163は、アンテナ素子毎に設けられており、乗算部160〜163は、規格化送信ウエイトにシリアル信号を乗算し乗算信号をアンテナ素子10〜13に、それぞれ、出力する。また、スイッチ90〜93は、アンテナ素子毎に設けられており、スイッチ90〜93は、受信機1及び送信機2の一方とアンテナ素子10〜13とを接続するとともに、受信機1及び送信機2の他方とアンテナ素子10〜13とを開放する。
【0046】
以下、本第1実施形態の作動につき述べる。先ず、スイッチ90〜93は、受信機1のシリアル−パラレル変換部20〜23とアンテナ素子10〜13とを接続するとともに、送信機2の乗算部160〜163とアンテナ素子10〜13とを開放する。
【0047】
すると、アンテナ素子10〜13は、OFDM信号を受信しこのOFDM信号は、スイッチ90〜93を通して受信機1に入力されて、上述と同様に、ウエイト算出部50にて最大比合成ウエイトWが求められて、この最大比合成ウエイトWがウエイト選択部140に入力される。
【0048】
次に、スイッチ90〜93は、受信機1のシリアル−パラレル変換部20〜23とアンテナ素子10〜13とを開放するとともに、送信機2の乗算部160〜163とアンテナ素子10〜13とを接続する。
【0049】
ここで、シリアル−パラレル変換部90は、変調データをシリアル−パラレル変換しパラレル信号を出力すると、変調部100は、パラレル信号をデジタル変調して変調データを出力する。さらに、逆フーリエ変換部120は、変調部100の変調データを逆フーリエ変換して送信データ信号を出力すると、パラレル−シリアル変換部130は、送信データ信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号を出力する。
【0050】
次に、ウエイト選択部140は、以下に示す如く、最大比合成ウエイトWにおいて送信ウエイトを求める。先ず、図2では、上記数式1示す最大比合成ウエイトWは、上述の如く、(アンテナ素子の数)×(サブキャリア信号の数)のマトリックスで与えられる。
【0051】
最大比合成ウエイトWの各要素の分母は、伝搬路推定値の大きさ{|h(l、k)|2}を示し、最大比合成ウエイトWの各要素の分母を列ごとに足し合わせると、数式3に示すベクトルPが求まる。ベクトルPは、数式4に示す列毎の加算値p(l、k)を要素として構成されている。
【0052】
最大比合成ウエイトWの要素の列は、同一受信既知サブキャリア信号に対応するため、加算値Pとして、伝搬路推定値の大きさを受信既知サブキャリア信号毎に加算した値が求まる。
【0053】
【数3】
P=[p(l、1) p(l、2) p(l、3) …p(l、k)]
【0054】
【数4】
【0055】
ここで、最大比合成ウエイトWの各要素の分母は、数式2にから分かるように、合成信号z(l、k)のスケーリング(振幅)をデータサブキャリア信号ごとに揃える役割を果たす。
【0056】
次に、数式3の加算値Pのうち最大値pmaxを求め、この最大値pmaxは、各受信既知サブキャリア信号のうち、最大の信号レベルのサブキャリア信号を示す。このため、最大比合成ウエイトWのうち、最大値pmaxに対応する要素が、加算値Pのうち最も信頼性の高いウエイトになる。ベクトルPのうち最大値pmaxの列番号を求め、最大比合成ウエイトWのうち、最大値pmaxの列番号の各要素を、送信ウエイトWtxとして選択する(選択手段)。
【0057】
ここで、最大値pmaxの列番号として列番号nを選択するとき、最大比合成ウエイトWは、極座標で表現すると、数式5で表すことができるため、数式6で表すウエイトWtが求められる。
【0058】
【数5】
【0059】
【数6】
【0060】
次に、数式6に表すウエイトWtの各要素のうち、振幅を除く位相だけを数式7に示す送信ウエイトWtxとして、規格化部150を通して乗算器160〜163に出力して設定する(出力手段)。
【0061】
【数7】
【0062】
以上により、ウエイト選択部140は、最大比合成ウエイトWに応じて送信ウエイトWtxを求め、この送信ウエイトWtxを乗算器160〜163に設定するため、簡素な処理で、送信ビームをフォーミングできる。
【0063】
なお、上記第1実施形態では、数式6で表すウエイトWtの各要素のうち、位相だけを送信ウエイトWtxとして求める例につき説明したが、これに限らず、送信ウエイトWtxに代えて、数式6で表すウエイトWtを乗算器160〜163に出力してもよい。これにより、ウエイトWtの位相だけでなく、振幅をも、乗算器160〜163に出力することになる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、最大比合成ウエイトWのうち、最大値pmaxの列番号の各要素を、送信ウエイトWtxとして選択する例につき説明したが、これに限らず、最大比合成ウエイトWのうち2つ以上の要素を加算平均してその結果を送信ウエイトWtzとして出力するようにしてもよい。
【0064】
具体的には、ウエイト選択部140は、次のように、送信ウエイトWtzを求める。先ず、図4において、ベクトルPの各要素p(l、k)をその大きいものから順に並び替えて、大きいものからn個の要素を選ぶ。これにより、信頼性の高いものからn個の要素を選ぶことができる。
【0065】
ここで、最大比合成ウエイトWのうち、n個の要素の列番号に対応するマトリックス(以下、n列マトリックスWRという)を選ぶ。このn列マトリックスWRは、数式8に示すように、n×(サブキャリア信号の数)のマトリックスで与えられる。
【0066】
ここで、数式8に示すn列マトリックスWRでは、n個のサブキャリア信号の番号kとして、1、16、32、37が選択されている(k=1、16、32、37)。
【0067】
【数8】
【0068】
次に、n列マトリックスWRにおいて、各要素を行毎(サブキャリア毎)に加算することにより、数式9に示すウエイトWttを求める。このウエイトWttは、アンテナ毎の要素から構成されている。さらに、ウエイトWttの各要素のうち、振幅を除く位相だけを、数式10に示す送信ウエイトWtaとして、規格化部150を通して乗算器160〜163に出力して設定する。
【0069】
【数9】
【0070】
【数10】
【0071】
なお、本発明の実施にあたり、送信ウエイトWtaを規格化部150を通して乗算器160〜163に出力するのに限らず、送信ウエイトWtaに代えて、ウエイトWttを乗算器160〜163に出力するようにしてもよい。これにより、ウエイトWttの各要素の位相及び振幅を乗算器160〜163に出力することになる。
【0072】
(第3実施形態)
上記第1、第2実施形態では、送信ウエイトとして、アンテナ素子毎に設定した例につき説明したが、本第3実施形態では、アンテナ素子毎で、かつ、サブキャリア毎に送信ウエイトを設定する例につき説明する。この場合の構成を、図5に示す。
【0073】
図5に示すように、本第3実施形態では、上記第1実施形態にて述べた送信機2に代えて、送信機2Aが採用されている。この送信機2Aは、シリアル−パラレル変換部(S/P)100、変調部110A、逆フーリエ変換部(iFFT)170〜173、パラレル−シリアル変換部(P/S)180〜183、ウエイト選択部140A、規格化部150A、及び、乗算部160A〜163Aから構成されている。
【0074】
その他の構成は図1と同一で、図5において、図1中の同一符号は、同一物、或いは、実質的同一物である。
【0075】
送信機2Aにおいて、シリアル−パラレル変換部100は、変調データをシリアル−パラレル変換しパラレル信号を出力し、変調部110は、パラレル信号をデジタル変調して変調データを出力する。乗算部160A〜163Aは、後述する送信ウエイトを変調データに乗算して乗算信号を出力する。
【0076】
逆フーリエ変換部120は、乗算部160A〜163Aの乗算信号を逆フーリエ変換して送信データ信号を出力する。送信データ信号は、周波数軸上に送信サブキャリア信号が配置されて構成されており、本第3実施形態の送信サブキャリア信号としては、乗算信号が採用される。
【0077】
パラレル−シリアル変換部130は、送信データ信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号をスイッチ90〜93を通してアンテナ10〜13に出力する。ウエイト選択部140Aは、最大比合成ウエイトWにおいて送信ウエイトを選択する。規格化部150Aは、ウエイト選択部140Aで選択された送信ウエイトの振幅を、送信機のダイナミックレンジに合わせて規格化して出力する。
【0078】
以上のように構成された第3実施形態の送信機2Aにおいて、ウエイト選択部140Aは、数式10に示すように、最大比合成ウエイトWのうち位相だけを、数式11に示す送信ウエイトWtzとして、乗算部160〜163に出力する。これにより、送信ウエイトWtzが送信サブキャリア信号毎に設定される。
【0079】
【数11】
【0080】
従って、パラレル−シリアル変換部130は、送信データ信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号をスイッチ90〜93を通してアンテナ10〜13に出力する。これにより、アンテナ10〜13からの送信ビームをフォーミングできる。
【0081】
なお、上記第3実施形態では、最大比合成ウエイトWのうち位相だけを、送信ウエイトWtzとして、乗算部160〜163に出力する例につき説明したが、これに限らず、次のように、送信ウエイトWtzに代えて、送信ウエイトWtyを求めるようにしてもよい。
【0082】
すなわち、数式3に示すベクトルPの各要素の各々の逆数を求め、これら逆数にスケーリングファクタαを掛けると、数式12に示すベクトルBを求める。
【0083】
【数12】
【0084】
【数13】
【0085】
さらに、数式13に示すように、数式12に示すベクトルBと数式11に示す送信ウエイトWtzとの行列積を求め、この行列積を、送信ウエイトWtyとして、乗算部160〜163に出力する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るOFDM送受信機の第1実施形態の電気回路構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施形態の作動を説明する為の図である。
【図3】上記第1実施形態の作動を説明する為の図である。
【図4】本発明に係る第2実施形態の作動を説明する為の図である。
【図5】本発明に係るOFDM送受信機の第3実施形態の電気回路構成を示すブロック図である。
【図6】上記第3実施形態の作動を説明する為の図である。
【図7】従来のOFDM送受信機の電気回路構成を示すブロック図である。
【図8】OFDM信号のフォーマットの一例を示す図である。
【図9】図7に示す作動を説明する為の図である。
【符号の説明】
90…シリアル−パラレル変換部、100…変調部、
120…逆フーリエ変換部、130…パラレル−シリアル変換部、
140…ウエイト選択部、160〜163…乗算器。
Claims (6)
- 周波数軸上に各受信既知サブキャリア信号を配置されてなる受信既知信号を、それぞれ、受信するとともに、前記周波数軸上に各受信データサブキャリア信号を配置されてなる受信データ信号を、それぞれ、受信する各アンテナ素子(10…13)と、
前記受信されたそれぞれの受信既知信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して前記各受信既知サブキャリア信号を抽出するとともに、前記受信されたそれぞれの前記各受信データ信号を前記アンテナ素子毎に前記フーリエ変換して前記受信データサブキャリア信号を抽出するフーリエ変換手段(30〜33)と、
前記アンテナ素子毎に抽出された各受信既知サブキャリア信号に応じて、前記各受信データサブキャリア信号の伝搬路推定値を、受信既知サブキャリア信号毎に推定する推定手段(40〜43)と、
前記受信既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値に応じて、前記アンテナ素子毎の前記受信データサブキャリア信号を最大比合成するための最大比合成ウエイトを求めるウエイト算出手段(50)と、
前記周波数軸上に各送信サブキャリア信号を配置して送信データ信号を生成する生成手段(120)と、
前記アンテナ素子毎に設けられて、前記送信データに送信ウエイトを乗算して前記各アンテナ素子に出力する乗算手段(160〜163)と、
前記最大比合成ウエイトに応じて、前記送信ウエイトを設定する設定手段(140)と、を有し、
前記ウエイト算出手段は、前記アンテナ素子と前記受信データサブキャリア信号とに対応する各ウエイトを、前記最大比合成ウエイトとして求め、
前記設定手段は、
前記伝搬路推定値の大きさを前記受信既知サブキャリア信号毎に加算して各加算値を求める加算手段と、
前記各加算値のうち最大値を求めるとともに、前記最大比合成ウエイトのうち前記最大値に対応するウエイトを選択する選択手段と、
前記選択されたウエイトを前記送信ウエイトとして前記乗算手段に出力する出力手段と
を有することを特徴とするOFDM方式の送受信機。 - 前記出力手段は、前記選択されたウエイトの位相情報を前記送信ウエイトとして出力することを特徴とする請求項1に記載のOFDM方式の送受信機。
- 前記出力手段は、前記選択されたウエイトの位相情報及び振幅情報を前記送信ウエイトとして出力することを特徴とする請求項1に記載のOFDM方式の送受信機。
- 周波数軸上に各受信既知サブキャリア信号を配置されてなる受信既知信号を、それぞれ、受信するとともに、前記周波数軸上に各受信データサブキャリア信号を配置されてなる受信データ信号を、それぞれ、受信する各アンテナ素子(10…13)と、
前記受信されたそれぞれの受信既知信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して前記各受信既知サブキャリア信号を抽出するとともに、前記受信されたそれぞれの前記各受信データ信号を前記アンテナ素子毎に前記フーリエ変換して前記受信データサブキャリア信号を抽出するフーリエ変換手段(30〜33)と、
前記アンテナ素子毎に抽出された各受信既知サブキャリア信号に応じて、前記各受信データサブキャリア信号の伝搬路推定値を、受信既知サブキャリア信号毎に推定する推定手段(40〜43)と、
前記受信既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値に応じて、前記アンテナ素子毎の前記受信データサブキャリア信号を最大比合成するための最大比合成ウエイトを求めるウエイト算出手段(50)と、
前記周波数軸上に各送信サブキャリア信号を配置して送信データ信号を生成する生成手段(120)と、
前記アンテナ素子毎に設けられて、前記送信データに送信ウエイトを乗算して前記各アンテナ素子に出力する乗算手段(160〜163)と、
前記最大比合成ウエイトに応じて、前記送信ウエイトを設定する設定手段(140)と、を有し、
前記設定手段は、
前記最大比合成ウエイトのうち2つ以上のウエイトを平均して平均ウエイトを求める平均手段と、
前記平均ウエイトを前記送信ウエイトとして前記乗算手段に出力する出力手段と
を有することを特徴とするOFDM方式の送受信機。 - 前記出力手段は、前記平均ウエイトの位相情報を前記送信ウエイトとして出力することを特徴とする請求項4に記載のOFDM方式の送受信機。
- 前記出力手段は、前記平均ウエイトの位相情報及び振幅情報を前記送信ウエイトとして出力することを特徴とする請求項4に記載のOFDM方式の送受信機。
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